JP2008168736A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

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【課題】一般の人でも容易に配線できるようにする。
【解決手段】車両盗難防止装置10は、車両の各ドアに対応して設けられ、前記ドアの開閉を検出するドア開閉センサと、前記ドア開閉センサの出力信号が出力されるとともに、診断装置が接続される出力コネクタとを備えた車両の前記出力コネクタに接続する接続コネクタ14と、前記接続コネクタ14を介して前記ドア開閉センサの出力信号を読み込み、前記ドアが開放されたことを検知し、異常検出信号を出力する異常検出部12と、前記異常検出部の出力した前記異常検出信号に基づいて、前記車両の周囲の人に前記車両の異常を報知する報知部46と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、駐車中の車両の盗難を防止する車両盗難防止装置に関する。
駐車させておいた車両が盗まれたり、駐車中の車両のドアがこじ開けられて、車中の金品が盗まれたりする、いわゆる車上荒らしがしばしば発生する。このため、駐車中の車両に異常が生じたことを周囲に報知する車両盗難防止装置が各種開発されている。この車両盗難防止装置の1つに、車両ドアの開閉を検知して盗難を防止するものがある(例えば、特許文献1)。また、車両の購入後に、いわゆる後付けの盗難装置を設置することもしばしば行われている。
一方、車両には、車両を電子制御するために、各種のセンサと、多くの電子制御装置(電子制御ユニット)が設けてある。そして、近年は、電子制御ユニットに、車両に生じた異常の個所、異常データなどを記憶させておき、車両の点検、修理の際などに、ダイアグ(ダイアグノーシス)ツールと呼ばれる装置(診断装置)を用いて、電子制御ユニットに記憶させたデータを読み出し、またセンサの出力信号を読み取り、車両の機能に異常がないか診断を行なっている。この診断装置による診断は、車両に設けた出力コネクタ(いわゆるダイアグコネクタ)に診断装置を接続することにより行なわれる(例えば、特許文献2、特許文献3)。この出力コネクタおよび上記多数の電子制御ユニットは、CAN(Controller Area Network)と呼ばれるシリアル通信プロトコルで相互に結ばれている。そして、車両ドアの施錠や開錠を制御する装置は、各車両ドアに対応して設けたドア開閉センサの出力信号を一定周期で読み取り、各車両ドアが閉まっていることを確認するとともに、読み取ったドア開閉センサの出力信号を前記出力コネクタに出力している。なお、前記診断装置を接続する出力コネクタは、車両の運転の邪魔とならないように、また容易に診断装置を接続できるように、一般に運転席の足元あたりであって、覗き込むと容易に見える位置に配設してある。
特開2003−63355号公報 特開平7−43255号公報 特開2001−15757号公報
特許文献1のように車両ドアの開閉を検知して車両の盗難を防止する後付けの車両盗難防止装置を車両に設置する場合、車両盗難防止装置を、車両の各ドアに設けたドア開閉センサに配線で接続する必要がある。このため、配線作業が極めて煩わしく、配線も煩雑になる。しかも、ドア開閉センサの設置位置は、自動車メーカや車種、年式(型式)などによって異なっているため、車両の整備士などによらなければ配線を容易に行なうことができない。また、車両に設けた電子制御ユニットの読み込み可能な信号や電子制御ユニットの出力信号、接続配線の色等が自動車メーカや車種、年式などによって異なっている。このため、後付けの盗難防止装置の設置は、一般の使用者では容易に配線することができない。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので一般の人でも配線できるようにすることを目的としている。
また、本発明は、容易に配線することができるようにすることを目的としている。
さらに、本発明は、車種によらずに用いることができるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る車両盗難防止装置は、車両の各ドアに対応して設けられ、前記ドアの開閉を検出するドア開閉センサと、前記ドア開閉センサの出力信号が出力されるとともに、診断装置が接続される出力コネクタとを備えた車両の前記出力コネクタに接続する接続コネクタと、前記接続コネクタを介して前記ドア開閉センサの出力信号を読み込み、前記ドアが開放されたことを検知し、異常検出信号を出力する異常検出部と、前記異常検出部の出力した前記異常検出信号に基づいて、前記車両の周囲の人に前記車両の異常を報知する異常報知部と、を有することを特徴としている。
また、前記異常報知部は、異常報知信号を無線信号にして送信する送信回路を有し、前記車両の利用者が携帯可能であって、前記送信回路が送信した無線信号を受信する受信回路と、前記受信回路が前記異常報知信号を受信したときに、前記車両の異常を告知する告知部とを備えた受信ユニットを、有するようにできる。さらに、前記異常検出部は、複数の車種のそれぞれに対応した信号解読ソフトを格納した解読ソフト記憶部と、前記解読ソフト記憶部が格納している複数の信号解読ソフトから指定された信号解読ソフトを読み出す解読ソフト選択部と、解読ソフト選択部が選択した前記信号解読ソフトに基づいて、車両ドアの開放信号を検出する異常信号検出部と、を有するようにできる。
上記のようになっている本発明は、各ドア開閉センサの出力信号を読み出し可能な出力コネクタに、接続コネクタを介して異常検出部を接続するようになっているため、接続コネクタを接続する出力コネクタを容易に見出すことができ、一般の人でも容易に配線をすることができる。しかも、接続コネクタを車両に設けた出力コネクタに接続するだけでよいため、配線がきわめて容易である。さらに、利用者が携帯可能な受信ユニットに、無線により車両の異常を送信するようにしているため、車両の周囲に居る人ばかりでなく、車両から離れている利用者も車両に異常が生じたことを知ることができる。
本発明に係る車両盗難装置の好ましい実施の形態を、添付図面に従って詳細に説明する。
図2は、本発明に係る車両盗難防止装置の概略構成図である。図2において、実施形態に係る車両盗難防止装置10は、異常検出部12と接続コネクタ14と受信ユニット16とから構成してある。接続コネクタ14は、ケーブル18によって異常検出部12に接続してあり、異常検出部12と一体になっている。接続コネクタ14は、CANに対応していて、車両20に設けた出力コネクタ(ダイアグコネクタ)22に着脱自在に接続される。そして、異常検出部12は、後述するように、ドア開閉センサの出力信号に基づいて、車両20に異常が生じたことを検出するもので接続コネクタ14とともに車室内に配置される。
車両20は、ボディー制御ユニット(BCU)24、エンジン制御ユニット(ECU)26、空調制御ユニット(エアコンCU)28のほか、図示しないパワーステアリング制御ユニット、トランスミッション制御ユニット、ブレーキシステム制御ユニットなどを装備している。また、ボディー制御ユニット24には、複数のドア開閉センサ30(30a、30b、………30n)が接続してある。これらのドア開閉センサ30は、車両20の図示しない各ドア(例えば、運転席ドア、助手席ドア、後部座席ドア、後部荷物室ドア)に対応して設けてある。そして、各ドア開閉センサ30は、対応したドアの開閉を検出できるようになっている。
ボディー制御ユニット24は、各ドアに対応して設けた図示しないドアロック装置を制御し、各ドアの施錠または開錠をする。さらに、ボディー制御ユニット24は、一定の周期で(例えば、10msごとに)各ドア開閉センサ30の出力信号を読み込み、各ドアがきちんと閉じられているかを監視するとともに、出力コネクタ22に各ドア開閉センサ30の出力信号を出力する。また、エンジン制御ユニット26は、エンジンへの燃料噴射タイミング、燃料噴射量などを制御する。そして、空調制御ユニット28は、車室内の温度を設定温度に保持することや、吹き出し風量などを制御する。
そして、各制御ユニット24、26、………は、ケーブル32を介してCANによって相互に接続してあるとともに、出力コネクタ22に接続してある。出力コネクタ22は、いわゆるダイアグコネクタであって、車両20の点検や修理の際などに、ダイアグツールと呼ばれる診断装置(図示せず)が接続される。
車両盗難防止装置10を構成している異常検出部12は、後述するように、複数の信号解読ソフトを記憶した解読ソフト記憶部を備えている。そして、異常検出部12は、解読ソフト記憶部に記憶(格納)している複数の信号解読ソフトから所望の信号解読ソフトを選択できる解読ソフト選択部34を有している。この解読ソフト選択部34は、実施形態の場合、複数のディップスイッチなどによって構成してある。また、異常検出部12は、送受信アンテナ36が接続してあって、車両20に異常が生じたときに、携帯可能な受信ユニット16の送受信アンテナ38に、車両20の異常情報を無線信号40にして送信できるようになっている。
また、異常検出部12は、いわゆるリモコン(遠隔操作装置)のコントローラの役割を有し、受信ユニット16は、遠隔操作装置の携帯用操作装置を構成している。実施形態の受信ユニット16は、送受信アンテナ38を備えるとともに、液晶パネルからなる表示部42、複数のキースイッチなどからなる操作部44、および「エンジン始動命令」、「ドアロック命令」などの複数のコマンドを記憶したコマンド記憶部(図示せず)などを有する。そして、利用者は、受信ユニット16の操作部44を操作することにより、異常検出部12に各種のコマンドを送信し、エンジン(図示せず)の始動、停止、車両ドアのロック、アンロックなどができるようになっている。
また、異常検出部12には、報知部46が接続してある。報知部46は、駐車させてある車両20の周囲の人に車両20に異常が生じたことを報知するもので、実施形態の場合、警報ランプ48とブザー50などからなる警報器とから構成してある。
異常検出部12は、図1に示したように、接続コネクタ14に接続した信号解読部(異常信号検出部)52を有する。また、信号解読部52は、解読ソフト設定部54に接続してあるとともに、出力側が車両情報出力部(異常情報出力部)56に接続してある。
解読ソフト設定部54は、実施形態の場合、書き換え可能な不揮発性メモリによって構成してあり、解読ソフト選択部34を介して解読ソフト記憶部58に接続してある。解読ソフト記憶部58には、車両20の各電子制御ユニットが出力するシリアル信号を解読するための解読ソフトが各車種に対応させて記憶させてある。すなわち、ボディー制御ユニット24やエンジン制御ユニット26などの制御ユニットが読み込み可能な、または出力するシリアル信号は、車両の製造メーカ、車種、型式(年式)などによって異なっている。このため、例えば、ボディー制御ユニット24が出力するドア開閉センサ30の出力信号もメーカや車種によって異なる。そこで、実施形態においては、各車種に対応した信号解読ソフトを解読ソフト記憶部58に記憶させておき、車両盗難防止装置10を利用する車両20に対応した信号解読ソフトを解読ソフト選択部34によって選択できるようにしてある。
解読ソフト選択部34によって選択した信号解読ソフトは、書き換え可能な不揮発性メモリから構成してある解読ソフト設定部54に書き込まれ、信号解読部52が解読ソフト設定部54に書き込まれた信号解読ソフトを用いて接続コネクタ14から入力したシリアル信号を解読し、駐車中の車両20の異常を示す信号を検出する。そして、信号解読部52は、解読した信号の内容を車両情報出力部56に出力する。
車両情報出力部56の出力側には、送信部60と報知部46とが接続してある。車両情報出力部56は、信号解読部52から車両ドアが開放されたなどの車両20に異常が生じたことを示す信号が入力されると、報知部46を構成している警報ランプ48を点滅させ、またブザー50などからなる警報器を作動させて警報音を発生させる。さらに、車両情報出力部56は、送信部60を作動して異常の内容を送受信アンテナ36から無線信号40として送信させる。
この無線信号40は、受信ユニット16の受信部62において送受信アンテナ38を介して受信される。受信部62は、無線信号40として受信した異常の内容を表示回路64に出力し、表示回路64を介して表示部42に表示させるとともに、告知部66を作動し、受信ユニット16の携帯者または受信ユニット16の近くに居る人に、車両20に異常が発生したことを告知する。告知部66は、実施形態の場合、報知部46と同様に警報ランプとブザーなどの警報器とから構成してある(いずれも図示せず)。
なお、受信ユニット16には、操作部44によって選択される例えば「エンジン始動命令」、「ドア開錠命令」などの複数のコマンド(命令)を記憶したコマンド記憶部を有している。また、異常検出部12には、送受信アンテナ36に接続した受信部68を介してコマンド解読部70が接続してある。コマンド解読部70は、受信ユニット16から無線信号40として受信したコマンドの内容を解読し、信号解読部52または信号変換部72に出力する。また、プログラム選択部76は、解読ソフト設定部54と連動しており、解読ソフト設定部54により解読ソフト記憶部58から読み出すべき信号解読ソフトを指定すると、プログラム選択部76は、その信号解読ソフトに対応した信号変換プログラムをプログラム記憶部78から読み出して、プログラム設定部74に書き込む。
信号変換部72には、プログラム設定部74が接続してある。プログラム設定部74は、解読ソフト設定部54と同様に、書き換え可能な不揮発性メモリによって構成してあり、プログラム選択部76がプログラム記憶部78から読み出した車両20に対応した信号変換プログラムが書き込まれる。プログラム記憶部78には、複数の車種のそれぞれに対応した信号変換プログラムが記憶させてある。そして、信号変換部72は、受信ユニット16からのコマンドを、車両20の電子制御ユニットが読み込み可能なシリアル信号に変換して接続コネクタ14に出力する。
このようになっている実施形態の作用は、次のとおりである。異常検出部12の解読ソフト記憶部58とプログラム記憶部78とには、予め複数の車種のそれぞれに対応させた複数の信号解読ソフトと信号変換プログラムとが記憶させてある。車両盗難防止装置10の利用者は、解読ソフト選択部34を介して、異常検出部12を装着する車種に対応した所望の信号解読ソフトを解読ソフト記憶部58から選択する。例えば、解読ソフト選択部34が複数のディップスイッチによって構成してある場合、所定のディップスイッチをオン、または複数のディップスイッチの組み合わせをオンする。異常検出部12は、電気が供給されると、解読ソフト選択部34が選択(指定)された信号解読ソフトを解読ソフト記憶部58から読み出して解読ソフト設定部54に書き込むとともに、プログラム選択部76が選択された信号解読ソフトに対応した信号変換プログラムを、プログラム記憶部78から読み出してプログラム設定部74に書き込む。
その後、車両盗難防止装置10の異常検出部12と一体の接続コネクタ14を、車両20に装備してあるダイアグコネクタである出力コネクタ22に接続する。出力コネクタ22は、前記したように車両運転席の足元あたりの見える位置に配設してある。したがって、利用者は、接続コネクタ14を接続する出力コネクタ22を容易に見出すことができる。しかも、車両盗難防止装置10の接続コネクタ14を車両20の出力コネクタ22に接続するだけでよいため、配線が容易で、わかりやすく、一般の利用者であっても、容易、簡単に配線(コネクタの接続)を行なうことができる。しかも、出力コネクタ22と接続コネクタ14との接続は、着脱自在であるので、車両20の点検や修理の際に、出力コネクタ22に診断装置を接続する場合、診断装置を出力コネクタ22に接続するのにほとんど障害となることがない。
例えば、車両20がドアや窓がロックされている状態で駐車させてある場合、何者かが車両の窃盗や車上荒らしを目的として、車両ドアのいずれかをこじ開けたとする。ドアが開けられると、そのドアに対応したドア開閉センサ30は、ドアが開放されたことを示す信号を出力する。車両20に設けたボディー制御ユニット24は、所定の周期、例えば10msごとに各ドア開閉センサ30の出力信号を読み込み、各ドアが閉じていることを確認するとともに、ドア開閉センサ30の出力信号を出力コネクタに出力する。したがって、ドア開閉センサ30のドアが開放されたことを示す信号も出力コネクタ22に出力される。
ドア開閉センサ30のドアが開放されたことを示す信号は、出力コネクタ22に接続した接続コネクタ14を介して、異常検出部12を構成している信号解読部52に入力する。信号解読部52は、解読ソフト設定部54に書き込まれた信号解読ソフトを用い、接続コネクタ14から入力された信号が何を意味する信号なのかを解読する。信号解読部52は、接続コネクタ14を介して入力された信号がドア開閉センサ30のドア開放信号であることを検出すると、車両20のどのドアが開放されたかを車両情報出力部56に出力する。
車両情報出力部56は、信号解読部52からドアが開放されたとの異常発生の信号を受けると、報知部46に作動信号を送出して警報ランプ48を点滅するとともに、ブザー50により警報を鳴らす。また、車両情報出力部56は、送信部60に信号を与えて送信部60を駆動し、送受信アンテナ36を介して送信部60に車両20のどのドアが開放されたかを示す無線信号40を送信させる。
このドア開放情報を含んだ無線信号40は、受信ユニット16の受信部62に、送受信アンテナ38を介して受信される。受信部62は、告知部66を作動して受信ユニット16の携帯者または受信ユニット16の近傍に居る人に車両20に異常が生じたことを告知するとともに、表示回路64にドア開放情報を出力し、車両20のどのドアが開放されたかを表示部42に表示する。
これにより、駐車中の車両20に周囲の人の目が向けられるため、車両20を盗もうとした人や車上荒らしをしようとした人の、車両20の窃盗や車上荒らしを断念させることができる。また、車両20の所有者などの受信ユニット16を携帯している人は、車両20から離れている場合であっても、受信ユニット16によって車両20の安全を確認でき、車両20に異常が生じたことを知ることができる。
一方、受信ユニット16を携帯している人がエンジンを遠隔で始動させたい場合、受信ユニット16の操作部44を操作して「エンジン始動命令」のコマンドを選択し、無線信号40を異常検出部12に送信する。この無線信号40は、受信部68を介してコマンド解読部70に入力する。コマンド解読部70は、入力したコマンドが「エンジン始動命令」である場合、そのコマンドを信号変換部72に転送する。信号変換部72は、プログラム設定部74に書き込まれている信号変換プログラムを用いて「エンジン始動命令」を車両20のエンジン制御ユニット26が読み込み可能なシリアル信号に変換して接続コネクタ14に出力する。エンジン制御ユニット26は、コマンドにしたがってエンジンを始動する。
また、受信ユニット16を携帯している人が、例えば車両ドアのロックを遠隔で確認したい場合、受信ユニット16の操作部44によって「ドアロック確認命令」を出力する。異常検出部12のコマンド解読部70は、前記と同様に、入力コマンド信号を解読し、「ドアロック確認命令」を信号解読部52に与える。信号解読部52は、ボディー制御ユニット24の出力するドアロック装置の出力信号から、ドアがロックされているかアンロックであるかを車両情報出力部56に出力する。車両情報出力部56は、その情報を無線信号40として受信ユニット10に送信する。この情報は、受信ユニット16の表示部42に表示される。そして、受信ユニット16は、車両ドアアンロックの情報が入力されると、図示しないコマンド読み出し部にドアアンロック情報が入力する。コマンド読み出し部は、ドアアンロック情報を受け取ると、自動的に図示しないコマンド記憶部からドアロック命令を読み出し、送信部(図示せず)に「ドアロック命令」を送信させる。このコマンドを受けた異常検出部12の信号変換部72は、ボディー制御ユニット24にドアをロックさせる信号を出力する。これにより、受信ユニット16の携帯者は、車両20から離れていても、車両ドアの施錠、開錠、車両ドアが閉じているか、開放されているかなどを知ることができる。また、受信ユニット16の携帯者は、車両ドアがアンロックであるときに、ドアがロックされているかを確認するだけで、ドアをロック(施錠)することができる。
なお、前記実施形態は、本発明の一態様であって、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、受信ユニット16を有する場合について説明したが、受信ユニット16は設けなくともよい。そして、前記実施形態においては、受信ユニット16が遠隔操作機能を有する場合について説明したが、受信ユニット16は遠隔操作機能を備えていなくてもよい。
本発明の実施の形態に係る車両盗難防止装置のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両盗難防止装置の概略構成図である。
符号の説明
10………車両盗難防止装置、12………異常検出部、14………接続コネクタ、16………受信ユニット、20………車両、22………出力コネクタ、30a、30b、30n………ドア開閉センサ、34………解読ソフト選択部、48………警報ランプ、50………ブザー、52………信号解読部、56………車両情報出力部、58………解読ソフト記憶部、66………告知部。

Claims (3)

  1. 車両の各ドアに対応して設けられ、前記ドアの開閉を検出するドア開閉センサと、前記ドア開閉センサの出力信号が出力されるとともに、診断装置が接続される出力コネクタとを備えた車両の前記出力コネクタに接続する接続コネクタと、
    前記接続コネクタを介して前記ドア開閉センサの出力信号を読み込み、前記ドアが開放されたことを検知し、異常検出信号を出力する異常検出部と、
    前記異常検出部の出力した前記異常検出信号に基づいて、前記車両の周囲の人に前記車両の異常を報知する異常報知部と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 請求項1に記載の車両盗難防止装置において、
    前記異常報知部は、異常報知信号を無線信号にして送信する送信回路を有し、
    前記車両の利用者が携帯可能であって、前記送信回路が送信した無線信号を受信する受信回路と、前記受信回路が前記異常報知信号を受信したときに、前記車両の異常を告知する告知部とを備えた受信ユニットを、
    有することを特徴とする車両盗難防止装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両盗難防止装置において、
    前記異常検出部は、
    複数の車種のそれぞれに対応した信号解読ソフトを格納した解読ソフト記憶部と、
    前記解読ソフト記憶部が格納している複数の信号解読ソフトから指定された信号解読ソフトを読み出す解読ソフト選択部と、
    解読ソフト選択部が選択した前記信号解読ソフトに基づいて、車両ドアの開放信号を検出する異常信号検出部と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止装置。
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JP2019034732A (ja) * 2018-10-03 2019-03-07 株式会社ユピテル 装置及びプログラム

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