JP2008167576A - モータ用位置センサー - Google Patents
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Abstract
【課題】トリガー信号の伝送の順調性を高くに維持可能であり、部材の点数を低減でき、且つモータAの軸心A1に加える重量を減少でき、回転の順調性を高くに維持でき、モータの信頼度が向上するモータ用位置センサーを提供する。
【解決手段】モータの内部に組み付けられ、本体回転子と本体固定子とを有する本体を含み、本体回転子には複数の回転子磁極が等距離に環設され、本体固定子には、本体回転子の回転子磁極に応じて固定子磁極が等距離に環設されるレゾルバと、本体固定子の固定子磁極に巻装され、且つ本体回転子の回転子磁極に対応する若干のトリガーコイルと、を含む。
【選択図】図2
【解決手段】モータの内部に組み付けられ、本体回転子と本体固定子とを有する本体を含み、本体回転子には複数の回転子磁極が等距離に環設され、本体固定子には、本体回転子の回転子磁極に応じて固定子磁極が等距離に環設されるレゾルバと、本体固定子の固定子磁極に巻装され、且つ本体回転子の回転子磁極に対応する若干のトリガーコイルと、を含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、モータ用位置センサーに係り、特に、コイルの巻装構造が変更されたモータ用位置センサーに関するものである。
図1に示すように、従来のモータAに設けられるレゾルバ(RESOLVER)P10は、トランスP20と、本体P30とを含み、前記トランスP20はトランス回転子P21とトランス固定子P22とから構成されるものであり、前記トランス回転子P21は、環状を呈し、モータAの軸心A1に締り嵌められ、周面に若干のコイルP211が等距離に環設してあり、且つ前記トランス固定子P22は、環状を呈し、モータAの内壁面に固定され、周面に若干のコイルP221が等距離に環設してあり、且つコイルP221が前記トランス回転子P21のコイルP211に対応し、前記本体P30は本体回転子P31と本体固定子P32とから構成されるものであり、前記本体回転子P31は、環状を呈し、モータAの軸心A1に締り嵌められ、本体P30の本体回転子P31はモータAの軸心A1によってトランスP20のトランス回転子P21と同期に回転するようになり、且つ本体回転子P31の周面に若干のコイルP311が等距離に環設してあり、本体P30の本体回転子P31がトランスP20のトランス回転子P21と電気的に連結され、なお、前記本体固定子P32は、環状を呈し、モータAの内壁面に固定され、周面に若干のコイルP321が等距離に環設してあり、且つコイルP321が本体回転子P31のコイルP311に対応する。
しかしながら、一般のレゾルバP10の本体P30は、トランスP20に合せて感応されて作動することが必要であるので、実際に使用される時に、次のような欠点があった。
(イ)レゾルバP10は、本体P30の本体回転子P31がトランスP20のトランス回転子P21と同軸に回転しているときに、前記両者が電気的に連結しているので、トリガー信号が前記電気的連結によって伝送され、しかし、長期間に回転したと、本体P30の本体回転子P31とトランス回転子P21との電気的連結が断線し易いので、正常に動作できなくなる虞がある。
(ロ)モータAの軸心A1にトランスP20と本体P30とが組付けてあるので、前記両者の重量がモータAの軸心A1の回転の負荷になり、長期間に回転したと、モータAの振動周波数が増加して軸心A1の構造を破壊し、保全工数を低減できない。
本発明の主な目的は、トリガー信号の伝送の順調性を高くに維持可能であり、部材の点数を低減できるモータ用位置センサーを提供することにある。
本発明の次の目的は、モータAの軸心A1に加える重量を減少でき、回転の順調性を高くに維持でき、モータの信頼度を向上するモータ用位置センサーを提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願の発明は、モータの内部に組み付けられ、本体回転子と本体固定子とを有する本体を含み、前記本体回転子には複数の回転子磁極が等距離に環設され、前記本体固定子には、前記本体回転子の回転子磁極に応じて固定子磁極が等距離に環設されるレゾルバと、前記本体固定子の固定子磁極に巻装され、且つ前記本体回転子の回転子磁極に対応する若干のトリガーコイルと、を含むことを特徴とするモータ用位置センサーであることを要旨としている。
本願の発明では、前記本体回転子がモータの軸心に締り嵌められ、前記本体固定子がモータの内壁面に固定されることを特徴とする請求項1に記載のモータ用位置センサーであることを要旨としている。
本願の発明では、更に、若干のサインコイルと、若干のコサインコイルと、が設けてあり、前記本体固定子の奇数の固定子磁極には、トリガーコイルと隣接するサインコイルが巻装してあり、前記本体固定子の偶数の固定子磁極には、トリガーコイルと隣接するコサインコイルが巻装してあることを特徴とする請求項2に記載のモータ用位置センサーであることを要旨としている。
本願の発明では、トリガーコイル及びサインコイルは、本体固定子の奇数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装され、トリガーコイル及びコサインコイルは、本体固定子の偶数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装されることを特徴とする請求項3に記載のモータ用位置センサーであることを要旨としている。
本願の発明では、トリガーコイル及びサインコイルは、本体固定子の偶数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装され、トリガーコイル及びコサインコイルは、本体固定子の奇数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装されることを特徴とする請求項3に記載のモータ用位置センサーであることを要旨としている。
本発明のモータ用位置センサーによれば、トリガー信号の伝送の順調性を高くに維持可能であり、部材の点数を低減でき、且つモータAの軸心A1に加える重量を減少でき、回転の順調性を高くに維持でき、モータの信頼度を向上する効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図2と図3を参照する。本発明のモータ用位置センサーは、レゾルバ10と、若干のトリガーコイル20と、若干のサインコイル30と、若干のコサインコイル30と、を含む。
前記レゾルバ10は、モータAの内部に組み付けられ、本体回転子11と本体固定子12とを有する本体101を含み、前記本体回転子11は、環状を呈し、モータAの軸心A1に締り嵌められ、周面に複数の回転子磁極111が等距離に環設してある。
前記本体固定子12は、環状を呈し、モータAの内壁面に固定され、周面に複数の固定子磁極121が等距離に環設してある。
前記本体固定子12の奇数の固定子磁極121には、トリガーコイル20と、トリガーコイル20に隣接するサインコイル30と、が巻装してあり、且つ前記本体固定子12の偶数の固定子磁極121´には、トリガーコイル20と、トリガーコイル20に隣接するコサインコイル40と、が巻装してある。
図3と図4に示すように、前記トリガーコイル20及びサインコイル30は、本体固定子12の奇数の固定子磁極121の軸方向に沿って巻装され、また、図3と図4に示すように、前記トリガーコイル20及びコサインコイル40は、本体固定子12の偶数の固定子磁極121の軸方向に沿って巻装される。
また、図5に示すように、前記トリガーコイル20及びサインコイル30は、本体固定子12の偶数の固定子磁極121の径方向に沿って巻装され、また、前記トリガーコイル20及びコサインコイル40は、本体固定子12の奇数の固定子磁極121の径方向に沿って巻装されてもいい。
次に、図2乃至図6を参照して本発明の作動方式および機能を詳細に説明する。
本発明の本体固定子12の固定子磁極121はモータAの軸心A1の回転に影響されなく、トリガー信号がトリガーコイル20から本体固定子12の固定子磁極121に入力されて、本体固定子12の固定子磁極121に対応している本体回転子11の回転子磁極111が感応されて、レゾルバ10が感応されてインダクタンスが変化して、本体回転子11によって出力信号を取り出し、このとき、モータAの起動角度が判定されて適正な電流を供給することができるようになる。
前記レゾルバ10は、図6に示すように、サインコイル30とコサインコイル40との位相差が90度になるときに感応を実施し、サインコイル30のサイン信号がコサインコイル40のコサイン信号よりも速い場合には、モータAは正回転状態であり、また、コサインコイル40のコサイン信号がサインコイル30のサイン信号よりも速い場合には、モータAは逆回転状態であるので、サインコイル30とコサインコイル40とにより、モータAの正逆転状態を判断することができる。
本発明のレゾルバ10は、トリガーコイル20とサインコイル30との巻装構造、およびトリガーコイル20とコサインコイル40との巻装構造によって、モータAの正逆転状態を判断するが、本発明がこれらに限定されない。
本発明のレゾルバ10によれば、トランスに合せて作動することが必要なくなり、且つ本体回転子11には、回転子磁極11を形成するだけが必要であり、巻装作業が必要なくなり、だから、モータAの軸心A1の重量が減少になり、モータAの軸心A1の回転の順調性を高くに維持することができるようになり、部材の点数を低減でき、モータの信頼度が向上になり、生産コストが降下になる効果を有する。
P10 レゾルバ
P20 トランス
P21 トランス回転子
P211 コイル
P22 トランス固定子
P221 コイル
P30 本体
P31 本体回転子
P311 コイル
P32 本体固定子
P321 コイル
A モータ
A1 軸心
10 レゾルバ
101 本体
11 本体回転子
111 回転子磁極
12 本体固定子
121,121´ 固定子磁極
20 トリガーコイル
30 サインコイル
40 コサインコイル
A モータ
A1 軸心
P20 トランス
P21 トランス回転子
P211 コイル
P22 トランス固定子
P221 コイル
P30 本体
P31 本体回転子
P311 コイル
P32 本体固定子
P321 コイル
A モータ
A1 軸心
10 レゾルバ
101 本体
11 本体回転子
111 回転子磁極
12 本体固定子
121,121´ 固定子磁極
20 トリガーコイル
30 サインコイル
40 コサインコイル
A モータ
A1 軸心
Claims (5)
- モータの内部に組み付けられ、本体回転子と本体固定子とを有する本体を含み、前記本体回転子には複数の回転子磁極が等距離に環設され、前記本体固定子には、前記本体回転子の回転子磁極に応じて固定子磁極が等距離に環設されるレゾルバと、
前記本体固定子の固定子磁極に巻装され、且つ前記本体回転子の回転子磁極に対応する若干のトリガーコイルと、を含むことを特徴とする、モータ用位置センサー。 - 前記本体回転子がモータの軸心に締り嵌められ、前記本体固定子がモータの内壁面に固定されることを特徴とする、請求項1に記載のモータ用位置センサー。
- 更に、若干のサインコイルと、若干のコサインコイルと、が設けてあり、
前記本体固定子の奇数の固定子磁極には、トリガーコイルと隣接するサインコイルが巻装してあり、
前記本体固定子の偶数の固定子磁極には、トリガーコイルと隣接するコサインコイルが巻装してあることを特徴とする、請求項2に記載のモータ用位置センサー。 - トリガーコイル及びサインコイルは、本体固定子の奇数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装され、
トリガーコイル及びコサインコイルは、本体固定子の偶数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装されることを特徴とする、請求項3に記載のモータ用位置センサー。 - トリガーコイル及びサインコイルは、本体固定子の偶数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装され、
トリガーコイル及びコサインコイルは、本体固定子の奇数の固定子磁極の軸方向または径方向に沿って巻装されることを特徴とする、請求項3に記載のモータ用位置センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006353854A JP2008167576A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | モータ用位置センサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006353854A JP2008167576A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | モータ用位置センサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008167576A true JP2008167576A (ja) | 2008-07-17 |
Family
ID=39696280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006353854A Pending JP2008167576A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | モータ用位置センサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008167576A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012098841A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2012-07-26 | 住友金属工業株式会社 | 鉄道車両用のレゾルバ付き車体高さ調整弁 |
-
2006
- 2006-12-28 JP JP2006353854A patent/JP2008167576A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012098841A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2012-07-26 | 住友金属工業株式会社 | 鉄道車両用のレゾルバ付き車体高さ調整弁 |
JPWO2012098841A1 (ja) * | 2011-01-20 | 2014-06-09 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両用のレゾルバ付き車体高さ調整弁 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090618 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091119 |