JP2008168069A - 肌ケア装置 - Google Patents

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    • A61H23/0245Percussion or vibration massage, e.g. using supersonic vibration; Suction-vibration massage; Massage with moving diaphragms with electric or magnetic drive with ultrasonic transducers, e.g. piezoelectric

Abstract

【課題】ヘッドブロックを肌面の凹凸に対して柔軟に追従させていくことが可能な肌ケア装置を実現し、且つ低コストで提供する。
【解決手段】超音波振動子1を有するヘッドブロック2と、ヘッドブロック2を支持する把持ブロック4とを具備し、ヘッドブロック2を肌面に当てて超音波振動を伝達させて用いる肌ケア装置である。ヘッドブロック2を把持ブロック4に支持させる支持機構7として弾性部材31を配し、該弾性部材31を介して、ヘッドブロック2を把持ブロック4に対して三次元的に全方向に回動自在に、且つ把持ブロック4に対して接近離間する方向に移動自在に支持させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波振動子を有するヘッドブロックを把持ブロックに移動自在に支持させて成る肌ケア装置に関する。
従来から、肌面にヘッドブロックを押し当て、ヘッドブロック内に備えてある超音波振動子の超音波振動を肌面に伝達させることで所望の美容効果を得ることのできる肌ケア装置が知られている。上記肌ケア装置のヘッドブロックは、制御回路や操作スイッチを有する把持ブロックの長手方向一端側に支持させたものであり、把持ブロック内の制御回路から供給される電気的振動をヘッドブロック内の超音波振動子にて機械的振動に変換させ、超音波振動を発生させる構造になっている。
上記肌ケア装置においては、ヘッドブロックを押し当てる肌面に凹凸があればその凹凸に追従してヘッドブロックが揺動することが好ましい。このため、例えば特許文献1には、把持ブロックに対してヘッドブロックを、直交する2軸中心に回動自在に支持させた構成の肌ケア装置が提案されている。この肌ケア装置にあっては、ヘッドブロックは2軸が交差する一点を中心として三次元的に回動自在となっている。
ところが上記肌ケア装置では、ヘッドブロックは把持ブロックに対して一点中心に回動するだけなので、例えば大きな凹凸を有する肌面に押し当てて滑らせるような場合には、ヘッドブロックを肌面の凹凸に柔軟に追従させていくことはやはり困難であった。
これに対して特許文献1には、更にヘッドブロックをフロート自在にすることも提案されている。しかし、ここでのフロート自在を実現する機構は、ヘッドブロックを一点中心に回動自在に支持する機構を前提とし、更にヘッドブロックを一定方向にスライド自在とする機構を付加したものである。即ち、ヘッドブロックの回動自体はやはり一点中心であり、スライド方向も一定方向に限定されるので、ヘッドブロックが肌面の凹凸に柔軟に追従していくものとは言えなかった。しかも機構自体は複雑であるから高コストとなり、安価に提供することが困難であった。
特開2006−204767号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、ヘッドブロックを肌面の凹凸に対して柔軟に追従させていくことが可能な肌ケア装置を実現し、且つ低コストで提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、超音波振動を発生させる超音波振動子1を有するヘッドブロック2と、ヘッドブロック2を支持する把持ブロック4とを具備し、ヘッドブロック2を肌面に当てて超音波振動を伝達させて用いる肌ケア装置において、ヘッドブロック2を把持ブロック4に支持させる支持機構7として弾性部材31を配し、該弾性部材31を介して、ヘッドブロック2を把持ブロック4に対して三次元的に全方向に回動自在に、且つ把持ブロック4に対して接近離間する方向に移動自在に支持させて成るものとする。
このような、弾性部材31そのものを介してヘッドブロック2を把持ブロック4に支持させた構成とすることで、弾性部材31の縮みや撓みにより、ヘッドブロック2は把持ブロック4に対して三次元的に全方向に回動自在に、且つ把持ブロック4に対して接近離間する方向に移動自在となる。このときの回動は、従来提案されていた構成のように一定の点を中心に回動するのではなく、押し当てる肌面の形状や角度に応じて適宜決定される任意の点を中心に回動する。したがって、大きな凹凸を有する肌面に対してもヘッドブロック2は該肌面に対応した多様な姿勢に素早く移行することができ、肌面に柔軟に追従しながら肌ケアを行うことが可能となる。しかも構成はシンプルであるから低コストで提供可能である。
また上記構成の肌ケア装置において、ヘッドブロック2の底部には、把持ブロック4のハウジング23内に挿入されるとともに該ハウジング23の内面に係止される抜け止め用のストッパ36を接続させており、該ストッパ36の係止によって弾性部材31を、ヘッドブロック2を把持ブロック4から離間させる方向に付勢力を与える圧縮状態に保持していることが好ましい。このようにすることで、弾性部材31はヘッドブロック2に対して把持ブロック4から離間させる方向への付勢力を常時付与することとなり、この付勢力によりヘッドブロック2のストッパ36をハウジング23内面に押し付けて、ヘッドブロック2を所定の基準姿勢に確保させることが可能となる。また、押し当てた当初からヘッドブロック2には弾性部材31から一定以上の付勢力が与えられているので、上記付勢力によりヘッドブロック2を肌面に素早く追従させて密着させることが可能となる。
上記ストッパ36を具備する肌ケア装置においては、把持ブロック4のハウジング23とストッパ36との間に、防水カバー40を介在させることが好ましい。このようにすることで、肌ケア時に超音波伝達用媒体として使用するジェル等の液体が把持ブロック4内に侵入することを防止し、回路破壊等を確実に防止することができる。
また、上記構成の肌ケア装置においては、支持機構7を成す弾性部材31の外周を覆う防水部材37を備えることも好ましい。このようにすることで、同じく肌ケア時に超音波伝達用媒体として使用するジェル等の液体が把持ブロック4内に侵入することを防止し、回路破壊等を確実に防止することができる。
更に、上記構成の肌ケア装置においては、ヘッドブロック2の底面を球状の凸曲面42で形成し、ヘッドブロック2の該凸曲面42と対向する把持ブロック2の頂面を球状の凹曲面43で形成し、ヘッドブロック2の該凸曲面42と把持ブロック4の該凹曲面43との間には、ヘッドブロック2を移動させるための隙間Sを設けることが好ましい。このようにすることで、ヘッドブロック2を隙間S分だけ押し込んだ場合には、ヘッドブロック2の凸曲面42が把持ブロック4の凹曲面43に当たり、その時点でヘッドブロック2の沈み込み量が規制される。この状態でヘッドブロック2の凸曲面42は凹曲面43に対して摺動可能に嵌合し、ヘッドブロック2は凹曲面43にガイドされながら三次元的に全方向に回動自在な状態となる。加えて、肌ケア時に用いたジェル等の超音波伝達用媒体がヘッドブロック2の底面等に付着して残留した場合には、この隙間S部分に綿棒等を挿入して容易に掃除することができる。
本発明は、ヘッドブロックを肌面の凹凸に対して柔軟に追従させていくことが可能な肌ケア装置を実現し、且つ低コストで提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1及び図2には、本発明の実施形態における一例の肌ケア装置の全体を示している。本例の肌ケア装置は、超音波振動子1を内蔵するヘッドブロック2と、この超音波振動子1に電気的振動を供給して超音波振動を生じさせる制御回路3を内蔵する把持ブロック4とで、主体を構成している。
まず、ヘッドブロック2の基本的な構成について説明する。ヘッドブロック2は、アルミニウム等の金属を用いて円板状に形成したホーン5と、ホーン5の一方の平板面に接着固定される超音波振動子1と、ヘッドブロック2の底部を成すヘッド基台6と、ホーン5の外周面に突設したフランジ状の支持部45に係合するとともに、ヘッド基台6の外側面に突設したフック状の係合部8に係合するリング状の防水カバー9とを備えている。防水カバー9を介してホーン5をヘッド基台6に取付固定することで、ホーン5が両側に有する一対の平板面のうち超音波振動子1を固定する側の平板面(以下「接続面5a」とする)とは逆側の平板面(以下「超音波発信面5b」とする)を、図中斜め上方に突出した状態で露出させる。なお、ホーン5の支持部45と防水カバー9との間には、Oリング10を介在させておく。
更にヘッドブロック2内には、超音波振動子1に給電を行うための振動子側接続端子11及びホーン側接続端子12が備えてある。振動子側接続端子11は、超音波振動子1が有する一対の電極13(図5参照)の一方に弾接されることで、該電極13に直接電気的に接続されるものである。またホーン側接続端子12は、ホーン5の接続面5a側に弾接されることで、このホーン5を介して超音波振動子1の他方の電極13に電気的に接続されるものである。両接続端子11,12はヘッド基台6に固定しており、リード線14(図3参照)を介して把持ブロック4内の制御回路3と電気的に接続させている。
次に、把持ブロック4の基本的な構成について説明する。図3にも示すように、把持ブロック4は、正面側ハウジング18及び背面側ハウジング19をねじ固定して成る有底筒状の主ハウジング20と、この主ハウジング20の開口部にねじ固定される共に略リング状の支持ベース21及び頂部カバー22で、把持ブロック4全体のハウジング23を構成している。
上記ハウジング23内には、制御回路3や、操作スイッチ24や、電源ジャック25が組み込まれている。操作スイッチ24は、背面側ハウジング19に装着されるスイッチカバー26と、スイッチボス27と、スイッチ基板28とで構成されており、スイッチボス27及びスイッチ基板28は背面側ハウジング19にねじ固定されている。スイッチ基板28と制御回路3とは、リード線29を介して電気的に接続させており、電源ジャック25と制御回路3とは、リード線30を介して電気的に接続させている。
次に、この把持ブロック4に対してヘッドブロック2を移動自在に支持させる支持機構7の構成について詳述する。図5、図6等にも示すように、本例にあっては上記支持機構7として、弾性部材31であるコイルばね32を、ヘッドブロック2の底部を成すヘッド基台6と把持ブロック4の頂部を成す頂部カバー22との間に介在させている。ヘッド基台6の底部は、柱状を成す中央の挿通部33と、この挿通部33を囲む周縁部34と、挿通部と周縁部34との間にて環状に形成される凹溝部35とで構成されている。そして上記挿通部33を頂部カバー22の中央開口内に挿通させるとともに、頂部カバー22の内側において(即ちハウジング23の内側において)挿通部33の先端に円板状のストッパ36をねじ固定させている。上記ストッパ36は、後述の防水カバー40を介して頂部カバー22の内面側に当たることでヘッドブロック2の抜け止めを図る部材である。
支持機構7を成すコイルばね32は、その一端側をヘッド基台6の凹溝部35内に挿入するとともに他端側を頂部カバー22に当てて配置するものであり、ストッパ36によるヘッドブロック2の抜け止めによって、常に圧縮状態に保持されている。なお、本例にあってはコイルばね32の外周を囲む円筒状の防水部材37を備えており、コイルばね32の上記他端側をこの防水部材37端部の係止溝38内に保持させたうえで、この防水部材37を介してコイルばね32を頂部カバー22に押し当てている。頂部カバー22の中央開口を囲む部分には、防水部材37の端部が嵌合する段部39を形成しているので、圧縮状態に保持されるコイルばね32の付勢力によって防水部材37は段部39に押し当てられて嵌合し、コイルばね32を囲む所定位置に確保される。
上記防水部材37は、EPDM、NBR、シリコンゴム等の材質を用いて形成される。上記コイルばね32は、SWPA、SWPB、SUS304、SUS304WPB等の材質を用いて形成されており、内径は16.0mm程度に設けてある。
また、把持ブロック4の頂部カバー22内面には、EPDM、NBR、シリコンゴム等の材質を用いて形成したシート状の防水カバー40を配置している。防水カバー40は、その外周縁部分を頂部カバー22と支持ベース21との間で挟持固定するとともに、その中央に設けてある貫通孔41の周縁部分を、ヘッド基台6の挿通部33とストッパ36との間で挟持固定させてある。これにより上記防水カバー40は、把持ブロック4のハウジング23とストッパ36との間に介在するようになっている。
即ち本例にあっては、コイルばね32に装着される筒状の防水部材37や、頂部カバー22内面に装着されるシート状の防水カバー40により、肌ケア時に超音波伝達用媒体として使用するジェル等の液体が把持ブロック4内に侵入することを防止し、回路破壊等を確実に防止している。更に、ホーン5と防水カバー9との間に介在させたOリング10によって、上記ジェル等の液体がヘッドブロック2内に侵入することを防止している。
また、ヘッドブロック2の底部を成すヘッド基台6において、コイルばね32を当てる凹溝部35を囲む周縁部34の外表面を、球状に湾曲した凸曲面42としている。そして、把持ブロック4の頂部を成す頂部カバー22の外表面を、上記凸曲面42と嵌合するような球状に湾曲した凹曲面43としている。つまり、ヘッドブロック2においては上記凸曲面42により底面を形成し、把持ブロック4においては上記凹曲面43により、上記凸曲面42と対向する頂面を形成している。そして、上記凸曲面42と上記凹曲面43との間には、コイルばね32を介して所定の隙間Sを設けている。
上記構成から成る本例の肌ケア装置によれば、操作スイッチ24を操作して電源をオンにすれば、制御回路3からリード線14や各接続端子11,12を介して超音波振動子1に電気的振動が供給され、超音波振動子1において電気的振動が機械的振動に変換されることで超音波振動を発生させる。そして、把持ブロック4を片手で把持しつつホーン5の超音波発信面5bを肌面に押し当てることで、超音波振動子1から生じる超音波振動を肌面や更に生体内の目的箇所にまで伝達して所望の美容効果を得るものである。ホーン5の超音波発信面5bと肌面との間には、ジェル等の適宜の超音波伝達用媒体を介在させることが好ましい。
ここで、本例の肌ケア装置にあっては上記したように、ヘッドブロック2を把持ブロック4に移動自在に支持させる支持機構7としてコイルばね32を介在させ、ヘッドブロック2の底部に固定したストッパ36を把持ブロック4のハウジング23内面に係止させて該コイルばね32を圧縮状態に保持してある。これにより、コイルばね32はヘッドブロック2に対して把持ブロック4から離間させる方向への付勢力を常時付与することとなり、この付勢力によりヘッドブロック2のストッパ36をハウジング23内面に押し付けて、ヘッドブロック2を図6等に示す所定の基準姿勢に保持させる。基準姿勢において超音波発信面5bが、把持ブロック4の軸方向に直交する面に対して成す傾斜角は、5度〜40度に設定しておくことができるが、好ましくは9度〜35度、更に好ましくは25度〜35度である。
例えばホーン5の超音波発信面5bを、肌面に対して垂直な方向に沿って押し当ててゆけば、ヘッドブロック2は支持機構7であるコイルばね32をその軸方向に沿って縮ませながら把持ブロック4に接近してゆく。このときコイルばね32は当初から圧縮状態にあるので、押し当てた当初からホーン5には一定以上の付勢力が与えられ、この付勢力によってホーン5の超音波発信面5bを肌面に良好に密着させることが可能となる。図7には、ヘッドブロック2を1.5mmだけ把持ブロック4側に沈ませた場合を示している。
なお、コイルばね32の取付け荷重は0.5〜2.0Nとすることが好ましいが、更に好ましくは1.0〜1.5Nである。肌面に密着させる際にホーン5に加えられるコイルばね32の付勢力は2.0N〜4.0Nであることが好ましく、更に好ましくは2.5N〜3.0Nである。
またホーン5の超音波発信面5bを、肌面に対して直交する方向から傾斜した方向に沿って押し当ててゆけば、ヘッドブロック2は支持機構7であるコイルばね32を撓ませながら肌面に追従して三次元的に回動してゆく。このときコイルばね32は当初から圧縮状態にあるので、やはり押し当てた当初からホーン5には一定以上の付勢力が与えられ、この付勢力によってホーン5の超音波発信面5bを肌面に良好に密着させることが可能となる。
上記のようなコイルばね32の縮みや撓みが複合的に生じることで、ヘッドブロック2は把持ブロック4に対して接近離間する方向に移動自在となるだけでなく、把持ブロック4に対して三次元的に全方向に回動自在ともなる。したがって、大きな凹凸を有する肌面に対してもヘッドブロック2は該肌面に対応した多様な姿勢に素早く移行することができ、肌面に柔軟に追従しながら肌ケアを行うことが可能となる。
なお、ここでのヘッドブロック2の回動は、従来例のように一定の点を中心に回動するのではなく、押し当てる肌面に応じて適宜決定される任意の点を中心に回動する。即ち、例えば図6に示すように点Pが中心となるときは、超音波発信面5aが想像線で示すような傾斜となるようにホーン5が回動することとなる。ヘッドブロック2が沈み込み可能な量は2.0mm〜6.0mmに設定することが好ましいが、更に好ましくは3.0〜5.0mmである。また、ヘッドブロック2の回動可能な角度は5度〜15度とすることが好ましいが、更に好ましくは8〜12度である。
また特に図示はしていないが、ヘッドブロック2を隙間S分だけ押し込んだ場合には、ヘッドブロック2の底面を成す凸曲面42が把持ブロック4の頂面を成す凹曲面43に当たり、その時点でヘッドブロック2の沈み込み量が規制される。この状態でヘッドブロック2の凸曲面42は凹曲面43に対して摺動可能に嵌合し、ヘッドブロック2は凹曲面43にガイドされながら三次元的に全方向に回動自在な状態となる。
また、肌ケア時にジェル等の超音波伝達用媒体を使用した場合には、この媒体がヘッドブロック2の底面等に付着して残留することがあるが、ヘッドブロック2と把持ブロック4との間に上記隙間Sを備えてあることで、この隙間S部分に綿棒等を挿入して容易に掃除することができるという利点もある。
図8には、本発明の実施形態における他例の肌ケア装置を示している。本例の基本的な構成は上記した一例の構成と同様であるから、一例の構成と一致する構成については説明を省略し、一例とは相違する特徴的な構成についてのみ以下に述べる。
本例にあっては、支持機構7を成す弾性部材31として、両端の開口した筒状部材50を配している。筒状部材50はEPDM、NBR、シリコンゴム等の材質を用いて形成したものであり、その一端側の開口縁部51をヘッド基台6の凹溝部35の底面に当て、且つその他端側の開口縁部52を頂部カバー22の段部39に当てることで、この筒状部材50を介してヘッドブロック2を支持する構成となっている。
上記筒状部材50を用いた場合であっても一例と同様に、ヘッドブロック2を把持ブロック4に対して三次元的に全方向に回動自在に、且つ把持ブロック4に対して接近離間する方向に移動自在に支持できる。そして、上記筒状部材50を用いることで、一例と比較しても更に部品点数が抑制されて低コストで提供可能となる。
本発明の実施形態における一例の肌ケア装置を示す側断面図である。 同上の肌ケア装置を示し、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同上の肌ケア装置の把持ブロックを示す分解斜視図である。 同上の肌ケア装置の特徴部分を示す斜視図である。 同上の特徴部分を示す分解斜視図である。 同上の特徴部分を示す側断面図である。 同上のヘッドブロックを押し込んだ状態の特徴部分を示す側断面図である。 本発明の実施形態における他例の肌ケア装置の特徴部分を示す側断面図である。
符号の説明
1 超音波振動子
2 ヘッドブロック
4 把持ブロック
7 支持機構
23 ハウジング
31 弾性部材
36 ストッパ
37 防水部材
40 防水カバー
42 凸曲面
43 凹曲面
S 隙間

Claims (5)

  1. 超音波振動を発生させる超音波振動子を有するヘッドブロックと、ヘッドブロックを支持する把持ブロックとを具備し、ヘッドブロックを肌面に当てて超音波振動を伝達させて用いる肌ケア装置において、ヘッドブロックを把持ブロックに支持させる支持機構として弾性部材を配し、該弾性部材を介して、ヘッドブロックを把持ブロックに対して三次元的に全方向に回動自在に、且つ把持ブロックに対して接近離間する方向に移動自在に支持させて成ることを特徴とする肌ケア装置。
  2. ヘッドブロックの底部には、把持ブロックのハウジング内に挿入されるとともに該ハウジングの内面に係止される抜け止め用のストッパを接続させており、該ストッパの係止によって弾性部材を、ヘッドブロックを把持ブロックから離間させる方向に付勢力を与える圧縮状態に保持していることを特徴とする請求項1に記載の肌ケア装置。
  3. 把持ブロックのハウジングとストッパとの間に、防水カバーを介在させたことを特徴とする請求項2に記載の肌ケア装置。
  4. 支持機構を成す弾性部材の外周を覆う防水部材を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の肌ケア装置。
  5. ヘッドブロックの底面を球状の凸曲面で形成し、ヘッドブロックの該凸曲面と対向する把持ブロックの頂面を球状の凹曲面で形成し、ヘッドブロックの該凸曲面と把持ブロックの該凹曲面との間には、ヘッドブロックを移動させるための隙間を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の肌ケア装置。
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