JP2007228655A - 基板取付型ブラシレスモータ - Google Patents

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Yukio Shinozuka
幸男 篠塚
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Abstract

【課題】簡易な構成でグランドパターンと導電性金属板との接続信頼性を向上させた基板取付型ブラシレスモータを提供する。
【解決手段】グランドパターン19の一部に、導電性金属板17側からレジスト被膜20に向けて半抜きされた半抜き部21が形成され、導電性金属板17の抜き断面17aとグランドパターン19の抜き断面19aどうしが対向する接触面を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばロータにポリゴンミラーやCD、DVDなどを搭載して高速回転駆動する基板取付型ブラシレスモータに関する。
ポリゴンミラーが設けられたレーザービームプリンターや複写機などのOA機器、CDやDVDなどを駆動するディスク駆動装置には、ロータを高速回転駆動するスピンドルモータが用いられている。このスピンドルモータとしては、アウターロータ型のDCブラシレスモータが好適に用いられる。具体的には、ロータは、回転軸にカップ状のロータハウジングが支持されており、ロータハウジングには例えばポリゴンミラーや各種ディスクが水平方向及び鉛直方向に位置決めして搭載される。
基板にハウジングが組み付けられ、ハウジングの外周に固定子が組み付けられる。ハウジングには、ロータシャフトが回転可能に支持されている。例えば鉄基板は、導電性金属板上に絶縁層を介して形成された導体パターンが表面レジスト層より露出して形成されている。この基板はモータ取付フレームとモータ基板とを兼用している。基板にはモータ駆動回路が設けられ、センサやスイッチング素子など電子部品が搭載されている。
ロータは、高速回転駆動(例えばポリゴンスキャナモータの場合に20,000rpm〜40,000rpm)され、モータ駆動回路はPWM制御により高速に通電切替えが行なわれる。このとき、基板からモータコイルに至る配線やモータコイル自身に発生する急激な電圧変動により電磁波ノイズが放射される。特に、基板の裏面側金属板は電磁波を拡散させやすいためモータ駆動回路のグランドパターンと接続される。例えば、基板のグランドパターンのランド部に貫通孔を設け、該貫通孔にはんだを充填してグランドパターンと金属板(鉄基板)とを電気的に導通させている(特許文献1)。
特開2000−60094号公報
しかしながら、貫通孔にはんだを充填しても、はんだと金属板(鉄基板)とのぬれ性はよいが、グランドパターンとの中間に存在する絶縁層によりはんだがはじかれてしまうため、作業性が悪いうえにグランドパターンと金属板との電気的接続信頼性にかけるという課題があった。また、基板に貫通孔を設けるうえにはんだを充填してリフローするなど、製造工程が増えるため生産コストも増加する。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成でグランドパターンと導電性金属板との接続信頼性を向上させた基板取付型ブラシレスモータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
導電性金属板上に絶縁層を介して導体パターンがレジスト被膜より露出して形成された基板にハウジングが組み付けられ、該ハウジングに固定子が組み付けられ回転子シャフトが回転可能に支持される基板取付型ブラシレスモータにおいて、グランドパターンの一部に、導電性金属板側からレジスト被膜に向けて半抜きされた半抜き部が形成され、導電性金属板の抜き断面とグランドパターンの抜き断面どうしが対向する接触面を有していることを特徴とする。
また、グランドパターン上に導電材料が導電性金属板の抜き断面と接するように設けられることを特徴とする。
上述した基板取付型ブラシレスモータを用いれば、グランドパターンの一部に、導電性金属板側からレジスト被膜に向けて半抜きされた半抜き部が形成され、導電性金属板の抜き断面とグランドパターンの抜き断面どうしが対向する接触面を有しているので、絶縁層の影響をうけることなく簡易な構成で導電性金属板とグランドパターンとを電気的導通させることができ、電磁波ノイズの放射を抑えることができる。
また、グランドパターン上に導電材料が導電性金属板の抜き断面と接するように設けると、グランドパターンと導電性金属板との導通面積が拡大して電気的接続信頼性が向上するうえに露出する導電性金属板の抜き断面を防錆することができる。
以下、本発明に係る基板取付型ブラシレスモータの最良の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本実施形態では、一例としてポリゴンスキャナモータを参照して説明する。ポリゴンスキャナモータは、カップ状のロータハウジングにポリゴンミラーを水平方向及び鉛直方向に位置を合わせて搭載したロータと、ロータの回転軸を回転可能に支持するステータハウジングに基板とステータコアが組み付けられるステータを備えたアウターロータ型のDCブラシレスモータが好適に用いられる。
図1及び図2を参照して、ポリゴンスキャナモータの概略構成について説明する。
図2において、ロータ1は、カップ状のロータハウジング2が用いられる。ロータハウジング2には軸孔3が穿孔されており、該軸孔3には回転軸4が圧入若しくは焼嵌めなどにより一体に固定されている。
図1において、ロータハウジング2の上面にはポリゴンミラー5が搭載されており、押さえバネ6によりロータハウジング2の上面に押圧されている。押さえバネ6は、軸孔3の周囲に起立形成された円筒部に嵌め込まれるC型止め輪7により固定されている。また、図2において、ロータハウジング2の内周面には、リング状のマグネット8が固着されている。マグネット8は、周方向にN極とS極とで交互に着磁されている。
図2において、ステータ9は、ステータハウジング10には動圧軸受11を介して回転軸4が同軸に組み込まれている。ステータハウジング10は、外径の異なる円筒部分が連続して形成されており、小径の部分にはステータコア12が接着剤を介して嵌め込まれ、大径の部分には基板(モータ取付板兼モータ基板)13が固定されている。ステータハウジング10には、モータ基板13側より孔径段差を利用してスラスト受14が嵌め込まれている。スラスト受14は、回転軸4の軸端(下端)を受けて軸端位置を規定している。
基板13は、ステータハウジング10に回転軸4と直交する向きにかしめられている。この基板13はモータ取付フレームとモータ基板を兼用している。基板13にはモータ駆動回路が設けられ、磁極センサ(例えばホールセンサ)やスイッチング素子などの電子部品15が搭載されている。磁極センサはマグネット8の漏れ磁束からロータ1の磁極位置を検出する。磁極センサにより検出されたロータ1の回転位置に応じて、モータ駆動回路はステータコイル16への通電を当該ロータ1の回転を付勢する方向へ切り換える。
図3において、例えば鉄基板13は導電性金属板17上に絶縁層18を介して導体パターン(グランドパターン19)がレジスト被膜20より露出して形成されている。図1において、グランドパターン19の一部に、導電性金属板17側からレジスト被膜20に向けて半抜きされた半抜き部21が形成されている。
図3において、基板表面側に露出する導電性金属板17の抜き断面17aとグランドパターン19の抜き断面19aどうしが対向する接触面を有している。この抜き断面17aと抜き断面19aが当接することで導通がとられて、導電性金属板17をグランドパターン19と電気的に接続することができる。また、グランドパターン19の厚さが薄いため、グランドパターン19上に導電材料(はんだ、銀ペーストなど)22が導電性金属板17の抜き断面17aと接するように設けられると、導電性金属板17とグランドパターン19との接触面積が増えるので、電気的接続信頼性がより向上する。図4は、図3の半抜き部21を表面側(矢印方向)からみた模式図である。導電材料22は柱状の半抜き部21の外周面に沿って同心状に塗布されるのが好ましい。これにより露出する導電性金属板17の抜き断面17aを防錆することができる。
上記実施例は、ポリゴンスキャナモータを用いて説明したが、ディスク駆動用のスピンドルモータなど、他の基板取付型ブラシレスモータに用いることも可能である。
ポリゴンスキャナモータの平面図である。 ポリゴンスキャナモータの半断面図である。 基板の半抜き部の断面図である。 半抜き部の平面図である。
符号の説明
1 ロータ
2 ロータハウジング
3 軸孔
4 回転軸
5 ポリゴンミラー
6 押さえバネ
7 止め輪
8 マグネット
9 ステータ
10 ステータハウジング
11 動圧軸受
12 ステータコア
13 モータ基板
14 スラスト受
15 電子部品
16 ステータコイル
17 導電性金属板
17a、19a 抜き断面
18 絶縁層
19 グランドパターン
20 レジスト被膜
21 半抜き部
22 導電材料

Claims (2)

  1. 導電性金属板上に絶縁層を介して導体パターンがレジスト被膜より露出して形成された基板にハウジングが組み付けられ、該ハウジングに固定子が組み付けられ回転子シャフトが回転可能に支持される基板取付型ブラシレスモータにおいて、
    グランドパターンの一部に、導電性金属板側からレジスト被膜に向けて半抜きされた半抜き部が形成され、導電性金属板の抜き断面とグランドパターンの抜き断面どうしが対向する接触面を有していることを特徴とする基板取付型ブラシレスモータ。
  2. グランドパターン上に導電材料が導電性金属板の抜き断面と接するように設けられることを特徴とする請求項1記載の基板取付型ブラシレスモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010051046A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Panasonic Corp ブラシレスモータ

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