JP4357500B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4357500B2
JP4357500B2 JP2006148472A JP2006148472A JP4357500B2 JP 4357500 B2 JP4357500 B2 JP 4357500B2 JP 2006148472 A JP2006148472 A JP 2006148472A JP 2006148472 A JP2006148472 A JP 2006148472A JP 4357500 B2 JP4357500 B2 JP 4357500B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
communication module
printed circuit
circuit board
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006148472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007318651A (ja
Inventor
アンワル・サダート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006148472A priority Critical patent/JP4357500B2/ja
Priority to US11/787,465 priority patent/US8175524B2/en
Priority to CN2007101026649A priority patent/CN101083480B/zh
Publication of JP2007318651A publication Critical patent/JP2007318651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357500B2 publication Critical patent/JP4357500B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/2258Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles used with computer equipment
    • H01Q1/2266Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles used with computer equipment disposed inside the computer
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/2291Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles used in bluetooth or WI-FI devices of Wireless Local Area Networks [WLAN]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/30Combinations of separate antenna units operating in different wavebands and connected to a common feeder system

Description

本発明は無線通信機能を有する例えばパーソナルコンピュータのような情報処理装置に関する。
近年、ノットブック型の様々な携帯型パーソナルピュータが開発されている。この種のパーソナルコンピュータは、外部デバイスとの無線通信を実行するための無線通信機能を有している。
最近では、様々な無線通信方式の普及に伴い、携帯型パーソナルコンピュータにおいても複数種の無線通信方式それぞれに対応する複数種の無線通信モジュールの搭載が要求され始めている。
しかし、もし複数種の無線通信モジュールそれぞれに対応する専用のアンテナを設けると、これらアンテナによって多くの実装スペースが占有されてしまうことになる。
一つのアンテナを複数種の無線通信モジュール間で共有するためには、複数種の無線通信モジュールを混合分配器を介してアンテナに接続することが必要となる。
特許文献1には、混合分配器に複数のワイヤレス受信機を接続する技術が開示されている。
特開平9−321646号公報
しかし、一般に、混合分配器を使用するシステムにおいては、アンテナと混合分配器との間はケーブルを介して接続され、また混合分配器と各無線通信モジュールとの間もケーブルを介して接続される。
このため、例えば2つの無線通信モジュール間でアンテナを共用するシステムを実現するためには、第1乃至第3の3つのアンテナコネクタを持つ混合分配器を使用し、且つ2つの無線通信モジュールの各々にもアンテナコネクタを搭載することが必要となる。アンテナから導出されるケーブルは混合分配器の第1のアンテナコネクタに接続される。混合分配器の第2のアンテナコネクタは、一方の無線通信モジュールのアンテナコネクタにケーブルを介して接続される。混合分配器の第3のアンテナコネクタは、他方の無線通信モジュールのアンテナコネクタにケーブルを介して接続される。
アンテナと各無線通信モジュールとの間の接続経路内には、少なくとも3つのアンテナコネクタが介在することとなる。例えば、アンテナと一方の無線通信モジュールとの間の接続経路内においては、混合分配器の第1および第2の2アンテナコネクタと、一方の無線通信モジュールのアンテナコネクタとが存在する。
したがって、混合分配器を用いて2つの無線通信モジュール間でアンテナを共用するシステムにおいては、接続経路内の3つのアンテナコネクタそれぞれの影響によって大きなロスおよび大きなリターンロスが発生する。この結果、無線通信品質の劣化が引き起こされる。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、少ない個数のアンテナコネクタでアンテナを複数の無線通信モジュール間で共用することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、アンテナ素子と、第1無線通信モジュールであって、プリント回路基板と、前記プリント回路基板上に設けられた無線通信回路とを含む第1の無線通信モジュールと、前記第1の無線通信モジュールのプリント回路基板上に設けられた混合分配器であって、前記プリント回路基板上に設けられた第1アンテナコネクタおよび第1ケーブルを介して前記アンテナ素子に接続される第1端子と、前記プリント回路基板上の配線パターンを介して前記無線通信回路に接続される第2端子と、前記プリント回路基板上に設けられた第2アンテナコネクタに接続される第3端子とを含み、前記第1端子と前記第2端子との間を双方向接続すると共に前記第1端子と前記第3端子との間を双方向接続する混合分配器と、第2ケーブルを介して前記第2アンテナコネクタに接続される第2無線通信モジュールとを具備することを特徴とする。
本発明によれば、少ない個数のアンテナコネクタでアンテナを複数の無線通信モジュール間で共用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観が示されている。この情報処理装置はバッテリ駆動可能な携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、コンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCDの表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面が覆われる閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。
コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフするためのパワーボタン14、およびタッチパッド16などが配置されている。また、コンピュータ本体11内部には、各種電子部品が設けられたシステム基板(マザーボードとも云う)と、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124とが設けられている。
第1無線通信モジュール123は、例えば、UWB(ultra wideband)のような無線通信方式に従って外部デバイスとの無線通信を実行する無線通信モジュールである。第1無線通信モジュール123は、システム基板上に設けられたバススロットに接続される。UWBにおいては、3.1GHz〜4.8GHzの周波数帯域が用いられる。このため、第1無線通信モジュール123がUWB規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュール(UWBモジュール)として実現されている場合には、第1無線通信モジュール123は、3.1GHz〜4.8GHzの周波数帯域内に属する無線信号を用いて無線通信を実行する。
第2無線通信モジュール124は、例えば、Bluetooth(登録商標)または無線LAN(WLAN)のような無線通信方式に従って外部デバイスとの無線通信を実行する無線通信モジュールである。第2無線通信モジュール124は、システム基板上に設けられたバススロットに接続される。Bluetooth(BT)においては、2.4GHz〜2.5GHzの周波数帯域が用いられる。無線LAN(WLAN)においては、例えば、5.15GHz〜5.74GHzの周波数帯域が用いられる。第2無線通信モジュール124がBluetooth規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュール(BTジュール)として実現されている場合には、第2無線通信モジュール124は、2.4GHz〜2.5GHzの周波数帯域内に属する無線信号を用いて無線通信を実行する。また、第2無線通信モジュール124が無線LAN(WLAN)規格に従った無線通信を実行する無線通信モジュール(WLANモジュール)として実現されている場合には、第2無線通信モジュール124は、5.15GHz〜5.74GHzの周波数帯域内に属する無線信号を用いて無線通信を実行する。
これら第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124は、アンテナ素子1を共用する。このアンテナ素子1はディスプレイユニット12内に設けられている。アンテナ素子1は、第1ケーブル1Aを介して第1無線通信モジュール123に接続されている。アンテナ素子1の搭載位置は、例えば、ディスプレイユニット12の上端部である。このように、アンテナ素子1をディスプレイユニット12内に設けることにより、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124の各々は、アンテナ素子1が比較的高い位置に位置されている状態で外部デバイスとの無線通信を実行することができる。
第1無線通信モジュール123上には混合分配器(diplexerと称されることもある)が搭載されている。第2無線通信モジュール124は、第2ケーブル1Bを介して第1無線通信モジュール123上の混合分配器に接続されている。混合分配器は、アンテナ素子1からの信号を第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124に分配する。また、混合分配器は、第1無線通信モジュール123からの信号と第2無線通信モジュール124からの信号とを混合し、その混合された信号をアンテナ素子1に送信する。
アンテナ素子1は広帯域アンテナ(マルチバンドアンテナと称されることもある)から構成されている。アンテナ素子1の共振周波数帯域は、第1無線通信モジュール123によって使用される周波数帯域と第2無線通信モジュール124によって使用される周波数帯域との双方を含む。
以下では、第1無線通信モジュール123がUWBモジュールであり、第2無線通信モジュール124がBTモジュールである場合を想定する。
この場合、第1無線通信モジュール123の送信電力は、第2無線通信モジュール124の送信電力よりも小さい。
すなわち、UWBモジュールの送信電力は-41.3dBmである。一方、BTモジュールの送信電力は0dBmまたは4dBmである。本実施形態では、0dBmの送信電力を有するBTモジュールを使用するものとする。
この場合、UWBモジュールの送信電力は、BTモジュールよりも41.3dB低い。すなわち、UWBモジュールの送信電力は、BTモジュールの送信電力の約1万分の1に相当する。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィックスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、第1無線通信モジュール123、第2無線通信モジュール124、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)125等を備えている。
CPU111は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)121から主メモリ113にロードされる、オペレーティングシステム(OS)および各種アプリケーションプログラムを実行する。またCPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ119との間を接続するブリッジデバイスである。またノースブリッジ112は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。
サウスブリッジ119は各種I/Oデバイスを制御するブリッジデバイスである。サウスブリッジ119には、PCI Expressのようなバス201を介して第1無線通信モジュール123が接続されている。また、サウスブリッジ119には、USB(Universal Serial Bus)のようなバス202を介して第2無線通信モジュール124が接続されている。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)125は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
次に、図3を参照して、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124それぞれの構成を説明する。
第1無線通信モジュール123は、mini PCI Express カードのような拡張カードから構成されており、システム基板200上に設けられたバススロット301に接続される。バススロット301は、システム基板200上に設けられた上述のバス201に接続されている。システム基板200上には、上述のCPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィックスコントローラ114、サウスブリッジ119、BIOS−ROM120、およびエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)125等の各種電子部品が実装されている。
第1無線通信モジュール123は、プリント回路基板(PCB)401と、プリント回路基板(PCB)401上に設けられた無線通信回路402と、プリント回路基板401上に設けられた混合分配器403とを備えている。無線通信回路402は、UWB規格に従った無線通信を実行するように構成されたLSIである。無線通信回路402は、プリント回路基板401のカードエッジ型コネクタ、バススロット301、およびバス201を介して、システム基板200上のホストデバイス(例えば、サウスブリッジ119、CPU111など)との通信を実行する。
プリント回路基板(PCB)401には、さらに、第1アンテナコネクタ404、および第2アンテナコネクタ405が設けられている。アンテナ素子1から導出される第1ケーブル1Aは、第1アンテナコネクタ404に接続されている。第2アンテナコネクタ405は、第2ケーブル1Bを介して第2無線通信モジュール124に接続されている。
混合分配器403は、第1アンテナコネクタ404および第1ケーブル1Aを介してアンテナ素子1に接続される第1端子501と、プリント回路基板401上に配設された配線パターン504を介して無線通信回路402に接続される第2端子502と、第2アンテナコネクタ405に接続される第3端503とを含んでいる。
この混合分配器403は、第1端子501と第2端子502との間を双方向接続すると共に、第1端子501と第3端子503との間を双方向接続する。すなわち、混合分配器403は、アンテナ素子1からの信号を第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124に分配する機能と、第1無線通信モジュール123からの信号と第2無線通信モジュール124からの信号とを混合し、その混合された信号をアンテナ素子1に送信する機能とを有している。
混合分配器403は、図5に示すように、2つのフィルタ回路701,702を備えている。アンテナ素子1と第1端子501との間で授受される信号の周波数帯域は、2.4GHzから4.8GHzである。フィルタ回路701は、第1無線通信モジュール123によって使用される周波数帯域(3.1GHz〜4.8GHz)の信号を通過するためのハイパスフィルタ(HPF)から構成されている。また、フィルタ回路702は、第1無線通信モジュール123によって使用される周波数帯域(2.4GHz〜2.5GHz)の信号を通過するためのローパスフィルタ(LPF)から構成されている。
第2無線通信モジュール124は、図3に示されているように、システム基板200上に設けられたバススロット302に接続される。バススロット301は、システム基板200上に設けられた上述のバス202に接続されている。
第2無線通信モジュール124は、プリント回路基板(PCB)601と、プリント回路基板601上に設けられた無線通信回路602とを備えている。無線通信回路602は、Bluetooth規格に従った無線通信を実行するように構成されたLSIである。無線通信回路602は、プリント回路基板601のカードエッジ型コネクタ、バススロット302、バス202を介して、システム基板200上のホストデバイス(例えば、サウスブリッジ119内のUSBコントローラ、CPU111など)との通信を実行する。また、無線通信回路602は、プリント回路基板601上に設けられた第3アンテナコネクタ603にも接続されている。第3アンテナコネクタ603は、上述したように第2ケーブル1Bを介して第1無線通信モジュール123の混合分配器403に接続されている。
図3の構成においては、送信電力の小さい第1無線通信モジュール123上に混合分配器403が搭載されており、且つ混合分配器403と無線通信回路402との間は配線パターン504によって接続されている。このため、第1無線通信モジュール123の無線通信回路402とアンテナ素子1との間の接続経路内に存在するアンテナコネクタは、第1アンテナコネクタ404のみとなる。よって、第1無線通信モジュール123とアンテナ素子1との間で転送される信号のロスおよびリターンロスを大幅に低減することが可能となる。
すなわち、図4に示すように、混合分配器50を用いてアンテナ素子1を第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124との間で共用するという従来の構成を適用した場合においては、アンテナ素子1と第1無線通信モジュール123の無線通信回路402との間の接続経路内には、3つのアンテナコネクタ51,52,54が存在する。同様に、アンテナ素子1と第2無線通信モジュール124の無線通信回路602との間の接続経路内にも、3つのアンテナコネクタ51,53,55が存在する。
これに対し、本実施形態においては、上述したように、送信電力の小さい第1無線通信モジュール123とアンテナ素子1との間の接続経路内には第1アンテナコネクタ404しか存在しないので、接続経路内に存在するコネクタの数を3つから1つに削減することが可能となる。よって、第1無線通信モジュール123から送信される信号電力のロスを大幅に低減しつつ、第1無線通信モジュール123と第2無線通信モジュール124との間で1つのアンテナ1を共用することができる。
さらに、本実施形態においては、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124の各々はシステム基板200とは別の独立したモジュールとして実現されており、且つ第1アンテナコネクタ404とアンテナ素子1との間の接続にはケーブル1Aが、また第2アンテナコネクタ405と第3アンテナコネクタ603との間の接続にもケーブル1Bが使用されているので、RF信号の伝送にはシステム基板200上の配線パターンは一切使用されない。したがって、システム基板200上の各種電子部品に対してRF信号による影響を与えることはない。
次に、アンテナコネクタの個数とロスとの関係について検討する。
アンテナコネクタ一つによるロスは最小で0.05dBである。しかし、アンテナコネクタとケーブルとの接続状態によりロスの大きさは変動する。このため、アンテナコネクタ一つによるロスは最大で0.5dBを超えることがある。アンテナコネクタを二つ削減することにより、最小で0.1dBm、最大で1dBmだけロスを減らすことが可能となる。
また、インピーダンス不整合により、アンテナコネクタの接続面でリターンロスが発生する。アンテナコネクタ一つ増加によるリターンロスの増加(実測値)を下記に示す。
(1)アンテナコネクタが1個の時のリターンロス:-39dB
(2)アンテナコネクタが2個の時のリターンロス:-24dB
(1)の値は、図6に示すように、測定器800にケーブルを介してアンテナコネクタ801を接続した状態で測定した結果である。アンテナコネクタ801は50オームの抵抗Rで終端されている。
(2)の値は、図7に示すように、アンテナコネクタ801に長さ5cmのケーブルを介してアンテナコネクタ802をさらに接続した状態で測定した結果である。アンテナコネクタ802は50オームの抵抗Rで終端されている。
上記の結果から明らかなように、アンテナコネクタが1個の時に比べ、アンテナコネクタが2個の時は、リターンロスの大きさは15dBも増加する。また、上記リターンロスはコネクタとケーブルとの接続具合によっても変動するので、アンテナコネクタの数が増えれば増えるほど、リターンロスも増える。
BTモジュールは送信電力が大きいため、上記のロスやリターンロスの影響はほとんど無いが、UWBモジュールは送信電力が小さいため、上記のロスやリターンロスの影響が大きい。
よって、本実施形態においては、上述したように、送信電力の小さい第1無線通信モジュール123上に混合分配器403を搭載し、且つ混合分配器403と無線通信回路402との間をアンテナコネクタを介さずに配線パターンのみによって接続している。この構成により、第1無線通信モジュール123からの送信される信号電力の低下を効率よく防止することができる。
なお、第2の無線通信モジュール124上にも混合分配器を搭載し、第2の無線通信モジュール124の下流にさらに第3の無線通信モジュールを接続してもよい。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置に設けられた、第1無線通信モジュール123および第2無線通信モジュール124それぞれの構成を説明するための図。 通常の混合分配器を用いてアンテナを共有する構成を説明するための図。 図3の第1無線通信モジュール123に設けられた混合分配器の構成例を示すブロック図。 リターンロスを測定するための構成例を説明するための図。 リターンロスを測定するための構成例を説明するための図。
符号の説明
1…アンテナ素子、123…第1無線通信モジュール、124…第2無線通信モジュール、402,602…無線通信回路、403…混合分配器、404,405,603…アンテナコネクタ、1A,1B…ケーブル。

Claims (7)

  1. アンテナ素子と、
    第1の無線通信方式を用いて無線通信を実行するように構成された第1無線通信モジュールであって、プリント回路基板と、前記プリント回路基板上に設けられた無線通信回路とを含む第1の無線通信モジュールと、
    前記第1の無線通信モジュールのプリント回路基板上に設けられた混合分配器であって、前記プリント回路基板上に設けられた第1アンテナコネクタおよび第1ケーブルを介して前記アンテナ素子に接続される第1端子と、前記プリント回路基板上の配線パターンを介して前記無線通信回路に接続される第2端子と、前記プリント回路基板上に設けられた第2アンテナコネクタに接続される第3端子とを含み、前記第1端子と前記第2端子との間を双方向接続すると共に前記第1端子と前記第3端子との間を双方向接続する混合分配器と、
    第2の無線通信方式を用いて無線通信を実行するように構成された第2無線通信モジュールであって、第2ケーブルを介して前記第2アンテナコネクタに接続される第2無線通信モジュールとを具備し、前記第1無線通信モジュールの送信電力は前記第2無線通信モジュールの送信電力よりも小さいことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2無線通信モジュールは、プリント回路基板と、前記プリント回路基板上に設けられ、前記第2ケーブルを介して前記第2アンテナコネクタに接続される第3アンテナコネクタと、前記プリント回路基板上に設けられ、前記第3アンテナコネクタに接続される無線通信回路とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1無線通信モジュールは第1の周波数帯域に属する無線信号によって無線通信を実行するように構成され、前記第2無線通信モジュールは第2の周波数帯域に属する無線信号によって無線通信を実行するように構成され、
    前記アンテナ素子の共振周波数帯域は前記第1の周波数帯域と前記第2の周波数帯域とを含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. システム基板と、
    前記システム基板上に設けられた複数の電子部品と、
    前記システム基板上に配設されたバスに接続される第1バススロットと、
    前記システム基板上に配設されたバスに接続される第2バススロットとをさらに具備し、
    前記第1無線通信モジュールは前記第1バススロットに接続され、前記第2無線通信モジュールは前記第1バススロットに接続されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 本体と、
    前記本体に取り付けられたディスプレイユニットと、
    前記ディスプレイユニット内に設けられたアンテナ素子と、
    前記本体内に設けられ第1の無線通信方式を用いて無線通信を実行するように構成された第1無線通信モジュールであって、プリント回路基板と、前記プリント回路基板上に設けられた無線通信回路とを含む第1の無線通信モジュールと、
    前記第1の無線通信モジュールのプリント回路基板上に設けられた混合分配器であって、前記プリント回路基板上に設けられた第1アンテナコネクタおよび第1ケーブルを介して前記アンテナ素子に接続される第1端子と、前記プリント回路基板上の配線パターンを介して前記無線通信回路に接続される第2端子と、前記プリント回路基板上に設けられた第2アンテナコネクタに接続される第3端子とを含み、前記第1端子と前記第2端子との間を双方向接続すると共に前記第1端子と前記第3端子との間を双方向接続する混合分配器と、
    前記本体内に設けられ、第2の無線通信方式を用いて無線通信を実行するように構成され、第2ケーブルを介して前記第2アンテナコネクタに接続される第2無線通信モジュールとを具備し、前記第1無線通信モジュールの送信電力は前記第2無線通信モジュールの送信電力よりも小さいことを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記第2無線通信モジュールは、プリント回路基板と、前記プリント回路基板上に設けられ、前記第2ケーブルを介して前記第2アンテナコネクタに接続される第3アンテナコネクタと、前記プリント回路基板上に設けられ、前記第3アンテナコネクタに接続される無線通信回路とを含むことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  7. 前記本体内に設けられた、システム基板と、
    前記システム基板上に設けられた複数の電子部品と、
    前記システム基板上に配設されたバスに接続される第1バススロットと、
    前記システム基板上に配設されたバスに接続される第2バススロットとをさらに具備し、
    前記第1無線通信モジュールは前記第1バススロットに接続され、前記第2無線通信モジュールは前記第1バススロットに接続されることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
JP2006148472A 2006-05-29 2006-05-29 情報処理装置 Active JP4357500B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006148472A JP4357500B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 情報処理装置
US11/787,465 US8175524B2 (en) 2006-05-29 2007-04-16 Information processing apparatus having a shared antenna element
CN2007101026649A CN101083480B (zh) 2006-05-29 2007-04-25 信息处理设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006148472A JP4357500B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007318651A JP2007318651A (ja) 2007-12-06
JP4357500B2 true JP4357500B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=38750110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006148472A Active JP4357500B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 情報処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8175524B2 (ja)
JP (1) JP4357500B2 (ja)
CN (1) CN101083480B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2279566A4 (en) * 2008-05-06 2015-01-21 Hollinworth Fund L L C SINGLE CABLE ANTENNA MODULE FOR LAPTOP COMPUTER AND MOBILE DEVICES
CN101771729A (zh) * 2008-12-03 2010-07-07 华为终端有限公司 通信方法、模块和系统及终端
JP4435257B1 (ja) * 2008-12-24 2010-03-17 株式会社東芝 情報処理装置
US8442467B1 (en) * 2009-02-18 2013-05-14 Sprint Communications Company L.P. Wireless communication device with a multi-band antenna
US20130009969A1 (en) * 2011-07-05 2013-01-10 Netanel Goldberg Methods circuits & systems for wireless transmission of a video signal from a computing platform
TWI667569B (zh) * 2018-07-20 2019-08-01 技嘉科技股份有限公司 電腦喚醒方法及電腦節電方法
KR102568765B1 (ko) * 2018-11-19 2023-08-22 삼성전자주식회사 안테나 모듈을 포함하는 전자 장치

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09321646A (ja) 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 相互変調歪み防止装置を備えたワイヤレス受信装置
JP2815009B2 (ja) 1997-03-10 1998-10-27 松下電器産業株式会社 無線通信システム
JP3750335B2 (ja) 1998-01-05 2006-03-01 株式会社村田製作所 帯域阻止誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信機装置
JP2000031879A (ja) 1998-07-15 2000-01-28 Kokusai Electric Co Ltd 無線中継増幅装置
JP3304900B2 (ja) 1998-11-25 2002-07-22 株式会社村田製作所 複合高周波部品及びそれを用いた移動体通信装置
JP3531570B2 (ja) 2000-03-14 2004-05-31 株式会社村田製作所 共振器、フィルタ、デュプレクサ、通信機装置
JP2001292073A (ja) 2000-04-07 2001-10-19 Ngk Spark Plug Co Ltd アンテナスイッチモジュール
US6591086B1 (en) * 2000-04-24 2003-07-08 Telaxis Communications Corporation Enhanced time division duplexing (TDD) transceiver circuitry
JP2002300051A (ja) 2001-03-30 2002-10-11 Kyocera Corp 高周波モジュール
US6597258B2 (en) * 2001-08-30 2003-07-22 Spectrum Astro High performance diplexer and method
JP2003140773A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Toshiba Corp 無線通信デバイスおよび情報処理装置
JP3530171B2 (ja) 2001-12-26 2004-05-24 株式会社東芝 送受信装置
CN1765065B (zh) 2003-04-17 2010-12-01 富士通株式会社 具有天线切换功能的信息处理装置
CN100382468C (zh) * 2003-07-08 2008-04-16 大唐移动通信设备有限公司 时分双工无线通信系统收发线性开关电路和其实现方法
JP4291087B2 (ja) 2003-08-28 2009-07-08 株式会社日立国際電気 高速同調アンテナ共用器
TW200512566A (en) * 2003-09-19 2005-04-01 Quanta Comp Inc Concealed antenna used in a notebook
CN1258933C (zh) * 2003-10-24 2006-06-07 中兴通讯股份有限公司 一种时分双工收发开关装置
JP4828798B2 (ja) 2004-01-30 2011-11-30 株式会社東芝 電子機器
US7308291B2 (en) * 2004-12-15 2007-12-11 Motorola Inc. Antenna for sending and receiving signals in a plurality of frequency bands
US7590396B2 (en) * 2005-10-06 2009-09-15 Broadcom Corporation Multimode communication device with shared signal path programmable filter

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007318651A (ja) 2007-12-06
US20070275660A1 (en) 2007-11-29
CN101083480B (zh) 2010-09-22
US8175524B2 (en) 2012-05-08
CN101083480A (zh) 2007-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4357500B2 (ja) 情報処理装置
US7711325B2 (en) Electronic apparatus, computer system, and communication control method
JP2008516524A (ja) 補助パラサイトアンテナ装置
US8041387B2 (en) Information processing apparatus
US20090040117A1 (en) Wireless communication apparatus
US9306260B2 (en) Coupler and electronic apparatus
US20020111194A1 (en) Laptop wireless systems integrated with an LCD panel
US20110068994A1 (en) Communication module, communication apparatus
JP2008160421A (ja) 情報処理装置
US20110207404A1 (en) Coupler and electronic apparatus
JP2005025370A (ja) 電子機器
JP4823350B2 (ja) 情報処理装置
JP4751468B2 (ja) 情報処理装置
JP5072923B2 (ja) 電子機器
US20120146859A1 (en) Wireless communication apparatus
JP2004054542A (ja) 情報処理装置
JP5175949B2 (ja) 情報処理装置
JP2011160479A (ja) 情報処理装置
JP4714295B2 (ja) 情報処理装置
US9276318B2 (en) Coupler apparatus and communication apparatus
JP2006195839A (ja) 無線通信モジュールおよび無線通信装置
JP2011217092A (ja) 情報処理装置および無線通信モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4357500

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350