JP2008149622A - 発泡成形品及びアームレスト - Google Patents
発泡成形品及びアームレスト Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008149622A JP2008149622A JP2006341470A JP2006341470A JP2008149622A JP 2008149622 A JP2008149622 A JP 2008149622A JP 2006341470 A JP2006341470 A JP 2006341470A JP 2006341470 A JP2006341470 A JP 2006341470A JP 2008149622 A JP2008149622 A JP 2008149622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- flange
- cover
- foam
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Abstract
【課題】樹脂発泡体の成形時におけるインサートへの前処理を容易に行うことができ、しかも、樹脂発泡体の成形時にインサートのフランジの端縁と対応する樹脂発泡体の外周部に亀裂が発生することを防止する。
【解決手段】カップ状のインサート13の周囲に横方向へ向かって突出するフランジ20を形成する。そのフランジ20上には、同フランジ20の上面20a及び端縁20bを覆う合成樹脂製のカバー22を設ける。インサート13の内面を露出させた状態で、同インサート13及びカバー22を樹脂発泡体14の内部に埋設する。
【選択図】図2
【解決手段】カップ状のインサート13の周囲に横方向へ向かって突出するフランジ20を形成する。そのフランジ20上には、同フランジ20の上面20a及び端縁20bを覆う合成樹脂製のカバー22を設ける。インサート13の内面を露出させた状態で、同インサート13及びカバー22を樹脂発泡体14の内部に埋設する。
【選択図】図2
Description
この発明は、例えば車両用シート等に取り付けられるアームレスト等の発泡成形品、及びその発泡成形品を用いたアームレストに関するものである。
従来、この種のアームレストの製造方法としては、例えば特許文献1に開示されるような方法が知られている。この従来の製造方法では、成形型内にカップ状のインサート及び表皮を配置した状態で、表皮内に発泡合成樹脂の原料を注入して発泡硬化させることにより、樹脂発泡体の内部にインサートを埋設してなる発泡成形品を表皮と一体化して成形している。
また、この製造方法のほかに、成形型内にカップ状のインサートを配置した状態で、成形型内に発泡合成樹脂の原料を注入して発泡硬化させることにより、樹脂発泡体の内部にインサートを埋設してなる発泡成形品を成形し、その発泡成形品の離型後に、発泡成形品の外側に表皮を被覆装着する方法も知られている。
このように、表皮を後工程で被覆装着するようにしたアームレスト用の発泡成形品としては、例えば図8に示すような構成のものが従来から知られている。この従来構成においては、アームレスト41の発泡成形品42が、鉄板等の金属板によりカップ状に形成されたインサート43と、そのインサート43の内面を露出させた状態で、同インサート43の外側に一体状に成形された樹脂発泡体44とから構成されている。そして、この発泡成形品42の外側に表皮45を被覆装着するとともに、インサート43内にカップホルダ等の車内装備品のケース46を収容して、ボルト47にて固定することにより、アームレスト41が構成される。
図8及び図9に示すように、前記インサート43の開口部周縁にはフランジ48が外側に向かって突出形成され、そのフランジ48の端縁が下側に向かって折り返されている。フランジ48にはインサート43の開口部の後縁及び両側縁に沿って延びる高部48Aと、開口部の前縁に沿って延びる低部48Bとが設けられている。フランジ48の高部48Aと低部48Bとの間には、その高部48A及び低部48Bの折曲加工を容易にするための切り込み凹部49が形成されている。この切り込み凹部49は、高部48Aと低部48Bとの高低差、及びフランジ端縁が下側に向かって折り返されることに起因して必要とされるものであり、この切り込み凹部49が存在しない場合は、プレス加工に際して高部48Aと低部48Bとの境界部に亀裂が生じたり、フランジ48の折り返し成形が困難になったりする。
そして、フランジ48の高部48A及び低部48Bの上面からインサート43の内面上部にわたる位置には、スラブウレタン等の弾性材よりなる帯状のシール材50,51が接着固定され、このシール材50,51により樹脂発泡体44の成形時にインサート43の内面側へ発泡合成樹脂の原料が侵入するのが防止される。
すなわち、この発泡成形品42の製造時には、図10に示すように、下型53と上型54とよりなる成形型52を使用して、インサート43が上下を逆にした状態で、下型53内の凸状の支持部53a上に設置される。この状態で、成形型52内に発泡合成樹脂の原料が注入されて発泡硬化されることにより、インサート43の外側に樹脂発泡体44が成形される。この場合、図10に矢印で示すように、インサート43のフランジ48側からインサート43の内面と下型53の支持部53aとの間に発泡合成樹脂の原料が侵入することがある。これを防止するために、前記シール材50,51によって、インサート43の開口内周縁と下型53の支持部53aとの間が閉鎖される。
特開平6−254875号公報
ところで、この種の発泡成形品において、インサートのフランジがインサートの開口部から外側方へ直角に折曲形成されていると、インサートの外側に樹脂発泡体を成形した後、フランジの端縁,すなわちエッジと対応する樹脂発泡体の外周部に同フランジの端縁を始点とした亀裂が発生し易い。これを防止するため、前述した従来の発泡成形品42においては、フランジ48をインサート43の開口部周縁から外側に向かって突出形成した後に、そのフランジ48の端縁48a下側に向かって円弧状に折り返している。そのため、インサート43の加工が面倒で、発泡成形品42の製造コストが高くなるという問題があった。つまり、1回のプレスにより、フランジ48とそれに続く円弧状部を同時に加工することは困難である。このため、プレスを2回に分けて加工することが行われ、そのプレス加工が面倒である。しかし、このようにフランジ48を円弧状に形成しても、その端縁が樹脂発泡体の内部に剥き出し状態で存在するため、前記亀裂の問題は依然として解消されていない。
さらに、この従来の発泡成形品42においては、樹脂発泡体44の成形に際して、インサート43の内面側に発泡合成樹脂の原料が至ることを防止するために、フランジ48を含むインサート43の上部に前記シール材50,51を接着固定している。このため、そのシール材50,51の接着作業が面倒で、発泡成形品42の製造コストが一層高くなる原因となった。
しかも、前記従来構成のように、インサート43のフランジ48の高部48Aと低部48Bとの間に切り込み凹部49が形成されている場合には、樹脂発泡体44の成形に際して、切り込み凹部49を別途用意した閉鎖部材等より閉鎖して、切り込み凹部49からインサート43の内面側に発泡合成樹脂の原料が侵入することを防止する必要がある。よって、樹脂発泡体44の成形時におけるインサート43に対する前処理がさらに煩雑になって、発泡成形品42の製造コストがより一層高くなるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、樹脂発泡体の成形時におけるインサートに対する前処理を容易に行うことができて、製造コストを低減することができるようにすることにある。また、この発明の目的は、インサートのフランジの端縁と対応する樹脂発泡体の外周部に亀裂が発生することを防止することができるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明の発泡成形品においては、外側に向かって突出するフランジをカップ状のインサートの周囲に形成するとともに、そのフランジ上には、同フランジの端縁を覆う合成樹脂製のカバーを設け、インサートの内面を露出させた状態で、同インサート及びカバーを樹脂発泡体の内部に埋設したことを特徴としている。
従って、この発明の発泡成形品においては、インサートの開口部にフランジを外側に向かって折曲形成して、そのフランジの上面及び端縁を覆うようにカバーを取り付ければよい。このため、フランジの部分にシールを貼付するようなことが不要になって、樹脂発泡体の成形時におけるインサートに対する前処理を簡単にすることができ、発泡成形品の製造コストを低減することができる。また、インサートのフランジの端縁がカバーにより覆われた状態にあるため、インサートの内面を露出させた状態で、そのインサート及びカバーの外側に樹脂発泡体を成形した後、樹脂発泡体にフランジの端縁を始点とした亀裂が発生することを防止できる。
前記カバーには、インサートの内面側に突出するとともに、可撓性を有するシール部を形成するとよい。
また、前記カバーには、フランジの上面に接するシール部を形成するとよい。
また、前記カバーには、フランジの上面に接するシール部を形成するとよい。
さらに、この発明のアームレストにおいては、前記のような構成の発泡成形品の外側に表皮を設けるとともに、前記インサート内にケースを収容している。
以上のように、この発明によれば、樹脂発泡体の成形時におけるインサートに対する前処理を簡単にすることができて、製造コストを低減することができる。しかも、樹脂発泡体の成形後に、同樹脂発泡体にインサートのフランジの端縁を始点とする亀裂が発生することを防止することができる。
以下に、この発明をセンタアームレスト(以下、単にアームレストという)に具体化した一実施形態を、図1〜図6に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、この実施形態のアームレスト11を構成する発泡成形品12は、鉄板等の金属板によりカップ状に形成されたインサート13と、そのインサート13の内面を露出させた状態で、同インサート13の外側に一体状に成形された樹脂発泡体14とを備えている。インサート13の底部外面には平面形ほぼU字状の支持パイプ15が溶接により固定され、その支持パイプ15の先端両側部には一対の支持軸16が突設されている。そして、この支持軸16が樹脂発泡体14の両側面から外方に突出した状態で、支持パイプ15がインサート13とともに樹脂発泡体14内に埋設されている。前記支持軸16は後述のようにアームレスト11の回動中心となる。
図1〜図3に示すように、この実施形態のアームレスト11を構成する発泡成形品12は、鉄板等の金属板によりカップ状に形成されたインサート13と、そのインサート13の内面を露出させた状態で、同インサート13の外側に一体状に成形された樹脂発泡体14とを備えている。インサート13の底部外面には平面形ほぼU字状の支持パイプ15が溶接により固定され、その支持パイプ15の先端両側部には一対の支持軸16が突設されている。そして、この支持軸16が樹脂発泡体14の両側面から外方に突出した状態で、支持パイプ15がインサート13とともに樹脂発泡体14内に埋設されている。前記支持軸16は後述のようにアームレスト11の回動中心となる。
図1及び図2に示すように、前記発泡成形品12の外側には袋状の表皮17が被覆装着される。なお、インサート13の内面には複数の先鋭状をなすノッチ13aが形成され、そのノッチ13aに前記表皮17の端縁が掛け止められる。また、発泡成形品12のインサート13内にはカップホルダや灰皿(ともに図示しない)等のケース18が収容されて、インサート13の底壁の一対のねじ孔13bにボルト19により固定される。
図2及び図3に示すように、前記インサート13の開口部周縁には、フランジ20が横方向に向かって突出形成されている。フランジ20にはインサート13の開口部の後縁及び両側縁に沿って延びる高部20Aと、開口部の低い前縁に沿って延びる低部20Bとが設けられている。フランジ20の高部20Aと低部20Bとの間においても同フランジ20は連続して形成される。
図2〜図4に示すように、前記インサート13のフランジ20上には、四角枠状のカバー22が取り付けられている。このカバー22は、ポリオレフィン系の合成樹脂や、硬質の熱可塑性エラストマーにより構成されている。そして、この実施形態においては、JIS(日本工業規格)K6253に規定されたショアーA硬度40〜70のものが使用されている。また、このカバー22は、フランジ20の上面20a及び端縁(エッジ)20bを覆うように、下方へ向かって断面ほぼ半円弧状に湾曲する覆い部22aを有している。カバー22の下面には複数の係止爪23が突設され、これらの係止爪23をフランジ20に形成された複数の取付孔24に挿入して係止することによって、カバー22がフランジ20上に取り付けられている。
図3及び図4に示すように、前記カバー22の内周縁には、可撓性を有する薄肉リップ状の第1シール部26がインサート13の内面側に向かって突出形成されている。そして、図5及び図6に示すように、インサート13を後述する成形型31における下型32の支持部32a上に配置して、インサート13及びカバー22の外側に樹脂発泡体14を成形する際に、この第1シール部26が下型32の支持部32aとインサート13の開口部の内周面との間に介在されて、カバー22と前記支持部32aとの間の隙間を閉塞する。この閉塞により、成形型31の内部で発泡される発泡合成樹脂の原料がカバー22の外面側から、インサート13の内面と下型32の支持部32aとの間に侵入することが防止される。
図3及び図4に示すように、前記カバー22の下面には、フランジ20の上面20aに接する薄肉リップ状の第2シール部27が突出形成されている。そして、図5及び図6に示すように、インサート13及びカバー22の外側に樹脂発泡体14を成形する際に、発泡合成樹脂の原料がカバー22の内面側から、カバー22とフランジ20との間を介して、インサート13の内面と下型32の支持部32aとの間に侵入することが防止される。
以上のようにして、発泡成形品12を用いたアームレスト11が構成される。そして、発泡成形品12の外周に表皮17が装着された後に、前記両支持軸16の突出部が図示しない車両用シートのアームレスト支持フレームに支持されることにより、アームレスト11が車両用シートに回動可能に装着される。
次に、前記のような構成の発泡成形品12の製造方法について説明する。
さて、この発泡成形品12の製造に際しては、図5及び図6に示すように、下型32と上型33とよりなる成形型31が使用される。そして、インサート13のフランジ20上にカバー22が取り付けられた状態で、そのインサート13が上下を逆にして、下型32内の凸状の支持部32a上に設置される。その後、成形型31内に発泡合成樹脂の原料が注入されて発泡硬化されることにより、インサート13の内面を露出させた状態で、インサート13及びカバー22の外側に樹脂発泡体14が成形される。この場合、インサート13のフランジ20の端縁20bのエッジがカバー22の覆い部22aにより覆われた状態にある。よって、フランジ20の端縁20bのエッジに対して外力が作用することはほとんどなく、このため、フランジ20の端縁20bのエッジを始点とし、その端縁やエッジと対応する樹脂発泡体14の外周部に亀裂が発生することを防止することができる。仮に、フランジ20の端縁20bのエッジを始点とした亀裂が発生したとしても、その亀裂はカバー22の覆い部22aによって食い止められる。
さて、この発泡成形品12の製造に際しては、図5及び図6に示すように、下型32と上型33とよりなる成形型31が使用される。そして、インサート13のフランジ20上にカバー22が取り付けられた状態で、そのインサート13が上下を逆にして、下型32内の凸状の支持部32a上に設置される。その後、成形型31内に発泡合成樹脂の原料が注入されて発泡硬化されることにより、インサート13の内面を露出させた状態で、インサート13及びカバー22の外側に樹脂発泡体14が成形される。この場合、インサート13のフランジ20の端縁20bのエッジがカバー22の覆い部22aにより覆われた状態にある。よって、フランジ20の端縁20bのエッジに対して外力が作用することはほとんどなく、このため、フランジ20の端縁20bのエッジを始点とし、その端縁やエッジと対応する樹脂発泡体14の外周部に亀裂が発生することを防止することができる。仮に、フランジ20の端縁20bのエッジを始点とした亀裂が発生したとしても、その亀裂はカバー22の覆い部22aによって食い止められる。
また、前記樹脂発泡体14の成形時には、図6に矢印P1で示すように、発泡合成樹脂の原料がカバー22の外面側から、インサート13の内面と下型32の支持部32aとの間に侵入しようとする。ところが、カバー22の内周縁には第1シール部26が突出形成されて、その第1シール部26がインサート13の開口部と支持部32aとの間を閉鎖しているため、インサート13の内面側に発泡合成樹脂の原料が侵入することを防止することができる。
さらに、前記樹脂発泡体14の成形時には、図6に矢印P2で示すように、発泡合成樹脂の原料がカバー22とフランジ20との間を介して、インサート13の内面と下型32の支持部32aとの間に侵入しようとする。ところが、カバー22の図2における下面には第2シール部27が突出形成されて、その第2シール部27がフランジ20の図2における上面20aに接蝕されているため、カバー22とフランジ20との間からインサート13の内面側に発泡合成樹脂の原料が侵入することを防止することができる。
以上のように、この実施形態の発泡成形品12においては、インサート13の開口部にフランジ20を外側に向かって折曲形成して、そのフランジ20上に同フランジ20の上面20a及び端縁20bを覆うように合成樹脂製のカバー22を取り付ければよい。このようにすれば、インサート13の内面側に対する樹脂発泡体14の侵入を防止でき、従来構成とは異なり、侵入防止用のシール材をフランジの部分に貼付する必要がない。このため、樹脂発泡体14の成形時におけるインサート13に対する前処理を簡単に行うことができる。
以上に述べたこの実施形態の効果を列挙すれば以下の通りである。
(1) インサート13のフランジ20の端縁(エッジ)20bのエッジがカバー22により覆われるため、樹脂発泡体14に亀裂が発生することを防止することができる。
(1) インサート13のフランジ20の端縁(エッジ)20bのエッジがカバー22により覆われるため、樹脂発泡体14に亀裂が発生することを防止することができる。
(2) インサート13の内面側に発泡合成樹脂の原料が侵入することをカバー22の内周縁の第1シール部26により防止することができる。
(3) 発泡合成樹脂の原料がカバー22とフランジ20との間からインサート13の内面側に侵入することを第2シール部27により防止できる。
(3) 発泡合成樹脂の原料がカバー22とフランジ20との間からインサート13の内面側に侵入することを第2シール部27により防止できる。
(4) フランジ20上に合成樹脂製のカバー22を取り付けるだけでよい。このため、フランジ20の部分にシールを貼付したり、フランジに形成される凹部を専用部材で塞いだりする必要がなく、インサート13に対する前処理をワンタッチで行うことができて、その前処理を簡単に行うことができる。よって、樹脂発泡体14の外周部に亀裂が生じない発泡成形品12を安価に製造することができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図7に示すように、カバー22の下面に前記実施形態の係止爪23に代えて、複数の取付ピン36を突設し、これらの取付ピン36をインサート13のフランジ20上の取付孔24に挿通した後、その取付ピン36の先端を熱カシメして頭部36aを形成することにより、カバー22をフランジ20上に取り付けるように構成すること。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図7に示すように、カバー22の下面に前記実施形態の係止爪23に代えて、複数の取付ピン36を突設し、これらの取付ピン36をインサート13のフランジ20上の取付孔24に挿通した後、その取付ピン36の先端を熱カシメして頭部36aを形成することにより、カバー22をフランジ20上に取り付けるように構成すること。
・ 前記実施形態の発泡成形品を、センタアームレストとは異なった製品,例えばアームレストを備えたドアトリムとして具体化すること。
11…アームレスト、12…発泡成形品、13…インサート、14…樹脂発泡体、17…表皮、18…ケース、20…フランジ、20A…高部、20B…低部、20a…上面、20b…端縁、22…カバー、26…第1シール部、27…第2シール部。
Claims (4)
- 外側に向かって突出するフランジをカップ状のインサートの周囲に形成するとともに、そのフランジ上には、同フランジの端縁を覆う合成樹脂製のカバーを設け、インサートの内面を露出させた状態で、同インサート及びカバーを樹脂発泡体の内部に埋設したことを特徴とする発泡成形品。
- 前記カバーには、インサートの内面側に突出するとともに、可撓性を有するシール部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発泡成形品。
- 前記カバーには、フランジの上面に接するシール部を形成したことを特徴とする請求項1にまたは2に記載の発泡成形品。
- 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の発泡成形品の外側に表皮を設けるとともに、前記インサート内に車内装備品のケースを収容したことを特徴とするアームレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006341470A JP2008149622A (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | 発泡成形品及びアームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006341470A JP2008149622A (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | 発泡成形品及びアームレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008149622A true JP2008149622A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39652337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006341470A Pending JP2008149622A (ja) | 2006-12-19 | 2006-12-19 | 発泡成形品及びアームレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008149622A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113329668A (zh) * | 2019-01-22 | 2021-08-31 | 井上株式会社 | 卡扣保持单元、成型模具及座椅衬垫的制造方法 |
-
2006
- 2006-12-19 JP JP2006341470A patent/JP2008149622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113329668A (zh) * | 2019-01-22 | 2021-08-31 | 井上株式会社 | 卡扣保持单元、成型模具及座椅衬垫的制造方法 |
CN113329668B (zh) * | 2019-01-22 | 2023-08-11 | 井上株式会社 | 卡扣保持单元、成型模具及座椅衬垫的制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006218666A (ja) | 樹脂漏れ防止構造 | |
US10149546B2 (en) | Cushion pad of vehicle seat and manufacturing method thereof | |
JP6614110B2 (ja) | 車両用窓ガラスのモール構造 | |
JP2008037026A (ja) | 内装用パネル及び射出成形方法 | |
JP2011088333A (ja) | 金型構造及びバンパー | |
CN106536285A (zh) | 将如摄像头等功能部件安装在机动车辆车身元件上的安排 | |
JP5983511B2 (ja) | 車両用内装材の位置決め構造 | |
JP2010012687A (ja) | シートパッドの成形方法 | |
JP2008149622A (ja) | 発泡成形品及びアームレスト | |
JP6488678B2 (ja) | インストルメントパネルとオープニングトリムの合わせ部構造 | |
JP2010137634A (ja) | 自動車用ウエザーストリップ | |
JPWO2020153282A1 (ja) | クリップ保持手段、成形型およびシートパッドの製造方法 | |
JP5057369B2 (ja) | ヘッドレスト用インサートのシール構造 | |
JP2008143378A (ja) | 車両用内装トリム | |
JP6970528B2 (ja) | 座席シートの製造方法 | |
JP7438415B2 (ja) | 車両用クッションパッド及びその製造方法 | |
JP2006256043A (ja) | 表皮付き樹脂成形品 | |
JP2016117407A (ja) | カップホルダー構造 | |
JP4585437B2 (ja) | 表皮一体発泡品の製造方法 | |
JP2014128890A (ja) | シール構造 | |
JP2010005995A (ja) | 樹脂成形体の成形金型 | |
JP6670347B2 (ja) | ベルトモール | |
KR101173018B1 (ko) | 시트용 폼패드 성형 장치 | |
JP5523026B2 (ja) | 衝撃吸収部材およびその製造方法 | |
JP2009234072A (ja) | 表皮付部材の表皮材、表皮付部材およびその製造方法 |