JP2008159917A - 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 - Google Patents

光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008159917A
JP2008159917A JP2006348091A JP2006348091A JP2008159917A JP 2008159917 A JP2008159917 A JP 2008159917A JP 2006348091 A JP2006348091 A JP 2006348091A JP 2006348091 A JP2006348091 A JP 2006348091A JP 2008159917 A JP2008159917 A JP 2008159917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
glass
conductive paste
paste
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006348091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4907331B2 (ja
Inventor
Yoji Furukubo
洋二 古久保
Toshifumi Azuma
登志文 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2006348091A priority Critical patent/JP4907331B2/ja
Publication of JP2008159917A publication Critical patent/JP2008159917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4907331B2 publication Critical patent/JP4907331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

【課題】太陽電池その他の光電変換素子の作製に用いる導電性ペーストであって、半導体基板の裏面電極形成に伴う反りを抑制すると共に、密着強度が高い裏面電極を形成することができる導電性ペースト、およびこれを用いて作製する光電変換素子を提供する。
【解決手段】薄層化された半導体基板1を用いた太陽電池10の裏面電極5を、Alを主体とする金属粉末に、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末を添加した導電性ペーストにて作製する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換素子用導電性ペーストおよびこれを用いて作製する光電変換素子に関し、特に、太陽電池の裏面電極層とp+層との形成に好適な導電性ペースト、およびこれを用いて作製する太陽電池に関する。
近年、環境保護の観点から家庭用の太陽電池の需要が著しく増加する傾向にある。太陽電池の構成としては、p型のSi基板の表面側にn+層を設け、裏面側にp+層を設けることでn+/p/p+接合を形成し、さらに受光面側となるn+層側に受光面電極を備え、反対側のp+層側には裏面電極を備える態様が、従来より広く採用されている。また、受光面側に反射防止膜を設けることも一般的である。
この太陽電池の非受光面電極である裏面電極の形成には、印刷法が広く用いられる。印刷法は、自動化が容易で生産性が高いという利点を有していることから、種々の電子デバイスの電極形成の手法として一般的である。この印刷法は、導電を担う金属粉末を有機バインダーや有機溶剤と混練したペースト(導電性ペースト)をスクリーン印刷などの手法で被形成体に塗布した後、これを熱処理炉内で焼成することで有機成分を蒸発させ、金属粉末の焼結体としての電極を形成する手法である。
太陽電池の場合は、金属Al粉末を含む導電性ペースト(Alペースト)をSi基板の裏面側に塗布し、これを焼成することで、裏面電極の形成のみならずp+層の形成も併せて行える。具体的には、焼成によって裏面電極となるAlを主成分とするAl電極層が形成される際に、AlがSi基板に拡散することで、Alを不純物として含むp+層が形成される。裏面電極は、太陽電池において発生した電気を取り出す集電電極の役割を果たすものであり、p+層は、いわゆるBSF(Back Surface Field)効果を生じさせることで、裏面電極における集電効率を高める役割を果たしている。
一方、太陽電池のコストダウンを図るべく、Si基板の厚みを200μm以下とする薄層化が検討されている。この薄層化を実現する上での問題点として、Si基板を薄くするほど、Al電極層との熱膨張差に起因した反りがSi基板に生じやすくなるという問題がある。Siの熱膨張率は2.5×10-6/℃であるのに対し、Alの熱膨張率は23.25×10-6/℃と、両者は約10倍程度異なっている。この問題の解決を意図とする技術もすでに公知である(例えば、特許文献1参照)。
また、導電性ペーストに硼珪酸バリウムおよび硼珪酸カルシウムのうちの少なくとも1種類を主成分とするガラスフリットを添加することにより、良好なオーミック接触性と耐湿性に優れた電極を生成する手法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、導電性ペーストにホウ素を除く元素からなるガラスフリットを添加することにより電極部の色彩を銀白色にする手法が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
更に、導電性ペーストに添加するガラスフリットの成分を調整することにより電極と基板の界面にAl−Si共晶層を均一に形成する手法が開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−223813号公報 特開平08−22714号公報 特開2003−165744号公報 特開2000−90733号公報
上述したSi基板の反りは、AlペーストをSi基板上に印刷して焼成した後の降温時に、Al電極層とSi基板の熱膨張の違いに起因して生じるものである。このような反りが生じると、その後の工程において自動機へのハンドリングミスが生じやすく、太陽電池素子の割れや欠けを発生させ、製造歩留まりを低下させるという問題がある。
この問題の解決策として、Alペーストの塗布量を減らしてAl電極層を薄くすることにより、反る力を物理的に軽減する手法が想定される。しかしながらこの手法ではSi基板へのAlの拡散量が少なくなり、p+層が形成されにくく、発電効率が低下するという問題がある。
特許文献1には、Al粉末と、有機ビヒクルと、Alよりも熱膨張率が小さくかつAlの融点よりも溶融温度、軟化温度、分解温度のいずれかが高い無機化合物、具体的にはSiO2やAl23などを添加したペーストを用いて、裏面電極を形成する方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示の方法では、Si基板の反りを低減することはできるものの、ペーストに添加した無機化合物が焼成後もそのままの形で存在するため、裏面電極内のAl粒子同士の結合が弱く、密着強度が低いという問題がある。
また、特許文献2〜4では、導電性ペーストにガラスフリットを添加することが検討されているが、Si基板の薄層化に伴う反りの発生を防止することについては問題点として認識されておらず、当然ながらこれを解決するための手段についても何らの示唆もされていない。
更に、そもそも特許文献1に記載されているように、ガラス成分は電極とSi基板の密着性を向上させるために添加するものであり、単に添加するガラス成分を増やせば増やす程、電極とSi基板との密着性の向上やAl粒子同士の焼結が進み、AlとSiの熱膨張差に起因する反りが増大してしまう。つまり、ガラス量を適宜調整することによるSi基板の反り量と密着強度の改善は完全にトレードオフの関係にある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、太陽電池その他の光電変換素子の作製に用いる導電性ペーストであって、半導体基板の裏面電極形成に伴う反りを抑制すると共に、密着強度が高い裏面電極を形成することができる導電性ペースト、およびこれを用いて作製する光電変換素子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、Alを主に含有する金属粉末と、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末とを含むことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の導電性ペーストであって、前記金属粉末100重量部に対して、前記ガラス粉末を0.01〜10重量部含有することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の導電性ペーストであって、前記ガラス粉末のうちのPbOが占める重量比率が、70%以上であることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の導電性ペーストであって、前記ガラス粉末が、Al23を含むことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載の導電性ペーストであって、前記ガラス粉末が、SiO2、B23、Bi23、ZnOのうちのいずれか1種以上の酸化物を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上にAlを含有する電極層が形成されてなることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載の光電変換素子であって、前記電極層が、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス部分を含むことを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7に記載の光電変換素子であって、前記ガラス粉末のうちのPbOが占める重量比率が、70%以上であることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8に記載の光電変換素子であって、前記ガラス粉末のうちのAl23が占める重量比率が、1%以上であることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、光電変換素子の作製方法であって、Alを主に含有する金属粉末と、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末とを用いて、導電性ペーストを作成する工程と、前記導電性ペーストを用いて塗布法により光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に電極層を形成する工程とを備えることを特徴とする。
請求項1から請求項10の発明によれば、Alを主体とする金属粉末にガラス転移点が280℃から430℃の値域範囲に含まれるガラス粉末を添加した導電性ペーストを用いることで、Alを主に含有する電極を焼き付けた後の降温過程で生じる熱応力をガラスの軟化効果で緩和することができるため、降温時にAlと半導体基板との熱膨張率の差に起因して生じる半導体基板の反りを抑制することができる。
<導電性ペースト>
本実施の形態に係る導電性ペーストは、主として、太陽電池などの光電変換素子の形成に用いる半導体基板に、塗布法によって電極を形成する際に用いるものである。例えば太陽電池を作製する場合であれば、Si基板などのp型の半導体基板の裏面側に、塗布法によって裏面電極を形成する際に用いるのが、その使用態様の好適な一例である。なお、塗布法としては、スクリーン印刷、ロールコーター方式及びディスペンサー方式などの種々の公知手法を用いることができる。
この導電性ペーストは、Alを主体とする金属粉末(以下「Al主体金属粉末」とも称する)と、ガラス粉末と、有機バインダーと、有機溶剤とを含む導電性ペースト(以下「ガラス添加Alペースト」とも称する)である。そして、このガラス添加Alペーストを半導体基板の裏面側に焼き付けることで裏面電極(以下、「Al含有電極」とも称する)が形成される。
Al主体金属粉末は、ガラス添加Alペーストにおける導電性材料であり、Alを主体とした金属元素を含む金属粉末である。Al主体金属粉末としては、平均粒径が3〜20μmの粉末を用いるのが、その好適な一態様である。このAl主体金属粉末は、Alインゴットに必要に応じて合金対象元素等を溶融せしめたうえで、公知のアトマイズ法により作製することができる。なお、Al主体金属粉末に含まれるAl以外の金属元素は5重量部以下の不純物であっても良い。
ガラス添加Alペーストに含有させるガラス粉末は、ガラス転移温度(ガラス転移点)が280〜430℃と比較的低温であることが好ましい。当該比較的低温で軟化するガラス粉末を、以下「低軟化点ガラス粉末」と称する。なお、ガラス転移点は、一般的な熱分析装置(DTA、あるいはDSC)を用いて測定することができる。当該熱分析装置では、ベースラインの接線と、ガラス転移による吸熱領域の急峻な下降位置の接線との交点をガラス転移点として読み出すことができる。
ここで、低軟化点ガラス粉末のガラス転移点の好ましい上限値を430℃としたのは、ガラス添加AlペーストをSi基板に対して焼き付けた後の降温過程でAl含有電極とSi基板の熱膨張の違いに起因して生じる熱応力が大きくなる温度域で、ガラスを軟質にするためである。このように調整することで、ガラス添加AlペーストをSi基板に対して焼き付けた後の降温過程でAl含有電極とSi基板の熱膨張の違いに起因して生じる熱応力を、低軟化点ガラス粉末の軟化効果で緩和させることができる。その結果、降温時にAlと半導体基板であるSi基板との熱膨張率の差に起因して生じるSi基板の反りを抑制することができる。なお、導電性ペーストをSi基板に塗布した後に焼き付ける温度は一般に700〜850℃である。
一方、低軟化点ガラス粉末のガラス転移点の好ましい下限値を280℃としたのは、ガラス添加AlペーストをSi基板に対して焼き付ける際にAl粒子どうしの隙間やAl粒子とSi基板との界面に入ったガラスの強度をある程度高めるためである。このように調整することで、Al含有電極とSi基板との密着強度を高めることができる。
また、Al含有電極とSi基板との密着強度をより高める為には、ガラス添加Alペーストに添加される低軟化点ガラス粉末のガラス転移点の下限値を320℃等といった具合に少し高めの値に設定することが好ましい。更に、Si基板の反りを抑制する事と、Al含有電極とSi基板との密着強度を高める事とのバランスを考慮すると、ガラス添加Alペーストに添加されるガラス粉末のガラス転移点は340〜410℃であることがより好ましい。
ガラス添加Alペーストにおける低軟化点ガラス粉末の含有量は、Al100重量部に対して0.05〜10重量部であることが望ましい。
ここで、ガラス添加Alペーストにおける低軟化点ガラス粉末の含有量の好ましい下限値を0.05重量部としたのは、Al粒子どうしの隙間に溶融した低軟化点ガラス粉末が十分侵入する為にある程度の量が必要だからである。Al粒子どうしの隙間に溶融した低軟化点ガラス粉末が侵入する結果、最終的にAl含有電極層とSi基板との密着強度が高まる。
一方、ガラス添加Alペーストにおける低軟化点ガラス粉末の含有量の好ましい上限値を10重量部としたのは、添加するガラス成分を増加し過ぎると、Al含有電極とSi基板との密着性の向上やAl粒子どうしの焼結が進み、AlとSiの熱膨張差に起因する反りが増大してしまうからである。したがって、ガラス添加Alペーストにおける低軟化点ガラス粉末の含有量の上限値を10重量部に調整することで、AlとSiとの熱膨張差に起因して発生する反りを低減することが出来る。
また、ガラス添加Alペーストに含有される低軟化点ガラス粉末のうちの70重量%以上をPbOが占めることが望ましい。このように、ガラス中のPbO含有量を増加させることでガラス転移点を低下させることが可能となり、ガラス転移点を430℃以下に設定することもできるため、上述したSi基板の反りの抑制効果を得ることができる。低軟化点ガラス粉末のガラス転移点を更に低下させて、Si基板の反りをより抑制しようとすれば、ガラス添加Alペーストに含有される低軟化点ガラス粉末のうちの75重量%以上をPbOが占めることが望ましい。
更に、ガラス添加AlペーストにAl23が含有されていることが好ましい。これは、Al23がガラスのネットワーク構造を構成する元素であるため、低軟化点ガラス粉末を実現するために多量のPbOをガラス粉末に含有させる条件であっても、安定的にガラスを製造することができるからである。そして、ガラスの安定製造を達成するために、ガラス添加Alペーストに含有される低軟化点ガラス粉末のうちの1重量%以上をAl23が占めることが望ましい。
また、ガラス添加Alペーストに含有される低軟化点ガラス粉末には、SiO2、B23、Bi23、ZnOのうちの何れか1種以上の酸化物が含まれることが望ましい。これは、多量のPbOをガラス粉末に含有させる条件であっても、安定的にガラスを製造でき、かつガラス転移点を430℃以下に調整することができるからである。
また、低軟化点ガラス粉末の室温(例えば、25℃)から200℃までの熱膨張率の平均値は12×10-6/℃以下であることが望ましい。これは、AlとSiの熱膨張差を緩和して、Si基板の反りをより低減することが出来るからである。なお、低軟化点ガラス粉末の膨張率の上限値(12×10-6/℃)は、Alの熱膨張率(23.25×10-6/℃)とSiの熱膨張率(2.5×10-6/℃)との略中間値となっている。
有機バインダー、有機溶剤については従来のAlペーストで使用されているものと同等のものを用いることができる。有機バインダーとしては、塗布性の観点からセルロース系、アクリル系のものを用いるのが好適である。有機溶剤としては、αテルピネオール、フタル酸エステルを用いるのがその好適な一態様である。
これらのAl主体金属粉末、低軟化点ガラス粉末、有機バインダー、及び有機溶剤をボールミルや攪拌器で混合した後、三本ロールにて混練することにより、本実施の形態に係る導電性ペースト(ガラス添加Alペースト)を得ることが出来る。なお、導電性ペーストには、このほかに、少量の金属や金属酸化物を含んでいてもよい。このような場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
<太陽電池>
次に、上述の導電性ペーストを用いて作製されてなる、本実施の形態に係る光電変換素子の一態様としての太陽電池について説明する。図1は、本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。
太陽電池10は、半導体基板1と、半導体基板1の表面側(受光面側)に形成されてなり、n型不純物を有するn+層2と、半導体基板1の裏面側に形成されてなり、p型不純物を有するp+層3と、n+層2の表面に(図1においてはn+層2の上に)形成されてなる、Ag等からなる受光面電極4と、半導体基板1の裏面側にp+層3を介在させて(図1においてはp+層3の下に)形成されてなる、上述のAl等によって構成される裏面電極5とから、主として構成される。この太陽電池10は、受光面への所定の波長範囲の光の入射に応答して、電流を取り出すことができるように構成されている。すなわち、太陽電池10は、n+層2と、半導体基板1と、p+層3とによって形成されてなるn+/p/p+接合を有し、その表面に受光面電極4が、裏面に裏面電極5が、それぞれ形成されてなる構造を有するともいえる。
半導体基板1としては、例えばSi系のIV族半導体を用いるのが好適な一例である。例えば、外形が150mm□の、B(ボロン)などがp型のドーパントとして添加されてなる多結晶Siのインゴットを150〜200μmの範囲内の任意の厚みにスライシング加工して得られるSi基板を、半導体基板1として用いることができる。このSi基板の比抵抗は1.5Ω・cm程度であるのがその好適な一例である。なお、加工により生じたダメージ層や汚染層を除去すべく、NaOHやKOH、あるいはフッ酸やフッ硝酸などで表面をわずかにエッチングすることが望ましい。また、受光した光の閉じ込め効率を高めるべく、ドライエッチング法やウェットエッチング法によって、半導体基板1の表面に微小な凹凸を形成するのが望ましい。
また、半導体基板1の材質は上述のものに限定されるものではなく、単結晶Siを用いてもよい。あるいは、上述のガラス添加Alペーストを用いてAlを主体とする裏面電極を形成しうる半導体であれば、他の半導体を用いてもよい。
+層2は、いわゆる逆導電型拡散領域である。n+層2は、半導体基板1の一方の主面側に、公知のイオン打ち込み法によってP(リン)を打ち込むことによって形成される。n+層2が形成された側が、太陽電池の受光面側となる。n+層2は、例えば、1.5×10-3Ω・cm程度の比抵抗と、0.5μm程度の厚みを有するように形成されるのが、その好適な一例である。あるいは、POCl3(オキシ塩化リン)などのガス中で熱処理する、いわゆる気相拡散法によってn+層2を形成するようにしても良い。
+層3と裏面電極5とは、上述のAl主体金属粉末と低軟化点ガラス粉末とを含むガラス添加Alペーストを用いて、塗布法により形成される。例えば、n+層2を形成した後の半導体基板1の略全面にスクリーン印刷法によりガラス添加Alペーストを塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を施した後、空気中でAlの融点よりも高い700〜850℃の焼成温度で数秒〜数十分間焼成することで、ガラス添加Alペースト中のAl主体金属粉末が焼結して、軟化点ガラス粉末に起因する低軟化点ガラスを含有したAl層からなる裏面電極5が形成されると共に、Alが半導体基板1に向けて拡散することによりp+層3が形成される。
受光面電極4は、Agペーストを用いて、塗布法により形成される。例えば、p+層3および裏面電極5を形成した後、スクリーン印刷によりn+層2の上に櫛歯状にAgペーストを塗布し、150℃、数分間の乾燥処理を施した後、空気中で600〜850℃の焼成温度で数秒〜数十分間焼成することで、Agからなる櫛歯状の受光面電極4が形成される。
本実施の形態においては、太陽電池10をこのように構成することで、裏面電極を焼き付けた後の降温過程で、Alと半導体基板との熱膨張率の差に起因して生じる熱応力を、ガラスの軟化効果で緩和することができるため、半導体基板の反りを抑制することができる。
なお、本発明の実施形態は上述の例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることはもちろんである。例えば、半導体基板の受光面側に窒化シリコン膜や酸化シリコン膜などからなる反射防止膜(不図示)を設けたほうが好ましい。
さらに、裏面電極としては、上述のように裏面のほぼ全面に形成したAlを主成分とする電極に加えて、出力を取り出すための、Agを主成分とする電極を、さらに形成したほうが好ましい。
(実施例)
実施例として、PbO、SiO2、B23、Al23、ZnO、BaO、およびTi2Oの7種類の酸化物成分を用いて下記表1に示すように組成の比率(重量比率)を適宜振った低軟化点ガラス粉末を作成し、上述の実施の形態に係る導電性ペーストとして、計11種類のガラス添加Alペーストを作製した。さらに、それぞれのガラス添加Alペーストを用いて裏面電極を形成することにより、11種類の太陽電池を作製した。
それぞれのガラス添加Alペーストの作製においては、まず、アトマイズ法によりほぼ球状の平均粒径10μmのAl粉末を母粉末として得た。次に平均粒径が5μmで、280℃から430℃の値域範囲内に種々の軟化点(すなわちガラス転移点)を持つガラス粉末(低軟化点ガラス粉末)を用意した。Al粉末100重量部に対して、低軟化点ガラス粉末0.05〜12重量部を添加して混合することで無機原料を得た後、更に有機バインダーとしてニトロセルロースを無機原料100重量部に対して5重量部、有機溶剤としてαテルピネオールを20重量部加え、攪拌器により混合した。これを3本ロール処理して、ガラス添加Alペーストを得た。
得られた計11種の導電性ペーストのそれぞれを用いて、11種の太陽電池を作製した。
それぞれの太陽電池の作製においては、半導体基板1として、外形150mm□の多結晶Siのインゴットを150μm厚みにスライシング加工したSi基板を用いた。このSi基板の表面に、イオン打ち込み法により深さ0.5μmのn+層2を形成した。
その後、Si基板の裏面にスクリーン印刷法によりガラス添加Alペーストを略全面に塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を行った後に、空気中で最高温度を750℃に加熱して、10分間焼成し、裏面電極5およびp+層3を形成した。
さらに、n+層2の表面にAgペーストをスクリーン印刷法により櫛歯状に塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を行った後に、空気中で最高温度を600℃に加熱して、10分間焼成し、受光面電極4を形成した。これにより、11種類の太陽電池が得られた。
このようにして作製したそれぞれの太陽電池について、半導体基板の反り量、裏面電極のピール強度を測定した。図2は、本実施例にかかる半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。本実施の形態においては、半導体基板1の厚さを含んだ値で反り量を評価した。具体的には、図2に示すように、水平面に載置した場合の最低部(水平面)と最高部との高さの差で反り量を評価した。その際、反り量が2mm以上となるものを不可とした。また、Al電極部のピール強度は、セロハンテ−プによる引き剥がし試験で評価し、まったく剥がれの無いものを5、Alが薄く付着するものを程度により4〜2(2の方がたくさん剥がれる)、Alが殆ど全て剥がれるものを1として評価を行った。
また、得られた太陽電池からAl電極部をカッターナイフで剥ぎ取り、DSC分析を行いガラス部分のガラス転移点を測定することで、ガラス転移点を求めた。
(比較例)
一方、比較例としては、ガラス粉末を含まず無機原料としてAl粉末のみを含む導電性ペースト(Alペースト)、Al粉末にPbO、SiO2、B23、およびTi2Oの4種類の酸化物成分を用いて下記表1に示すように組成比率(重量比率)を適宜振った低軟化点ガラス粉末を作成し、上述の実施の形態に係る導電性ペーストとして、計3種類のガラス添加Alペーストを作製し、上述の実施例と同様に、太陽電池を作製してその評価を行った。
それぞれのペーストの作製に際しては、平均粒径10μmのAl粉末を、実施例と同様にアトマイズ法で作成して母粉末を得た。次にガラス粉末を添加した導電性ペーストについては、更に、所定の組成比率(重量比率)のガラス粉末を用意した。これらを、実施例と同様に、有機バインダー、有機溶剤と混合し、Alペースト、およびガラス添加Alペーストを作成した。
また、実施例と同様に、反り量、ピール強度について評価し、ガラス転移点についても測定した。
(実施例と比較例の比較)
上述のようにして得られた、実施例に係る11種類の太陽電池と、比較例に係る3種類の太陽電池とについての、評価結果を表1として示す。表1において番号3〜13の結果が実施例についてのものであり、番号1,2,14が比較例についてのものである。
Figure 2008159917
ガラス粉末を添加しなかったAlペーストを用いた比較例である番号1の太陽電池では、反りの値が2mmを超えた。また、430℃よりも高いガラス転移点を有するガラス粉末を添加したガラス添加Alペーストを用いた比較例である番号2の太陽電池では、反りの値が3mmと大きく不可であった。更に、280℃よりも低いガラス転移点を有するガラス粉末を添加したガラス添加Alペーストを用いた比較例である番号14の太陽電池では、ピール強度試験ではAlが殆ど全て剥がれた(表1中のピール強度「1」)。すなわち、充分な密着強度が得られなかった。
一方、ガラス添加Alペーストを用いた実施例である、番号3〜13の太陽電池においては、いずれも反りは2mm以下と良好であり、かつ裏面電極のピール強度も良好であることがわかった(表1中のピール強度「2〜5」)。
また、ガラス転移点については、ガラス粉末の調合時に予め意図した設定値とほぼ同様なガラス転移点が測定された。
以上の結果より、薄層化された半導体基板を用いた太陽電池の裏面電極を、Alを主体とする金属粉末に、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末を添加した導電性ペーストにて作製することで、半導体基板の反りが低減できると共に、裏面電極の密着強度が高い太陽電池が得られることが確認された。
なお、Al粉末100重量部に対して、低軟化点ガラス粉末を12重量部だけ添加することで得られたガラス添加Alペーストを用いた実施例である、番号11の太陽電池についは、Al粉末100重量部に対して、低軟化点ガラス粉末を0.05〜10重量部以下だけ添加することで得られたガラス添加Alペーストを用いた実施例である、番号3〜10,12,13の太陽電池と比較して、裏面電極のピール強度が若干劣っていることがわかった(表1中のピール強度「2」)。
ところで、上記実施形態および実施例では、導電性ペーストを用いて半導体基板の一方主面の略全面にAlを含有する電極層を形成したが、これに限られず、半導体基板の一方主面上の少なくとも一部にAlを含有する電極層が形成される態様であっても、本発明を適用することで、上記実施形態および実施例と同様な効果が得られる。但し、半導体基板の一方主面の略全面にAlを含有する電極層を形成する方が、本発明による効果がより顕著となるため、本発明を適用する好ましいケースと言える。
本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。 半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 n+
3 p+
4 受光面電極
5 裏面電極
10 太陽電池

Claims (10)

  1. 光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、
    Alを主に含有する金属粉末と、
    280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末と、
    を含むことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  2. 請求項1に記載の導電性ペーストであって、
    前記金属粉末100重量部に対して、前記ガラス粉末を0.01〜10重量部含有することを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  3. 請求項1または請求項2に記載の導電性ペーストであって、
    前記ガラス粉末のうちのPbOが占める重量比率が、70%以上であることを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  4. 請求項3に記載の導電性ペーストであって、
    前記ガラス粉末が、Al23を含むことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  5. 請求項3または請求項4に記載の導電性ペーストであって、
    前記ガラス粉末が、SiO2、B23、Bi23、ZnOのうちのいずれか1種以上の酸化物を含むことを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上にAlを含有する電極層が形成されてなることを特徴とする光電変換素子。
  7. 請求項6に記載の光電変換素子であって、
    前記電極層が、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス部分を含むことを特徴とする光電変換素子。
  8. 請求項7に記載の光電変換素子であって、
    前記ガラス粉末のうちのPbOが占める重量比率が、70%以上であることを特徴とする光電変換素子。
  9. 請求項8に記載の光電変換素子であって、
    前記ガラス粉末のうちのAl23が占める重量比率が、1%以上であることを特徴とする光電変換素子。
  10. 光電変換素子の作製方法であって、
    Alを主に含有する金属粉末と、280℃から430℃の値域範囲内にガラス転移点を有するガラス粉末とを用いて、導電性ペーストを作成する工程と、
    前記導電性ペーストを用いて塗布法により光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に電極層を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする光電変換素子の作製方法。
JP2006348091A 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 Expired - Fee Related JP4907331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348091A JP4907331B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348091A JP4907331B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008159917A true JP2008159917A (ja) 2008-07-10
JP4907331B2 JP4907331B2 (ja) 2012-03-28

Family

ID=39660491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006348091A Expired - Fee Related JP4907331B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4907331B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010087388A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 京セラ株式会社 光電変換セルおよび光電変換モジュール
WO2010098167A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 太陽電池電極用ペースト組成物
WO2011038657A1 (en) * 2009-09-30 2011-04-07 Byd Company Limited Solar cell, conductive paste and method of preparing the same
WO2011052336A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 日本山村硝子株式会社 ガラス組成物及びそれを用いた導体形成用組成物
DE112009004970T5 (de) 2009-03-27 2012-06-21 Hitachi, Ltd. Leitende Paste und elektronisches Bauteil, das mit einer daraus gebildetenElektrodenverdrahtung versehen ist
WO2012165167A1 (ja) * 2011-06-03 2012-12-06 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 太陽電池ならびに太陽電池のアルミニウム電極形成用ペースト組成物
CN103198876A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 任天斌 水性纳米电子银浆及其制备方法
WO2013105750A1 (ko) * 2012-01-10 2013-07-18 주식회사 젠스엔지니어링 전도성 페이스트를 전극으로 사용하는 실리콘 태양전지 모듈 및 그 제조 방법
US9349882B2 (en) 2012-01-10 2016-05-24 Gens Engineering Co. Ltd Silicon solar cell module using conductive npaste as electrode and method for manufacturing same
EP2777049A4 (en) * 2011-11-11 2016-06-15 Samsung Electronics Co Ltd CONDUCTIVE PASTE, AND ELECTRONIC AND PHOTOPILE DEVICE COMPRISING AN ELECTRODE FORMED BY MEANS OF THE CONDUCTIVE PASTE

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041105A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Sharp Corp 太陽電池およびその製造方法
US20060273287A1 (en) * 2005-06-07 2006-12-07 Young Richard J S Aluminum thick film composition(s), electrode(s), semiconductor device(s) and methods of making thereof

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006041105A (ja) * 2004-07-26 2006-02-09 Sharp Corp 太陽電池およびその製造方法
US20060273287A1 (en) * 2005-06-07 2006-12-07 Young Richard J S Aluminum thick film composition(s), electrode(s), semiconductor device(s) and methods of making thereof

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102132419B (zh) * 2009-01-29 2012-12-26 京瓷株式会社 光电转换元件及光电转换模块
WO2010087388A1 (ja) * 2009-01-29 2010-08-05 京セラ株式会社 光電変換セルおよび光電変換モジュール
JP5220134B2 (ja) * 2009-01-29 2013-06-26 京セラ株式会社 光電変換セルおよび光電変換モジュール
WO2010098167A1 (ja) * 2009-02-25 2010-09-02 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 太陽電池電極用ペースト組成物
JP2010199334A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Noritake Co Ltd 太陽電池電極用ペースト組成物
US8512601B2 (en) 2009-02-25 2013-08-20 Noritake Co., Limited Paste composition for solar cell electrode
US8945436B2 (en) 2009-03-27 2015-02-03 Hitachi, Ltd. Conductive paste and electronic part equipped with electrode wiring formed from same
DE112009004970T5 (de) 2009-03-27 2012-06-21 Hitachi, Ltd. Leitende Paste und elektronisches Bauteil, das mit einer daraus gebildetenElektrodenverdrahtung versehen ist
DE112009004970B4 (de) 2009-03-27 2018-05-03 Hitachi, Ltd. Leitende Paste und elektronisches Bauteil, das mit einer daraus gebildetenElektrodenverdrahtung versehen ist
WO2011038657A1 (en) * 2009-09-30 2011-04-07 Byd Company Limited Solar cell, conductive paste and method of preparing the same
WO2011052336A1 (ja) * 2009-10-29 2011-05-05 日本山村硝子株式会社 ガラス組成物及びそれを用いた導体形成用組成物
US9947809B2 (en) 2009-11-11 2018-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Conductive paste and electronic device and solar cell including an electrode formed using the conductive paste
WO2012165167A1 (ja) * 2011-06-03 2012-12-06 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 太陽電池ならびに太陽電池のアルミニウム電極形成用ペースト組成物
JPWO2012165167A1 (ja) * 2011-06-03 2015-02-23 株式会社ノリタケカンパニーリミテド 太陽電池ならびに太陽電池のアルミニウム電極形成用ペースト組成物
EP2777049A4 (en) * 2011-11-11 2016-06-15 Samsung Electronics Co Ltd CONDUCTIVE PASTE, AND ELECTRONIC AND PHOTOPILE DEVICE COMPRISING AN ELECTRODE FORMED BY MEANS OF THE CONDUCTIVE PASTE
CN103198876A (zh) * 2012-01-06 2013-07-10 任天斌 水性纳米电子银浆及其制备方法
WO2013105750A1 (ko) * 2012-01-10 2013-07-18 주식회사 젠스엔지니어링 전도성 페이스트를 전극으로 사용하는 실리콘 태양전지 모듈 및 그 제조 방법
US9349882B2 (en) 2012-01-10 2016-05-24 Gens Engineering Co. Ltd Silicon solar cell module using conductive npaste as electrode and method for manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4907331B2 (ja) 2012-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4907331B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
US8927428B2 (en) Process of forming an aluminum p-doped surface region of an n-doped semiconductor substrate
JP2006351530A (ja) アルミニウム厚膜組成物、電極、半導体デバイスおよびそれらを作製する方法
JP6220862B2 (ja) 電極形成用導電性ペースト、太陽電池の製造方法及び太陽電池
JP2007059380A (ja) アルミニウム厚膜組成物、電極、半導体デバイスおよびそれらを作製する方法
JP6375298B2 (ja) 結晶系シリコン太陽電池及びその製造方法
TWI662004B (zh) 太陽能電池電極形成用導電性糊
TW201133917A (en) Process for the production of a MWT silicon solar cell
WO2013036689A1 (en) Process for the production of lfc-perc silicon solar cells
JP2005191107A (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP6137852B2 (ja) 太陽電池の電極形成用導電性ペースト
JP2010087501A (ja) 導電性組成物及びそれを用いた太陽電池
JP2017010628A (ja) 導電性ペースト、太陽電池及び太陽電池の製造方法
JP2010251645A (ja) 太陽電池及びその電極形成用導電性ペースト
JP2008166344A (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2007081059A (ja) アルミニウムペースト組成物およびそれを用いた太陽電池素子
KR101474677B1 (ko) 도전성 페이스트 및 그 도전성 페이스트를 사용한 태양전지 소자
JP5403304B2 (ja) 導電性ペースト、太陽電池、及び太陽電池の製造方法
JP5132929B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2011233548A (ja) 導電性ペースト及び太陽電池
JP4627511B2 (ja) 光電変換素子および光電変換素子の作製方法
JP4970026B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP5289705B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2007234625A (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2008159912A (ja) 光電変換素子用導電性ペーストの作製方法、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090818

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4907331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees