JP2008150640A5 - 軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル - Google Patents
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Description
本発明は、フランジ部とこのフランジ部の中央箇所に立設された軸部とを有する軸状部材のうち、フランジ部と軸部とが交差してこれらの間に形成されるアール部並びに軸部の外周面を高周波誘導加熱するための軸状部材加熱用の高周波誘導加熱用コイルに関する。
上述の目的を達成するために、本発明では、フランジ部とこのフランジ部の中央箇所に立設された軸部とを有する軸状部材のうち、前記フランジ部と前記軸部とが交差してこれらの間に形成されるアール部並びに前記軸部の外周面を高周波誘導加熱するための軸状部材加熱用の高周波誘導加熱用コイルにおいて、前記軸状部材の軸線を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ配置されると共に、前記軸状部材のアール部及び軸部に対して間隔を隔てた位置において前記アール部及び軸部に対向して配置される一対の高周波誘導加熱コイル構成体を備え、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体に、前記軸状部材の軸線に対して遠ざかる方向に向けて突出するように屈曲された屈曲状コイル部をそれぞれ形成するようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、くの字形状であるようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、略半円弧形状であるようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の一方の屈曲状コイル部が、略半円弧形状であり、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の他方の屈曲状コイル部が、くの字形状であるようにしている。
また、本発明では、前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部には磁束集中用の磁性材を装着するようにしている。
また、本発明では、前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部を、前記軸状部材のアール部に向かって傾斜させた状態で配置するようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、くの字形状であるようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、略半円弧形状であるようにしている。
また、本発明では、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の一方の屈曲状コイル部が、略半円弧形状であり、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の他方の屈曲状コイル部が、くの字形状であるようにしている。
また、本発明では、前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部には磁束集中用の磁性材を装着するようにしている。
また、本発明では、前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部を、前記軸状部材のアール部に向かって傾斜させた状態で配置するようにしている。
Claims (6)
- フランジ部とこのフランジ部の中央箇所に立設された軸部とを有する軸状部材のうち、前記フランジ部と前記軸部とが交差してこれらの間に形成されるアール部並びに前記軸部の外周面を高周波誘導加熱するための軸状部材加熱用の高周波誘導加熱用コイルにおいて、
前記軸状部材の軸線を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ配置されると共に、前記軸状部材のアール部及び軸部に対して間隔を隔てた位置において前記アール部及び軸部に対向して配置される一対の高周波誘導加熱コイル構成体を備え、
前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体に、前記軸状部材の軸線に対して遠ざかる方向に向けて突出するように屈曲された屈曲状コイル部をそれぞれ形成したこと、
を特徴とする軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。 - 前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、くの字形状であることを特徴とする請求項1に記載の軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。
- 前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の屈曲状コイル部が、それぞれ、略半円弧形状であることを特徴とする請求項1に記載の軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。
- 前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の一方の屈曲状コイル部が、略半円弧形状であり、前記一対の高周波誘導加熱コイル構成体の他方の屈曲状コイル部が、くの字形状であることを特徴とする請求項1に記載の軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。
- 前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部には磁束集中用の磁性材を装着したことを特徴とする請求項3又は4に記載の軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。
- 前記略半円弧形状の前記屈曲状コイル部を、前記軸状部材のアール部に向かって傾斜させた状態で配置するようにしたことを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の軸状部材加熱用の高周波誘導加熱コイル。
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