JP2008161041A - 基板取付型ブラシレスモータ - Google Patents

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幸男 篠塚
Masahiro Miyashita
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Abstract

【課題】簡易な構成でグランドパターンと導電性金属板との接続信頼性を向上させた基板取付型ブラシレスモータを提供する。
【解決手段】グランドパターン19の一部をへこませて凹部21を形成し中間の絶縁層18を押し潰すことで当該グランドパターン19と導電性金属板17が電気的に導通している。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばロータにポリゴンミラーやCD、DVDなどを搭載して高速回転駆動する基板取付型ブラシレスモータに関する。
ポリゴンミラーが設けられたレーザービームプリンターや複写機などのOA機器、CDやDVDなどを駆動するディスク駆動装置には、ロータを高速回転駆動するスピンドルモータが用いられている。このスピンドルモータとしては、アウターロータ型のDCブラシレスモータが好適に用いられる。具体的には、ロータは、回転軸にカップ状のロータハウジングが支持されており、ロータハウジングには例えばポリゴンミラーや各種ディスクが水平方向及び鉛直方向に位置決めして搭載される。
基板にハウジングが組み付けられ、ハウジングの外周に固定子が組み付けられる。ハウジングには、ロータシャフトが回転可能に支持されている。例えば鉄基板は、導電性金属板上に絶縁層を介して形成された導体パターンが表面レジスト層より露出して形成されている。この基板はモータ取付フレームとモータ基板とを兼用している。基板にはモータ駆動回路が設けられ、センサやスイッチング素子など電子部品が搭載されている。
ロータは、高速回転駆動(例えばポリゴンスキャナモータの場合に10,000rpm〜40,000rpm)され、モータ駆動回路はPWM制御により高速に通電切替えが行なわれる。このとき、基板からモータコイルに至る配線やモータコイル自身に発生する急激な電圧変動により電磁波ノイズが放射される。特に、基板の裏面側金属板は電磁波を拡散させやすいためモータ駆動回路のグランドパターンと接続される。例えば、基板のグランドパターンのランド部に貫通孔を設け、該貫通孔にはんだを充填してグランドパターンと金属板(鉄基板)とを電気的に導通させている(特許文献1)。
特開2000−60094号公報
しかしながら、貫通孔にはんだを充填しても、はんだと金属板(鉄基板)とのぬれ性はよいが、グランドパターンとの中間に存在する絶縁層によりはんだがはじかれてしまうため、作業性が悪いうえにグランドパターンと金属板との電気的接続信頼性にかけるという課題があった。また、基板に貫通孔を設けるうえにはんだを充填してリフローするなど、製造工程が増えるため生産コストも増加する。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成でグランドパターンと導電性金属板との接続信頼性を向上させた基板取付型ブラシレスモータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
導電性金属板上に絶縁層を介して導体パターンがレジスト被膜より露出して形成された基板にハウジングが組み付けられ、該ハウジングに固定子が組み付けられ回転子シャフトが回転可能に支持される基板取付型ブラシレスモータであって、グランドパターンの一部をへこませて凹部を形成し中間の絶縁層を押し潰すことで当該グランドパターンと導電性金属板が電気的に導通していることを特徴とする。
また、グランドパターン上を押圧されて絶縁層を周囲に逃がした隆起部が形成され、当該グランドパターンと導電性金属板が電気的に導通していることを特徴とする。
或いはグランドパターン上を断面くさび状若しくは断面略L字状にへこませて、基板面より陥没したグランドパターンと導電性金属板を電気的に導通させ、該陥没部に導電性金属材が充填されていることを特徴とする。
上述した基板取付型ブラシレスモータを用いれば、グランドパターンの一部をへこませて凹部を形成し中間の絶縁層を押し潰すことで当該グランドパターンと導電性金属板が電気的に導通しているので、絶縁層の影響をうけることなく簡易な構成で導電性金属板とグランドパターンとを電気的導通させることができ、電磁波ノイズの放射を抑えることができる。
また、グランドパターン上を例えば工具を押し付けるなどして押圧されることにより絶縁層を周囲に逃がした隆起部が形成され、当該グランドパターンと導電性金属板を導通させることができるので、パターン上の任意の箇所で工具を押し当てて塑性変形させるだけでアースすることができ、安価で組立性がよい。
また、グランドパターン上を断面くさび状若しくは断面略L字状にへこませて、基板面より陥没したグランドパターンと導電性金属板を電気的に導通させ、該陥没部に導電性金属材(例えばはんだ、はんだ合金等)が充填されていると、グランドパターンの陥没による接続に加えて導電性金属材を介した表層側のグランドパターンと導電性金属板との電気的導通が確保できるので、接続信頼性を向上できる。
以下、本発明に係る基板取付型ブラシレスモータの最良の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本実施形態では、一例としてポリゴンスキャナモータを参照して説明する。ポリゴンスキャナモータは、カップ状のロータハウジングにポリゴンミラーを水平方向及び鉛直方向に位置を合わせて搭載したロータと、ロータの回転軸を回転可能に支持するステータハウジングに基板とステータコアが組み付けられるステータを備えたアウターロータ型のDCブラシレスモータが好適に用いられる。
図1及び図2を参照して、ポリゴンスキャナモータの概略構成について説明する。
図2において、ロータ1は、カップ状のロータハウジング2が用いられる。ロータハウジング2には軸孔3が穿孔されており、該軸孔3には回転軸4が圧入若しくは焼嵌めなどにより一体に固定されている。
図1において、ロータハウジング2の上面にはポリゴンミラー5が搭載されており、押さえバネ6によりロータハウジング2の上面に押圧されている。押さえバネ6は、軸孔3の周囲に起立形成された円筒部に嵌め込まれるC型止め輪7により固定されている。また、図2において、ロータハウジング2の内周面には、リング状のマグネット8が固着されている。マグネット8は、周方向にN極とS極とで交互に着磁されている。
図2において、ステータ9は、ステータハウジング10には動圧軸受11を介して回転軸4が同軸に組み込まれている。ステータハウジング10は、外径の異なる円筒部分が連続して形成されており、小径の部分にはステータコア12が接着剤を介して嵌め込まれ、大径の部分には基板(モータ取付板兼モータ基板)13が固定されている。ステータハウジング10には、モータ基板13側より孔径段差を利用してスラスト受14が嵌め込まれている。スラスト受14は、回転軸4の軸端(下端)を受けて軸端位置を規定している。
基板13は、ステータハウジング10に回転軸4と直交する向きにかしめられている。この基板13はモータ取付フレームとモータ基板を兼用している。基板13にはモータ駆動回路を構成する電子部品(駆動IC)15、磁極センサ23などが搭載されている。磁極センサ23は、マグネット8の漏れ磁束からロータ1の磁極位置を検出する。磁極センサ23により検出されたロータ1の回転位置に応じて、モータ駆動回路はステータコイル16への通電を当該ロータ1の回転を付勢する方向へ切り換える。
図1において、例えば鉄基板13は導電性金属板17上に絶縁層18を介して導体パターン(グランドパターン19)がレジスト被膜20より露出して形成されている。図1において、グランドパターン19の一部に、グランドパターン19側から基板13に向けて塑性変形した凹部21が形成されている。
図3Aにおいて、基板表面側に露出するグランドパターン19に図示しない工具を押し付けると、グランドパターン19と基板13との間の絶縁層18が押し潰されて周囲に逃げてリング状に上方に盛り上がった隆起部22が形成される(図3B参照)。これにより、絶縁層18が破壊されて凹部上側のグランドパターン19が凹部下側の基板13と電気的に導通させることができる。また、基板断面が露出することがないので、凹部21に錆などが発生することはない。このように、極めて簡易な構成で確実かつ安価に導電性金属板17とグランドパターン19とを電気的導通させることができ、電磁波ノイズの放射を抑えることができる。尚、グランドパターン19はレジスト被膜20に覆われていてもいなくてもいずれでも良い。また、上述した実施の形態では球状の先端形状を持つ工具により凹部21を形成したが、他の先端形状をもつ工具を用いて凹部21を形成しても良い。
次に、ポリゴンスキャナモータの他例について図4乃至図7を参照して説明する。
モータの概略構成は前記図1及び図2と同様であるので省略し、異なる構成について説明する。尚、前記実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
図4において、グランドパターン19の一部には枝パターン19aが設けられている。この枝パターン19a上を工具で突いて凹部(陥没部)21が形成されている。凹部21の平面形状の一例を示すと図5の通りである。この状態で凹部21に陥没したグランドパターン19と導電性金属板17とが電気的に導通がとれていればよい。
また、図6において、凹部21に導電性金属材(例えばはんだ、はんだ合金等)24が充填されているとより好ましい。図7は図6の矢印A−A断面図を示す。凹部21は、断面くさび状乃至断面略L字状にへこませて形成され、陥没したグランドパターン19は絶縁層18が押し潰されて導電性金属板17と電気的に導通するようになっている。この陥没して形成された凹部21の傾斜面25に存在するグランドパターン端部19Aとモータ基板13の表層に設けられるレジスト被膜20より露出するグランドパターン端部19Bを覆うように導電性金属材24が充填されている。尚、凹部21の断面形状は鋭角状のくさび形状からL字状よりやや大きい鈍角形状のいずれでもよいが、導電性金属材25の充填性を考慮すると、くさび形状が好ましい。
このように、陥没したグランドパターン端部19Aによる接続に加えて導電性金属材24を介した表層側のグランドパターン端部19Bと導電性金属板17との電気的導通が確保できるので、接続信頼性を向上できる。
上記実施例は、ポリゴンスキャナモータを用いて説明したが、ディスク駆動用のスピンドルモータなど、他の基板取付型ブラシレスモータに用いることも可能である。
ポリゴンスキャナモータの平面図である。 ポリゴンスキャナモータの半断面図である。 基板の凹部の断面図及び凹部の平面図である。 他例に係るポリゴンスキャナモータの平面図である。 他例に係るグランドパターンに形成された凹部の平面図である。 図5の凹部に導電性金属材が充填された状態を示す平面図である。 図6の矢印A−A方向の部分断面図である。
符号の説明
1 ロータ
2 ロータハウジング
3 軸孔
4 回転軸
5 ポリゴンミラー
6 押さえバネ
7 止め輪
8 マグネット
9 ステータ
10 ステータハウジング
11 動圧軸受
12 ステータコア
13 モータ基板
14 スラスト受
15 電子部品
16 ステータコイル
17 導電性金属板
18 絶縁層
19 グランドパターン
19a 枝パターン
19A,19B グランドパターン端部
20 レジスト被膜
21 凹部
22 隆起部
23 磁極センサ
24 導電性金属材
25 傾斜面

Claims (3)

  1. 導電性金属板上に絶縁層を介して導体パターンがレジスト被膜より露出して形成された基板にハウジングが組み付けられ、該ハウジングに固定子が組み付けられ回転子シャフトが回転可能に支持される基板取付型ブラシレスモータであって、
    グランドパターンの一部をへこませて凹部を形成し中間の絶縁層を押し潰すことで当該グランドパターンと導電性金属板が電気的に導通していることを特徴とする基板取付型ブラシレスモータ。
  2. グランドパターン上を押圧されて絶縁層を周囲に逃がした隆起部が形成され、当該グランドパターンと導電性金属板が電気的に導通していることを特徴とする請求項1記載の基板取付型ブラシレスモータ。
  3. グランドパターン上を断面くさび状若しくは断面略L字状にへこませて、基板面より陥没したグランドパターンと導電性金属板を電気的に導通させ、該陥没部に導電性金属材が充填されていることを特徴とする請求項1記載の基板取付型ブラシレスモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014110706A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Minebea Co Ltd ブラシレスモータ

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