JP2008158185A - 光走査用アクチュエータ - Google Patents

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貴史 平田
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Abstract

【課題】可動部材の可動範囲を調整することができ、可動範囲調整の柔軟性を有する光走査用アクチュエータを提供すること。
【解決手段】光源13が設置された固定部材11と、光源から出射された光を屈折させる光学部品15が搭載され、駆動部12によって光学部品の光軸に直交する方向へ揺動される可動部材14と、固定部材と可動部材との間を連結すると共に、可動部材を支持し、可動部材の揺動に伴って光源から出射される光の光軸に直交する方向へ撓み変形する連結部材とを備え、可動部材の揺動に伴う光学部品の揺動によって光源から出射された光を揺動方向へ走査させる光走査用アクチュエータ10。連結部材は、複数対の連結部材17,18を有し、複数対の連結部材は、可動部材の揺動に伴う連結部材の撓み変形を緩和する1又は複数の変形緩和部材19を介して互いに連結されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光走査用アクチュエータに関するものである。
従来、レーザ光等の走査装置を利用した装置として、走査型レーザレーダ装置、レーザスキャナ、レーザプリンタ、レーザマーカ、物体監視装置等が知られている。これらの装置の中で、例えば、車両の衝突防止のための走査型レーザレーダ装置で使用する走査装置には、基端が固定された板ばね部材先端の可動部材にレンズ等の光学部品を取り付け、前記可動部材を電磁駆動手段によって揺動させ、固定位置に固定された光源から出射された光を前記光学部品によって屈折させて走査する板ばね式の光走査用アクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような、板ばね式の光走査用アクチュエータとして、例えば、図20に示す光走査用アクチュエータ1は、一端を固定部材となる本体2に取り付けた荷重−撓み特性が同じ一対の板ばね3の他端に走査レンズ4を立設した可動部材5が設けられており、本体2の前部に設置した駆動部6によって可動部材5を板ばね3の板面に直交する方向に揺動させている。走査レンズ4は、可動部材5の揺動に対する影響が少ないように軽量なフレネルレンズが使用されている。駆動部6は、コイル、磁石及びヨーク6aによって磁気回路を構成している。駆動部6は、コイルが可動部材5に設置され、磁石は本体2側に設けられている。走査光源7は、本体2又は光走査用アクチュエータ1の外部に固定され、出射された光は走査レンズ4で屈折されて前方へ投光される。ここで、図20に示す光走査用アクチュエータ1において、矢印Xは前後方向を、矢印Yは左右方向を、矢印Zは上下方向を、それぞれ示しており、以下に説明する各実施の形態においても同様とする。
光走査用アクチュエータ1は、コイルに通電し、本体2側に設けた磁石とコイルとの間に発生するローレンツ力によって可動部材5を矢印で示すヨーク6aの長手方向に沿って揺動させて板ばね3を板面に直交する方向へ撓ませると共に、走査光源7から出射された光を走査レンズ4で屈折させて前方へ投光する。この際、揺動する可動部材5によって屈折角を変化させることによって光を走査している。
特開2003−177348号公報
ところで、上述の光走査用アクチュエータは、1対の板ばねによって可動部材を揺動自在に支持していることから、揺動に伴う可動部材の可動範囲が決まってしまう。このため、従来の光走査用アクチュエータは、可動部材の可動範囲、特に、板ばねに沿った長さ方向における可動部材の可動範囲を調整することができず、柔軟性に欠けるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、可動部材の可動範囲を調整することができ、可動範囲調整の柔軟性を有する光走査用アクチュエータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に係る光走査用アクチュエータは、光源が設置された固定部材と、前記光源から出射された光を屈折させる光学部品が搭載され、駆動手段によって前記光学部品の光軸に直交する方向へ揺動される可動部材と、前記固定部材と前記可動部材との間を連結すると共に、前記可動部材を支持し、前記可動部材の揺動に伴って前記光源から出射される光の光軸に直交する方向へ撓み変形する連結部材と、を備え、前記可動部材の揺動に伴う前記光学部品の揺動によって前記光源から出射された光を揺動方向へ走査させる光走査用アクチュエータにおいて、前記連結部材は、複数対の連結部材を有し、前記複数対の連結部材は、前記可動部材の揺動に伴う前記連結部材の撓み変形を緩和する1又は複数の変形緩和部材を介して互いに連結されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記1又は複数の変形緩和部材は、隣り合う対の連結部材を連結することを特徴とする。
また、請求項3に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記1又は複数の変形緩和部材の各変形緩和部材は、異なる2対の連結部材のそれぞれの対から選んだ2つの連結部材を連結することを特徴とする。
また、請求項4に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して直交する方向に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が同じ板ばねであることを特徴とする。
また、請求項5に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して直交する方向に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が異なる板ばねであることを特徴とする。
また、請求項6に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して平行に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が同じ板ばねであることを特徴とする。
また、請求項7に係る光走査用アクチュエータは、上記の発明において、前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して平行に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が異なる板ばねであることを特徴とする。
本発明の光走査用アクチュエータは、連結部材が、可動部材と固定部材との間を連結する複数対の連結部材を有し、複数対の連結部材対は、可動部材の変形を緩和する変形緩和部材を介して互いに連結されているので、変形緩和部材によって可動部材の変形が緩和される結果、可動部材の可動範囲を柔軟に調整することができるという効果を奏する。
本発明の光走査用アクチュエータは、例えば、主に障害物,前方走行車両,歩行者等の検出に用いる車載用レーザレーダスキャナ、主に障害物,車両,歩行者等の検出に用いるインフラ用レーザレーダスキャナ、主に室内状況の変化、室内に存在する人間の動作等の検出に用いる防犯又は介護用のレーザレーダスキャナ、主に照明機器の光線照射又は画像投影機器の映像照射に用いるレーザレーダスキャナ等で使用する光走査用アクチュエータとしての用途がある。
(実施の形態1)
以下、本発明の光走査用アクチュエータにかかる実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、実施の形態1の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。図2は、駆動部を外した光走査用アクチュエータの斜視図である。
光走査用アクチュエータ10は、図1に示すように、本体11と、可動部材14と、連結部材16と、変形緩和部材19とを備えている。
本体11は、図1及び図2に示すように、ベース部11aに支柱11bが立設され、支柱11bの上部に段状の設置部11cを介してテーブル11dが形成されており、設置部11cに駆動部12が設置された固定部材である。駆動部12は、上面に走査光源13が設置され、従来の光走査用アクチュエータ1の駆動部6と同様に、コイル、磁石及びヨーク12aによって磁気回路を構成している。駆動部12は、コイルが可動部材14に設置され、磁石は本体11側に設けられ、可動部材14をローレンツ力によって矢印Yに沿った左右方向に揺動させる。
可動部材14は、図1及び図2に示すように、上面の走査光源13と対向する位置に走査レンズ15が長手方向に配置して立設されている。走査レンズ15は、走査レンズ4と同様に、軽量なフレネルレンズが使用される。
連結部材16は、図1及び図2に示すように、走査光源13から出射される光に対して直交する上下方向に配置され、1対の固定側板ばね17と1対の可動側板ばね18とを有している。1対の固定側板ばね17と1対の可動側板ばね18は、共に同じ荷重−撓み特性に設定されている。固定側板ばね17は、上端が本体11のテーブル11d側面に連結され、下端は変形緩和部材19の側面に連結されている。可動側板ばね18は、上端が可動部材14の側面に連結され、下端は変形緩和部材19の側面に連結されている。このため、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18は、可動部材14の揺動に伴って走査光源13から出射される光の光軸に直交する方向へ撓み変形する。
変形緩和部材19は、図1及び図2に示すように、互いに並行する固定側板ばね17の下端と可動側板ばね18の下端とを連結し、可動部材14の変形を緩和するフレーム状の部材である。変形緩和部材19は、固定側板ばね17と可動側板ばね18とに支持され、可動部材14の揺動に伴う隣接する固定側板ばね17と可動側板ばね18との撓み変形を緩和する。
光走査用アクチュエータ10は、以上のように構成され、駆動部12によって可動部材14を揺動させる。すると、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18は、共に同じ荷重−撓み特性に設定されているので、可動部材14は、矢印Yで示す左右方向へ水平に揺動する。このとき、可動部材14が矢印Yで示す右方向へ揺動した際の、可動部材14側から見た本体11のテーブル11d、可動部材14、変形緩和部材19、それぞれ1対の固定側板ばね17及び可動側板ばね18の位置関係を図3に模式的に示す。ここで、図中、可動部材14が揺動を開始する前の停止時における変形緩和部材19及び両板ばね17,18の位置を点線で示している。
図3に示すように、可動部材14が右方へ揺動すると、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18は、走査光源13から出射される光の光軸に直交する矢印Y方向へそれぞれ逆方向に撓み変形する。即ち、1対の固定側板ばね17は、左上から右下方向へ撓むのに対し、1対の可動側板ばね18は右上から左下方向に撓み、撓み方向が逆になる。このとき、固定側板ばね17及び可動側板ばね18は、荷重−撓み特性が等しく設定されている。このため、固定側板ばね17と可動側板ばね18は、それぞれ逆方向に等しい撓み量で変形する。
このため、変形緩和部材19は、可動部材14の矢印Y方向の揺動距離LY1に対して距離1/2LY1だけ矢印Y方向に移動する。従って、両板ばね17,18は、可動部材14の揺動距離LY1の1/2に相当する分だけそれぞれ逆方向に撓み変形すればよい。このため、テーブル11dと可動部材14とを1対の板ばねだけで連結し、可動部材14が同じ量揺動した場合の板ばねの撓み変形に比べると、それぞれ1対の固定側板ばね17及び可動側板ばね18は、変形緩和部材19によって撓み変形が緩和される。また、変形緩和部材19は、固定側板ばね17によって固定部となるテーブル11dと連結されているため、両板ばね17,18の撓み変形によって矢印Zで示す上方向に引き上げられる。この上方向に引き上げられる距離LZ1についても、テーブル11dと可動部材14とを1対の板ばねだけで連結した場合の1/2となる。このため、可動部材14は、下方へ移動することなく矢印Yで示す左右方向へ一直線上を揺動する。これらの関係は、可動部材14が矢印Yで示す左方向へ揺動したときにも同様である。
このように、変形緩和部材19は、可動部材14の揺動に伴う隣り合う対の連結部材であるそれぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18の撓み変形を緩和し、これにより可動部材14の矢印Yで示す左右方向への一直線上の揺動を可能としている。
この結果、光走査用アクチュエータ10は、図4に示すように、可動部材14が水平矢印で示す右方向に揺動すると、走査光源13から出射された光Lが走査レンズ15によって水平方向に屈折されて前方へ投光される。このため、光走査用アクチュエータ10は、走査光源13から出射された光Lが可動部材14の揺動に伴って水平方向に一直線上に走査される。なお、図中の点線は、可動部材14が揺動を開始する前の停止時における可動部材14、走査レンズ15、連結部材16及び変形緩和部材19の位置を示している。
ここで、光走査用アクチュエータ10は、固定側板ばね17に比べてばね定数が小さい可動側板ばね18Aを使用すると、可動側板ばね18Aが撓み易いのに対して固定側板ばね17が撓み難くなる。このため、図5に示すように、可動部材14は、矢印Yで示す水平方向への揺動距離がLYM1となるのに対し、変形緩和部材19の揺動距離LYC1は可動部材14の揺動距離LYM1の1/2以下となる。また、変形緩和部材19は、矢印Z方向に沿って距離LZ2上方向に引き上げられるが、両板ばね17,18の荷重−撓み特性が同じ場合の距離LZ1に比べて小さくなる(LZ1>LZ2)。
しかも、可動側板ばね18Aは、長手方向に沿った矢印Z方向の長さが、撓み変形が小さい固定側板ばね17の矢印Z方向の長さに対して短くなる。このため、可動部材14は、矢印Z方向に沿って距離LZ3下方へ沈み込みながら移動する。これらの関係は、可動部材14が矢印Yで示す左方向へ揺動したときにも同様である。
この結果、光走査用アクチュエータ10は、変形緩和部材19によって可動部材14の揺動に伴う隣り合う対の連結部材である固定側板ばね17と可動側板ばね18Aの撓み変形が緩和されつつ、可動部材14が矢印Yで示す左右方向へ移動するのに加えて矢印Z方向に沿って下方へも移動する。このため、光走査用アクチュエータ10は、固定側板ばね17と可動側板ばね18Aの荷重−撓み特性を異ならせると、用いる走査レンズ15の光学特性に対応させて可動部材14を左右方向に加えて上下方向にも揺動させることができる。
一方、光走査用アクチュエータ10は、固定側板ばね17よりもばね定数が大きい可動側板ばね18Bを使用することも可能である。この場合、可動部材14は、可動側板ばね18Bが固定側板ばね17よりも撓み難くなるため、図6に示すように、揺動に伴って矢印Z方向に沿って上方へ移動する。
(比較例)
ここで、比較のため、図7に示すように、本体2と可動部材5との間を走査光源7から出射される光に対して直交する上下方向に配置された1対の板ばね3によって連結した光走査用アクチュエータについて板ばね3の撓み変形について検討する。ここで、図7に示す光走査用アクチュエータは、本体2の上部に駆動部6が設置され、駆動部6の上に走査光源7が設けられている。また、走査レンズ4は、可動部材5に立設されている。
図7に示す光走査用アクチュエータは、駆動部6によって可動部材5を揺動させる。すると、1対の板ばね3が撓むのに伴い、可動部材5は、矢印Yで示す左右方向へ移動すると共に、矢印Zで示す上下方向へ移動する。このとき、可動部材5が矢印Yで示す右方向へ揺動した際の、可動部材5側から見た本体2、可動部材5及び1対の板ばね3の位置関係を図8に模式的に示す。ここで、図中、可動部材5が揺動を開始する前の停止時における可動部材5及び板ばね3の位置を点線で示している。
図7の光走査用アクチュエータは、図8に示すように、可動部材5の揺動によって1対の板ばね3が撓むことにより、可動部材5が矢印Zに沿って下方へ距離LZ4沈み込みながら移動する。この結果、図7の光走査用アクチュエータは、可動部材5が揺動すると、走査レンズ4も可動部材5の揺動に伴って下方へ移動しながら右方へと移動する。このため、図7の光走査用アクチュエータは、走査光源7が出射した光を、図8に示すように、右下方へ円弧を描きながら走査する。従って、図7の光走査用アクチュエータは、一直線に沿った水平方向への走査を行うことができなくなる。しかも、図7の光走査用アクチュエータは、可動部材5の揺動に伴って板ばねに沿って下方向にしか変形することができないので、可動部材5の可動範囲を調整することができない。
このように、実施の形態1の光走査用アクチュエータ10は、可動部材14の揺動に伴うそれぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18の撓み変形を変形緩和部材19によって緩和すると共に、両板ばね17,18の荷重−撓み特性を同じにし、或いは異ならせて任意に変更することができる。このため、光走査用アクチュエータ10は、可動部材14を左右方向に一直線上に揺動させ、或いは両板ばね17,18Aや両板ばね17,18Bの荷重−撓み特性を異ならせることによって、左右方向の揺動に加えて上下方向へも移動させることができるので、用いる板ばね対に沿った長さ方向における可動部材14の可動範囲を調整することができ、1対の板ばねで本体と可動部材とを連結する従来の光走査用アクチュエータに比べて可動部材14の可動範囲調整における柔軟性を備えている。
ここで、光走査用アクチュエータ10は、連結部材としての固定側板ばね17と可動側板ばね18との矢印X方向の配置距離をさらに短くする場合には、図9に示す連結部材20を用いてもよい。連結部材20は、固定側板ばね17と可動側板ばね18とが変形緩和部材21を介して連結されている。また、図10に示す板ばね22を用いてもよい。板ばね22は、基板の幅方向中央に上部から下部近傍へスリット22aを形成したもので、スリット22aを挟んで一方が固定側板ばね22b、他方が可動側板ばね22cとなり、スリット22a下部の固定側板ばね22bと可動側板ばね22cを繋ぐ部分が変形緩和部材19に対応した変形緩和部22dとなる。
このように構成される板ばね22を用いると、光走査用アクチュエータ10は、構造が一層簡単になり、かつ、一層小型化を図ることができる。また、板ばね22は、同一の荷重−撓み特性を有する板材を使用すれば、固定側板ばね22bと可動側板ばね22cの荷重−撓み特性が同じになり、荷重−撓み特性が異なる板材を使用すれば、固定側板ばね22bと可動側板ばね22cの荷重−撓み特性を異ならせることも可能である。この場合、連結部材20の固定側板ばね17と可動側板ばね18並びに板ばね22の固定側板ばね22bと可動側板ばね22cは、矢印で示す板幅Wをそれぞれ異ならせることによって荷重−撓み特性を調整することも可能である。
(実施の形態2)
次に、本発明の光走査用アクチュエータにかかる実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態1の光走査用アクチュエータは、固定側板ばねと可動側板ばねとを前後に配置したのに対し、実施の形態2の光走査用アクチュエータは、固定側板ばねと可動側板ばねとを左右に配置している。図11は、実施の形態2の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。図12は、可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。
光走査用アクチュエータ30は、図11に示すように、本体31と、可動部材34と、連結部材36と、変形緩和部材39とを備えている。
本体31は、図11に示すように、ベース部31aに支柱31bが立設され、支柱31bの上部に水平方向に設置部31cが形成された固定部材である。本体31は、設置部31c両側の側壁31dに矢印X方向に延出するアーム31eが設けられ、設置部31cに駆動部32が設置されている。駆動部32は、駆動部12と構成が同じであり、上面に走査光源33が設置され、コイル、磁石及びヨーク32aによって磁気回路を構成している。駆動部32は、コイルが可動部材34に設置され、磁石は本体31側に設けられ、可動部材34を矢印Yに沿った左右方向に揺動させる。
可動部材34は、図11に示すように、上面の走査光源33と対向する位置に走査レンズ35が長手方向に配置して立設されている。走査レンズ35は、走査レンズ15と同様に、軽量なフレネルレンズが使用される。
連結部材36は、図11に示すように、走査光源33から出射される光に対して直交する上下方向に配置され、1対の固定側板ばね37と1対の可動側板ばね38とを有している。1対の固定側板ばね37と1対の可動側板ばね38は、共に同じ荷重−撓み特性に設定されている。固定側板ばね37は、上端が本体31のアーム31e側面に連結され、下端は変形緩和部材39の側面に連結されている。可動側板ばね38は、上端が可動部材34の側面に連結され、下端は変形緩和部材39に形成された開口39aの内側面に連結されている。このため、それぞれ1対の固定側板ばね37と可動側板ばね38は、可動部材34の揺動に伴って走査光源33から出射される光の光軸に直交する方向へ撓み変形する。
変形緩和部材39は、図11に示すように、互いに並行する固定側板ばね17の下端と可動側板ばね18の下端とを連結し、可動部材14の変形を緩和するフレーム状の部材であり、中央に開口39aが形成されている。変形緩和部材39は、固定側板ばね37と可動側板ばね38とに支持され、可動部材34の揺動に伴う隣接する固定側板ばね37と可動側板ばね38との撓み変形を緩和する。
光走査用アクチュエータ30は、以上のように構成され、駆動部32によって可動部材34を揺動させる。すると、それぞれ1対の固定側板ばね37と可動側板ばね38は、共に同じ荷重−撓み特性に設定されているので、可動部材34は、矢印Yで示す左右方向へ水平に揺動する。このとき、可動部材34が矢印Yで示す右方向へ揺動した際の、可動部材34側から見た本体31のアーム31e、可動部材34、変形緩和部材39、それぞれ1対の固定側板ばね37及び可動側板ばね38の位置関係を図12に模式的に示す。ここで、図中、可動部材34が揺動を開始する前の停止時における変形緩和部材39及び両板ばね37,38の位置を点線で示している。
図12に示すように、可動部材34が右方へ揺動すると、1対の固定側板ばね37と1対の可動側板ばね38は、走査光源33から出射される光の光軸に直交する矢印Y方向へそれぞれ逆方向に撓み変形する。即ち、1対の固定側板ばね37は、左上から右下方向へ撓むのに対し、1対の可動側板ばね38は右上から左下方向に撓み、撓み方向が逆になる。このとき、1対の固定側板ばね37及び1対の可動側板ばね38は、荷重−撓み特性が等しく設定されている。このため、固定側板ばね37と可動側板ばね38は、それぞれ逆方向に等しい撓み量で変形する。
このため、変形緩和部材39は、可動部材34の矢印Y方向の揺動距離LY2に対して距離1/2LY2だけ矢印Y方向に移動する。従って、両板ばね37,38は、可動部材34の揺動距離LY2の1/2に相当する分だけそれぞれ逆方向に撓み変形すればよい。このため、変形緩和部材39を用いずに可動部材34を下方に配置し、両側のアーム31eと可動部材34とを1対の板ばねだけで連結し、可動部材34が同じ量揺動した場合の板ばねの撓み変形に比べると、それぞれ1対の固定側板ばね37及び可動側板ばね38は、変形緩和部材39によって撓み変形が緩和される。また、変形緩和部材39は、固定側板ばね37によって固定部となるアーム31eと連結されているため、両板ばね37,38の撓み変形によって矢印Zで示す上方向に引き上げられる。この上方向に引き上げられる距離LZ5についても、アーム31eと可動部材34とを1対の板ばねだけで連結した場合の1/2となる。このため、可動部材34は、下方へ移動することなく矢印Yで示す左右方向へ一直線上を揺動する。これらの関係は、可動部材34が矢印Yで示す左方向へ揺動したときにも同様である。
このように、変形緩和部材39は、可動部材34の揺動に伴う隣り合う対の連結部材であるそれぞれ1対の固定側板ばね37と可動側板ばね38の撓み変形を緩和し、これにより可動部材34の矢印Yで示す左右方向への一直線上の揺動を可能としている。
この結果、光走査用アクチュエータ30は、走査光源33から出射された光が可動部材34の揺動に伴って一直線上を水平方向に走査される。
ここで、光走査用アクチュエータ30は、可動側板ばね38に比べて固定側板ばね37Aのばね定数を大きくすると、可動側板ばね38に比べて固定側板ばね37Aが撓み難くなる。このため、図13に示すように、可動部材34は、矢印Yで示す水平方向への揺動距離がLYM2となるのに対し、変形緩和部材39の揺動距離LYC2は可動部材34の揺動距離LYM2の1/2以下となる。また、変形緩和部材39は、矢印Z方向に沿って距離LZ6上方向に引き上げられるが、両板ばね37,38の荷重−撓み特性が同じ場合の距離LZ5に比べて小さくなる(LZ5>LZ6)。
一方、撓み変形が大きい可動側板ばね38は、長手方向に沿った矢印Z方向の長さが、撓み変形が小さい固定側板ばね37Aの矢印Z方向の長さに対して短くなる。このため、可動部材34は、矢印Z方向に沿って距離LZ7下方へ沈み込みながら移動する。これらの関係は、可動部材34が矢印Yで示す左方向へ揺動したときにも同様である。
この結果、光走査用アクチュエータ30は、変形緩和部材39によって可動部材34の揺動に伴う隣り合う対の連結部材である固定側板ばね37Aと可動側板ばね38の撓み変形が緩和されつつ、可動部材34が矢印Y方向へ水平に移動するのに加えて矢印Z方向に沿って下方へも移動する。このため、光走査用アクチュエータ30は、用いる走査レンズ35の光学特性に対応させて可動部材34を左右方向に加えて上下方向にも揺動させることができる。
また、光走査用アクチュエータ30は、固定側板ばね37と可動側板ばねと38を左右方向に隣り合わせて配置したので、実施の形態1の光走査用アクチュエータ10に比べて、走査光源33から出射される光の光軸方向に沿った光軸方向寸法を小さくすることができる。
ここで、光走査用アクチュエータ30は、走査レンズ35の光学特性によっては、可動側板ばね38よりも固定側板ばね37のばね定数を大きく設定して使用することも可能である。この場合、可動部材34は、揺動に伴って矢印Z方向に沿って上方へ移動する。
(実施の形態3)
次に、本発明の光走査用アクチュエータにかかる実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態1の光走査用アクチュエータは、固定側板ばねと可動側板ばねとを走査光源から出射される光の光軸に直交する方向に配置したのに対し、実施の形態3の光走査用アクチュエータは、固定側板ばねと可動側板ばねとを走査光源から出射される光の光軸方向に配置している。図14は、実施の形態3の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。ここで、実施の形態3の光走査用アクチュエータは、実施の形態1の光走査用アクチュエータと同じ構成部材については同じ符号を使用している。
光走査用アクチュエータ40は、本体11に駆動部12が設置され、本体11と可動部材14との間を連結する連結部材16、即ち、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18は、変形緩和部材19を介して互いに連結されている。ここで、走査光源13は、高さ方向の位置を調節する調節部材を介して図中一点鎖線で示すように本体11に設置される。
従って、光走査用アクチュエータ40は、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18の荷重−撓み特性を等しく設定すると、駆動部12によって可動部材14を矢印Y方向に揺動させると、固定側板ばね17と可動側板ばね18の撓み変形が変形緩和部材19によって緩和され、可動部材14を矢印Yで示す左右方向へ一直線上を揺動させることができる。また、光走査用アクチュエータ40は、それぞれ1対の固定側板ばね17と可動側板ばね18の荷重−撓み特性を異ならせると、水平方向の揺動に加えて光軸方向へも移動させることができるので、両板ばね17,18に沿った長さ方向における可動部材14の可動範囲を調整することができ、可動部材14の可動範囲調整における柔軟性を備えている。
ここで、上記各実施の形態の光走査用アクチュエータは、連結部材として板ばねを2対有する場合について説明したが、本発明の光走査用アクチュエータは、連結部材を複数対有している。このため、上下方向に配置される連結部材を3対有している場合、例えば、実施の形態1の光走査用アクチュエータについては、本体11のテーブル11d、可動部材14、連結部材及び変形緩和部材19を模式的に示す模式図で説明すると、図15に示すように、一端がテーブル11dに連結される板ばね対16Aの他端と板ばね対16Bの一端を変形緩和部材19Aで連結する共に、板ばね対16Bの他端と板ばね対16Cの一端を変形緩和部材19Bで連結し、板ばね対16Cの他端を可動部材14に連結する。また、図16に示すように、一端がテーブル11dに連結される板ばね対16Aの他端と板ばね対16Dの一端を変形緩和部材19Aで、板ばね対16Dの他端と板ばね対16Eの一端を変形緩和部材19Bで、それぞれ連結し、板ばね対16Eの他端を可動部材14に連結してもよい。
一方、上下方向に配置される連結部材を4対有している場合は、図17に示すように、一端がテーブル11dに連結される板ばね対16Aの他端と板ばね対16Dの一端を変形緩和部材19Aで、板ばね対16Dの他端と板ばね対16Eの一端を変形緩和部材19Bで、板ばね対16Eの他端と板ばね対16Fの一端を変形緩和部材19Cで、それぞれ連結し、板ばね対16Fの他端を可動部材14に連結する。この場合、図18に示すように、板ばね対16D,16Eに代えて板ばね対16Bを使用してもよい。
ここで、板ばね対16A〜16Fのうち隣り合う板ばね対は、光走査用アクチュエータで使用する走査レンズの光学特性によって荷重−撓み特性を等しく設定してもよいし、異ならせてもよい。
また、変形緩和部材は、複数、例えば、2つであってもよく、この場合、各変形緩和部材は、異なる2対の連結部材のそれぞれの対から選んだ2つの連結部材を連結するようにしてもよい。この関係を、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの配置を、実施の形態2説明した光走査用アクチュエータ30で使用した構成部材の符号を使用して模式的に示す図19を用いて説明する。即ち、図19に示すように、変形緩和部材39Aは、左側に位置するアーム31eと可動部材34との間を異なる1対の固定側板ばね37と1対の可動側板ばね38から選んだ2つの固定側板ばね37と可動側板ばね38を連結する。また、変形緩和部材39Bは、右側に位置するアーム31eと可動部材34との間を異なる1対の固定側板ばね37と1対の可動側板ばね38から選んだ残る2つの固定側板ばね37と可動側板ばね38を連結する。
このようにすると、変形緩和部材39A,Bは、個々の固定側板ばね37と可動側板ばね38の変形を緩和することができる。
なお、上記各実施の形態の光走査用アクチュエータは、連結部材として板ばねを使用したが、可動部材を揺動させて光を走査することができれば、板ばねに代えてワイヤーやコイルスプリング等によって可動部材を支持して揺動させてもよい。
実施の形態1の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。 駆動部を外した光走査用アクチュエータの斜視図である。 可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。 光走査用アクチュエータの走査光源から出射された光が可動部材の水平方向への揺動に伴って直線上を水平方向に走査される様子を示す斜視図である。 固定側板ばねに比べて荷重−撓み特性が大きい可動側板ばねを使用した場合に、可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。 固定側板ばねに比べて荷重−撓み特性が小さい可動側板ばねを使用した場合に、可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。 実施の形態1の比較例に係る光走査用アクチュエータを示す斜視図である。 可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材及び板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。 実施の形態1の光走査用アクチュエータで使用する連結部材の第一の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1の光走査用アクチュエータで使用する連結部材の第二の変形例を示す斜視図である。 実施の形態2の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。 可動部材が右方向へ揺動した際の、固定部材、可動部材、変形緩和部材、固定側板ばね及び可動側板ばねの位置関係を模式的に示した模式図である。 隣り合う板ばね対の荷重−撓み特性が異なる場合に可動部材が右方向へ揺動した際の、図12に対応した模式図である。 実施の形態3の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。 本発明の光走査用アクチュエータにおける複数対の板ばねの配置の第一の変形例を示す模式図である。 本発明の光走査用アクチュエータにおける複数対の板ばねの配置の第二の変形例を示す模式図である。 本発明の光走査用アクチュエータにおける複数対の板ばねの配置の第三の変形例を示す模式図である。 本発明の光走査用アクチュエータにおける複数対の板ばねの配置の第四の変形例を示す模式図である。 本発明の光走査用アクチュエータにおける板ばねと変形緩和部材との配置に関する第五の変形例を示す模式図である。 従来の光走査用アクチュエータを示す斜視図である。
符号の説明
10,30 光走査用アクチュエータ
11,31 本体
12,32 駆動部
13,33 走査光源
14,34 可動部材
15,35 走査レンズ
16,36 連結部材
17,37 固定側板ばね
18,38 可動側板ばね
19,39 変形緩和部材
20 板ばね

Claims (7)

  1. 光源が設置された固定部材と、
    前記光源から出射された光を屈折させる光学部品が搭載され、駆動手段によって前記光学部品の光軸に直交する方向へ揺動される可動部材と、
    前記固定部材と前記可動部材との間を連結すると共に、前記可動部材を支持し、前記可動部材の揺動に伴って前記光源から出射される光の光軸に直交する方向へ撓み変形する連結部材と、
    を備え、前記可動部材の揺動に伴う前記光学部品の揺動によって前記光源から出射された光を揺動方向へ走査させる光走査用アクチュエータにおいて、
    前記連結部材は、複数対の連結部材を有し、
    前記複数対の連結部材は、前記可動部材の揺動に伴う前記連結部材の撓み変形を緩和する1又は複数の変形緩和部材を介して互いに連結されていることを特徴とする光走査用アクチュエータ。
  2. 前記1又は複数の変形緩和部材は、隣り合う対の連結部材を連結することを特徴とする請求項1に記載の光走査用アクチュエータ。
  3. 前記1又は複数の変形緩和部材の各変形緩和部材は、異なる2対の連結部材のそれぞれの対から選んだ2つの連結部材を連結することを特徴とする請求項1に記載の光走査用アクチュエータ。
  4. 前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して直交する方向に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が同じ板ばねであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光走査用アクチュエータ。
  5. 前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して直交する方向に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が異なる板ばねであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光走査用アクチュエータ。
  6. 前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して平行に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が同じ板ばねであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光走査用アクチュエータ。
  7. 前記複数対の連結部材は、前記光源から出射される光に対して平行に配置され、連結部材対間の荷重−撓み特性が異なる板ばねであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光走査用アクチュエータ。
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