JP2008154523A - ヌクレアーゼ耐性及びrna干渉効果に優れた修飾型二本鎖rna - Google Patents
ヌクレアーゼ耐性及びrna干渉効果に優れた修飾型二本鎖rna Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】標的遺伝子の発現を抑制できる修飾型二本鎖RNAとして、下記の(1)〜(3)の特徴を備えさせる:(1)標的遺伝子中の標的配列に相補的な塩基配列からなるセンス鎖RNA、及び該センス鎖RNAに相補的な塩基配列を有するアンチセンス鎖RNAを有する。(2)前記センス鎖RNAが23個のヌクレオチドからなり、前記アンチセンス鎖RNAが21又は23個のヌクレオチドからなる。(3)前記センス鎖RNAの5’末端側を平滑末端にする。(4)前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合している。
【選択図】なし
Description
Fire et. al, Nature, 391, 806-811 (1998) Tuschl et. al., EMBO Journal, 20, 6877-6888 (2001) J. T. Marques et. al., Nature Biotech., 24, 559-565 (2005)
(i)前記センス鎖RNAが23個のヌクレオチドからなり、前記アンチセンス鎖RNAが21又は23個のヌクレオチドからなる。
(ii)前記センス鎖RNAの5’末端側を平滑末端にする。
(iii)前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合している。
項1. 標的遺伝子中の標的配列に相補的な塩基配列からなるセンス鎖RNA、及び該センス鎖RNAに相補的な塩基配列を有するアンチセンス鎖RNAを有し、且つ前記標的遺伝子の発現を抑制できる二本鎖RNAであって、
前記センス鎖RNAが23個のヌクレオチドからなり、前記アンチセンス鎖RNAが21又は23個のヌクレオチドからなり、
前記センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端であり、
且つ前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合していることを特徴とする、修飾型RNA。
項2. 前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜4番目のヌクレオチドに、少なくとも1つの置換基が結合している、項1に記載の修飾型RNA。
項3. 前記センス鎖RNAの5’末端側から1番目のヌクレオチドにのみ1つの置換基が結合している、項1に記載の修飾型RNA。
項4. 前記置換基が、アミノアルキル基である、項1乃至3のいずれかに記載の修飾型RNA。
項5. 前記置換基が、炭素数1〜40のアミノアルキル基である、項1乃至3のいずれかに記載の修飾型RNA。
ウミシイタケルシフェラーゼと相同配列を持ち、ウミシイタケルシフェラーゼの遺伝子発現を抑制できる23〜19塩基長のセンス鎖RNAと23〜19塩基長のアンチセンス鎖RNAの2本鎖RNAをデザインし、センス鎖の5’末端にアミノ基を修飾した2本鎖RNAと修飾していない2本鎖RNAを比較した。該二本鎖RNAはアンチセンス鎖とセンス鎖の組み合わせにより様々な形態の二本鎖を形成できる。該2本鎖RNA においてダングリングエンド(一本鎖領域)を持たない完全2本鎖RNA をDS (double strand) RNA、二本鎖RNAの両末端にダングリングエンド(オーバーハング)を持つ2本鎖RNAをSi RNA、センス鎖の5’末端を左側に示したときに右側のみにダングリングエンド(オーバーハング)を持つ2本鎖RNAをRO (Right Overhang) RNA、センス鎖の5’末端を左側に示したときに左側のみにダングリングエンド(オーバーハング)を持つ2本鎖RNAをLO (Left Overhang) RNAと名付けた。また, 各種2本鎖RNAの命名はセンス鎖をA(A1又はA2)、アンチセンス鎖をBとし、センス鎖およびアンチセンス鎖となる1本鎖RNAの塩基の数を記載することにより区別している。また、センス鎖は2種類のものをデザインしたので区別のためにA1及びA2としている。また、センス鎖の5’末端をアミノ基で修飾したものをAxN(x=1, 2)と記載している。使用したRNAの配列は、以下の通りである。
<センス鎖>
23nt 23A1:5’-CUGGCCUUUCACUACUCCUACGA-3’
23A2:5’-GGCCUUUCACUACUCCUACGAGC-3’
23A1N:5’NH2-(CH2)6-PO3-CUGGCCUUUCACUACUCCUACGA-3’
23A2N:5’NH2-(CH2)6-PO3-GGCCUUUCACUACUCCUACGAGC-3’
21nt 21A1:5’-CUGGCCUUUCACUACUCCUAC -3’
21A2:5’-GGCCUUUCACUACUCCUACGA-3’
21A1:5’NH2-(CH2)6-PO3-CUGGCCUUUCACUACUCCUAC -3’
21A2:5’NH2-(CH2)6-PO3-GGCCUUUCACUACUCCUACGA-3’
19nt 19A1:5’ −GGCCUUUCACUACUCCUAC−3’
<アンチセンス鎖>
27nt 27B:5’-GUGCUCGUAGGAGUAGUGAAAGGCCAG-3’
25nt 25B:5’-GCUCGUAGGAGUAGUGAAAGGCCAG -3’
23nt 23B:5’-UCGUAGGAGUAGUGAAAGGCCAG-3’
21nt 21B:5’-GUAGGAGUAGUGAAAGGCCAG-3’
19nt 19B:5’-GUAGGAGUAGUGAAAGGCC-3’
2 本鎖RNAのセンス鎖及びアンチセンス鎖の5’末端をアミノ化した末端アミノ修飾2本鎖RNAを合成した。具体的な合成方法を以下に示す。まず、末端アミノ修飾RNAは、1本鎖の状態のRNA(林化成株式会社より購入;HPLC精製、MALDI-TOF MS解析済み)を用い、5’末端アミノ化は5’-Amino-Modifier C6 (Glen Research)を用いて合成した。合成された5’末端アミノ修飾2本鎖RNAは、該末端(5’末端側から1番目のヌクレオチド)に−(CH2)6−NH2が結合されている。合成した1本鎖RNAは、UVスペクトル検出器を用い、260nmの吸光度を測定することにより濃度を算出した。また、universal buffer(林化成株式会社)中、同モルのセンス鎖およびアンチセンス鎖1本鎖RNAを混合し、92℃で2分間加熱した後、4℃まで徐々に温度を下げることで作成した。合成した各種2本鎖RNAは、20% ポリアクリルアミドゲルを用い、250Vの条件化で60分間電気泳動し、その後、銀染色キット(GEヘルスケア バイオサイエンス)で2本鎖RNAを染色することにより確認した。末端が修飾されていない未修飾2本鎖RNAおよび5’末端をアミノ基で修飾した修飾型2本鎖RNAを図1に示す。
未修飾2本鎖RNAおよび5’末端アミノ修飾2本鎖RNAのヌクレアーゼ耐性を検討した。実験は、最終濃度が2 μMになるよう調整した5’末端アミノ修飾2本鎖RNAを10%FBS(三光純薬株式会社)を含むRPMI-1640培地(インビトロジェン)中 (最終量110μl)、37℃でインキュベートし、0h、0.5h、1h、2h、4h、6h、8h、12h、24h、48h後にそれぞれ10μl取り、2μlのローデングダイを含むサンプルチューブに添加した。分解反応を停止させる為、サンプル採取後すぐ液体窒素中にて凍結し、−20℃にて保存した。得られた産物を20% ポリアクリルアミドゲルを用い250Vで70分間サンプルを電気泳動した。その後、銀染色キット(GEヘルスケア バイオサイエンス)で産物を染色し(染色条件は製品マニュアル参照)、ChemiImager 4000(Alpha Innotech corporation)でゲル解析を行った。結果を図2に示す。この結果より、センス鎖の5’末端側及び/又は3’末端側に平滑末端を持つ2本鎖RNAであるDs 23A1/23B RNA、Ds 23A1N/23B RNA、RO 23A1/21B RNA、RO 23A1N/21B RNA、LO 21A2/23B RNA及びLO 21A2N/23B RNAは、RNA干渉反応において一般によく使用されている21塩基長で3’末端に2塩基のダングリングエンドを含む21siRNAに比べ分解耐性が高いことが明らかとなった。また、2本鎖RNAの鎖長が長い方が分解酵素耐性に優れていることが示唆され、且つ5’末端にアミノ基が結合した方が分解酵素耐性に優れていることが示唆された。更にセンス鎖の5’末端側は平滑末端であり、且つアンチセンス鎖の5’末端にダングリングエンドをもつRO RNAは、10% FBSを含む培地中において速やかに分解されていることが明らかとなった。この結果より、(a)センス鎖の鎖長が23塩基からなり、両末端が平滑末端であるDS RNA、(b)センス鎖の鎖長が23塩基からなり、センス鎖の5’末端が平滑末端で、且つセンス鎖の3’末端にダングリングエンドを持つRO RNA、或いは(c)センス鎖の鎖長が23塩基からなり、センス鎖の3’末端が平滑末端で、且つアンチセンス鎖の3’末端にダングリングエンドを持つLO RNAは、21siRNAよりも高い分解酵素耐性を保有しているという新たな知見が得られた。
次に、それぞれの5’末端アミノ修飾2本鎖RNAのDicerによるプロセシングを検討した。Dicerによる切断実験は、20mM Tris-HCl(pH 8.0), 15 mM NaCl, 2.5mM Mg2Cl溶液中、0.5 UのリコンビナントDicer(Gene Therapy Systems)と最終濃度2 μMになるよう調整した5’末端アミノ修飾2本鎖RNAをサンプルチューブに10 μl準備し、37℃に設定したインキュベーター中、12時間インキュベートした。その後、Dicerによる切断反応を停止させる為に、2μlのDicer Stop Solution (Gene Therapy Systems)を反応溶液に加え、更に2μlのローデングダイを加えた。得られた産物を20% ポリアクリルアミドゲルを用い250Vで70分間サンプルを電気泳動した。その後、銀染色キット(GEヘルスケア バイオサイエンス)で産物を染色し(染色条件は製品マニュアル参照)、ChemiImager 4000(Alpha Innotech corporation)でゲル解析を行った。また、また、コントロールとしてDicer処理していない21塩基長の2本鎖RNAからなるsiRNA (Si 21A2/21B1 RNA)も同時に測定した。
Si RNAにおいては、Si 23A2/23B RNA及びSi 23A2N/25B RNAにおいても、1部はDicerによるプロセシングを受けなかったものの、ほとんどのRNA分子において21塩基長のSiRNAへとプロセシングを受けていた。21 SiRNAのセンス鎖の5’末端をアミノ化したSi 21A2N/21B RNAはDicer存在下においても変化は観測されなかった。
つぎにそれぞれの末端アミノ修飾2本鎖RNAのRNA干渉効果をウミシイタケルシフェラーゼをターゲットとして評価した。実験前に1x105 cell/mlに調整したHeLa細胞(ヒト子宮頸ガン細胞、東北大学加齢医学研究所)を96wellプレート上にそれぞれ100μl撒き、37℃で一晩インキュベートした。翌日、ウェル上の古い培地を取り除き、抗生物質を含ない新しい培地をウェルにそれぞれ80 μl加え、ホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼを発現するベクター(psiCHECKTM-2 Vector: プロメガ)とLipofectamineTM 2000 (商品名、インビトロジェン)の複合溶液を10μlづつHeLa細胞が入ったそれぞれのウェルに加えた。ここで発現ベクターは1ウェルあたり0.02μgになるように、またLipofectamineTM 2000は1ウェルあたり0.2μlになるよう設定し、OptiMem(インビトロジェン)で必要量を調整した。また、複合体を形成させる為に、発現ベクターとLipofectamineTM 2000をOptiMemを用いて混合した後、室温で30分間インキュベートした。複合溶液を加えた後、細胞を5% CO2 存在下、37℃で4時間インキュベートした。その後、ウミシイタケルシフェラーゼの遺伝配列と相同的なアンチセンス配列を含む末端アミノ修飾2本鎖RNA を最終濃度が0nM, 0.2nM, 0.5nM, 1nM, 2nM, 5nM, 10nMになるようLipofectamineTM 2000 (インビトロジェン) と複合体を形成させ、10μlの複合体溶液を発現ベクターを導入したHeLa細胞に加えた。ここで、1ウェルあたりの最終量は100 μlとなる。RNAとLipofectamineTM 2000の複合溶液は、1ウェルあたり5 μlのRNA水溶液と5 μlのLipofectamineTM 2000 (0.2μl) OptiMem溶液を混合し、30分間室温でインキュベートすることにより作成した。RNAを導入させた後、48時間インキュベートし、Dula-GloTMLuciferase Assay System(プロメガ)を用いてホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼの発現量をルミノメータ(MicroLumat LB96p: BERTHOLD)で測定し、ホタルルシフェラーゼの発現量をコントロールとしてウミシイタケルシフェラーゼの発現抑制効果を算出した。
次に、末端アミノ修飾2本鎖RNAのRNA干渉効果の持続性を検討した。RNA干渉効果の持続性を評価するために、50nMに調整した末端アミノ修飾2本鎖RNAをそれぞれ2日間、4日間、7日間、HeLa細胞(ヒト子宮頸ガン細胞、東北大学加齢医学研究所)とインキュベートし、その後のRNA干渉効果を追跡した。遺伝子発現抑制実験で用いたターゲットはウミシイタケルシフェラーゼで、測定の48時間前にホタル及びウミシイタケルシフェラーゼの遺伝子をもつベクター(psiCHECKTM-2 Vector: プロメガ)をLipofectamineTM 2000を用い細胞へ導入させた。また、末端アミノ修飾27nt dsRNAもLipofectamineTM 2000を用いて細胞内へ導入させておいて、2日おきに培地交換を行った。遺伝子発現抑制解析は、Dula-GloTMLuciferase Assay System(プロメガ)を用いてホタルおよびウミシイタケルシフェラーゼの発現量をルミノメータで測定し、ホタルルシフェラーゼの発現量をコントロールとしウミシイタケルシフェラーゼの発現抑制効果を算出した。ここで使用した発現ベクターやRNAの導入方法は前述と同様の方法でLipofectamineTM 2000と複合体を形成させ、それぞれ10 μlのサンプルを細胞に添加した。また、細胞溶液の最終容量は100 μlになるよう調整した。
Claims (5)
- 標的遺伝子中の標的配列に相補的な塩基配列からなるセンス鎖RNA、及び該センス鎖RNAに相補的な塩基配列を有するアンチセンス鎖RNAを有し、且つ前記標的遺伝子の発現を抑制できる二本鎖RNAであって、
前記センス鎖RNAが23個のヌクレオチドからなり、前記アンチセンス鎖RNAが21又は23個のヌクレオチドからなり、
前記センス鎖RNAの5’末端側が平滑末端であり、
且つ前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜6番目のヌクレオチドの少なくとも1つに対してのみ置換基が結合していることを特徴とする、修飾型RNA。 - 前記センス鎖RNAの5’末端側から1〜4番目のヌクレオチドに、少なくとも1つの置換基が結合している、請求項1に記載の修飾型RNA。
- 前記センス鎖RNAの5’末端側から1番目のヌクレオチドにのみ1つの置換基が結合している、請求項1に記載の修飾型RNA。
- 前記置換基が、アミノアルキル基である、請求項1乃至3のいずれかに記載の修飾型RNA。
- 前記置換基が、炭素数1〜40のアミノアルキル基である、請求項1乃至3のいずれかに記載の修飾型RNA。
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