JP2008153749A - 画像処理装置 - Google Patents

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Katsuyuki Teranishi
克之 寺西
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Abstract

【課題】カラー原稿画像における画像データに含まれる色成分を検出し、前記色成分から特定色を選択することで、所定の色成分を除去するドロップアウトを精度良く、簡潔に、実行することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】入力された画像データに含まれる特定色の画素データを変換する画素データ変換手段204を備えた画像処理装置であって、前記画像データに含まれる色成分を検出する色成分検出手段202と、前記色成分を表示するカラーパレット表示手段209と、前記カラーパレット表示手段209に表示された各色成分のうち除去したい色を選択する特定色選択手段203とを備え、前記画素データ変換手段204は、前記画像データに対して前記特定色選択手段203によって選択された色成分の画素データを所定の画素データに置換処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラー原稿画像における特定色の画素データから所定の色成分を除去するドロップアウト機能を備えた画像処理装置に関する。
会議等で配布された資料等に、前記会議等で打ち合わせられた特記事項等を特定の色のペン等で追記するようなことが日常的に行なわれている。しかし、後に他の関係者等に前記資料を複写して配布したい場合に、前記追記された内容を消去しておきたいときがある。このようなときのために、従来、カラー原稿画像における特定色の画素データから所定の色成分を除去するドロップアウト機能を備えた画像処理装置、つまり、入力された画像データにおける特定色の画素データから所定の色成分を除去する画素データ変換手段を備えた画像処理装置が提案されている。例えば、特許文献1のように、カラー原稿画像からR、G、Bの何れかまたはそれらの組合せの色成分を一律に除去するものが提案されている。
特開平8−102863号公報 特開2005−57660号公報
しかし、従来技術のように、カラー原稿画像から一律にR、G、Bの何れか、または、それらの組合せの色成分を除去するような場合には、消去したい対象画像を正確に指定することは困難であり、前記対象画像の消去残りや、他の画像の消失等の問題が発生していた。
また、従来技術においては、特定の色成分を除去した画像を記録用紙等に出力しない限り確認することができず、カラー原稿画像から満足のできるような特定の色成分を除去した画像を得るためには、前記色成分の除去と記録用紙への出力といった作業を複数回繰り返すこととなり、非常に作業が煩雑となることが問題となっていた。
本発明は、従来欠点に鑑み、カラー原稿画像における画像データに含まれる色成分を検出し、前記色成分から特定色を選択することで、所定の色成分を除去するドロップアウトを精度良く、簡潔に、実行することができる画像処理装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像処理装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、入力された画像データに含まれる特定色の画素データを変換する画素データ変換手段を備えた画像処理装置であって、前記画像データに含まれる色成分を検出する色成分検出手段と、前記色成分を表示するカラーパレット表示手段と、前記カラーパレット表示手段に表示された各色成分のうち除去したい色を選択する特定色選択手段とを備え、前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された色成分の画素データを所定の画素データに置換処理する点にある。
上述の構成によれば、前記カラーパレット表示手段に前記画像データに含まれる色成分を表示することで、前記特定色選択手段により除去したい特定色を選択することができ、選択された特定色の画素データを所定の色の画素データに置換することで、入力された画像データから特定色の画素データを除去ことができる。つまり、前記カラーパレット表示手段には、前記画像データに含まれる色成分のみが表示されるため、除去したい特定色を確実に選択することができ、入力された画像データにおける特定色を除去するドロップアウトを精度良く実行することができるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記画像データにおける地肌色を算出する地肌色算出手段を備え、前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された色成分の画素データを前記地肌色算出手段により算出された地肌データに置換処理する点にある。
上述の構成によれば、前記画素データ変換手段は、前記画像データにおける前記特定色選択手段によって選択された特定色の画素データを地肌の色となる画素データに置換処理することで、入力された画像データにおける特定色を確実に除去することができるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された特定色の画素データを前記画像データに含まれる他の色の画素データに置換処理する点にある。
上述の構成によれば、除去したい特定色の画素データを消去するだけでなく、除去したくない画素データがマーカされている場合や除去したくない画素データに除去したい画素データが重なることで、除去したくない画素データが、他の除去したくない画素データと微妙に変色している場合であっても、前記カラーパレット表示手段より、マーカなどにより微妙に変色している色成分を特定色として前記特定色選択手段により選択することができる。前記特定色を除去したくない画素データと他の所定の色の画素データに置換することができ、除去したくない画素データを確実に残すことができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記画像データをサムネイル画像として表示する画像表示手段と、表示された画像の領域を指定する画像領域指定手段を備え、前記カラーパレット表示手段は、指定された領域の画像データに含まれる色成分を表示する点にある。
上述の構成によれば、前記サムネイル画像の特定の領域のみで特定の色成分を除去したい場合、表示されたサムネイル画像において領域を指定し、指定された領域の画像データに含まれる色成分を前記カラーパレット表示手段で表示することにより、前記画像データに同じ特定の色成分で除去したくない画素データが存在する場合であっても、指定領域においてのみ特定の色成分を除去することができるため、必要な部分のみ特定の色成分を除去することができる。つまり、入力された画像データにおける特定色の画素データを除去するドロップアウトを簡潔に実行することができるのである。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四特徴構成に加えて、前記サムネイル画像表示手段は、前記画素データ変換手段による変換処理後の画像データをサムネイル画像として表示する点にある。
上述の構成によれば、サムネイル画像表示手段が、前記画素データ変換手段により特定色の画素データから所定の色成分が除去された画像データをサムネイル画像として表示するため、ユーザは、前記画像データを記録用紙等に出力することなく、前記画像データをサムネイル画像として確認することができるため、入力された画像データにおける特定色の画素データから、順次、新たな色成分の除去を試すことができるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、カラー原稿画像における特定色の画素データから所定の色成分を除去するドロップアウトを精度良く、簡潔に、実行することができる画像処理装置を提供することができるようになった。
以下に本発明による画像処理装置をデジタル複写機に適用した実施形態について説明する。前記デジタル複写機は、図2に示すように、原稿の画像データを読み取る画像読取部1と、前記画像読取部1により読み取られた原稿画像データに所定の処理を施して出力画像データを生成する出力画像データ生成部2と、前記出力画像データ生成部2からの出力画像データに基づいて出力用紙である記録紙10に画像を形成して出力する画像形成部3と、複写機の各種ジョブの動作モードを設定するモード設定キーや設定されたジョブを起動するプリントスイッチなどが配置され、前記モード設定キーによる設定情報などが表示されるタッチパネル式の液晶表示部を備えた操作部4とを備えて構成されている。
前記画像読取部1は、原稿が載置される原稿トレイ12と、前記原稿トレイ12に載置された原稿を給紙する原稿給紙部(図示せず)と、前記原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取るCCDリニアセンサ(図示せず)とを備えて構成されている。
前記画像形成部3は、前記出力画像データに基づいて感光体60にトナー画像を形成するトナー画像形成部6と、前記形成されたトナー画像が転写される記録紙10を搬送する搬送部7と、前記転写された記録紙10上のトナー像を内部に挿入設置された加熱ヒータ(不図示)と温度センサ(不図示)により所定温度に加熱された定着ローラ8aにより加熱溶融して定着する定着部8とを備えて構成されている。
前記トナー画像形成部6は、前記感光体60と、前記感光体60の周囲に順に配置され、表面を均一にコロナ帯電する帯電チャージャー61と、帯電された前記感光体60を露光して静電潜像を形成するプリントヘッド62と、前記形成された静電潜像にトナーを静電付着させてトナー像を顕像化する現像部63と、前記トナー像を記録紙10に転写する転写部と、転写後に前記感光体60に残存するトナーを除去するクリーニング部64と、前記感光体60表面の残留電位を落して均一にする除電ランプ65とを備えて構成されている。尚、前記現像部63には、カラー画像を生成可能とするため、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の現像ブロックが配置されている。
前記搬送部7は、夫々サイズの異なる記録紙10が収容された一般給紙カセット11a或いは任意に異なるサイズの記録紙10が設置される手差しカセット11bから前記記録紙10を1枚ずつ搬送する給紙搬送部7aと、前記給紙された記録紙10を前記転写部に搬送し、トナー像が転写された前記記録紙10を前記定着部8に向けて搬送する転写搬送部7bと、前記定着部8を通過した前記記録紙10をフェースアップで排紙トレイ9に排紙する第一排紙部7cと、フェイスダウン方式で排出する第二排紙部7dと、前記第二排紙部7dを経由して前記画像読取部1に搬送する第三排紙部7eと、両面プリント用の再搬送部7fとを備えて構成され、夫々には搬送用のローラが設けられている。
前記操作部4は、前記画像読取部1の手前側に配置され、図3に示すように、左側に画像表示部としてのタッチパネル式のカラー液晶表示部26を備え、また右側に種々の操作入力キー群24を備えている。前記操作入力キー群24は、例えば、コピー枚数などを設定する数値入力キー21、スタートキー22、クリア/ストップキー23、カーソルキー29、リセットキー19等の複写動作の基本制御キー群と、特殊モード設定キー25等により構成されている。
上述したデジタル複写機の制御部は、図4に示すように、前記画像読取部1による原稿の読取動作を制御する画像読取制御部1Aと、前記出力画像データ生成部2と、前記画像形成部3を制御する画像形成制御部3Aと、前記操作部4の入出力信号を制御する操作制御部4Aと、上述の各制御ブロック、つまり、前記画像読取制御部1Aと前記出力画像データ生成部2と前記画像形成制御部3Aと前記操作制御部4Aとのタイミングを制御して複写動作などの実行を管理するシステム制御部5とを備えて構成され、前記各制御ブロック、つまり、前記画像読取制御部1Aと前記出力画像データ生成部2と前記画像形成制御部3Aと前記操作制御部4Aと前記システム制御部5には、夫々CPU及びCPUによる動作プログラムが格納されたROMなどが設けられている。
前記画像読取制御部1Aは、原稿給紙部101を駆動して前記原稿トレイ12に載置された原稿を給紙するとともに、CCDリニアセンサ102により読み取られた原稿画像に対応するアナログ信号をA/D変換手段103によりデジタルデータに変換して得られた画像データを、所定の変換テーブルが設けられた入力画像処理手段104によりシェーディング補正し、γ補正するように構成されている。
前記出力画像データ生成部2は、前記入力画像処理手段104から出力された画像データを記憶して前記画像データにおける特定色の画素データから所定の色成分を除去する画像処理装置として主要部となる画像処理部20と、前記所定の色成分が除去された画像データに対して空間フィルタ処理、中間調処理、拡縮処理等の画像データ変換処理を行なう画像変換手段21と、前記画像変換手段21からの出力画像データを前記プリントヘッド62に対する駆動信号に変換するデータ変換手段22とを備えて構成され、前記変換された駆動信号が前記プリントヘッド62の駆動回路に出力されるように構成されている。
上述のデジタル複写機では、前記原稿トレイ12に原稿を載置し、前記操作部4に複写枚数、出力用紙サイズ、複写倍率などのモード設定キーを適切に設定操作した後にプリントスイッチを押圧操作することにより複写動作が開始される。即ち、前記システム制御部5は、前記画像読取制御部1Aに原稿画像の読取りコマンドを出力して、前記画像処理部2に読取られた画像データに基づいた出力画像の生成コマンドを出力し、前記画像出力制御部3Aに画像出力コマンドを出力する。前記画像出力制御部3Aは、前記搬送部7を駆動して前記一般給紙カセット11a或いは前記手差しカセット11bから記録紙10を搬送させた後に、所定のタイミングで前記画像出力制御部3Aに画像データ出力コマンドを出力して前記プリントヘッド62を駆動する。前記プリントヘッド62により露光された前記感光体60にトナー画像が形成されると、前記トナー像が前記記録紙10に転写され、前記定着部8で定着処理された後に前記複写機外に排出される構成となっている。
前記画像処理部20は、図1に示すように、前記入力画像処理手段104から出力された画像データを原画像データとして記憶する画像データ記憶手段201と、前記原画像データに含まれる色成分を検出する色成分検出手段202と、前記色成分検出手段202で検出された色成分を表示するカラーパレット表示手段203と、カラーパレットに表示された特定色を選択する特定色選択手段203と、前記原画像データにおける色成分の画素データから特定色を地肌色または前記カラーパレットより選択された他の所定の色に変換する画素データ変換手段204と、前記原画像データ、または、前記画素データ変換手段204によって特定色の画素データから所定の色成分が除去された画像データに基づいたサムネイル画像を前記カラー液晶表示部26に表示する画像表示手段205と、前記サムネイル画像の領域を指定する画像領域指定手段206とを備えて構成されている。
前記画像データ記憶手段201は、前記原画像データや前記画素データ変換手段204により前記特定色が変換された変換後の画像データが記憶されるように構成されている。また、前記画像領域指定手段206により領域が指定された場合、前記画像データ記憶手段201は、指定された領域の原画像データを記憶するように構成されている。
前記色成分検出手段201は、前記原画像データにおける主要色としての地肌の色を算出する地肌色算出手段207を備え、濃度ヒストグラムを生成し前記原画像データに含まれる色成分を検出する。例えば、文字が印刷された原稿であれば、原稿の色(地肌色)、印字された文字の色、原稿に追加で手書きされたメモやチェックペンなどの色、または、それらが重なりあった部分の色成分を検出する。この時、検出される色成分は、手書きなどで文字を書いた場合、同色のペンを使用した場合であっても筆圧等で色の濃淡が変化することがあるため、色の濃淡を算出しその平均色を色成分として検出するように構成されている。
前記地肌色算出手段207は、図5に示すように、R、G、B毎に前記原画像データにおける濃度ヒストグラムを生成し、前記各濃度ヒストグラムに基づいて前記原画像データにおける主要色としての地肌の色を算出するもので、例えば、前記R、G、B夫々の濃度ヒストグラムにおける最も度数が大きくなっている濃度値Rm、Gm、Bmを検出し、前記濃度値Rm、Gm、Bmからなる色を前記原画像データにおける地肌の色として算出するように構成されている。
また、前記色成分検出手段202は、前記画像領域手段206により領域が指定された場合、指定された画像領域の画像データに対して濃度ヒストグラムを生成し前記原画像データに含まれる色成分を検出するよう構成されている。
前記カラーパレット表示手段203は、前記原画像データに含まれる色成分、または、前記画像領域指定手段205により指定された領域に含まれる色成分を前記カラー液晶表示部26にカラーパレットとして表示するよう構成されている。前記カラーパレット表示手段203は、前記特定色を他の所定の色に置換する場合、前記カラーパレットは、図6(a)に示すように、前記原画像データに含まれる色成分を1つのカラーパレットで特定色を表示し、前記特定色選択手段203により特定色が選択されると変換する他の所定の色を前記原画像データに含まれる色成分を1つのカラーパレットに表示するように構成されている。
前記特定色選択手段203は、変換色選択手段207を備え、前記操作部4に設けられた前記表示部26を介して、前記カラーパレット表示手段203により表示されたカラーパレットに表示された色成分より除去したい色を特定色として選択することができるように構成されている。
前記変換色選択手段207は、前記操作部4に設けられた前記表示部26を介して、選択された前記特定色を置換したい他の所定の色を前記カラーパレット表示手段203により表示された色成分より選択することができるよう構成されている。前記特定色選択手段203は、前記変換色選択手段207より他の所定の色が選択されない場合、置換する色を地肌色とするように構成されている。
前記画素データ変換手段204は、前記特定色選択手段203によって選択された特定色の画素データを、前記地肌色算出手段207によって算出された地肌色、または、前記変換色選択手段207により選択された他の所定の色の画素データに置換し、前記原画像データにおける特定色を除去するドロップアウトを実施するように構成されている。
前記画像表示手段205は、前記原画像データ、または、前記画素データ変換手段204によって前記原画像データにおける特定色が地肌色または他の所定の色に置換された画像データをサムネイル画像として前記カラー液晶表示部26のサムネイル画像表示エリアEsに表示するもので、ユーザが前記サムネイル画像により特定色が除去された結果を確認することが可能なように構成されている。
前記画像領域指定手段206は、図7(a)に示すように、前記サムネイル画像手段205によりサムネイル画像表示エリアEsに表示されたサムネイル画像Tを、前記操作部4を介して、前記サムネイル画像表示エリアEsに表示されたサムネイル画像Tの縦、及び、横に配置されたサムネイル画像指定領域カーソルの始点Ts、及び終点Teを操作することにより、サムネイル画像領域Tcを指定することができる。
尚、前記画像領域指定手段206は、図7(b)に示すように、サムネイル画像Tが一定の間隔でセル状のエリアに分割されており、前記操作部4を介して、サムネイル画像領域Tcを選択するように構成されていてもよい。このような構成にすることで、サムネイル画像領域Tcを複数設定することができる。
以下、前記画像処理部20の動作について図8のフローチャートに基づいて説明する。前記画像データ記憶部201に前記入力画像処理手段104から出力された画像データが原画像データとして記憶される(SA1)。
記憶された原画像データは、前記操作入力キー群24等を介してユーザにより前記原画像データに対するドロップアウト機能が選択されると、前記画像表示手段205により、前記カラー液晶表示部26のサムネイル画像表示エリアEsに前記原画像データに基づいたサムネイル画像として表示される(SA2)。
前記サムネイル画像において領域を指定する場合(SA3/Yes)、前記画像領域指定手段206は、前記画像データにおける除去したい特定色が含まれる範囲を指定する(SA4)。
前記領域が指定されると、前記色成分検出手段202は、前記画像データ記憶手段201に記憶された前記原画像データより、指定された領域においてR、G、B毎に濃度ヒストグラムを生成し前記領域に含まれる色成分を検出し(SA5)、さらに、前記地肌色算出手段207で、前記濃度ヒストグラムにおける最も度数が大きくなっている濃度値Rm、Gm、Bmを検出し、前記濃度値Rm、Gm、Bmからなる色を前記原画像データにおける地肌の色として算出する(SA6)。
前記サムネイル画像において領域を指定されない場合(SA3/No)、前記色成分検出手段202は、前記画像データ記憶手段201に記憶された前記原画像データより、R、G、B毎に濃度ヒストグラムを生成し前記原画像データに含まれる色成分を検出し(SA15)、さらに、前記地肌色算出手段207で、前記濃度ヒストグラムにおける最も度数が大きくなっている濃度値Rm、Gm、Bmを検出し、前記濃度値Rm、Gm、Bmからなる色を前記原画像データにおける地肌の色として算出する(SA16)。
前記カラーパレット表示手段203は、前記色成分検出手段202により検出された色を前記カラー液晶表示部26にカラーパレットとして表示し(SA7)、ユーザが前記表示部26を介して、前記特定色選択手段203により特定色が選択されると(SA8)、前記カラーパレット表示手段207は、変換する色をカラーパレットとして表示する(SA9)。
ユーザが前記表示部26を介して、前記変換色選択手段208により、変換する他の所定の色が選択されると(SA10/Yes)、前記特定色選択手段203は、特定色と置換する他の所定の色が決定される(SA11)。このとき、前記カラーパレットには地肌色も色成分として表示されており他の所定の色として地肌色を選択することも可能である。
このとき、前記変換色選択手段208により、他の所定の色が選択されない場合(SA10/No)、前記特定色選択手段202は、変換する他の所定の色を地肌色と決定する(SA17)。
前記画素データ変換手段204は、前記原画像データから、前記特定色選択手段203によって選択された特定色の画素データとなっている画素を検出し、前記変換色選択手段208により選択された他の所定の色、または、前記地肌色算出手段207によって算出された地肌の色に置換処理することで、前記原画像データにおける特定色の画素データから所定の色成分を除去するドロップアウトを実施する(SA12)。
前記画像表示手段205は、前記ドロップアウトされた画像データに基づいたサムネイル画像を前記カラー液晶表示部26のサムネイル画像表示エリアEsに表示する(SA13)。
ユーザにより前記ドロップアウトされた画像データに基づいたサムネイル画像が確認され、前記操作部4を介してOKとされるまで(SA14)、前記ステップSA8から前記ステップSA14の動作を繰り返す。
尚、原画像データにおける特定色の画素データから所定の色成分が除去された最終的な画像データは、前記画像変換手段21へ出力される。
以下、別の実施形態について説明する。上述では、前記カラーパレット表示手段は、前記特定色を他の所定の色に置換する場合、前記原画像データに含まれる色成分を1つのカラーパレットで特定色及び他の所定の色を表示するように構成されているものを説明したが、図6(b)に示すように、特定色選択のカラーパレットと置換したい他の所定の色を表示するカラーパレットとを表示するものであってもよい。
上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、本発明の作用効果を奏する範囲において各ブロックの具体的構成等を適宜変更設計できることは言うまでもない。
画像処理部における機能ブロック構成の説明図 デジタル複写機の概観説明図 操作部の説明図 デジタル複写機の制御部における機能ブロック構成の説明図 濃度ヒストグラムからの地肌の色の算出の説明図 カラーパレットの説明図 サムネイル画像の説明図 画像処理部の動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
20:画像処理部
21:画像変換手段
26:表示部
104:入力画像処理手段
201:画像データ記憶手段
202:地肌色算出手段
203:特定色選択手段
204:画素データ変換手段
205:画像領域選択示手段
206:画像表示手段
207:地肌色算出手段
208:変換色選択手段

Claims (5)

  1. 入力された画像データに含まれる特定色の画素データを変換する画素データ変換手段を備えた画像処理装置であって、
    前記画像データに含まれる色成分を検出する色成分検出手段と、前記色成分を表示するカラーパレット表示手段と、前記カラーパレット表示手段に表示された各色成分のうち除去したい色を選択する特定色選択手段とを備え、前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された色成分の画素データを所定の画素データに置換処理する画像処理装置。
  2. 前記画像データにおける地肌色を算出する地肌色算出手段を備え、前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された色成分の画素データを前記地肌色算出手段により算出された地肌データに置換処理する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画素データ変換手段は、前記画像データに対して前記特定色選択手段によって選択された特定色の画素データを前記画像データに含まれる他の色の画素データに置換処理する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記画像データをサムネイル画像として表示する画像表示手段と、表示された画像の領域を指定する画像領域指定手段を備え、前記カラーパレット表示手段は、指定された領域の画像データに含まれる色成分を表示する請求項1から3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 前記画像表示手段は、前記画素データ変換手段による変換処理後の画像データをサムネイル画像として表示する請求項4記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2333723A2 (en) 2009-09-30 2011-06-15 Hitachi, Ltd. Method of color customization of content screen
JP2016103695A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 株式会社沖データ 画像形成システム、画像形成方法及び画像形成装置

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