JP2008161244A - ゲージプレス機におけるゲージ着脱装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】
ゲージプレス機において定期的に行われるゲージ交換作業を容易にすることである。
【解決手段】
下面61aのゲージセット面にゲージGをセットしたラム61を昇降させて、搬送途中で一時停止されたパチンコ面板Tに釘下孔H0 を穿孔させるためのゲージプレス機Dにおいて、プレス機Dの側方に配置されて、ラム61の側方とラム61の直下との間においてゲージGの搬入出を行うゲージ搬入出装置Bと、前記ラム61内に配設された電磁石Mとから成り、前記ゲージ搬入出装置Bのゲージ支持枠Fをラム61のゲージセット面の直下に配置して、前記電磁石MのON・OFFによりゲージセット面に対してゲージGの着脱を行う構成とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、下面にゲージを着脱可能に取付けたラムを昇降させて、搬送途中で位置決めされたパチンコ面板に釘下孔を穿孔するためのゲージプレス機におけるゲージ着脱装置に関するものである。
ゲージプレス機Dの基本構成は、図1ないし図3に示されるように、多数本の固定用ローラRにより構成されて、搬送途中のパチンコ面板Tを搬送方向(X方向)、及び当該搬送方向Xと直交する水平方向である搬送直交方向(Y方向)の二方向に沿って位置決めして固定するために、ラム61の直下のベッド62の上面に配置されたパチンコ面板Tの面板位置決め固定装置Aと、前記ラム61の下面に着脱可能に取付けられるゲージGとを備え、前記面板位置決め固定装置AによりX,Yの両方向の位置決めを行って固定されたパチンコ面板Tに対してラム61を下降させることにより、当該パチンコ面板Tの上面の釘打位置に釘下孔を穿孔する装置である(特許文献1参照)。ゲージGは、鉄製であり、パチンコ面板Tの全体形状に対応した方形状をなしている。
ベッド62と上ベース63とは、上下方向に所定間隔をおき、しかも各コーナー部において4本のガイドロッド64を介して一体に連結され、前記ラム61は複数本のガイドロッド64に案内支持され、上ベース63の上面に取付けられたラム昇降シリンダ65のロッド66と前記ラム61とが連結され、ラム昇降シリンダ65のロッド66の出入りにより、前記ラム61はベッド62に対して昇降する。また、平面方形状をしたラム61、ベッド62及び上ベース63の対向辺の両端の延長部にそれぞれロッド支持部70が一体に形成され、各ロッド支持部70においてガイドロッド64が支持されている。
また、前記面板位置決め固定装置Aは、図7に示されるように、パチンコ面板Tの幅に対応する間隔をおいて多数本の固定用ローラRがパチンコ面板Tの搬送方向Xに沿って所定間隔をおいた2列となって垂直配置された構成であって、固定用ローラRの上端部には、パチンコ面板Tの板厚よりも僅かに大きな間隔をおいた上下一対の鍔体67が形成され、各ローラRの上下一対の鍔体67の間に、パチンコ面板Tの両端部を挟んだ形態で保持させて、各ローラRを駆動回転させることにより、パチンコ面板Tを搬送すると共に、釘下孔の穿孔終了後においては、上側の鍔体67にパチンコ面板Tの上面が引っ掛かることによって、当該パチンコ面板Tが各ゲージピン68(図12及び図13参照)と一緒に持ち上げられることなく、パチンコ面板Tに対するゲージGの各ゲージピン68の引き抜きを可能にしている。また、対向配置された多数本の固定用ローラRのうち搬送方向Xに沿って最も下流側に相対向して配置された一対の固定用ローラRの間には、釘下孔の穿孔時においてパチンコ面板Tの停止位置を定めるための一対のストッパーピン69がピン昇降シリンダ71により昇降可能に配置されている。また、図1及び図2において、72は、左右の各列に配置された複数本の固定用ローラRを各列毎に駆動するモータを示し、当該モータ72の駆動軸(図示せず)に取付けられたプーリ73と、各固定用ローラRの下端部に取付けられたプーリ74との間に無端ベルト75が掛装されて、各モータ72の動力により各固定用ローラRが駆動回転する。なお、図7において、76は、テンションローラを示す。
そして、ゲージGに関しては、パチンコ面板Tの機種が変更される毎に、対応するゲージGと交換する必要がある。そのため、従来は、人手によりラム61の下面にゲージGを配置して位置決めを行った状態で、ボルト(図示せず)によりラム61の下面に固定していたので、定期的に行われるゲージGの交換作業は大変に面倒であり、しかも昇降するラムの直下で行うために、危険でもあった。
実公平4−32128号公報
本発明は、ゲージプレス機において定期的に行われるゲージ交換作業を容易にすることを課題としている。
上記課題を解決するために請求項1の発明が採用した手段は、下面のゲージセット面にゲージをセットしたラムを昇降させて、搬送途中で一時停止されたパチンコ面板に釘下孔を穿孔させるためのゲージプレス機において、当該ゲージプレス機の側方に配置されて、ラムの側方とラムの直下との間においてゲージの搬入出を行うゲージ搬入出装置と、前記ラム内に配設された電磁石とから成り、前記ゲージ搬入出装置のゲージ支持枠をラムのゲージセット面の直下に配置して、前記電磁石のON・OFFによりゲージセット面に対してゲージの着脱を行うことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ラムの側方に配置されたゲージの搬入出装置のゲージ支持枠に位置決めしてゲージを支持した状態で、当該ゲージ支持枠で支持されたゲージをゲージプレス機のラムの直下まで搬入する。この状態で、ラム内に配設された電磁石をONすると、ラムのゲージセット面とゲージの裏面との間隔は僅か(数mm)であるので、その磁気吸引力により鉄製のゲージはラム下面のゲージセット位置に磁気吸着によりセットされる。ゲージのセット後には、ゲージ支持枠は、ゲージプレス機の側方に退避させる。一方、パチンコ面板の機種の変更等により、ゲージを交換する必要が発生した場合には、ラムのゲージセット位置の直下にゲージ支持枠をセットした状態で電磁石をOFFすると、ゲージを吸着していた磁気吸引力がなくなって、ゲージは、直下のゲージ支持枠上に落下して支持される。ゲージの落下距離は僅か(数mm)であるので、落下による衝撃は全くない状態でゲージ支持枠上にゲージが支持され、その後に、上面にゲージが支持されたゲージ支持枠をゲージプレス機の側方に退避させる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ラムの下面には、非常原因による電源OFFによりゲージが落下するのを防止するゲージ落下防止具が設けられているので、停電等の非常原因により電磁石の電源がOFFされて、ゲージが落下する恐れがある場合でも、当該ゲージは、ゲージ落下防止具により仮支持されるので、ゲージの落下を防止できる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ラムの下面のゲージセット面には、電磁石の残留磁気によりゲージが吸着されたままとなるのを防止して、ラム下面に対してゲージを強制的に離脱させるゲージ離脱ピンが出入可能に設けられているので、ゲージ交換の際に、電磁石の電源をOFFした場合の残留磁気によりゲージが落下しない場合であっても、前記離脱ピンを突出させることにより、ゲージは直下のゲージ支持枠上に落下させられる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記ゲージには一対の位置決め孔が設けられていて、当該一対の位置決め孔は、前記ゲージ搬入出装置のゲージ支持枠、及びゲージプレス機のラム下面のゲージセット位置の双方に対する位置決め孔を兼用しているので、ゲージに設ける位置決め孔の総数を半減させられる。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記ゲージ搬入出装置は、水平搬送用、及び垂直搬送用の2種類のシリンダを備えていて、前記ゲージ支持枠は、プレス設置面に立った作業者が前記ゲージ支持枠に対するゲージの着脱を行える高さまで下降するので、ゲージ交換の際において、ゲージ支持枠に対するゲージの着脱を最も作業し易い作業姿勢で行える。
本発明は、ゲージ搬入出装置のゲージ支持枠をラムのゲージセット面の直下に配置して、ラム内に配設された電磁石のON・OFFにより前記ゲージセット面に対してゲージの着脱を行う構成であるので、ラム下面のゲージセット面に対してゲージの着脱を行うために、着脱作業が難しく、しかも危険なゲージの着脱作業を安全に、しかも容易に行える。
以下、最良の実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るゲージプレス機Dの全体斜視図であり、図2は、同じく正面図であり、図3は、同じく右側面図であり、図4は、ゲージ搬入出装置Bの斜視図である。ゲージプレス機Dの全体構成は、「背景技術」の項目で説明した通りであって、ベッド62の側面にゲージ搬入出装置Bが装着されている。ゲージ搬入出装置Bは、ラム61の下面のゲージセット位置に対してゲージGの着脱を行うために、上昇端位置におけるラム61の側方と、当該ラム61の下面のゲージセット位置との間においてゲージGの搬入出を行う装置であって、1本の昇降(垂直移動)シリンダ1と第1及び第2の各水平移動シリンダ2,3との各作用によって、昇降と水平移動との組み合わせによって、ゲージGを支持するゲージ支持枠Fを、プレス機Dの設置面において人によりゲージGの着脱を行える第1位置と、前記ラム61の下面のゲージセット面に対してゲージGの着脱を行える第2位置との間を移動させている。
昇降枠4は、垂直方向に配置された一対の第1ガイド体5に案内されて、前記昇降シリンダ1によって昇降し、昇降枠4を構成する水平支持板4aの左右両端部には、当該水平支持板4aに対する水平移動枠6の水平移動の案内を行う第2ガイド体7、及びガイドロッド8がそれぞれ設けられている。水平移動枠6は、左右一対の本体部材17の搬送直交方向Yに沿った両端部がそれぞれ連結部材15で連結されて、前記本体部材17の上面の左右両端部には第2ガイド体7がそれぞれ取付けられ、前記各本体部材17の直下に配置された各ガイドロッド8が前記各第2ガイド体7に摺動案内されて、水平移動枠6は第1水平移動シリンダ2により搬送直交方向Yに沿って往復水平移動を行う。また、水平移動枠6の上面の左右両端部には、前記第2水平移動シリンダ3により当該水平移動枠6に対してゲージ支持枠Fを水平移動させる際の案内を行う第3ガイド体9がそれぞれ設けられている。
ゲージ支持枠Fは、ゲージプレス機Dに対して水平移動枠6の進入側の左右両端部に設けられた一対の第3ガイド体9に直接に嵌合するように前記搬送直交方向Yに沿って配置された左右一対の嵌合部材11と、当該一対の嵌合部材11の上面に所定間隔をおいて搬送方向Xに沿って配置される2枚の板状の中間部材12と、当該2枚の中間部材12の長手方向の両端部に搬送直交方向Yに沿って配置されて、ゲージGを直接に支持する一対のゲージ支持部材13との3種類の部材11,12,13が一体に組み付けられた構成である(図4参照)。
図5(イ),(ロ),(ハ)は、ゲージ支持枠Fが上昇端に位置している状態において、それぞれゲージ支持枠Fがプレス機Dの側方に位置している状態、中間位置に位置している状態、及びラム61の下面のゲージセット面の直下に位置している状態の平面図である。ゲージ支持枠Fが、図10に示される第1位置に配置された状態において、昇降シリンダ1を作動させて当該ゲージ支持枠Fを上昇端まで上昇させ〔図5(イ)〕、その後に第1水平移動シリンダ2を作動させて水平移動枠6をストロークS1 だけプレス機Dに対して進入させ〔図5(ロ)〕、更にその後に、第2水平移動シリンダ3を作動させて水平移動枠6に対してゲージ支持枠FをストロークS2 だけ相対的に移動させる〔図5(ハ)〕と、ゲージ支持枠Fは、ラム61の下面61aのゲージセット面の直下に配置される。
また、図4に示されるように、ゲージ支持枠Fを構成する一対のゲージ支持部材13の長手方向の中央部上面には、ゲージGに形成された一対の位置決め孔H1 (図8参照)に対して嵌合して、当該ゲージ支持枠Fに対するゲージGの位置を定めるための左右一対の位置決めピンP1 が形成されている。方形板状のゲージGの板厚は、8〜10mm程度であって、前記位置決めピンP1 の突出長は、4〜5mmであるため、当該位置決めピンP1 は、ゲージGの位置決め孔H1 に対して半分程度だけ嵌合される。
次に、図8ないし図12を参照して、ゲージプレス機Dのラム61の下面61aのゲージセット面(後述のゲーシ取付け板21の下面が相当する)と、ゲージG、及びパチンコ面板Tの各関係について説明する。図8は、ゲージプレス機Dのラム61の下面61aのゲージセット面(ゲージ取付け板21)と、ゲージG、及びパチンコ面板Tとを分離させた状態の斜視図であり、図9は、ゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)の底面図であり、図10は、第1位置においてゲージ支持枠Fに対してゲージGをセットする状態を示す斜視図であり、図11は、ゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)に対してゲージGをセットする前の状態の拡大側面図であり、図12(イ),(ロ)は、それぞれゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)に対してゲージGをセットする前後の各状態の拡大側面図である。図8及び図9において、ラム61の下面61aには、ゲージ取付け板21が複数本のボルト22により固定され、ラム61内に配設された複数(実施例では5個)の電磁石Mの磁極Maは、ゲージ取付け板21の対応位置に形成された開口23に入り込んでいて、当該磁極Maの下面は、ゲージ取付け板21の下面よりも僅かに引っ込んで配置されている。また、ゲージ取付け板21には、当該ゲージ取付け板21に対するゲージGの位置決めを行うための一対の位置決めピンP2 が突設されている。即ち、ゲージGに形成された前記位置決め孔H1 は、ゲージ取付け板21に対する位置決め機能も兼用していて、前記一対の位置決めピンP2 は、ゲージGの一対の位置決め孔H1 の略上半部に嵌合される。ゲージ取付け板21の下面には、パチンコ面板Tに対するゲージGの位置決めを行う位置決めピンP3 が突出して設けられ、当該一対の位置決めピンP3 は、ゲージGに形成された一対の貫通孔H2 を貫通して、パチンコ面板Tに形成された一対の位置決め孔H3 に嵌合されることにより、釘下孔穿孔時におけるパチンコ面板Tに対するゲージGの位置決めが行われる。
また、ゲージ取付け板21には、複数の電磁石Mの吸着力により当該ゲージ取付け板21に密着して吸着されたゲージGが、停電等の非常原因による電磁石Mの電源OFFのために落下するのを防止するための二対の落下防止具24が取付けられている。即ち、落下防止具24はL字形をなしていて、その水平部が支持部24aとなっている。一対の落下防止具24は、パチンコ面板Tの搬送方向Xに沿って所定間隔をおいて当該搬送方向Xに沿って対向配置されている。これにより、ゲージ支持枠Fに支持されてゲージGがラム61の直下のゲージセット面に対して搬入出される際において、当該ゲージGの搬送方向Xに沿った両端部は、落下防止具24の支持部24aの直上に僅かの隙間を有して配置される。
また、複数の電磁石Mの吸着力によりゲージ取付け板21にゲージGが吸着されている状態において、各電磁石Mの電源をOFFしても、残留磁気によりゲージ取付け板21からゲージGが離脱しない場合があり、この場合に対処して、ゲージ取付け板21には、複数本(実施例では2本)のゲージ離脱ピンP4 (図8参照)が当該ゲージ取付け板21の下面から出入り可能に設けられている。なお、図8及び図9において、25は、ゲージ取付け板21の下面に取付けられて、ゲージGがセットされたこと(ゲージセット位置におけるゲージGの存否)を検出するためのセンサを示し、当該検出信号の検出によりラム61の下降等のプレス動作を開始させる。
そして、ゲージGを新規に装着するには、図10に示されるように、第1位置において、ゲージ支持枠Fに設けられた一対の位置決めピンP1 をゲージGの一対の位置決め孔H1 に嵌合させることにより、ゲージ支持枠Fに対するゲージGの位置決めを行って、当該ゲージ支持枠FにゲージGを支持させる。次に、昇降シリンダ1によりゲージGを支持したゲージ支持枠Fを直上まで上昇させ、その後に第1及び第2の各水平移動シリンダ2,3を順次作動させると、図11及び図12に示されるように、ゲージ支持枠Fに支持されたゲージGは、プレス機Dのラム61の下面のゲージセット面の直下に配置される。また、ゲージ支持枠Fの前進端位置、換言するとゲージ支持枠Fに支持されたゲージGの前進端位置は、図6に示されるように、ゲージ支持枠Fの中間部材12の下面に一体に取付けられたブロック体14に第2水平移動シリンダ3のロッド3aの先端が連結されていて、第2水平移動シリンダ3のロッド3aの突出により、ゲージ支持枠Fが搬送直交方向Yに移動して、前記ブロック体14が、水平移動枠6におけるプレス機Dに進入する側の端部の連結部材15の手前側に取付けられたショックアブソーブ機能を有するストッパー16に当接することにより定められる。この状態では、ゲージ取付け板21の下面とゲージGの上面との間には隙間26が形成されて、当該隙間26の高さLは、8mm程度であって、ゲージGの搬送方向Xに沿った両端縁Gaは、各落下防止具24の内部に入り込んでいる〔図12(イ)参照〕。この状態で、各電磁石Mの電源をONすると、その磁気吸引力によりゲージGは前記隙間26の高さL分だけ上昇されて、ゲージGの一対の位置決め孔H1 に、ゲージ取付け板21の下面から突出した一対の位置決めピンP2 が嵌合して〔図12(ロ)参照〕、ゲージ取付け板21に対するゲージGの搬送方向X及び搬送直交方向Yの双方の位置決めがなされた状態で、ゲージ取付け板21の下面にゲージGが密着して取付けられる。
そして、パチンコ面板Tに釘下孔H0 (図13参照)を穿孔する場合には、両端部が左右の各列の多数の固定用ローラRの上下の各鍔体67の間で支持された状態でラム61の直下まで搬送されてきたパチンコ面板Tは、上昇しているストッパーピン69に衝突して停止している。この状態で、ラム61を下降させると、図13に示されるように、ゲージ取付け板21の下面から突出している一対の位置決めピンP3 がパチンコ面板Tの一対の位置決め孔H3 に嵌合して、ゲージGに対するパチンコ面板Tの位置決めがなされた後に、ゲージ取付け板21の下面の所定位置に突設されている多数本のゲージピン68がパチンコ面板Tに突刺されて、当該パチンコ面板Tの特定位置に釘下孔H0 が穿孔される。その後に、ラム61が上昇すると共に、ストッパーピン69が下降した後に、停止していた多数本の固定用ローラRが起動することにより、釘下孔H0 が穿孔されたパチンコ面板Tは、ラム61の直下から外部に搬送される。
一方、パチンコ面板Tの機種の変更等によって、ゲージGの交換を行う場合には、ラム61のゲージセット面の直下にゲージ支持枠Fを配置した状態で、各電磁石Mの電源をOFFにすると、ゲージ取付け板21に対してゲージGを吸着していた磁気吸引力が解除されるため、ゲージGは落下して、直下のゲージ支持枠Fを構成する一対のゲージ支持部材13に支持される。この状態で、第1及び第2の各水平移動シリンダ2,3並びに昇降シリンダ1を、新規のゲージGの装着時と逆の順序で作動させると、ゲージ支持枠Fに支持されたゲージGは、第1位置まで戻される。
このように、ゲージプレス機Dに装備したゲージ搬入出装置Bによって、ラム61の下面61aのゲージセット面に対してゲージGの着脱を人手を介することなく自動的に行えるので、ゲージGの交換作業が容易になると共に、ラム61の直下に人が入り込むことなくゲージGの交換作業を行えるため、安全でもある。
また、ゲージピン68の配置の異なる多種類の各ゲージに設けられる一対の位置決め孔H1 のピッチを、ゲージ取付け板21に設けられた一対の位置決めピンP2 のピッチと同一にしておけば、ゲージプレス機Dに装備したゲージ搬入出装置Bによって異なるゲージの着脱が可能となる。
本発明に係るゲージプレス機Dの全体斜視図である。 同じく正面図である。 同じく右側面図である。 ゲージ搬入出装置Bの斜視図である。 (イ),(ロ),(ハ)は、ゲージ支持枠Fが上昇端に位置している状態において、それぞれゲージ支持枠Fがプレス機Dの側方に位置している状態、中間位置に位置している状態、及びラム61の下面のゲージセット面(ゲージ取付け板21)の直下に位置している状態の平面図である。 ゲージ支持枠Fに支持されたゲージGの搬送直交方向Yに沿って移動停止位置の検出構造を示す部分平面図である。 (イ)は、面板位置決め固定装置Aの概略平面図であり、(ロ)は、各固定用ローラRのプーリ74に対するベルト75の掛装状態を示す平面図である。 ゲージプレス機Dのラム61の下面61aのゲージセット面(ゲージ取付け板21)と、ゲージG、及びパチンコ面板Tとを分離させた状態の斜視図である。 ゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)の底面図である。 第1位置においてゲージ支持枠Fに対してゲージGをセットする状態を示す斜視図である。 ゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)に対してゲージGをセットする前の状態の拡大側面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれゲージプレス機Dのゲージセット面(ゲージ取付け板21)に対してゲージGをセットする前後の各状態の拡大側面図である。 パチンコ面板TとゲージGとの位置決めが行われて、パチンコ面板Tに釘下孔H0 を穿孔している状態を示す図である。
符号の説明
B:ゲージ搬入出装置
D:ゲージプレス機
G:ゲージ
F:ゲージ支持枠
0 :釘下孔
1 :ゲージの位置決め孔
M:電磁石
Ma:磁極
1 :ゲージ支持枠の位置決めピン
2 :ゲージ取付け板の位置決めピン
T:パチンコ面板
X:パチンコ面板の搬送方向
Y:搬送直交方向
1:昇降シリンダ
2:第1水平移動シリンダ
3:第2水平移動シリンダ
6:水平移動枠
21:ゲージ取付け板(ゲージセット面)
24:落下防止具
24a:支持部
61:ラム
61a:ラムの下面

Claims (5)

  1. 下面のゲージセット面にゲージをセットしたラムを昇降させて、搬送途中のパチンコ面板を一時停止させて釘下孔を穿孔するためのゲージプレス機において、
    前記ゲージプレス機の側方に配置されて、ラムの側方とラムの直下との間においてゲージの搬入出を行うゲージ搬入出装置と、前記ラム内に配設された電磁石とから成り、前記ゲージ搬入出装置のゲージ支持枠をラムのゲージセット面の直下に配置して、前記電磁石のON・OFFによりゲージセット面に対してゲージの着脱を行うことを特徴とするゲージプレス機におけるゲージ着脱装置。
  2. 前記ラムの下面には、非常原因による電源OFFによりゲージが落下するのを防止するゲージ落下防止具が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のゲージプレス機におけるゲージ着脱装置。
  3. 前記ラムの下面のゲージセット面には、電磁石の残留磁気によりゲージが吸着されたままとなるのを防止して、ラム下面に対してゲージを強制的に離脱させるゲージ離脱ピンが出入可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲージプレス機におけるゲージ着脱装置。
  4. 前記ゲージには一対の位置決め孔が設けられていて、当該一対の位置決め孔は、前記ゲージ搬入出装置のゲージ支持枠、及びゲージプレス機のラム下面のゲージセット位置の双方に対する位置決め孔を兼用していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のゲージプレス機におけるゲージ着脱装置。
  5. 前記ゲージ搬入出装置は、水平搬送用、及び垂直搬送用の2種類のシリンダを備えていて、前記ゲージ支持枠は、プレス設置面に立った作業者が前記ゲージ支持枠に対するゲージの着脱を行える高さまで下降することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のゲージプレス機におけるゲージ着脱装置。
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