JP2008153816A - アンテナおよびアンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広帯域な利得特性を示す構造が簡易でより低姿勢なアンテナとする。
【解決手段】 所定の長さの導線をL字状に折曲した短辺11aと長辺11bとを有するL型素子11の短辺11aの端部が、同軸ケーブル10の中心導体10cの先端に接続される。これにより、同軸ケーブル10に対してL型素子11が短辺11aの高さで折り返されると共に、長辺11bが同軸ケーブル10にほぼ平行に配置される。L型素子11の長さLは動作させたい周波数帯の波長にほぼ共振するよう約1/4波長の長さとされている。また、短辺11aの高さHは約0.009波長以上とされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、広帯域な利得特性を示す低姿勢のアンテナおよびアンテナ装置に関するものである。
従来の広帯域板状アンテナの構成を示す斜視図を図16に示す。図16に示す広帯域板状アンテナ100は、グランドプレーンとされるアース板101と、矩形状の励振板102と、励振板102に対向するよう配置された矩形状の導体板103とを備えている。また、広帯域板状アンテナ100に給電する給電ケーブル104が設けられており、給電ケーブル104の芯線104−1は励振板102の端縁に接続され、給電ケーブル104の外部導体とされる編組線は導体板103の端縁に接続されている。また、給電ケーブル104はアース板101を貫通するように設けられており、給電ケーブル104の他端は信号源105に接続されている。この広帯域板状アンテナ100では、電圧定在波比(VSWR)が2以下で約15%、VSWRが3以下で約29%の比周波数帯域が得られるようになる。
特開平10−322124号公報
地上デジタル放送の周波数帯域は470MHz〜710MHzとされており、中心周波数は590MHzとなり帯域幅は240MHzとなる。しかしながら、従来のアンテナでは、中心周波数が590MHzで帯域幅が240MHzの周波数帯域を確保することが困難であって、地上デジタル放送受信用のアンテナとして適したアンテナとすることができなかった。
そこで、地上デジタル放送受信用のアンテナとして特願2006−179543のアンテナが提案されている。このアンテナの構成を示す斜視図を図17に示す。図17に示すアンテナ200は、横に長い矩形の平板状に形成された金属板からなるほぼ垂直に配置されているアース板210と、アース板210の面から所定間隔空けてほぼ平行に配置されている横に細長い矩形の平板状に形成された金属板からなるほぼ垂直に配置されている放射素子212と、放射素子212の下部における角部の近傍の縁部をアース板210に短絡する細長い矩形の平板状に形成された金属板からなるショート板211を備えている。このショート板211は、放射素子212およびアース板210に対してほぼ垂直に配置されている。そして、アンテナ200においては、放射素子212の上部がアース板210の上辺より所定長だけ上に露出している構成とされている。また、放射素子212の下辺の所定位置に給電点が設けられて、この給電点に同軸ケーブル213から給電されている。
このアンテナ200では、中心周波数が590MHzで帯域幅が240MHzの周波数帯域において良好な電気的特性を得ることができる。この場合のアンテナ200の寸法は、アース板210の長辺の長さが約240mmとされ、短辺の長さが約40mmとされる。また、ショート板211の高さが約20mmとされ、その幅は約10mmとされる。さらに、放射素子212の長辺の長さが約105mmとされ、短辺の長さがアース板210の短辺より長い約50mmとされる。放射素子212は、アース板210の上辺から約20mm上方へ露出される。このように、図17に示すアンテナ200のアンテナ高は約20mmとなり、図16に示す広帯域板状アンテナ100より小型で低姿勢とされるが、これ以上は小型で低姿勢とすることができないという問題点があった。
そこで、本発明は、広帯域な利得特性を示す構造が簡易でより低姿勢のアンテナおよびアンテナ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナは、所定の長さの導線をL字状に折曲した短辺と長辺とを有するL型素子の短辺の端部が、同軸ケーブルの中心導体の先端に接続されることにより、同軸ケーブルに対してL型素子が前記短辺の高さで折り返されると共に、長辺が同軸ケーブルにほぼ平行に配置されることを最も主要な特徴としている。
本発明のアンテナ装置は、所定の長さの導線をL字状に折曲した短辺と長辺とを有するL型素子の短辺の端部が、同軸ケーブルの中心導体の先端に接続されることにより、同軸ケーブルに対してL型素子が前記短辺の高さで折り返されると共に、長辺が同軸ケーブルにほぼ平行に配置されることで、非常に低姿勢な形状となり、簡単な構造であるにもかかわらず、広帯域な利得特性が得られ、地上デジタル放送受信用のアンテナとして好適なアンテナとすることができる。
本発明の第1実施例にかかるL型アンテナの構成を図1に示す。
この図に示す第1実施例にかかるL型アンテナ1は、同軸ケーブル10の先端部分の外被が除去されており、外部導体である編組線10aが若干露出している。さらに、編組線10aも先端部分において除去されて絶縁部10bが若干露出している。さらにまた、絶縁部10bも先端部分において除去されており中心導体10cが露出している。この中心導体10cの先端に、L字状に折曲されたL型素子11の端部が接続されている。L型素子11は短辺11aと長辺11bとを有し、短辺11aの端部が中心導体11cの先端に接続されることにより、L型素子11は同軸ケーブル10に対して折り返されるようになると共に、長辺11bが同軸ケーブル10にほぼ平行になるように配置される。L型素子11の短辺11aと長辺11bとを合わせた長さLはL型アンテナ1を動作させる周波数帯の中心周波数にほぼ共振する長さとされ、例えば中心周波数の波長をλとした際に約λ/4の長さとされる。また、同軸ケーブル10とL型素子11との間隔となる短辺11aの高さHは約0.009λ以上とされる。
なお、同軸ケーブル10の中心導体10cを所定の長さ露出するようにして、この中心導体10cを高さHで折り返すよう折曲することにより、L型素子11を中心導体10cで構成するようにしてもよい。
実施例1のL型アンテナ1における具体的な例を説明すると、L型アンテナ1を地上デジタル放送受信用のアンテナとする場合は、動作させる周波数帯域を470MHz〜710MHzとして中心周波数を590MHzとする。そして、同軸ケーブル10をZ軸方向に沿って配置すると共に、L型素子11の短辺11aをX軸方向に配置し、L型素子11の長辺11bをZ軸にほぼ平行に配置する。この際に、L型素子11の短辺11aの高さHが約10.2mmとされ、長辺11bの長さは約116.9mmとされる。これにより、L型素子11の長さLは約127.1mmとなる。約127.1mmの長さLは、中心周波数590MHzの波長λが約508.5mmとなることから中心周波数590MHzの波長λの約0.25λとなる。同軸ケーブル10は、直径が約3mmの1.5Cケーブルが使用されている。なお、直径が約0.5mmのりん青銅等の線材を使用してL型素子11を構成することができる。また、同軸ケーブル10は特性インピーダンスが75Ωの1.5Cケーブルだけでなく、特性インピーダンスが50Ωの1.5Dケーブルやそれ以外の特性インピーダンスの同軸ケーブルを使用してもよい。また、フレキシブルな同軸ケーブルだけでなく、セミリジットの同軸ケーブルなどを使用してもよい。
L型素子11の長さLを約0.25λ(約127.1mm)とした時に、L型素子11の短辺11aの高さHをパラメータとして、約0.009λ(約4.6mm)、約0.02λ(約10.2mm)、約0.03λ(約15.2mm)および約0.1λ(約50.9mm)とした際のL型アンテナ1の最大利得の周波数特性を図3に示す。図3を参照すると、L型素子11の短辺11aの高さHを約0.02λあるいは約0.03λとした際に470MHz〜710MHzの周波数帯域において最も高い利得が得られている。そして、高さHが約0.009λ〜約0.1λの範囲においては上記周波数帯域において0dBd以上の最大利得が得られている。
また、L型素子11の短辺11aの高さHを約0.02λ(約10.2mm)とした時に、L型素子11の長さLをパラメータとして約0.21λ(約106.8mm)、約0.25λ(約127.1mm)および約0.30λ(約152.6mm)とした際のL型アンテナ1の最大利得の周波数特性を図4に示す。図4を参照すると、L型素子11の長さLを約0.25λとした際に470MHz〜710MHzの周波数帯域において最も高い利得が得られている。そして、長さLが約0.21λ〜約0.30λの範囲においては上記周波数帯域において0dBd以上の最大利得が得られている。なお、図4を参照すると、L型素子11の長さLを短くするにつれて利得のピーク部分が高域に移動するようになっており、このことからL型アンテナ1はL型素子11の長さLに共振するアンテナであることがわかる。
上記した図3および図4の最大利得特性を根拠として、L型アンテナ1におけるL型素子11の設計寸法は、L型素子11の短辺11aの高さHが約0.009λ〜約0.1λの範囲、L型素子11の長さLが約0.21λ〜約0.30λの範囲とされる。この場合、L型アンテナ1を中心周波数590MHzで動作させる場合は、中心周波数の波長λを約508.5mmとし、高さHが約4.6mm〜50.9mmの範囲とされ、長さLが約106.8mm〜約152.6mmの範囲とすればよい。このように、本発明にかかるL型アンテナ1においては、同軸ケーブル10を含めたアンテナ高が約12[mm]であり、低い側の設計周波数470MHzの波長をλ’とした際に約0.019λ’の低姿勢な形状であるにもかかわらず、最大利得0dBd以上が得られる比周波数帯域が40%以上となり、非常に広帯域なアンテナを実現することができる。
なお、1/4波長のアンテナエレメントを有する共振アンテナとして、従来からブラウンアンテナやスリーブアンテナが知られており、ブラウンアンテナではグラウンドの代用とする1/4波長の複数本のラジアルを外部導体に接続しており、スリーブアンテナにおいては1/4波長の同軸円管(スリーブ)を外部導体の外側にかぶせて外部導体に接続している。しかしながら、本発明にかかるL型アンテナ1においては、原理は定かではないが1/4波長の長さが好適とされるL型素子11を折り返して同軸ケーブル10に平行に配置することにより、ラジアルやスリーブを必要とすることなく共振アンテナとして動作するようになる。このように、本発明にかかるL型アンテナ1においては、ラジアルやスリーブを必要とすることがなく簡単な構造とすることができると共に、非常に低姿勢なアンテナとすることができる。しかも、広帯域な利得特性が得られることから、地上デジタル放送受信用のアンテナとして好適なアンテナとすることができる。
次に、図1に示すL型アンテナ1において、L型素子11の短辺11aの高さHを約10.2mmとし長さLを約127.1mmとした際の水平偏波のZ−X面の放射パターンを図5ないし図8に示す。ただし、図5は周波数が470MHzとされた際の放射パターンであり、図6は周波数が530MHzとされた際の放射パターンであり、図7は周波数が590MHzとされた際の放射パターンであり、図8は周波数が710MHzとされた際の放射パターンである。なお、図1に示すようにL型アンテナ1はZ軸方向に沿って配置されており、L型素子11の短辺11aがX軸方向に沿って配置されている。
図5ないし図8に示す各周波数の放射パターンでは、その最大値を0dBdに正規化して表示している。これらの放射パターンを参照すると、各周波数においてほぼ無指向性の放射パターンとされていることがわかるが、放射パターンにはいくつかのヌル点が発生している。しかし、このような放射パターンは同軸ケーブルの先端にアンテナが取り付けられている種類のアンテナにはよく見られる一般的な放射パターンである。
次に、図1に示すL型アンテナ1を用いた第1実施例のアンテナ装置2の構成を示す斜視図を図2に示す。
図2に示すように、第1実施例のアンテナ装置2は図1に示すL型アンテナ1を保護ケース20に収納した構成とされている。保護ケース20は、外部圧力からの保護やアンテナ構造の安定化、取付時の接着面の確保などを目的としてL型アンテナ1に装着されている。この保護ケース20は、直方体の形状とされた先端収納部21と第1筒状部22aと第2筒状部22bを備え、その間が連接部22cで連接された断面形状がめがね型とされた延伸収納部22とから構成されている。先端収納部21は、図2に破線で示すようにL型アンテナ1における編組線10aや中心導体10cが露出する同軸ケーブル10の先端部と、L型素子11の短辺11aと長辺11bの一部を覆うようにしている。また、延伸収納部22は、第1筒状部22aに同軸ケーブル10が収納され、第2筒状部22bにL型素子11における長辺11bが収納される。この延伸収納部22の作用により、同軸ケーブル10とL型素子11の長辺11bとの間隔が短辺11aの高さHの寸法に規制されるようになって、アンテナ装置2の電気的特性が安定化されるようになる。
先端収納部21は、半截された収納部と蓋部とからなり、収納部にL型アンテナ1の先端部を収納した後に蓋部が収納部に嵌着される。また、延伸収納部22の先端部は先端収納部21から抜け出ないように先端収納部21内に固着されている。先端収納部21および延伸収納部22は合成樹脂製とされるが、延伸収納部22をシェアA(スプリング式ゴム硬度計)の硬度40度〜60度程度の樹脂製とすることで、アンテナ装置2の取付時の屈曲による障害が発生することを防止することができる。先端収納部21の寸法の一例を挙げると、幅W1が約10mm、長さL1が約50mm、高さH1が約20mmとされ、延伸収納部22の長さL2は約70mmとされている。このように、本発明にかかるL型アンテナ1を用いたアンテナ装置2は、簡単な構造とすることができると共に、非常に低姿勢なアンテナとすることができる。しかも、L型アンテナ1と同様の電気的特性を示すことから最大利得0dBd以上が得られる比周波数帯域が40%以上となり、広帯域な利得特性が得られ地上デジタル放送受信用のアンテナとして好適なアンテナ装置とすることができる。また、先端収納部21の一面を被支持体に貼着することによりアンテナ装置2を取り付けることができるようになる。
なお、保護ケース20の誘電率の影響を受けてL型アンテナ1の電気長が変化する場合は、所望の利得の周波数特性が得られるようにL型素子11の長さLを適宜調整するようにする。
次に、本発明の第2実施例にかかるL型アンテナの構成を図9に示す。
図9に示す第2実施例にかかるL型アンテナ3は、L型アンテナ1に増幅手段を付加した構成とされている。すなわち、同軸ケーブル30の先端部分の外被は除去されており、外部導体である編組線30aが若干露出している。さらに、編組線30aも先端部分において除去されて絶縁部30bが若干露出している。さらにまた、絶縁部30bも先端部分において除去されており中心導体30cが露出している。基板32の一面には、アンプ33が設けられておりアンプ33の出力部に中心導体30cが接続されている。アンプ33の入力部には、L字状に折曲されたL型素子31の端部が接続されている。L型素子31は短辺31aと長辺31bとを有し、短辺31aの端部がアンプ33の入力部に接続されることにより、L型素子31は同軸ケーブル30に対して折り返されるようになると共に、長辺31bが同軸ケーブル30にほぼ平行になるように配置される。基板32には、アンプ33の他にインピーダンス整合回路など他の機能をもった回路を共に設置してもよい。なお、アンプ33には、同軸ケーブル30を介してチューナーから同軸ケーブル30に重畳された電力が動作電源として供給される。
L型素子31の長さはL型アンテナ3を動作させる周波数帯の中心周波数にほぼ共振する長さとされ、例えば中心周波数の波長をλとした際に約λ/4の長さとされ、L型素子31の短辺31aの高さは約0.009λ以上とされる。図9に示すL型アンテナ3は、図1に示すL型アンテナ1にアンプ33の特性を加味した良好な最大利得の周波数特性を示すようになることから、同軸ケーブル30とL型素子31との間隔は約0.009λ〜約0.1λの範囲とされ、L型素子31の長さは約0.21λ〜約0.30λの範囲とされる。この場合、最大利得0dBd以上が得られる比周波数帯域が40%以上となり、非常に広帯域なアンテナを実現することができる。また、本発明にかかる第2実施例のL型アンテナ3においても、ラジアルやスリーブを必要とすることがなく簡単な構造とすることができると共に、非常に低姿勢なアンテナとすることができる。しかも、広帯域な利得特性が得られることから、地上デジタル放送受信用のアンテナとして好適なアンテナとすることができる。
次に、図9に示す第2実施例のL型アンテナ3を用いた第2実施例のアンテナ装置4の構成を示す斜視図を図10に示す。
図10に示すように、第2実施例のアンテナ装置4は図9に示すL型アンテナ3を保護ケース40に収納した構成とされている。保護ケース40は、外部圧力からの保護やアンテナ構造の安定化、取付時の接着面の確保などを目的としてL型アンテナ3に装着されている。この保護ケース40は、半截された本体部41aと蓋部41bとからなる直方体の形状とされた先端収納部41と、第1筒状部42aと第2筒状部42bを備え、その間が連接部42cで連接された断面形状がめがね型とされた延伸収納部42とから構成されている。先端収納部41は、図10に破線で示すようにL型アンテナ3における編組線30aや中心導体30cが露出する同軸ケーブル30の先端部と、アンプ33が設けられている基板32と、L型素子31の短辺31aと長辺31bの一部を覆うようにしている。また、延伸収納部42は、第1筒状部42aに同軸ケーブル30が収納され、第2筒状部42bにL型素子31の長辺31bが収納される。この延伸収納部42の作用により、同軸ケーブル30とL型素子31との間隔が短辺31aの高さの寸法に規制されるようになって、アンテナ装置4の電気的特性が安定化されるようになる。
先端収納部41においては、本体部41a内に同軸ケーブル30の先端部と基板32とL型素子31の折り返し部が収納されて、接着やねじ止めなどにより蓋部41bが本体部41aに固着される。この場合、基板32およびL型素子31の折り返し部を保持する保持部を本体部41aに形成して、この保持部に基板32およびL型素子31の折り返し部を保持させるようにしても良い。先端収納部41および延伸収納部42は合成樹脂製とされるが、延伸収納部42をシェアA(スプリング式ゴム硬度計)の硬度40度〜60度程度の樹脂製とすることで、アンテナ装置4の取付時の屈曲による障害が発生することを防止することができる。なお、先端収納部41における第1筒状部42aには同軸ケーブルを挿通させる直径3mm程度の貫通穴が設けられており、第2筒状部42bにはL型素子31を挿通させる直径1mm程度の貫通穴が設けられている。さらに、連接部42cの先端部に本体部41aの内面に設けられたボス43が貫通可能な直径4mm程度の挿通孔が開けられている。このボス43に連接部42cに設けられた挿通孔を挿通させることにより、延伸収納部42が屈曲されたり引っ張り力が印加されても延伸収納部42が先端収納部41から脱落することを防止することができる。
次に、本発明にかかる第1,2実施例のL型アンテナにおけるL型素子の変形例の構成を図11ないし図13に示す。
図11に示すL型アンテナ5では、L型素子51をミアンダ状の形状に形成している。図示する場合は、L型素子51が水平方向にジグザグ形状とされているが、その方向は任意の方向とすることができる。このようにミアンダ状の形状のL型素子51とすることで、広帯域利得特性を維持したままでアンテナ長の短縮が可能となる。
また、図12に示すL型アンテナ6は、L型素子61の折り返し後の線径を太くしてパイプ状としている。図示する場合は、太径パイプ状のL型素子61がパイプ状にしてあるが、中実な棒状としてもよい。このように太径パイプ状のL型素子61とすることで、利得特性の周波数帯域がさらに拡大するため、量産時のばらつきによる規格外製品を減少させることができる。
図13に示すL型アンテナ7は、高周波特性の良好な基板上に形成した伝送線路によりL型アンテナ7を構成するようにしている。ガラスエポキシ基板やテフロン基板等のプリント基板とされた基板72上に、銅箔などの導電性の蒸着材料を用いて同軸ケーブル70とほぼ同じ特性インピーダンスを有するのマイクロストリップライン73をプリントする。この場合、マイクロストリップライン73は線路部73aと、線路部73aを両側から挟んでいるグランド73bから構成されている。そして、線路部73aには給電用の同軸ケーブル70の絶縁部70bから導出されている中心導体70cが接続され、両側のグランド73bは同軸ケーブル70の外部導体である編組線70aに接続されていると共に、スルーホール73cによって基板72の裏面のグランドと接続されている。基板72の裏面のグランドは、マイクロストリップライン73が形成されている部分にのみ一様に配置されており、線路部73aが延伸されて構成されているL型素子71の裏面にはグランドは形成されていない。
L型素子71はマイクロストリップライン73の先に、線路部73aがL型に屈曲されるよう延伸されて形成されている。このように、基板72に形成した伝送線路によりL型アンテナ7を構成することにより、アンテナ構造が安定し、部品点数が減少するなど、量産化が容易となる作用がある。また、マイクロストリップライン73をコプレナーラインとすることで、さらなるコストダウンを図ることもできる。さらに、マイクロストリップライン73やコプレナーラインの線径比を変えてインピーダンス整合やバラン機能を持たせたり、デバイス部品を装着してアンプなどの機能を持たせたりすることもできる。なお、L型素子71のみを基板72上にプリントして、このL型素子71に同軸ケーブル70を直接接続する構造としてもよい。
次に、本発明にかかる第1,2実施例のアンテナ装置を車室内に装着した装着例を図14および図15に示す。ただし、図14および図15では第1実施例のアンテナ装置2を装着した例とされている。
図14に示す装着例では、車両のフロントガラス81の上部にアンテナ装置2が取り付けられている。この場合、保護ケース20の一面に両面テープなどの貼着手段を設け、フロントガラス81の上部に貼着する。また、ルームミラー82の背面にアンテナ装置2’を貼着により取り付けることができる。この場合も、保護ケース20’の一面に両面テープなどの貼着手段を設け、ルームミラー82の背面に貼着する。そして、アンテナ装置2,2’から導出されている同軸ケーブル10,10’は、取り付けられたアンテナ装置2,2’近傍のルーフライニング(天井内張り)やピラーガーニッシュ(ピラー室内カバー)に挿入し、車内配線をして車室内に設置されているチューナーに接続する。また、車両のインスツルメンタルパネル83の上面や内部にアンテナ装置2”を取り付ける場合も同様にして、保護ケース20”の一面に両面テープなどの貼着手段を設け、インスツルメンタルパネル83の上面に貼着する。あるいは、保護ケース20”に固定部品を取り付けてインスツルメンタルパネル83内の取付部分に固着する。そして、同軸ケーブル10”を車内配線して車室内に設置されているチューナーに接続する。
図15に示す装着例は、ダイバーシティ受信する場合のアンテナ装置2−1,2−2の設置例とされている。
一般的なダイバーシティ受信においては、複数のアンテナを約λ/4の間隔で配置するダイバーシティ受信が有効といわれている。図15に示す場合は、フロントガラス81の上部の左右にアンテナ装置2−1とアンテナ装置2−2とを所定間隔離隔して配置している。この場合、この場合、保護ケース20−1,20−2の一面に両面テープなどの貼着手段を設け、フロントガラス81の上部の所定箇所に貼着する。アンテナ装置2−1,2−2から導出されている同軸ケーブル10−1,10−2は、取り付けられたアンテナ装置2−1,2−2近傍のルーフライニング(天井内張り)やピラーガーニッシュ(ピラー室内カバー)に挿入し、車内配線をして車室内に設置されているチューナーに接続する。この場合、アンテナ装置2−1とアンテナ装置2−2との配置間隔は動作させる周波数帯域が広いことと、車両設置に制約があるためにλ/4に限ることはない。
また、アンテナ装置2−1とアンテナ装置2−2の装着場所については、フロントガラス81に限るものではなく、車室内における図15に示す以外の場所に配置してもよいし、水平設置に限らず垂直方向やその他の方向に設置してもよい。
以上説明した本発明にかかるアンテナおよびアンテナ装置の実施例においては、地上デジタル放送用のアンテナ装置として説明したがこれに限るものではなく、使用周波数帯域が広帯域とされる低姿勢のアンテナおよびアンテナ装置に適用することができる。
本発明の第1実施例にかかるL型アンテナの構成を示す図である。 本発明の第1実施例にかかるL型アンテナを用いた第1実施例のアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施例にかかるL型アンテナの高さをパラメータとした際の最大利得の周波数特性を示す図である。 本発明の第1実施例にかかるL型アンテナの長さをパラメータとした際の最大利得の周波数特性を示す図である。 本発明の第1実施例のL型アンテナにおいて周波数が470MHzとされた際のZ−X面の放射パターンを示す図である。 本発明の第1実施例のL型アンテナにおいて周波数が530MHzとされた際のZ−X面の放射パターンを示す図である。 本発明の第1実施例のL型アンテナにおいて周波数が590MHzとされた際のZ−X面の放射パターンを示す図である。 本発明の第1実施例のL型アンテナにおいて周波数が710MHzとされた際のZ−X面の放射パターンを示す図である。 本発明の第2実施例にかかるL型アンテナの構成を示す図である。 本発明の第2実施例にかかるL型アンテナを用いた第2実施例のアンテナ装置の構成を示す斜視図である。 本発明にかかる第1,2実施例のL型アンテナにおけるL型素子の変形例の構成を示す図である。 本発明にかかる第1,2実施例のL型アンテナにおけるL型素子の他の変形例の構成を示す図である。 本発明にかかる第1,2実施例のL型アンテナにおけるL型素子のさらに他の変形例の構成を示す図である。 本発明にかかる第1,2実施例のアンテナ装置を車室内に装着した装着例を示す図である。 本発明にかかる第1,2実施例のアンテナ装置を車室内に装着した他の装着例を示す図である。 従来の広帯域板状アンテナの構成を示す斜視図である。 提案されている地上デジタル放送受信用のアンテナの構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 L型アンテナ、2 アンテナ装置、3 L型アンテナ、4 アンテナ装置、5 L型アンテナ、6 L型アンテナ、7 L型アンテナ、10 同軸ケーブル、10a 編組線、10b 絶縁部、10c 中心導体、11 L型素子、11a 短辺、11b 長辺、20 保護ケース、21 先端収納部、22 延伸収納部、22a 第1筒状部、22b 第2筒状部、22c 連接部、30 同軸ケーブル、30a 編組線、30b 絶縁部、30c 中心導体、31 L型素子、31a 短辺、31b 長辺、32 基板、33 アンプ、40 保護ケース、41 先端収納部、41a 本体部、41b 蓋部、42 延伸収納部、42a 第1筒状部、42b 第2筒状部、42c 連接部、43 ボス、51 L型素子、61 L型素子、70 同軸ケーブル、70a 編組線、70b 絶縁部、70c 中心導体、71 L型素子、72 基板、73 マイクロストリップライン、73a 線路部、73b グランド、73c スルーホール、81 フロントガラス、82 ルームミラー、83 インスツルメンタルパネル、100 広帯域板状アンテナ、101 アース板、102 励振板、103 導体板、104 給電ケーブル、104 芯線、105 信号源、200 アンテナ、210 アース板、211 ショート板、212 放射素子、213 同軸ケーブル

Claims (8)

  1. 同軸ケーブルと、
    所定の長さの導線をL字状に折曲した短辺と長辺とを有するL型素子とを備え、
    前記同軸ケーブルの中心導体の先端に、前記L型素子の短辺の端部が接続されることにより、前記同軸ケーブルに対して前記L型素子が前記短辺の高さで折り返されると共に、前記長辺が前記同軸ケーブルにほぼ平行に配置され、前記L型素子の長さが動作させたい周波数帯の波長にほぼ共振する長さとされて、前記L型素子に前記同軸ケーブルから給電されることを特徴とするアンテナ。
  2. 動作させたい周波数帯における中心周波数の波長をλとするとき、
    前記L型素子の短辺の高さが約0.009λ〜約0.1λとされると共に、前記L型素子の所定の長さが約0.21λ〜約0.30λとされていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  3. 前記同軸ケーブルの端部における外部導体が除去されることで露出された所定の長さの前記中心導体を折り返すよう折曲することにより、前記L型素子を前記中心導体で構成するようにしたことを特徴とする請求項1あるいは2記載のアンテナ。
  4. 前記アンテナ素子がミアンダ状の形状とされていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  5. 折り返された先の前記アンテナ素子が太径パイプ状とされていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ。
  6. 線路部と該線路部にほぼ平行に配置されているグランドとを少なくとも含む伝送線路と、該グランドを越えて延伸されている所定の長さの前記線路部により構成されるアンテナ素子とが絶縁基板上に形成されているアンテナであって、
    前記アンテナ素子は折り返されて、前記伝送線路と所定間隔をもってほぼ平行になるよう配置されて前記絶縁基板上に形成されており、前記アンテナ素子の長さが動作させたい周波数帯の波長にほぼ共振する長さとされていることを特徴とするアンテナ。
  7. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナと、
    該アンテナを収納する保護ケースとを備え、
    前記保護ケースは、
    前記同軸ケーブルの先端部と、前記中心導体に接続されている前記L型素子の先端部とが収納される先端収納部と、
    該先端収納部に連なっており、前記アンテナにおける前記L型素子の長辺とほぼ平行に配置される前記同軸ケーブルが収納される第1筒状部と、
    前記先端収納部から突出している前記L型素子の長辺が収納される第2筒状部とを備え、
    前記保護ケースにより、前記L型素子と前記同軸ケーブルとが所定間隔でほぼ平行配置されるように規制されることを特徴とするアンテナ装置。
  8. 前記保護ケースの前記先端収納部内に、前記L型素子による受信信号を増幅する増幅手段が少なくとも収納されていることを特徴とする請求項7記載のアンテナ装置。
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