JP2008152452A - 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード - Google Patents

携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード Download PDF

Info

Publication number
JP2008152452A
JP2008152452A JP2006338618A JP2006338618A JP2008152452A JP 2008152452 A JP2008152452 A JP 2008152452A JP 2006338618 A JP2006338618 A JP 2006338618A JP 2006338618 A JP2006338618 A JP 2006338618A JP 2008152452 A JP2008152452 A JP 2008152452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
execution
processing
function
execution result
value indicating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006338618A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Sakino
哲生 崎野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006338618A priority Critical patent/JP2008152452A/ja
Publication of JP2008152452A publication Critical patent/JP2008152452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本来行なうべき処理を行なっていない場合は、それ以上の不正処理を行なえないようにすることができるICカードを提供する。
【解決手段】外部からのコマンドに基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行するICカードにおいて、処理開始時に、機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定するチェックバイト(行結果設定情報)に各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定し、処理を開始すると、各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値をチェックバイトに設定していき、各処理の最終番目の処理が終了した際に、チェックバイトの値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認し、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該ICカードの機能を停止せしめる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、たとえば、書込み、書換え可能な不揮発性メモリおよびCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)などの制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵し、外部装置から入力されるコマンド(命令)に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行するICカードなどの携帯可能電子装置、および当該携帯可能電子装置の制御方法およびICカードに関する。
最近、携帯可能電子装置として、不揮発性メモリとしてのEEPROM、揮発性メモリとしてのRAM、これらのメモリに対してアクセス(データの読出しおよびまたは書込み等)を行なう制御素子としてのCPU、および、CPUの動作用プログラム等を格納したROMを有し、外部装置から入力されるコマンド(命令)に基づき、複数の機能ごとに分割された一連の処理(モジュールと称される)を順次実行し、その実行結果を外部装置へ応答する手段を備えたICチップを内蔵したICカードが産業各方面で利用されている。
一般に、この種のICカードは、特に各処理(モジュール)を正常に実行しているか否かを確認することもなく、入力されるコマンドに基づく要求された処理を行なうようになっている(たとえば、特許文献1、非特許文献1参照)。
国際標準化規格 ISO/IEC7816
しかし、ICカードが各処理を順次実行しているとき、外部からの不正な処理によって、本来実行するべき処理がスキップされてしまう場合があり、また、スキップされたことを検知することができないため、不正に処理を省かれることでセキュリティ性能が低減するという問題がある。
そこで、本発明は、不正に処理をスキップされた際に、スキップされたことを検知し、本装置の機能を停止することにより、本来行なうべき処理を行なっていない場合は、それ以上の不正処理を行なえないようにすることができる携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびICカードを提供することを目的とする。
本発明の携帯可能電子装置は、外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置において、前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、この確認手段による確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段とを具備している。
本発明の携帯可能電子装置の制御方法は、外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置の制御方法であって、前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報を有し、外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定し、外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していき、前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認し、この確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめることを特徴とする。
本発明のICカードは、外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行するICカードにおいて、前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、この確認手段による確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段とを有して構成されるICモジュールと、このICモジュールを収納したICカード本体とを具備している。
本発明によれば、不正に処理をスキップされた際に、スキップされたことを検知し、本装置の機能を停止することにより、本来行なうべき処理を行なっていない場合は、それ以上の不正処理を行なえないようにすることができる携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびICカードを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカードを取扱うICカードシステムの構成例を示すものである。このICカードシステムは、ICカード11をカードリーダ・ライタ12を介して、アプリケーションを実行したりデータの入出力を行なうパーソナルコンピュータなどの端末装置13と接続可能にするとともに、端末装置13に文字や数字等を入力するキーボード14、ICカードとの通信結果等を表示する液晶表示部15、ICカードとの通信結果等をプリントアウトするプリンタ16を接続して構成される。
図2は、ICカード11の構成を示すもので、制御素子としてのCPU101、記憶内容が書換え可能な記憶手段(メモリ)としてのデータメモリ102、ワーキングメモリ103、プログラムメモリ104、および、カードリーダ・ライタ12との電気的接触を得るためのコンタクト部105によって構成されている。そして、これらのうち、破線内の部分(CPU101、データメモリ102、ワーキングメモリ103、プログラムメモリ104)は1つ(あるいは複数)のICチップ106で構成され、さらに、このICチップ106とコンタクト部105とが一体的にICモジュール化されて、ICカード本体11a内に埋設(収納)されている。
CPU101は、各種の判定処理や判断処理およびメモリへの書込みや読出しなどのデータ処理および全体的な制御を行なう制御部である。
データメモリ102は、たとえば、EEPROM(エレクトリカリ・イレーザブル・アンド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)などの記憶内容が書換え可能な不揮発性メモリで構成されていて、各種アプリケーションデータなどがファイル構造で記憶される。
ワーキングメモリ103は、CPU101が処理を行なう際の処理データ等を一時的に保持するための作業用のメモリであり、たとえば、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)などの揮発性メモリで構成されている。
また、ワーキングメモリ103の特定領域103aには、後述する例えば1バイトの実行結果設定情報(以下、チェックバイトと称する)が格納されている。
プログラムメモリ104は、たとえば、マスクROM(リード・オンリ・メモリ)などの書換え不可能な固定メモリで構成されており、CPU101の制御プログラムや固定データなどを記憶している。
次に、このような構成において、外部から入力されるコマンドに基づく処理について説明する。なお、以下の説明では、外部から入力されるコマンドを解釈して実行する一連の動作を処理と呼び、その処理を機能ごとに分割したものをモジュールと呼ぶ。この例では、たとえば、1つのコマンドに対する1つの処理が4つのモジュール[1]〜[4]に分割されている場合について説明する。
まず、第1の実施の形態に係る処理について図3に示すフローチャートを参照して説明する。
CPU101は、接触式カードリーダ・ライタ12からのコマンド(命令)をコンタクト部105を介して受信すると(ステップS1)、まず、図4(a)に示すように、たとえば、チェックバイトの全ビットを‘1’に設定することで、各モジュールが正常に実行されていないことを示す値を初期値(本例では16進数の‘FF’)として設定する(ステップS2)。
次に、CPU101は、1番目のモジュール[1]を実行し(ステップS3)、当該モジュール[1]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図4(b)に示すように、チェックバイトの第7ビットを‘0’に設定することで、当該モジュール[1]の正常実行を示す値をチェックバイトに設定し、チェックバイトの値を16進数の‘7F’とする(ステップS4)。
次に、CPU101は、2番目のモジュール[2]を実行し(ステップS5)、当該モジュール[2]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図4(c)に示すように、チェックバイトの第3ビットを‘0’に設定することで、当該モジュール[2]の正常実行を示す値をチェックバイトに設定し、チェックバイトの値を16進数の‘77’とする(ステップS6)。
次に、CPU101は、3番目のモジュール[3]を実行し(ステップS7)、当該モジュール[3]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図4(d)に示すように、チェックバイトの第4ビットを‘0’に設定することで、当該モジュール[3]の正常実行を示す値をチェックバイトに設定し、チェックバイトの値を16進数の‘67’とする(ステップS8)。
次に、CPU101は、4番目(最終番目)のモジュール[4]を実行し(ステップS9)、当該モジュール[4]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図4(e)に示すように、チェックバイトの第2ビットを‘0’に設定することで、当該モジュール[4]の正常実行を示す値をチェックバイトに設定し、チェックバイトの値を16進数の‘63’とする(ステップS10)。
次に、CPU101は、チェックバイトの値が全モジュール[1]〜[4]を正常に実行した値を示しているか否かを確認(本例ではチェックバイトが16進数の‘63’であることを確認)し(ステップS11)、正常に実行したことを示す値の場合(本例では16進数の‘63’の場合)、当該処理の全てのモジュールを正常に実行できたと判断して、当該処理の実行結果を接触式カードリーダ・ライタ12へ応答し(ステップS12)、当該処理を終了する。
ステップS11における確認の結果、チェックバイトの値が全モジュール[1]〜[4]を正常に実行したことを示す値ではない場合(本例では16進数の‘63’以外の場合)、不正な処理によって処理の中のいずれかのモジュールが正常に実行されなかったと判断して、当該ICカード11の機能を停止(たとえば、ホルト状態に設定)する(ステップS13)。
このように、第1の実施の形態によれば、何らかのモジュールを不正にスキップされた場合には処理を継続せず、その後の処理での不正を防止できるため、何らかの不正な操作への耐性を高め、セキュリティ性を著しく向上させることができる。
次に、第2の実施の形態に係る処理について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、第2の実施の形態では、各モジュール[1]〜[4]ごとにチェックバイトが設けられているものとし、これをチェックバイト[1]〜[4]とする。
CPU101は、接触式カードリーダ・ライタ12からのコマンド(命令)をコンタクト部105を介して受信すると(ステップS1)、まず、図6(a)に示すように、たとえば、チェックバイト[1]〜[4]の全ビットをそれぞれ‘1’に設定することで、各モジュールが正常に実行されていないことを示す値を初期値(本例では16進数の‘FF’)として設定する(ステップS21)。
次に、CPU101は、1番目のモジュール[1]を実行し(ステップS23)、当該モジュール[1]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図6(b)に示すように、当該モジュール[1]のチェックバイト[1]の第0、第1、第6、第7ビットをそれぞれ‘0’に設定することで、当該モジュール[1]の正常実行を示す値をチェックバイト[1]に設定し、チェックバイト[1]の値を16進数の‘CC’とする(ステップS24)。
次に、CPU101は、2番目のモジュール[2]を実行し(ステップS25)、当該モジュール[2]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図6(c)に示すように、当該モジュール[2]のチェックバイト[2]の第2、第3、第6、第7ビットをそれぞれ‘0’に設定することで、当該モジュール[2]の正常実行を示す値をチェックバイト[2]に設定し、チェックバイト[2]の値を16進数の‘33’とする(ステップS26)。
次に、CPU101は、3番目のモジュール[3]を実行し(ステップS27)、当該モジュール[3]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図6(d)に示すように、当該モジュール[3]のチェックバイト[3]の第1、第3、第5、第7ビットをそれぞれ‘0’に設定することで、当該モジュール[3]の正常実行を示す値をチェックバイト[3]に設定し、チェックバイト[3]の値を16進数の‘55’とする(ステップS28)。
次に、CPU101は、4番目(最終番目)のモジュール[4]を実行し(ステップS29)、当該モジュール[4]において目的とされる動作を正常に実行した場合に、図6(e)に示すように、当該モジュール[4]のチェックバイト[4]の第0、第2、第4、第6ビットをそれぞれ‘0’に設定することで、当該モジュール[4]の正常実行を示す値をチェックバイト[4]に設定し、チェックバイト[4]の値を16進数の‘AA’とする(ステップS30)。
次に、CPU101は、チェックバイト[1]〜[4]の各値がそれぞれモジュール[1]〜[4]を正常に実行した値を示しているか否か、本例ではチェックバイト[1]が16進数の‘CC’、チェックバイト[2]が16進数の‘33’、チェックバイト[3]が16進数の‘55’、チェックバイト[4]が16進数の‘AA’であるか否かを確認し(ステップS31)、正常に実行したことを示す値の場合(本例では‘CC’、‘33’、‘55’、‘AA’の場合)、当該処理の全てのモジュールを正常に実行できたと判断して、当該処理の実行結果を接触式カードリーダ・ライタ12へ応答し(ステップS32)、当該処理を終了する。
ステップS31における確認の結果、チェックバイト[1]〜[4]の各値のうち少なくとも1つがモジュールを正常に実行したことを示す値ではない場合(本例では‘CC’、‘33’、‘55’、‘AA’以外の場合)、不正な処理によって処理の中のいずれかのモジュールが正常に実行されなかったと判断して、当該ICカード11の機能を停止(たとえば、ホルト状態に設定)する(ステップS33)。
このように、第2の実施の形態によれば、チェックバイトを各モジュールごとにそれぞれ持つことによって、何らかのモジュールを不正にスキップされた場合には処理を継続せず、その後の処理での不正を防止できるため、何らかの不正な操作への耐性を高め、セキュリティ性を著しく向上させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。たとえば、1つの処理が複数のモジュールに分割され、この分割された各モジュールが、さらに、複数のモジュールに分割されている場合もがあるが、このような場合にも前記実施の形態と同様の処理を行なうことで、適用可能である。
本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカードを取扱うICカードシステムの構成例を示すブロック図。 ICカードの構成を概略的に示すブロック図。 第1の実施の形態に係る処理について説明するフローチャート。 第1の実施の形態に係る処理におけるチェックバイトの設定例を示す図。 第2の実施の形態に係る処理について説明するフローチャート。 第2の実施の形態に係る処理におけるチェックバイトの設定例を示す図。
符号の説明
11…ICカード(携帯可能電子装置)、12…カードリーダ・ライタ(外部装置)、13…端末装置、11a…ICカード本体、101…CPU、102…データメモリ(記憶手段)、103…ワーキングメモリ、103a…実行結果設定情報(チェックバイト)が格納されるワーキングメモリの特定領域、104…プログラムメモリ、105…コンタクト部、106…ICチップ。

Claims (6)

  1. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置において、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、
    外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、
    外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、
    前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、
    この確認手段による確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
  2. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置において、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、
    外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、
    外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、
    前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報に設定された全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、
    この確認手段による確認の結果、全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、全ての処理の実行結果のうち少なくとも1つ以上が正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
  3. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置の制御方法であって、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報を有し、
    外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定し、
    外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していき、
    前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認し、
    この確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる、
    ことを特徴とする携帯可能電子装置の制御方法。
  4. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行する携帯可能電子装置の制御方法であって、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報を有し、
    外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定し、
    外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していき、
    前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報に設定された全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認し、
    この確認の結果、全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、全ての処理の実行結果のうち少なくとも1つ以上が正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる、
    ことを特徴とする携帯可能電子装置の制御方法。
  5. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行するICカードにおいて、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報の値が当該各処理の全てを正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、この確認手段による確認の結果、正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段とを有して構成されるICモジュールと、
    このICモジュールを収納したICカード本体と、
    を具備したことを特徴とするICカード。
  6. 外部装置から入力される命令に基づき、複数の機能ごとに分割された処理を順次実行するICカードにおいて、
    前記複数の機能ごとに分割された処理ごとにその実行結果を設定する実行結果設定情報と、外部装置から入力される命令に基づく処理開始時に、前記実行結果設定情報に対して機能ごとの各処理が正常に実行されていないことを示す値を初期値として設定する初期値設定手段と、外部装置から入力される命令に基づく処理を開始すると、機能ごとの各処理において目的とされる動作を正常に実行した場合に、各処理の正常実行を示す値を前記実行結果設定情報に設定していく正常実行値設定手段と、前記機能ごとの各処理の最終番目の処理が終了した際に、前記実行結果設定情報に設定された全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示しているか否かを確認する確認手段と、この確認手段による確認の結果、全ての処理の実行結果が正常に実行したことを示す値を示している場合は当該処理を終了し、全ての処理の実行結果のうち少なくとも1つ以上が正常に実行したことを示す値を示していない場合は当該携帯可能電子装置の機能を停止せしめる制御手段とを有して構成されるICモジュールと、
    このICモジュールを収納したICカード本体と、
    を具備したことを特徴とするICカード。
JP2006338618A 2006-12-15 2006-12-15 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード Pending JP2008152452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338618A JP2008152452A (ja) 2006-12-15 2006-12-15 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338618A JP2008152452A (ja) 2006-12-15 2006-12-15 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008152452A true JP2008152452A (ja) 2008-07-03

Family

ID=39654574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006338618A Pending JP2008152452A (ja) 2006-12-15 2006-12-15 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008152452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7409024B2 (ja) 2019-11-14 2024-01-09 Toppanホールディングス株式会社 Icカード

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149626A (ja) * 1992-11-13 1994-05-31 Fujitsu Ten Ltd 電子制御装置
JP2000066928A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Toshiba Corp 処理履歴記録方式
EP1056012A2 (en) * 1999-05-27 2000-11-29 Harness System Technologies Research, Ltd. Apparatus for detecting abnormal execution of program
JP2002236892A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 接触・非接触共用型icチップ、該icチップを搭載した電子情報記録媒体、及び該電子情報記録媒体制御装置。
JP2005509936A (ja) * 2001-11-16 2005-04-14 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 携帯型データ記憶媒体により制御されるプログラム実行
JP2007516490A (ja) * 2003-07-11 2007-06-21 オベルトゥル カード システムズ ソシエテ アノニム 特にスマートカードにおけるコンピュータプログラムの実行を保護する方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149626A (ja) * 1992-11-13 1994-05-31 Fujitsu Ten Ltd 電子制御装置
JP2000066928A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Toshiba Corp 処理履歴記録方式
EP1056012A2 (en) * 1999-05-27 2000-11-29 Harness System Technologies Research, Ltd. Apparatus for detecting abnormal execution of program
JP2000339188A (ja) * 1999-05-27 2000-12-08 Harness Syst Tech Res Ltd プログラム実行異常検出装置
JP2002236892A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 接触・非接触共用型icチップ、該icチップを搭載した電子情報記録媒体、及び該電子情報記録媒体制御装置。
JP2005509936A (ja) * 2001-11-16 2005-04-14 ギーゼッケ ウント デフリエント ゲーエムベーハー 携帯型データ記憶媒体により制御されるプログラム実行
JP2007516490A (ja) * 2003-07-11 2007-06-21 オベルトゥル カード システムズ ソシエテ アノニム 特にスマートカードにおけるコンピュータプログラムの実行を保護する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7409024B2 (ja) 2019-11-14 2024-01-09 Toppanホールディングス株式会社 Icカード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1821214A1 (en) Nonvolatile memory system
JP5332845B2 (ja) Icチップ及びデータ保護方法等
JP5050893B2 (ja) Icカードへの攻撃検知方法、icカードおよびicカード用プログラム
JP2008152452A (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の制御方法およびicカード
JP2007115187A (ja) 携帯可能電子装置およびicカード
JP2006252284A (ja) 携帯可能電子装置およびicカード
JP4868979B2 (ja) 携帯可能電子装置およびicカード
JP2006293706A (ja) アプリケーションの更新機能を有するマルチアプリケーションicカード
JP6182940B2 (ja) Icカード、ステータスワード出力方法、及びステータスワード出力処理プログラム
JP4836707B2 (ja) 携帯可能電子装置およびicカード
JP4713878B2 (ja) 携帯可能電子装置
JP4784138B2 (ja) Icカード、および、icカード用プログラム
JP2007257544A (ja) 携帯可能電子装置およびicカード
JP2004334745A (ja) Icカード
JP6424633B2 (ja) 電子情報記憶媒体、異常検知方法、及びプログラム
JP4810108B2 (ja) Icカードとその制御方法
JP3168572B2 (ja) Cpu暴走検知機能付きicカード
JP7247638B2 (ja) 電子情報記憶媒体、icカード、改竄チェック方法、及びプログラム
JP4549731B2 (ja) アプリケーションが共通で使用するコマンドコードを備えたマルチアプリケーション型icカード
KR20060014600A (ko) 외부 메모리에 저장된 데이터의 변경유무를 체크하는 장치및 방법
JP6969114B2 (ja) Icカード、icカードの起動処理方法、およびicカードの起動処理プログラム
JP4774681B2 (ja) 共通コマンドアプリケーションを実装したマルチアプリケーション型icカード
JP4641157B2 (ja) マルチアプリケーション型icカードおよびアプリケーションプログラム
JP2003331236A (ja) 携帯可能電子装置
JP2013003831A (ja) Icチップ、icチップ用処理プログラム、及びicチップにおける書き込み処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120228