JP5132929B2 - 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 - Google Patents

光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5132929B2
JP5132929B2 JP2006348130A JP2006348130A JP5132929B2 JP 5132929 B2 JP5132929 B2 JP 5132929B2 JP 2006348130 A JP2006348130 A JP 2006348130A JP 2006348130 A JP2006348130 A JP 2006348130A JP 5132929 B2 JP5132929 B2 JP 5132929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoelectric conversion
conversion element
electrode
semiconductor substrate
paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006348130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008159920A (ja
Inventor
愼太郎 齊藤
洋二 古久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2006348130A priority Critical patent/JP5132929B2/ja
Publication of JP2008159920A publication Critical patent/JP2008159920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5132929B2 publication Critical patent/JP5132929B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Description

本発明は、光電変換素子用導電性ペーストおよびこれを用いて作製する光電変換素子に関し、特に、太陽電池の裏面電極層とp+層との形成に好適な導電性ペースト、およびこれを用いて作製する太陽電池に関する。
近年、環境保護の観点から家庭用の太陽電池の需要が著しく増加する傾向にある。太陽電池の構成としては、p型のSi基板の表面側にn+層を設け、裏面側にp+層を設けることでn+/p/p+接合を形成し、さらに受光面側となるn+層側に受光面電極を備え、反対側のp+層側には裏面電極を備える態様が、従来より広く採用されている。また、受光面側に反射防止膜を設けることも一般的である。
この太陽電池の非受光面電極である裏面電極の形成には、印刷法(塗布法)が広く用いられる。印刷法は、自動化が容易で生産性が高いという利点を有していることから、種々の電子デバイスの電極形成の手法として一般的である。この印刷法は、導電を担う金属粉末を有機バインダーや有機溶剤と混練したペースト(導電ペースト)をスクリーン印刷などの手法で被形成体に塗布した後、これを熱処理炉内で焼き付けることで有機成分を蒸発させ、金属粉末の焼結体としての電極を形成する手法である。
太陽電池の場合は、金属Al粉末を含む導電性ペースト(Alペースト)をSi基板の裏面側に塗布し、これを焼き付けることで、裏面電極の形成のみならずp+層の形成も併せて行える。具体的には、焼き付けによって裏面電極となるAlを主成分とするAl電極層が形成される際に、AlがSi基板に拡散することで、Alを不純物として含むp+層が形成される。裏面電極は、太陽電池において発生した電気を取り出す集電電極の役割を果たすものであり、p+層は、いわゆるBSF(Back Surface Field)効果を生じさせることで、裏面電極における集電効率を高める役割を果たしている。
一方、太陽電池のコストダウンを図るべく、Si基板の厚みを200μm以下とする薄層化が検討されている。この薄層化を実現する上での問題点として、Si基板を薄くするほど、Al電極層との熱膨張差に起因した反りがSi基板に生じやすくなるという問題がある。Siの熱膨張率は2.5×10-6/℃であるのに対し、Alの熱膨張率は23.25×10-6/℃と、両者は約10倍程度異なっている。
上述したSi基板の反りは、AlペーストをSi基板上に印刷して焼き付けた後の降温時に、Al電極層とSi基板の熱膨張の違いに起因して生じるものである。このような反りが生じると、その後の工程において自動機へのハンドリングミスが生じやすく、太陽電池素子の割れや欠けを発生させ、製造歩留まりを低下させるという問題がある。
この問題の解決策として、Alペーストの塗布量を減らしてAl電極層を薄くすることにより、反る力を物理的に軽減する手法が想定される。しかしながらこの手法ではSi基板へのAlの拡散量が少なくなり、p+層が形成されにくく、発電効率が低下するという問題がある。
そこで、Al粉末と有機ビヒクルとガラスフリットとを含有し、当該ガラスフリットがBi23を30〜70mol%、B23を20〜60mol%、SiO2を10〜50mol%を含む電極形成用の導電性ペーストを用いて、Al電極とSi基板の界面にAl−Si共晶組織層を隙間なく均一に形成させることで、太陽電池の変換効率を向上させる技術が提案されている。
特開2000−90733号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、太陽電池の変換効率を向上させることができるものの、Al電極とSi基板の界面にAl−Si共晶組織層を隙間なく均一に形成させるためには、Al電極層からSi基板へのAlの拡散量を増やす必要がある。したがって、Al電極層の厚みを厚くする必要が発生し、電極層の反りを増大させてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、太陽電池その他の光電変換素子の作製に用いる導電性ペーストであって、半導体基板の裏面電極形成に伴う反りを抑制すると共に、発電効率の優れた光電変換素子を得ることができる導電性ペースト、およびこれを用いて作製する光電変換素子を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、Alを主に含有する金属粉末と、前記電極を形成するために前記半導体基板の面上に前記導電性ペーストを焼き付ける熱処理において結晶化するガラスフリットとを含むとともに、前記金属粉末100重量部に対して、前記ガラスフリットを0.01〜10重量部含み、前記ガラスフリットが、 、SiO 、Al およびPbOを含み、前記熱処理により結晶相としてAl のみ、またはAl AlSi13両方を析出させることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項に記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上にAlを含有する電極層が形成されてなることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項に記載の光電変換素子であって、前記電極層が、前記ガラスフリットが結晶化した部分を含むことを特徴とする。
また、請求項の発明は、光電変換素子の作製方法であって、Alを主に含有する金属粉末と、該金属粉末100重量部に対して0.01〜10重量部の、B 、SiO 、Al およびPbOを含むとともに電極を形成するために半導体基板の面上に導電性ペーストを焼き付ける熱処理において結晶化するガラスフリットとを用いて、前記導電性ペーストを作製する工程と、前記導電性ペーストを光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に塗布し、熱処理によって結晶相としてAl のみ、またはAl AlSi13両方が析出した電極層を形成する工程とを備えることを特徴とする。
請求項1から請求項の発明によれば、導電性ペーストが半導体基板上で焼き付けられる過程で、当該導電性ペーストに添加したガラスフリットが金属粒間に結晶相を析出させるため、当該結晶相の存在により金属粒子のネック成長が妨げられる。したがって、焼き付けによる裏面電極の収縮を緩和することができるため、裏面電極及び半導体基板の反りを抑えることが可能になる。また、導電性ペーストにおける添加剤として焼き付け過程で結晶相を析出させるガラスフリットを採用することで、フィラーやその他の添加剤を採用した場合と比較して、フィラー等を添加することなく、少量のガラスフリットを添加するだけで、焼き付け過程でガラス自体が結晶相を析出させ金属粒子の焼結を抑制することができる。その結果、集電電極であるAl電極層の電気抵抗を低く抑え、発電効率を向上させることができる。

<導電性ペースト>
本実施の形態に係る導電性ペーストは、主として、太陽電池などの光電変換素子の形成に用いる半導体基板に、印刷法(塗布法)によって電極を形成する際に用いるものである。例えば太陽電池を作製する場合であれば、Si基板などのp型の半導体基板の裏面側に、印刷法によって裏面電極を形成する際に用いるのが、その使用態様の好適な一例である。
この導電性ペーストは、Alを主体とする金属粉末(以下「Al主体金属粉末」とも称する)と、ガラスフリット(ガラス粉末)と、有機バインダーと、有機溶剤とを含む導電性ペースト(以下「ガラス添加Alペースト」とも称する)である。そして、このガラス添加Alペーストを半導体基板の裏面側に焼き付けることで裏面電極(以下、「Al電極」とも称する)が形成される。
Al主体金属粉末は、ガラス添加Alペーストにおける導電性材料であり、Alを主体とした金属元素を含む金属粉末である。Al主体金属粉末としては、平均粒径が3〜20μmの粉末を用いるのが、その好適な一態様である。このAl主体金属粉末は、Alインゴットに必要に応じて合金対象元素等を溶融せしめたうえで、公知のアトマイズ法により作製することができる。なお、Al主体金属粉末に含まれるAl以外の金属元素はAl100重量部に対して5重量部以下の不純物であっても良い。
ガラス添加Alペーストに含有させるガラス粉末は、熱処理によって結晶化するガラス粉末であることが好ましい。つまり、ガラス添加Alペーストに対して焼き付けなどといった熱を加える処理を施すことで、ガラスが軟化し、結晶を析出させるガラス(以下「結晶化ガラス」とも称する)の粉末(結晶化ガラス粉末)であることが望ましい。なお、結晶化ガラス粉末が添加されたガラス添加Alペーストを、以下「結晶化ガラス添加Alペースト」とも称する。
更に、このガラス粉末は、Al電極を形成するために半導体基板の裏面側にガラス添加Alペーストを焼き付ける熱処理工程の温度領域において結晶化するものであることが好ましい。具体的には、半導体基板の裏面側に導電性ペーストを焼き付ける際の焼き付け温度の温度領域(以下「焼き付け温度領域」とも称する)を500〜800℃とした場合には、結晶化ガラス粉末が結晶化する温度(以下「結晶化温度」とも称する)を550〜650℃付近に設定することが好ましい。
このような結晶化ガラスを、Alペーストに添加するガラス粉末の材料として採用すると、半導体基板の裏面側にガラス添加Alペーストを焼き付ける際に、Al粒子の隙間に存在する結晶化ガラスが、焼き付け中期の温度領域で軟化し始め、更に、結晶化温度に達すると結晶相を析出させる。
この結晶相は、熱力学的に非常に安定した相であり、且つ当該結晶相の周辺が硬い膜で包まれている。このため、Al粒子の間隙に存在する結晶相によって、Al粒子がネック成長を行う場所がブロックされる。つまり、結晶相の存在により、ネック成長が阻害され、Al粒子が焼結してAl電極層が収縮する現象を抑制することができる。したがって、焼き付けによる裏面電極の収縮を緩和することができるため、裏面電極及び半導体基板の反りを抑えることが可能になる。
また、上記のように結晶化ガラスに起因した結晶相がAl粒子のネック成長を阻害する。このため、フィラーが添加された導電性ペーストを採用する場合と比較して、結晶化ガラスが添加されたガラス添加Alペーストを採用する方が、添加剤の添加量を低減することができ、Al電極層の面抵抗を減少させることができる。
一方、仮に、ガラス添加Alペーストに含有されるガラス粉末の材料として焼き付け温度領域で結晶化しないガラス(以下「非結晶化ガラス」とも称する)を採用すると、半導体基板の裏面側にガラス添加Alペーストを焼き付ける際に、Al粒子の隙間に存在している非晶質ガラスはAl粒子のネック成長を阻害する結晶相を析出させない。したがって、Al粒子の焼結が進行してしまい、Al電極層が収縮する現象によって裏面電極及び半導体基板の反りが発生してしまう。
また、導電性ペーストに対する添加剤として結晶化ガラス粉末を採用すると、焼き付け過程でガラス自体が結晶相を析出させ、当該結晶相が金属粒子の焼結を抑制するため、フィラーやその他の添加剤を採用した場合と比較して、導電性ペーストに対する添加剤の添加量が少なくても済む。その結果、Al電極層の電気抵抗を小さくすることができ、集電電極としての電気抵抗を低く抑え、発電効率を向上させることができる。
また、結晶化ガラス添加Alペーストにおける結晶化ガラス粉末の含有量は、Al粉末100重量部に対して0.01〜10重量部である。
ここで、結晶化ガラス添加Alペーストにおける結晶化ガラス粉末の含有量の好ましい下限値を0.01重量部としたのは、結晶化ガラス添加Alペーストを半導体基板上で焼き付ける初期段階(焼き付け初期段階)において、Al粒子の僅かなネック成長を促進させつつ、半導体基板とAl電極層との密着強度を保つためである。また、Al粒子の隙間にある程度の量の結晶化ガラスを存在させることで、結晶相の析出によるAl粒子のネック成長を阻害させるためでもある。
一方、結晶化ガラス添加Alペーストにおける結晶化ガラス粉末の含有量の好ましい上限値を10重量部としたのは、Al電極層におけるガラス含有量をある程度低く抑えることで、Al電極層の電気抵抗を低く抑え、裏面電極における集電効率(すなわち発電効率)の低下を回避するためである。
なお、Al電極のピール強度をある程度確保しつつ、Al電極層の面抵抗値を比較的小さな値に抑制するためには、結晶化ガラス添加Alペーストにおける結晶化ガラス粉末の含有量を、Al100重量部に対して1.0重量部以下とする方が更に好ましい。
また、結晶化ガラス粉末が添加された結晶化ガラス添加Alペーストを半導体基板の裏面側に塗布して焼成炉で熱処理を行った際に、Al電極層においてB23、SiO2、Bi23、Al23、ZnO、及びPbOのうちの少なくとも2種類以上の組み合わせからなる結晶相が析出していることが好ましい。これらの結晶相を析出させる条件下では、結晶化ガラスが焼き付け中期の段階(すなわち焼き付け温度のうちの中間的な温度域)で軟化する。その後、焼き付け温度が、結晶化ガラスが結晶化する温度(結晶化点)に達すると、Al粒子の周囲にガラスの結晶相が析出する。したがって、焼き付け初期の段階ではAl粒子のネック成長を若干だけ起こさせる一方で、焼き付け中期以降では結晶相の存在によりAl粒子のネック成長を抑制し、Al粒子間の焼結を進展させない。
23、SiO2、Bi23、Al23、ZnO、及びPbOのうちの少なくとも2種類以上の組み合わせからなる好ましい結晶相としては、Al23とB23とからなる結晶相であるAl226が挙げられる。この結晶相Al226は、熱力学的に非常に安定した結晶相であり、当該結晶相はその表面に非常に硬い結晶膜を有するとともに、非常に硬い結晶相の粒界を有している。このように、結晶相が非常に硬い粒界を有していれば、結晶相Al226の粒界とAl粒子の粒界との間で粒界の移動が出来なくなるため、Al粒子のネック成長を更に抑制することができる。また、結晶相Al226は、Alよりも低い熱膨張率を有しており、Al粒子の周辺に析出した結晶相Al226の存在により、Al電極層の熱膨張率を低く抑えることができるため、Al電極や半導体基板の反りを低減する効果も得ることができる。
また、B23、SiO2、Bi23、Al23、ZnO、及びPbOのうちの少なくとも2種類以上の組み合わせからなる他の好ましい結晶相としては、Al6Si213が挙げられる。この結晶相Al6Si213は、Alよりも低い熱膨張率を有している。具体的には、Alの熱膨張率が約23.25×10-6/℃であるのに対して、結晶相Al6Si213の熱膨張率は約4〜5×10-6/℃と非常に低く、Siの熱膨張率2.5×10-6/℃に近似した値となっている。したがって、結晶相Al6Si213がAl粒子間に存在することによってAl粒子のネック成長を抑制すると同時に、Si基板とAl電極との熱膨張差が縮められるため、結果的に、Al電極や半導体基板の反りを低減することができる。
<太陽電池>
次に、上述の導電性ペーストを用いて作製されてなる、本実施の形態に係る光電変換素子の一態様としての太陽電池について説明する。図1は、本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。
太陽電池10は、半導体基板1と、半導体基板1の表面側(受光面側)に形成されてなり、n型不純物を有するn+層2と、半導体基板1の裏面側に形成されてなり、p型不純物を有するp+層3と、n+層2の表面に(図1においてはn+層2の上に)形成されてなる、Ag等からなる受光面電極4と、半導体基板1の裏面側にp+層3を介在させて(図1においてはp+層3の下に)形成されてなる、上述のAl等によって構成される裏面電極5とから、主として構成される。この太陽電池10は、受光面への所定の波長範囲の光の入射に応答して、電流を取り出すことができるように構成されている。すなわち、太陽電池10は、n+層2と、半導体基板1と、p+層3とによって形成されてなるn+/p/p+接合を有し、その表面に受光面電極4が、裏面に裏面電極5が、それぞれ形成されてなる構造を有するともいえる。
半導体基板1としては、例えばSi系のIV族半導体を用いるのが好適な一例である。例えば、外形が150mm□の、B(ボロン)などがp型のドーパントとして添加されてなる多結晶Siのインゴットを150〜200μmの範囲内の任意の厚みにスライシング加工して得られるSi基板を、半導体基板1として用いることができる。このSi基板の比抵抗は1.5Ω・cm程度であるのがその好適な一例である。なお、加工により生じたダメージ層や汚染層を除去すべく、NaOHやKOH、あるいはフッ酸やフッ硝酸などで表面をわずかにエッチングすることが望ましい。また、受光した光の閉じ込め効率を高めるべく、ドライエッチング法やウェットエッチング法によって、半導体基板1の表面に微小な凹凸を形成するのが望ましい。
また、半導体基板1の材質は上述のものに限定されるものではなく、単結晶Siを用いてもよい。あるいは、上述の結晶化ガラス添加Alペーストを用いてAlを主体とする裏面電極を形成しうる半導体であれば、他の半導体を用いてもよい。
+層2は、いわゆる逆導電型拡散領域である。n+層2は、半導体基板1の一方の主面側に、公知のイオン打ち込み法によってP(リン)を打ち込むことによって形成される。n+層2が形成された側が、太陽電池の受光面側となる。n+層2は、例えば、1.5×10-3Ω・cm程度の比抵抗と、0.5μm程度の厚みを有するように形成されるのが、その好適な一例である。あるいは、POCl3(オキシ塩化リン)などのガス中で熱処理する、いわゆる気相拡散法によってn+層2を形成するようにしても良い。
+層3と裏面電極5とは、上述のAl主体金属粉末と結晶化ガラス粉末とを含む結晶化ガラス添加Alペーストを用いて、印刷法により形成される。例えば、n+層2を形成した後の半導体基板1の略全面にスクリーン印刷法により結晶化ガラス添加Alペーストを塗布し、150℃、10分間の乾燥処理を施した後、空気中でAlの融点よりも高い700〜850℃の焼き付け温度で数秒〜数十分間焼き付けることで、結晶化ガラス添加Alペースト中のAl主体金属粉末が焼結して、結晶化ガラス粉末に起因した結晶相を含有したAl層からなる裏面電極5が形成されると共に、Alが半導体基板1に向けて拡散することによりp+層3が形成される。
受光面電極4は、Agペーストを用いて、印刷法により形成される。例えば、p+層3および裏面電極5を形成した後、スクリーン印刷によりn+層2の上に櫛歯状にAgペーストを塗布し、150℃、数分間の乾燥処理を施した後、空気中で600〜850℃の焼き付け温度で数秒〜数十分間焼き付けることで、Agからなる櫛歯状の受光面電極4が形成される。
本実施の形態においては、太陽電池10をこのように構成することで、結晶化ガラス添加Alペーストを半導体基板の裏面側で焼き付ける過程で、結晶化ガラス添加Alペーストに含まれる結晶化ガラスが金属粒間に結晶相を析出させる。このため、当該結晶相の存在により金属粒子のネック成長が妨げられ、焼き付けによる裏面電極の収縮を緩和することができる。したがって、裏面電極及び半導体基板の反りを抑えることができる。
また、導電性ペーストに対する添加剤として結晶化ガラス粉末を採用することで、フィラーやその他の添加剤を採用した場合と比較して、フィラー等を添加することなく、少量の結晶化ガラス粉末を添加すれば、焼き付け過程でガラス自体が結晶相として析出並びに存在するため、金属粒子の焼結を抑制する。その結果、Al電極層の電気抵抗を低減することができ、集電電極としての電気抵抗を低く抑えて、発電効率の向上を図ることもできる。
なお、本発明の実施形態は上述の例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得ることはもちろんである。例えば、半導体基板の受光面側に窒化シリコン膜や酸化シリコン膜などからなる反射防止膜(不図示)を設けたほうが好ましい。
さらに、裏面電極としては、上述のように裏面のほぼ全面に形成したAlを主成分とする電極に加えて、出力を取り出すための、Agを主成分とする電極を、さらに形成したほうが好ましい。
また、結晶化ガラス添加Alペーストを半導体基板の裏面側で焼き付ける工程が終了した後において、Al電極層を構成するAl粒子の隙間に結晶化ガラスに起因した結晶相が存在する。この結晶相の存在により、焼き付け工程終了後のあらゆる温度上昇に起因するAl粒子の粒成長(ネック成長)を抑制することができ、その結果、裏面電極及び半導体基板の反りを抑えることができる。すなわち、太陽電池10の製造時から使用時までを含む種々の温度上昇に対して、裏面電極及び半導体基板の反りの発生を抑制することができる。
(実施例および参考例
実施例および参考例として、PbO、B23、Al23、ZnO、SiO2、及びBi23の6種類の酸化物成分を用いて下表1に示すように組成の比率(重量比率)を適宜振った結晶化ガラス粉末を作成した。具体的には、PbO、SiO2、B23、及びBi23の4種類の酸化物成分を用いた系(「Pb−Si−B−Bi系」とも称する)と、PbO、SiO2、Al23、及びB23の4種類の酸化物成分を用いた系(「Pb−Si−Al−B系」とも称する)と、PbO、SiO2、Al23、及びZnOの4種類の酸化物成分を用いた系(「Pb−Si−Al−Zn系」とも称する)と、PbO、SiO2、及びZnOの3種類の酸化物成分を用いた系(「Pb−Si−Zn系」とも称する)とを作成した。なお、表1では、各系のガラスを構成する酸化物成分の比率(組成比率)の幅(範囲)が重量%で示されているが、各系のガラスを構成する酸化物成分の比率の合計が100%を超えない範囲で、各系のガラスを作成した。
Figure 0005132929
そして、下表2に示すように、Al100重量部に対して種々の結晶化ガラス粉末を0.01〜10重量部の範囲内で適宜添加することで、上述の実施の形態に係る導電性ペーストとして、計20種類の結晶化ガラス添加Alペーストを作製した。さらに、それぞれの結晶化ガラス添加Alペーストを用いて裏面電極を形成することにより、20種類の太陽電池を作製した。
それぞれの結晶化ガラス添加Alペーストの作製においては、まず、アトマイズ法によりほぼ球状の平均粒径10μmのAl粉末を母粉末として得た。次に平均粒径が5μmで、550〜650℃の値域範囲に含まれた結晶化温度を有する結晶化ガラス粉末を用意した。Al粉末100重量部に対して、結晶化ガラス粉末0.01〜10重量部を添加して混合することで無機原料を得た後、更に有機バインダーとしてニトロセルロースを無機原料100重量部に対して5重量部、有機溶剤としてαテルピネオールを20重量部加え、攪拌器により混合した。これを3本ロール処理して、結晶化ガラス添加Alペーストを得た。
得られた計20種の導電性ペーストである結晶化ガラス添加Alペーストのそれぞれを用いて、20種の太陽電池を作製した。
それぞれの太陽電池の作製においては、半導体基板1として、厚み300μm、外形50mm□のp型シリコン半導体基板(Si基板)を用いた。そして、Si基板の裏面に180メッシュのスクリーン印刷用の製版を用いて、結晶化ガラス添加Alペーストを略全面に塗布し、自然乾燥させた。このとき結晶化ガラス添加Alペーストを印刷する厚みは、焼き付け後の裏面電極の厚みが45〜55μmになるように設定した。そして、自然乾燥後に、赤外線焼成炉で、空気中で昇温速度500℃/分、ピーク温度800℃で加熱することで、図1で示すような裏面電極5およびp+層3を形成した。
このようにして作製したそれぞれの太陽電池について、半導体基板の反り量、裏面電極の面抵抗値、裏面電極のピール強度を測定した。
図2は、本実施例および参考例にかかる半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。本実施の形態においては、半導体基板1の厚さを含んだ値で反り量を評価した。具体的には、図2に示すように、水平面に載置した場合の最低部(水平面)と最高部との高さの差を3次元測定器で測定し、反り量として評価した。その際、所定値(ここでは1.5mm)以下を合格とした。
裏面電極の面抵抗値については、四端子法により測定し、所定値(ここでは12mΩ/□)以上を不可とした。Al電極部のピール強度は、セロハンテ−プによる引き剥がし試験で評価し、まったく剥がれの無いものを5、Alが薄く付着するものを程度により4〜2(2の方がたくさん剥がれる)、Alが殆ど全て剥がれるものを1として評価を行った。
また、焼き付けた際に析出する主な析出結晶相をX線回折の強度、角度(2θ:10〜60°)から解析することで同定した。
(比較例)
一方、比較例としては、PbO、B23、Al23、SiO2、及びBi23の5種類の酸化物成分を用いて表1に示すように組成の比率(重量比率)を適宜振った非結晶化ガラス粉末を作成した。具体的には、PbO、SiO2、B23、及びBi23の4種類の酸化物成分を用いた系(Pb−Si−B−Bi系)と、PbO、SiO2、Al23、及びB23の4種類の酸化物成分を用いた系(Pb−Si−Al−B系)とを作成した。そして、下表2に示すように、Al粉末100重量部に対して非結晶化ガラス粉末を0.20重量部だけ添加することで、導電性ペーストとして、計2種類の非結晶化ガラス添加Alペーストを作製した。
また、上記実施例および参考例と同様にして、表1に示すようなPb−Si−B−Bi系、Pb−Si−Al−B系、Pb−Si−Al−Zn系、及びPb−Si−Zn系の結晶化ガラス粉末を作成する。そして、下表2に示すように、Al粉末100重量部に対して結晶化ガラス粉末を15重量部だけ添加したものと、全く添加しなかったものとを作成することで、導電性ペーストとして、計4種類の結晶化ガラス添加Alペースト、及び1種類のAlペーストを作成した。
そして、2種類の非結晶化ガラス添加Alペースト、4種類の結晶化ガラス添加Alペースト、及び1種類のAlペーストを用いて、上述の実施例と同様に、太陽電池を作製してその評価を行った。
それぞれのペーストの作製に際しては、平均粒径10μmのAl粉末を、実施例と同様にアトマイズ法で作成して母粉末を得た。次にガラス粉末を添加した導電性ペーストについては、更に、所定の組成比率(重量比率)のガラス粉末を用意した。これらを、実施例と同様に、有機バインダー、有機溶剤と混合し、Alペースト、およびガラス添加Alペーストを作成した。
また、実施例と同様に、反り量、面抵抗、及びピール強度について評価し、析出結晶相についても同定した。
(実施例と参考例と比較例の比較)
上述のようにして得られた太陽電池についての評価結果を表2として示す。表2において番号10〜14の結果が実施例についてのものであり、番号1〜3,9,15,21,27が比較例についてのものである。なお、番号4〜8,16〜20,22〜26の結果は参考例についてのものである。表2では、丸印付されているガラスが添加された導電性ペーストを用いて作成された太陽電池についての評価結果が示されている。また、表2の最も右の欄には、反り量、面抵抗、及びピール強度の3項目全てについて合格と判定されたものに丸印が付され、3項目のうちの少なくとも1項目について不合格と判定されたものに×印が付されている。
Figure 0005132929
ガラス粉末を添加しなかったAlペースト、及び非結晶化ガラスを添加したガラス添加Alペーストを用いた比較例である番号1〜3の太陽電池においては、反りの値が所定値(ここでは1.5mm)を大きく超えた。このように反りの値が大きくなるのは、ガラス粉末を添加しないか、又は非結晶化ガラスを添加した場合には、Al電極層において、焼き付け処理によりガラスの結晶相が析出しないため、焼き付け処理の過程でAl粒のネック成長を阻害することができないためと推定される。
また、Al粉末100重量部に対して結晶化ガラス粉末を15重量部だけ添加した結晶化ガラス添加Alペーストを用いた比較例である番号9,15,21,27の太陽電池においては、反りの値は1.0mm程度と良好であったが、面抵抗値が所定値(ここでは12mΩ/□)以上と不可であった。このように面抵抗値が大きくなるのは、ガラス粉末の添加量が多過ぎるとAl電極層全体として抵抗値が高まるためである。
一方、Al粉末100重量部に対して結晶化ガラス粉末を0.01〜10重量部だけ添加した結晶化ガラス添加Alペーストを用いた、番号4〜8,10〜14,16〜20,22〜26の太陽電池においては、いずれも反りが1.5mm以下、及び面抵抗値が12mΩ/□未満と良好であり、かつ裏面電極のピール強度も良好であることが分かった(表2中のピール強度「4」又は「5」)。
また、結晶化ガラスの中でも、Al23を含む結晶化ガラス添加Alペーストを用いて作成した太陽電池については、Al23を含まない結晶化ガラス添加Alペーストを用いて作成した太陽電池と比較して、結晶化ガラス粉末の添加量が比較的少ない場合でも、反りの値を抑制することができた。例えば、Pb−Si−Al−B系の結晶化ガラス粉末を用いた場合には、Al226、およびAl6Si213といった結晶相が析出していた。したがって、Al226、およびAl6Si213等といった熱力学的に非常に安定した結晶相が焼き付け工程において析出することで、Al粒子のネック成長を大きく阻害し、反りの値を低減させる効果が得られたものと推定される。また、結晶相Al226、およびAl6Si213は、Alよりも低い熱膨張率を有しているため、Al電極層の熱膨張を低く抑え、その結果、Al電極や半導体基板の反りを低減する効果が得られたものと推定される。
また、結晶化ガラス粉末の添加量が多くなる程、反りの値が低減されるとともに、Si基板とAl粒子との密着性(ピール強度)が高まった。但し、結晶化ガラス粉末の添加量が多くなる程、面抵抗値が高くなるため、結晶化ガラス粉末の添加量をある程度の量までに止めておく方が好ましいことが分かった。なお、上述したように、比較例である番号9,15,21,27の太陽電池のように、結晶化ガラス粉末の添加量が多過ぎると面抵抗値が高くなった。
以上の結果より、薄層化された半導体基板を用いた太陽電池の裏面電極を、Alを主体とする金属粉末に、裏面電極を形成するために半導体基板の面上に導電性ペーストを焼き付ける熱処理の温度領域において結晶相を析出させるガラス粉末を添加した導電性ペーストにて作製することで、半導体基板の反りが低減でき、面抵抗値を低く抑えることができ、かつ裏面電極の密着強度が高い太陽電池が得られることが確認された。
なお、上記実施形態および実施例では、導電性ペーストを用いて半導体基板の一方主面の略全面にAlを含有する電極層を形成したが、これに限られず、半導体基板の一方主面上の少なくとも一部にAlを含有する電極層が形成される態様であっても、本発明を適用することで、上記実施形態および実施例と同様な効果が得られる。但し、半導体基板の一方主面の略全面にAlを含有する電極層を形成する方が、本発明による効果がより顕著となるため、本発明を適用する好ましいケースと言える。
本実施の形態に係る太陽電池10の構成を概略的に示す断面模式図である。 半導体基板の反り量の評価方法について説明するための図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 n+
3 p+
4 受光面電極
5 裏面電極
10 太陽電池

Claims (4)

  1. 光電変換素子用の半導体基板に電極を形成するための導電性ペーストであって、
    Alを主に含有する金属粉末と、
    前記電極を形成するために前記半導体基板の面上に前記導電性ペーストを焼き付ける熱処理において結晶化するガラスフリットと、
    を含むとともに、
    前記金属粉末100重量部に対して、前記ガラスフリットを0.01〜10重量部含み、前記ガラスフリットが、 、SiO 、Al およびPbOを含み、前記熱処理により結晶相としてAl のみ、またはAl AlSi13両方を析出させることを特徴とする光電変換素子用導電性ペースト。
  2. 請求項1に記載の光電変換素子用導電性ペーストを用いて前記半導体基板の一方主面上にAlを含有する電極層が形成されてなることを特徴とする光電変換素子。
  3. 請求項2に記載の光電変換素子であって、
    前記電極層が、前記ガラスフリットが結晶化した部分を含むことを特徴とする光電変換素子。
  4. 光電変換素子の作製方法であって、
    Alを主に含有する金属粉末と、該金属粉末100重量部に対して0.01〜10重量部の、B 、SiO 、Al およびPbOを含むとともに電極を形成するために半導体基板の面上に導電性ペーストを焼き付ける熱処理において結晶化するガラスフリットとを用いて、前記導電性ペーストを作製する工程と、
    前記導電性ペーストを光電変換素子用の半導体基板の一方主面上に塗布し、熱処理によって結晶相としてAl のみ、またはAl とAl Si 13 の両方が析出した電極層を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする光電変換素子の作製方法
JP2006348130A 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法 Expired - Fee Related JP5132929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348130A JP5132929B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006348130A JP5132929B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008159920A JP2008159920A (ja) 2008-07-10
JP5132929B2 true JP5132929B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39660494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006348130A Expired - Fee Related JP5132929B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5132929B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098297A1 (ja) * 2009-02-24 2010-09-02 日本電気硝子株式会社 電極形成用ガラス組成物および電極形成材料
JP2011138625A (ja) 2009-12-25 2011-07-14 Samsung Sdi Co Ltd 電極基板及び光電変換素子
KR101246686B1 (ko) * 2010-03-19 2013-03-21 제일모직주식회사 태양전지 전극용 페이스트 및 이를 이용한 태양전지

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7771623B2 (en) * 2005-06-07 2010-08-10 E.I. du Pont de Nemours and Company Dupont (UK) Limited Aluminum thick film composition(s), electrode(s), semiconductor device(s) and methods of making thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008159920A (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4287473B2 (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP5530928B2 (ja) 太陽電池におけるファイヤースルー用の厚膜ペースト
JP5570071B2 (ja) アルミニウムと、ホウ素、チタン、ニッケル、錫、銀、ガリウム、亜鉛、インジウム、及び銅のうち少なくとも1種とを含有する太陽電池コンタクト
JP4907331B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP6220862B2 (ja) 電極形成用導電性ペースト、太陽電池の製造方法及び太陽電池
JP6272332B2 (ja) 太陽電池素子およびその製造方法
TWI498398B (zh) A conductive paste for forming a solar cell and its electrode
JP2006351530A (ja) アルミニウム厚膜組成物、電極、半導体デバイスおよびそれらを作製する方法
TWI628804B (zh) 導電性膠及結晶系矽太陽能電池的製造方法
JP6107830B2 (ja) 太陽電池セルの製造方法
JP4373774B2 (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP6137852B2 (ja) 太陽電池の電極形成用導電性ペースト
JP5132929B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2008166344A (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP3732947B2 (ja) 太陽電池素子の製造方法
JP2008159912A (ja) 光電変換素子用導電性ペーストの作製方法、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP4627511B2 (ja) 光電変換素子および光電変換素子の作製方法
JP4970026B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP5289705B2 (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2007234625A (ja) 光電変換素子用導電性ペースト、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP2011077222A (ja) 太陽電池セル,電子部品及び導電性ペースト
JP2007273781A (ja) 光電変換素子用導電性ペーストの作製方法、光電変換素子、および光電変換素子の作製方法
JP4903531B2 (ja) 太陽電池素子
JP2015043301A (ja) アルミニウムペースト、並びに太陽電池素子及びその製造方法
JP2012129407A (ja) 太陽電池素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090818

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees