JP2008168984A - 媒体搬送装置、及び、媒体搬送方法 - Google Patents

媒体搬送装置、及び、媒体搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】媒体を適切に間欠搬送することにある。
【解決手段】搬送経路内にて媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、前記搬送経路内に設けられ、前記媒体を搬送するための第一搬送ローラと、前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ、該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送するための第二搬送ローラと、前記第一搬送ローラを駆動するための第一モータと、前記第二搬送ローラを駆動するための第二モータと、互いの歯面が接触した状態で回転することにより、前記第一モータの駆動力を前記第一搬送ローラに伝達するための第一歯車及び第二歯車と、前記第一モータと前記第二モータに駆動電流を供給することにより、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動する制御を実行する制御部であって、その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行する制御部と、を備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、媒体搬送装置、及び、媒体搬送方法に関する。
搬送経路内にて媒体を搬送する媒体搬送装置は、既によく知られている。この媒体搬送装置は、例えば、前記搬送経路内に設けられ、媒体を搬送するための第一搬送ローラと、前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ、媒体を搬送する第二搬送ローラと、を備えている。そして、この第二搬送ローラは、第一搬送ローラと協働して媒体を間欠搬送する構成となっている。
また、媒体搬送装置は、第一搬送ローラを駆動するための第一モータと、第二搬送ローラを駆動するための第二モータと、を備えている。そして、媒体搬送装置は、これら二つのモータに駆動電流を供給することにより、第一搬送ローラと第二搬送ローラを駆動して、媒体を間欠搬送する。
さらに、媒体搬送装置は、複数枚の媒体を連続して搬送する際の搬送時間を短くする観点等から、第一搬送ローラと第二搬送ローラを同期させて駆動する制御(いわゆるシンクロ制御)を実行する。
特開2003−72964号公報 特開2006−117385号公報
媒体搬送装置の中には、前記第一モータが、前記第一搬送ローラを直接駆動せずに、複数の歯車を介して駆動する構成のものがあり、かかる構成の媒体搬送装置は、例えば、第一モータの駆動力を第一搬送ローラに伝達するための第一歯車及び第二歯車、を備えている。この第一歯車と第二歯車は、互いの歯面が接触した状態で回転する(以下においては、二つの歯車が回転する際に互いに接触する、第一歯車の歯面を第一歯面とし、第二歯車の歯面を第二歯面とする)ことにより、前記駆動力を第一搬送ローラに伝達する。そして、媒体が間欠搬送される際には、第一モータが回転と停止を繰り返すが、第一歯車及び第二歯車も、該第一モータの動作に対応して、回転と停止を繰り返す。
ところで、第一モータが停止したときに、第一歯車の前記第一歯面と第二歯車の前記第二歯面が接触していない(二つの歯面の間に隙間がある)状態になることがある。この状態が発生したときに第一モータが再度回転した場合には、前記第一歯面と前記第二歯面が接触する迄の間は前記駆動力が第一搬送ローラに伝達されない。このため、第一モータが回転しても、第一搬送ローラの駆動量が二つの歯面の隙間分だけ少なくなるから、媒体が適切に間欠搬送されない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、媒体を適切に間欠搬送することにある。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、
搬送経路内にて媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、
前記搬送経路内に設けられ、前記媒体を搬送するための第一搬送ローラと、
前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ、該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送するための第二搬送ローラと、
前記第一搬送ローラを駆動するための第一モータと、
前記第二搬送ローラを駆動するための第二モータと、
互いの歯面が接触した状態で回転することにより、前記第一モータの駆動力を前記第一搬送ローラに伝達するための第一歯車及び第二歯車と、
前記第一モータと前記第二モータに駆動電流を供給することにより、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動する制御を実行する制御部であって、
その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする媒体搬送装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
搬送経路内にて媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、
前記搬送経路内に設けられ、前記媒体を搬送するための第一搬送ローラと、
前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ、該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送するための第二搬送ローラと、
前記第一搬送ローラを駆動するための第一モータと、
前記第二搬送ローラを駆動するための第二モータと、
互いの歯面が接触した状態で回転することにより、前記第一モータの駆動力を前記第一搬送ローラに伝達するための第一歯車及び第二歯車と、
前記第一モータと前記第二モータに駆動電流を供給することにより、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動する制御を実行する制御部であって、
その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行する制御部と、
を備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
このような媒体搬送装置によれば、媒体を適切に間欠搬送することが可能となる。
また、かかる媒体搬送装置であって、
前記制御部は、
前記第一モータを停止させる制御を実行してから、該第一モータへの前記駆動電流の供給が再度開始されるまで、
該第一モータへの前記小電流の供給を継続することが望ましい。かかる場合には、第一モータが再度回転を開始するときに、二つの歯車の歯面が、確実に接触した状態となる。
また、かかる媒体搬送装置であって、
前記第一モータから前記第一搬送ローラへの前記駆動力の伝達経路において、前記第一歯車と前記第二歯車のうちの該第一歯車は、前記第一モータ側に設けられ、前記第二歯車は前記第一搬送ローラ側に設けられ、
前記第一歯車は、
前記第二歯車の歯面に接触可能な接触歯面であって、該接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触した状態で前記第一歯車が回転することに伴い、前記第二歯車の歯面を介して該第二歯車を回転させる接触歯面、
を有し、
前記第一歯車の前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触していないときに、前記小電流が前記第一モータに供給された場合には、前記第一歯車が、前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触するまで、回転し、
前記第一歯車の前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触しているときに、前記小電流が前記第一モータに供給された場合には、前記第一歯車が回転しないことが望ましい。かかる場合には、小電流の供給により第一搬送ローラが回転してしまうことを防止できる。
また、かかる媒体搬送装置であって、
前記媒体が間欠搬送される際の一回の搬送量が少ない第一モードと、前記媒体が間欠搬送される際の一回の搬送量が多い第二モード、のうちの何れかのモードに基づいて、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラが、協働して前記媒体を間欠搬送し、
前記制御部は、
前記第一モードに基づいて前記媒体が間欠搬送される際には、前記小電流を前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行し、
前記第二モードに基づいて前記媒体が間欠搬送される際には、前記小電流を前記第一モータに供給せずに、該第一モータを停止させる制御を実行することが望ましい。かかる場合には、第一モータを停止させる制御を実行するときの消費電力を抑えられる。
また、かかる媒体搬送装置であって、
前記第一モータの回転量を検出するためのモータ回転量検出部材、を備え、
前記制御部は、
前記モータ回転量検出部材により検出された前記第一モータの回転量に基づいて、前記第一搬送ローラを駆動する制御を実行することが望ましい。かかる場合には、媒体を適切に間欠搬送できる。
また、(a)搬送経路内に設けられ媒体を搬送する第一搬送ローラ、を駆動する第一モータであって、互いの歯面が接触した状態で回転する第一歯車及び第二歯車によって、その駆動力が前記第一搬送ローラに伝達される第一モータと、
前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送する第二搬送ローラ、を駆動する第二モータと、
に駆動電流を供給することにより、
前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動するステップと、
(b)その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させるステップと、
(c)を有することを特徴とする媒体搬送方法。
このような媒体搬送方法によれば、媒体を適切に間欠搬送することが可能となる。
===プリンタ1の構成===
図1は、『媒体搬送装置』の一例としてのインクジェットプリンタ(以下、プリンタ1ともいう)の全体構成のブロック図である。以下、プリンタ1の基本的な構成について説明する。
プリンタ1は、『媒体』(例えば、紙Sなど)に画像を印刷するためのものであり、搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40、検出器群50、及び、『制御部』の一例としてのコントローラ60を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙Sに画像を印刷する。プリンタ1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。コントローラ60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、搬送経路内に設けられた複数のローラによって紙Sを所定の搬送方向(図2参照)に搬送させるためのものである。この搬送ユニット20は、普通紙や専用紙など様々な種類の紙Sを搬送する。なお、搬送ユニット20の詳細構成については、後述する。
キャリッジユニット30は、インクを吐出するためのヘッドを所定の方向に移動させるためのものである。ヘッドユニット40は、キャリッジユニット30に設けられ、複数のノズルを有するヘッドにより紙にインクを吐出するためのものである。検出器群50には、各種のセンサ等が含まれる。
コントローラ60は、プリンタの制御を行うための制御ユニット(制御部)である。コントローラ60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェース部61は、コンピュータ110とプリンタ1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンタ全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるEEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
===搬送ユニット20の詳細構成===
搬送ユニット20の詳細構成について、図2と図3を用いて説明する。図2は、プリンタ1の主要部の概略構成を示す模式図である。図3は、搬送ユニット20の駆動部を説明するための模式図である。なお、図3は、図2に示すX方向から搬送ユニット20を見た図である。また、図2には、矢印にて上下方向及び前後方向が示されており、図3には、矢印にて前後方向が示されている。
搬送ユニット20は、複数のローラによって紙Sを所定の搬送方向に搬送するためのものであり、図2に示すように、給紙ホッパー21と、『第一搬送ローラ』の一例としての給紙ローラ22と、『第二搬送ローラ』の一例としての紙送りローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25と、を備えている。給紙ホッパー21は、積層された紙Sを支持するための部材である。給紙ローラ22は、給紙ホッパー21上にセットされた紙Sをプリンタ1の内部に給紙(搬送)するためのものである。紙送りローラ23は、給紙ローラ22から離れて設けられており、該給紙ローラ22によって搬送された紙Sを、印刷可能な領域(ヘッドユニット40)まで搬送するためのものである。プラテン24は、印刷中の紙Sを支持するためのものである。排紙ローラ25は、紙Sをプリンタ1の外部に排出するためのものである。なお、紙送りローラ23は、ヘッドユニット40が紙Sにインクを吐出できるように、給紙ローラ22と協働して該紙Sを間欠搬送する。
また、搬送ユニット20は、駆動部として、図3に示すように、給紙ローラ22を駆動するための給紙駆動部220と、紙送りローラ23と排紙ローラ25を駆動するための紙送り駆動部230と、を備えている。
給紙駆動部220は、給紙ローラ22を駆動するために、『第一モータ』の一例としての給紙モータ221と、『第一歯車』の一例としてのモータ側歯車224と、『第二歯車』の一例としてのローラ側歯車225と、を備えている。給紙モータ221は、駆動電流が供給されることにより、給紙ローラ22を駆動する。この給紙モータ221は、DCモータである。また、本実施形態においては、この給紙モータ221の制御方法として、該給紙モータ221に供給される電力のパルス幅を変化させるPWM制御、が採用されるとともに、比例制御と積分制御と微分制御とを組み合わせたPID制御、が採用されている。モータ側歯車224及びローラ側歯車225は、互いの歯面が接触した状態で回転することにより、給紙モータ221の駆動力を給紙ローラ22に伝達するためのものである。そして、モータ側歯車224とローラ側歯車225のうちのモータ側歯車224は、給紙モータ221から給紙ローラ22への前記駆動力の伝達経路において、給紙モータ221側に設けられ、ローラ側歯車225は、前記伝達経路において給紙ローラ22側に設けられている。
紙送り駆動部230は、紙送りローラ23と排紙ローラ25を駆動するために、紙送りモータ231と、プーリ233と、ベルト234と、を備えている。紙送りモータ231は、紙送りローラ23の軸方向一端側にて該紙送りローラ23のローラ軸に取り付けられており、駆動電流が供給されることにより、紙送りローラ23と排紙ローラ25を駆動する。この紙送りモータ231は、DCモータである。また、本実施形態においては、この紙送りモータ231の制御方法として、給紙モータ221と同様に、PWM制御とPID制御が採用されている。プーリ233とベルト234は、紙送りローラ23の軸方向他端側に設けられており、紙送りモータ231から紙送りローラ23に伝達された駆動力を、排紙ローラ25に伝達するためのものである。
また、搬送ユニット20の駆動部には、検出器群50(図1)を構成し、給紙モータ221の回転量を検出するための『モータ回転量検出部材』の一例としての給紙モータエンコーダー222と、紙送りローラ23の回転量(駆動量)を検出するための紙送りローラエンコーダー232と、が設けられている。
給紙モータエンコーダー222は、給紙モータ221のモータ軸に固定されたロータリスケール222aと、不図示の発光素子及び受光素子を有するフォトセンサ222bと、から構成されている。そして、フォトセンサ222bからの出力信号が、コントローラ60に入力されることにより、給紙モータ221の回転量が検出される。
紙送りローラエンコーダー232は、紙送りローラ23のローラ軸に固定されたロータリスケール232aと、不図示の発光素子及び受光素子を有するフォトセンサ232bと、から構成されている。そして、給紙モータエンコーダー222の場合と同様に、フォトセンサ232bからの出力信号が、コントローラ60に入力されることにより、紙送りローラ23の回転量(駆動量)が検出される。
===印刷モードと間欠搬送の搬送量との関係について===
本実施形態のプリンタ1においては、複数の印刷モード(具体的には、二つの印刷モード)に基づいて紙Sに画像が印刷されるが、印刷モード毎に紙Sが間欠搬送される際の搬送量が異なる。かかる点について、以下において詳細に述べる。
前記二つの印刷モードとして、例えば、印刷画像の画質が良い高画質モードと、印刷画像の画質が普通である普通画質モードと、が挙げられる。また、間欠搬送される際の紙Sの搬送量が少ない場合の方が、紙Sの搬送量が多い場合に比べて、キャリッジユニット30の移動回数が多い(これに伴い、ヘッドユニット40がインクを吐出する頻度も多い)ため、紙Sに印刷された画像の画質が良い。このため、プリンタ1は、高画質モードの場合には、給紙ローラ22と紙送りローラ23が協働して紙Sを間欠搬送する際の一回の搬送量を少なくし、普通画質モードの場合には、給紙ローラ22と紙送りローラ23が協働して紙Sを間欠搬送する際の一回の搬送量を多くする。なお、高画質モードが『第一モード』に、普通画質モードが『第二モード』に、それぞれ相当する。
ところで、プリンタ1は、高画質の画像の印刷の要請から、専用紙に画像を印刷することがある。そして、プリンタ1が専用紙に画像を印刷する際には、上述した高画質モードに基づいて画像の印刷が実行される。このため、専用紙に画像が印刷される際には、該専用紙が間欠搬送される際の一回の搬送量が少ない。
===専用紙の搬送方法について===
上述したようにプリンタ1は専用紙(以下、単に紙Sとも呼ぶ)に画像を印刷するが、専用紙に画像が印刷される際の該専用紙の搬送方法について、図4A〜図4Dを用いて説明する。
図4A〜図4Dは、紙Sの間欠搬送を説明するための模式図であり、図4Aは、紙Sが給紙ローラ22によって搬送される状態を示した図である。図4Bは、紙Sが、給紙ローラ22と紙送りローラ23の両ローラによって印刷可能な領域まで搬送される状態を示した図である。図4Cは、給紙ローラ22と紙送りローラ23の両ローラにより搬送されている紙Sが停止している状態を示した図である。図4Dは、紙Sへの印刷動作時に、紙Sが間欠搬送される状態を示す図である。
プリンタ1が紙S(専用紙)に画像を印刷する際には、まず、図4Aに示すように、給紙モータ221により駆動される給紙ローラ22が、給紙ホッパー21上の紙Sを紙送りローラ23まで搬送する。紙送りローラ23まで搬送された紙Sは、図4Bに示すように、給紙モータ221により駆動される給紙ローラ22と、紙送りモータ231により駆動される紙送りローラ23の両ローラによって搬送され、図4Cに示すように、ヘッドユニット40に対向する位置で停止する。そして、ヘッドユニット40に対向する位置で停止した紙Sには、ヘッドユニット40のヘッドからインクが吐出される。
次に、プリンタ1は、給紙ローラ22と紙送りローラ23を同期させて駆動する(シンクロ制御)ことにより紙Sを間欠搬送させる動作と、停止した紙Sにインクを吐出させる動作と、を繰り返して、最終的に紙Sに画像を印刷する(図4D参照)。給紙ローラ22と紙送りローラ23が、高画質モードに対応した搬送量に従って、協働して紙Sを間欠搬送することにより、紙Sに高画質の画像が印刷されることとなる。
===歯車の噛み合い状態と、搬送ローラの駆動量との関係について===
上述したように、給紙モータ221は、給紙ローラ22を直接駆動せずに、モータ側歯車224とローラ側歯車225を介して該給紙ローラ22を駆動する。かかる構成においては、給紙モータ221が停止した時のモータ側歯車224とローラ側歯車225の噛み合い状態が、給紙モータ221を再度回転させた際の給紙ローラ22の駆動量に影響を与える。そして、この影響として、給紙ローラ22の駆動量が少なくなることがあるが、この点について以下において詳細に説明する。
図5Aと図5Bは、モータ側歯車224とローラ側歯車225の噛み合い状態を示す模式図である。図5Aは、モータ側歯車224の接触歯面224aが、ローラ側歯車225の接触歯面225aに接触している状態を示しており、図5Bは、接触歯面224aが接触歯面225aに接触していない状態を示している。なお、図5Aと図5Bには、モータ側歯車224とローラ側歯車225の回転方向が、矢印にて示されている。
「発明が解決しようとする課題」の項で説明したように、モータ側歯車224とローラ側歯車225は、互いの歯面が接触した状態で回転する(以下においては、図5Aに示すように、二つの歯車が回転する際に互いに接触する、モータ側歯車224の歯面を接触歯面224aとし、ローラ側歯車225の歯面を接触歯面225aとする)ことにより、給紙モータ221の駆動力を給紙ローラ22に伝達する。すなわち、接触歯面224aが接触歯面225aに接触した状態でモータ側歯車224が回転することに伴い、該接触歯面224aが該接触歯面225aを介してローラ側歯車225を回転させることにより、給紙ローラ22が回転する。そして、紙Sが間欠搬送される際には、給紙モータ221が回転と停止を繰り返すが、モータ側歯車224とローラ側歯車225も、給紙モータ221の動作に対応して、回転と停止を繰り返す。
ところで、給紙モータ221が停止したときに、図5Bに示すように、モータ側歯車224の接触歯面224aとローラ側歯車225の接触歯面225aが接触していない(二つの歯面の間に隙間がある)状態になることがある。この状態が発生したときに給紙モータ221が再度回転した場合には、接触歯面224aが、モータ側歯車224の回転に伴い接触歯面225aに接触する迄は、給紙モータ221の駆動力が給紙ローラ22に伝達されない。このため、停止した給紙モータ221が再度回転しても、給紙ローラ22の駆動量が二つの歯面の隙間分だけ少なくなり、この結果、紙Sが適切に間欠搬送されない。
特に、前述した専用紙の間欠搬送中に給紙モータ221が停止したときに、図5Bに示すように接触歯面224aが接触歯面225aに接触していない場合には、給紙ローラ22の駆動量に与える影響が大きくなる。なぜなら、前述したように、専用紙が間欠搬送される高画質モードの場合には、間欠搬送の一回の搬送量(制御上の搬送量)が少ないことにより、専用紙以外の紙が間欠搬送される普通画質モードの場合に比べて、制御上の搬送量に対する二つの歯面の隙間の割合が大きくなり、この結果、該隙間の給紙ローラ22の駆動量に与える影響が大きくなるからである。
===給紙モータ221の制御について===
本実施形態に係るプリンタ1は、紙Sの間欠搬送中に給紙ローラ22の駆動量が少なくなることを防止するために、その大きさが駆動電流よりも小さい小電流(以下、ホールド電流とも呼ぶ)を、給紙モータ221に供給しながら、該給紙モータ221を停止させる制御を実行する。以下において、詳細に説明する。
図6は、給紙モータ221の制御を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、紙Sが、図4Aに示すような状態(すなわち、紙Sが、給紙ローラ22によって紙送りローラ23まで送られた状態)にあり、かつ、給紙モータ221が停止している状態から始まる。また、本フローチャートでは、間欠搬送される紙Sとして専用紙を例に挙げて、説明する。このため、コントローラ60は、高画質モードに基づいて専用紙の間欠搬送を実行することとなる。
本制御が実行されるときのプリンタ1の各種動作は、主として、コントローラ60により実現される。特に、本実施の形態においては、メモリ63に格納されたプログラムをCPU62が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
まず、コントローラ60は、駆動電流を給紙モータ221に供給することにより、給紙ローラ22を駆動させる(ステップS102)。すなわち、駆動電流が供給された給紙モータ221が回転することに伴い、まず、モータ側歯車224が回転する。そして、モータ側歯車224の接触歯面224aがローラ側歯車225の接触歯面225aに接触した状態(図5A)でモータ側歯車224が回転することに伴い、接触歯面224aが接触歯面225aを介してローラ側歯車225を回転させる。そして、ローラ側歯車225が回転することに伴い、給紙ローラ22が駆動することとなる。なお、コントローラ60は、給紙モータエンコーダー222により検出された給紙モータ221の回転量に基づいて、給紙ローラ22を駆動する。
ところで、コントローラ60は、給紙モータ221に駆動電流を供給する際に、紙送りモータ231にも駆動電流を供給する。そして、コントローラ60は、給紙モータ221と紙送りモータ231に駆動電流を供給することにより、給紙ローラ22と紙送りローラ23を同期させて駆動(シンクロ制御)する。このため、同期して駆動する給紙ローラ22及び紙送りローラ23が、協働して専用紙を搬送する(図4C)。
次に、コントローラ60は、給紙モータ221への駆動電流の供給を中止し、かつ、その大きさが駆動電流よりも小さいホールド電流を給紙モータ221に供給しながら、給紙ローラ22を停止させる(ステップS104)。これにより、給紙モータ221の回転が停止し、この結果、給紙ローラ22も回転を停止することとなる。
また、ホールド電流が給紙モータ221に供給されることにより、給紙モータ221が停止したときに、モータ側歯車224の接触歯面224aが、図5Aに示すように、ローラ側歯車225の接触歯面225aに接触した状態となる。以下において、このメカニズムを説明する。
ホールド電流が給紙モータ221に供給されると、モータ側歯車224を回転させようとする動力が発生される。この動力は、駆動電流が供給された場合の動力に比べて、十分に小さい。ここで、仮に、給紙モータ221へのホールド電流の供給が開始されるときに、図5Bに示すように、モータ側歯車224の接触歯面224aとローラ側歯車225の接触歯面225aが接触していない状態であることとする。かかる状態で、ホールド電流の供給が開始されると、モータ側歯車224が、接触歯面224aが接触歯面225aに接触するまで、回転する。一方で、接触歯面224aが接触歯面225aに接触した後に、ホール電流が更に供給されても、モータ側歯車224は回転しない。なぜなら、接触歯面224aが接触歯面225aに接触した状態でモータ側歯車224を回転する際には、給紙モータ221に負荷が作用するが、上述したようにホールド電流によって発生される動力が小さいので、モータ側歯車224が回転できないからである。
ところで、コントローラ60は、紙送りモータ231を停止させる際に、給紙モータ221の場合とは異なり、該紙送りモータ231にはホールド電流を供給しない。なぜなら、紙送りモータ231が歯車を介さず紙送りローラ23を直接駆動するので、歯車の噛み合いに起因する駆動量の減少の問題が発生しないからである。
図6に示すフローチャートに戻って、説明を続ける。専用紙が更に間欠搬送される場合には(ステップS106:Yes)、コントローラ60は、給紙モータ221を停止させる制御(ステップS104)を実行してから給紙モータ221への駆動電流の供給が再度開始されるまで、給紙モータ221へのホールド電流の供給を継続する(ステップS108)。そして、ホールド電流の供給が継続している間は、接触歯面224aが接触歯面225aに接触した状態が、維持される。次に、コントローラ60は、ステップS102〜ステップS104を繰り返すことによって、専用紙を更に間欠搬送させる(図4D)。
一方で、専用紙が更に間欠搬送されない場合には(ステップS106:No)、コントローラ60は、給紙モータ221へのホールド電流の供給を中止する(ステップS110)。これにより、専用紙の間欠搬送が終了し、その後に、専用紙は排紙ローラ25によってプリンタ1の外部へ排紙される。
<本制御の有効性について>
上述したように、本実施形態に係る『媒体搬送装置』(プリンタ1)の『制御部』(コントローラ60)は、その大きさが駆動電流よりも小さい『小電流』(ホールド電流)を、『第一モータ』(給紙モータ221)に供給しながら、給紙モータ221を停止させる制御を実行する。かかる場合には、給紙モータ221が停止したときに、モータ側歯車224の接触歯面224aがローラ側歯車225の接触歯面225aに接触する状態(図5A)となり、給紙モータ221を再度回転した際に給紙ローラ22の駆動量が少なくなることを防止できるから、紙Sを適切に間欠搬送することが可能となる。
上記の実施例においては、コントローラ60は、高画質モードに基づいて専用紙が間欠搬送される際には、ホールド電流を給紙モータ221に供給しながら、該給紙モータ221を停止させる制御を実行した。一方で、本実施形態に係るコントローラ60は、普通画質モードに基づいて紙S(普通紙)が間欠搬送される際には、ホールド電流を給紙モータ221に供給せずに、該供給モータ221を停止させる制御を実行する。このようにホールド電流が供給されない理由は、消費電力を抑えられ、かつ、搬送量が多い普通画質モードにおいては、二つの歯面の隙間の給紙ローラ22の駆動量に与える影響度合いが小さいためである。
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る『媒体搬送装置』等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
上記実施の形態においては、『媒体搬送装置』としてプリンタ1を例にとって説明したが、本発明は、媒体を間欠搬送する二つの搬送ローラ(第一搬送ローラと第二搬送ローラ)と、二つの搬送ローラの各々を駆動する二つのモータ(第一モータと第二モータ)と、モータの駆動力を搬送ローラに伝達する二つの歯車(第一歯車と第二歯車)と、を備えた装置であれば、どのような装置にも適用可能である。
さらに、上記実施の形態において、コントローラ60は、給紙モータ221を停止させる制御を実行してから、給紙モータ221への駆動電流の供給が再度開始されるまで、該給紙モータ221への前記ホールド電流の供給を継続する(図6のステップS108)こととしたが、これに限定されるものではない。例えば、給紙モータ221への駆動電流の供給が再度開始される前に、ホールド電流の供給を中止することとしてもよい。
ただし、給紙モータ221への駆動電流の供給が再度開始されるまで、ホールド電流の供給が継続された場合には、給紙モータ221が再度回転を開始するときに、モータ側歯車224の接触歯面224aが、確実に、ローラ側歯車225の接触歯面225aに接触した状態(図5Aに示す状態)となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
さらに、上記実施の形態において、紙Sが間欠搬送される際の一回の搬送量が少ない『第一モード』(高画質モード)と、紙Sが間欠搬送される際の一回の搬送量が多い『第二モード』(普通画質モード)、のうちの何れかのモードに基づいて、給紙ローラ22と紙送りローラ23が、協働して紙Sを間欠搬送することとした。そして、コントローラ60は、高画質モードに基づいて紙S(専用紙)が間欠搬送される際には、図6に示すように、ホールド電流を給紙モータ221に供給しながら、該給紙モータ221を停止させる制御を実行し、普通画質モードに基づいて紙S(普通紙)が間欠搬送される際には、ホールド電流を給紙モータ221に供給せずに、該給紙モータ221を停止させる制御を実行することとした。しかし、上記に限定されるものではない。例えば、普通画質モードに基づいて紙Sが間欠搬送される際にも、ホールド電流を給紙モータ221に供給しながら、該給紙モータ221を停止させる制御を実行することとしてもよい。
ただし、ホールド電流が供給されない場合には、給紙モータ221を停止させる制御を実行するときの消費電力を抑えられる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。なお、搬送量が多い普通画質モードの場合にホールド電流を供給しなくても、高画質モードの場合に比べて、接触歯面224aと接触歯面225aの隙間による給紙ローラ22の駆動量に与える影響は小さい。
プリンタ1の全体構成のブロック図である。 プリンタ1の主要部の概略構成を示す模式図である。 搬送ユニット20の駆動部を説明するための模式図である。 図4A〜図4Dは、紙Sの間欠搬送を説明するための模式図である。 図5Aは、接触歯面224aが接触歯面225aに接触している状態を示した模式図である。図5Bは、接触歯面224aが接触歯面225aに接触していない状態を示した模式図である。 給紙モータ221の制御を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 プリンタ、20 搬送ユニット、21 給紙ホッパー、22 給紙ローラ、
23 紙送りローラ、24 プラテン、25 排紙ローラ、
30 キャリッジユニット、40 ヘッドユニット、50 検出器群、
60 コントローラ、61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、
64 ユニット制御回路、110 コンピュータ、
220 給紙駆動部、221 給紙モータ、222 給紙モータエンコーダー、
222a ロータリスケール、222b フォトセンサ、224 モータ側歯車、
224a 接触歯面、225 ローラ側歯車、225a 接触歯面、
230 紙送り駆動部、231 紙送りモータ、
232 紙送りローラエンコーダー、232a ロータリスケール、
232b フォトセンサ、233 プーリ、234 ベルト

Claims (6)

  1. 搬送経路内にて媒体を搬送するための媒体搬送装置であって、
    前記搬送経路内に設けられ、前記媒体を搬送するための第一搬送ローラと、
    前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ、該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送するための第二搬送ローラと、
    前記第一搬送ローラを駆動するための第一モータと、
    前記第二搬送ローラを駆動するための第二モータと、
    互いの歯面が接触した状態で回転することにより、前記第一モータの駆動力を前記第一搬送ローラに伝達するための第一歯車及び第二歯車と、
    前記第一モータと前記第二モータに駆動電流を供給することにより、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動する制御を実行する制御部であって、
    その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
    前記制御部は、
    前記第一モータを停止させる制御を実行してから、該第一モータへの前記駆動電流の供給が再度開始されるまで、
    該第一モータへの前記小電流の供給を継続することを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の媒体搬送装置であって、
    前記第一モータから前記第一搬送ローラへの前記駆動力の伝達経路において、前記第一歯車と前記第二歯車のうちの該第一歯車は、前記第一モータ側に設けられ、前記第二歯車は前記第一搬送ローラ側に設けられ、
    前記第一歯車は、
    前記第二歯車の歯面に接触可能な接触歯面であって、該接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触した状態で前記第一歯車が回転することに伴い、前記第二歯車の歯面を介して該第二歯車を回転させる接触歯面、
    を有し、
    前記第一歯車の前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触していないときに、前記小電流が前記第一モータに供給された場合には、前記第一歯車が、前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触するまで、回転し、
    前記第一歯車の前記接触歯面が前記第二歯車の歯面に接触しているときに、前記小電流が前記第一モータに供給された場合には、前記第一歯車が回転しないことを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の媒体搬送装置であって、
    前記媒体が間欠搬送される際の一回の搬送量が少ない第一モードと、前記媒体が間欠搬送される際の一回の搬送量が多い第二モード、のうちの何れかのモードに基づいて、前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラが、協働して前記媒体を間欠搬送し、
    前記制御部は、
    前記第一モードに基づいて前記媒体が間欠搬送される際には、前記小電流を前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させる制御を実行し、
    前記第二モードに基づいて前記媒体が間欠搬送される際には、前記小電流を前記第一モータに供給せずに、該第一モータを停止させる制御を実行することを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の媒体搬送装置であって、
    前記第一モータの回転量を検出するためのモータ回転量検出部材、を備え、
    前記制御部は、
    前記モータ回転量検出部材により検出された前記第一モータの回転量に基づいて、前記第一搬送ローラを駆動する制御を実行することを特徴とする媒体搬送装置。
  6. (a)搬送経路内に設けられ媒体を搬送する第一搬送ローラ、を駆動する第一モータであって、互いの歯面が接触した状態で回転する第一歯車及び第二歯車によって、その駆動力が前記第一搬送ローラに伝達される第一モータと、
    前記搬送経路内に前記第一搬送ローラから離れて設けられ該第一搬送ローラと協働して前記媒体を間欠搬送する第二搬送ローラ、を駆動する第二モータと、
    に駆動電流を供給することにより、
    前記第一搬送ローラと前記第二搬送ローラを同期させて駆動するステップと、
    (b)その大きさが前記駆動電流よりも小さい小電流を、前記第一モータに供給しながら、該第一モータを停止させるステップと、
    (c)を有することを特徴とする媒体搬送方法。
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