JP2008153190A - プラズマ式点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ式点火装置において陰極スパッタリングによる陰極の消耗を抑制して耐久性に優れたプラズマ式点火装置を提供する。
【解決手段】 内燃機関の点火を行うプラズマ式点火装置1において、プラズマ状態の気体からの熱によって溶融可能な導電材料からなる導電材料補給部121と導電材料の補給を受ける導電材料被補給部122とによって構成した放電距離固定部材120を、プラズマ状態の気体の衝突による陰極110の消耗に伴う放電距離変動を阻止すべく陰極110の表面を覆うように形成し、放電距離固定部材120の表面と陽極154との間で放電せしめる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の点火に用いられるプラズマ式点火装置の電極消耗対策に関するものである。
自動車エンジン等の内燃機関において、図12(a)に示すような通常のスパークプラグ1Fによる点火は、イグニッションスイッチ3を投入すると、バッテリ2から低電圧の一次電圧が点火コイル4の一次コイル41に印加され、電子制御装置(ECU)6によって制御されたイグナイタ(トランジスタ)5のスイッチングによって上記一次電圧が遮断され、点火コイル4内の磁界が変化し、上記点火コイル4の二次コイル42に−10〜−30kVの二次電圧が発生し、図12(b)に示すように中心電極110Fと接地電極154Fとで放電が起こり、点火源となる高温域が狭い範囲で発生する。
これに対して、図11(a)に示すようなプラズマ式点火装置1Eによる点火は、イグニッションスイッチ3を投入すると、バッテリ2から低電圧の一次電圧が点火コイル4の一次コイル41に印加され、電子制御装置(ECU)6によって制御されたイグナイタ(トランジスタ)5のスイッチングによって上記一次電圧が遮断され、点火コイル4内の磁界が変化し、点火コイル4の二次コイル42に−10〜−30kVの二次電圧が発生し、中心電極110Eと接地電極154Eとの間の放電距離201に比例する放電電圧に達し、放電が開始する瞬間に、バッテリ2とは別に設けたプラズマエネルギー供給用バッテリ11からコンデンサ9に蓄えられたエネルギー(例えば、−450V、120A)を中心電極110Eと接地電極154との間に形成された放電空間200内に一気に放出し、放電空間200内の気体を高温高圧のプラズマ状態として、上記放電空間200の先端に設けられた開口部155から噴射するため、指向性に富む上に容積的に大きな範囲の高温域が発生する。
そこで、直噴エンジンの燃焼において希薄な混合気を燃焼させるため、点火プラグの付近に濃い混合気が集まるようにして、燃焼を容易にする成層燃焼への応用が期待されている。
この様なプラズマ式点火装置として、特許文献1には、中心電極の汚染を防止すべく、中心電極と中心に該中心電極を保持し縦に伸びる挿入孔を設けた絶縁体と該絶縁体を覆い下端に挿入孔と連通する開口を設けた接地電極とによって構成し、上記挿入孔内に放電ギャップを形成した表面ギャップ型点火プラグが開示されている。
米国特許第3581141号明細書
ところで、従来のプラズマ式点火装置においては、図11(b)に示すように、通常、中心電極110Eは陰極となっており、中心電極110Eの表面に質量の大きな陽イオン20が衝突し、中心電極110Eの表面は徐々に分解される陰極スパッタリング現象が発生し、徐々に中心電極1110Eが浸食され、中心電極110Eと接地電極154との距離即ち放電距離201が次第に長くなるため放電電圧が次第に上昇する。
従って、長時間の使用によりやがて放電できなくなり内燃機関の失火に至る虞がある。
そこで、本願発明は、かかる実情に鑑み、プラズマ式点火装置において陰極スパッタリングによる陰極の消耗を抑制し、放電電圧の上昇が生じ難く、安定した点火を実現する耐久性に優れたプラズマ式点火装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明では、内燃機関に装着され、先端側の底部中央に開口部を設けた筒状の接地電極と、上記接地電極の内側に当接し、上記底部に係止され、上記開口部と連通する内径を有した筒状の絶縁体と、上記絶縁体の中心に嵌着され、上記接地電極の先端面より内側に引き込んだ位置で、その先端面が露出する中心電極とからなり、上記接地電極と上記中心電極とのいずれか一方を陰極とし、他方を陽極とし、上記絶縁体の内側に形成された放電空間内で放電を行い、上記放電空間内の気体を高温・高圧のプラズマ状態で上記開口部から噴射し、上記内燃機関の点火を行うプラズマ式点火装置において、
上記プラズマ状態の気体からの熱によって溶融可能な導電材料からなる導電材料補給部と上記導電材料の補給を受ける導電材料被補給部とによって構成した放電距離固定部材を、上記プラズマ状態の気体の衝突による上記陰極の消耗に伴う放電距離変動を阻止すべく上記陰極の表面を覆うように形成し、上記放電距離固定部材の表面と上記陽極との間で放電せしめる。
請求項1の発明によれば、上記導電材料補給部の一部が溶融状態となり、該溶融状態の導電材料が上記導電材料被補給部に浸透拡散することで陰極スパッタリングによって浸食された上記放電距離固定部材の表面に導電材料を補給できるので、上記陰極と上記陽極との放電距離を常に一定の状態に保つことができる。
従って、上記プラズマ式点火装置の耐久性が向上する。
請求項2の発明では、上記放電距離固定部材は、上記放電空間と上記導電材料被補給部とを隣り合う位置に配設し、上記導電材料被補給部と上記導電材料補給部とを隣り合う位置に配設した層状構造とする。
請求項2の発明によれば、上記放電空間に露出した上記導電材料被補給部の表面が陰極スパッタリングにより浸食されても、隣り合った上記導電材料補給部からの導電材料の補給を受けるので、上記放電距離を常に一定の状態に保つことができる。
従って、プラズマ式点火装置の耐久性が向上する。
請求項3の発明では、上記導電材料被補給部は、絶縁材料と導電材料との混合焼結体によって形成する。
請求項3の発明によれば、上記絶縁材料の粒界に上記導電材料層が形成され、陰極スパッタリングによって、上記導電材料層が浸食されても、上記導電材料補給部から上記導電材料が上記絶縁材料の粒界に拡散し補給される。従って、上記放電距離固定部材と上記陰極との導通が確保され、上記放電距離を常に一定の状態に保つことができる。
従って、耐久性の高いプラズマ式点火装置を実現できる。
請求項4の発明では、上記導電材料被補給部は、上記導電材料補給部と接触する表面から上記放電空間に露出する表面まで貫通する多数の細孔を穿設した多細孔体によって形成する。
請求項4の発明によれば、上記細孔を通過して放電が開始されるので上記導電材料補給部の表面が溶融、陰極スパッタリングを起こすが、やがて上記細孔内に溶融状態の上記導電材料または陰極スパッタリングによって飛散した導電材料原子の付着によって上記細孔内に上記導電材料が充填され、上記導電材料被補給部の表面で放電を行うので、上記放電距離を一定にすることができる。
従って、耐久性高いプラズマ式点火装置を実現できる。
請求項5の発明では、上記導電材料被補給部は、多数の不定型な開空孔を有する多孔質体によって形成する。
請求項5の発明によれば、上記不定形開空孔を通過して放電が開始されるので上記導電材料補給部の表面が溶融、陰極スパッタリングを起こすが、やがて上記開空孔内に溶融状態の上記導電材料または陰極スパッタリングによって飛散した導電材料原子の付着によって上記導電材料が充填され、上記導電材料被補給部の表面で放電を行うので、上記放電距離を一定にすることができる。
従って、耐久性の高いプラズマ式点火装置を実現できる。
請求項6の発明では、上記導電材料被補給部は、絶縁材料と上記プラズマ状態の気体の衝突により浸食され難い高融点導電材料とのいずれか一方または両者からなる。
請求項6の発明によれば、上記放電距離固定部材の放電側の表面は放電により浸食されず上記放電距離を固定できる。
従って、耐久性の高いプラズマ式点火装置を実現できる。
請求項7の発明にでは、上記多数の細孔の開口形状は円形、6角形、4角形、あるいは溝状のいずれかの形状を有する。
請求項7も発明によれば、押出成形、プレス成形等の成型方法により、容易に上記多細孔体の形成が効能となり、耐久性の高いプラズマ式点火装置を実現できる。
請求項8の発明では、上記導電材料補給部に用いられる上記導電材料の材質は、Pt、Au、Ag、Niのいずれかから選択される遷移金属材料またはその化合物からなる。
請求項8の発明によれば、導電材料補給部が酸化されにくくなり、更に耐久性の高いプラズマ式点火装置を実現できる。
より、具体的には、請求項9の発明のように、上記導電材被補給部に用いられる絶縁材料の材質は、特に耐久評価にて消耗が見受けられなかったSi、Alのいずれかのセラミック材料によって形成すると良い。
また、請求項10の発明のように、上記導電材被補給部に用いられる高融点材料の材質は、HfCセラミック材料を使用してもよい。
このHfCセラミックは導電性を持っており、若干消耗はするが、導電材被補給部材としての機能に加え、導電電極材としての機能も持っている。
補給用導電材料として、請求項8の発明にあるPt、Ag、Auを使えば、これらの融点はHfCセラミックより低いため、Pt、Ag、Auが優先的に電極材として補給される。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜2を参照して説明する。
なお、以下の説明において特に指定しない限り図の上側を基端側、下側を先端側と称す。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるプラズマ式点火プラグの概要を示す一部断面図であり、図2は、本発明の実施形態におけるプラズマ式点火装置の基本構成を示す回路図であり、(a)は、中心電極を陰極側とした場合の回路図、(b)は、中心電極を陽極側とした場合の回路図である。
中心電極110は、円柱状に形成された、導電性の金属材料からなり、基端側は外部の通電装置に接続される中心電極端子113と導通し、先端側は本発明の要部である導電材料補給部121と導電材料被補給部122とで構成される放電距離固定部120で覆われている。
中心電極110および放電距離固定部120とは筒形の絶縁碍子130に絶縁保持され、絶縁碍子130の先端部131は、放電空間200を形成するように、放電距離固定部120の先端位置より放電距離201分下方に延設されている。
放電距離固定部材120は、放電空間200と導電材料被補給部122とを隣り合う位置に配設し、導電材料被補給部122と導電材料補給部121とを隣り合う位置に配設した層状構造となっている。
更に、絶縁碍子130は、筒状の金属製のハウジング150によって覆われている。
ハウジング150の先端部は、絶縁碍子先端部131を覆う接地電極154となっており、接地電極154には接地電極開口部155が形成されている。
また、ハウジング150の下部外周には、図略の内燃機関のエンジンヘッドに固定するとともに電気的に接地状態とするためのネジ部151が形成され、上部外周にはネジ部151を締め付けるための六角部152が形成されている。
絶縁碍子130には、係止部132が設けられ、気密性維持のためのパッキングワッシャ141、図略のシール部材等を介して、上記ハウジング150の加締め部153によって加締め固定されている。
また、上記実施形態において、導電材料補給部121と導電材料被補給部122とを予め溶着等によって接合した後、絶縁碍子131に嵌着せしめても良いし、絶縁碍子131の内側に径小となる係止部を設け、導電材料被補給部122と導電材料補給部121とを順に挿入係止せしめても良い。
図2(a)に示すように、上述したプラズマ式点火プラグ1には、放電用点火電源としてバッテリ2が、イグニッションスイッチ3、点火コイル4、電子制御装置(ECU)6、イグナイタ5、整流素子7が接続され、更に、プラズマエネルギー供給用電源としてバッテリ11、抵抗10、コンデンサ9、整流素子8が、プラズマ式点火プラグ1の中心電極110が陰極となるように、接続されている。
イグニッションスイッチ3を投入すると、バッテリ2から低電圧の一次電圧が点火コイル4の一次コイル41に印加され、電子制御装置(ECU)6によって制御されたイグナイタ(トランジスタ)5のスイッチングによって上記一次電圧が遮断され、点火コイル4内の磁界が変化し、点火コイル4の二次コイル42に−10〜−30kVの二次電圧が発生し、中心電極110と接地電極154との間の放電距離201に比例する放電電圧に達し、放電が開始する。
この瞬間に、バッテリ2とは別に設けたプラズマエネルギー供給用バッテリ11からコンデンサ9に蓄えられたエネルギー(例えば、−450V、120A)を中心電極110と接地電極154との間に形成された放電空間200内に一気に放出し、放電空間200内の気体が高温高圧のプラズマ状態となり、放電空間200の先端に設けられた開口部155から噴射するため、指向性に富む上に容積的に大きな範囲の高温域が発生する。
また、図2(b)に示すように、基本となる構成は、図2(a)と同様で、放電用点火電源のバッテリ2’、イグナイタ5’、整流素子7’と、プラズマエネルギー供給用電源のバッテリ11’、整流素子8’とが、プラズマ式点火プラグ1の中心電極が陽極となるように、接続した構成としても良い。本構成は、後述する本発明に第2、第3の実施形態におけるプラズマ式点火プラグ1’、1’’に適用される。
図3〜4に、本発明の第1の実施形態における効果を示す。
本実施形態において導電材料被補給部122aは、図3(a)に示すように、導電材料補給部121と接触する表面から放電空間200に露出する表面まで貫通する多数の細孔124aを穿設した円盤状の多細孔体123aによって形成されている。
例えば、多細孔体123aは、Si、Al等のセラミック材料からなり、細孔124aは、陰極スパッタリングに対して耐久性の高い、Ni、Fe、Pt、Au、Ag等の金属材料または、TiN、MoSiO2等の導電性セラミックによって充填されている。
導電材被補給部121aに用いられる絶縁材料の材質は、特に耐久評価にて消耗が見受けられなかったSi、Alのいずれかのセラミック材料によって形成すると良い。
図3(b)は、上記放電空間200内に放電が起こり、放電空間200内の例えば、空気と燃料気体との混合気体がプラズマ状態となった瞬間を示す。
図3(b)に示すように、放電距離固定部材120aの表面と絶縁碍子先端部131と接地電極154とによって放電空間200を形成しており、上記放電距離固定部材120aは、導電材料補給部121と導電材料被補給部122aとによって層状に構成され、放電空間200に上記導電材料被補給部122aの表面が露出している。
導電材料補給部121は、例えば、Ag、Au、Pt等の難酸化性で、電気抵抗の低い導電材料によって形成されている。
図3(b)に示すように、導電材料補給部121と細孔124aとは電気的に導通状態で、細孔124aの表面と接地電極154との間で絶縁碍子先端部131の内側表面を這うように沿面放電が起こり、放電空間200内に大量の電子21が放出され、窒素等は陽イオン20となって、上記混合気体が電気的に中性で、高温・高圧のプラズマ状態となる。
なお、接地電極開口部155の開口径は、絶縁碍子先端部131の開口径と同一内径で形成しても良いし、絶縁碍子先端部131の開口径よりも大きく絶縁碍子先端部131の外周径と略同一に形成しても良い。
長時間の使用により、繰り返し放電を続けていくと、図4に示すように、例えば、Nイオン等の陽イオン20が、細孔124aの表面に衝突し、陰極スパッタリングおこると細孔124aが浸食され空隙126aが形成されていくが、多細孔体123aの放電空200側表面に露出した多数の細孔124aの内で最も接地電極154に近い場所で放電が起こるため、放電距離201は常に一定範囲を維持するため、放電電圧の上昇は、起こらない。
更に、陰極スパッタリングにより細孔124aの表面が浸食され多細孔体123aの細孔124a内表面が露出しても、プラズマ状態の気体から受ける熱により導電材料補給部121の一部が溶融状態の導電材料124a’となり、空隙となった細孔124a’’’を埋め戻したり、多細孔体123aの表面にスパッタリングされた導電材料124a’’が再蒸着したりする。
従って、導電材料補給部121から導電材料被補給部122aに導電材料が補給されるので多細孔体123aの表面には、導電材料121と導通する細孔124aが形成され、放電距離201が常に一定に保たれる。
また、細孔124a’’’の如く、初めから細孔124aに導電材料が充填されていない場合は、細孔124aを通過して放電が開始されるので導電材料補給部121の表面が陰極スパッタリングによって浸食されるが、やがて細孔124a内に溶融状態の導電材料125a、124a’または陰極スパッタリングによって飛散した導電材料原子124a’’の付着によって細孔124a内に導電材料が充填され、導電材料被補給部の表面で放電を行うので、放電距離を一定にすることができる。
また、多細孔体123aを絶縁性セラミック材料に替えて、例えば、HfC等の高融点の導電性セラミック材料で形成しても良い。このセラミックは導電性を持っており、若干消耗はするが、導電材被補給部材としての機能に加え導電電極材としての機能も持っている。
この様な高融点材料を用いれば、細孔124a内の導電材料が先に陰極スパッタリングされるので、多細孔体123aが導電材料であっても、浸食されにくく、絶縁性セラミックを用いた場合とほぼ同様の効果が期待できる。
本実施形態においては、導電材料補給部121aと導電材料被補給部122aとの間に形成される空隙126aが導電材料補給部121aと導電材料被補給部122aとを完全に切り離すまで放電が可能となる。
補給用導電材料としてPt、Ag、Auを使えば、これらの融点はHfCセラミックより低いため、Pt、Ag、Auが優先的に電極材として補給される。
図5(a)〜(d)に本発明の第1の実施形態に用いられる導電材料被補給部の複数の実施例122b、122c、122d、122eを示す。
上述した導電材料被補給部122aと同様の部分については説明を省略する。
図5(a)に示すように、導電材料被補給部122bは、例えば、Si、Al等の絶縁性セラミック材料によって形成し多数の開空孔124bを有する多孔質体123bからなる。
第1の実施形態と同様、上記開空孔124bは、開空孔のままでも良いし、例えば、Ag、Au、Ni、Pt等の導電材料や、TiN、MoSiO2等の導電性セラミック材料を充填しても良い。
更にまた、多孔質体123bを絶縁性セラミック材料に替えて、例えば、HfC等の高融点の導電性セラミック材料で形成しても良い。
本実施例によれば、多孔質体123bの放電空間200に露出した表面で、導電性材料が充填された開空孔124bと接地電極154との間で放電がなされ、常に放電距離201が一定範囲内で維持される。
また、図5(b)に示すように、導電材料被補給部122cは、例えば、Si、Al等の絶縁性セラミック材料とTiN、MoSiO2等の導電性セラミック材料との混合焼結体を形成している。
本実施例において、絶縁性セラミック材料は、絶縁性セラミック層123cとして導電材料被補給部122cの母材を構成し、導電性セラミック材料は、導電性セラミック層124cとして絶縁性セラミック層123cの結晶粒界に存在する。
本実施例においては、導電性セラミック層124cが陰極スパッタリングによって浸食されても、導電材料補給部121から導電材料が上記結晶粒界中を拡散して補給するので、放電距離201が一定範囲内で維持される。
更に、導電材料被補給部122c、122dは、多細孔体123aにかえて、図5(c)に示すような、複数の六角細孔を有するハニカム構造体123cや、図5(d)に示すような、複数の四角細孔を有するハニカム構造体123dによって構成しても良い。
加えて、細孔124c、124dが多角形状であると、導電材料被補給部122c、122dに補給された導電材に角部ができ、該角部において電界密度の集中が起こり、放電電圧を下げる効果が得られる。
従って、放電電圧の低下によりスパッタリング力も下がり、更に陰極の消耗が少なくなる。
図6に、本発明の第2の実施形態におけるプラズマ式点火プラグ1’を示す。
本実施形態においては、図2(b)に示した回路構成が用いられ、中心電極110が陽極となり、接地電極154’が陰極となっており、中心電極の表面部111と接地電極開口部155’の表面との間で放電される。
基本となる構成は、本発明の第1の実施形態におけるプラズマ式点火プラグ1と同様であり、同じ構成については、同じ符号を付したので、説明を省略し、本実施形態における特徴的事項についてのみ説明する。
本実施形態によれば、中心電極表面部111は、正に帯電しているので、プラズマ化した気体中の電子のみが衝突し、質量の重い陽イオンは衝突しないので、中心電極110の耐久性が向上する。
また、ハウジング150の先端部が導電材料補給部158’となり、接地電極154’が放電距離固定部を構成し、陰極スパッタリングによる接地電極154’の消耗が抑制されている。
図7を参照して、本実施形態の要部について詳述するとともに、その効果について説明する。
ハウジング150の先端には、導電材料補給部158’が設けられ、これに接するように、導電材料被補給部156’と複数の細孔157’とによって構成される放電距離固定部として接地電極154’が配設されている。
導電材料被補給部156’は、絶縁材料を用いて略環状に形成されており、複数の細孔157’が導電材料補給部158’から放電空間200へ向かって放射線状に穿設された多細孔体となっている。
導電材料補給部158’と細孔157’とは電気的に導通状態で、細孔157’の表面と中心電極121との間で絶縁碍子先端部131の内側表面を這うように沿面放電が起こり、放電空間200内に大量の電子21が放出され、窒素等は陽イオン20となって、上記混合気体が電気的に中性で、高温・高圧のプラズマ状態となる。
なお、接地電極開口部155’の開口径は、絶縁碍子先端部131の開口径と同一内径で形成しても良いし、絶縁碍子先端部131の開口径よりも大きく絶縁碍子先端部131の外周径と略同一に形成しても良い。
上述した第1の実施形態における多細孔体123aの細孔124aと同様、細孔157’は、例えば、Ag、Au、Ni、Pt等の導電材料や、TiN、MoSiO2等の導電性セラミック材料を充填しても良いし、開孔のままでも良い。
細孔157’が開孔の場合、細孔157’内を這うように沿面放電がおこるので、導電材料補給部158’の表面と中心電極121の表面との間で放電が可能となる。
また、陰極スパッタリングによって細孔157’内の導電材料Mが放電空間200内に飛散しても、第1の実施形態と同様、導電材料補給部158’から導電材料被補給部156‘へ導電材料が補充されるので、放電電圧をほぼ一定に保つことができる。
本実施形態における放電距離固定材154’の構造を図8に示す。
図8(a)に示すように、絶縁材料によって、表面に複数の溝157’(1)、157’(2)、157’(3)が放射線状に穿設された断面略台形で環状の放電距離固定部材154’(1)、154’(2)、154’(3)を複数枚形成し、これを積層し、更に略環状の放電距離固定部材154’(4)で覆えば、図8(b)に示すような多細孔体からなる放電距離固定部154’を形成することができる。
なお、放電距離固定部154’は、本実施例のように複数層の放電距離固定部材154’(1)〜(4)を積層して構成しても良いし、図8(c)に示すように、絶縁碍子131の先端下面と放電距離固定材154’(5)の基端側表面との境界部において、放電距離固定材154’(5)の表面に放射線状の複数の溝を形成した単層からなる放電距離固定部材154’(5)によって構成してもよい。
図9に、本発明の第3の実施形態におけるプラズマ式点火プラグ1’’を示す。 本実施形態においては、図2(b)に示した回路構成が用いられ、中心電極120が陽極となり、接地電極154’’が陰極となっている。
本実施形態においては、ハウジング150の先端に、導電材料補給部158’’が設けられ、これに接するように、接地電極154’’が配設されている。
更に、接地電極開口部155’’の開口径は、絶縁碍子先端部131の開口径よりも大きく絶縁碍子先端部131の外周径と略同一に形成してある。
陰極スパッタリングによって、電極材が飛び散り、絶縁碍子131の放電空間200に対抗する表面の中心電極110近くまで付着すると、放電が不安定になることがある。
しかしながら、本実施例の構造のように、接地電極開口部155’’が絶縁碍子先端部131よりも広く開口していると、放電空間200の内部まで電極材が飛び散ることが低減でき、放電が安定する。
図10(a)〜(c)に本発明の第3の実施形態におけるプラズマ式点火プラグ1’’に適用し得る放電距離固定部材の複数の実施例を示す。
本図中(a)は、多細孔体によって形成した場合、(b)は、多孔質体によって形成した場合、(c)は、絶縁性セラミック材料と導電性セラミック材料との混合焼結体によって形成した場合を示す。
本発明の第1、第2の実施形態と同様、本実施形態において(a)〜(c)のいずれの場合も、接地電極開口部155’’a、155’’b、155’’cの表面で陰極スパッタリングが生じても導電材料補給部158から導電材料被補給部156’’a、156’’b、156’’cへ補充されるので、放電電圧の上昇が起こらず、耐久性の高いプラズマ式点火プラグ1’’が実現できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定する物ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。
例えば、第1の実施形態において、導電材料被補給部は、厚さ0.5mm程度に形成したが、導電材料被補給部の厚さが薄くなり過ぎると導電材料補給部から導電材料被補給部への物質移動は容易となるが、陰極スパッタリングにより侵食されやすくなり、導電材料被補給部の厚さが厚くなり過ぎると導電材料補給部から導電材料被補給部表面への物質移動が困難となる。
従って、使用する内燃機関に応じて上記導電材料被補給部の厚さを適宜調整するのが好ましい。
本発明の第1の実施形態におけるプラズマ式点火プラグの構成を示す一部断面図。 (a)は、本発明の実施形態において、中心電極を陰極とした場合における等価回路図、(b)は、本発明の実施形態において、中心電極を陽極とした場合における等価回路図。 (a)は、本発明の第1の実施形態に用いられる導電材料被補給部の概要を示す平面図、(b)は、本発明の第1の実施形態を示す要部拡大断面図。 本発明の第1の実施形態における効果を示す要部拡大図。 (a)〜(d)は、本発明の第1の実施形態に用いられる導電材料被補給部の具体例を示す平面図および断面図。 本発明の第2の実施形態におけるプラズマ式点火プラグの構成を示す一部断面図。 本発明の第2の実施形態における効果を示す要部拡大図。 (a)は、本発明の第2の実施形態における複数層からなる導電材料被補給部の概要を示す展開図、(b)は、複数層を積層した導電材料被補給部を示す一部切り欠き斜視図、(c)は、本実施形態における単層からなる導電材料被補給部を示す一部切り欠き斜視図。 本発明の第3の実施形態におけるプラズマ式点火プラグの構成を示す一部断面図。 (a)〜(c)は、本発明の第3の実施形態に用いられる導電材料被補給部の具体例を示す一部切り欠き斜視図。 (a)従来のプラズマ式点火装置の構成例を示す回路図、(b)は従来のプラズマ式点火装置の問題点を示す要部拡大図。 (a)は、通常のスパークプラグの構成例を示す回路図、(b)は通常のスパークプラグの放電状態を示す要部拡大図。
符号の説明
1 プラズマ式点火装置
110 中心電極
120 放電距離固定部
121 導電材料補給部
122 導電材料被補給部
130 絶縁碍子
131 絶縁碍子先端部
150 ハウジング
154 接地電極
155 接地電極開口部
200 放電空間
201 放電距離

Claims (10)

  1. 内燃機関に装着され、
    先端側の底部中央に開口部を設けた筒状の接地電極と、
    上記接地電極の内側に当接し、上記底部に係止され、上記開口部と連通する内径を有した筒状の絶縁体と、
    上記絶縁体の中心に嵌着され、上記接地電極の先端面より内側に引き込んだ位置で、その先端面が露出する中心電極とからなり、
    上記接地電極と上記中心電極とのいずれか一方を陰極とし、他方を陽極とし、
    上記絶縁体の内側に形成された放電空間内で放電を行い、上記放電空間内の気体を高温・高圧のプラズマ状態で上記開口部から噴射し、上記内燃機関の点火を行うプラズマ式点火装置において、
    上記プラズマ状態の気体からの熱によって溶融可能な導電材料からなる導電材料補給部と上記導電材料の補給を受ける導電材料被補給部とによって構成した放電距離固定部材を、上記プラズマ状態の気体の衝突による上記陰極の消耗に伴う放電距離変動を阻止すべく上記陰極の表面を覆うように形成し、上記放電距離固定部材の表面と上記陽極との間で放電せしめることを特徴とするプラズマ式点火装置。
  2. 上記放電距離固定部材は、上記放電空間と上記導電材料被補給部とを隣り合う位置に配設し、上記導電材料被補給部と上記導電材料補給部とを隣り合う位置に配設した層状構造とする請求項1に記載のプラズマ式点火装置。
  3. 上記導電材料被補給部は、絶縁材料と導電材料との混合焼結体によって形成する請求項1または2に記載のプラズマ式点火装置。
  4. 上記導電材料被補給部は、上記導電材料補給部と接触する表面から上記放電空間に露出する表面まで貫通する多数の細孔を穿設した多細孔体によって形成する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプラズマ式点火装置。
  5. 上記導電材料被補給部は、多数の不定型な開空孔を有する多孔質体によって形成する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のプラズマ式点火装置。
  6. 上記導電材料被補給部は、絶縁材料と上記プラズマ状態の気体の衝突により浸食され難い高融点導電材料とのいずれか一方または両者からなる請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプラズマ式点火装置。
  7. 上記多数の細孔の開口形状は円形、6角形、4角形、あるいは溝状のいずれかの形状を有する請求項4に記載のプラズマ式点火装置。
  8. 上記導電材料補給部に用いられる上記導電材料の材質は、Pt、Au、Agのいずれかから選択される遷移金属材料またはその化合物からなる請求項1ないし7のいずれか1項に記載のプラズマ式点火装置。
  9. 上記導電材被補給部に用いられる絶縁材料の材質は、Si、Alのいずれかのセラミック材料からなる請求項6に記載のプラズマ式点火装置。
  10. 上記導電材料被補給部に用いられる高融点導電性材料の材質は、HfCセラミック材料からなる請求項6に記載のプラズマ式点火装置。
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