JP2008150807A - 作業機械の重心低下装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造簡素にして横転防止機能が高くなる作業機械の重心低下装置を得る。
【解決手段】ボディ(3)の左右両側部にクローラーフレーム(5)を進行方向に延長させて固定し、該クローラーフレーム(5)に無端状のクローラー(6)を回動可能に装着してなる下部走行体(2)と、前記ボディ(3)の上部にブーム(13)及び運転室(12)を旋回可能に連結してなる上部旋回体(10)とを有する作業機械(1)を設け、前記ボディ(3)の下面に、該下面に沿って広がる固体のウエイト(15)を着脱可能に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行用のクローラーを有する作業機械が作業中に横転するのを防止する作業機械の重心低下装置に関するものである。
従来の技術として、車体の一部を扁平な箱状のタンクとし、該タンクの内部を上下に仕切るとともに、下部を左右に仕切り、上部室を流体貯留タンクとし、下部の左右室をバランスタンクとし、車体が左右の一方に傾斜し始めると、前記流体貯留タンク内の流体を、前記傾斜し始めた側と反対側のバランスタンクに流入させ、前記車体の重心位置を傾斜し始めた側と反対側に移行させるようにしたものがあった。
前記従来のものは、車体の一部をタンクとするため、車体構造が特殊になって在来の機種に適用することが困難になるものであった。また、車体の傾斜方向を検知して流体貯留タンク内の流体を左右のバランスタンクに適宜振り分けるための装置を必要とし、前記車体構造が特殊になることと相まって高価になるものであった。さらに、タンクに収容する水は比重が小さいため、横転防止機能を高くするためにはタンク容量を大きくする必要がある。しかしながら、作業機械は取り付けスペースが限られるため前記タンク容量を大きくすることができず、横転防止機能を高くすることが困難になるものであった。
特開平6−127890号公報
本発明は、構造簡素にして横転防止機能が高くなる新規な作業機械の重心低下装置を得ることを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、ボディの左右両側部にクローラーフレームを進行方向に延長させて固定し、該クローラーフレームに無端状のクローラーを回動可能に装着してなる下部走行体と、前記ボディの上部にブーム及び運転室を旋回可能に連結してなる上部旋回体とを有する作業機械を設け、前記ボディの下面に、該下面に沿って広がる固体のウエイトを着脱可能に設ける構成にしたものである。
請求項2に係る発明は、前記ウエイトを複数に分割してボディの下面に着脱可能に設けけたものである。
本願の請求項1に係る発明は、ウエイトが上部旋回体の下方に位置するので、上部旋回体を旋回可能に支持するベアリング等の軸受に負荷を与えることがなくなる。このため、ウエイトの質量を大きくして作業機械の横転防止機能を高くすることができる。また、ウエイトは、ボディの下面に沿って広がる固体物としたため、質量を大きくしても、前記ボディから下方への突出量が小さくなり、下部走行体の走行性能を妨げなくなる。さらに、前記ウエイトはボディの下面に着脱可能としたので、在来の作業機械を大きく改造する必要がなく、在来の作業機械に容易に取り付けることができる。
請求項2に係る発明は、前記ウエイトを複数に分割したので、ボディの下面が湾曲あるいは屈曲していても、各ウエイトを単純な形状にして前記下面に沿って取り付けることができる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図1は本発明の実施例を示す作業機械の一部断面正面図、図2は図1の要部底面図、図3は一方のウエイトの平面図、図4は図3のIV-IV断面図、図5は図3のV-V断面図である。
図1、図2において、1は作業機械であり、下部走行体2及び上部旋回体10を有する。下部走行体2は、ボディ3の左右両側にクローラー6を回動可能に取り付けてなる。前記ボディ3は、図2に示すように、正方形状の主板3aの4角部に放射状に延出するアーム部3bを一体に有し、各アーム部3bは、図1に示すように、主板3aから外側に向かって下方に傾斜している。前記左右両側のアーム部3bの外端部に前後方向(進行方向)に延びるクローラーフレーム5を固定し、該クローラーフレーム5の前後端部に遊動輪及び駆動輪を取り付け、該遊動輪、駆動輪間に無端状のクローラー6を懸回する。前記主板3aの前部には、左右一対のブラケット4が前方に向けて突出固定されている。
上部旋回体10は、前記ボディ3の中心部上部に旋回台11を上下軸心Cを中心として旋回可能に取り付け、該旋回台11に運転室12、ブーム13、エンジン等を取り付け、ブーム13の先端部にバケット、あるいはウインチワイヤによって上下動されるフック等を取り付けて所定の作業が行なえるようにする。
前記ボディ3の下面にウエイト15をボルト・ナットからなる締結具20により着脱可能に取り付ける。該ウエイト15は金属製、本例では鋳鉄(FCD400)製とし、左右に二分割されるとともに、左右のウエイト15−1、15−2は左右対象に形成されている。各ウエイト15−1、15−2は内半部15aがボディ3の主板3aの下面に沿い、外半部15bがアーム部3bの下面に沿う如く、正面視への字形に屈曲され、重量はそれぞれ約500kgとなっている。
前記左右のウエイト15−1、15−2のうち、左部のウエイト15−1を代表して図3〜図5により説明すると、前後(車体進行方向)の幅W1が約1350mm、左右の幅W2(図5)が約650mmとなる平面視長方形状とし、肉圧は、内半部15aの肉圧T1が約90mm、外半部15bの肉圧T2が約70mmとする。また、前記内半部15aと外半部15bとの屈曲角度α1は約40.6度とし、これは前記ボディ3の主板3aとアーム部3bとの屈曲角度に対応する角度とする。
前記内半部15aの前端部(図3において左端部)に、ボディ3側のブラケット4を逃げる切欠16を形成し、内半部15aの内端側(図3において下端側)の前後にボディ3締結用のボルト孔17を形成する。18は前記切欠16の周囲上面に形成した逃げ凹部であり、前記ブラケット4の取り付けベースを逃げるためのものである。なお、前記ウエイト15の材質、形状、寸法、及び重量等は、作業機械1の種類、作業内容等によって適宜設定する。
前記実施例によれば、金属(鋳鉄)製のウエイト15をボディ3の下面に沿って取り付けるようにしたので、ウエイト15の質量を大きくしても、該ウエイト15がボディ3から大きく下方に突出しなくなり、下部走行体10の走行性能を妨げなくなる。しかも、前記ウエイト15を左右に分割して締結具20によりボディ3に着脱可能に取り付けるようにしたので、在来の作業機械1に容易に取り付けることができるとともに、ボディ3の下面が湾曲あるいは屈曲していても、各ウエイト15を単純な形状にして該下面に沿わせて取り付けることができる。また、前記ウエイト15は上部旋回体10を旋回可能に支持するボディ3に取り付けたので、上部旋回体10の旋回性能、耐久性に悪影響を及ばさなくなる。
本発明の実施例を示す作業機械の一部断面正面図である。 図1の要部底面図である。 一方のウエイトの平面図である。 図3のIV-IV断面図である。 図3のV-V断面図である。
符号の説明
1 作業機械
2 下部走行体
3 ボディ
3a 主板
3b アーム部
4 ブラケット
5 クローラーフレーム
6 クローラー
10 上部旋回体
11 旋回台
12 運転室
13 ブーム
15(15−1,15−2) ウエイト
15a 内半部
15b 外半部
16 切欠
17 ボルト孔
18 逃げ凹部
20 締結具

Claims (2)

  1. ボディ(3)の左右両側部にクローラーフレーム(5)を進行方向に延長させて固定し、該クローラーフレーム(5)に無端状のクローラー(6)を回動可能に装着してなる下部走行体(2)と、前記ボディ(3)の上部にブーム(13)及び運転室(12)を旋回可能に連結してなる上部旋回体(10)とを有する作業機械(1)を設け、前記ボディ(3)の下面に、該下面に沿って広がる固体のウエイト(15)を着脱可能に設けたことを特徴とする作業機械の重心低下装置。
  2. ウエイト(15)は複数に分割してボディ(3)の下面に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の作業機械の重心低下装置。
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