JP2008160421A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号の漏れによる不具合を招くことなく、アンテナ素子の個数を低減することが可能な情報処理装置を実現する。
【解決手段】第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124は、ケーブル1A,1Bを介して第1の送受信用アンテナ素子1および第2の送受信用アンテナ素子2にそれぞれ接続されている。また第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124は、分配器125を介して受信用アンテナ素子3に接続されている。このように、受信用アンテナ素子3のみを共用し、第1無線通信モジュール123と第1の送受信用アンテナ素子1との間、および第2無線通信モジュール124と第4の送受信用アンテナ素子2との間は、それぞれ直接的に接続することにより、一方の無線通信モジュールからの送信信号が他方の無線通信モジュールに入る込むことを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は無線通信機能を有する例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関する。
近年、ノットブック型の様々な携帯型パーソナルピュータが開発されている。この種のパーソナルコンピュータは、外部デバイスとの無線通信を実行するための無線通信機能を有している。
最近では、様々な無線通信方式の普及に伴い、携帯型パーソナルコンピュータにおいても複数種の無線通信方式それぞれに対応する複数種の無線通信モジュールの搭載が要求され始めている。
しかし、もし複数種の無線通信モジュールそれぞれに対応する専用のアンテナを設けると、これらアンテナによって多くの実装スペースが占有されてしまうことになる。
特許文献1には、2本のアンテナを2つの無線モジュール間で共用するための2つの方法が開示されている。
第1の方法は、1本のアンテナを第1の無線機の送信部と第2の無線機の送受信部との間で共用し、もう1本のアンテナを第1の無線機の受信部で使用するというものである。第2の方法は、1本のアンテナを第1の無線機の送信部と第2の無線機の送受信部で共用し、もう1本のアンテナを第1の無線機の受信部と第2の無線機の送受信部で共用するというものである。
特開2001−285114号公報
しかし、特許文献1のように、共用アンテナに送信部を接続するという構成を採用すると、一方の無線機から他方の無線機に共用器を介して入り込む信号レベルが高くなってしまう。
すなわち、送信部からの送信信号の電力レベルは比較的大きいため、送信信号は共用器によって減衰されるものの、他方の無線機に入り込んでしまう。このような信号の漏れは、例えば無線通信速度の低下のような不具合を引き起こす可能性がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、信号の漏れによる不具合を招くことなく、アンテナ素子の個数を低減することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、第1の送受信用アンテナ素子と、第2の送受信用アンテナ素子と、受信用アンテナ素子と、前記第1の送受信用アンテナ素子に接続された第1の無線通信モジュールと、前記第2の送受信用アンテナ素子に接続された第2の無線通信モジュールと、前記受信用アンテナ素子、前記第1の無線通信モジュール、および前記第2の無線通信モジュールにそれぞれ接続され、前記受信用アンテナ素子からの信号を前記第1の無線通信モジュールおよび前記第2の無線通信モジュールに分配する分配器とを具備することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、ベースユニットと、前記ベースユニットにヒンジ部を介して支持され、前記ベースユニットの上面が露出される開放位置と前記ベースユニットの上面を覆う閉塞位置との間を回動可能なディスプレイユニットと、前記ディスプレイユニット内に配置された第1の送受信用アンテナ素子と、前記ディスプレイユニット内に配置された第2の送受信用アンテナ素子と、前記ディスプレイユニット内に配置された受信用アンテナ素子と、前記ベースユニット内に設けられた第1の無線通信モジュールであって、第1の送信部および第1の受信部を含み、前記第1の送信部および前記第1の受信部が第1のケーブルを介して前記第1の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第1の無線通信モジュールと、前記ベースユニット内に設けられた第2の無線通信モジュールであって、第2の送信部および第2の受信部を含み、前記第2の送信部および前記第2の受信部が第2のケーブルを介して前記第2の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第2の無線通信モジュールと、前記ベースユニット内に設けられた分配器であって、前記受信用アンテナ素子に第3のケーブルを介して接続され、前記第1の無線通信モジュールの前記第1の受信部に第4のケーブルを介して接続され、前記第2の無線通信モジュールの前記第2の受信部に第5のケーブルを介して接続され、前記受信用アンテナ素子からの信号を前記第3のケーブルを介して受け取り、前記受け取った信号を前記第4のケーブルおよび前記第5のケーブルを介して前記第1の無線通信モジュールの前記第1の受信部および前記第2の無線通信モジュールの前記第2の受信部に分配する分配器とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、信号の漏れによる不具合を招くことなく、アンテナ素子の個数を低減することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観が示されている。この情報処理装置はバッテリ駆動可能な携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、コンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、ベースユニット11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、ヒンジ部18A,18Bを介してベースユニット11の後端部に支持されており、ベースユニット11の上面が露出される開放位置とベースユニット11の上面がディスプレイユニット12によって覆われる閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。
ベースユニット11は本コンピュータ10の本体であり、薄い箱形の筐体を有してする。ベースユニット11の上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、およびタッチパッド16などが配置されている。また、ベースユニット11内部には、CPU、メモリ、I/Oデバイス等の各種電子部品に加え、第1無線通信モジュール123、第2無線通信モジュール124、および分配器125が設けられている。
第1無線通信モジュール123は、例えば、3G携帯電話のような無線通信方式に従って外部デバイスとの無線通信を実行する無線通信モジュールである。第1無線通信モジュール123は、各種電子部品が実装されているシステム基板上に設けられたバススロットに接続される。3G携帯電話においては、例えば、800M〜2.2GHz程度の周波数帯域が用いられる。
このため、第1無線通信モジュール123が3G携帯電話に従った無線通信を実行する無線通信モジュール(3Gモジュール)として実現されている場合には、第1無線通信モジュール123は、例えば、800M〜2.2GHzの周波数帯域内に属する無線信号を用いて無線通信を実行する。
この第1無線通信モジュール123は、1本の送受信用アンテナと1本の受信用アンテナとを用いて無線通信を実行するように構成されている。この場合、無線信号の送受信は主として送受信用アンテナを用いて実行され、受信用アンテナは、例えば受信ダイバイシティ用途等のために、補助的に用いられる。送受信用アンテナがヌル点に位置するような場合であっても、受信用アンテナを用いることにより、無線信号の受信を行うことができる。
第2無線通信モジュール124は、例えば、無線LAN(WLAN)のような無線通信方式に従って外部デバイスとの無線通信を実行する無線通信モジュールである。第2無線通信モジュール124は、システム基板上に設けられたバススロットに接続される。無線LANにおいては、例えば、2.4GHz〜2.5GHzの周波数帯域、および5.15GHz〜5.74GHzの周波数帯域が用いられる。
このため、第2無線通信モジュール124が無線LAN規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュール(WLANジュール)として実現されている場合には、第2無線通信モジュール124は、2.4GHz〜2.5GHzの周波数帯域、または5.15GHz〜5.74GHzの周波数帯域内に属する無線信号を用いて無線通信を実行する。
第2無線通信モジュール124は、1本の送受信用アンテナと1本の受信用アンテナとを用いて無線通信を実行するように構成されている。この場合、無線信号の送受信は主として送受信用アンテナを用いて実行され、受信用アンテナは、例えば受信ダイバイシティ用途等のために、補助的に用いられる。送受信用アンテナがヌル点に位置するような場合であっても、受信用アンテナを用いることにより、無線信号の受信を行うことができる。
また、第2無線通信モジュール124がIEEE 802.11n規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュールとして実現されているならば、第2無線通信モジュール124は、複数本、例えば2本の送受信用アンテナと、1本の受信用アンテナとを用いて無線通信を実行する。
本実施形態においては、必要なアンテナ本数を低減しつつ、一方の無線通信モジュールから他方の無線通信モジュールへの送信信号の入り込みを防止できるようにするために、受信用アンテナ素子のみを第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124との間で共用し、送受信用アンテナについては第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124にそれぞれ個別に接続するというアンテナ接続形態が用いられる。受信用アンテナ素子に接続されるのは第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124それぞれの受信部のみとなり、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124の各々の送信部は専用の送受信アンテナに接続され、受信用アンテナ素子には接続されないので、一方の無線通信モジュールから他方の無線通信モジュールへの送信信号の入り込みを防止しつつ、必要なアンテナ本数を1本削減することができる。以下、具体的な構成を説明する。
すなわち、ディスプレイユニット12内には、第1の送受信用アンテナ素子1と、第2の送受信用アンテナ素子2と、受信用アンテナ素子3とが配置されている。
第1の送受信用アンテナ素子1は、第1無線通信モジュール123によって使用される送受信用アンテナである。この第1の送受信用アンテナ素子1は、その共振周波数帯域が、第1無線通信モジュール123用の周波数帯域(例えば800M〜2.2GHz)を含むように構成されている。第1無線通信モジュール123は、ケーブル(アンテナケーブル)1Aを介して第1の送受信用アンテナ素子1に接続されている。このケーブル1Aはヒンジ部18A内に設けられた開口を通してベースユニット11内からディスプレイユニット12内に導出されている。
第2の送受信用アンテナ素子2は、第2無線通信モジュール124によって使用される送受信用アンテナである。第2の送受信用アンテナ素子2は、その共振周波数帯域が、第2無線通信モジュール124用の周波数帯域(例えば2.4GHz〜2.5GHz、5.15GHz〜5.74GHz)を含むように構成されている。第2無線通信モジュール124は、ケーブル(アンテナケーブル)1Bを介して第2の送受信用アンテナ素子2に接続されている。このケーブル1Bはヒンジ部18A内に設けられた開口を通してベースユニット11内からディスプレイユニット12内に導出されている。
受信用アンテナ素子3は、第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124とによって共用される受信用共用アンテナである。受信用アンテナ素子3は広帯域アンテナであり、その共振周波数帯域が、第1無線通信モジュール123用の周波数帯域(例えば800M〜2.2GHz)と第2無線通信モジュール124用の周波数帯域(例えば2.4GHz〜2.5GHz、5.15GHz〜5.74GHz)との双方を含むように構成されている。
第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124は、分配器125を介して受信用アンテナ素子3に接続されている。
すなわち、分配器125は、ケーブル(アンテナケーブル)1Cを介して受信用アンテナ素子3に接続されている。ケーブル(アンテナケーブル)1Cは、ヒンジ部18A内に設けられた開口を通してベースユニット11内からディスプレイユニット12内に導出されている。分配器125は、さらに、ケーブル(アンテナケーブル)2Aを介して第1無線通信モジュール123に接続されると共に、ケーブル(アンテナケーブル)2Bを介して第2無線通信モジュール124に接続されている。分配器125は、受信用アンテナ素子3からの信号をケーブル1Cを介して受信し、その受信信号をケーブル2A,ABを介して第1無線通信モジュール123および第2の無線通信モジュール124に分配する。
このように、受信用アンテナ素子3のみを分配器125を介して第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124との間で共用し、第1無線通信モジュール123と第1の送受信用アンテナ素子1との間、および第2無線通信モジュール124と第4の送受信用アンテナ素子2との間は、それぞれケーブル1A,1Bによって直接的に接続することにより、一方の無線通信モジュールからの送信信号が他方の無線通信モジュールに入る込むことを防止することができるので、信号の漏れによる不具合を招くことなく、アンテナ素子の個数を低減することが可能となる。
また、分配器125はベースユニット11内に設けられているので、分配器125をディスプレイユニット12内に配置する構成に比し、アンテナケーブルの総ケーブル長を短くすることができる。
一般に、アンテナを広帯域化するほど、そのアンテナの利得は低下する傾向となる。また分配器125を挟むと、その分配器125によるロスも発生する。しかし、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124は受信用アンテナ素子3のみならず、それぞれ専用の送受信用アンテナ素子(第1の送受信用アンテナ素子1、第2の送受信用アンテナ素子2)にも接続されている。したがって、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124を広帯域の受信用アンテナ素子3に分配器125を介して接続しても、受信信号レベルの低下に起因する影響は少ない。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィックスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、第1無線通信モジュール123、第2無線通信モジュール124、分配器125、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)126等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムを実行する。またCPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。またノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。
サウスブリッジ119は各種I/Oデバイスを制御するブリッジデバイスである。サウスブリッジ119には、PCI Expressのようなバス201を介して第1無線通信モジュール123が接続されている。第1無線通信モジュール123は第1の送受信用アンテナ素子1に接続されると共に、分配器125を介して受信用アンテナ素子3に接続されている。また、サウスブリッジ119には、PCI Expressのようなバス202を介して第2無線通信モジュール124も接続されている。第2無線通信モジュール124は第2の送受信用アンテナ素子2に接続されると共に、分配器125を介して受信用アンテナ素子3に接続されている。もし第2無線通信モジュール124がIEEE 802.11n規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュールであるならば、ディスプレイユニット12内には第2の送受信用アンテナ素子2’がさらに配置され、そして第2無線通信モジュール124は、2本の第2の送受信用アンテナ素子2,2’に接続されると共に、分配器125を介して受信用アンテナ素子3に接続されることになる。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)125は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
次に、図3を参照して、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124それぞれの構成を説明する。
第1無線通信モジュール123は、例えばmini PCI Express カードのような拡張カードから構成されており、システム基板200上に設けられたバススロット501に接続される。バススロット501は、システム基板200上に設けられた上述のバス201に接続されている。システム基板200上には、上述のCPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィックスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)125等の各種電子部品が実装されている。
第1無線通信モジュール123は、送信部301と受信部302とを含んでいる。送信部301および受信部302は、第1無線通信モジュール123と第1の送受信用アンテナ素子1との間を接続するケーブル1Aを介して、第1の送受信用アンテナ素子1にそれぞれ接続されている。また、受信部302は、第1無線通信モジュール123と分配器125との間を接続するケーブル2Aを介して、分配器125に接続されている。
第2無線通信モジュール124も、mini PCI Express カードのような拡張カードから構成されており、システム基板200上に設けられたバススロット502に接続される。バススロット502は、システム基板200上に設けられた上述のバス202に接続されている。
第2無線通信モジュール124は、送信部401と受信部402とを含んでいる。送信部401および受信部402は、第2無線通信モジュール124と第2の送受信用アンテナ素子2との間を接続するケーブル1Bを介して、第2の送受信用アンテナ素子2にそれぞれ接続されている。また、受信部402は、第2無線通信モジュール124と分配器125との間を接続するケーブル2Bを介して、分配器125に接続されている。
なお、第2無線通信モジュール124がIEEE 802.11nに対応する無線通信モジュールである場合には、ディスプレイユニット12内には第3の送受信用アンテナが配置され、送信部401および受信部402の各々は、第3の送受信用アンテナと第2無線通信モジュール124との間を接続するケーブルを介して、第3の送受信用アンテナにも接続されることになる。
図4は、分配器125の構成例を示している。
分配器125は、2つのフィルタ回路601,602を備えている。フィルタ回路601はローパスフィルタ(LPF)であり、受信用アンテナ素子3からの信号の内で第1無線通信モジュール123に対応する周波数帯域の上限値(例えば2.2GHz)以下の周波数成分を通過させて第1無線通信モジュール123に出力する。
フィルタ回路602はハイパスフィルタ(HPF)であり、受信用アンテナ素子3からの信号の内で第2無線通信モジュール123に対応する周波数帯域の下限値(例えば2.2GHz)以上の周波数成分を通過させて第2無線通信モジュール124に出力する。
以上のように、本コンピュータ10においては、第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124との間で受信用アンテナ素子3を共用することで、アンテナ1本分だけ部品数および配置スペースを省略することができる。よって、ディスプレイユニット12の例えば上端部に必要な全てのアンテナ素子を配置することが可能となる。
また、ヒンジ部内を通過するアンテナケーブルの本数も削減することができる。また、受信用アンテナ素子3のみを共用し、送受信用アンテナは個別に第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124にそれぞれ接続されているので、一方の無線通信モジュールからの送信信号が他方の無線通信モジュールに直接的に入り込むことを防止することができる。
なお、本実施形態では、ディスプレイユニット12が2つのヒンジを介してベースユニット11に支持される構成を例示したが、ディスプレイユニット12を1つのヒンジのみを介してベースユニット11に支持するようにしてもよい。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置に設けられた、第1無線通信モジュールおよび第2無線通信モジュールそれぞれの構成例を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置に設けられた分配器の構成を説明するための図。
符号の説明
1,2…送受信用アンテナ素子、3…受信用アンテナ素子、123…第1無線通信モジュール、124…第2無線通信モジュール、125…分配器、1A,1B,1C,2A,2B…ケーブル、11…ベースユニット、12…ディスプレイユニット。

Claims (7)

  1. 第1の送受信用アンテナ素子と、
    第2の送受信用アンテナ素子と、
    受信用アンテナ素子と、
    前記第1の送受信用アンテナ素子に接続された第1の無線通信モジュールと、
    前記第2の送受信用アンテナ素子に接続された第2の無線通信モジュールと、
    前記受信用アンテナ素子、前記第1の無線通信モジュール、および前記第2の無線通信モジュールにそれぞれ接続され、前記受信用アンテナ素子からの信号を前記第1の無線通信モジュールおよび前記第2の無線通信モジュールに分配する分配器とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の無線通信モジュールは前記第1の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第1の送信部および第1の受信部を含み、前記第1の受信部はさらに前記分配器を介して前記受信用アンテナ素子に接続されており、
    前記第2の無線通信モジュールは前記第2の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第2の送信部および第2の受信部を含み、前記第2の受信部はさらに前記分配器を介して前記受信用アンテナ素子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の無線通信モジュールは第1の周波数帯域の無線信号を送受信するように構成され、且つ前記第2の無線通信モジュールは前記第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域の無線信号を送受信するように構成され、
    前記分配器は、
    前記受信用アンテナ素子からの信号の内で前記第1の周波数帯域の上限値以下の周波数成分を通過させて前記第1の無線通信モジュールに出力するローパスフィルタと、前記受信用アンテナ素子からの信号の内で前記第2の周波数帯域の下限値以上の周波数成分を通過させて前記第2の無線通信モジュールに出力するハイパスフィルタとを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 第3の送受信用アンテナ素子をさらに具備し、
    前記第2の無線通信モジュールの前記第2の送信部および前記第2の受信部の各々は、前記第2の送受信用アンテナ素子および前記第3の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. ベースユニットと、
    前記ベースユニットにヒンジ部を介して支持され、前記ベースユニットの上面が露出される開放位置と前記ベースユニットの上面を覆う閉塞位置との間を回動可能なディスプレイユニットと、
    前記ディスプレイユニット内に配置された第1の送受信用アンテナ素子と、
    前記ディスプレイユニット内に配置された第2の送受信用アンテナ素子と、
    前記ディスプレイユニット内に配置された受信用アンテナ素子と、
    前記ベースユニット内に設けられた第1の無線通信モジュールであって、第1の送信部および第1の受信部を含み、前記第1の送信部および前記第1の受信部が第1のケーブルを介して前記第1の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第1の無線通信モジュールと、
    前記ベースユニット内に設けられた第2の無線通信モジュールであって、第2の送信部および第2の受信部を含み、前記第2の送信部および前記第2の受信部が第2のケーブルを介して前記第2の送受信用アンテナ素子にそれぞれ接続された第2の無線通信モジュールと、
    前記ベースユニット内に設けられた分配器であって、前記受信用アンテナ素子に第3のケーブルを介して接続され、前記第1の無線通信モジュールの前記第1の受信部に第4のケーブルを介して接続され、前記第2の無線通信モジュールの前記第2の受信部に第5のケーブルを介して接続され、前記受信用アンテナ素子からの信号を前記第3のケーブルを介して受け取り、前記受け取った信号を前記第4のケーブルおよび前記第5のケーブルを介して前記第1の無線通信モジュールの前記第1の受信部および前記第2の無線通信モジュールの前記第2の受信部に分配する分配器とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記第1ケーブル、前記第2のケーブル、および前記第3のケーブルは、前記ヒンジ部内の開口を通して前記ベースユニット内から前記ディスプレイユニット内にそれぞれ導出されていることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の無線通信モジュールは第1の周波数帯域の無線信号を送受信するように構成され、且つ前記第2の無線通信モジュールは前記第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域の無線信号を送受信するように構成され、
    前記分配器は、
    前記受信用アンテナ素子からの信号の内で前記第1の周波数帯域の上限値以下の周波数成分を通過させて前記第1の受信部に出力するローパスフィルタと、前記受信用アンテナ素子からの信号の内で前記第2の周波数帯域の下限値以上の周波数成分を通過させて前記第2の受信部に出力するハイパスフィルタとを含むことを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
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