JP2008168616A - レバー・アーチ型ファイル機構 - Google Patents

レバー・アーチ型ファイル機構 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単なレバー・アームの操作で開閉の両機能を兼ね備えたレバー・アーチ型ファイル機構を提供する。
【解決手段】レバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、台座に固定されるとともに、台座から上方に延びて各書類の穴に通して嵌め込む一対のリングを備え、各リングは台座に固定された支柱と、台座及び支柱に対して移動可能なアーチ部を含む。ファイル機構は、更に、支柱に対してリングが閉じられた位置とリングが開かれた位置との間でアーチ部を移動させるための操作レバーを備え、アーチ部は曲げ部と一体的に接合され、曲げ部はその中央点に関して非対称的に曲げられた構成であり、操作レバーを曲げ部に作用させることによりアーチ部を回動させてリングを開閉する。
【選択図】図10

Description

本発明はパンチ穴が形成された所望の書類をファイルに綴じ込んだり、ファイルから取り出したりするための装置に関し、特に、レバー・アーチ型ファイル機構を備えた装置に関するものである。
現在使用されている殆どのレバー・アーチ型ファイル機構では、単一のアームで構成されたレバーを備え、一組の固定支柱に対して一組のアーチ部を枢転(枢軸を回転軸として回動)させて、パンチ穴が形成された多量の書類をファイル機構から取り出したりファイル機構に綴じ込んだりするとともに、支柱とアーチ部を連結して一組の閉じたリングを形成し、書類を保持している。レバーの設置位置のために、一対のリングが開き状態のときは、書類は一対の固定支柱から取り出したり、該固定支柱に綴じ込んだりできるのみである。しかし、書類を一組の枢軸の回りに回動可能なアーチ部から取り出したり、又は該アーチ部に綴じ込んだりすることはできない。
現在使用されている他の形態のレバー・アーチ型ファイル機構としては、2つのアームで構成されたレバーを備え、一対のアーチ部が枢軸の回りに回動可能となるように構成したものがある。しかし、このようなファイル機構の大部分では、レバーの一方のアームは、下向きに枢軸の回りに回動して一対のアーチ部を開くように機能する「開き」専用のアームとして構成され、レバーのもう一方のアームは、下向きに枢軸の回りに回動してアーチ部の対を閉じるように作用する「閉じ」専用のアームとして構成されている。この場合、「開き」専用アームは上記一対のリングを閉じるように動作することはできず、「閉じ」専用アームは上記一対のリングを開くように動作することはできない。
従って、本発明の目的は、前述の問題点を解消するレバー・アーチ型ファイル機構であって、1つのレバー・アームの操作でリングを開閉する両機能を兼ね備え、利便性に優れたファイル機構を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記レバーは、前記リングを選択的に開き状態または閉じ状態とする第1アーム部材及び第2アーム部材を有することを特徴とする。
本発明の第2の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、前記曲げ部はその中央点に関して非対称的に曲げられた構成であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、前記偏倚手段は前記曲げ部の最下端部とは非接触であることを特徴とする。
本発明の第4の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、前記偏倚手段は前記曲げ部の中央点に関して非対称的に配置されたことを特徴とする。
本発明の第5の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、前記アーム部材の先端は、それに近い方のリングを超えて実質40mm以内の水平距離だけ延びることを特徴とする。
本発明の第6の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、前記アーム部材は、下方位置と上方位置との間で枢軸の回りに回動することで前記リングを選択的に開くか又は閉じることが可能であり、前記アーム部材が下方位置にあるときに、前記アーム部材の先端は、前記台座の底部から少なくとも実質6mmだけ上方に位置することを特徴とする。
本発明の第7の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、2つの安定位置の間で枢軸の回りに回動することで、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、第1のアーチ部材に対して第2のアーチ部材を移動させることが可能な少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、前記レバーは、前記2つの安定位置の間で実質45°の範囲内で枢軸の回りに回動することを特徴とする。
本発明の第8の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、前記レバーで搬送される作動装置が2つの安定位置の間を前記曲げ部上面に沿って移動することで、前記リングの開閉を行い、前記2つの安定位置の間を前記作動装置により移動される水平距離が実質8.5mm以内であることを特徴とする。
本発明の第9の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記支柱部材に対して前記アーチ部材を移動させることが可能な少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、前記アーム部材は成型又はシート材料で形成されたことを特徴とする。
本発明の第10の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記台座から上向きに延在する壁部材に対して枢軸の回りに回動可能に装着され、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記支柱部材に対して前記アーチ部材を移動させることが可能なレバーを備え、前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、前記偏倚手段は、前記レバーが前記壁部材に対して枢軸の回りに回動可能に装着された枢軸点に関して非対称的に配置されたことを特徴とする。
本発明の第11の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアームを有するレバーを備え、前記アーム部材は、下方位置と上方位置との間で枢軸の回りに回動することで前記リングを選択的に開くか又は閉じることが可能であり、前記アーム部材が上方位置にあるときに、前記アーチ部材の一方は、前記書類片の穴に挿入されるとともに、前記アーチ部材のもう一方は、前記書類片の穴から抜き取られることを特徴とする。
本発明の第12の態様によるレバー・アーチ型ファイル機構は、台座と、前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、前記レバーは第1及び第2のアーム部材を含み、前記第1のアーム部材の少なくとも一部は、前記第2のアーム部材の少なくとも一部と異なった色相であることを特徴とする。
本発明によれば、支柱に対してアーチ部材を確実に回動させるとともに、リングが閉じたときに、トロフ部の最下点が台座の底部に更に近接することが可能となり、簡単なレバー・アームの操作でリングを開閉する両機能を兼ね備え、利便性に優れたファイル機構を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本発明の目的、利点、態様及び特徴は、添付の図面を参照して記載された好ましい実施形態の詳細な説明を考慮することで、更に充分に理解されるであろう。
(実施の形態1)
図1A〜1D及び図3乃至図5は、本発明の実施の形態1に係るレバー・アーチ型ファイル機構100においてリングが閉じた状態を示し、図2A〜2D及び図6乃至図9は、リングが開いた状態のファイル機構100を示している。
ファイル機構100は、ステンレス鋼などの金属薄板(以後、「金属シート」とも呼ぶ)で一体的に形成された台座102を備える。互いに離間した位置に2個の支柱104が台座102に固定されている。2個の支柱104に対応するように、2個のアーチ部106が2個のタブ108で台座102に装着されている。図1A〜1D及び図3乃至図5に示す配置では、支柱104の上端部とアーチ部106の先端部とを互いに嵌合させること等により連結して2つの閉じたリングを形成し、書類に形成された1対のパンチ穴にアーチ部106を通すことで、対象となる書類をファイル機構に綴じ込めている。
図2A〜2D及び図6乃至図9に示す配置では、支柱104の上端部とアーチ部106の先端部が互いに引き離されて非接触となり、2つのリングは開いた状態となり、パンチ穴に通されたアーチ部106から所望の書類だけをリングから取り外したり、リングに綴じ込んだりできる。このように、アーチ部106は、図1A〜1D及び図3乃至図5に示すリングの閉じ位置と図2A〜2D及び図6乃至図9に示すリングの開き位置との間を移動できるように、タブ108で装着された部分を枢軸として旋回(即ち、枢転)される構成である。
2個のアームを備えた構成のレバー110は、台座102から上向きに立ち上がる壁部112に、枢軸点111において枢軸の回りに回動可能に装着されている。壁部112は、台座102を形成しているのと同じ金属シートを切断して打ち抜かれたものである。レバー110は互いに反対方向に延びる2個の操作アーム114a,114bを有し、これらのアームを上げ下げするにより、レバー110を枢軸点111を回転軸として枢軸の回りに回動させ、支柱104とアーチ部106で形成されたリングを選択的に開いたり閉じたりすることができる。アーム114a,114bの各自由端は、安全性のためと快適に使用し易くするために、プラスチック製の弾性カバー114c,114dが固着されている。カバー114c,114dの色は、例えば、一方を赤色、他方を緑色のように異なった色彩として識別できるようにしてもよい。
特に、図3と図6に示す状態を比較すると、レバーのアーム114aを下向きに枢軸の回りに回動させること、即ち、アーム114bを上向きに枢軸の回りに回動させることにより、レバー110の本体118の下端部に固定された作動ローラ116が、アーチ部106の合体する下端部と一体構成の曲げ部120の上部側安定位置から曲げ部120上をロール移動して、図6に示すトロフ部(凹部)122内に安定的に嵌め込まれる。その結果、曲げ部120に作用して偏倚させているバネ板124は、アーチ部106を支柱104から引き離すように、両側のタブ108を結ぶ枢軸線の回りに回動させる。これとは逆向きに、アーム114bを下向きに枢軸の回りに回動させること、即ち、アーム114aを上向きに枢軸の回りに回動させることにより、作動ローラ116がロール移動して、トロフ部(凹部)122内の下側安定位置から曲げ部120に沿って図3に示す元の上側安定位置に戻り、この状態でアーチ部106は枢軸の回りに回動して図3に示す配置状態に戻され、アーチ部106の先端部は支柱104の先端部と合体して2つの閉じたリングを形成する。
両アーム114a,114bを上向き及び下向きに枢軸の回りに回動させてリングを開いたり閉じたりできることを確実にする構成例として、図1Aに示すように、アーム114bが最下端位置にあるときのアーム114bの先端と台座102の底部間の距離xは少なくとも6mmとし、図2Aに示すように、アーム114aが最下端位置にあるときのアーム114aの先端と台座102の底部間の距離yもまた少なくとも6mmとすることが好ましい。これにより、ユーザはそれぞれのアーム114a,114bと台座の底部間のスペースに指を入れて、必要に応じてアーム114a,114bを確実に持ち上げることが可能となる。
実際の使用では、アーチ部106が支柱104から分離されてリングを開くように枢軸の回りに回動されるときに、パンチ穴が形成された所望の枚数の書類をアーチ部106から取り出したりアーチ部106に綴じ込んだりすることを可能とするために、図1A及び図2Aに示すように、アーム114a,114bの先端部とそれぞれに近い方のリングとの間の水平方向の各距離a,b,c,dは40mm以下とすべきである。
また、実際の使用では、上記の機能を補強するために、リングを閉じ状態としたり開き状態としたりするように、両者間を移行させるために必要なレバーの回転角度は45°以下とすべきである。また、図2Dに示すように、リングが開き状態のときは、上方側のアーム114bとそれに近接した側のアーチ部106の自由端との間の垂直方向の距離kは、少なくとも8mmとすべきであり、同様に、リングが閉じ状態のときは、上方側のアーム114aとそれに近接した側のアーチ部106の自由端との間の垂直方向の距離もまた、少なくとも8mmとすべきである。
このような構成とすることにより、支柱104とアーチ部106が分離してアーム114bが上方側位置にあり、リングが開き状態となるときは、所望の書類を、そのパンチ穴からアーチ部106を抜き取って取り出したり、書類のパンチ穴にアーチ部106を通して所望の書類を綴じ込んだりすることができる。
図10及び図12A−12Eに示すように、台座102に対するレバー110の回転角度を制限するために、レバー100の回転動作中に壁部112に当接するように立上がる係止部126がレバー110の本体118の両側端部に設けられている。アーム114a,114bは、例えばステンレス鋼等の金属を成型することにより形成、又はステンレス鋼等の金属材の薄板で形成される。
アーチ部106が支柱104及び台座102に対して充分な回動によりリングを確実に開閉できるために、曲げ部120は特別な形状に設計する必要がある。図11A〜11Dに示すように、特に、曲げ部120はその中央点に関して非対称形状に曲げられた形状である。ここで、中央点とは、図11Bに明示するように、曲げ部120の最高地点(H)でもあり、曲げ部120がその最高地点Hから右方向に下降する傾斜度は、曲げ部120がその最高地点Hから左方向に下降する傾斜度よりも緩やかである。
上述のように、レバーのアーム114aを下向きに枢軸の回りに回動、即ち、アーム114bを上向きに枢軸の回りに回動させることで、レバー110に固定されたローラ116は、曲げ部120の最高地点Hから曲げ部120の急峻な側の傾斜面に沿ってロール移動し、トロフ部(凹部)122内に安定的に嵌め込まれることで、リングの連結部が引き離されて開き状態とする。リングの開閉のためには、図11Bに示すように、ローラが上記上側安定位置(H)とトロフ部122内の下側安定位置間を移動する水平距離fは8.5mm以内である。
曲げ部120は非対称形状であることから、バネ板124の位置もまた変化する。特に、バネ板124は曲げ部120の中央点Hに関して非対称的に配置されている。バネ板124は、略平行で長さが長短2つの側辺部を有する略台形の形状である。例えば、図1C及び2Cに示すように、上記短い方の側辺部は、曲げ部120の下側に作用してバイアス力(バネによる偏倚力)を加えていることが分かる。曲げ部120の中央点Hは、レバー110が旋回する枢軸点111と同じ横向きの垂直面上にあるので、バネ板124もまた枢軸点111に関して非対称的に配置されている。
支柱104に対してアーチ部106を確実に回動させるために、図6に明示するように、台形状のバネ板124の短い方の側辺部は、曲げ部120のトロフ部122の最下点とは非接触状態であるが、曲げ部120の中央点Hの近傍の曲げ部120の下側を支え、その支持位置にバイアス力を作用している。これにより、リングが閉じたときに、トロフ部122の最下点が台座102の底部に更に近接することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るレバー・アーチ型ファイル機構200を図13A〜13D乃至図17に示す。この実施の形態2に係るファイル機構200と実施の形態1で説明したファイル機構100との主な相違点は、ファイル機構200のレバー210は単一の操作アーム210aを備えたことであり、この単一の操作アーム210aは、支柱204とアーチ部206で構成されるリングを選択的に開閉するように操作可能である。
特に、アーム210aは、枢軸点211の回りに図13Aに示す矢印Gの方向に枢軸の回りに回動されて図16に示す下方位置となると、バネ板224は、アーチ部206と一体的に形成されて合体している曲げ部220の下側面に上向きのバイアス力を働かせ、アーチ部206を支柱204から引き離すように枢軸の回りに回動させて、リングの連結部を分離して開き状態とする。レバー210の下側端部に形成された係止部226はレバー210の本体面と略直角に立ち上がり、図17に示すように、レバー210の下向きの枢軸の回りに回動動作の範囲を制限し、レバー210が枢着された直立壁部212の側端部と当接し、レバー210が更に下向きに回転することを制限する。アーム210aを、枢軸点211の回りに図13Aに示す矢印Gと反対の上向きに枢軸の回りに回動させると、曲げ部220は押し下げられ、アーチ部206は枢軸の回りに回動して図14に示すような位置に戻され、支柱204と嵌合・連結して両リングを閉じる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るレバー・アーチ型ファイル機構300を図18A〜18D乃至図22A〜22Dに示す。この実施の形態3に係るファイル機構300は実施の形態1のファイル機構100と類似した構成である。実施の形態1のファイル機構100との主な相違点は、ファイル機構300においてレバー310の回動の範囲を制限する機構にある。即ち、図22A〜22Dに明示するように、レバー310の本体部に円弧状のスロット330が形成され、その円弧の中心はレバー310が直立壁部312に対して枢軸の回りに回動する枢軸点311と一致した配置構成である。図21に示すように、壁部312に固定されたピン332が壁部312の主面から立ち上がり、レバー310のスロット330に挿入されてスロット330内で移動可能とした構成である。このような配置構成により、レバー310の壁部312に対する最大の回転角度範囲を、前述のように45°以内に制限している。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、これにより本発明の他の変形例および異なる実施形態や適用例が本発明の精神と請求範囲から外れることのない範囲で実施可能であると理解すべきであり、従って、ここで図示に基づいて説明した実施形態は単に例示したものであり、本発明を限定するためのものではない。
なお、本発明の種々の異なる構成的特徴を明瞭化のために別々の実施形態として説明したが、これらの特徴を単一の実施形態として組み合わせることも可能である。また、逆に、簡潔のために本発明の種々の異なる特徴を1つの実施形態の中で説明したが、別々の実施形態又は任意の従属的な組合せ形態として説明してもよい。
本発明にかかるファイル機構は、簡単なレバー・アームの操作でリングを開閉する両機能を兼ね備え、利便性に優れたファイル機構として有用である。
本発明の第1の実施形態に係るレバー・アーチ型ファイル機構のリングが閉じた構成を示す正面図である。 図1Aに示すファイル機構の側面図である。 図1Aに示すファイル機構の上面図である。 図1Aに示すファイル機構のもう一方側の側面図である。 図1Aに示すファイル機構のリングが開いた構成を示す正面図である。 図2Aに示すファイル機構の側面図である。 図2Aに示すファイル機構の上面図である。 図2Aに示すファイル機構のまた別の側面図である。 図1Aに示すファイル機構の正面斜視図である。 図1Aに示すファイル機構の後面斜視図である。 図1Aに示すファイル機構の底面斜視図である。 図2Aに示すファイル機構の正面斜視図である。 図2Aに示すファイル機構の後面斜視図である。 図2Aに示すファイル機構の底面後方斜視図である。 図2Aに示すファイル機構の曲げ部が取り外された底面斜視図である。 図1Aに示すファイル機構の分解図である。 図1Aに示すファイル機構の曲げ部の側面図である。 図11Aに示す曲げ部の正面図である。 図11Aに示す曲げ部の上面図である。 図11Aに示す曲げ部の上面斜視図である。 図1Aに示すファイル機構のレバーの底面図である。 図12Aに示すレバーの正面図である。 図12Aに示すレバーの上面図である。 図12Aに示すレバーの側面図である。 図12Aに示すレバーの上面斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るレバー・アーチ型ファイル機構のリングが閉じた構成を示す正面図である。 図13Aに示すファイル機構の側面図である。 図13Aに示すファイル機構の上面図である。 図13Aに示すファイル機構のもう一方側の側面図である。 図13Aに示すファイル機構の正面斜視図である。 図13Aに示すファイル機構の後面斜視図である。 図13Aに示すファイル機構のリングが開いた構成を示す正面斜視図である。 図16に示すファイル機構の後面斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るレバー・アーチ型ファイル機構のリングが閉じた構成を示す正面図である。 図18Aに示すファイル機構の側面図である。 図18Aに示すファイル機構の上面図である。 図18Aに示すファイル機構のもう一方側の側面図である。 図18Aに示すファイル機構の正面斜視図である。 図18Aに示すファイル機構の後面斜視図である。 図18Aに示すファイル機構のリングが開いた構成を示す正面斜視図である。 図18Aに示すファイル機構のレバーの正面図である。 図22Aに示すレバーの上面図である。 図22Aに示すレバーの側面図である。 図22Aに示すレバーの上面斜視図である。
符号の説明
100,200,300 レバー・アーチ型ファイル機構、 102 台座、 104,204 支柱、 106,206 アーチ部、 110,210,310 レバー、 120,220 曲げ部、 114a,114b,210a アーム

Claims (32)

  1. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記レバーは、前記リングを選択的に開き状態または閉じ状態とする第1アーム部材及び第2アーム部材を有することを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  2. 前記第1アーム部材は上向きに枢軸の回りに回動して前記リングを開くことが可能であるとともに、下向きに枢軸の回りに回動して前記リングを閉じることが可能であり、前記第2アーム部材は下向きに枢軸の回りに回動して前記リングを開くことが可能であるとともに、上向きに枢軸の回りに回動して前記リングを閉じることが可能である請求項1記載のファイル機構。
  3. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、前記曲げ部はその中央点に関して非対称的に曲げられた構成であることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  4. 前記曲げ部は、異なる傾斜を有する2つの経路に沿う2つの側部上において、その中央点からその長さ方向に沿って下降することを特徴とする請求項3記載のファイル機構。
  5. 前記レバーは、前記曲げ部に沿って移動可能であって前記リングを選択的に開または閉じ状態とする作動部と嵌合し、前記作動部は前記曲げ部の中央点近傍から急勾配傾斜の経路に沿ってその長さ方向に移動するように構成されたことを特徴とする請求項4記載のファイル機構。
  6. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、
    偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、
    前記偏倚手段は前記曲げ部の最下端部とは非接触であることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  7. 前記偏倚手段はバネ板であることを特徴とする請求項6記載のファイル機構。
  8. 前記バネ板は概略台形の形状であることを特徴とする請求項7記載のファイル機構。
  9. 前記バネ板は2つの概略平行な側部を有し、そのうち短い方の側部は前記曲げ部に当接することを特徴とする請求項8記載のファイル機構。
  10. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、
    偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、
    前記偏倚手段は前記曲げ部の中央点に関して非対称的に配置されたことを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  11. 前記偏倚手段はバネ板であることを特徴とする請求項10記載のファイル機構。
  12. 前記バネ板は概略台形の形状であることを特徴とする請求項11記載のファイル機構。
  13. 前記バネ板は2つの概略平行な側部を有し、そのうち短い方の側部は前記曲げ部に当接することを特徴とする請求項12記載のファイル機構。
  14. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、
    前記アーム部材の先端は、それに近い方のリングを超えて実質40mm以内の水平距離だけ延びることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  15. 前記アーム部材の先端は、前記リングが閉じ状態のときに、それに近い方のリングを超えて実質40mm以内の水平距離だけ延びることを特徴とする請求項14記載のファイル機構。
  16. 前記レバーは2個のアーム部材を有し、各アーム部材の先端は、それぞれ近い方のリングを超えて実質40mm以内の水平距離だけ延びることを特徴とする請求項14記載のファイル機構。
  17. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、
    前記アーム部材は、下方位置と上方位置との間で枢軸の回りに回動することで前記リングを選択的に開くか又は閉じることが可能であり、
    前記アーム部材が下方位置にあるときに、前記アーム部材の先端は、前記台座の底部から少なくとも実質6mmだけ上方に位置することを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  18. 前記レバーは2個のアーム部材を有し、それぞれ前記アーム部材が前記下方位置にあるときに、前記各アーム部材の先端は、前記台座の底部から少なくとも実質6mmだけ上方に位置することを特徴とする請求項17記載のファイル機構。
  19. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    2つの安定位置の間で枢軸の回りに回動することで、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、第1のアーチ部材に対して第2のアーチ部材を移動させることが可能な少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、
    前記レバーは、前記2つの安定位置の間で実質45°の範囲内で枢軸の回りに回動することを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  20. 前記2つの安定位置の間で枢軸の回りに回動する前記レバーの回動の範囲を制限するための手段を更に有する請求項19記載のファイル機構。
  21. 前記レバーは、2つの側端部の各々が停止部材を有する本体を備えたことを特徴とする請求項20記載のファイル機構。
  22. 前記台座から上向きに延在する壁部材を備え、前記停止部材は前記レバーと共に移動可能であり、前記壁部材に当接して前記レバーの回動の範囲を制限することを特徴とする請求項21記載のファイル機構。
  23. 前記レバーは、曲がった溝が形成された本体を備えたことを特徴とする請求項20記載のファイル機構。
  24. 前記台座から上向きに延在する壁部材を備え、前記壁部材の主面から延びるピンが前記レバーの曲がった溝内で受け止められることを特徴とする請求項23記載のファイル機構。
  25. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、
    前記レバーで搬送される作動装置が2つの安定位置の間を前記曲げ部上面に沿って移動することで、前記リングの開閉を行い、
    前記2つの安定位置の間を前記作動装置により移動される水平距離が実質8.5mm以内であることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  26. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記支柱部材に対して前記アーチ部材を移動させることが可能な少なくとも1つのアーム部材を有するレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、
    前記アーム部材は成型又はシート材料で形成されたことを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  27. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記台座から上向きに延在する壁部材に対して枢軸の回りに回動可能に装着され、前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記支柱部材に対して前記アーチ部材を移動させることが可能なレバーを備え、
    前記アーチ部材は曲げ部と一体的に接合され、
    偏倚手段が前記曲げ部に作用して前記アーチ部材を開き状態の配置方向に偏倚させ、
    前記偏倚手段は、前記レバーが前記壁部材に対して枢軸の回りに回動可能に装着された枢軸点に関して非対称的に配置されたことを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  28. 前記偏倚手段はバネ板であることを特徴とする請求項27記載のファイル機構。
  29. 前記バネ板は概略台形の形状であることを特徴とする請求項28記載のファイル機構。
  30. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるための少なくとも1つのアームを有するレバーを備え、
    前記アーム部材は、下方位置と上方位置との間で枢軸の回りに回動することで前記リングを選択的に開くか又は閉じることが可能であり、
    前記アーム部材が上方位置にあるときに、前記アーチ部材の一方は、前記書類片の穴に挿入されるとともに、前記アーチ部材のもう一方は、前記書類片の穴から抜き取られることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
  31. 前記アーム部材が前記上方位置にあり、前記リングが前記開き状態にあるときは、前記アーム部材とそれに近接した方のアーチ部材との間の垂直方向の距離は少なくとも8mmであることを特徴とする請求項30記載のファイル機構。
  32. 台座と、
    前記台座に固定されるとともに、前記台座から上方に延びて所望の書類の一対の穴に通して嵌め込む少なくとも2個のリングとを備え、各リングは前記台座に固定された支柱部材と、前記台座及び前記支柱部材に対して移動可能なアーチ部材を含み、
    前記リングが閉じ状態となる位置と前記リングが開き状態となる位置との間で、前記アーチ部材を前記支柱部材に対して移動させるためのレバーを備え、
    前記レバーは第1及び第2のアーム部材を含み、
    前記第1のアーム部材の少なくとも一部は、前記第2のアーム部材の少なくとも一部と異なった色相であることを特徴とするレバー・アーチ型ファイル機構。
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