JP2008155765A - 案内表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、利用者に必要な車両の情報を表示する案内表示システムを提供する。
【解決手段】運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報を記録する第1の記憶手段とを有する管理装置と、現在時刻をカウントする計測手段と、前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報および予め設定された設置位置情報を記録する第2の記憶手段と、前記設置位置情報として設定された位置に現在時刻から近い時刻に停車する列車の列車名、行き先、発着時刻、車両番号、車両種別を取得して表示データを作成する表示処理手段と、前記表示処理手段により作成された前記表示データを表示する表示手段とを有する表示装置とを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、駅構内に設置する案内表示装置で、列車運行情報を自動的に表示し、表示装置単位で表示内容をかえることができる案内表示システムに関する。
一般に、駅構内には、列車の発着時刻、列車名、ホーム番号を示す案内表示装置が複数設置されている。従来の案内表示装置は、表示機能しか持していない。そのため、駅構内に設置してある中央処理装置は、列車発着時間になるごとに複数の案内表示装置に対して表示処理している。また、案内表示装置による表示内容は、文字に限定されている。
特許文献1には、ホームに設置された乗車口表示板と、ホームに入線する各列車の運行情報と各列車の車両パターンに基づいて、列車の車両パターン情報に対応した扉案内情報を表示する乗車口表示板に表示制御する構成が開示されている。
特開2004−330797号公報
しかしながら特許文献1では、列車の発着時刻や簡単な案内表示などしか表示できないので、活用範囲が狭い。また、駅構内の複数の案内表示装置に対して一台の中央処理装置から表示操作をおこなっていたため、中央処理装置の処理が複雑になる。そのため、中央処理装置が故障するとすべての案内表示装置の表示ができなくなる。案内表示装置の追加、位置変更、構成の変更があった場合にシステムの見直しが必要となる。そして、中央処理装置は、複数の案内表示装置に対して同じ情報を送るため、設置位置固有の情報(例えば、車両Noや指定席/自由席などの車両の種類)を表示することができない。車両編成によっては、車両ごとに行き先が異なる場合や案内表示装置の設置位置に車両がない場合、その位置での車両のドア開閉の有無を表示することができない。また、緊急で発着または到着するホームが変わった場合、中央処理装置の情報の更新を手作業でする必要がある。
本発明は、発着時刻だけでなく、利用者が必要とする車両に関する情報を表示する案内表示システムを提供することを目的とする。
この発明の一実施の形態に係る案内表示システムは、ネットワークを介して運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報のうちいずれか1つ以上を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報を記録する第1の記憶手段とを有する管理装置と、現在時刻をカウントする計測手段と、前記第1の記憶手段に記録されている前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段で取得した前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報および予め設定された設置位置情報を記録する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記録されている前記運行情報、前記車両情報、前記設置位置情報および前記計測手段による現在時刻に基づいて、前記設置位置情報として設定された位置に現在時刻から近い時刻に停車する列車の列車名、行き先、発着時刻、車両番号、車両種別を取得して表示データを作成する表示処理手段と、前記表示処理手段により作成された前記表示データを表示する表示手段と、を有する表示装置とを有する。
本発明により、案内表示装置は、データ管理装置から独立したて制御できるため、案内表示装置ごとに正確な表示をすることができる。また、案内表示装置を自由な位置に容易に増設することができる。
以下、本発明に係る案内表示システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の案内表示システムの構成を示す図である。案内表示装置1は、ホームの各所に設置され、列車の発着時間や行き先などを表示する。データ管理装置2は、列車の運行情報や列車の車両情報、列車の予約情報、構内案内情報、広告情報などを記録している。遠隔操作端末3は、ホームの各所に設置された案内表示装置1やデータ管理装置2を操作できる。時計装置4は、ネットワークで接続された各装置の時刻を補正する。データ管理装置2は、定期的に、列車の運行時刻などの運行情報、発着する列車の車両情報を管理する運行管理システム5、列車の座席の予約状況などの予約情報を管理する予約管理システム6、駅構内で流す案内情報を管理する構内情報システム7、広告等の広告情報を管理する広告管理システム8からネットワークを介して各種情報を取得する。また、車両6は、案内表示装置9と近距離無線通信できる無線装置10を有している。
次に、案内表示装置1の構成について図2を用いて説明する。案内表示装置1は、表示部11、表示処理部12、データ処理部13、データ送受信処理部14、時刻補正部15、無線通信部16、記憶部17、音声出力部18、外部操作処理部19、タイマ20を有している。表示部11は、列車の発着時刻や当該案内表示装置1が設置された位置に停車する列車の運行情報、車両情報などを表示する。表示処理部12は、表示部11に表示する表示データの表示処理をする。データ処理部13は、当該案内表示装置1の設置位置情報と運行情報、車両情報を基にして表示装置11に表示する表示データを作成する。データ送受信処理部14は、データ管理装置2から運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報などを取得する。時刻補正部15は、外部の時計装置4から時刻を取得して案内表示装置1のタイマ20の時刻を補正する。無線通信部16は、列車9の車両毎に設置された無線装置10と通信する。記憶部17は、当該案内表示装置1の設置位置情報や運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報などを記録する。設置位置情報は、当該案内表示装置1がどのホームのどの位置に設置され、どのような用途に使用されるかを示す情報であり、予め設定されている。音声出力部18は、表示部11に表示される表示データを音声に変換して出力する。外部操作処理部19は、外部の遠隔操作端末3からの命令を処理する。
次に、データ管理装置2の構成について図3を用いて説明する。データ管理装置2は、スケジュール処理部21、データ更新通知部22、データ送受信処理部23、データ取得部24、時刻補正部25、記憶部26、タイマ27を有している。スケジュール処理部21は、データ取得部24による運行管理システム5から運行情報および車両情報、予約管理システム6から予約情報、構内情報システム7から案内情報、広告管理システム8から広告情報の取得、時刻補正部25による時計装置4からの時刻情報の取得の定期的な更新時期を管理する。データ更新通知部22は、データ取得部24が運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報を取得すると、いずれかの情報が更新されたことを各案内表示装置1に通知する。データ送受信処理部23は、更新された情報を各案内表示装置1に送信する。データ取得部24は、運行管理システム5から運行情報および車両情報を、予約管理システム6から予約情報を、構内情報システム7から案内情報を、広告管理システム8から広告情報を取得する。時刻補正部25は、時計装置4から時刻情報を取得してデータ管理装置2のタイマ27の時刻を補正する。記憶部26は、予約管理システム6、構内情報システム7、広告管理システム8からそれぞれ取得した運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報を記録する。
案内表示装置1とデータ管理装置2は、ネットワークで接続されているが、個々は独立して動作する。つまり、データ取得部24は、運行管理システム5、予約管理システム6、構内情報システム7、広告管理システム8からネットワークを介して各種情報を取得する。データ管理装置2の記憶部26は、取得した各種情報を記録する。データ管理装置2のデータ更新通知部22は、運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報のうちいずれかの情報が更新された場合、案内表示装置1に対していずれかの情報が更新された旨を通知する。案内表示装置1は、データ管理装置2から情報の更新された旨を受信すると、データ管理装置2に対して当該更新された情報の配信を要求する。そして、データ送受信処理部23は、配信を要求した案内表示装置1に対して配信要求された当該情報を配信する。
データ管理装置2は、スケジュール処理部41によって設定されたスケジュールに従って定期的に運行管理システム5、予約管理システム6、構内情報システム7、広告管理システム8から各種情報を収集して記憶部46に記録する。予定外の変更や緊急時のデータ更新については、遠隔操作端末3による指定により、他のシステムからの情報の更新、保存されている情報の変更、案内表示装置1への情報の更新を通知する。
データ管理装置2は、各システムから取得する運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報等の他に、例えば列車のイメージデータ、広告のための動画データなどのコンテンツデータ、各路線経路のデータ、そのイメージデータも記録している。データ管理装置2は、案内表示装置1の要求に応じて案内表示装置1に転送する。
構内案内表示装置1は、定期的にデータ管理装置2に対して、その日に当該構内案内表示装置1が設置しているホームに発着する列車の運行情報を取得する。記憶部17は、運行情報を記録する。データ処理部13は、データ管理装置2から取得した運行情報および車両情報に基づいて、その日に当該ホームに発着する列車に使用される列車の車両情報を判別する。そして、データ処理部13は、当該案内表示装置1の車両情報を更新する。
そして、データ管理装置2で運行情報および車両情報について更新された場合、データ管理装置1のデータ更新通知部22は、各案内表示装置1対して、各種情報が更新された旨を通知する。そして、各案内表示装置1は、データ管理装置に対して最新の各種情報の取得を要求する。
また、案内表示装置1は、運行情報を基にして表示データのスケジュール化をする。表示部11は、そのスケジュールに従って表示データを表示する。表示データの表示設定として、例えば前列車が出発した後、次の列車が出発する30分前から次の列車の発着時刻を表示、発着時刻を表示する事がない場合には、列車の発着に関わらない一般的な案内情報や広告情報を表示することもできる。このようなスケジュールを作成する運行表示設定は、データとして外部から設定できるようにしておき、プログラムで処理したスケジュールに基づいて表示処理部12は表示部11に対して表示処理する。このような処理は、緊急の変更に対応できるように割り込み処理によってスケジュールの変更に対応する。
案内表示装置1は、データ管理装置2から独立した制御部としてデータ処理部33を有しているので、設置位置を自由にとることができる。つまり案内表示装置1の設置位置情報の変更のみで、ホームだけではなく、表示内容を変えるだけで改札口や休憩室の案内として使用できる。
また、案内表示装置1およびデータ管理装置2は、正確な時間で動作する必要がある。各案内表示装置1は、同期をとって表示する必要がある。そのため、案内表示装置1およびデータ管理装置4は、ネットワークを介して時計装置4と接続され、定期的に各装置内のタイマの時刻を補正している。したがって、複数の案内表示装置1の同時刻における表示切り替えは、同時となる。
次に、運行情報および車両情報と設置位置情報を基にした案内表示装置1における表示について図4、図5、図6を用いて説明する。案内表示装置1は、データ管理装置2から列車の運行情報および車両情報を取得し、記憶部17に記録する。また、記憶部17は、当該案内表示装置1が設置されたホーム、その位置、用途を示す予め設定された設置位置情報を記録している。
図4は、運行情報を示す図である。運行情報は、例えば発着時刻、その列車名、列車の行き先、発着ホームが対応付けられている。図5は、車両情報を示す図である。車両情報は、列車名、列車の車両数、各車両が自由席、指定席、グリーン席のいずれの車両種別か、車両の車長が対応付けられている。案内表示装置1の表示処理部12は、記憶部17に記録されている運行情報と、どのホームに設置されているかを示す設置位置情報を基にして、当該ホームに発着する列車名のうち、最先の情報を取得する。そして、表示処理部12は、車両情報からその列車に対応する車両情報を取得する。そして、表示処理部12は、列車に対応する車両情報とホームのどの位置に設置されているかを示す設置位置情報から、当該案内表示装置1が設置された位置に停車する列車の車両番号および車両種別を判別する。また、表示処理部12は、予約情報から当該案内表示装置1が設置された位置に停車する列車の乗車率や指定席の予約状況を取得する。また、表示処理部12は、記憶部17に記録されている列車のイメージデータから、停車する列車のイメージデータを取得する。そして、当該案内表示装置1に表示する車両番号に対応する車両を点灯表示などする。そのため、利用客は、どの車両の付近にいるのかを容易に目視できる。文字だけではなく、高解像度のディスプレイを利用することにより、視覚的な認識が容易となる。また、列車の路線経路と停車駅の表示、行き先の観光案内などの表示ができ、動画による案内表示も可能となる。表示処理部12は、上記したように、車両情報、運行情報、設置位置情報、列車のイメージデータから表示部11に表示する表示データを作成する。図6は、表示部11に表示データを表示する例を示す。表示部11は、ホーム番号、列車名、行き先、発着時刻、車両番号、車両種別そして、列車のイメージ図を示す。また、表示処理部12が、当該案内表示装置1が設置されたホームに列車は停車するが、当該案内表示装置1が設置された位置に車両が停車しないと判断すると、車両が停車しない旨の表示データを作成する。そして、表示部11は、列車が停車しない旨を表示する。
例えば、表示案内装置1が、2番ホームの特定箇所に設置されている場合について説明する。表示処理部12は、運行情報の中で現在時刻と比較して、2番ホームに発着する列車の最先の運行情報を取得する。ここで表示処理部12が、図4に示す7時10分着、7時12分発のとうしば1号、名古屋行きの運行情報を取得した場合について説明する。次に、表示処理部12は、図5に示す車両情報からとうしば1号に関する車両情報を取得する。車両情報は、列車名がとうしば1号、車両数が8両、1号車が自由席、2号車が指定席、3号車・・・8号車が自由席といった車両種別、1車両の車長が8メートルである。表示処理部12は、例えば、先頭車両が停車する位置と当該案内表示装置1が設置された位置および車長から、当該案内表示装置1が設置された箇所に停車する列車の車両が何号車かを判断する。例えば、表示処理部12が、車両番号が2号車の車両が停車すると判断した場合、表示部12に表示する車両種別を指定席と判断する。また、表示処理部12は、列車のイメージデータと車両番号(2号車)を基にして、表示部12に8両の列車の2号車目を点滅または点灯表示などによって、他の車両とは区別して表示する。表示制御部12は、車両情報、運行情報、設置位置情報を基にして、ホーム番号を2番ホーム、列車名をとうしば1号、行き先を名古屋、発着時刻を7時10分着、7時12分発、車両番号を2号車、車両種別を指定席そして、8両列車のイメージ図の2号車目を点滅や、点灯表示する表示データを作成し、表示部11に表示する。さらに、音声出力部18は、表示処理部12で作成した表示データを音声に変換し、当該案内表示装置1が設置された範囲内で聞こえる程度に音声出力する。
また、図1に示すように、各車両9には、無線装置10が設置されている。図7に示すように、無線装置10は、処理部101、記憶部102、無線通信部103を有している。処理部101は、例えば、当該無線装置が設置された車両の状態、例えば故障の有無、ドアの開閉状態などを識別する。記憶部102は、車両の情報、例えば、列車名、号車、車両番号、故障の有無、ドアの開閉状態などの現在車両情報を記録している。無線通信部103は、ホームに列車が停車すると無線通信可能な案内表示装置1の無線通信部16と近距離無線通信する。そして、無線装置10は、案内表示装置1に対して、現在車両情報を送信する。
案内表示装置1のデータ処理部13は、取得した現在車両情報からドアの故障、到着位置のずれなどのトラブルがあるか否かを判断する。また、データ処理部13は、記憶部17に記録されている車両情報と現在車両情報とを比較して、到着した列車の車両の変更があったか否かを判断する。データ処理部13は、上記したトラブルまたは変更の情報があると判断した場合、記憶部26に変更情報として記憶する。そして、表示処理部12は、変更情報を表示部にすでに表示している表示データに付加して表示する。また、案内表示装置1の送受信処理部14は、ネットワークを介して、変更情報を表示する遠隔操作端末3やデータ管理装置2に対して送信する。
図8は、上記説明した案内表示システムの各装置間における情報の送受信を示す図である。案内表示装置1の記憶部17は、当該案内表示装置1の設置ホーム等の設置位置情報を有している。そして、データ管理装置2の記憶部26は、運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報を有している。表示装置1は、データ管理装置2に対して定期的に各種情報の取得を要求する。また、データ管理装置2は、各種情報に対して外部から変更が加えられた等の変更が発生した場合、案内表示装置1に対して、各種情報が更新された旨を通知する。さらに、案内表示装置1は、当該案内表示装置1が設置されたホームに停車した車両9に設置された無線装置10と近距離無線通信する。そして、案内表示装置1は、列車名、車両番号、ドアの位置、車両の種類、故障の有無等を示す現在車両情報を取得する。そして、案内表示装置1が、車両情報と現在車両情報とを比較して、車両の種類やドアが故障しているなどの異常があったと判断した場合は、データ管理装置2に対して異常情報を通知する。
以上説明したように、案内表示システムは、案内表示装置1側からデータ管理装置2
にデータの取得を要求する構成である。そのため、案内表示装置1は、記憶部17が有している当該案内表示装置1の設置位置情報に対応する運行情報のスケジュールに合わせて、個々の案内表示装置1が独立して表示データを表示部11に表示することができる。そのため、案内表示装置1は、共通の広告情報はもとより、各案内表示装置1の設置位置情報に対応した固有の情報を表示することができる。例えば、案内表示装置1を設置したホームの所定位置に止まる車両が何号車で自由席の車両なのか指定席の車両なのかを表示でき、それによって利用者はどの位置で待てばよいかがわかるようになる。そのため、案内表示装置1自体に装置の設置位置情報を設定することで、どのような場所に設置しても動作可能である。そのため、追加または設置位置を変更した案内表示装置1のみの設置位置情報またはソフトを変更することによりシステムに対応が可能で、システム全体を再構築する必要性がなく他の装置に影響を与えないで済みメンテナンス性がよい。
また、案内表示装置1は、高解像度の表示部11を有している。そのため、表示部11は、列車の発着時刻だけではなく、列車名や行き先、ドアの開閉などの文字情報のみならず、画像も表示することができる。表示部11は、列車の種類や車両などを絵や写真などでわかりやすく表示することや経路表示、駅構内案内図、広告なども表示できる。そのため、表示部11は、当該案内表示装置1の設置位置に合わせた内容で表示することができる。
また、遠隔操作端末3は、特定の案内表示装置1に対して変更情報の転送や操作を個別におこなうだけではなく、複数の案内表示装置1に対して一括で変更、操作することが可能であるため、緊急のメッセージや表示内容を変更できる。また、遠隔操作端末3は、一括で情報を変更、操作する場合も駅構内全体の案内表示装置1に対してだけではなく、ホーム単位に設置されている案内表示装置1、個別に選択した案内表示装置1に対して選択的に可能であり、表示内容もスケジュール化して表示することも可能になる。
さらに、案内表示装置1が、当該案内表示装置1の近傍に到着した車両6に設置された無線装置10と近距離無線通信する。案内表示装置1は、無線装置10から停車している車両の現在車両情報を取得することで、停車予定の車両と同じものか否か確認がとれ、何かのトラブルにより車両が変わった場合やドアの開閉ができなくなった場合、停車位置が変わった場合を取得できる。
また、音声出力部18は、表示部11に表示する表示データを音声に変換して出力するため、目の不自由な人に対しても発着する列車の車両案内をすることができる。また、各案内表示装置1が、各々音声出力部18を有することで、案内表示装置1か個別に音声案内を流すことができる。そのため、案内表示装置1は、当該案内表示装置1の近傍に停車する車両の車両情報(何号車か、指定席か自由席かなど)を音声案内することができる。
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されるものではなく、現在または将来の実施段階では、その時点で利用可能な技術に基づき、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施形態における案内表示システムの構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における表示装置の構成を示ブロック図。 本発明の実施形態におけるデータ管理装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における運行情報を示す図。 本発明の実施形態における車両情報を示す図。 本発明の実施形態における表示装置における表示データの表示を示す図。 本発明の実施形態における無線装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態における各装置間の情報の送受信を示す図。
符号の説明
1…表示装置、2…データ管理装置、3…遠隔操作端末装置、4…時計装置、5…運行管理システム、6…予約管理システム、7…構内情報システム、8…広告管理システム、9…車両、10…無線装置、11…表示部、12…表示処理部、13…データ処理部、14…データ送受信処理部、15…時計補正部、16…無線通信部、17…記憶部、18…音声出力部、19…外部操作処理部、20…タイマ、21…スケジュール処理部、22…データ更新通知部、23…データ送受信処理部、24…データ取得部、25…時計補正部、26…記憶部、27…タイマ。

Claims (9)

  1. ネットワークを介して運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報のうちいずれか1つ以上を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報を記録する第1の記憶手段とを有する管理装置と、
    現在時刻をカウントする計測手段と、前記第1の記憶手段に記録されている前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段で取得した前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報および予め設定された設置位置情報を記録する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記録されている前記運行情報、前記車両情報、前記設置位置情報および前記計測手段による現在時刻に基づいて、前記設置位置情報として設定された位置に現在時刻から近い時刻に停車する列車の列車名、行き先、発着時刻、車両番号、車両種別を取得して表示データを作成する表示処理手段と、前記表示処理手段により作成された前記表示データを表示する表示手段とを有する表示装置と、
    を有することを特徴とする案内表示システム。
  2. 前記第2の取得手段は、前記第1の記憶手段に記録された前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報のうち少なくともいずれか1つが更新された旨の通知に基づいて、前記運行情報、前記車両情報、前記予約情報、前記案内情報、前記広告情報のうち更新された情報を取得することを特徴とする請求項1記載の案内表示システム。
  3. 前記表示手段は、さらに停車する前記列車の車両数に対応する前記列車のイメージ図を表示し、前記イメージ図のうち前記車両番号に対応する車両のイメージ図を点灯または点滅させて表示することを特徴とする請求項2記載の案内表示システム。
  4. 前記車両から、前記車両の車両番号、車両の故障の有無を示す情報を取得する無線通信手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載の案内表示システム。
  5. 前記無線通信手段で取得した前記車両番号と、前記第2の記憶手段に記録している前記表示処理手段が現在時刻から近い時刻に停車すると判断した前記列車の車両番号と比較する処理手段をさらに有することを特徴とする請求項4記載の案内表示システム。
  6. ネットワークを介して表示装置の操作や複数の表示装置に対して一括でデータまたはソフトの入れ替える遠隔操作手段を有することを特徴とする請求項5記載の案内表示システム。
  7. 前記表示データに対応する情報を音声出力する音声出力手段を有することを特徴とする請求項6記載の案内表示システム。
  8. 現在時刻および運行情報、車両情報、予約情報、案内情報、広告情報および予め設定された設置位置情報に基づいて、前記設置位置情報として設定された位置に現在時刻から近い時刻に停車する列車の列車名、行き先、発着時刻、車両番号、車両種別を取得して表示データを作成し、
    作成された前記表示データを表示する、
    ことを特徴とする案内表示方法。
  9. 停車する前記列車の車両数に対応する前記列車のイメージ図を表示し、前記イメージ図のうち前記車両番号に対応する位置に点灯または点滅させて表示することを特徴とする請求項8記載の案内表示方法。
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