JP2008152647A - 画像形成装置リモート管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 数万台のデバイス監視をサポートする監視システムにおいて、監視プロセスを起動させるためのリソース負担が大きくなってしまうという問題があった。
【解決手段】 遠隔監視装置と監視ホストとからなる管理システムにおいて、監視ホストは、遠隔監視装置から送信される第1のデバイス監視データを受信して、遠隔監視装置にリクエスト情報を送信する機能と、リクエストに基づいて遠隔監視装置から送信される第2のデバイス監視データを受信する機能と、第2のデバイス監視データから障害を検知する機能と、を有し、遠隔監視装置は、管理サーバへ第1のデバイス監視データを送信して、管理サーバからリクエスト情報及び監視確認時刻情報を受信する機能と、リクエスト情報及び監視確認情報に基づいて、複写機のステータス情報を監視サーバへ送信する機能と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像形成装置監視装置と監視ホスト間の通信を用いて画像形成装置のステータス監視を実行するプログラムに関するものである。
従来、画像形成装置(以下、デバイスという)の状態を監視する監視システムでは、監視装置がデバイスの一時的な障害の検知を行い、障害が発生したときには監視ホストに通知を行っているが、デバイスの継続したステータスの変化により障害を検知する場合には、監視ホストがデバイスの状態監視を行う。この状態監視とは、デバイスに発生する障害ではない状態変化を、監視ホストにて監視を行う。この状態変化が規定時間以上継続した場合に、ステータス異常継続障害として監視ホストはユーザに通知を行う。監視ホストはステータス異常継続障害を検知するために、個々のデバイスの状態変化に対して、それぞれ監視プロセスを起動してデバイスの状態監視を行っている。例えば、デバイスにジャムが発生した後、ジャムが放置されている状態を検知するためには、ジャムが発生してから後、規定時間ジャムが解消されないことを条件としてジャム放置障害を検知していた。デバイスにジャムが1回発生すること自体は、デバイスにとって障害ではないが、ジャムが発生している状態が放置される(継続する)ことを障害とするため、監視ホストではジャムが発生したことを受信すると、監視ホスト内でジャムに関する監視プロセスを起動して、特定デバイスの特定ジャムの状態監視を行う必要があった。また、同様にドアオープンの放置されている状態を検知するのも、同様に、監視ホストが監視プロセスを起動して状態監視を行うのが一般的であった。
従来例としては、例えばデバイスに障害が発生した場合と、障害から復帰した両方の場合にメールで通知を行うものがある(特許文献1参照)。
特開2003−015973号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、数万台のデバイス監視をサポートする監視システムにおいて、監視プロセスを起動させるためのリソース負担が大きくなってしまうという問題があった。
上述した問題点を解決するために、本発明は、監視ホストに、遠隔監視装置から送信される第1のデバイス監視データを受信する機能と、受信したデータから、ステータス異常に至る障害検知時間を算出する機能と、受信したデータに対して、遠隔監視装置にリクエスト情報及び監視確認時刻情報を送信する機能と、前記リクエストに基づいて遠隔監視装置から送信される第2のデバイス監視データを受信する機能と、前記第2のデバイス監視データから障害を検知する機能と、を有し、遠隔監視装置に、管理サーバへ第1のデバイス監視データを送信する機能と、管理サーバからリクエスト情報及び監視確認時刻情報を受信する機能と、リクエスト情報及び監視確認情報に基づいて、複写機のステータスを確認する機能と、リクエスト情報に基づき確認した複写機のステータス情報を第2のデバイス監視データとして監視サーバへ送信する機能と、ステータス変化に応じてリクエスト情報を破棄する機能と、同じリクエストが重なった場合に、後から来たリクエスト情報を破棄する機能と、を有することを特徴とする。
本発明によって、異常ステータスが継続することで発生する障害を、障害監視プロセスを立ち上げる必要なく検知できるようになり、監視ホストでの負荷を軽減させることができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル複写機本体(以下、複写機という)と監視装置とのイントラネット内における接続関係を示す図である。
この図において101は複写機、102は複写機101の状態を監視する監視装置、103は一般のユーザが業務等で使用するパーソナルコンピュータ(PC)であり、これらがLAN100を介して相互に接続されていることを表している。
監視装置102は、LAN100を介して自身の通信スケジュールに従って通信を行い、複写機101の種動作モード設定や、カウンタ値、稼働ログなどの稼働情報、およびハード障害やジャム多発等の障害情報を複写機101から取得する。この際の通信手段としては、SNMP(Simple Network Management Protocol)を介したMIB(Management Information Base)のやり取り等がある。
監視装置102は、特別なデバイスとして図面に記されているが、監視装置とは、監視プログラムの走るデバイスを指し、PC(パーソナルコンピュータ)上に監視プログラムがインストールされ、監視装置となるケースや、複写機自身に監視プログラムを内蔵し、監視装置の役割を果たすケースなどがあり、監視装置自体に制限はない。
図2は、本発明の実施の形態に係る複写機と監視装置と監視ホストとのインターネットを介した接続関係を示す図である。
この図において201は複写機の稼動状態を一元的に管理する管理ホストであり、202は、複写機101と監視装置102とがLAN100を介して相互に接続されたイントラネットの環境を表している。これら複数のイントラネット環境202と監視ホスト201とがInternet200を介して相互に接続されている。監視装置102は図1で説明した各複写機の稼動情報と障害情報を通信用データに加工し、Internetを介して監視ホスト201に送信している。通信プロトコルは、MailプロトコルやHTTPなどのプロトコルを想定しているが、とくに限定するものではない。
複写機101と監視装置102とが通信しあうイントラネットの環境202は複数存在し、各イントラネット環境202に設置してある複数の監視装置102と、1台の監視ホスト201とが、多対1の関係で通信を行う。
図3は、本発明の実施の形態に関わる複写機の構成を示す断面図である。
図において、350は自動原稿送り装置(DF)、302はスキャナであり、スキャナ302は、原稿照明ランプ303や走査ミラー304等で構成されている。
自動原稿送り装置350は原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス301上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後に原稿を排出するものである。プラテンガラス301上に搬送された原稿は、不図示のモータによって駆動されるスキャナ302で往復走査され、その反射光は走査ミラー304〜306を介してレンズ307を透過し、イメージセンサ部308内のCCDセンサに結像する。309はレーザやポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部308で電気信号に変換され、所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光319を感光体ドラム311に照射する。
感光体ドラム311の周りには、1次帯電器312、現像器313、転写帯電器316、前露光ランプ314、クリーニング装置315が装備されている。画像形成部310においては、感光体ドラム311は、不図示のモータにより矢印方向に回転しており、1次帯電器312により所望の電位に帯電された後、露光制御部309からのレーザ光319が照射され、その上に静電潜像が形成される。感光体ドラム311上に形成された静電潜像は、現像器313により現像されて、トナー像として可視化される。
一方、右カセットデッキ321、左カセットデッキ322、上段カセット323あるいは下段カセット324からピックアップローラ325〜328により給紙された転写紙は、給紙ローラ329〜332、レジストローラ333により転写ベルト334へ給送され、その過程において可視化されたトナー像が転写帯電器316により転写紙に転写される。また、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し351も装備されている。
トナー像転写後の感光体ドラム311からは、クリーナー装置315により残留トナーが清掃され、前露光ランプ314により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、分離帯電器317によって感光体ドラム311から分離され、転写ベルト334によって定着器335へ搬送される。定着器335では加圧、加熱によってトナー像が定着され、排出ローラ336により複写機101の機外へ排出される。
337は排紙フラッパであり、搬送パス338側と排出パス343側の経路を切り替える。340は下搬送パスであり、排紙ローラ336から送り出された転写紙を反転パス339を介して裏返し再給紙パス341に導く。また、左カセットデッキ322から給紙ローラ330によって給紙した転写紙も、再給紙パス341に導く。342は転写紙を画像形成部310に再給紙する再給紙ローラである。344は排紙フラッパ337の近傍に配置された排出ローラで、排紙フラッパ337により排出パス343側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ337を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス338、反転パス339、下搬送パス340を介して再給紙パス341に導く。このとき、転写紙は、その後端が反転ローラ345によって搬送パス338から全て抜け出し、反転ローラ345に転写紙が噛まれた状態の位置まで反転パス339に引き込まれ、反転ローラ345を逆転させることで搬送パス340に送り出される。
複写機101から転写紙を反転させて排出する時には、排紙フラッパ337を上方へ上げ、転写紙の後端が搬送パス338に残った状態の位置まで反転ローラ345によって反転パス339に引き込む。更に、反転ローラ345を逆転させることで、転写紙は裏返しにされて排出ローラ344側に送り出される。
360は複写機101から排出した転写紙を揃えて閉じる排紙処理装置である。この装置は、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ364で積載して揃える。また、一部の画像形成が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ362、または363に排出する。
排紙トレイ363は、その上下移動が不図示のモータで制御され、画像形成動作開始前には処理トレイ364の位置に移動し、外出された転写紙が積載されていくと紙面の高さが処理トレイ364の位置になるように移動する。368は排紙トレイ363の下限を検知するトレイ下限センサであり、排紙トレイ363に約2000枚の転写紙が積載された時にこれを検知するようになっている。
361は排紙された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載する用紙トレイ、365は排出された転写紙をZ折りにするZ折り機である。また、366は排出された転写紙の一部をまとめてセンター折りしてステイプルを行う事によって製本を行う製本機であり、製本された紙束は排出トレイ367に排出される。
また、本断面図内の各所には不図示の各種センサが配置されており、トナー切れや原稿ジャム、転写紙残量、転写紙ジャム、現像関連の消耗部材残量、原稿照明ランプ切れ、その他様々なメカニカルトラブル等を検出する。
図4は、複写機101内の制御部のブロック図である。
制御部の各構成要素は、システムバス481及び画像バス482に接続されている。ROM483には複写機101の制御プログラムが格納されており、CPU486で実行される。RAM484は、プログラムを実行するためのワークメモリエリアであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。蓄積メモリ485は不揮発性メモリであり、複写機101の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、カウンタ値、稼働ログなどが記憶される。 Network I/F489はLANと接続するためのインタフェース部であり、LANを介して監視装置102と通信を行う。回線I/F部490は、ISDNや公衆電話網に接続され、ROM483内の通信制御プログラムにより制御され、ISDN I/Fやモデム、NCU(Network Control Unit)を介して遠隔の端末とデータの送受信を行う。ファクシミリの送受信もこの回線I/F部490を使用して行う。操作部488には表示手段やキー入力手段が内蔵されており、これらはCPU486にて制御される。操作者は、キー入力手段を通してスキャナ読み取りやプリント出力に関する各種設定指示や、作動/停止指示を行う。
以上のデバイスがシステムバス481上に配置される。 IO制御部497は、システムバス481と画像データを高速で転送する画像バス482とを接続するためのバスブリッジである。画像バス482は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス482上には以下のデバイスが配置される。デジタルI/F部493は、複写機101のリーダー部496やプリンタ部497と制御部480とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、リーダー部496やプリンタ部497内の各所に配置した前述の各種センサが検出した情報は、このデジタルI/F部493、及びIO制御部497を介してシステムバス481へ流れる。画像処理部491は、入力及び出力画像データに対し補正/加工/編集を行う。画像回転部492は画像データの回転を行う。画像圧縮伸長部494は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG/MMR/MR/MHの圧縮伸張処理を行う。画像密度変換部495は、出力用画像データに対して解像度変換等を行う。
CPU486で実行される制御プログラムにより、CPU486は蓄積メモリ485内のカウンタ値や稼働ログなどの稼動情報や障害情報を読み出して監視装置102からのリクエストに対して、Network I/F489を介して送信する。
図5は、図1における監視装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。監視装置102は、一般的な情報処理装置が備える構成、即ち、バス501、CPU502、ROM503、RAM504に加えて、Network I/F(1)506,Network I/F(2)507、記憶装置508を備えている。
監視装置102はNetwork I/F(2)を通じて設定用端末509を接続し、ユーザは設定用端末509から監視装置102を各設置環境に合わせて設定する。
CPU502は、各構成部品503〜508を個別に又は総統合的に制御するものであり、記憶装置508に格納されたプログラムとスケジュールに基づき、Network I/F(1)506を介して複写機101の稼動情報や障害情報を取得する。
また、CPU502は取得情報を緊急度によって分類し、通信用データに加工してNetwork I/Fを介して監視ホスト201へ送信する。この複写機101の取得情報の分類は、大きく4つに分けられる。
ひとつは、複写機の故障など、複写機101が異常状態に陥ったときに、すぐに復旧させる必要のある障害情報である。この障害情報を取得した監視装置102は直ちに通信用データに加工してNetwork I/Fを介して監視ホスト201に送信する。
もうひとつは、ジャムの発生など1回1回の情報に緊急度はないが、頻繁に発生したときにはメンテナンスが必要になる可能性のある障害情報である。この情報を取得した監視装置102は記憶装置508に障害履歴を保管し、規定の回数や規定の発生率に達したら、障害履歴情報を通信用データに加工してNetwork I/Fを介して監視ホスト201に送信する。
3つめは、「複写機のドアが開いた」や「複写機にジャムが発生した」などの複写機のステータス変化を通知するステータス情報である。ひとつひとつの情報に緊急度はなく、複写機の状態変化の通知を行う。しかし、「複写機にジャムが発生した」という通知から、規定時間以上(例えば20分以上)状態変化通知がなかった場合には、ジャム放置という障害となる。
最後は、カウンタ値や稼動ログなど、規定のスケジュールで監視ホスト201に送信する稼動情報である。この稼動情報を取得した監視装置102は規定のスケジュールに達するまで、稼動状態を記憶装置508に保管し、規定のスケジュールに達したら、記憶装置508から稼動情報を読み出し、通信用データに加工してNetwork I/F(1)506を介して監視ホスト201に送信する。
バス501は、図1の監視装置102を構成する部品間のデータを受け渡す共通信号路である。RAM504は、電気的に情報を記憶でき且つ書き換え可能な記憶手段である。記憶装置508は、電気的に情報を書き換え可能であり且つ電源が無くなっても情報を記憶可能な不揮発性記憶手段である。Network I/F(1)506、およびNetwork I/F(2)507は、ネットワーク経由で外部と情報交換を行うインタフェースである。
監視装置102は、監視プログラムを走らせるために特化したハードウェアであり、監視プログラムは、一般的なPC上で走らせたり、複写機上で走らせたりする事ができ、走らせるプラットフォームに制限はない。
図6は、本発明に係る監視ホスト201のブロック図である。
監視ホスト201は汎用のコンピュータ等で構成され、監視ホスト201全体を制御するためのCPU652と、システム起動に必要なブートプログラムを記憶するための読み出し専用メモリであるROM653と、CPU652でプログラムを実行する際に必要とされる作業メモリであるRAM654と、Network上で通信を行うためのNetwork I/F655と、表示デバイス657に監視装置102との通信内容等を表示するための表示制御部656と、監視ホスト201を管理するオペレータからの入力デバイス659、660、入力を受け付ける入力制御部658と、CPU652で実行するプログラムや監視装置102から送られた各複写機101の稼働情報などを格納する磁気ディスク等の記憶装置661を含む。
監視ホスト201は、監視装置102からの定期的な稼働情報通知や不定期的な異常状態の通知を常時受けている。
定期的に通知される稼働情報には、後述する各種カウンタ値や稼働ログなどが含まれており、監視ホスト201は稼動情報を基に複写機101を所有している顧客に対して毎月請求する定期メンテナンス料を算出する。また、複写機101に使用されているパーツが推奨寿命に対してどのくらい消耗しているのかをレポートの形で出力する。監視ホスト201はこの稼働情報を記憶装置661に逐次格納する。一方オペレータは格納された稼働情報を適宜参照して顧客への請求額を決定する。
不定期的に通知される複写機101の異常状態を表す情報には、稼働情報に加えて、発生したハード障害やジャムなどのエラー/アラーム情報が含まれている。監視ホスト201はこの情報を受け取ると、情報の緊急度に基づいて処理を決定する。受け取った情報が、複写機の故障など、複写機101が異常状態を表すものであり、すぐに復旧させる必要のある障害情報だった場合には、その対象の複写機101を管理しているオペレータに電子メールを送信し、さらに記憶装置661に逐次格納すると共にディスプレイ657上に表示することで、複写機101が異常状態に陥っている旨をオペレータに通知する。また、受け取った情報がジャムやアラームのように緊急度が低い場合には、記憶装置661に逐次格納し、電子メールの送信が必要かどうか、ディスプレイ657に表示させる必要があるかどうかを判断する。一方オペレータは、ディスプレイ657上の表示内容から複写機101の状態を判断し、必要に応じて障害復旧作業をサービスマンに指示をする。また、トナーなどの消耗品を顧客に送付する。
図7は、本発明に係る監視装置102が監視ホスト201に対して定期的、または不定期的に通知する複写機101の情報内容を表した図である。
データテーブル700/720/730/740は情報の構造を模式的に表したもので、このテーブル内に記されている各情報は実際にはXML形式で表現された上で更に暗号化され、通信データとして監視装置102から監視ホスト201へ通知される。通信データフォーマットのサンプルとしてXMLを使用して表現しているが、このフォーマットに制限はない。データ送信日時701は監視装置102から監視ホスト201へ送信を始めるときの監視装置の内部時刻であり、通信種別702は、この通知が定期的なものなのか、或いは不定期的なものなのかを表す識別子である。トータルカウンタ703は複写機101におけるトータルプリント枚数である。監視装置情報704には、監視ホスト201内で監視装置102を一意に特定するための情報や、監視装置102の種類を特定するための情報が出力される。監視装置 ID705は、監視ホスト201内で監視装置102を一意に特定するための識別IDである。監視装置Type706は、監視装置102が、複写機101上で走る監視プログラムなのか、PC上で走るプログラムなのか、特定デバイスで動く監視装置102なのかの、種別を表すコードである。監視装置 Version707は監視プログラムのバージョン情報である。複写機情報708には、監視ホスト201内で複写機101を特定するための情報や複写機101に設定されている設定情報が出力される。複写機ID709は、監視ホスト201内で複写機101を一意に特定するために、予め複写機側に割り振られた番号である。複写機 MAC Address710は複写機101のネットワークデバイスの物理アドレスであり、複写機IP Address711は複写機に設定されているIP Address情報である。前記通信情報を示す通信データ701/702/703/704/705/706/707/708/709/710/711は、監視装置102が監視ホスト201と通信を行うための共通情報となっている。エラー情報712には、複写機101が障害によって使用不可能な状態に陥ったときに、どのような障害が発生しているのかを監視ホストに通知する障害情報である。複写機101に障害が発生すると、監視装置102は複写機101にどのようなエラーが発生しているのかを表すエラーコード713と、障害の発生した時間を表す発生日時714、及び障害が発生したときの複写機101のトータルカウンタ715をエラー情報712として送信する。ジャム/アラーム情報721は、複写機101に、緊急度の低い障害が発生したときに、ログとして監視装置に障害履歴を保存しておき、規定の履歴数、または、頻度に達した場合に監視ホストへ送信する情報である。ジャム/アラーム履歴(1)709は、複写機101で最も新しく発生したジャムに関する情報であり、以降発生日時の新しい順に並べた過去19回分のジャム/アラームに関する情報がジャム/アラーム履歴(2)〜(20)713である。個々のジャム/アラーム履歴の中身は、ジャム/アラームの発生個所を表すジャム/アラームコード710と、その発生日時711と、ジャム/アラームが発生した時点でのトータルカウンタ712である。サービスモードカウンタ情報731は、複写機101内部で保持している各種機構部品の動作カウンタの値であり、感光体ドラム311の回転数や露光ランプ314の点灯回数、給紙/排紙ローラの通紙回数、Z折り機365の作動回数などがカウンタ情報を基にして、算出されるカウンタ情報である。データ取得日732は、監視装置102が複写機101のサービスモードカウンタ値を取得した時刻情報である。サービスモードカウンタ(1)733、サービスモードカウンタ(2)734・・・は各メカカウンタより算出されたそれぞれの情報で、監視装置102と監視ホスト201とで認識しているカウンタ値情報である。アラート情報741は、「複写機のドアが開いた」や「複写機にジャムが発生した」などの複写機101の状態変化を通知するステータス情報である。アラートアイテム(1)742およびアラートアイテム(2)〜(n)は、複写機101が通常状態以外の状態にあることを示す場所情報及びイベントが発生した時刻情報である。アラートコード743は、複写機101にステータス変化が発生したとき(例えば、ドアがオープンした)に、ステータス変化の発生した場所情報を示すコードである。発生時刻745は、複写機101にステータス変化が発生したときの、イベント発生時刻である。
図8は、本発明に係る複写機101/監視装置102と監視ホスト201間の通信シーケンスの一部を表した図であり、複写機101に状態変化が発生した時の一例を表している。801/802/803/804/805は複写機101に発生する状態変化及びイベントを示している。イベント801では、複写機101にジャムが発生したことを表している。イベント802では、オペレーションパネルを通じてユーザがジャムを認識したことを表している。イベント803では、ジャムを認識したユーザが複写機101の対象部分のドアを開いたことを表している。イベント804では、ユーザがジャムを取り除いたことを表している。イベント805では、ユーザがドアを閉めたことを表している。通信データ811/812/813は、複写機101/監視装置102から監視ホスト201へ送信されるアラート情報を示している。通信データは、複写機101のイベント変化に合わせて監視装置102から監視ホスト201へ送信される。通信データ811は、複写機101にジャムが発生したことをトリガーにして、複写機101のステータスが変化したことを監視ホスト201に通知する通信データである。データ送信日時821は、ジャム発生ステータス変化を監視ホスト201に送信し始めるときの時刻データである。図中では、サンプルデータとして、2005/06/16 10:40としている。監視装置ID822は、JPN_00001という監視装置にてステータス変化を検知したことを表している。複写機 ID823は、MLX30496という複写機IDの複写機でステータス変化が発生したことを表している。アラート情報824では、アラートの詳細情報を出力している。アラートアイテム(1)825では、複写機101にステータス変化のあった箇所・時間の詳細情報を表している。アラートコード826は、複写機101にジャムが発生したことを表している。発生日時827は、複写機101に2005/06/16 10:40にジャムが発生したことを表している。通信データ812は、複写機101にドアオープンが発生したことをトリガーにして、複写機101のステータスが変化したことを監視ホスト201に通知する通信データである。データ送信日時831は、ドアオープンステータス変化を監視ホストに送信し始めるときの時刻データである。図中では、サンプルデータとして、2005/06/16 10:42としている。アラートアイテム(2)838では、複写機101にステータス変化のあった箇所・時間の詳細情報を表している。アラートコード839と発生時間840は、2005/06/16 10:42に、複写機101のドアがオープンしたことを表している。通信データ813は、複写機101のステータスが再度変化して、すべての箇所で、通常状態に復帰したことを表している。データ送信日時841は、複写機101が通常状態に復帰したことを示す変化を監視ホスト201に送信し始めるときの時刻データである。図中では、サンプルデータとして、2005/06/16 10:50としている。アラートアイテム(0)では、何も情報を入れないことにより、複写機101のステータス変化があったことと、通常状態に復帰したことを表している。監視ホスト201では、通信データ811と通信データ813を受信することで、複写機101で発生したジャムがどの程度の期間継続したか計算する。また、監視ホスト201では、通信データ812と通信データ813を受信することで、複写機101で発生したドアオープンがどの程度の期間継続したかを計算する。図8のサンプルデータでは、ジャム継続時間814は、10分間持続したことがわかる。また、ドアオープン継続時間815は、8分間継続したことがわかる。このジャム継続時間814およびドアオープン持続時間815は監視ホスト201で夜間などの比較的監視ホストの使用率が低いときに、バッチ処理として通信履歴から算出し、さらに複写機101の平均ジャム継続時間とドアオープン継続時間を算出する。監視ホスト201はこの算出された平均ジャム継続時間とドアオープン継続時間を自身のデータベースに保存する。
図9は、本発明に係る複写機101/監視装置102と、監視ホスト201間の通信シーケンスの一部を表した図である。801/902/903は複写機101に発生するイベントを示しており、904は監視ホスト201に発生するイベントを示している。イベント902では、監視装置102は監視ホスト201からのリクエストを受け、指定時刻に複写機101のジャムの状態を再度確認するジョブをセットしたことを表している。イベント903では、イベント902にて監視装置102に設定されたジャムの状態確認ジョブを指定時刻で走らせていることを表している。イベント904では、監視ホスト201が複写機101にジャム放置障害は発生していることを検知して、ユーザへ障害通知を送信することを表している。通信データ811/913は、複写機101/監視装置102から監視ホスト201へ送信されるアラート情報およびステータスレスポンス情報を示しており、通信データ912は、監視ホスト201から複写機101/監視装置102へ送信されるステータスレスポンス情報を示している。通信データ913は、イベント903によって行われた複写機101のジャムステータスの確認で、ジャムが継続していたことから、監視装置102が監視ホスト201にステータスレスポンスとして送信した通知情報である。このとき、複写機101のステータスが通常状態に戻っていた場合、監視装置は、ステータスレスポンスを行わなくてもよい。通信データ912は、監視装置102からステータス通知アラートを受け取った監視ホスト201が、監視装置102に対して送信しているステータス監視リクエストである。データ送信日時931では、監視ホスト201が監視装置102に対して、リクエストを送信し始める時刻を出力している。ステータスリクエスト932では、監視ホスト201が監視装置102から受け取ったステータスアラート811の情報を元に、確認したい複写機の箇所と、規定時刻を指定してステータスリクエストを行う。指定時刻とは、図8中で、算出したイベント継続平均時間を元にして算出される。例えば、ジャムが発生した場合、ジャムの平均継続時間は10分であるため、平均継続時間より十分に長い時間(例えば、平均持続時間 X 2)の20分を計算し送信する。ステータスコード934は、監視ホスト201が確認をしたい複写機101の場所であり、通知日時935は、監視ホスト201が平均継続時間より定めた障害とみなすのに十分長い時間を現在時刻に加算して出力する。通信データ912を受信した監視装置102は通知日時935の時刻に、指定された箇所のステータスを確認するように、自身のプロセスに組み込み、確認待機時間914を待つ。上記のようにして、複写機101にステータス変化が発生した場合、監視装置201は、状態変化のアラートを監視ホスト201へ通知する。この状態変化のアラートを監視ホスト201で受信した場合、さらに、そのアラートが継続することで障害となる場合には、監視ホスト201は、監視装置にステータスリクエスト通知を送信する。
図10は、本発明に係る複写機101/監視装置102と監視ホスト201間の通信シーケンスの一部を表した図であり、図9にて説明した、監視ホスト201が監視装置102へステータスリクエストを送信した場合に発生する例外処理を示している。801/902/802/803/1005/1001/804/805/1009は複写機101及び監視装置102に発生するイベントを示しており、イベント1005では、監視装置102は監視ホスト201から、ジャムのステータス確認のリクエストを受信しているが、イベント902にて、すでにジャムに関する同じステータス確認を受けているので、新規で受信したステータス確認は破棄する。イベント1001では、監視装置102は監視ホスト201から、ドアオープンのステータス確認のリクエストを受信し、監視装置102のプロセスとしてドアオープンのステータスを指定時間後に確認するというジョブを設定する。イベント1009では、複写機101のすべての箇所のステータスが通常状態に戻ったことを受けて、以前に設定したステータス監視ジョブを破棄する。通信データ811/812/813は複写機101/監視装置102から監視ホスト201に通知する通新データである。通信データ912/1011は監視ホスト201から複写機101/監視装置102へ送信されるステータスリクエストである。通信データ1011は、監視ホスト201が通信データ812を監視装置102から受信したことにより、監視ホスト201は複写機101にジャムとドアオープンが発生していることを認識し、監視ホスト201が監視装置102に送信したジャムとドアオープンに関するステータスリクエストである。データ送信日時1051は、監視ホスト201が監視装置102にステータスリクエストを送信し始めた時刻である。ステータスリクエスト情報1052は、監視ホスト201が監視装置102に対して、複写機101の通常状態にない箇所の監視依頼を出力していることを表している。ステータスアイテム(1)1053およびステータスアイテム(2)は、それぞれ監視装置の送信してきたジャムとドアオープンのステータス変化に対して、障害と認識できる十分に長い時間を現在時刻に加算して、監視装置に送信することを表している。上記より、監視装置201で、同じステータスコードに対して複数のステータスリクエストを受信した場合には、最初に受信したステータスリクエストをそのまま継続し、新規に受信したものを破棄する例外処理と、複写機101にステータス変化が発生したときには、監視装置内に待機中のステータスリクエストがないか確認して、ステータスコードに対してステータス異常が解消されていた場合には、待機中のステータスリクエストを破棄する例外処理を行う。
複写機と監視装置とのイントラネット内における接続関係を示す図 複写機と監視装置および監視ホストとのインターネットを介した接続関係を示す図 複写機の内部構成図 複写機の制御部ブロック図 監視装置のブロック図 監視ホストのブロック図 複写機からホストへ通知する情報内容を表す図 監視ホストが障害検知に必要な障害継続時間を算出するプロセスを表す図 監視ホストが監視装置に障害継続確認を行う際のシーケンスを表す図 障害継続確認を行う際の、例外処理を行う際のシーケンスを表す図
符号の説明
100 イントラネット
101 複写機
102 監視装置
103 PC
200 インターネット
201 監視ホスト
350 自動原稿送り装置
360 排紙処理装置
365 Z折り機
366 製本機
480 複写機ブロック図
496 リーダー部
497 プリンタ部

Claims (2)

  1. 一台以上のデバイスを監視する遠隔監視装置と監視ホストとからなる管理システムにおいて、監視ホストは、遠隔監視装置から送信される第1のデバイス監視データを受信する機能と、受信したデータから、ステータス異常に至る障害検知時間を算出する機能と、受信したデータに対して、遠隔監視装置にリクエスト情報及び監視確認時刻情報を送信する機能と、前記リクエストに基づいて遠隔監視装置から送信される第2のデバイス監視データを受信する機能と、前記第2のデバイス監視データから障害を検知する機能と、を有し、遠隔監視装置は、管理サーバへ第1のデバイス監視データを送信する機能と、管理サーバからリクエスト情報及び監視確認時刻情報を受信する機能と、リクエスト情報及び監視確認情報に基づいて、複写機のステータスを確認する機能と、リクエスト情報に基づき確認した複写機のステータス情報を第2のデバイス監視データとして監視サーバへ送信する機能と、ステータス変化に応じてリクエスト情報を破棄する機能と、同じリクエストが重なった場合に、後から来たリクエスト情報を破棄する機能と、を有することを特徴とする管理システム。
  2. 前記請求項1に記載の障害検知時間を算出する機能は、日常の複写機のステータス変化情報から、ステータス変化平均時刻を算出し、ステータス変化時刻より十分に長い時刻を算出することにより障害検知時間を算出する機能であることを特徴とする管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227685A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 診断装置、診断方法、及び、プログラム

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