JP2008165055A - 表示装置 - Google Patents

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謙二 秋友
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Abstract

【課題】 正しく映像を表示しているか、あるいは故障していないかを検知することができる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示駆動部12が、映像表示部11の監視用映像表示領域21に表示すべき障害監視用の映像情報を映像として表示させ、カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23によって、障害監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、障害監視用の映像情報の色情報と、前記検出した色情報とを比較する。この色情報が異なれば、表示すべきカラーの映像が正しく表示されていないと判断し、警報出力部18が障害発生情報を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像を表示可能な表示装置に関し、映像信号出力装置に接続されて用いられる表示装置に関する。
従来の技術では、フォトインタラプタによって液晶表示セルが光透過状態にあるときの透光量と光不透過状態にあるときの透光量とを検出して、制御部がその透光量を比較し、その差が所定値以上となるように液晶駆動電源回路の電源電圧を可変することによって液晶駆動表示装置のコントラストを最適に調整する液晶表示装置が開示されている(たとえば特許文献1参照)。
特開平7−44123号公報
フォトインタラプタによって液晶表示セルの透過光量を検出する構成では、液晶表示セルに印加する電圧の制御はできるが、映像信号に応じて実際に表示される映像が、表示すべき映像となっているかはが分からない。
したがって本発明の目的は、正しく映像を表示しているか、あるいは故障していないかを検知することができる表示装置を提供することである。
本発明は、映像を表示可能な表示部と、
原映像信号に、前記表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を付加して成る映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、色情報を検出する検出部と、
比較の基準となる色情報と、前記検出部によって検出した色情報とを比較する比較部と、
前記比較部による比較結果に基づいて色情報が異なっているとき、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置である。
また本発明は、前記駆動部および前記比較部は、前記映像信号を出力する映像信号出力装置に接続可能であり、
前記駆動部は、前記映像信号出力装置から前記映像信号を取得し、
前記比較部は、前記映像信号出力装置から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする。
また本発明は、前記映像信号を出力する映像信号出力装置に接続可能であり、前記映像信号から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を分離する監視用映像分離部を含み、
前記比較部は、監視用映像分離部から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする。
また本発明は、前記障害監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
原映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成し、生成した映像信号を前記駆動部に与える映像混合部とを含み、
前記比較部は、映像混合部から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする。
また本発明は、映像を表示可能な表示部と、
前記表示装置に発生する予め定める障害を検出する障害検出部と、
前記障害検出部によって検出した検出結果に応じて、前記表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
原映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成する映像混合部とを含み、
前記映像混合部によって生成された映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、色情報を検出する検出部と、
前記比較用の映像情報に含まれる色情報と、前記検出部によって検出した色情報とを比較する比較部と、
前記比較部による比較結果に基づいて、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置である。
また本発明は、前記比較部は、比較用の映像情報に含まれる色情報と、前記検出部によって検出した複数の色成分に対応する色情報とをそれぞれ比較し、
前記出力部は、前記検出部によって検出した色情報と比較用の映像情報に含まれる色情報とが異なるとき、色情報が異なる色成分に対応する障害発生情報を出力することを特徴とする。
また本発明は、映像を表示可能な表示部と、
輝度監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成し、生成した映像信号を前記駆動部に与える映像混合部と、
前記映像混合部によって混合された映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、輝度情報を検出する検出部と、
前記比較部による比較結果に基づいて、検出部によって検出した輝度情報と、予め定める輝度情報とが異なっているとき、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置である。
また本発明は、前記予め定める領域は、表示部の表示領域うち、筐体から露出する領域を除く残余の領域に含まれることを特徴とする。
本発明によれば、駆動部が、原映像信号に、表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を付加して成る映像信号に応じて、表示部に映像を表示させることによって、表示部の予め定める領域には、障害監視用の映像情報が映像として表示される。検出部が、障害監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、比較の基準となる色情報と、前記検出した色情報とを比較する。検出部によって検出された色情報は、障害監視用の映像情報の色情報と同じ色を表すはずであるが、この色情報が異なれば、表示すべきカラーの映像が正しく表示されていないと判断でき、出力部が障害発生情報を出力することによって、表示装置の故障を知ることができる。
また本発明によれば、映像信号出力装置から映像信号および障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得するので、表示装置では映像信号をそのまま駆動手段によって表示すればよいので、装置の構成が複雑化することが防止される。
また本発明によれば、監視用映像分離部によって映像信号から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を分離し、この分離した障害監視用の映像情報に含まれる色情報を比較部で用いることによって、映像信号が供給されるラインと、障害監視用の映像情報が含まれる色情報を供給するラインとを別々に設ける必要がなく、表示装置とこの表示装置に接続される映像音声出力装置との接続配線を少なくすることができる。
また本発明によれば、映像信号に、映像混合部が前記映像生成部によって生成した映像情報を付加するので、外部から映像信号を供給する映像信号源が、DVD(Digital versatile Disk)などの再生装置であればよく、どのような映像信号源にも対応して表示を行うとともに、また障害の発生を知ることができる。
また本発明によれば、たとえば温度および振動などの表示装置に発生し得る障害が発生すると、障害検出部が検出して、映像生成部が障害検出部の検出結果に応じて、前記表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を生成する。映像生成部が、映像信号に、前記障害監視用の映像情報を付加して映像信号を生成し、駆動部が、映像信号に応じて、表示部に映像を表示させることによって、表示部の予め定める領域には、障害監視用の映像情報が映像として表示される。検出部が、障害監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、比較用の映像情報の色情報と、前記検出した色情報とを比較する。検出部によって検出された色情報は、発生した予め定める障害に応じた色を表すので、この色に応じて、予め定める障害が発生していると判断でき、出力部が障害発生情報を出力することによって、表示装置の故障を知ることができる。
また本発明によれば、比較部は、比較用の映像情報に含まれる色情報と、検出部によって検出した複数の色成分に対応する色情報とをそれぞれ比較し、出力部は、前記検出部によって検出した色情報と比較用の映像情報に含まれる色情報とが異なるとき、色情報が異なる色成分に対応する障害発生情報を出力するので、複数の障害のうちどの障害が発生したのかが判り、これによって障害への対応を速やかに行うことができる。
また本発明によれば、駆動部が、原映像信号に、表示部の予め定める領域に表示すべき輝度監視用の映像情報を付加して成る映像信号に応じて、表示部に映像を表示させることによって、表示部の予め定める領域には、輝度監視用の映像情報が映像として表示される。検出部が、輝度監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、輝度比較部輝度監視用の映像情報の輝度情報と、前記検出した色情報とを比較する。検出部によって検出された輝度情報は、輝度監視用の映像情報の色情報と同じ輝度を表すはずであるが、この輝度情報が異なれば、表示すべき映像が正しく表示されていないと判断でき、出力部が障害発生情報を出力することによって、表示装置の故障を知ることができる。また映像信号に、映像混合部が前記映像生成部によって生成した映像情報を付加するので、外部から映像信号を供給する映像信号源が、DVD(Digital versatile Disk)まどの再生装置であればよく、どのような映像信号源にも対応して表示を行うとともに、また障害の発生を知ることができる。
また本発明によれば、予め定める領域は、表示部の表示領域うち、筐体から露出する領域を除く残余の領域に含まれるので、映像信号に付加された情報が表示されても、表示装置を観察する観察者からは見えないので、観察者に対して表示すべき映像だけを見せることができる。
図1は、本発明の実施の一形態の表示装置1と映像信号源2とを含む表示システム3の電気的構成を示すブロック図である。図2は、表示システム3の外観図である。表示装置1は、たとえば看板のように用いられるインフォメーションディスプレイであって、遠隔地の管理施設に設けられる映像信号源2から与えられる映像信号に応じて映像を表示する。
表示システム3は、表示装置1と映像信号出力装置である映像信号源2とを含む。表示装置1は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、監視機器17と、警報出力部18とを含んで構成される。
映像表示部11は、映像(画像)を表示可能な表示部であり、透過型の液晶表示パネルによって実現される。表示駆動部12は、液晶駆動のドライバであって、映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。また表示駆動部12は、制御部15の指令に応じて映像を表示し、映像表示部11の予め定める領域、ここでは監視用映像表示領域21に表示すべき障害監視用の映像情報を付加して成る映像信号(以下、監視用映像付映像信号という場合がある)に応じて、映像表示部11に映像を表示する。映像表示部11には、監視用映像表示領域21と通常映像表示領域22とが設けられ、監視用映像表示領域21には障害監視用の映像情報が映像として表示され、通常映像表示領域22には表示装置1が対象とする観察者に観察されるべき映像情報(原映像情報)が映像として表示される。
バックライト13は、映像表示部11の背後に設けられ、発光する。バックライト13は、たとえば蛍光灯および冷陰極線管などによって実現される。バックライト駆動部14は、制御部15の指令に応じてバックライト13に電力を供給して、バックライト13を点灯させる。
制御部15は、表示駆動部12とバックライト駆動部14とを制御する。制御部15は、中央演算装置(CPU)と、制御プログラムを記録したROM(Read Only Memory)などの記録媒体とを含んで構成される。制御部15は、前記制御プログラムをCPUが実行処理することによって実現される。制御部15の制御動作については、後述する。
カラーセンサ16は、赤(R)、青(G)、緑(B)の各色を検出可能な光学センサであって、たとえばフォトダイオードによって実現される。カラーセンサ16は、監視用映像表示領域からの光を取得し、光電変換して取得した光に応じた電気信号を出力する。
監視機器17は、センサ入力処理部23と、色比較部24とを含んで構成される。センサ入力処理部23は、カラーセンサ16から与えられる電気信号に応じて、赤(R)、青(G)および緑(B)のそれぞれの色情報を生成する。カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23は、検出部を構成する。センサ入力処理部23は、アナログデジタル変換器を有し、赤(R)、青(G)および緑(B)の光にそれぞれ対応するアナログの電気信号を、アナログデジタル変換によって、デジタルデータにする。このデジタルデータは、カラーセンサ16に入力された赤(R)、青(G)および緑(B)のそれぞれの光の強度に対応し、光の強度を、たとえば256段階の数値で表す。
色比較部24は、映像信号源2から与えられる監視用映像の映像情報を取得して、取得した障害監視用の映像情報に含まれる色情報、すなわち比較の基準となる色情報と、検出部によって検出した色情報、すなわちセンサ入力処理部23によって変換された色情報とを比較する。障害監視用の映像情報に含まれる色情報は、障害監視用の映像情報の色を表し、表示するときの赤(R)、青(G)および緑(B)の光の強度に対応するデジタルデータで表される。このデジタルデータは、たとえば256段階の数値を表す。色比較部24は、色情報を比較し、すなわち前記デジタルデータが表す数値を比較する。
色比較部24は、比較結果に基づいて色情報が異なっているとき、言い換えれば色比較部24は、2つの色情報に予め定める誤差が生じているとき、すなわち2つのデジタルデータが表す数値が予め定める閾値以上の差となったときには、障害が発生したことを、警報出力部18に知らせる。予め定める閾値は、階調値を256段階の数値で表すとき、たとえば、5〜10程度に選ばれる。このように色情報が異なっているか否かを判断するときに、同じ色とみなせる範囲に幅を持たせることによって、検出誤差によって生じる誤検出を防止することができる。赤、青、緑の階調値は、赤、青、緑の光の強度にそれぞれ対応し、赤、青、緑の階調値が大きくなるほど、赤、青、緑の光の強度はそれぞれ大きくなるとする。
警報出力部18は、色比較部24から障害が発生したことを通知されると、映像信号源2に障害が発生したことを表す障害発生情報を与える。警報出力部18は、LAN( Local Area Network)25などによって実現されるネットワークを介して映像信号源2の後述する報知部34に接続される。色比較部24によって、表示装置1が正しく映像を表示しているか、あるいは故障していないかを検知することができる。
また警報出力部18は、表示駆動部12に指令を与えて、映像表示部11に障害が発生したことを表す障害発生情報を表示させてもよく、さらに表示装置1にスピーカを設け、警報出力部18が、前記スピーカから障害発生情報を音声として出力させてもよい。映像信号源2が設けられる管理施設が表示装置1に隣接する場合には、このような構成であっても、表示装置1の異常を検出することができ、また表示装置1を見た人から管理会社に表示装置1が異常であるとの連絡が伝達されることによって、管理施設において表示装置1の異常を確認することができる。
映像信号源2は、映像信号出力装置であって、たとえばパーソナルコンピュータなどによって実現される。映像信号源2は、映像生成部31と、監視用映像生成部32と、監視用映像混合部33と、報知部34とを含んで構成される。映像生成部31は、表示装置1が対象とする観察者に観察されるべき映像信号(以下、原映像信号という場合がある)を生成する。映像生成部31は、記録媒体に記録される原映像信号を読み出し可能な読み出し装置、および原映像信号を記憶したメモリなどの記録装置の少なくともいずれか1つを含んで構成される。映像生成部31は、記録媒体、または記録装置から読み出した原映像信号を監視用映像混合部33に与える。映像生成部31は、映像信号源2に設けられる図示しない操作部からの操作指令に応じて動作する。
監視用映像生成部32は、障害監視用の映像情報を記憶するメモリを含んで構成される。障害監視用の映像情報は、赤(R)、青(G)および緑(B)の色の階調値にそれぞれ対応したデジタルデータである。監視用映像生成部32は、障害監視用の映像情報を監視用映像混合部33に与る。また監視用映像生成部32は、LAN25を介して色比較部24と接続され、色比較部に障害監視用の映像情報を与える。
監視用映像混合部33は、映像生成部31から与えられる映像信号に、監視用映像生成部32から与えられる映像情報を付加する。監視用映像混合部33は、具体的には、映像生成部31から与えられる映像信号を映像情報に変換し、監視用映像生成部32から与えられる映像情報を合成し一つの映像情報とした後、再度映像信号に変換する。監視用映像混合部33は、映像信号に、障害監視用の映像情報を付加して成る映像信号を生成して、出力する。監視用映像混合部33と表示駆動部12とはLAN25を介して接続され、映像信号は、表示駆動部12に与えられる。
報知部34は、警報出力部18から障害発生情報が与えられると、障害が発生したことを利用者に報知する。報知部34は、たとえば液晶表示装置などの映像表示装置およびスピーカなどの音声出力装置を含んで構成され、障害の発生を表す情報を映像表示装置に表示させたり、音声出力装置から出力したりする。これによって映像信号源2が、表示装置1から離間した遠隔地の管理施設などに設けられていても、管理施設において管理者に、表示装置1に障害が発生したことを報知することができる。これによって、表示装置1の異常に対して速やかに対応することができるようになる。
図3は、図2の切断面線III−IIIから見た断面図である。表示装置1の映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、監視機器17と、警報出力部18との各部は、キャビネット35に保持される。キャビネット35は、表示領域の一部分を隠すように覆い、映像表示部11の通常映像表示領域22を露出させ、かつ映像表示部11の監視用映像表示領域21を覆うように映像表示部11を保持する。表示装置1のうち映像表示部11を除く各部は、キャビネット35と映像表示部11との間に形成される空間に収容される。監視用映像表示領域21は、映像表示部11の全表示領域のうちの端部に設けられる。ここでは、表示装置1の表示面は矩形状に形成され、監視用映像表示領域21は、前記表示面の長手方向の端部に設けられる。キャビネット35が覆う監視用映像表示領域21は、映像表示部11の縦方向および横方向の少なくとも一方の1ライン分の画素を含み、本実施の形態では複数ライン分の画素を含む。本実施形態では、監視用映像表示領域21には、長手方向の一端部に位置する画素を含む。
バックライト13は、映像表示部11の背後に設けられて、映像表示部11の背後の全領域にわたって光を照射する。表示駆動部12と、バックライト駆動部14と、制御部15と、監視機器17と、警報出力部18とは、バックライト13とキャビネット35との間の空間に設けられる回路基板上にこれらを実現する電子部品を実装して形成される。
カラーセンサ16は、映像表示部11の監視用映像表示領域21に臨んで設けられる。カラーセンサ16は、キャビネット35の縁部分で、キャビネット35と映像表示部11とによって形成される外光が入らない空間に形成される。これによってカラーセンサ16によって得られる電気信号の信頼性を向上させることができる。カラーセンサ16は、監視用映像表示領域21内の複数画素の光を受光するように構成され、たとえば480画素程度の光を受光する。
図4は、映像信号に基づいて映像表示部11に映像を表示させて示す図である。図4(1)は、原映像、すなわちキャビネット35によって隠していない部分(通常映像表示領域22)に表示される映像を示す。図4(2)は、監視用映像付映像、すなわち映像表示部11の全表示領域(通常映像表示領域22および監視用映像表示領域21)に表示される映像を示す。図4(3)は、表示装置1において外部から観察される表示結果を示す図である。図4(3)に示すように、監視用映像表示領域21は、筐体であるキャビネット35から露出する領域を除く残余の領域に含まれ、キャビネット35によって隠されているので、監視用映像が表示装置を観察する観察者の目に触れることはなく、監視用映像を映像信号を付加して表示させても、観察者に対して表示すべき映像のみを提供することができる。
図5は、表示装置1の動作処理を示すフローチャートである。表示装置1において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令を与え、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源2において操作部から操作指令が与えられて、監視用映像混合部33から表示駆動部12に映像信号が与えられ、監視用映像生成部32から監視用映像が色比較部24に与えられると、映像信号に応じて表示駆動部12が映像を表示してステップa0からステップa1に移る。監視用映像は、赤、青および緑の色成分を含む予め定める単一色の映像としておく。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップa1では、色比較部24が監視用映像に含まれる色情報を取得して、ステップa2に移る。
ステップa2では、カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23によって画面の監視用映像表示領域21からの光に応じて色情報を取得して、ステップa3に移る。
ステップa3では、センサ入力処理部23が、ステップa3で得られた色情報から、赤、青および緑の3原色の色情報を分離して、ステップa4に移る。
ステップa4では、色比較部24が、ステップa2で取得した色情報と、ステップa4で得られた色情報の赤色の成分の誤差が、予め定める閾値未満であるか否かが判断される。ステップa4で、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップa5に移る。
ステップa5では、色比較部24が、ステップa2で取得した色情報と、ステップa4で得られた色情報の青色の成分の誤差が、予め定める閾値未満であるか否かが判断される。ステップa5で、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップa6に移る。
ステップa6では、色比較部24が、ステップa2で取得した色情報と、ステップa4で得られた色情報の緑色の成分の誤差が、予め定める閾値未満であるか否かが判断される。ステップa6で、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップa7に移る。
ステップa7では、色比較部24が、色比較部24に付設されるタイマを監視して、予め定める時間の経過を監視し、予め定める時間が経過すると、ステップa1に移る。
前述したステップa4、ステップa5およびステップa6において、誤差が予め定める閾値以上であると判断すると、ステップa8に移る。ステップa8では、警報出力部18が、報知部34に、警告を表示させる障害発生情報、および警告音を出力させるための障害発生情報の少なくともいずれか一方を与えて、ステップa9に移り処理動作を終了する。またステップd8では、警報出力部18が、映像表示部11に、警告を表示させたり、スピーカから警告音を出力させたりしてもよい。図5に示すフローチャートは、表示装置1への電力の供給を停止することによって終了する。
以上のように表示装置1では、表示駆動部12が、映像表示部11の監視用映像表示領域21に表示すべき障害監視用の映像情報を映像として表示させ、カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23によって、障害監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、障害監視用の映像情報の色情報と、前記検出した色情報とを比較する。カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23によって検出された色情報は、障害監視用の映像情報の色情報と同じ色を表すはずであるが、この色情報が異なれば、表示すべきカラーの映像が正しく表示されていないと判断し、警報出力部18が障害発生情報を出力することによって、表示装置1から離間した遠隔地の管理施設などに映像信号源2が設けられていても、表示装置1の管理者は、表示装置1に障害が発生したことを知ることができる。
また表示装置1では、表示されるべき障害監視用の映像情報の色情報と、実際に映像表示部11で表示された映像の色情報とを比較することによって、カラーの映像を正しく表示しているのか否かを、高い信頼度で検出することができる。したがって、表示装置1を修理すべきか否かの判断を高い信頼度で行うことができる。
また表示装置1は、映像信号源2から映像信号および障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得するので、表示装置1では映像信号をそのまま表示駆動部12によって表示すればよいので、装置の構成が複雑化することが防止される。
また表示装置1では、障害の発生を検出することができるので、障害の発生時、すなわち故障時に迅速に対応することができ、インフォメーションディスプレイとして用いるときに、広告として表示すべき映像が表示されないままになってしまう状態を早急に解決することができるようになり、インフォメーションディスプレイとしての信頼性を向上させることができる。
また表示装置1では、たとえばドット抜けなどの画素に依存する不具合を除くと、映像が正しく表示されていなければ、確実に検知することができる。カラーセンサ16は、赤、青および緑色が表示されているか否かがわかる程度の安価なものによって構成することができ、製造コストの上昇を抑制することができる。
前述した本発明の他の実施の形態では、予め定める時間が経過するごとに、監視用映像生成部32が生成する監視用映像の色を変えることによって、異常の検出の信頼性をより向上することができる。予め定める時間は、たとえば表示装置1における検出周期に等しく選ばれる。
図6は、本発明の実施の他の形態の表示装置41と映像信号源42とを含む表示システム43の電気的構成を示すブロック図である。表示システム43は、表示装置41と映像信号源42とを含む。表示装置41は、前述の実施の形態の表示装置1に類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。また映像信号源42は、前述した映像信号源2と類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。
表示装置41は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、センサ入力処理部23と、色比較部24と、警報出力部18と、監視用映像分離部44とを含んで構成される。映像信号源42は、映像生成部31と、監視用映像生成部32と、監視用映像混合部33と、報知部34とを含んで構成される。
監視用映像分離部44は、監視用映像混合部33にLAN25を介して接続される。監視用映像分離部44は、監視用映像混合部33から映像信号が与えられると、映像信号から原映像情報と監視用の映像情報とを分離して、分離した監視用の映像情報の映像信号を色比較部24および表示駆動部12にそれぞれ与える。また監視用映像分離部44は、分離した原映像情報の映像信号と、表示駆動部12に与える。
表示駆動部12は、原映像と監視用の映像情報との映像信号とに応じて、映像表示部11に映像を表示する。表示駆動部12は、原映像信号に応じて通常映像表示領域22に映像を表示し、監視用の映像情報を表す映像信号に応じて監視用映像表示領域21に映像を表示する。
前述の図1に示す実施の形態では、色比較部24と監視用映像生成部32とは、LANによって接続されていたが、本実施の形態では、色比較部24には監視用映像分離部44から監視用の映像情報が与えられ、すなわち色比較部24には監視用映像分離部44から監視用の映像情報に含まれる色情報が与えられ、色比較部24と監視用映像生成部32とは接続されていない。
図7は、表示装置41の動作処理を示すフローチャートである。表示装置41において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令をあたえ、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源2において操作部から操作指令が与えられ、監視用映像混合部33から監視用映像分離部44に映像信号が与えられると、ステップb0からステップb1に移る。監視用映像は、赤、青および緑の色成分を含む予め定める単一色の映像としておく。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップb1では、監視用映像分離部44が、入力映像、すなわち監視用映像付映像信号から原映像信号と監視用映像を表す映像信号との分離処理を開始して、ステップb2に移る。
ステップb2からステップb10までの各動作処理は、前述した図5に示すフローチャートのステップa1からステップa9までの各ステップにそれぞれ対応し、それぞれ同様であるので、その説明を省略する。図7に示すフローチャートは、表示装置41への電力の供給を停止することによって終了する。
本実施の形態では、監視用映像分離部44を表示装置41に設けることによって、前述の実施の形態と同様な効果を達成することができ、また前述の実施の形態と比較して表示装置41と映像信号源42とを接続する線路の数を少なくすることができる。
図8は、本発明の実施の他の形態の表示装置51と映像信号源52とを含む表示システム53の電気的構成を示すブロック図である。
表示システム53は、表示装置51と映像信号源52とを含む。表示装置51は、前述の実施の形態の表示装置1に類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。また映像信号源52は、前述した映像信号源2と類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。
表示装置51は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、センサ入力処理部23と、色比較部24と、警報出力部18と、監視用映像生成部32と、監視用映像混合部33とを含んで構成される。映像信号源52は、映像生成部31と、報知部34とを含んで構成される。
表示装置1は、図1に示す実施の形態の表示装置1の構成に加えて、監視用映像生成部32と、監視用映像混合部33とを含む構成である。映像生成部31は、LAN25を介して監視用映像混合部33に接続され、監視用映像生成部32は、色比較部24に監視用の映像情報を与える。
図9は、表示装置51の動作処理を示すフローチャートである。表示装置51において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令をあたえ、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源52において操作部から操作指令が与えられ、映像生成部31から監視用映像混合部33に原映像信号が与えられると、ステップc0からステップc1に移る。監視用映像は、赤、青および緑の色成分を含む予め定める単一色の映像としておく。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップc1では、監視用映像混合部33が、入力映像、すなわち原映像信号に監視用映像を付加して映像信号を生成し、映像信号を表示駆動部12に与えて処理を開始して、ステップc2に移る。
ステップc2からステップc10までの各動作処理は、前述した図5に示すフローチャートのステップa1からステップa9までの各ステップにそれぞれ対応し、それぞれ同様であるので、その説明を省略する。図9に示すフローチャートは、表示装置51への電力の供給を停止することによって終了する。
表示装置51では、監視用映像混合部33にLAN25からの映像信号を入力する部分が故障していたり、そもそも期待された映像信号が入力されていないことは検知できないが、映像信号源52に特別な処理を追加しなくて良い利点がある。したがって表示装置51では、前述の実施の形態の表示装置1と同様の効果を有し、監視用映像生成部32および監視用映像混合部33を有することによって、映像信号源52として汎用の映像再生装置を用いることができ、汎用性を向上させることができる。
図10は、本発明の実施の他の形態の表示装置61と映像信号源52とを含む表示システム63の電気的構成を示すブロック図である。
表示システム63は、表示装置61と映像信号源52とを含む。表示装置61は、前述の実施の形態の表示装置1に類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。
表示装置61は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、センサ入力処理部23と、色比較部24と、警報出力部18と、監視用映像生成部32と、監視用映像混合部33と、センサ部64と、比較用映像記憶部65とを含んで構成される。
表示装置61は、図8に示す実施の形態の表示装置51の構成に加えて、センサ部64と、比較用映像記憶部65とを含む構成である。
センサ部64は、表示装置61に発生する予め定める障害を検出する障害検出部であって、温度センサ64aおよび振動センサ64bとを含んで構成される。温度センサ64aは、たとえばサーミスタによって実現され、振動センサ64bは、たとえば加速度センサおよび歪センサなどによって実現される。表示装置1の振動は、たとえば悪戯によって発生する。温度センサ64aは、表示装置1において最も温度が高くなる部位、たとえば電源および排気口付近などに設けられる。センサ部64は、温度を表す温度情報、加速度を表す加速度情報を含む環境情報を検出結果として、監視用映像生成部32に与える。
監視用映像生成部32は、センサ部64における検出結果に応じて、監視用映像を生成する。温度センサ64aが検出した温度が予め定める温度以上のときに、予め定める第1の色で監視用映像を生成し、加速度センサが検出した加速度が予め定める加速度以上であるときに、予め定める第2の色で監視用映像を生成し、温度センサ64aが検出した温度が予め定める温度未満であり、かつ加速度センサが検出した加速度が予め定める加速度未満であるときに、予め定める第3の色で監視用映像を生成する。本実施の形態では、予め定める第1の色は、赤に選ばれ、予め定める第2の色は、青に選ばれ、予め定める第3の色は、白に選ばれる。このように予め定める第1の色、第2の色および第3の色は、相互に異なる色に選ばれる。
比較用映像記憶部65は、色比較部24で比較されるべき、色情報を記憶する。色情報は、前記第1の色と第2の色とにそれぞれ対応する色情報をそれぞれ記憶する。すなわち色比較部24には、予め定める第1の色の情報と、予め定める第2の色の情報とが記憶される。
色比較部24は、比較用映像記憶部65に記憶される色情報と、検出部によって検出した色情報とを比較する。色比較部24は、比較結果を警報出力部18に与える。比較用映像記憶部65に記憶される色情報は、第3の色の情報である。以下、第3の色の情報を通常色情報という場合がある。
警報出力部18は、前記比較結果に応じて、予め定める障害発生情報を報知部34に出力したり、映像表示部11に予め定める障害発生情報を表示させたり、スピーカから予め定める障害発生情報を音声として出力したりする。
図11は、映像表示部11に映像信号に基づいて映像を表示させて示す図である。図11(1)は、原映像、すなわちキャビネット35によって隠していない部分(通常映像表示領域22)に表示される映像を示す。図11(2)は、異常が発生していないとき(通常)の監視用映像付映像、すなわち映像表示部11の全表示領域(通常映像表示領域22および監視用映像表示領域21)に表示される映像を示す。図11(3)は、温度異常が発生したときの監視用映像付映像を示す。図11(4)は、振動異常が発生したときの監視用映像付映像を示す。通常の監視用映像付映像では、監視用映像表示領域21に緑色の映像が表示され、温度異常が発生したときの監視用映像付映像では、監視用映像表示領域21に赤色の映像が表示され、振動異常が発生したときの監視用映像付映像では、監視用映像表示領域21に青色の映像が表示される。
図12は、表示装置61の動作処理を示すフローチャートである。表示装置61において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令をあたえ、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源52において操作部から操作指令が与えられ、映像生成部31から監視用映像混合部33に、原映像信号が与えられると、ステップd0からステップd1に移る。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップd1では、監視用映像生成部32が、センサ部64の各種センサ、すなわち温度センサ64aおよび振動センサ64bからの環境情報を取得して、ステップd2に移る。
ステップd2では、監視用映像生成部32が、取得した環境情報に応じた監視用映像を生成して、ステップd3に移る。
ステップd3では、入力映像、すなわち映像生成部31から与えられる映像信号に、監視用映像生成部32から与えられる映像情報を付加して、表示駆動部12に与え、ステップd4に移る。
ステップd4およびステップd5の各ステップは、図5に示すフローチャートのステップa2およびステップa3の各ステップに対応するので、その説明を省略する。
ステップd6において、色比較部24が、比較用映像記憶部65に記憶される通常色情報と、ステップa5で得られた色情報の赤色の成分との誤差が、予め定める閾値未満であるか否かが判断される。ステップa6で、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップd7に移る。
ステップd7では、色比較部24が、比較用映像記憶部65に記憶される通常色情報と、ステップa5で得られた色情報の青色の成分との誤差が、予め定める閾値未満であるか否かが判断される。ステップa7で、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップd8に移る。
ステップd8では、センサ部64が、センサ部64に付設されるタイマを監視して、予め定める時間の経過を監視し、予め定める時間が経過すると、ステップd1に移る。
前述したステップd6で、誤差が閾値以上であると判断すると、ステップd9に移る。ステップd9では、警報出力部18が、報知部34に、温度異常であることを示す警告を表示させる障害発生情報、および温度異常であることを示す警告音を出力させるための障害発生情報を与えて、ステップa10に移り処理動作を終了する。またステップd9では、警報出力部18が、映像表示部11に、温度異常を表す警告を表示させたり、スピーカから温度異常を表す警告音を出力させたりしてもよい。
ステップd7で、誤差が閾値以上であると判断すると、ステップd11に移る。ステップd11では、警報出力部18が、報知部34に、振動異常であることを示す警告を表示させる障害発生情報、および振動異常であることを示す警告音を出力させるための障害発生情報を与えて、ステップa10に移り処理動作を終了する。またステップd11では、警報出力部18が、映像表示部11に、振動異常を表す警告を表示させたり、スピーカから振動異常を表す警告音を出力させたりしてもよい。図12に示すフローチャートは、表示装置1への電力の供給を停止することによって終了する。
以上のように表示装置61では、表示装置61に発生し得る予め定める障害、すなわち温度が異常に高くなってしまう温度異常および激しい振動が生じる振動異常が発生すると、映像表示部11の監視用映像表示領域21には、発生した障害に応じた色の障害監視用の映像情報が表示される。カラーセンサ16およびセンサ入力処理部23によって、障害監視用の映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、比較用の映像情報の色情報と、前記検出した色情報とを比較する。検出された色情報は、発生した予め定める障害に応じた色を表すので、この色が一致すれば、予め定める障害が発生していると判断でき、警報出力部18が障害発生情報を出力することによって、表示装置1の異常を知ることができる。
また表示装置61では、色比較部24は、比較用の映像情報に含まれる色情報と、検出部によって検出した複数の色成分に対応する色情報とをそれぞれ比較し、警報出力部18は、検出部によって検出した色情報と比較用の映像情報に含まれる色情報とが異なるとき、色情報が異なる色成分に対応する障害発生情報を出力するので、複数の障害のうちどの障害が発生したのかが判り、これによって障害への対応を速やかに行うことができる。
表示装置61は、センサ部64から直で検出信号を出力することができない場合に、好適に適用することができる。すなわちセンサ部64に複数のセンサが含まれ、各センサから直で検出信号を出力する場合には、各センサについて検出信号を出力する経路を設ける必要があるが、本実施の形態ではセンサ部64に複数のセンサが含まれていても、すなわち温度センサおよび振動センサについて検出した結果に応じて、1つの経路から障害発生情報を出力することができる。
図13は、本発明の実施のさらに他の形態の表示装置71と映像信号源52とを含む表示システム73の電気的構成を示すブロック図である。表示システム73は、表示装置71と映像信号源52とを含む。表示装置71は、前述の実施の形態の表示装置51に類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。
表示装置71は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、輝度センサ75と、センサ入力処理部23と、輝度比較部76と、警報出力部18と、監視用映像生成部74と、監視用映像混合部33と、センサ部64と、比較用輝度記憶部77とを含んで構成される。
表示装置71は、図8に示す実施の形態の表示装置51の構成、カラーセンサ16、色比較部24、監視用映像生成部32に代えて、輝度センサ75、輝度比較部76、監視用映像生成部74を含み、さらに比較用輝度記憶部77を付加した構成である。監視用映像生成部74は、白色の監視用映像を生成して、生成した監視用映像を監視用映像混合部33に与える。
輝度センサ75は、高感度のフォトダイオードによって実現され、前述したカラーセンサ16と同様の位置に取り付けられ、監視用映像表示領域21からの光を取得して、光電変換して電気信号を出力する。
センサ入力処理部23は、輝度センサ75から与えられる電気信号に応じて、輝度情報を生成する。輝度センサ75およびセンサ入力処理部23は、検出部を構成する。センサ入力処理部23は、輝度センサ75から出力されるアナログの電気信号を、アナログデジタル変換によって、デジタルデータにする。デジタルデータは、輝度センサ75に入力された光の強度に対応し、光の強度を、たとえば256段階の数値で表す。
比較用輝度記憶部77は、輝度比較部76で比較されるべき輝度情報を記憶する。輝度情報は、輝度の予め定める閾値を表す。
輝度比較部76は、比較用輝度記憶部77に記憶される輝度情報と、検出部によって検出した輝度情報とを比較する。輝度比較部76は、比較結果を警報出力部18に与える。
警報出力部18は、前記輝度比較部76の比較結果に応じて、予め定める障害発生情報を報知部34に出力したり、映像表示部11に予め定める障害発生情報を表示させたり、スピーカから予め定める障害発生情報を音声として出力したりする。
図14は、表示装置71の動作処理を示すフローチャートである。表示装置71において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令をあたえ、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源52において操作部から操作指令が与えられ、映像生成部31から監視用映像混合部33に原映像信号が与えられると、ステップe0からステップe1に移る。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップe1では、監視用映像生成部74が白色の監視用映像を生成する処理を開始して、ステップe2に移る。ステップe2では、監視用映像混合部33が、入力映像、すなわち原映像信号に監視用映像を付加し、監視用映像付映像信号を生成して、表示駆動部12に与える処理を開始して、ステップe3に移る。
ステップe3では、輝度センサ75およびセンサ入力処理部23によって画面の監視用映像表示領域21からの光に応じて輝度情報を取得して、ステップa3に移る。
ステップe4では、輝度比較部76が、ステップe3で取得した輝度情報の輝度が、比較用輝度記憶部77に記憶される予め定める閾値以上であるか否かが判断される。ステップe4で、予め定める閾値以上であると判断すると、ステップe5に移り、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップe6に移る。
ステップe5では、輝度比較部76が輝度比較部76に付設されるタイマを監視して、予め定める時間の経過を監視し、予め定める時間が経過すると、ステップe3に移る。
またステップe6では、警報出力部18が、報知部34に、警告を表示させる障害発生情報、および警告音を出力させるための障害発生情報の少なくともいずれか一方を与えて、ステップe7に移り処理動作を終了する。図14に示すフローチャートは、表示装置1への電力の供給を停止することによって終了する。
表示装置71では、環境によって生じる映像表示部11の劣化によって発生する映像表示部11における輝度が経年降下を検知することができる。したがって、屋外に設けられるインフォメーションディスプレイに好適に用いることができる。
また表示装置71では、監視用映像表示領域21に単一色の監視用映像を表示するので、液晶表示パネルによって実現される映像表示部11とバックライト13との間に輝度センサ75を配置せず、映像表示部11の表示面上からでも輝度センサによって輝度を測定することが可能となる。
図15は、本発明の実施のさらに他の形態の表示装置81と映像信号源52とを含む表示システム83の電気的構成を示すブロック図である。表示システム83は、表示装置71と映像信号源52とを含む。表示装置71は、前述の実施の形態の表示装置51に類似する構成を有するので、同様の部分には同様の参照符号を付してその説明を省略する。
表示装置81は、映像表示部11と、表示駆動部12と、バックライト13と、バックライト駆動部14と、制御部15と、カラーセンサ16と、センサ入力処理部23と、色比較部24と、色調整部84と、監視用映像生成部85と、監視用映像混合部33と、比較用映像記憶部87とを含んで構成される。
表示装置81は、図8に示す実施の形態の表示装置51の構成、監視用映像生成部32に代えて、監視用映像生成部85を含み、さらに色調整部84および比較用映像記憶部87を付加した構成である。監視用映像生成部85は、ホワイトバランス(W/B)を調整するための監視用映像を生成して、生成した監視用映像を監視用映像混合部33に与える。ホワイトバランス(W/B)を調整するための監視用映像は、白を表す。このような白の監視用映像は、赤:緑:青が、約1:約1:約1の割合で含まれる。
比較用映像記憶部87は、色比較部24で比較されるべき色情報を記憶する。比較用映像記憶部87に記憶される色情報は、各色成分である赤、青および緑色の予め定める規定比率を表す。
色比較部24は、比較用映像記憶部87に記憶される色情報と、検出部によって検出した色情報とを比較する。色比較部24は、比較結果を色調整部84に与える。たとえば、比較用映像記憶部87に記憶される色情報と比較し、検出部によって検出した色情報の青成分の他の色成分との比率が、予め定める閾値よりも大きい場合は、色比較部24は色調整部84に対し、青成分の出力を下げるように伝える。逆に青成分が他の色成分よりも比率が小さい場合は、色調整部84に対し、青の色成分の出力を上げるように伝える。他の色成分との比率を調べる方法は、たとえば赤、青、緑の成分の平均を100としてその平均との比率でどれだけ大きいかあるいは小さいかを調べることができる。
色調整部84は、赤、青、緑の色成分をどの様な比率で出力するのかを、規定された比率に近づけるように、色調整部84を調整する。具体的には、色調整部84は表示駆動部12の映像信号入力の赤、緑、青の色成分に対し、それぞれ別の倍率を与えて映像出力部11に表示させることで色調整を行う。
また色調整部84は、色調整結果を表す情報を、報知部34にLAN25を介して与える。報知部34は、色調整結果を表す情報を報知することによって、管理施設において、表示装置1が色調整を行ったことを知ることができる。本発明の実施のさらに他の形態では、色調整部84は、報知部34に色調整結果を表す情報を送らない構成としてもよい。このような構成であっても、表示装置81では、正しく映像を表示しているかを検知して、色の調整を行うことができ、同様の効果を達成することができる。
図16は、表示装置81の動作処理を示すフローチャートである。表示装置81において電源を投入すると、制御部15がバックライト駆動部14にバックライトを点灯させる指令をあたえ、また表示駆動部12に、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示させる指令を与える。映像信号源52において操作部から操作指令が与えられ、映像生成部31から監視用映像混合部33に、原映像信号が与えられると、ステップf0からステップf1に移る。ホワイトバランスを調整するための監視用映像は、赤、青および緑の色成分の比率が1:1:1となる単一色の映像としておく。表示駆動部12は、以下の動作処理とは並行に動作して、与えられる映像信号に応じて映像表示部11に映像を表示する。
ステップf1は、図9に示すフローチャートのステップc2に対応し、ステップf2およびf3は、それぞれ図5に示すフローチャートのステップa2およびa3にそれぞれ対応するので、その説明を省略する。
ステップf3が終了するとステップf4に移り、ステップf4では、色調整部84が、各色成分の比率が規定比率の予め定める閾値未満であるか否かを判断し、予め定める閾値未満であると判断すると、ステップf5に移り、予め定める閾値未満ではないと判断すると、ステップf6に移る。
ステップf5は、図5のフローチャートのステップa7に対応するので、その説明を省略する。ステップa7が終了すると、ステップf1に移る。
ステップf6では、赤、青、緑成分の比率が規定された比率に近づくように、色調整部84を調整して、調整結果を表す情報を報知部34に与えて、ステップf1に移る。図16に示すフローチャートは、表示装置81への電力の供給を停止することによって終了する。
以上のように表示装置81によれば、表示駆動部12が、映像表示部11の監視用映像表示領域21に表示すべき監視用映像情報を付加して成る映像信号に応じて、映像表示部11に映像を表示させることによって、映像表示部11の監視用映像表示領域21には、ホワイトバランスを調整するための監視用映像情報が映像として表示される。検出部が、監視用映像情報が映像として表示されたときの色を表す色情報を検出し、比較用映像情報の色情報と、前記検出した色情報とを比較する。検出部によって検出された色情報は、比較用映像情報と同じ色を表すはずであるが、この色情報が異なれば、表示すべき映像が正しく表示されていないことを検知することができ、色調整部84が赤、青、緑成分の比率が規定された比率に近づくように、色調整部84を調整することによって、表示装置81は、映像信号に基づいて正しい色で表示することができるようになる。これによって、たとえば経年劣化による色の変化を抑制することができ、頻繁なメンテナンスを行う必要がなくなり、管理施設から遠隔地に設置するインフォメーションディスプレイとして好適に実施することができる。
表示装置81では、ホワイトバランスの調整を動的に、すなわち広告などを表示させたまま行うことができ、ホワイトバランスを調整するために映像表示部11を調整のためだけに用いることが防止される。
前述した映像信号源52は、報知部34を備えず、汎用DVD(Digital Versatile disc)プレーヤによって実現されてもよい。これによって汎用性をより向上させることができる。
また前述した各実施の形態の表示装置は、インフォメーションディスプレイとして好適に用いることができ、映像表示部11は、液晶表示パネルによって実現されているが、映像表示部11は液晶表示パネルに限らず、たとえばプラズマ表示パネル、EL(Electro Luminescence)表示パネルなど、多種の表示パネルを用いることができる。プラズマ表示パネル、EL(Electro Luminescence)表示パネルなどの自発光型の表示パネルを用いる場合には、バックライト13およびバックライト駆動部14は必要ない。
またカラーセンサ16および輝度センサ75は、1個でもよく、複数設けてもよい。たとえば表示駆動部12が複数の駆動ドライバを有するときには、各駆動ドライバが表示を担当する領域ごとにカラーセンサ16を設けたり、輝度センサ75を設けたりすることによって、信頼性をより向上させることができる。
本発明の実施の一形態の表示装置1と映像信号源2とを含む表示システム3の電気的構成を示すブロック図である。 表示システム3の外観図である。 図2の切断面線III−IIIから見た断面図である。 映像信号に基づいて映像表示部11に映像を表示させて示す図である。 表示装置1の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の他の形態の表示装置41と映像信号源42とを含む表示システム43の電気的構成を示すブロック図である。 表示装置41の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の他の形態の表示装置51と映像信号源52とを含む表示システム53の電気的構成を示すブロック図である。 表示装置51の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の他の形態の表示装置61と映像信号源52とを含む表示システム63の電気的構成を示すブロック図である。 映像表示部11に映像信号に基づいて映像を表示させて示す図である。 表示装置61の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施のさらに他の形態の表示装置71と映像信号源52とを含む表示システム73の電気的構成を示すブロック図である。 表示装置71の動作処理を示すフローチャートである。 本発明の実施のさらに他の形態の表示装置81と映像信号源52とを含む表示システム83の電気的構成を示すブロック図である。 表示装置81の動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,41,51,61,71,81 表示装置
2,42,52 映像信号源
3 表示システム
11 映像表示部
12 表示駆動部
15 制御部
16 カラーセンサ
18 警報出力部
21 監視用映像表示領域
23 センサ入力処理部
24 色比較部
24 輝度色比較部
31 映像生成部
32,74,85 監視用映像生成部
33 監視用映像混合部
34 報知部
35 キャビネット
44 監視用映像分離部
64 センサ部
65,87 比較用映像記憶部
75 輝度センサ
76 輝度比較部
77 比較用輝度記憶部
84 色調整部

Claims (8)

  1. 映像を表示可能な表示部と、
    原映像信号に、前記表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を付加して成る映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
    前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、色情報を検出する検出部と、
    比較の基準となる色情報と、前記検出部によって検出した色情報とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて色情報が異なっているとき、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置。
  2. 前記駆動部および前記比較部は、前記映像信号を出力する映像信号出力装置に接続可能であり、
    前記駆動部は、前記映像信号出力装置から前記映像信号を取得し、
    前記比較部は、前記映像信号出力装置から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記映像信号を出力する映像信号出力装置に接続可能であり、前記映像信号から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を分離する監視用映像分離部を含み、
    前記比較部は、監視用映像分離部から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記障害監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
    原映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成し、生成した映像信号を前記駆動部に与える映像混合部とを含み、
    前記比較部は、映像混合部から障害監視用の映像情報に含まれる色情報を取得することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 映像を表示可能な表示部と、
    前記表示装置に発生する予め定める障害を検出する障害検出部と、
    前記障害検出部によって検出した検出結果に応じて、前記表示部の予め定める領域に表示すべき障害監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
    原映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成する映像混合部とを含み、
    前記映像混合部によって生成された映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
    前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、色情報を検出する検出部と、
    前記比較用の映像情報に含まれる色情報と、前記検出部によって検出した色情報とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置。
  6. 前記比較部は、比較用の映像情報に含まれる色情報と、前記検出部によって検出した複数の色成分に対応する色情報とをそれぞれ比較し、
    前記出力部は、前記検出部によって検出した色情報と比較用の映像情報に含まれる色情報とが異なるとき、色情報が異なる色成分に対応する障害発生情報を出力することを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 映像を表示可能な表示部と、
    輝度監視用の映像情報を生成する映像生成部と、
    映像信号に、前記映像生成部によって生成した映像情報を付加して映像信号を生成し、生成した映像信号を前記駆動部に与える映像混合部と、
    前記映像混合部によって混合された映像信号に応じて、映像を前記表示部に表示させる駆動部と、
    前記表示部の前記予め定める領域からの光を取得して、輝度情報を検出する検出部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、検出部によって検出した輝度情報と、予め定める輝度情報とが異なっているとき、障害が発生したことを表す障害発生情報を出力する出力部とを含むことを特徴とする表示装置。
  8. 前記予め定める領域は、表示部の表示領域うち、筐体から露出する領域を除く残余の領域に含まれることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の表示装置。
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