JP2005038317A - バス時刻表更新システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 バス停留所に到着する路線バス各々の正確な到着時刻を反映した時刻表を路線バス利用者に提示する。
【解決手段】 無線通信装置を備えたバスと、時刻表を表示する表示手段を有し、無線通信装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、自己の位置情報と、該バスが通過した通過時刻とを無線通信装置に送信する位置情報送信手段と、バスの識別情報に関連付けられた、該無線通信装置が受信した位置情報及び通過時刻を収集する基地局から構築し、該基地局に、収集した識別情報、位置情報、及び通過時刻に基づいて時刻表の更新時刻を算出し、該更新時刻を複数のバス停留所に配信する機能を付与する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、インターネット等の通信手段を用いて所定の路線を運行するバス、例えば路線バスに不可欠な時刻表の更新システムに関する。
一般に、所定の路線を運行するバス、すなわち路線バスの運行は、当該バスがどの停留所に何時に到着するかを示した一日分の運行計画表(以下、スタフデータという)に基づいて行われている。路線バスの運行経路上に設置されている各バス停留所のポールには、上記スタフデータに対応する時刻表であって、系統毎のその停留所における時刻表が貼り付けられている。
通常、路線バスは、上記スタフデータに基づいて運行している為、各バス停留所にはほぼ時刻表通りの時刻に到着する。しかし、道路工事による迂回や交通渋滞等により路線バス運行状況に遅れが生じ、時刻表通りの運行ができないことがある。このような場合、路線バス利用者は、どの程度遅れるのかを知らないまま路線バスが到着するのを待たなければならない。近年、このような問題を解決する為に、路線バス利用者に路線バスの運行状況を報知する種々のシステムが提案されている(例えば特許文献1)。
実開平6−8973号公報
特許文献1には、無線通信機能を有したバス停留所を利用して、路線バス利用者に路線バス運行状況を報知するシステムが提案されている。特許文献1に提案されているシステムでは、路線バスがバス停留所を発車してから経過した経過時間を、当該バス停留所に設置された表示装置に表示させている。路線バス運転手や利用者は、この表示装置に表示された該経過時間を確認することにより、路線バス運行状況を知ることができる。
具体的には、路線バス利用者は、上記表示装置により表示された経過時間とバス停留所に貼り付けられた時刻表とを照らし合わせることにより、路線バス運行状況を推測している。例えば、スタフデータ通りに運行している路線バスのあるバス停留所における上記経過時間が5分であるべき時刻において、実際の当該路線バスの上記経過時間が8分の場合、路線バス利用者は、路線バスが時刻表通りの運行から3分遅れていると推測することができる。
上述した特許文献1において路線バス利用者に報知される路線バス運行状況(バス停留所の表示装置に表示される経過時間)は、実際には、既にバス停留所を発車した路線バスの運行状況である。ところが、交通渋滞等の路線バスの運行を遅らせる要因は、路線バスの運行経路中に一様には分布していない。また、該要因の分布は時間の経過と共に刻々と変化していく。従って、次にバス停留所に到着する路線バスの到着時刻が、直前に当該バス停留所に到着した路線バスの到着時刻と同時間遅れるとは限らない。
また、路線バス利用者が、当該バス停留所に到着する複数本先の路線バスの到着時刻を、ある一台の路線バスにおける時刻表通りの経過時間に対する実際の経過時間のシフト量に基づいて推測しても、該到着時刻は、上述と同様の理由(上記要因の分布・経時変化)により大幅にずれてしまう可能性がある。また、バス停留所に表示される経過時間は実際に路線バス利用者が乗車する路線バスの運行状況に基づいていない為、該利用者が推測する路線バスの到着時間は正確性に欠けている。すなわち、特許文献1で提案されているシステムでは、路線バス利用者は正確な路線バス運行状況を把握することができなかった。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、路線バスの運行経路上に設置された複数のバス停留所の各々において、バス停留所に到着する路線バス各々の正確な到着時刻を反映した時刻表を路線バス利用者に提示することができるバス時刻表更新システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係るバス時刻表更新システムは、無線通信装置を備えたバスと、時刻表を表示する表示手段を有し、無線通信装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、自己の位置情報と、該バスが通過した通過時刻とを無線通信装置に送信する位置情報送信手段と、バスの識別情報に関連付けられた、該無線通信装置が受信した位置情報及び通過時刻を収集する基地局とを有しており、バス時刻表更新システムを構成する基地局は、収集した識別情報、位置情報、及び通過時刻に基づいて時刻表の更新時刻を算出し、該更新時刻を複数のバス停留所に配信する機能を果たす。これにより各バス停留所の時刻表は直ぐさま更新される。本発明のバス時刻表更新システムは、例えば、交通渋滞等の現状の運行状況を加味した、より正確な時刻表を、路線バス利用者に提示することを可能とする。そのため路線バス利用者は、上記時刻表によって自身のスケジュールと合った路線バスを適宜選択することができる。その結果、路線バス利用者は、バス停留所での待ち時間を減らし、快適に路線バスを利用することができる。また、路線バス運営業者側は、リアルタイムで更新される時刻表を利用して、自己の路線バスの運行管理を行うことができる。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るバス時刻表更新システムは、無線通信装置を備えたバスと、時刻表を表示する表示手段を有し、無線通信装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、該バスの識別情報を取得し、該識別情報を、自己の位置情報及び該バスが通過した通過時刻と関連付けて外部に送信する位置情報送信手段と、位置情報送信手段から情報を収集する基地局であって、収集した識別情報、位置情報、及び通過時刻に基づいて時刻表の更新時刻を算出し、該更新時刻を複数のバス停留所に配信する基地局とを有している。
また、基地局が収集した通過時刻と初期設定の通過時刻との時間差が所定時間以下の場合、基地局が更新時刻を算出しないよう上記バス時刻表更新システムを構築することもできる。
また、上記バス時刻表更新システムにおいて、一日のバスの運行が終了すると、基地局は時刻表の各時刻を初期値に設定することができる。
また、上記バス時刻表更新システムにおいて、バス停留所が位置情報送信手段を含むケースも想定される。
また、上記バス時刻表更新システムにおいて、識別情報は、バスの車両番号、及び運行経路に関連付けられたバスの系統番号の少なくとも1つを含むことが望ましい。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るバス時刻表更新システムは、時刻表を表示する表示手段を有し、外部装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、自己の位置情報と、該バスが通過した通過時刻とを外部装置に送信する位置情報送信手段と、受信した位置情報及び通過時刻に基づいて各バス停留所の時刻表の更新時刻を算出する算出手段を含んだ複数のバスと、複数のバスの各々で算出された更新時刻を収集し、該更新時刻を複数のバス停留所に配信する基地局とを有している。
また、バスが取得した通過時刻と初期設定の通過時刻との時間差が所定時間以下の場合、バスが更新時刻を算出しないよう上記バス時刻表更新システムを構築してもよい。
本発明のバス時刻表更新システムでは、各バス停留所に表示されている時刻表がリアルタイムで更新される。すなわち本発明のバス時刻表更新システムでは、交通渋滞等の現状の運行状況を加味した、より正確な時刻表を、路線バス利用者に提示することができる。そのため路線バス利用者は、上記時刻表によって自身のスケジュールと合った路線バスを適宜選択することができる。その結果、路線バス利用者は、バス停留所での待ち時間を減らし、快適に路線バスを利用することができる。また、路線バス運営業者側は、リアルタイムで更新される時刻表を利用して、自己の路線バスの運行管理を行うことができる。
図1は、本発明の実施形態のバス時刻表更新システム100を示した概略構成図である。バス時刻表更新システム100は、基地局10と、路線Aを運行経路としている複数台の路線バスB1〜Bnと、路線A上に設置されている複数基のバス停留所BS1〜BSm、及び通信装置P1〜Pkから構成されている。なお、図1では、便宜上、一部の路線バス、バス停留所、及び通信装置についてのみ示している。また、図1に示したバス時刻表更新システム100では基地局は基地局10の1つのみ示されているが、他の実施形態では基地局は複数あってもよい。
本発明の実施形態のバス時刻表更新システム100により実行される処理の概要を説明する。路線バスB1〜Bnがバス停留所BS1〜BSmまたは通信装置P1〜Pkを通過すると、それらのバス停留所または通信装置は、路線バスに位置情報及び該バスが通過した時刻の情報を送信する。このとき路線バスに送信される情報は、該路線バスの運行状況を示した情報である。該路線バスは、受信した上記情報に自己の識別情報を関連付けて基地局10に送信する。基地局10は、受信した情報に基づいて各バス停留所の時刻表を更新する為の更新時刻を算出し、算出した更新時刻を各バス停留所に配信する。各バス停留所は、該更新時刻を受信すると、自己の表示部に表示された時刻表に該更新時刻を反映させる。従って、各バス停留所には、路線バスの現在の運行状況を加味した、より正確な時刻表が表示される。次に、バス時刻表更新システム100の構成要素を詳説する。
路線バスB1〜Bnは、業務開始から業務終了までの一日中、自己の運行経路である路線Aを巡回運行している路線バスである。これらの路線バスB1〜Bnのそれぞれは、どの停留所に何時に到着するかを示した一日分の運行計画表すなわちスタフデータに基づいて路線Aを運行している。
スタフデータは、バス停留所BS1〜BSmに設置された時刻表に掲載された路線バスの到着時刻に対応する運行予定が記録されたデータである。このスタフデータは、例えば、バス停留所BS1に13:05到着、バス停留所BS2に13:08到着、バス停留所BS3に13:10到着…等の各バス停留所に対する当該路線バスの到着時刻(または出発時刻)が詳細に記録されたデータである。
また、各路線バスB1〜Bnは、車載器M1〜Mnを搭載している。車載器M1〜Mnは、無線通信によりバス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkから各々の位置情報(例えば緯度・経度)等を取得することができる。これらの情報は、路線バスB1〜Bnの運行状況を路線バス利用者に報知するための情報であって、路線バス利用者により快適なサービスを提供するための情報である。
バス停留所BS1〜BSmは、路線バスB1〜Bnの停留所であって、路線A上の所定の地点に設置されたバス停留所である。バス停留所BS1〜BSmは、バス停留所の板状の部分に貼り付けられた紙面の時刻表と、モニタに表示されたリアルタイムで更新される時刻表との2つの時刻表を有している。
紙面の時刻表は、通常実施される運行に対応した時刻表(すなわちスタフデータに対応した時刻表)であって、例えば一年に一度更新される時刻表(つまり短期的には不変の時刻表)である。また、モニタに表示される時刻表は、路線の状況(例えば、道路工事による通行止めや、交通渋滞等)に応じて適宜更新される時刻表(つまり短期的に変更し得る時刻表)である。モニタに表示される時刻表の更新は、路線バスの運行状況に応じて適宜実行されるものであって、基地局10や車載器M1〜Mnと無線通信することにより実現される。
通信装置P1〜Pkは、路線A上のバス停留所BS1〜BSm以外の地点(例えば交差点)に設置された通信装置である。これら通信装置P1〜Pkは、バス停留所BS1〜BSmのモニタに表示される各時刻表を更新するために路線A上に設置されたものであり、路線バスB1〜Bnに自己の位置情報を提供することによりその役割を果たすことができる。通信装置P1〜Pkは、自己の位置情報を車載器M1〜Mnに無線通信により配信する。
本発明の実施形態のバス時刻表更新システム100をさらに詳説する。図2は、本発明の実施形態のバス時刻表更新システム100を示したブロック図である。なお、図2に示すブロック図は、便宜上、路線バスB1に搭載された車載器M1と、バス停留所BS1と、通信装置P1と、基地局10との関係についてのみ示している。実際のバス時刻表更新システム100は、上述したように、路線バスB1を含む複数の路線バスと、バス停留所BS1を含む複数のバス停留所と、通信装置P1を含む複数の通信装置、及び基地局10と無線通信によってネットワーク接続されている。すなわち、以下に説明する車載器M1とバス停留所BS1と通信装置P1と基地局10との関係は、他の路線バスB2〜Bnに搭載された車載器M2〜Mnと、バス停留所BS2〜BSmと、通信装置P2〜Pkと、基地局10との関係にも該当する。
車載器M1は、アンテナ21と、通信部22と、システムコントローラ23と、メモリ24と、カードリーダ25と、表示部26を備えている。車載器M1は、通信部22の通信機能によりアンテナ21を介して、基地局10や、バス停留所BS1〜BSm、通信装置P1〜Pkと無線で通信することができる。システムコントローラ23は車載器M1全体の制御を行う制御部である。車載器M1の上述した構成要素は、システムコントローラ23により制御される。
通信部22及びアンテナ21を用いて無線通信する際、システムコントローラ23は、バス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkの各々に対して自己が車載器M1(または路線バスB1)であることを認識させる特定の認識方法を用いて通信している。この認識方法には、例えば、特定のIDや、パスワード、通信プロトコル等により通信先に自己を認識させるような方法などがある。車載器M1では、これらと同一若しくは同様の認識方法により自己を通信先に認識させることができる。
メモリ24は、路線バスB1の識別情報や、他の路線バスの運行状況に関する情報、後述する位置情報及び通過時刻を記憶する記憶部である。なお、路線バスB1の識別情報は、路線バスB1の車両番号(ナンバープレートに示されている番号)、及び路線Aが運行経路であることを示した系統番号の少なくとも1つを含んだ情報である。
カードリーダ25は、外部メモリが挿脱されるドライブである。カードリーダ25に挿脱される外部メモリは、例えばバス事業者が運転手に付与した、路線バスB1の運転手のICカード50である。このICカード50は、運転手に関する情報(例えば名前や性別等)やスタフデータを記憶した、書き換え可能なメモリカードであって、一日の業務開始時にカードリーダ25に挿入されるものである。
表示部26は、例えばLCDパネルであって、例えばスタフデータや他の路線バスの運行状況等が表示される。運転手はこれらの表示情報を確認しながら路線バスB1を運行させることができる。従って、交通渋滞等による不測の事態が路線A中で発生した場合を除き、運転手は、表示部26に表示される情報を参照することにより路線バスB1をスタフデータ(または時刻表)通りに運行させることができる。
また、バス停留所BS1は、アンテナ31と、通信部32と、システムコントローラ33と、メモリ34と、表示部35を備えている。バス停留所BS1は、通信部32の通信機能によりアンテナ31を介して、基地局10や車載器M1〜Mnと無線で通信することができる。システムコントローラ33はバス停留所BS1全体の制御を行う制御部である。バス停留所BS1の上述した構成要素は、システムコントローラ33により制御される。
バス停留所BS1は、システムコントローラ33、通信部32、及びアンテナ31を用いて数m程度の狭い範囲内においてブロードキャストで信号を発信している。そのため、バス停留所BS1と同様の周波数帯域の受信装置を備えた移動体がバス停留所BS1に接近すると、該受信装置は、バス停留所BS1が発信するブロードキャスト信号を受信する。このとき該受信装置が車載器M1〜Mnである場合、該受信装置は、自己が車載器(または路線バス)であることを認識させるIDやパスワードをバス停留所BS1に送信する。バス停留所BS1は、上記IDやパスワードを受信すると、メモリ34に記憶された、バス停留所BS1が設置されている位置の情報、及び現在時刻の情報を、該受信装置に送信する。このバス停留所BS1の位置情報は、上述したようにバス停留所BS1に接近した車載器M1〜Mnに送信される情報である。
表示部35は、例えばLCDパネルであって、基地局10から配信される時刻表を表示するものである。上述したように、バス停留所BS1は、バス停留所の板状の部分に貼り付けられた紙面の時刻表と、該表示部35に表示される、リアルタイムに更新される時刻表との2つの時刻表を有している。
また、通信装置P1は、アンテナ41と、通信部42と、システムコントローラ43と、メモリ44を備えている。通信装置P1は、通信部42の通信機能によりアンテナ41を介して、車載器M1〜Mnと無線で通信することができる。システムコントローラ43は通信装置P1全体の制御を行う制御部である。通信装置P1の上述した構成要素は、システムコントローラ43により制御される。
通信装置P1は、バス停留所BS1と同様に、システムコントローラ43、通信部42、及びアンテナ41を用いて数m程度の狭い範囲内においてブロードキャストで信号を発信している。そのため、通信装置P1と同様の周波数帯域の受信装置を備えた移動体が通信装置P1に接近すると、該受信装置は、通信装置P1が発信するブロードキャスト信号を受信する。このとき該受信装置が車載器M1〜Mnである場合、該受信装置は、自己が車載器(または路線バス)であることを認識させるIDやパスワードを通信装置P1に送信する。上記IDやパスワードを受信すると、通信装置P1は、メモリ44に記憶された、通信装置P1が設置されている位置の情報、及び現在時刻の情報を、該受信装置に送信する。この通信装置P1の位置情報は、上述したように通信装置P1に接近した車載器M1〜Mnに送信される情報である。
また、基地局10は、アンテナ11と、通信部12と、システムコントローラ13と、地点データベース14と、更新時刻算出部15と、表示部16を備えている。基地局10は、通信部12の通信機能によりアンテナ11を介して、車載器M1〜Mnやバス停留所BS1〜BSmと無線で通信することができる。システムコントローラ13は基地局10全体の制御を行う制御部である。基地局10の上述した構成要素は、システムコントローラ13により制御される。
図3は、本発明の実施形態のバス時刻表更新システム100を構成する基地局10に備えられた地点データベース14に記憶された情報を示したテーブルである。地点データベース14は、スタフデータ(バス停留所BS1〜BSm(地点名)及び該バス停留所BS1〜BSmへの路線バスの到着予定時刻)に加えて、通信装置P1〜Pk(地点名)及び該通信装置P1〜Pkに対する路線バスの通過予定時刻を保管している。さらにこの地点データベース14は、各地点の位置情報を各地点名に関連付けて保管している。これらの保管情報(地点名、設置位置、通過・到着予定時刻)は、地点データベース14に予め保管された情報であって、例えば一年に一度行われるダイヤ改正時に更新され得る、極めて更新頻度の低い情報である。
地点データベース14には、上述した保管情報とは別に、リアルタイムに更新され得る極めて更新頻度の高い情報(以下、更新情報)が格納される。この更新情報には、各路線バスから送信される、実際に路線バスが通信装置P1〜Pkを通過した時刻やバス停留所BS1〜BSmに到着した時刻(通過・到着時刻)と、次に説明する更新時刻算出部15に算出される更新時刻とがある。地点データベース14は、路線バスB1〜Bnの各々に対応した、上記保管情報及び更新情報のテーブルを保管及び格納している。
更新時刻算出部15は、バス停留所BS1〜BSmの各表示部に表示される、リアルタイムに更新される時刻表用の時刻を算出するものである。更新時刻算出部15は、路線バスB1〜Bnが各地点を通過・到着した際に取得する通過・到着時刻に基づいて、路線バスB1〜Bnのバス停留所BS1〜BSmに対する到着時刻を算出する。すなわち更新時刻算出部15は、実際の運行状況に則したバス停留所BS1〜BSm用の時刻表用の時刻、別の言い方をすると、正確な情報が反映された路線バス利用者用の時刻表用の時刻(更新時刻)を算出する。該更新時刻が反映された時刻表は、路線バス利用者に、バス停留所への路線バスの正確な到着時刻を報知することができる。路線バス利用者は、正確な到着時刻を示した時刻表を参照することにより自身のスケジュールに最適な路線バスを選択して乗車することができる。従って、本実施形態のバス時刻表更新システム100の如くバス停留所の時刻表を更新することは、路線バス利用者に快適なサービスを提供することに繋がる。
次にフローチャートを用いて本実施形態のバス時刻表更新システム100のバス停留所の時刻表の更新処理を説明する。図4は、バス停留所(例えばバス停留所BS1)側の更新処理を示したフローチャートである。また、図5は、基地局10側の更新処理を示したフローチャートである。先ず、バス停留所BS1側の更新処理を説明する。
バス停留所BS1は、上述したように、狭い範囲内でブロードキャスト信号を発信している。そして、バス停留所BS1と同様の帯域で無線通信する移動体が該範囲内に進入すると、該移動体はブロードキャスト信号を受信する。このブロードキャスト信号は、路線バスにのみ作用する信号である。具体的には、該移動体が路線バスである場合、移動体である当該路線バスは、ブロードキャスト信号の受信をトリガーとして所定の認証プログラムを作動させる。そしてバス停留所BS1は、該認証プログラムの作用により自己が路線バスB1〜Bn(または車載器M1〜Mn)であることを認識させるIDやパスワードをバス停留所BS1に返信する。
バス停留所BS1がIDやパスワードを受信すると、システムコントローラ33は、接近した移動体が路線バスB1〜Bnであることを検知する(S1:Y)。また、該移動体が路線バスB1〜Bnでない場合、該移動体は、ブロードキャスト信号に対して何の応答もしない。所定時間経過しても移動体から何の応答もない場合、システムコントローラ33は、接近した移動体が路線バスB1〜Bnでないことを検知し、S1の処理を続行させる(S1:N)。なお、ここでバス停留所BS1に返信されるIDやパスワードは、路線バスB1〜Bnの系統番号(すなわち運行路線を示す情報)を含んでいる。これにより、システムコントローラ33は、路線バスから返信されたIDやパスワードに路線Aと異なった系統番号が含まれている場合、接近した移動体が路線バスB1〜Bnでないことを検知することができる。従って、異なった系統番号を有した路線バスがバス停留所BS1に接近しても、システムコントローラ33は誤検知しない。
路線バスB1〜Bnの接近を検知すると、システムコントローラ33は、路線バスB1〜Bnに、メモリ34に記憶された自己の設置位置の位置情報と、該位置情報送信時刻を含む時刻情報を送信する(S2)。なお、バス停留所BS1の無線通信範囲は数m程度の狭い範囲である。従って、上記の位置情報送信時刻は、路線バスB1〜Bnがバス停留所BS1に極めて接近した時刻を示すことになる。すなわち、路線バスB1〜Bnに送信される上記時刻情報は、路線バスB1〜Bnがバス停留所BS1に到着する時刻または通過する時刻と実質的に同一時刻と考えてよい。以下、上記時刻情報を通過・到着時刻情報と称する。
路線バスB1〜Bnを介して基地局10において後述する更新時刻算出処理が行われると、バス停留所BS1は、算出された更新時刻情報を受信する(S3)。システムコントローラ33は、メモリ34に記憶されている時刻表情報に、受信した更新時刻情報を上書きする。メモリ34の時刻表情報が更新されると、それに伴い表示部35に表示されている時刻表も更新される(S4)。すなわち、バス停留所BS1の時刻表は、基地局10により容易に更新される。従って、バス停留所BS1は、交通渋滞等による路線バスの遅れを加味した、より実用的な時刻表を表示させることができる。
なお、一日の業務が終了すると、基地局10は、各バス停留所に対して、各バス停留所の紙面に掲載されている時刻表と同一内容の時刻表情報を送信する。この時刻表情報を受信した各バス停留所は、メモリに記憶されている時刻表情報に、受信した時刻表情報を上書きする。すなわち、一日の業務が終了すると、各バス停留所の表示部には、紙面の時刻表と同一の時刻表(初期設定の時刻表)が表示される。
なお、通信装置P1〜Pkにおいても、上述したS1とS2の処理と実質的に同一の処理が行われる。例えば通信装置P1に路線バスB1が接近すると、通信装置P1は路線バスB1の接近を検知し、路線バスB1に、メモリ44に記憶された自己の設置位置の位置情報と、通過・到着時刻情報を送信する機能を果たす。
次に、図5のフローチャートを用いて基地局10側の更新処理を説明する。
路線バスB1〜Bnが図4のフローチャートのS2によりバス停留所BS1(またはバス停留所BS2〜BSm、通信装置P1〜Pk)の位置情報及び通過・到着時刻情報を受信すると、当該路線バスは、受信したこれらの情報と共に自己の識別情報を基地局10に送信する。基地局10が路線バスB1〜Bnから上記情報を受信すると(S11)、システムコントローラ13は、受信した通過・到着時刻情報に基づいて各バス停留所の時刻表を更新する必要があるか否かを判定する(S12)。
図3を用いて、基地局10に上記情報を送信した路線バスが路線バスB1である際のシステムコントローラ13の判定処理を説明する。なお、このときの判定処理は、各バス停留所の時刻表を更新する必要があるとシステムコントローラ13が判定する処理である。
このとき路線バスB1から送信された情報には、路線バスB1の識別情報が含まれている。従って、システムコントローラ13は、地点データベースに記憶されている路線バスB1に関連付けられたテーブルを読み込む。さらに、この路線バスB1から送信された情報には、バス停留所BS1の位置情報が含まれている。従って、システムコントローラ13は、上記テーブルの中のバス停留所BS1に関連付けられたアドレスを読み込む。なお、上記テーブルにはバス停留所BS1に関連付けられたアドレスが複数存在するが、ここでは、路線バスB1から送信された通過・到着時刻情報に最も近い通過・到着予定時刻を含むアドレスが優先して採用される。例えば通過・到着時刻情報が13:14の場合、システムコントローラ13は、この時刻に比較的近い通過・到着予定時刻(13:05)を含むアドレスを採用し読み込む。このとき通過・到着時刻と通過・到着予定時刻との時刻が所定時間(例えば3分)より離れていれば、システムコントローラ13は、更新時刻算出部15に、路線バスB1からの情報を加味した更新時刻を算出させる。上述のバス停留所BS1における路線バスB1の通過・到着時刻と通過・到着予定時刻は9分離れている為、システムコントローラ13は、更新時刻算出処理を更新時刻算出部15に実行させる(S12:N、S13)。
次に、図3を用いて、基地局10に上記情報を送信した路線バスが路線バスB2である際のシステムコントローラ13の判定処理を説明する。なお、このときの判定処理は、各バス停留所の時刻表を更新する必要がないとシステムコントローラ13が判定する処理である。
このとき路線バスB2から送信される情報には、路線バスB2の識別情報、通信装置P1の位置情報、及び通信装置Pにおける路線バスB2の通過・到着時刻情報が含まれている。システムコントローラ13は、路線バスB2から送信された情報に基づき、地点データベースの路線バスB2に関連付けられたテーブルの中の通信装置P1に関連付けられたアドレス(通過・到着予定時刻(14:23))を読み込む。このとき通信装置P1における路線バスB2の通過・到着時刻と通過・到着予定時刻は1分しか離れていない為、システムコントローラ13は、更新時刻算出処理を更新時刻算出部15に実行させず(S12:Y)、該更新処理を終了させる。
次に、S13における更新時刻算出部15の更新時刻の算出方法の一態様を説明する。例えば、通信装置P1における路線バスB1の通過・到着時刻が通過・到着予定時刻より9分遅れた13:11の場合(図3)、更新時刻算出部15は、13:11から20分後以内の各地点の通過・到着予定時刻を全て9分シフトさせ、更新時刻として算出する。更新時刻算出部15は、さらに20分後以内(13:51まで)の各地点の通過・到着予定時刻を全て8分シフトさせて更新時刻として算出し、さらに20分後以内(14:11まで)の各地点の通過・到着予定時刻を全て7分シフトさせて更新時刻として算出する。すなわち更新時刻算出部15は、互いの時刻のシフト量に基づいて各バス停留所の到着時刻を算出する。また、詳しくは、更新時刻算出部15は、上記の如く所定時間経過する毎に上記シフト量を減少させて各バス停留所の到着時刻を算出する。
更新時刻算出部15は、各路線バスから取得した通過・到着時刻情報に基づいて上述した更新時刻算出処理を実行し、各路線バスの各バス停留所に対する到着時刻を算出する。従って、各バス停留所の時刻表には、各路線バスの運行状況を加味した、より正確な到着時刻が反映される。なお、上記算出方法以外には、例えば、路線バスの事業者が予め調査した交通渋滞予想を加味した算出方法、すなわち時間帯や場所等を加味した算出方法等が考えられる。
更新時刻算出部15により算出された到着時刻は、更新時刻として地点データベース14内に格納される。システムコントローラ13は、地点データベース14に格納された更新情報を各バス停留所に送信する(S14)。具体的には、図3に示すバス停留所BS1における路線バスB1の更新時刻(13:14)はバス停留所BS1に送信され、バス停留所BS2における路線バスB1の更新時刻(13:23)はバス停留所BS2に送信される。バス停留所BS1に上記更新情報が送信されると、メモリ34に記憶されている路線バスB1の通過・到着予定時刻(13:05)は、更新時刻(13:14)に書き換えられる。その結果、表示部35の時刻表には、路線バスB1の到着時刻が13:14と表示される。表示部35の時刻表はこのようにリアルタイムで更新される為、路線バス利用者は、より正確な路線バス到着時刻を知ることができ、バス停留所で無駄に待たされることなく、快適に路線バスを利用することができる。
以上が本発明の実施形態である。本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
なお、本実施形態では、各バス停留所または通信装置に対する各路線バスの通過・到着時刻を示す情報は、バス停留所または通信装置が生成した情報であるが、各路線バスまたは基地局10が生成した情報であってもよい。例えば、路線バスが識別情報等を基地局10に送信する際に時刻情報を作成し、識別情報等と共に該時刻情報を基地局10に送信してもよいし、基地局10が識別情報等を受信した際に時刻情報を作成するようにしてもよい。なお、路線バスが基地局10に上記情報を送信するタイミングや、基地局10が上記情報を受信するタイミングは、各バス停留所または通信装置に対する各路線バスの通過・到着時刻と実質的に同一時刻と考えてよい。
また、本実施形態では、基地局10は、各バス停留所の時刻表の更新部分のみを各バス停留所に配信しているが、更新情報を含んだ時刻表そのものを作成し、該時刻表を各バス停留所に配信してもよい。
また、本実施形態では、路線バスB1〜Bnが、バス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkから位置情報及び時刻情報を取得して、これらの情報及び自己の識別情報を基地局10に送信しているが、別の実施形態では、バス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkが上記情報を基地局10に送信するよう本システムを構築してもよい。この実施形態の場合、バス停留所BS1〜BSm及び通信装置P1〜Pkは、基地局10と有線ネットワークで接続されており、自身に接近してきた路線バスB1〜Bnから識別情報を取得し、該識別情報に関連付けた自己の位置情報、及び該識別情報を取得した時刻の情報を基地局10に送信する。
上述の別の実施形態では、路線バスB1〜Bnは狭い範囲の電波を発信する発信器を備えればよい。なお、バス停留所BS1〜BSmの無線通信範囲は数m程度の狭い範囲である。従って、上記の該識別情報を取得した時刻は、路線バスB1〜Bnがバス停留所BS1に極めて接近した時刻を示すことになる。すなわち、路線バスB1〜Bnに送信される上記時刻情報は、路線バスB1〜Bnがバス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkに到着・通過する時刻と実質的に同一時刻と考えてよい。
また、本実施形態では基地局10が更新時刻を算出しているが、さらに別の実施形態では路線バスB1〜Bnが更新時刻を算出するよう本システムを構築してもよい。この実施形態の場合、路線バスB1〜Bの車載器M1〜Mnには、地点データベース14及び更新時刻算出部15と同等の機能を有した装置が組み込まれている。また、車載器M1〜Mnのシステムコントローラには、基地局10のシステムコントローラ13の機能が含まれている。
上述のさらに別の実施形態における時刻表更新処理を説明する。路線バスB1〜Bnは、バス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkから位置情報及び該位置情報送信時刻を受信すると、自身が備えるシステムコントローラ、地点データベース、及び更新時刻算出部を用いて、自身の各バス停留所に対する到着予定時刻を算出する。そして路線バスB1〜Bnは、算出した到着予定時刻を基地局10に送信する。基地局10には、各路線バスから到着予定時刻が送信される。基地局10は、これらの到着予定時刻を、地点データベース14内に格納しさらに各バス停留所に送信する。その結果、各バス停留所の時刻表は更新され、路線バス利用者は、より正確な路線バス到着時刻を知ることができ、快適に路線バスを利用することができる。
なお、上述のさらに別の実施形態では、路線バスB1〜Bnのシステムコントローラが各バス停留所の時刻表を更新する必要があるか否かを判定する機能を果たす。具体的には、路線バスB1〜Bnの地点データベースに保管された通過・到着予定時刻と、バス停留所BS1〜BSmや通信装置P1〜Pkから取得した位置情報送信時刻との差が所定時間以下であれば、上記システムコントローラは、時刻表の更新が必要ないと判定する。また、上記2つの時刻の差が所定時間より離れていれば、上記システムコントローラは、時刻表の更新が必要あると判定し、更新時刻算出処理を更新時刻算出部に実行させる。すなわちこの実施形態では各路線バスが更新の可否を判定する為、各路線バスから無駄な情報(時刻表の更新が必要ないと判定された時刻の情報)が送信されなくなる。従って、本実施形態のバス時刻表更新システムを構築する側にとってシステム構築の自由度が向上する。その結果、路線バス利用者に、より快適にサービスを提供することができる。
本発明の実施形態のバス時刻表更新システムを示した概略構成図である。 本発明の実施形態のバス時刻表更新システムを示したブロック図である。 本発明の実施形態のバス時刻表更新システムを構成する基地局に備えられた地点データベースに記憶された情報を示したテーブルである。 本発明の実施形態のバス時刻表更新システムを構成するバス停留所側の更新処理を示したフローチャートである。 本発明の実施形態のバス時刻表更新システムを構成する基地局側の更新処理を示したフローチャートである。
符号の説明
10 基地局
14 地点データベース
15 更新時刻算出部
B1〜Bn 路線バス
BS1〜BSm バス停留所
P1〜Pk 通信装置

Claims (8)

  1. 無線通信装置を備えたバスと、
    時刻表を表示する表示手段を有し、前記無線通信装置と通信可能な複数のバス停留所と、
    バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、自己の位置情報と、該バスが通過した通過時刻とを前記無線通信装置に送信する位置情報送信手段と、
    前記バスの識別情報に関連付けられた、該無線通信装置が受信した位置情報及び通過時刻を収集する基地局と、を有し、
    前記基地局は、収集した前記識別情報、前記位置情報、及び前記通過時刻に基づいて前記時刻表の更新時刻を算出し、該更新時刻を前記複数のバス停留所に配信すること、を特徴とするバス時刻表更新システム。
  2. 無線通信装置を備えたバスと、
    時刻表を表示する表示手段を有し、前記無線通信装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、
    バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、該バスの識別情報を取得し、該識別情報を、自己の位置情報及び該バスが通過した通過時刻と関連付けて外部に送信する位置情報送信手段と、
    前記位置情報送信手段から情報を収集する基地局であって、収集した前記識別情報、前記位置情報、及び前記通過時刻に基づいて前記時刻表の更新時刻を算出し、該更新時刻を前記複数のバス停留所に配信する基地局と、を有すること、を特徴とするバス時刻表更新システム。
  3. 前記基地局は、収集した前記通過時刻と初期設定の通過時刻との時間差が所定時間以下の場合、前記更新時刻を算出しないこと、を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のバス時刻表更新システム。
  4. 前記基地局は、一日のバスの運行が終了すると、前記時刻表の各時刻を初期値に設定すること、を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のバス時刻表更新システム。
  5. 前記バス停留所は、前記位置情報送信手段を含むこと、を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のバス時刻表更新システム。
  6. 前記識別情報は、バスの車両番号、及び運行経路に関連付けられたバスの系統番号の少なくとも1つを含むこと、を特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のバス時刻表更新システム。
  7. 時刻表を表示する表示手段を有し、外部装置と無線通信可能な複数のバス停留所と、
    バスの運行経路中の所定の地点に配置され、バスの通過を検出すると、自己の位置情報と、該バスが通過した通過時刻とを前記外部装置に送信する位置情報送信手段と、
    受信した位置情報及び通過時刻に基づいて各バス停留所の時刻表の更新時刻を算出する算出手段を含んだ複数のバスと、
    複数の前記バスの各々で算出された更新時刻を収集し、該更新時刻を前記複数のバス停留所に配信する基地局と、を有したこと、を特徴とするバス時刻表更新システム。
  8. 前記バスは、取得した前記通過時刻と初期設定の通過時刻との時間差が所定時間以下の場合、前記更新時刻を算出しないこと、を特徴とする請求項7に記載のバス時刻表更新システム。
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