JP2008170027A - 貯湯タンク - Google Patents

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Hirokazu Izaki
博和 井崎
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Abstract

【課題】水道水中の一部の物質がスケール成分として析出しても、水加熱用の熱交換器の伝熱面に付着しないようにし、伝熱性能を阻害しないようにする貯湯タンクを提供すること。
【解決手段】その一部がタンク本体10A内の湯(又は水)内に浸漬している出水部6とタンク本体10Aとに水が電気分解しない程度の直流電圧(約0.5〜1.0ボルト程度の電圧)を印加しているので、カルシウムイオン等のプラスイオンはタンク本体10Aに付着せずに引き寄せられ、マイナスイオンは出水管6の突出部6Aの周囲に引き寄せられる。従って、貯湯運転の際に、循環ポンプ18が起動されて貯湯タンク10の底部の湯又は水が出水管6を介して冷媒対水熱交換器2に給水されて、冷媒と熱交換されて温度が上昇して、湯となって貯湯タンク10に戻るときに、冷媒対水熱交換器2へとスケール成分が流出することを極力抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱源により加熱される湯を貯留する貯湯タンクに関する。詳述すると、例えば、ヒートポンプユニット等により加熱される湯を貯留する貯湯タンクに関する。
従来、この種の貯湯タンクは、例えば、特許文献1等で知られている。そして、ヒートポンプ式給湯装置では、低温水を貯湯タンクから取り出して、熱交換器にて高温水にして貯湯タンク上部に戻して貯留するように構成している。
特開平7−243705号公報
一般に、水道水を90℃程度の高温にすると、水道水中の一部の物質が析出し、スケールとなり、水加熱用の熱交換器の伝熱面に付着する事態が発生する。
このスケールは、前記熱交換器の伝熱性能を阻害するだけではなく、この熱交換器の水流路を形成する管に詰まりを生じさせることも起こる。このため、洗浄してスケールを除去したり、ときに部品交換をする必要も起こる。
そこで本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、水道水中の一部の物質がスケール成分として析出しても、水加熱用の熱交換器の伝熱面に付着しないようにし、伝熱性能を阻害しないようにする貯湯タンクを提供することを目的とする。
このため第1の発明は、水道水を加熱源により加熱した湯を貯留する貯湯タンクにおいて、タンク本体内の水又は湯を取り出す出水部をアース接続されたタンク本体と電気的に絶縁すると共に、前記出水部と前記タンク本体とに水が電気分解しない程度の直流電圧を印加することを特徴とする。
第2の発明は、第1の貯湯タンクに係る発明において、前記出水部が前記タンク本体内の水又は湯に浸漬するように、前記出水部を前記タンク本体内に突出させることを特徴とする。
本発明によれば、水道水中の一部の物質がスケール成分として析出しても、水加熱用の熱交換器の伝熱面に付着しないようにし、伝熱性能を阻害しないようにする貯湯タンクを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明が適用される貯湯タンクを備えたヒートポンプ式給湯装置の回路説明図で、このヒートポンプ式給湯装置は圧縮機1にて圧縮された冷媒と水とを加熱用熱交換器2により熱交換させる冷媒回路と、循環ポンプ18により水を貯湯タンク10と前記加熱用熱交換器2との間を循環させると共に前記貯湯タンク10から出湯可能とする給湯回路とを主要構成としている。
前記冷媒回路は、冷媒を吸入圧縮し高温高圧にする圧縮機1、冷媒と水とを熱交換させる加熱用の冷媒対水熱交換器2、電動式の膨張弁3、外気と冷媒との熱交換を行う室外側熱交換器としての蒸発器4、アキュムレータ5等を有している。
前記給湯回路は、お湯を貯湯する貯湯タンク10、この貯湯タンク10に水道水を供給する逆止弁付き水道減圧弁11、貯湯タンク10からお湯を取出す出湯管12、水道減圧弁11の出口側から出湯管12に接続された混合弁13に至るバイパス管14、出湯管12から分岐して浴槽30ヘ至るお湯張り管15、お湯張り管15に接続された電磁弁16、前記混合弁13より上流側の出湯管12に接続される圧力逃がし弁17、貯湯タンク10の下端部に接続されて該貯湯タンク10から前記冷媒対水熱交換器2に水を供給するための出水管6の途中に設けられる循環ポンプ18、流量調整手段としての流量調整弁19を有している。
なお、9は制御基板で、本ヒートポンプ式給湯装置を制御する制御手段としてマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)等が搭載される。7は台所で操作される台所リモコン(リモートコントローラ)、8は風呂場で操作されるふろリモコン(リモートコントローラ)である。
そして、図2に示すように、前記貯湯タンク10のタンク本体10A内の水又は湯を取り出す導電性を有する金属製の前記出水管6は、ステンレス製の前記貯湯タンク10下部からタンク本体10A内に突出するように、その周囲の絶縁体30を介してタンク本体10Aに固定される。そして、前記出水管6は直接又は介在物を介してアース接続されているタンク本体10Aと電気的に絶縁される。
なお、前記出水管6の正電位のかかる面積を大きくするために、網や金属棒などの導電性部品を付加してもよい。
そして、直流電源31のプラス側を前記出水管6に接続すると共にマイナス側をタンク本体10Aに接続し、前記出水部6と前記タンク本体10Aとの間に水が電気分解しない程度の直流電圧、例えば約0.5〜1.0ボルト程度の直流電圧を印加する。
以下、ヒートポンプ給湯装置の沸き増し運転について説明すると、圧縮機1が運転を開始し、圧縮機1で圧縮されて高温になった冷媒が冷媒対水熱交換器2に供給される。そして、循環ポンプ18が起動されて貯湯タンク10の底部の水が冷媒対水熱交換器2に給水されて、冷媒と水との熱交換が開始される。これにより、冷媒は熱を失って凝縮し、また水は冷媒の凝縮熱により温度が上昇して、流量調整弁19を介して湯となって貯湯タンク10に戻る。
このとき、冷媒対水熱交換器2内の湯が、貯湯タンク10の上部の入口に流量調整弁19を介して流入するように循環ポンプ18で貯湯タンク10の底部の水が供給される。これにより貯湯タンク10内の上層は湯で下層は水となり、時間の経過と共にお湯の層と水の層とが混じることなく、湯の層が増え水の層が少なくなる。そして、貯湯量が設定された沸き増し終了の量まで上昇し、検出センサTS1〜TS7のうちの所定の検出センサの検出温度が、例えば80℃以上になると、マイコン20が圧縮機1及び循環ポンプ14へ停止信号を出力し、沸き増し運転が終了する。
なお、貯湯運転動作において、水道水を高温にして貯湯タンク10内に貯湯すると、水道水中の一部の物質が析出する。即ち、スケール成分であるカルシウムイオン(Ca++)やマグネシウムイオン(Mg++)などのプラスイオンと、OHやCO3――などのマイナスイオンが析出する。
しかし、その一部(突出部6A)が前記タンク本体10A内の湯(又は水)内に浸漬している前記出水部6と前記タンク本体10Aとに水が電気分解しない程度の直流電圧、即ち直流電源31により約0.5〜1.0ボルト程度の電圧を印加しているので、前記カルシウムイオン等のプラスイオンはタンク本体10Aに付着せずに近づくように引き寄せられ、マイナスイオンは前記出水管6の突出部6Aの周囲に引き寄せられる。
従って、貯湯運転の際に、循環ポンプ18が起動されて貯湯タンク10の底部の湯又は水が貯湯タンク10から前記出水管6を介して冷媒対水熱交換器2に給水されて、冷媒と熱交換されて凝縮熱により温度が上昇して、流量調整弁19を介して湯となって貯湯タンク10に戻るときに、前述の如く、析出した前記プラスイオンはタンク本体10Aに付着せずに引き寄せられると共にマイナスイオンは出水管6の突出部6Aの周囲に付着せずに引き寄せられるので、冷媒対水熱交換器2へと前記スケール成分が流出することを極力抑制できる。
このため、スケール成分が水加熱用の冷媒対水熱交換器2の伝熱面に付着する事態の発生を防止できるので、冷媒対水熱交換器2の伝熱性能を阻害したり、この冷媒対水熱交換器2の水流路を形成する管に詰まりを生じさせたりすることを減少させることができる。
なお、以上の実施形態に係る貯湯タンクは、ヒートポンプ式給湯装置に使用されるものを例としたが、これに限らず、本発明は電気温水器に使用されるものにも適用できる。この場合、温水を作るヒータにスケールが付着したり、ヒータをスケールが被覆することによるヒータ温度が上昇して断線するという事態の発生を防止できる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
ヒートポンプ給湯装置の回路説明図である。 貯湯タンクの部分拡大図である。
符号の説明
1 圧縮機
2 冷媒対水熱交換器(加熱用熱交換器)
6 出水管
6A 突出部
10 貯湯タンク
10A タンク本体
30 絶縁体
31 直流電源

Claims (2)

  1. 水道水を加熱源により加熱した湯を貯留する貯湯タンクにおいて、タンク本体内の水又は湯を取り出す出水部をアース接続されたタンク本体と電気的に絶縁すると共に、前記出水部と前記タンク本体とに水が電気分解しない程度の直流電圧を印加することを特徴とする貯湯タンク。
  2. 前記出水部が前記タンク本体内の水又は湯に浸漬するように、前記出水部を前記タンク本体内に突出させることを特徴とする請求項1に記載の貯湯タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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