JP2009268199A - アウターロータ型ブラシレスモータ - Google Patents

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Tatsuyuki Saito
龍之 齋藤
Satoru Negishi
覚 根岸
Yutaka Osawa
豊 大沢
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Abstract

【課題】ロータの剛性を確保しつつ、コギングトルクの低下を図り、異音の発生を抑えるアウターロータ型ブラシレスモータを提供する。
【解決手段】アウターロータ型ブラシレスモータ1は、ステータ本体3の外周から半径方向外側に突出した3n(nは正の整数)個の突極4とを有するステータと、略有底円筒形状に形成されたロータヨーク8と、ロータヨーク8の内周にリング状に取り付けられた2m(mは、正の整数)個のマグネットとを有し、マグネットが突極4の外側の位置に配置され、ステータに対し回転自在に配置されたロータとを備える。マグネットのそれぞれは、軸方向に対して所定の角度傾斜した無着磁帯を有し、無着磁帯の両側にN極およびS極の極性に着磁されたスキュー着磁が施され、2m個のマグネットは、合計で2n極に着磁されており、正の整数nとmは、n>mの関係にある。
【選択図】図2

Description

この発明は、アウターロータ型ブラシレスモータに関するものである。
アウターロータ型ブラシレスモータは、略円環形状に形成されたステータ本体と、ステータ本体の外周から半径方向外側に突出した複数の突極とを有するステータと、ステータの外側に回転自在に配置され、内周に複数のマグネットが取り付けられた略有底円筒形状のロータとを備える。また、ロータには出力軸が取り付けられている。
ロータの回転により、隣接する極性の異なるマグネットの極間が、ステータの突極に近接するとともに遠ざかると、磁束の変化が急峻となるため、ロータの出力軸には、コギングトルクが回転周期にて生じる。また、周期的に生じるコギングトルクの周波数数が、ロータの固有振動数の近傍となると、ロータが共振し、異音の原因となる。
そこで、例えば、特許文献1では、マグネットの周方向両端部の厚さを中央部よりも薄くし、マグネットの極間が、ステータの突極に近接するとともに遠ざかるときに生じる、磁束の変化を小さくすることにより、コギングトルクの低下を図っている。
特開2004−275106号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術にあっては、マグネットの周方向両端部の厚さを中央部よりも薄くしたためロータの剛性が低下し、振動しやすい構造となっている。そのため、コギングトルクの低下は図れるとしても異音が生じやすいという課題がある。
そこで、本発明の目的は、ロータの剛性を確保しつつ、コギングトルクの低下を図り、異音の発生を抑えるアウターロータ型ブラシレスモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明のアウターロータ型ブラシレスモータは、ブラケットと、略円環形状に形成され、ブラケットに取り付けられたステータ本体と、前記ステータ本体の外周から半径方向外側に突出した3n(nは正の整数)個の突極とを有するステータと、略有底円筒形状に形成されたロータヨークと、前記ロータヨークの内周にリング状に取り付けられた2m(mは、正の整数)個のマグネットとを有し、前記マグネットが前記突極の外側の位置に配置され、前記ブラケットに回転自在に取り付けられたロータと、前記突極のそれぞれに巻装されたコイルとを備えたアウターロータ型ブラシレスモータにおいて、前記マグネットのそれぞれは、軸方向に対して所定の角度傾斜した無着磁帯を有し、前記無着磁帯の両側にN極およびS極の極性に着磁されたスキュー着磁が施され、前記2m個のマグネットは、合計で2n極に着磁されており、正の整数nとmは、n>mの関係にある。
このように、複数のマグネットをリング状にロータヨークに取り付けることで、ロータの剛性を確保することができる。また、マグネットにスキュー着磁を施すことで、磁束の変化が緩やかになり、コギングトルクの低下が図られる。よって、これらにより、アウタロー型ブラシレスモータのロータの回転時に生じる異音を低減させることができる。
次に、この発明の実施形態のアウターロータ型ブラシレスモータを図1から図3基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態のアウターロータ型ブラシレスモータの縦断面図である。アウターロータ型ブラシレスモータ1は、略円環形状に形成されたステータ本体3と、ステータ本体3の外周から半径方向外側に突出した複数の突極4とを有するステータ2と、略有底円筒形状のロータヨーク8と、ロータヨーク8の内周に複数のマグネット9が取り付けられたロータ7とを備える。また、突極4のそれぞれにはコイル6が巻装されており、ロータヨークの底部8aの中央に形成さされた貫通孔8bには、出力軸10が挿入され固定されている。
ステータ2とロータ3は、ブラケット5に取り付けられている。ブラケット5は、略中央に軸方向視円環の突出部5aが形成されている。突出部5aの外周にステータ本体3の内周が挿入固定され、ステータ2は、ブラケット5に取り付けられている。
突出部5aの内周には、軸受11、12のアウターレースが取り付けられ、軸受11、12は、突設部5aの内部に配置さられている。この軸受11、12のインナーレースに出力軸10の一端が固定されており、出力軸10がブラケット5に取り付けられることにより、ロータ7がブラケット5に取り付けられる。このとき、ロータ7のマグネット9がステータ2の突極4の半径方向外側に所定の間隔を隔てた位置に配置される。
図2に示すように、本実施形態のアウターロータ型ブラシレスモータ1は、9個の突極を有する。一方、ロータヨーク8の内周には、第1から第4の4個のマグネット9(第1から第4のマグネット(9aから9d))が取り付けられている。
ここで、第1から第4のマグネット(9aから9d)は、それぞれ内外の弧が同心形状となっており、円周方向が同一の厚さとなっている。また、第1から第4のマグネット(9aから9d)は、若干の隙間を有するのみで、近接したリング形状にてロータヨーク8に取り付けられている。従って、第1から第4のマグネット(9aから9d)とロータヨーク8の厚さは、円周方向に略均一であり、薄くなっている箇所もない。このため、ロータ7の剛性は高いものとなっている。
次ぎに、第1から第4のマグネット(9aから9d)の着磁について、図3に基づき説明する。図3は、ロータヨーク8に取り付けられた第1から第4のマグネット(9aから9d)を平面上に展開したものである。第1から第4のマグネット(9aから9d)のそれぞれは、軸方向に対して所定の角度θ傾斜した無着磁帯9eを有している。そして、無着磁帯の両側にN極およびS極の極性に着磁されたスキュー着磁が施されている。なお、本実施の形態では、角度θは5°から5°の間の値である。
第1のマグネット9aは、第1の回転方向に向けて、第3のS極S3、無着磁帯9e、第1のN極N1、無着磁帯9e、第1のS極S1の順に着磁されている。第2のマグネット9bは、第1の回転方向に向けて、第1のS極S1、無着磁帯9e、第2のN極N2、無着磁帯9eの順に着磁されている。第3のマグネット9cは、第1の回転方向に向けて、第2のN極N2、無着磁帯9e、第2のS極S2、無着磁帯9e、第3のN極S3の順に着磁されている。第4のマグネット9cは、第1の回転方向に向けて、第3のN極N3、無着磁帯9e、第3のS極S3の順に着磁されている。
このように着磁することで、第1の回転方向に向けて、それぞれ無着磁帯9eを間に介して、第1のN極N1,第1のS極S1、第2のN極N2、第2のS極S3、第3のN極N3、第3のS極S3の順に、6極にスキュー着磁されている。
そして、スキュー着磁されているため、N極とS極の極間が連続的にステータ2の突極4に近接し、遠ざかるため、突極4を流れる磁束の変化が緩やかになるため、出力軸10に生じるコギングトルクの低下を図ることができる。
以上のように、第1から第4のマグネット(9aから9d)とロータヨーク8の厚さは、円周方向に略均一であり、薄くなっている箇所もない。このため、ロータ7の剛性は高いものとなっている。また、ロータ7の振動の発生源であるコギングトルクの低下を図ることができるとことにより、アウタロー型ブラシレスモータ1のロータ7の回転時に生じる異音を低減させることができる。
本発明の実施形態におけるアウターロータ型ブラシレスモータの縦断面図である。 本発明の実施形態におけるアウターロータ型ブラシレスモータの横断面図である。 ロータヨークに取り付けられた第1から第4のマグネット(9aから9d)を平面上に展開したものである。
符号の説明
1 アウターロータ型ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ステータ本体
4 突極
5 ブラケット
6 コイル
7 ロータ
8 ロータヨーク
9 マグネット
9a 第1のマグネット
9b 第2のマグネット
9c 第3のマグネット
9d 第4のマグネット
9e 無着磁帯
10 出力軸

Claims (2)

  1. ブラケットと、
    略円環形状に形成され、ブラケットに取り付けられたステータ本体と、前記ステータ本体の外周から半径方向外側に突出した3n(nは正の整数)個の突極とを有するステータと、
    略有底円筒形状に形成されたロータヨークと、前記ロータヨークの内周にリング状に取り付けられた2m(mは、正の整数)個のマグネットとを有し、前記マグネットが前記突極の外側の位置に配置され、前記ブラケットに回転自在に取り付けられたロータと、
    前記突極のそれぞれに巻装されたコイルとを備えたアウターロータ型ブラシレスモータにおいて、
    前記マグネットのそれぞれは、軸方向に対して所定の角度傾斜した無着磁帯を有し、前記無着磁帯の両側にN極およびS極の極性に着磁されたスキュー着磁が施され、前記2m個のマグネットは、合計で2n極に着磁されており、正の整数nとmは、n>mの関係にあることを特徴とするアウターロータ型ブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のアウターロータ型ブラシレスモータにおいて、正の整数nは3であり、正の整数mは2であることを特徴とするアウターロータ型ブラシレスモータ。

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CN112421905A (zh) * 2020-12-18 2021-02-26 山东理工大学 驱动电机用径向叉入分块式凸极转子生产方法

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