JP2008168065A - 有床義歯 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】義歯床220に人工歯30が設けられて形成され義歯床220が使用者の歯槽堤50に対して取り付けられることによって装着される有床義歯210であって、義歯床220のうち、歯槽堤50の天然歯残存部50Aに対応する部分は、弾性を有する合成樹脂を主体として形成され、残存歯60に対応して切欠部223が形成されるとともに、切欠部223の端部は残存歯60の歯茎部64に密着するものであり、歯槽堤50のうち天然歯非残存部に対応する部分の外側延部22a及び内側延部22bは、可塑化温度が50〜80℃にある熱可塑性樹脂を主体として形成されている。
【選択図】図5A
Description
歯槽堤から天然歯が欠落した場合に、義歯が使用される場合がある。義歯の1つとして、有床義歯(すなわち、入れ歯)がある。
そして、有床義歯は、義歯床が人体の口腔内の歯槽堤に対して嵌合するようにして装着される。その観点から、義歯床(そのうちの歯槽堤の側の面)は、歯槽堤の形状に沿った形状を有するように製造される。
有床義歯には、局部床義歯(いわゆる部分入れ歯)及び全部床義歯(いわゆる総入れ歯)がある。
しかしながら、例えば、下顎の歯槽堤のうちの長さ方向における一部には、その外側面/内側面のうちの下側の部分が下方に向かうにつれて徐々に内側/外側に向かうという断面もある。上顎の歯槽堤においても同様である。このように、歯槽堤のうちの一部は窪んでいる。その部分のことを窪み部ということとする。
逆にいえば、歯槽堤のうち窪み部よりも頂部の側(下顎の歯槽堤の場合は上側であり、上顎の歯槽堤の場合は下側である)の部分には、窪み部よりも張り出した部分があるといえる。その部分のことを歯槽堤の張り出し部(歯槽堤張り出し部)ということとする。
なお、歯槽堤の張り出し部には、歯槽堤の長さ方向に沿って、弾性的に十分窪み可能な部位と、弾性的に窪み不可能(正確には十分な窪みが不可能)な部位とがある。
逆にいえば、天然歯のうち歯茎部よりも頭頂部の側(下顎の天然歯の場合は上側であり、上顎の天然歯の場合は下側である)の部分には、歯茎部よりも張り出した部分があるといえる。その部分のことを天然歯の張り出し部(天然歯張り出し部)ということとする。
従来の有床義歯(局部床義歯,全部床義歯とも)の義歯床は、高温でも塑性変形不可能な合成樹脂等によって形成されている。
また、局部床義歯の場合、義歯床の外側延部及び内側延部は、その断面において、窪み部にまでは到らない程度の高さ(長さ)しか有していない。クラスプがあるため、それで足りるからである。
こうして、局部床義歯の場合は、歯槽堤に対して義歯床が嵌合する(前述)とともに、残存歯に対してクラスプが係合することによって、口腔内に装着される。
義歯床の外側延部/内側延部は、歯槽堤の窪み部(正確には、その一部)にまで対応するように高く(長く)形成されている。義歯床の外側延部/内側延部のうち、歯槽堤の窪み部に対応する部分は、その窪み部に沿って凹んでいる。
そして、その義歯床は塑性変形不可能な合成樹脂によって形成されている(このことは前述)ために、装着の際には、歯槽堤のうちの窪み部よりも頂部の側の張り出し部(そのうち、弾性的に十分窪み可能な部位)を弾性的に窪ませつつ、その義歯床は歯槽堤に対して嵌合される。
また、上述の全部床義歯の場合は、歯槽堤のうちの張り出し部を弾性的に窪ませつつ装着する必要があり、その装着の作業は非常に煩雑である。また、それも、張り出し部が弾性的に十分窪み可能な部位にしか対応することができず、安定的に装着させることが困難である。
このため、従来の有床義歯の場合は、製造当初においては義歯床(その内面)の形状は歯槽堤の形状に沿っていたとしても、徐々に両者の形状のずれが大きくなる。こうして、使用者が感じる違和感は徐々に大きくなり、最終的には使用不可能となる。
そして、そのたびごとに、別の有床義歯を製造する(すなわち、入れ歯を作り替える)必要が生ずる。このように、従来の有床義歯では、長期間の使用をすることは不可能であった。
しかしながら、本発明者の研究により、それだけの改良では、上述の欠点は十分には解決されないことが判明した。
この有床義歯は、予め義歯床(外側延部及び/又は内側延部)が熱湯等で可塑化温度(50〜80℃のうちのいずれかの温度)以上とされ塑性変形可能とされた状態で歯槽堤に対して嵌合され、歯槽堤(窪み部を有する)に密着するように使用者等によって塑性変形される。
その後に、その義歯床(外側延部及び/又は内側延部)が口腔内の温度(体温)によって冷却されて可塑化温度以下となることによって塑性変形不可能な状態となり、歯槽堤に密着した形状、すなわち、歯槽堤の窪み部に対応した凹み部を有する形状に維持されることとなる。
こうして、歯槽堤の張り出し部(窪み部よりも頂部の側の張り出した部分)によって、義歯床(その凹み部)が義歯床が歯槽堤から抜け出ることが阻止される。
このようにして、この有床義歯では、残存歯に負担をかけることもなく、審美性にも優れるとともに、容易に、安定的に装着することができる。
使用者の口腔内を高温(可塑化温度より十分に高温)の液体等で所定時間以上満たして、義歯床(外側延部及び/又は内側延部)を加熱して可塑化温度以上とさせ、塑性変形可能な状態とさせる。
その状態で、使用者等によって、この有床義歯に対して、歯槽堤から抜け出る方向に力が加えられる。
これによって、義歯床(外側延部及び/又は内側延部)が歯槽堤から抜け出ることが可能な形状に塑性変形しつつ、義歯床が歯槽堤から抜け出る。
このようにして、この有床義歯では、歯槽堤から容易に取り外すこともできる。
使用者等によってこの有床義歯が歯槽堤に対して接近し嵌合する方向に移動するようにされることによって、義歯床(その切欠部又は開口部)が天然歯の張り出し部に対応するように弾性変形する。そして、引き続き同方向にこの有床義歯が移動するようにされることによって、義歯床が歯槽堤に嵌合する。
その嵌合が完了した状態では、義歯床(その切欠部又は開口部)が弾性的に元の形状に復元しており、その切欠部又は開口部の端部が天然歯の歯茎部に密着又は近接している。このため、天然歯の張り出し部(歯茎部よりも頭頂部の側の張り出した部分)によって義歯床(その切欠部又は開口部)が抜け出ることが防止される。
このようにして、この有床義歯では、残存歯に対してクラスプのような負担をかけることもなく、審美性にも優れるとともに、容易に、安定的に装着することができる。
使用者等によってこの有床義歯が歯槽堤から離隔する方向に所定以上の力が加えられることによって、義歯床(その切欠部又は開口部)が天然歯の張り出し部に対応するように弾性変形する。そして、引き続き同方向にこの有床義歯が移動するようにされることによって、義歯床が歯槽堤から抜け出る。
このようにして、この有床義歯では、歯槽堤から容易に取り外すこともできる。
その嵌合が完了した状態では、義歯床(その凹み部)が弾性的に元の形状に復元しており、その凹み部が歯槽堤の窪み部に対応する。このため、歯槽堤の張り出し部(窪み部よりも頂部の側の張り出した部分)によっても、義歯床(その凹み部)が抜け出ることが防止される。
このようにして、この有床義歯では、請求項2に係る発明の有床義歯と同様に、容易に装着することができるとともに、請求項2に係る発明の有床義歯による効果に加えて、義歯床の凹み部によって、さらに安定的に装着することができる。
このようにして、この有床義歯では、請求項2に係る発明の有床義歯と同様に、歯槽堤から容易に取り外すこともできる。
この発明の有床義歯では、シリコーン層が歯槽堤(少なくともその一部)に対して接触する。シリコーン層は柔軟性を有するために、歯槽堤に対する負担が軽減される。
すなわち、人工歯が、義歯床に対して、その人工歯の凹部に対するその義歯床の凸部の嵌合とともに、溶着によって設けられるために、人工歯が義歯床に安定的に支持される。
すなわち、義歯床と人工歯との境界部分及びその近傍には本来的に食物の残り等が付着しやすいのであるが、光重合レジンによって、そのようなことが防止される。
次に、本発明の実施形態1について、図1A〜図3に基づいて説明する。
一例として、下顎の歯槽堤50(図1A)に対して取り付けられる有床義歯(局部床義歯)について説明する。上顎の歯槽堤に取り付けられる有床義歯は、それと上下対称な構造とされる。
それとともに、図2Aに示すように、下顎の歯槽堤50はほぼ逆U字状の表面を有する断面を有しており、その断面において、頂部51,外側面52a,内側面52bを有している。
一般的に、下顎の歯槽堤50の外側面52a/内側面52bは、ほぼ鉛直又は下方に向けて徐々に外側/内側に向かう。しかしながら、下顎の歯槽堤50の長さ方向(図1A参照)における一部には、その外側面52a/内側面52bのうちの下側の部分が下方に向かうにつれて徐々に内側/外側に向かうという断面もある。上顎の歯槽堤50においても同様である。このように、歯槽堤50のうちの一部には窪み部54(図2A)が存在する。
図2Aには、歯槽堤50の外側面52aに窪み部54が存在する断面が示されている。 逆にいうと、窪み部54より上方(頂部51の側の部分)には、窪み部54よりも張り出した部分がある。その部分のことを歯槽堤張り出し部56ということとする。
義歯床20(その内側の形状)は、使用者の歯槽堤50の形状にほぼ対応している。すなわち、図1Aに示すように、全体としてほぼU字状をなすとともに、図2Aに示すように、ほぼ逆U字状断面を有しており、その断面において、基部21,外側延部22a,内側延部22bを有している。
義歯床本体25は、可塑化温度が70℃〜80℃のいずれかの温度である熱可塑性樹脂によって形成されている。すなわち、その温度未満では塑性変形不可能であり、その温度以上では塑性変形可能である。
義歯床本体25の内部には、芯材26が配設されている。芯材26も、可塑化温度が70℃〜80℃のいずれかの温度である熱可塑性樹脂によって形成されている。
義歯床本体25のうちの内面(歯槽堤50の側の面)には、シリコーンが貼着されて、シリコーン層27が設けられている。
図1Aに示すように、基部21の一部には、開口部23が形成されている。開口部23は、残存歯60(残存している天然歯)に対応して形成されている。
義歯床20の外側延部22aは、全般的に、歯槽堤50の外側面52aに対応している。義歯床20の内側延部22bは、全般的に、歯槽堤50の内側面52bに対応している。
しかしながら、義歯床20の外側延部22a/内側延部22b(図2Aにおいては外側延部22a)のうち、歯槽堤50の窪み部54に対応する部分は、窪み部54に沿って内側/外側(図2Aにおいては内側)に窪むことなく、ほぼ鉛直となっている。
人工歯30のうち下側の部分(義歯床20の側の部分)には、凹部38が形成されている。凹部38の開口部(符号省略)の大きさは、凹部38のうちの内部の中途高さ部分の横断面の大きさよりも小さく形成されている。
一方、義歯床20(義歯床本体25)の基部21には、凹部38に対応して凸部28が形成されている。凸部28のうちの基端部の横断面の大きさは、凸部28の中途高さ部分の横断面の大きさよりも小さく形成されている。そして、凸部28が凹部38に嵌合している。こうして、各人工歯30は、義歯床20に対して抜け止めされた状態で取り付けられている。
また、各人工歯30は、義歯床20に対して溶着によって固定されている。
図3に示すように、予め製造された人工歯30と、義歯床20が用意される。
義歯床20の義歯床本体25は、未重合の状態である。人工歯30の底面は、バーナ等によって溶融状態とされる(その部分のことを溶融部39ということとする)。
そして、義歯床20が人工歯30に対して押圧されることによって、義歯床20の凸部28が弾性変形しつつ人工歯30の凹部38に対して圧入され、凸部28が凹部38に嵌合する。
それとともに、人工歯30の底部(溶融部39)が義歯床20の基部21に対して圧接する。そして、それが冷却固化することによって、人工歯30の底部が義歯床20の基部21に対して溶着する。
その後、義歯床20が加圧及び加熱されることによって、義歯床20の義歯床本体25が重合状態とされる。
こうして、図2Aに示すように、各人工歯30は、凹部38に対する凸部28の嵌合と溶着によって、義歯床20に対して安定的に確実に取り付けられる。
すなわち、図3において、義歯床20が義歯床120(実施形態2)や義歯床220(実施形態3)に置き換えられることによって、有床義歯110(実施形態2)や有床義歯210(実施形態3)の製造方法が示されることとなる。
なお、実施形態3においては、義歯床220における凸部28は熱可塑性樹脂部225によって形成されており、熱可塑性樹脂部225が未重合の状態で義歯床220(熱可塑性樹脂部225)の凸部28が凹部38に嵌合され、その後に、義歯床220が加圧及び加熱されることによって、義歯床220の熱可塑性樹脂部225が重合状態とされる。
このことも、後述の実施形態2の有床義歯110及び実施形態3の有床義歯210においても同様である。
この有床義歯10を装着しようとする際は、次のようにされる。
まず、使用者は、この有床義歯10(図2A)を熱湯等に浸し、有床義歯10(義歯床20)を可塑化温度(70〜80℃)以上とし、義歯床20(外側延部22a,内側延部22b)が塑性変形可能な状態とさせる。
図2Bに示すように、上述の作業によって、有床義歯10(義歯床20)は、歯槽堤50に対してほぼ隙間ない状態で取り付けられる。
しかしながら、歯槽堤50(外側面52a,内側面52b)の窪み部54と義歯床20(外側延部22a,内側延部22b)との間には隙間が存在している。図2Bでは、歯槽堤50の外側面52aに窪み部54が存在し(このことは前述)、その窪み部54と義歯床20の外側延部22aとの間に隙間が存在する断面が示されている。
これによって、図2Cに示すように、義歯床20(外側延部22a,内側延部22b)のうち歯槽堤50の各窪み部54に対応する部分が窪み部54に沿うように塑性変形し(その部分のことを凹み部24ということとする)、当該部分を含む義歯床20のすべての部分が歯槽堤50(頂部51,外側面52a,内側面52b)と密着する。
それによって、義歯床20は塑性変形が不可能な状態となる。すなわち、上述のように、義歯床20(基部21,外側延部22a,内側延部22b)の形状は、歯槽堤50(頂部51,外側面52a,内側面52b)と密着する形状で固定される。
このため、仮に、有床義歯10に対して歯槽堤50から抜け出る方向に力が加わった場合においても、義歯床20の凹み部24と歯槽堤張り出し部56(正確にいえば、そのうち弾性的に十分窪むことが不可能な部分)とが干渉し、有床義歯10(義歯床20)が歯槽堤50から抜け出ることが阻止される。
このようにして、使用者は、この有床義歯10を歯槽堤50に対して容易に安定的に装着することができるのである。
使用者は、所定の時間以上、高温(可塑化温度より十分に高温)の湯を口腔内に含む。これによって、有床義歯10(義歯床20)が加熱されて高温(可塑化温度以上)となり、義歯床20(外側延部22a,内側延部22b)が塑性変形可能な状態となる。
こうして、使用者は、この有床義歯10を歯槽堤50から容易に取り外すことができる。
また、使用者の歯槽堤50の形状が年月の経過とともに徐々に変化していった場合においても、この有床義歯10では、形状が変化した後の歯槽堤50に対して密着するように義歯床20を塑性変形させることが可能であり、そのようにして取り付けることによって、長期間にわたって使用することが可能である。
すなわち、特にその部分には食物の残り等が付着しやすいのであるが、光重合レジン15によって、そのようなことが防止される。
次に、本発明の実施形態2について、図4に基づいて説明する。実施形態2は実施形態1の変形例であり、実施形態1との相違点を中心に説明する。実施形態1と共通する要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
この有床義歯110の義歯床120は、義歯床本体25,芯材26,シリコーン層27の3層構造となっている。すなわち、芯材26とシリコーン層27との間に義歯床本体25は存在しない。
そして、この有床義歯110でも、実施形態1の有床義歯10と同様に使用され、同様の作用効果が得られる。
次に、本発明の実施形態3について、図5A〜図8Cに基づいて説明する。実施形態3も実施形態1の変形例であり、実施形態1との相違点を中心に説明する。実施形態1と共通する要素については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5A及び図7A等に示すように、歯槽堤50には、残存歯60(残存している天然歯)がある。
図7Aに示すように、残存歯60のうち歯槽堤50と近接する部分(露出している部分のうちの根元部分)は歯茎部64といわれており、歯茎部64は窪んでいる。すなわち、下顎の残存歯60の歯茎部64のうち外側面/内側面は、上方から下方に向かうにつれて徐々に内側/外側に向かっている。
逆にいうと、残存歯60のうち歯茎部64よりも頭頂部(符号省略)の側の部分には、歯茎部64よりも張り出した部分がある。その部分のことを残存歯張り出し部66(天然歯張り出し部)ということとする。
また、歯槽堤50のうち天然歯(残存歯60)が存在(残存)していない部分(図8A参照)のことを、天然歯非残存部50Bということとする。
一般的に、下顎の歯槽堤50の外側面52a/内側面52bは、ほぼ鉛直又は下方に向けて徐々に外側/内側に向かう。しかしながら、下顎の歯槽堤50の長さ方向(図5A参照)における一部には、その外側面52a/内側面52bのうちの下側の部分が下方に向かうにつれて徐々に内側/外側に向かうという断面もある。上顎の歯槽堤50においても同様である。このように、歯槽堤50のうちの一部には窪み部54A,54B(図7A,図8A)が存在する。
図7Aには、歯槽堤50のうちの天然歯残存部50Aの外側面52aに窪み部54A,が存在する断面が示されており、図8Aには、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50Bの外側面52aに窪み部54Bが存在する断面が示されている。
逆にいうと、窪み部54A,54Bより上方(頂部51の側の部分)には、窪み部54A,54Bよりも張り出した部分がある。その部分のことを歯槽堤張り出し部56A,56Bということとする。
義歯床220(その内側の形状)は、使用者の歯槽堤50の形状にほぼ対応している。すなわち、図5Aに示すように、全体としてほぼU字状をなすとともに、図8Aに示すように、ほぼ逆U字状断面を有しており、その断面において、基部21,外側延部22a,内側延部22bを有している。
また、図5A及び図8Aに示すように、義歯床220のうち、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50Bに対応する部分のことを、天然歯非残存部対応部220Bということとする。
図5A,図6,図7Aに示すように、義歯床220のうち天然歯残存部対応部220Aは、殻体226及びシリコーン層227のみによって形成されている。
図5A,図6,図8Aに示すように、義歯床220のうち天然歯非残存部対応部220Bは、殻体226、熱可塑性樹脂部225及びシリコーン層227によって形成されている。
すなわち、シリコーン層227は、殻体226及び熱可塑性樹脂部225によって形成されるもののうち、歯槽堤50の側の面に配設されている。
殻体226は、歯槽堤50の全長に沿って延びている。
図7Aに示すように、殻体226は、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220Aにおいては、その外側延部22a及び内側延部22bに存在している。
図8Aに示すように、殻体226は、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220Bにおいては、その基部21のみに存在している。
図5A及び図7Aに示すように、基部21の一部には、切欠部223が形成されている。切欠部223は、残存歯60(残存している天然歯)に対応して形成されている。
すなわち、図5A及び図7Aに示すように、義歯床220のうち、天然歯残存部対応部220Aは、切欠部223を有し、外側延部22a及び内側延部22bを有している。
一方、図5A及び図8Aに示すように、義歯床220のうち、天然歯非残存部対応部220Bは、基部21、外側延部22a及び内側延部22bを有している。
前述したように、義歯床220のうち天然歯残存部対応部220Aは、殻体226及びシリコーン層227によって形成されている。
図6及び図7Aに示すように、殻体226及びシリコーン層227とも切欠部228,229を有し、両切欠部228,229によって義歯床220の切欠部223(図5A,図7A)が形成されている。
図6及び図7Aに示すように、殻体226及びシリコーン層227とも歯槽堤50のうちの天然歯残存部50Aの外側面52a及び内側面52b(図5A,図7A)に対応する部分を有し、各々、両者によって、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220Aの外側延部22a及び内側延部22b(図5A,図7A)が形成されている。
義歯床220における天然歯残存部対応部220Aのうちの天然歯非残存部対応部220Bに隣接する部分においてのみ、外側延部22a及び内側延部22bが存在している。図7A〜図7Dには、その部分の縦断面が示されている。
義歯床220における天然歯残存部対応部220Aのうちの大半部分の縦断面は、図7A〜図7Dに示されたものから外側延部22aが除去されたものとなる。
その態様の場合においては、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220Aの全ての部分において、外側延部22a及び内側延部22bが存在することとなる。
この変形例の有床義歯の方が歯槽堤50(天然歯残存部50A)に対してより強固に装着されるが、一方では、実施形態3の方が見映えが良いこととなり、一長一短である。
前述したように、義歯床220(天然歯残存部対応部220A)の外側延部22aは、歯槽堤50(天然歯残存部50A)の外側面52aに対応している。また、義歯床220(天然歯残存部対応部220A)の内側延部22bは、歯槽堤50(天然歯残存部50A)の内側面52bに対応している。
そして、義歯床220(天然歯残存部対応部220A)の外側延部22a/内側延部22b(図7Aにおいては外側延部22a)のうち、歯槽堤50(天然歯残存部50A)の窪み部54Aに対応する部分は、窪み部54Aに沿って内側/外側(図7Aにおいては内側)に窪んでいる。その部分のことを凹み部224Aということとする。
前述したように、義歯床220のうち天然歯非残存部対応部220Bは、熱可塑性樹脂部225、殻体226及びシリコーン層227によって形成されている。
殻体226は、義歯床220のうち天然歯非残存部対応部220Bにおいては、義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)のうち基部21にのみ存在している(このことも前述)。
殻体226は、義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)の基部21のうち、歯槽堤50(天然歯非残存部50B)(その頂部)の側の部分に位置しており、殻体226とシリコーン層227との間に熱可塑性樹脂部225は存在していない。
義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)の外側延部22aは、全般的に、歯槽堤50(天然歯非残存部50B)の外側面52aに対応している。義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)の内側延部22bは、全般的に、歯槽堤50(天然歯非残存部50B)の内側面52bに対応している。
しかしながら、実施形態1の場合と同様に、義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)の外側延部22a/内側延部22b(図8Aにおいては外側延部22a)のうち、歯槽堤50(天然歯非残存部50B)の窪み部54Bに対応する部分は、窪み部54Bに沿って内側/外側(図8Aにおいては内側)に窪むことなく、ほぼ鉛直となっている。
この有床義歯210を装着しようとする際は、次のようにされる。
まず、使用者は、この有床義歯210(図5A)を熱湯等に浸し、有床義歯210(義歯床220)を可塑化温度(70〜80℃)以上とし、義歯床220のうち熱可塑性樹脂部225(外側延部22a,内側延部22b)(図8A)が塑性変形可能な状態とさせる。
図7Aにおいて2点鎖線で示すように、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220A(殻体226及びシリコーン層227)の外側延部22a及び内側延部22bが、残存歯60に当接する。
図7A→図7Bに示すように、さらに、この有床義歯210を下方に(歯槽堤50に対して嵌合する方向)に移動させることによって、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220A(殻体226及びシリコーン層227)の外側延部22a及び内側延部22bの下端部の側の部分が弾性的に拡がる。
使用者は、上述の作業とともに、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220Bも、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50Bに対して嵌合させる。
それによって、図8Bに示すように、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220Bは、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50Bに対して、ほぼ隙間ない状態で取り付けられる。
しかしながら、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50B(外側面52a,内側面52b)の窪み部54Bと、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220B(外側延部22a,内側延部22b)との間には、隙間が存在している。図8Bでは、歯槽堤50(天然歯非残存部50B)の外側面52aに窪み部54Bが存在し(このことは前述)、その窪み部54Bと義歯床220(天然歯非残存部対応部220B)の外側延部22aとの間に隙間が存在する断面が示されている。
これによって、図8Cに示すように、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220B(外側延部22a,内側延部22b)のうち歯槽堤50(天然歯非残存部50B)の各窪み部54Bに対応する部分が窪み部54Bに沿うように塑性変形し(その部分のことを凹み部224Bということとする)、当該部分を含む義歯床220のすべての部分が歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50B(頂部51,外側面52a,内側面52b)と密着する。
それによって、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220Bは塑性変形が不可能な状態となる。すなわち、上述のように、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220B(基部21,外側延部22a,内側延部22b)の形状は、歯槽堤50のうちの天然歯非残存部50B(頂部51,外側面52a,内側面52b)と密着する形状で固定される。
このため、仮に有床義歯210に対して歯槽堤50から抜け出る方向に力が加わった場合においても、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220A(切欠部223の端部)と残存歯60の残存歯張り出し部66とが干渉し、有床義歯210が歯槽堤50から抜け出ることが阻止される。
このため、この点でも、仮に有床義歯210に対して歯槽堤50から抜け出る方向に力が加わった場合においても、凹み部224Aと歯槽堤張り出し部56A(正確にいえば、そのうち弾性的に十分窪むことが不可能な部分)とが干渉し、有床義歯210が歯槽堤50から抜け出ることが阻止される。
このため、この点でも、仮に、有床義歯210に対して歯槽堤50から抜け出る方向に力が加わった場合においても、凹み部224Bと歯槽堤張り出し部56B(正確にいえば、そのうち弾性的に十分窪むことが不可能な部分)とが干渉し、有床義歯210が歯槽堤50から抜け出ることが阻止される。
以上のようにして、使用者は、この有床義歯210を歯槽堤50に対して容易に安定的に装着することができるのである。
使用者は、所定の時間以上、高温(可塑化温度より十分に高温)の湯を口腔内に含む。これによって、有床義歯210(義歯床220)が加熱されて高温(可塑化温度以上)となり、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220B(外側延部22a,内側延部22b)(図8C)が塑性変形可能な状態となる。
これによって、義歯床220のうちの天然歯非残存部対応部220Bでは、実施形態1の場合と同様に、義歯床220の凹み部224Bが、歯槽堤張り出し部56Bと干渉しないように、外側(外側延部22aの場合)/内側(内側延部22bの場合)に塑性変形する。図8Cにおいては、外側延部22aの凹み部224Bが、外側に塑性変形する。
こうして、天然歯非残存部50Bにおいて、有床義歯210が歯槽堤50から抜け出ることが許容される状態となる。
そして、図7B→図7Aに示すように、義歯床220のうちの天然歯残存部対応部220Aが弾性的に元の形状に戻りつつ、歯槽堤50から抜け出る。
以上のようにして、使用者は、この有床義歯210を歯槽堤50から容易に取り外すこともできる。
また、使用者の歯槽堤50の形状が年月の経過とともに徐々に変化していった場合においても、この有床義歯210では、形状が変化した後の歯槽堤50に対して密着するように義歯床220(そのうちの天然歯非残存部対応部220Bの熱可塑性樹脂部225)を塑性変形させることが可能であり、そのようにして取り付けることによって、長期間にわたって使用することが可能である。
また、本発明(請求項2及びその従属項に係る発明を除く)は、局部床義歯に限らず、全部床義歯にも適用され得る。
また、本発明は、下顎の歯槽堤に対応するものに限らず、上顎の歯槽堤に対応するものにも適用され得る。
15 光重合レジン
20,120,220 義歯床
220A 天然歯残存部対応部 220B 天然歯非残存部対応部
22a 外側延部
22b 内側延部
24,224A,224B 凹み部
25 義歯床本体(熱可塑性樹脂) 225 熱可塑性樹脂部(熱可塑性樹脂)
226 殻体(弾性を有する合成樹脂)
27,227 シリコーン層
30 人工歯
50 歯槽堤
50A 天然歯残存部 50B 天然歯非残存部
52a 外側面
52b 内側面
54,54A,54B 窪み部
56,56A,56B 歯槽堤張り出し部(張り出し部)
60 残存歯(天然歯)
64 歯茎部
66 残存歯張り出し部(天然歯張り出し部)(張り出し部)
Claims (6)
- 義歯床に人工歯が設けられて形成され、当該義歯床が使用者の歯槽堤に対して取り付けられることによって装着される有床義歯であって、
前記義歯床の少なくとも前記歯槽堤の外側面に対応する外側延部及び/又は前記歯槽堤の内側面に対応する内側延部は、可塑化温度が50〜80℃にある熱可塑性樹脂を主体として形成されている、
有床義歯。 - 義歯床に人工歯が設けられて形成され、当該義歯床が使用者の歯槽堤に対して取り付けられることによって装着される有床義歯であって、
前記義歯床のうち、
前記歯槽堤のうち天然歯が残存している天然歯残存部に対応する部分は、弾性を有する合成樹脂を主体として形成され、当該天然歯に対応して切欠部又は開口部が形成されるとともに、その切欠部又は開口部の端部は当該天然歯の歯茎部に密着又は近接するものであり、
前記歯槽堤のうち天然歯が残存していない天然歯非残存部に対応する部分の少なくとも前記歯槽堤の外側面に対応する外側延部及び/又は前記歯槽堤の内側面に対応する内側延部は、可塑化温度が50〜80℃にある熱可塑性樹脂を主体として形成されている、
有床義歯。 - 請求項2に記載の有床義歯であって、
前記義歯床のうち、天然歯残存部に対応する部分には、前記歯槽堤の窪み部に対応して、凹み部が形成されている、
有床義歯。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の有床義歯であって、
前記義歯床のうち前記歯槽堤に対して接触する部分の少なくとも一部にはシリコーン層が形成されている、
有床義歯。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の有床義歯であって、
前記人工歯に形成された凹部に対して前記義歯床に形成された凸部が嵌合するとともに、前記人工歯が前記義歯床に対して溶着されることによって、前記人工歯が前記義歯床に対して設けられている、
有床義歯。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の有床義歯であって、
前記義歯床と前記人工歯との境界部分及びその近傍に対して光重合レジンが付着されている、
有床義歯。
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