JP3816735B2 - 情報表示システムおよび無線情報装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報表示システム、これに用いる無線情報装置に関し、特にカーナビゲーションシステムにおいて、目的地に到達する時間を演算し、到達時間に応じた情報を表示または利用する情報表示システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のカーナビゲーションシステムの普及に伴い、単に地図上で道を検索するのみでなく、多様な情報を提供する情報表示システムとしてカーナビゲーションシステムを利用しようとする試みが行われている。
【0003】
図9は、従来のカーナビゲーションシステムに用いられる情報表示システムの構成を示す図である。図9において情報表示システムはサーバ91および端末92を有している。サーバ91は、さらに情報制御部93、通信部94、情報保持部5を有している。また、端末92は、さらに通信部95、現在地管理部8、地図情報保持部9、表示制御部11、表示部12を有している。
【0004】
端末92は、車に搭載され、サーバ91は任意の場所に設置されている。端末92の現在地管理部8は、GPS(図示せず)から電波を受信し、車の現在地を計測し、通信部95に出力する。端末92の通信部95は、現在地管理部8が出力した現在地を無線を用いてサーバ91の通信部94に送信する。サーバ91の通信部94は、無線で受信した端末92の現在地を情報制御部93に出力する。情報制御部93は、通信部94の出力をもとに、各地域におけるガソリンスタンドや飲食店、病院などのサービス施設の情報を保持している情報保持部5から、端末92の現在地に関する情報を読み出し、通信部94に出力する。
【0005】
通信部94は、情報制御部93から受け取った情報を無線を用いて端末92の通信部95に送信する。通信部95は、無線で受信した現在地に関する情報を表示制御部11に出力する。表示制御部11は、各地域の地図を保持している地図情報保持部9から読み出した現在地の地図と、さらに通信部95から受け取った現在地の情報と、を組み合わせ、表示部12に出力する。表示部12は、現在地の地図上にガソリンスタンドや飲食店、病院などの情報を重ねて表示することができる。また、現在地のかわりに目的地を用いることで、目的地周辺の情報を表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の情報表示システムは、現在時刻の指定位置周辺の地域情報を表示するものであり、現在地から車両が走行し、移動することによる時間のずれ、変化が考慮されていない。例えば、天気や、店舗が営業時間中であるかどうかの情報や、道路情報などの地域情報はリアルタイムに変動している。すなわち、ユーザーは現在時刻の到着地点の地域情報を得たとしても、実際にその地点に到達する時刻には、状況が変化しており、誤った情報を得る場合があるという問題点があった。具体的には、出発時刻には営業中であった店舗が、数時間後に到着した時には閉店していたり、また、出発時刻には渋滞していた道が、実際に通る時には解消していたりといったことが考えられる。
【0007】
この発明は上記に鑑みてなされたものであって、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮し、表示位置を通過する時点の情報を表示できる情報表示システムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明にかかる情報表示システムは、各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、前記情報保持手段から場所および時刻に応じた情報を読み出して送信する手段と、をサーバ側に備え、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、目的地を設定する目的地設定手段と、前記検出した現在位置から前記設定された目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算する車載演算手段と、前記設定された目的地および前記演算された目的地到着時刻をサーバに送信し、サーバから受信した目的地到着時刻における目的地の情報を地図データに合わせて出力表示する車載制御手段と、を車載情報表示端末に備える情報表示システムであって、前記車載情報表示端末に、前記サーバ側の情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を前記サーバに送信する手段を備え、前記サーバは、前記登録情報更新入力情報を受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
つぎの発明かかる情報表示システムは、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、目的地を設定する目的地設定手段と、前記検出した現在位置および前記設定された目的地に関する情報をサーバに送信する手段と、を車載情報表示端末に備え、各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、前記現在位置および目的地に関する情報を受信すると、現在位置から目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算するサーバ演算手段と、前記受信した目的地および前記演算された目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出して前記車載情報表示装置に送信するサーバ制御手段と、をサーバに備え、前記車載情報表示端末に、サーバから受信した目的地到着時刻における目的地の情報を地図データに合わせて出力表示する車載制御手段をさらに備える情報表示システムであって、前記車載情報表示端末に、前記サーバ側の情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を前記サーバに送信する手段を備え、前記サーバは、前記登録情報更新入力情報を受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、前記車載情報表示端末は、前記設定された目的地および前記演算された目的地到着時刻をサーバに送信し、サーバから受信した現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報とをもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索するルート検索手段を備え、前記車載制御手段は、サーバから受信した現在時刻の現在位置における情報と、目的地到着時刻における目的地の情報と、ルート検索手段により検索されたルート情報を地図データに合わせて出力表示することを特徴とする。
【0011】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、前記サーバは、外部からの情報を入力する外部情報入力手段をさらに備え、前記サーバ演算手段は、前記外部情報入力手段が入力する外部からの情報を使用し演算を行うことを特徴とする。
【0012】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、前記サーバ演算手段は、定期的、または前記外部からの情報が変化した場合に、再度演算を行うことを特徴とする。
【0016】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、サーバは、前記情報保持手段が保持する、現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報と、をもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索して車載情報表示端末に送信するルート検索手段をさらに備えることを特徴とする。
【0018】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、前記車載情報表示端末は、現在位置から前記目的地に至る経路を、シミュレーション表示する表示手段をさらに備え、前記車載演算手段は、表示される地域を通過する時刻を演算し、前記車載制御手段は、前記情報保持手段が保持する情報をもとに、前記車載演算手段によって出力された時刻の前記表示される地域における情報を出力し、前記表示手段は、前記車載制御手段が出力した情報をもとにシミュレーション表示を行うことを特徴とする。
【0020】
つぎの発明にかかる情報表示システムは、上記の発明において、前記車載制御手段が出力表示する情報の種類を指定する情報指定手段をさらに備えることを特徴とする。
【0022】
つぎの発明にかかる無線情報装置は、無線通信を介して車載情報表示端末から目的地および目的地到着時刻の情報を受け取る受信手段と、各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出し、該読み出した情報を車載情報表示端末に送信する手段と、を備えたサーバとしての無線情報装置であって、前記情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を車載情報表示端末から受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0024】
つぎの発明にかかる無線情報装置は、無線通信を介して車載情報表示端末から現在位置と目的地との情報を受け取る受信手段と、各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、前記現在位置および目的地に関する情報を受信すると、現在位置から目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算する演算手段と、前記受信した目的地および前記演算された目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出して前記車載情報表示装置に送信するサーバ制御手段と、を備えたサーバとしての無線情報装置であって、前記情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を車載情報表示端末から受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
【0026】
つぎの発明にかかる無線情報装置は、上記の発明において、外部からの情報を入力する外部情報入力手段をさらに備え、前記演算手段は、前記外部情報入力手段が入力する外部からの情報を使用し演算を行うことを特徴とする。
【0028】
つぎの発明にかかる無線情報装置は、上記の発明において、前記演算部は、定期的に、または前記外部からの情報が変化した場合に、再度演算を行うことを特徴とする。
【0030】
つぎの発明にかかる無線情報装置は、上記の発明において、前記情報保持手段が保持する、現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報と、をもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索して車載情報表示端末に送信するルート検索手段をさらに備えることを特徴とする。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る情報表示システム、これに用いる無線情報装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0051】
実施の形態1.
図1は、この発明の第1の実施の形態である情報表示システムの構成を示す図である。図1において情報表示システムは、無線情報装置として用いられるサーバ1と、車に搭載され、車載情報表示装置として用いられる端末2を有している。サーバ1は、さらに情報制御部3、通信部4、情報保持部5を有している。また、端末2は、さらに通信部6、目的地管理部7、現在地管理部8、地図情報保持部9、演算部10、表示制御部11、表示部12を有している。
【0052】
端末2の現在地管理部8は、GPS(図示せず)から電波を受信し、車の現在地を計測し、演算部10に出力する。また、目的地管理部7は、目的地を保持し、通信部6および演算部10に出力する。演算部10は、現在地管理部8が出力した現在地から目的地管理部7が出力した目的地までの所要時間を計算し、目的地への到着予測時刻を出力する。通信部6は、目的地管理部7が出力した目的地と、演算部10が出力した到着予測時刻とを、無線を用いてサーバ1の通信部4へ送信する。
【0053】
サーバ1の通信部4は、端末2から受信した目的地と到着予測時刻を情報制御部3に出力する。また、情報保持部5は、各地域について時間に応じた情報を保持している。情報保持部5が保持している情報の例としては、ガソリンスタンドの場所とその営業時間、飲食店の場所と営業時間、宿泊施設や病院の場所など、その地域でその時間に受けることのできるサービスの情報や、交通情報、気象情報などがある。情報制御部3は、通信部4から受け取った目的地の到着予測時刻での情報を、情報保持部5から読み出し、通信部4に出力する。通信部4は、情報制御部3から受け取った情報を、無線を用いて端末2の通信部6に送信する。
【0054】
端末2の通信部6は、サーバ1から受信した目的地の到着予測時刻における情報を表示制御部11に出力する。表示制御部11は、各地域の地図データを保持している地図情報保持部9から、目的地の地図を読み出し、通信部6から受け取った情報を組み合わせ、表示部12に出力する。表示部12は、目的地の地図上に、到着予定時刻に利用可能なガソリンスタンドや飲食店、病院などの情報、到着予定時刻を考慮した交通情報、気象情報を重ねて表示することができる。
【0055】
つぎに、図2に示すフローチャートを参照して、情報表示システムの処理手順について説明する。まず、端末2の現在地管理部8が、現在位置の情報を取得する(ステップS101)。続いて、演算部10が目的地への到着予測時刻を算出する(ステップS102)。通信部6が、目的地と算出された到着予測時刻とをサーバ1に送信する(ステップS103)。
【0056】
サーバ1内の通信部4は、端末2から目的地と到着予測時刻とを受信する(S104)。情報制御部3は、通信部4が受信した到着予測時刻における目的地の情報を、情報保持部5から読み出す(ステップS105)。通信部4は、情報制御部3が読み出した情報を端末2に送信し(ステップS106)、待機状態となる。
【0057】
端末2内の通信部6は、サーバ1から情報を受信する(ステップS107)。表示制御部11は、地図情報保持部9から目的地周辺の地図を読み出す(ステップS108)。表示制御部11は、目的地周辺の地図上に通信部6が受信した情報を組み合わせ、表示部12で表示し(ステップS109)、処理を終了する。
【0058】
ここで、図3を用いて、情報保持部5が保持するデータ例を示す。データは、分類、内容、時間、位置、状態の5項目について記載されており、端末2が指定した時刻、場所に応じて読み出すことができる。なお、ここでは飲食店、ガソリンスタンド、店舗を全てサービスとして分類しているが、さらに詳しい分類を行ったり、項目を増やしたりする事でよりきめ細かいデータを作成してもよい。また、店舗について、店舗側からの広告事項も併せてデータ中に記載し、ユーザーの利用を喚起することもできる。
【0059】
さらに、情報保持部5が保持する情報のうち、必要な種類の情報のみを表示したい場合には、端末2の通信部6から、希望の情報の種類を送信し、情報制御部3が情報保持部5から読み出すデータの種類を指定することができる。たとえば、ガソリンが残り少なくなった場合にはガソリンスタンドの情報が表示されればよいし、また、飲食店を探す場合には他の情報は不要である。このように、必要とする情報を選択的に表示することで、ニーズに合致した表示を行うことができる。
【0060】
この実施の形態1では、現在地管理部8が、GPSを利用して現在地を把握し、演算部10は、現在地管理部8が出力する現在地と、目的地管理部7が保持する目的地と、をもとに、目的地への到着予測時刻を算出する。さらに、情報制御部3が、情報保持部5から到着予測時刻の目的地周辺の情報を読み出し、表示制御部11が、地図情報保持部9が保持する目的地周辺の地図に、情報制御部3が出力する情報を加えて、表示部12で表示する。
【0061】
したがって、この実施の形態を用いることで、変動する地域情報と、車両の進行時間を考慮し、表示位置を通過する時点の情報を表示できる情報表示システムを得ることができる。
【0062】
たとえば、現在時刻が15時であり、目的地への到着予測時刻が19時である場合に、画面において目的地を表示する場合には、15時現在のリアルタイム情報を表示するのではなく、19時の到着予測時刻の情報(サービスAが営業中、道路Bが工事で通行止めなど)を地図上に表示できる。また、途中の通過地点においても同様であり、画面に通過地点を表示する際には、現在地と通過地点とをもとに通過時刻を算出し、算出した通過時刻の通過地点周辺の情報を表示することができる。
【0063】
また、渋滞情報やルート変更により、到着予測時刻に変化が生じた場合にも変化した到着予測時刻に応じて情報を変更することができる。たとえば、渋滞がひどくなり、到着予測時刻が遅くなった場合には、目的地の地図上に表示されるサービスの表示が閉店に変わる。
【0064】
この実施の形態においては、サーバ1が情報保持部5を有し、端末2が無線経由で情報を取得しているが、端末2の内部にCD−ROMなどを設置し、情報を保持することで、無線を経由せずに情報表示システムを構築してもよい。
【0065】
また、端末2は、サーバ1に到着予測時刻を送信せず、サーバ1から営業時間の時間帯を情報として取得し、端末2内で時間帯情報と到着予測時刻とを比較し、状態を判断して表示してもよい。
【0066】
実施の形態2.
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、目的地への到着予測時刻を算出する演算部をサーバに設け、外部の情報を入力して演算している。
【0067】
図4は、この発明の実施の形態2である情報表示システムの構成を示す図である。図4において情報表示システムは、無線情報装置として用いられるサーバ41と、車に搭載され、車載情報表示装置として用いられる端末42を有している。サーバ41は、さらに外部情報入力部43、演算部44、通信部45、情報制御部46、情報保持部5を有している。また、端末42は、さらに通信部47、目的地管理部7、現在地管理部8、地図情報保持部9、表示制御部11、表示部12を有している。
【0068】
端末42の現在地管理部8は、GPS(図示せず)から電波を受信し、車の現在地を計測し、通信部47に出力する。また、目的地管理部7は、目的地を保持し、通信部47に出力する。通信部47は、目的地管理部7が出力した目的地と現在地管理部8が出力した現在地とを、無線を用いてサーバ41の通信部45へ送信する。
【0069】
サーバ41の通信部45は、端末42から受信した現在地と目的地とを演算部44に入力する。また、外部情報入力部43は、車の速度を左右する情報、たとえば、交通情報、事故情報、気象情報を外部から受け取り、演算部44および情報制御部46に出力する。演算部44は、外部情報入力部43および通信部45から入力を受け、通信部45が受信した現在地から目的地までの所要時間を計算し、目的地への到着予測時刻を情報制御部46に出力する。
【0070】
また、情報保持部5は、各地域について時間に応じた情報を保持している。情報保持部5が保持している情報の例としては、ガソリンスタンドの場所とその営業時間、飲食店の場所と営業時間、宿泊施設や病院の場所など、その地域でその時間に受けることのできるサービスの情報や、交通情報、気象情報などがある。情報制御部46は、目的地への到着予測時刻を演算部44から受け取り、到着予測時刻における目的地周辺の情報を、外部情報入力部43および情報保持部5から読み出し、通信部45に出力する。通信部45は、情報制御部が出力した情報を、無線を用いて端末42の通信部47に送信する。
【0071】
端末42の通信部47は、サーバ41から受信した目的地の到着予測時刻における情報を表示制御部11に出力する。表示制御部11は、各地域の地図データを保持している地図情報保持部9から、目的地の地図を読み出し、通信部47から受け取った情報を組み合わせ、表示部12に出力する。表示部12は、目的地の地図上に、到着予定時刻に利用可能なガソリンスタンドや飲食店、病院などの情報、到着予定時刻を考慮した交通情報、気象情報を重ねて表示することができる。
【0072】
この実施の形態2では、現在地管理部8がGPSを利用して現在地を把握し、演算部44は、現在地管理部8が出力する現在地と、目的地管理部7が保持する目的地と、外部情報入力部43が入力する情報をもとに、目的地への到着予測時刻を算出する。さらに、情報制御部46が、外部情報入力部43と情報保持部5とから到着予測時刻の目的地周辺の情報を読み出し、表示制御部11が、地図情報保持部9が保持する目的地周辺の地図に、情報制御部46が出力する情報を加えて、表示部12で表示する。
【0073】
この実施の形態では、サーバ41に演算部44を設け、外部から、気象情報、交通情報、事故情報などを入力し、様々な外因を統合的に加味した予測を行うので、目的地に到着する時刻をより正確に予測することができる。
【0074】
さらに、ここで用いる気象情報、交通情報、事故情報などに変化があった場合に、再度、目的地への所要時間を演算することで、状況の変化に適宜対応できる情報表示システムを得ることができる。
【0075】
また、気象情報、交通情報、事故情報などに変化があったかどうかに関わらず、定期的に目的地への所要時間を演算しなおすことで、常に最新の情報を表示する情報表示システムを得ることができる。
【0076】
実施の形態3.
つぎに、この発明の実施の形態3について説明する。この実施の形態3では、実施の形態1に示した情報表示システムに、情報を新たに登録、変更する機能を付加する。
【0077】
図5は、この発明の実施の形態3である情報表示システムの構成を示す図である。図5において情報表示システムは、無線情報装置として用いられるサーバ51と、車に搭載され、車載情報表示装置として用いられる端末52を有している。サーバ51は、さらに情報制御部3、通信部53、情報保持部54、登録審査部55を有している。また、端末52は、さらに通信部56、目的地管理部7、現在地管理部8、地図情報保持部9、演算部10、表示制御部11、表示部12、登録情報入力部57を有している。
【0078】
サーバ51および端末52は、実施の形態1に示したサーバ1と端末2に対応しており、サーバ1および端末2の持つ機能を有する。端末52は、端末2に加えて、登録情報入力部57を有している。登録情報入力部57は、表示部12が表示する情報に誤りがある場合や、新規に情報を登録する場合に外部から登録または訂正すべき情報を外部から入力され、通信部56に出力する。
【0079】
通信部56は、登録情報入力部57からの出力を無線でサーバ51の通信部53に送信する。サーバ51の通信部53は、端末52から受信した登録または訂正すべき情報を登録審査部55に出力する。登録審査部55は、通信部53から受け取った情報を登録するかどうかを判断し、登録すべきと判断した場合には、情報保持部54が保持する情報を書き換える。登録審査部55の判断は、登録数をもとに判断してもよいし、登録の統計を取ってもよい。
【0080】
また、登録情報入力部57による登録は、雨量や車速の情報にも用いることができる。雨量、車速は、各車両から自動的に取得し、サーバ51に位置の情報とともに送信することができ、サーバ51は気象情報、交通情報としてこの情報を利用することができる。
【0081】
この実施の形態3では、端末52内の登録情報入力部57が登録、訂正すべき情報を入力し、サーバ51内の登録審査部55は、入力された情報を審査し、登録すべきと判断した場合には、情報保持部54が保持する情報を書き換えるので、サーバ51は常に最新の情報を保持し、配信することができる。また、最新情報を登録、更新する人手を省くことができ、広く点在する車両を情報源として利用し、自動的に更新を行うことができる。
【0082】
実施の形態4.
つぎに、この発明の実施の形態4について説明する。この実施の形態4では、時刻によって変動する情報をもとにルート検索を行う。
【0083】
図6は、この発明の実施の形態4である情報表示システムの構成を示す図である。図6において情報表示システムは、無線情報装置として用いられるサーバ61と、車に搭載され、車載情報表示装置として用いられる端末62を有している。サーバ61は、さらにルート検索部63、通信部64、情報保持部5を有している。また、端末62は、さらに通信部65、目的地管理部7、現在地管理部8、地図情報保持部9、演算部10、表示制御部66、表示部67、を有している。
【0084】
端末62の現在地管理部8は、GPS(図示せず)から電波を受信し、車の現在地を計測し、演算部10に出力する。また、目的地管理部7は、目的地を保持し、通信部65および演算部10に出力する。演算部10は、現在地管理部8が出力した現在地から目的地管理部7が出力した目的地までの所要時間を計算し、目的地への到着予測時刻を出力する。通信部65は、目的地管理部7が出力した目的地と、演算部10が出力した到着予測時刻とを、無線を用いてサーバ61の通信部64へ送信する。
【0085】
サーバ61の通信部64は、端末2から受信した目的地と到着予測時刻をルート検索部63に出力する。また、情報保持部5は、各地域について時間に応じた情報を保持している。ルート検索部63は、通信部64から受け取った目的地の到着予測時刻での情報を、情報保持部5から読み出し、読み出した情報をもとに出発地から目的地に至る最適なルートを検索する。通信部64は、ルート検索部63が出力した最適なルートを、無線を用いて端末62の通信部65に送信する。
【0086】
端末62の通信部65は、サーバ61から受信した最適なルートを表示制御部66に出力する。表示制御部66は、各地域の地図データを保持している地図情報保持部9から、通信部65から受け取った最適なルートに対応する地図を読み出し、表示部67に出力する。表示部67は、ルート検索部63が出力したルートを地図を用いて表示することができる。なお、出発地から目的地に至るまでに経由する経由地と、経由地を通過する時刻を算出し、経由地の地域情報をさらに考慮してもよい。
【0087】
図7に、車両が通過する時刻の地域情報を用いるルート検索を説明する図を示す。出発時刻Taに出発地aを出発し、経由地bを通過して目的地cに向かう場合、まず、演算部10は、出発地a、出発時刻Taおよび経由地bを用いて車両が経由地bを通過する通過予測時刻Tbを算出する。つぎに、経由地b、通過予測時刻Tbおよび目的地cを用いて到着予定時刻Tcを算出する。
【0088】
つづいて、出発地aの周辺地域である地域Aの出発時刻Taにおける地域情報と、経由地bの周辺地域である地域Bの通過予測時刻Tbにおける地域情報と、を用いて出発地aから経由地bに至る最適なルートを検索する。さらに、経由地bの周辺地域である地域Bの通過予測時刻Tbにおける地域情報と、目的地cの周辺地域である地域Cの到着予定時刻Tcにおける地域情報と、を用いて経由地bから目的地cに至る最適なルートを検索する。
【0089】
この実施の形態4では、現在地管理部8が、GPSを利用して現在地を把握し、演算部10は、現在地管理部8が出力する現在地と、目的地管理部7が保持する目的地と、をもとに、目的地への到着予測時刻を算出する。さらに、ルート検索部63が、情報保持部5から到着予測時刻の目的地周辺の情報を読み出し、読み出した情報をもとに出発地から目的地に至る最適なルートを検索する。表示制御部66は、地図情報保持部9が保持する目的地周辺の地図に、ルート検索部63が出力する情報を加えて、表示部67で表示する。
【0090】
したがって、この実施の形態を用いることで、変動する地域情報と、車両の進行時間を考慮し、実際に車両が通過する時刻の地域情報を用いて最適なルート検索を行うことができる。
【0091】
実施の形態5.
つぎに、この発明の実施の形態5について説明する。この実施の形態5では、出発地から目的地までの経路を、情報保持部が保持する情報を用いてシミュレーション表示を行う。
【0092】
図8は、この発明の実施の形態5である情報表示装置の構成を示す図である。図8において情報表示装置81は、入力部82、出発地設定部83、経由地設定部84、目的地設定部85、ルート設定部86、演算部87、情報制御部88、情報保持部5、表示制御部89、地図情報保持部9、表示部12、を有している。
【0093】
入力部82は、外部からの入力を受け、出発地、経由地、目的地をそれぞれ出発地設定部83、経由地設定部84、目的地設定部85に出力する。このとき、現在の位置を出発地として出発地設定部83に出力してもよい。また、経由地は、一カ所に限らず、複数の場所を経由地として設定してもよい。複数の場所を経由地として設定する場合には、経由する順番も経由地設定部84に出力する。さらに入力部82は、ルートを作成する時に基準となる時刻を出力する。基準となる時刻は、出発の時刻、経由地を通過する時刻、目的地に到着する時刻などで設定することができる。このとき、現在の時刻を出発時刻として用いてもよい。入力部は、基準となる時刻が出発時刻であれば出発地設定部83に、経由地を通過する時刻を基準とするならば経由地設定部84に、目的地に到着する時刻を基準とする場合には目的地設定部85に、基準となる時刻を出力する。
【0094】
出発地設定部83は、入力部から場所および時刻の情報を受け取り、出発地点および出発時刻として保持する。経由地設定部84は、入力部から場所および時刻の情報を受け取り、経由地点および通過時刻として保持する。このとき、経由地点が複数であれば、経由する順番を併せて保持する。目的地設定部85は、入力部82から場所および時刻の情報を受け取り、目的地および到着時刻として保持する。
【0095】
ルート設定部86は、出発地設定部83、経由地設定部84、目的地設定部85から出発地、経由地、目的地、基準となる時刻の情報を読み出し、ルートを設定し、演算部87および情報制御部88に設定したルートを出力する。演算部87は、ルート設定部86が設定したルートの各地点を通過するのにかかる所要時間を演算し、基準となる時刻をもとにルートの各地点を通過する時刻を決定し、情報制御部88に出力する。
【0096】
情報保持部5は、各地域について時間に応じた情報を保持している。情報制御部88は、ルート設定部86が設定したルートと、演算部87が出力したルートの各地点を通過する時刻と、をもとに、情報保持部5から、ルートの各地点の通過する時刻における情報を読み出し、表示制御部89に出力する。
【0097】
表示制御部89は、地図情報保持部9から読み出したルートの各地点の地図と、情報制御部88から受け取ったルートの各地点の通過する時刻における情報と、をもとに、出発地から目的地までの経路を自動的に順次表示するシミュレーション表示を作成し、表示部12で表示する。
【0098】
なお、表示制御部89が作成するシミュレーション表示は、実際の車の速度に合わせて表示してもよいし、2倍や3倍の速度など、異なる速度で表示してもよい。
【0099】
この実施の形態5では、設定したルートについて、時刻に応じた情報を用いてシミュレーション表示するので、事前にドライブの予定をたてる場合や、バーチャルに画面上でドライブを行う場合に有効である。
【0100】
なお、この実施の形態では、情報表示装置81内に情報保持部5や演算部87を設けたが、無線通信を利用し、サーバから情報を取得するようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、車載情報表示端末に、前記サーバ側の情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を前記サーバに送信する手段を備え、サーバは、登録情報更新入力情報を受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段とを備えるようにしたので、サーバは常に最新の情報を保持し、配信することができる。また、最新情報を登録、更新する人手を省くことができ、広く点在する車両を情報源として利用し、自動的に更新を行うことができるという効果を奏する。
【0102】
つぎの発明によれば、情報表示システムは、目的地に到着する時刻を演算する場合に、気象情報、交通情報などの外部からの情報を使用し、演算を行うので、目的地に到着する時刻を正確に予測し、表示位置を通過する時点の情報を表示できるという効果を奏する。
【0103】
つぎの発明によれば、情報表示システムは、気象情報、交通情報などの外部からの情報が変化した場合に、再度到着時刻を演算するか、または定期的に到着時間を演算するので、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮して表示位置を通過する時点の情報を表示でき、また、状況の変化があっても常に最新の情報を表示することができるという効果を奏する。
【0105】
つぎの発明によれば、情報表示システムは、出発時刻における出発地周辺の情報と、到着時刻における目的地周辺の情報をもとに、出発地から目的地に至る最適なルートを検索するので、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮し、最適なルートを検索して表示できるという効果を奏する。
【0106】
つぎの発明によれば、情報表示システムは、出発地から目的地に至る経路について、経由する地域の情報を、経由する時刻をもとに情報保持手段から出力し、出発から到着までをシミュレーション表示するので、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮し、実際に出発する前に行程をシミュレーションして表示できるという効果を奏する。
【0107】
つぎの発明によれば、情報表示システムは、所定の地域、時刻について情報保持手段から情報を読み出す場合に、ガソリンスタンド、飲食店、宿泊施設、病院など、必要とする情報を指定し、指定した情報を選択的に表示するので、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮し、表示位置を通過する時点の情報を表示でき、また不要な情報を排除し、必要な情報を選択して表示できるという効果を奏する。
【0108】
つぎの発明によれば、無線情報装置は、情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を車載情報表示端末から受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、を備えるようにしているので、サーバは常に最新の情報を保持し、配信することができる。また、最新情報を登録、更新する人手を省くことができ、広く点在する車両を情報源として利用し、自動的に更新を行うことができるという効果を奏する。
【0110】
つぎの発明によれば、無線情報装置は、目的地に到着する時刻を演算する場合に、気象情報、交通情報などの外部からの情報を使用し、演算を行うので、目的地に到着する時刻を正確に予測できるという効果を奏する。
【0111】
つぎの発明によれば、無線情報装置は、気象情報、交通情報などの外部からの情報が変化した場合に、再度到着時刻を演算するか、または定期的に到着時間を演算するので、状況の変化があっても常に正確な到着時間の予測を行うことができるという効果を奏する。
【0112】
つぎの発明によれば、無線情報装置は、出発時刻における出発地周辺の情報と、到着時刻における目的地周辺の情報をもとに、出発地から目的地に至る最適なルートを検索するので、変動する地域情報と車両の進行予測時間を考慮し、最適なルートを検索することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である情報表示システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示した情報表示システムの処理手順を説明するフローチャートである。
【図3】 図1に示した情報保持部5が保持するデータを説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態2である情報表示システムの構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態3である情報表示システムの構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4である情報表示システムの構成を示す図である。
【図7】 車両が通過する時刻の地域情報を用いるルート検索を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態5である情報表示システムの構成を示す図である。
【図9】 従来のカーナビゲーションシステムに用いられる情報表示システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1,41,51,61 サーバ、2,42,52,62 端末、3,46,88 情報制御部、4,6,45,47,53,56,64,65 通信部、5,54 情報保持部、7 目的地管理部、8 現在地管理部、9 地図情報保持部、10,44,87 演算部、11,66,89 表示制御部、12,67 表示部、43 外部情報入力部、55 登録審査部、57 登録情報入力部、63ルート検索部、81 情報表示装置、82 入力部、83 出発地設定部、84 経由地設定部、85 目的地設定部、86 ルート設定部
Claims (13)
- 各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、
前記情報保持手段から場所および時刻に応じた情報を読み出して送信する手段と、
をサーバ側に備え、
車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
目的地を設定する目的地設定手段と、
前記検出した現在位置から前記設定された目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算する車載演算手段と、
前記設定された目的地および前記演算された目的地到着時刻をサーバに送信し、サーバから受信した目的地到着時刻における目的地の情報を地図データに合わせて出力表示する車載制御手段と、
を車載情報表示端末に備える情報表示システムであって、
前記車載情報表示端末に、
前記サーバ側の情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を前記サーバに送信する手段を備え、
前記サーバは、
前記登録情報更新入力情報を受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、
この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システム。 - 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
目的地を設定する目的地設定手段と、
前記検出した現在位置および前記設定された目的地に関する情報をサーバに送信する手段と、
を車載情報表示端末に備え、
各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、
前記現在位置および目的地に関する情報を受信すると、現在位置から目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算するサーバ演算手段と、
前記受信した目的地および前記演算された目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出して前記車載情報表示装置に送信するサーバ制御手段と、
をサーバに備え、
前記車載情報表示端末に、
サーバから受信した目的地到着時刻における目的地の情報を地図データに合わせて出力表示する車載制御手段をさらに備える情報表示システムであって、
前記車載情報表示端末に、
前記サーバ側の情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を前記サーバに送信する手段を備え、
前記サーバは、
前記登録情報更新入力情報を受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、
この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システム。 - 前記車載情報表示端末は、
前記設定された目的地および前記演算された目的地到着時刻をサーバに送信し、サーバから受信した現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報とをもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索するルート検索手段を備え、
前記車載制御手段は、サーバから受信した現在時刻の現在位置における情報と、目的地到着時刻における目的地の情報と、ルート検索手段により検索されたルート情報を地図データに合わせて出力表示することを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記サーバは、
外部からの情報を入力する外部情報入力手段をさらに備え、
前記サーバ演算手段は、前記外部情報入力手段が入力する外部からの情報を使用し演算を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報表示システム。 - 前記サーバ演算手段は、定期的、または前記外部からの情報が変化した場合に、再度演算を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報表示システム。
- 前記サーバは、
前記情報保持手段が保持する、現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報と、をもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索して車載情報表示端末に送信するルート検索手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれか一つに記載の情報表示システム。 - 前記車載情報表示端末は、
現在位置から前記目的地に至る経路を、シミュレーション表示する表示手段をさらに備え、
前記車載演算手段は、表示される地域を通過する時刻を演算し、
前記車載制御手段は、前記情報保持手段が保持する情報をもとに、前記車載演算手段によって出力された時刻の前記表示される地域における情報を出力し、
前記表示手段は、前記車載制御手段が出力した情報をもとにシミュレーション表示を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報表示システム。 - 前記車載制御手段が出力表示する情報の種類を指定する情報指定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報表示システム。
- 無線通信を介して車載情報表示端末から目的地および目的地到着時刻の情報を受け取る受信手段と、
各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、
目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出し、該読み出した情報を車載情報表示端末に送信する手段と、
を備えたサーバとしての無線情報装置であって、
前記情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を車載情報表示端末から受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、
この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、
を備えることを特徴とする無線情報装置。 - 無線通信を介して車載情報表示端末から現在位置と目的地との情報を受け取る受信手段と、
各場所における時刻に応じた情報を保持する情報保持手段と、
前記現在位置および目的地に関する情報を受信すると、現在位置から目的地までへの所要時間を算出し、この算出値に基づき目的地に到達する時刻を演算する演算手段と、
前記受信した目的地および前記演算された目的地到着時刻における目的地の情報を前記情報保持手段から読み出して前記車載情報表示装置に送信するサーバ制御手段と、
を備えたサーバとしての無線情報装置であって、
前記情報保持手段に保持される情報に、訂正、削除、新規登録を行うための登録情報更新入力情報を車載情報表示端末から受信すると、この登録情報更新入力情報を登録するか否かを判断する登録審査部と、
この登録審査部の判断結果に基づいて前記情報保持手段が保持する情報を更新する情報更新手段と、
を備えることを特徴とする無線情報装置。 - 外部からの情報を入力する外部情報入力手段をさらに備え、
前記演算手段は、前記外部情報入力手段が入力する外部からの情報を使用し演算を行うことを特徴とする請求項10に記載の無線情報装置。 - 前記演算手段は、定期的に、または前記外部からの情報が変化した場合に、再度演算を行うことを特徴とする請求項11に記載の無線情報装置。
- 前記情報保持手段が保持する、現在時刻の現在位置における情報と、前記目的地に到達する時刻の目的地における情報と、をもとに、現在位置から前記目的地に至る最適な経路を検索して車載情報表示端末に送信するルート検索手段をさらに備えることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の無線情報装置。
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