JP2008167569A - トルクモータ部材の位置決め用実装構造 - Google Patents

トルクモータ部材の位置決め用実装構造 Download PDF

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王之佑
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Abstract

【課題】モータの部材である、台座と、回転子と、固定子と、光学式物差と、を精確に組付けることが可能になり、生産コストが低減になり、組付作業が便利になり、モータの精確度が向上するトルクモータ部材の位置決め用実装構造を提供する。
【解決手段】その上でモータの各部材が組付けられる台座と、相対に回転可能な固定子と回転子とを有し、固定子の外面に第一位置決め面と第二位置決め面が成形してあり、回転子の外面に基準面が成形してある位置決め軸受と、台座の内部に固定され、一端面が位置決め軸受の第二位置決め面に当接するように位置決め軸受と連結する固定子と、台座の内部に回動可能に組み付けられ、一端面が位置決め軸受の基準面に当接するように位置決め軸受と連結する回転子と、部材の変位誤差を測定するためのものである光学式物差と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、トルクモータ部材の位置決め用実装構造に係り、特に、位置決め軸受により、台座と、固定子と、回転子と、光学式物差と、を位置決めるトルクモータ部材の位置決め用実装構造に関するものである。
目下、各種類の回転装置として、回転テーブルが広汎に普及しており、例えば、ウェーハ測定装置と、自動化設備と、割出し板などの装置に回転テーブルが組付けてあり、且つ回転テーブルのパワーソースとして、トルクモータが主に使用される。
回転作業が必要な各種類の設備は、作業精度が厳しく要求されるので、トルクモータのスムーズな回転作動は必要条件とされ、従来のトルクモータは、回転子と、モータ台座および固定子との合せ精度を一定に維持するために、光学式物差により回転子と、モータ台座および固定子との間の誤差を矯正することが一般である。
特に、従来のトルクモータは、回転子と、固定子と、軸受と、光学式物差となどの部材は、先にモータの台座に取付けられて、それぞれ位置合せることが必要であり、だから、モータ台座は、これらの部材を組付可能にするために、これらの部材を組付けるための構造を加工して成形し、又は各種の補助部材を利用することが必要になる。
しかしながら、モータ台座での実装構造は、加工誤差の原因で、組み付けられた部材同士の相対位置誤差が顕在化になり、だから、作製時に調整および矯正を重ねることが必要になり、そしてある時期を使用した後も、組み付けられた部材同士の相対位置誤差を測定して矯正することが必要である。
また、従来の構造によって回転子と台座との間の実装精確度を調整する場合には、回転子と、軸受け台と、補助部材とを調整しないと、誤差を除去できないので、操作は極めて不便である。
本発明の主な目的は、モータの部材である、台座と、回転子と、固定子と、光学式物差と、を精確に組付けることが可能になり、補助部材を一切使用することが必要なくなり、生産コストが低減になり、組付作業が便利になり、モータの精確度が向上になるトルクモータ部材の位置決め用実装構造を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願の発明は、その上でモータの各部材が組付けられる台座と、相対に回転可能な、固定子と、回転子とを有し、前記固定子の外面に、第一位置決め面と、第二位置決め面と、が成形してあり、前記回転子の外面に基準面が成形してあり、第一位置決め面で前記台座に当接するように前記台座と連結する位置決め軸受と、前記台座の内部に固定され、一端面が前記位置決め軸受の第二位置決め面に当接するように前記位置決め軸受と連結する固定子と、前記台座の内部に回動可能に組み付けられ、一端面が前記位置決め軸受の基準面に当接するように前記位置決め軸受と連結する回転子と、部材の変位誤差を測定するためのものであり、一端面が前記位置決め軸受の基準面に当接するように前記位置決め軸受と連結する光学式物差と、を含むことを特徴とするトルクモータ部材の位置決め用実装構造であることを要旨としている。
本発明のトルクモータ部材の位置決め用実装構造によれば、モータの部材である、台座と、回転子と、固定子と、光学式物差と、を精確に組付けることが可能になり、補助部材を一切使用することが必要なくなり、生産コストが低減になり、組付作業が便利になり、モータの精確度が向上になる効果を有する。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1と図2を参照する。図1は本発明のトルクモータの部材の組合状態を示す断面図であり、図2は本発明のトルクモータの部材の位置関係を示す概略図である。本発明のモータ部材の位置決め用実装構造は、
その上でモータの各部材が組付けられる台座10と、
相対に回転可能な、固定子21と、回転子22とを有し、前記固定子21の外面に、第一位置決め面211と、第二位置決め面212と、が成形してあり、前記回転子22の外面に基準面221が成形してあり、第一位置決め面211で前記台座10に当接するように前記台座10と連結する位置決め軸受20と、
モータの固定磁性部材であり、前記台座10の内部に固定され、一端面が前記位置決め軸受20の第二位置決め面212に当接するように前記位置決め軸受20と連結する固定子30と、
モータの回動磁性部材であり、前記台座10の内部に回動可能に組み付けられ、一端面が前記位置決め軸受20の基準面221に当接するように前記位置決め軸受20と連結する回転子40と、
部材の変位誤差を測定するためのものであり、一端面が前記位置決め軸受20の基準面221に当接するように前記位置決め軸受20と連結する光学式物差50と、を含む。
図1と図2に示すように、本発明は、主に、位置決め軸受20の固定子21の外面に、第一位置決め面211と、第二位置決め面212と、が成形してあり、回転子22の外面に基準面221が成形してあり、前記第一位置決め面211が前記台座10に当接して位置決められ、前記第二位置決め面212が固定子30に当接して位置決められ、且つ基準面221が回転子40と光学式物差50とに当接して位置決められ、これにより、加工時に位置決め軸受20が要求される精確度に加工されたと、モータの他の部材である、台座10と、回転子40と、固定子30と、光学式物差50とは精確に組付可能になる。
特に、本発明は、位置決め軸受20を中心基準としてモータの各部材(台座10、回転子40、固定子30と光学式物差50)を位置決めして連結し、すなわち、モータの各部材が位置決め軸受20に位置決められて位置決め軸受20と結合するので、従来のもののように補助部材を一切使用することが必要なくなり、部材数が減少になり、部材数が多い場合による累積誤差の発生を回避できる。
特に、本発明の位置決め軸受20は増設する部材ではなく、従来のトルクモータにおいて、回転子40と固定子30との間に、回転子40と固定子30との回動を自在にするための普通な軸受が配設してあり、本発明は、本来の普通な軸受を、第一位置決め面211と、第二位置決め面212と、基準面221と、を持つ特殊な位置決め軸受20に変換するので、生産コストはやや増加するだけである。
また、モータの各部材(台座10、回転子40、固定子30と光学式物差50)は位置決め軸受20に直接に当接して位置決められて位置決め軸受20と連結するので、部材の連結作業が簡単になり、部材数が低減になり、モータ全体の剛性および安定性が大幅に向上になる。
本発明のトルクモータの部材の組合状態を示す断面図である。 本発明のトルクモータの部材の位置関係を示す概略図である。
符号の説明
10 台座
20 位置決め軸受
21 固定部
211 第一位置決め面
212 第二位置決め面
22 回転部
221 基準面
30 固定子
40 回転子
50 光学式物差

Claims (1)

  1. その上でモータの各部材が組付けられる台座と、
    相対に回転可能な、固定子と、回転子とを有し、前記固定子の外面に、第一位置決め面と、第二位置決め面と、が成形してあり、前記回転子の外面に基準面が成形してあり、第一位置決め面で前記台座に当接するように前記台座と連結する位置決め軸受と、
    前記台座の内部に固定され、一端面が前記位置決め軸受の第二位置決め面に当接するように前記位置決め軸受と連結する固定子と、
    前記台座の内部に回動可能に組み付けられ、一端面が前記位置決め軸受の基準面に当接するように前記位置決め軸受と連結する回転子と、
    部材の変位誤差を測定するためのものであり、一端面が前記位置決め軸受の基準面に当接するように前記位置決め軸受と連結する光学式物差と、を含むことを特徴とする、トルクモータ部材の位置決め用実装構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102723823A (zh) * 2012-07-11 2012-10-10 无锡市中达电机有限公司 电机定子专用快换可调自动涨胎装置

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