JP2008148728A - 投入メダル選別装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダル投入口に連通する内方のメダル通路を閉鎖したメダル受付拒否状態でメダルが投入されても、そのメダルをメダル通路に滞留させることなく確実に返却し、しかもメダル通路に対する不正行為を的確に検知して不正を防止することができる投入メダル選別装置及び遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】メダル通路の途中に該メダル通路から分岐してメダル排除用に隣設されるメダル排除通路を設け、駆動手段のON/OFFに連動させて、前記メダル通路とメダル排除通路との一方を開口し、他方を閉鎖して通路を切換える。
【選択図】図7

Description

この発明は、例えばスロットマシンなどの遊技機に投入されたメダルの選別を行う投入メダル選別装置に関し、さらに詳しくは排除すべきメダルがメダル通路内に滞留するのを防止する投入メダル選別装置及び遊技機に関する。
従来、投入メダル選別装置(メダルセレクタ)はスロットマシンのメダル投入口より投入されたメダルを、メダルの大きさなどから適正なメダルと不適正なメダルとに選別し、適正なメダルは内部に取込み、不適正なメダルや所定枚数を越えて投入されたメダル、すなわち余剰メダルはメダル通路より排除して返却口に返却している。
一般に、この種のメダルセレクタには複数のメダル検知センサが備えられており、各メダル検知センサのセンサ出力時間、位相差、出力順位を監視することによりメダルの有無や進行方向等を検知している。そして、各メダル検知センサの検知信号が正常と判断した場合に、制御部は正常なメダルが通過したと判断してメダルが通過するごとにメダルの通過枚数を1枚ずつ加算して計数している。
ところで、メダル投入口にメダルを投入することなく、不正行為により内部のメダル検知センサを誤動作させて、メダルの計数を不正に増加させる所謂「ゴト」行為が問題になっている。特に、発光ダイオード(LED)等の発光体を用いた特殊な不正器具をメダル投入口から挿入し、その挿入させた不正器具の発光体をメダル通路内で点滅させることによって、メダル検知センサを誤動作させるという光を利用した不正方法が問題になっている。
このような問題を解決する手段として、遊技機の円板体導入通路(メダル通路)を開閉するシャッター部材を内部に備え、このシャッター部材により不正器具の挿入を防止する不正対策を施した遊技機が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、シャッター部材をメダル投入口に連通する内方の円板体導入通路内に突出させて、該円板体導入通路を閉鎖する方法では、円板体導入通路がシャッター部材により閉鎖状態になっていることを遊技者が気づかずに誤ってメダルを投入した場合、投入されたメダルはメダル検知センサにて計数されず、該メダルはシャッター部材により通過規制されて、円板体導入通路内に滞留してしまう。この滞留されたメダルは遊技者へ返却することができず、さらに滞留されたメダルは、シャッター部材を円板体導入通路から退避させると、該円板体導入通路が開放されて遊技者の意思にかかわらず、メダルは自動的に円板体導入通路の内部に取り込まれてしまう。
このようにシャッター部材で円板体導入通路を開閉する方法では、投入されたメダルが円板体導入通路内で滞留されたまま有効にカウントされなかったり、遊技者が意図しない状態でメダルがカウントされて取り込まれたり(メダル飲込み)することがあり、遊技者の嗜好を低下させてしまう問題があった。
特開2005-304903号
そこでこの発明は、メダル投入口に連通する内方のメダル通路を閉鎖したメダル受付拒否状態でメダルが投入されても、そのメダルをメダル通路に滞留させることなく確実に返却し、しかもメダル通路に対する不正行為を的確に検知して不正を防止することができる投入メダル選別装置及び遊技機を提供することを目的とする。
この発明は、立姿で対向する基板と開閉板との対向面間に、メダルを自重により縦方向から横方向へと転動させて通過させるL形状のメダル通路と、前記開閉板を回動させて前記基板と開閉板との対向面間を開閉させる駆動手段とを有し、前記駆動手段の駆動に基づいて、前記メダル通路を通過する適正なメダルを受入れ、不適正なメダルを通過途中で排除する投入メダル選別装置であって、前記メダル通路の途中に該メダル通路から分岐してメダル排除用に隣設されるメダル排除通路と、前記駆動手段の駆動とその駆動停止とに連動させて、前記メダル通路とメダル排除通路との何れか一方を開口し、他方を閉鎖する通路切換手段とを備えたことを特徴とする。
前記メダル通路は、開閉板の開閉によってメダル通路を通過するメダルを取込処理と返却処理とに振分けるものであって、開閉板を閉じると、該開閉板と対向する基板との間に、メダルを立姿で転動させる縦長の通路空間を形成することができる。これに対し、開閉板を開けると、メダル通路を形成している基板と開閉板との対向面間が離れてメダルを転動させていた通路空間が開放されて、メダルは自重によりメダル通路から真下に落下して排除される。
そして、メダルの受付が許可されているメダル受付許可状態では、通路切換手段によってメダル通路を開口し、メダル排除通路を閉鎖する。これにより、投入されたメダルは一方に開口されているメダル通路を通過して内部に取込まれる。これに対し、メダルの受付が拒否されてメダルを返却するメダル受付拒否状態では、通路切換手段によってメダル排除通路を開口し、メダル通路を閉鎖する。これにより、投入されたメダルは他方に開口されているメダル排除通路を通過して排除される。
よって、メダル受付拒否状態の場合では、遊技者がメダルを誤ってメダル投入口に投入しても、メダルを返却させることができるため、メダル通路内にメダルが滞留されることがない。また、メダル受付拒否状態では、通路切換手段が内部のメダル通路を閉鎖するため、メダル投入口からメダル通路に不正器具を挿入するような不正行為も確実に防止できる。
またこの発明は、立姿で対向する基板と開閉板との対向面間に、メダルを自重により縦方向から横方向へと転動させて通過させるL形状のメダル通路と、前記開閉板を回動させて前記基板と開閉板との対向面間を開閉させる駆動手段とを有し、前記駆動手段の駆動に基づいて、前記メダル通路を通過する適正なメダルを受入れ、不適正なメダルを通過途中で排除する投入メダル選別装置であって、前記基板に回動自由に軸支され、該軸支部を回動支点に下部側が片開き式に開閉されて上側に配置される上開閉板と、前記上開閉板に回動自由に軸支され、該軸支部を回動支点に下部側が片開き式に開閉されて下側に配置される下開閉板と、前記下開閉板に開口され、前記メダル通路を通過する小径のメダル類をメダル通路方向と直交する横方向より排除させる横排除口と、前記駆動手段の駆動とその駆動停止との一方に連動させて、前記下開閉板を開操作させたとき、前記基板と下開閉板との下部対向面間を開放させてメダルを下方より排除する下方排除手段と、前記メダル通路の途中に該メダル通路から分岐してメダル排除用に隣設されるメダル排除通路と、前記駆動手段の駆動とその駆動停止とに連動させて、前記メダル通路とメダル排除通路との何れか一方を開口し、他方を閉鎖する通路切換手段とを備えたことを特徴とする。
前記下開閉板は上開閉板を回動支点とする独立した開閉機能を持たせることによって、該下開閉板の開操作時にメダル通路を構成している対向面間を開放させることができる。そして、メダルの受付けが許可されているメダル受付許可状態と、メダルの受付けが許可されていないメダル受付拒否状態とに応じて通路切換手段がメダル通路とメダル排除通路とを開閉して切換えることができる。よって、メダル受付拒否状態の場合にメダルが投入されても、メダルを返却させることができる。このため、メダル通路内にメダルが滞留されることがなくなる。また、メダル受付拒否状態では、通路切換手段が内部のメダル通路を閉鎖するため、メダル投入口からメダル通路に不正器具を挿入するような不正行為も確実に防止できる。
この発明の態様として、前記メダル排除通路は、前記メダル通路の縦方向の通路より分岐させて構成することができる。
前記メダル排除通路を縦方向に設ければ、排除されるメダルは略真下に落下してメダルを直ちに排除させることができる。また、メダル排除通路は縦方向の開口空間の通路を設けるだけでよいため、メダル排除通路をメダル通路の縦方向に沿わせて簡単に構成できる。
この発明の態様として、前記通路切換手段は、前記メダル通路とメダル排除通路との一方を開口すると同時に、他方を閉鎖させる単一のフラッパで構成することができる。
前記通路切換手段は、例えば平板状のフラッパを回動させて、該フラッパが隣設する両通路の一方の開口面を開口したとき、他方の開口面をフラッパが閉鎖するように構成すればよく、これにより両通路を同時に切換えることができる。また、単一のフラッパを共通の遮蔽部材として利用できるため、部品点数の削減及び配置スペースの削減が図れ、ひいては装置全体の小型化が図れる。
この発明の態様として、前記駆動手段は、ソレノイドの駆動に基づいて回動する回動部材を介して前記下開閉板を回動させ、この下開閉板の回動に連動して前記フラッパを回動させて構成することができる。
前記駆動手段は、例えば駆動源をソレノイドで構成し、該ソレノイドのON・OFFに連動させて下開閉板とフラッパとをそれぞれ略同時に開閉操作することができる。また、開閉板とフラッパとの回動方向を同じ回動方向に設定させれば、ソレノイドのON・OFFに容易に連動させることができる。
この発明の態様として、前記開閉板の開閉と前記フラッパの開閉との両開閉動作を単一のセンサで検知する検知手段を備えて構成することができる。
前記検知手段は開閉板とフラッパが回動したとき、通路空間で透光と遮光を光電検知する光電検知センサで構成でき、単一のセンサで開閉板の開閉状態とフラッパの開閉状態とを共通して効率よく検知でき、該センサの部品点数を削減できる。
また、不正行為の検知手段として、メダル通路をフラッパで閉鎖したにもかかわらず、フラッパに設けたセンサ片を遮光していないという検知信号が継続すれば異常と判定する。例えば、メダル投入口から不正器具が挿入された場合、メダル通路にはメダルが滞留していないので、この検知信号があれば異常と判断でき、不正器具が挿入されたことを検出できる。従って、より高いレベルのセキュリティを実現できる。
このように構成された投入メダル選別装置を搭載する遊技機を用いれば、投入されたメダルの滞留を解消し、またメダル通路内への不正器具の挿入を防止できる不正対策に優れた遊技機として運用することができる。
この発明によると、メダル通路の閉鎖後に投入されたメダルはメダル排除通路より排除させることができるので、メダル通路でのメダルの滞留は防止される。また、メダルの滞留がなくなることで、メダルの滞留防止、飲込み防止、不正防止、メダル詰り防止などのメダルを効率よく処理することができ、ことに不正対策に優れ、高セキュリティを確保できる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図面は遊技機の一例として遊技ホールに設置されるスロットマシンを示し、図1はスロットマシンを示す外観斜視図である。このスロットマシン11は接客面としての前面上部にパネル12とリール部13を有し、前面中央の幅方向に3個の並列するストップボタン14を有し、その左側にスタートレバー15と掛け数設定ボタン16を、右側に返却ボタン17と図示しない精算ボタンとメダルMを1枚ずつ投入するための投入口18とを有し、これらの前面下部に下皿19を有している。
そして、遊技者がスロットマシン11を遊技利用するときに、前記投入口18にメダルMが1枚ずつ投入される。投入されたメダルMは内部で選別され、有効と選別された適正なメダルMは内部に取込まれ、不適正と選別されたメダル類や所定枚数を越えて投入された余剰メダルはメダル返却通路(図2参照)26を介して下皿19へと返却させるメダル選別機能を有している。また、遊技者が遊技を中止するために図示しない清算ボタンを押下操作した場合もメダルMは下皿19へと返却される。
図2はスロットマシン11の前面扉11aを片開き式に開口した扉の内部構造を示す斜視図である。この開口されたスロットマシン本体11b側には、上部に制御部11cを設置し、中央部に外周面の絵柄の位置を回転・停止させて遊技利用を行う3列のリール部13を設置し、下部の中央にメダルの取込み、及び払い出し用のメダル払出装置21を設置し、その左側に電源装置22を設置し、右側にオーバフロータンク23を設置している。前記制御部11cはメダルセレクタ25の信号を処理し、またスロットマシン全体を制御する。
一方、前面扉11a側には、内面上部より下部にかけてリールカバー24と、メダルの適否を選別するメダル選別装置(メダルセレクタ)25と、メダル返却通路26と、返却口27とをこの順に有している。そして、投入口18に投入されたメダルMは一旦メダルセレクタ25に導かれ、ここで選別された後、受付許可されたメダルはメダルセレクタ25の出口に接続されているメダル搬送通路25aを介して前記メダル払出装置21の上部に備えられているメダルホッパ21aに受入れられる。これに対し、メダルセレクタ25で受付拒否された排除メダルは、メダル返却通路26を介して下皿19へと返却される。
次に、メダルセレクタ25の構成について説明する。図3はメダルセレクタを正面(表面)側から見た外観斜視図、図4はメダルセレクタを背面(裏面)側から見た外観斜視図、図5はメダルセレクタを正面側から見た要部分解斜視図である。
このメダルセレクタ25は、立姿のメダルを排除し易いように下部側を垂直面に対し、メダルMが基板28側から開閉板29側に倒れる方向に若干傾斜させてなる基板28と、これに対向する開閉板29とから構成される。前記基板28は起立状態の正面が正方形状を有し、この略正方形状の内面に、メダルを搬送ガイドする通路の片面が形成され、外面にメダルを選別動作させるための各部材が取付けられている。
図6はメダルセレクタを背面側から見た基板と開閉板との対向状態を示す斜視図、図7は開閉板の内面を右寄り側から見た斜視図、図8は開閉板の内面を左寄り側から見た斜視図、図9は開閉板の要部分解斜視図である。
前記開閉板29は、基板28の正方形状に対応して上下に分割された上開閉板P1と下開閉板P2とからなり、上開閉板P1は基板28の上部に設けられる軸受部30に該上開閉板P1の支軸31が回動自由に軸支され、該支軸31を回動支点に基板28と平面対向する方向に該上開閉板P1の下部側が片開き式に開閉許容されて上側に配置されている。また、下開閉板P2は上開閉板P1の軸受部32に該下開閉板P2の支軸33が回動自由に軸支され、該支軸33を回動支点に基板28と平面対向する方向に該下開閉板P2の下部側が片開き式に開閉許容されて下側に配置されている(図5参照)。
このうち、上開閉板P1は支軸31の部分に巻回して備えられたコイルバネ34により該上開閉板P1を常時基板28側に付勢している。一方、下開閉板P2は上開閉板P1に軸支されて吊支状態にある。これら基板28と、上下の開閉板P1,P2との対向面間で後述するメダル通路35及びメダル滞留防止機構61の主要部を形成している。
上述のメダル通路35は、図5にも示すように、投入口18に接続されて上方に開口する入口36と下方の出口37との間を結ぶL形状に形成され、入口36から下方に延びる縦辺部L1と、斜め下方に延びて出口37に至る横辺部L2と、これら両辺部L1,L2を滑らかな湾曲状に接続する湾曲部L3とから構成される。そして、ここを通過するメダルMは縦辺部L1を自由落下し、湾曲部L3から横辺部L2にかけて転動する動きに変化してメダル通路35を流下する。
また、前記下開閉板P2には、図3に示すように、メダル通路35と対向する部位に、小径のメダル類を排除させる横排除口39を開口している。これにより、メダル通路35を通過する不適な小径のメダル類をメダル通路方向と直交する横方向より排除させることができる。また、下開閉板P2の開操作時には、基板28と該下開閉板P2との対向面間が開いてメダル落下用の下排除口40(図12参照)が開口される。
前記メダル通路35の一側面となる基板28の内面側には、立姿で転動するメダルMの上縁部をガイドする逆L形ガイド部41と、このメダルMの一側面に平面対応してガイドする平面ガイド部42とを有している。これと対向して、メダル通路35の他側面となる下開閉板P2側には、前記逆L形ガイド部41と後述する上縁部ガイド板47との対向面間でメダルの上縁部を凹状にガイドする上ガイド部43と、前記平面ガイド部42との対向面間でメダルの下縁部を凹状にガイドする下ガイド部44とを有している(図11C参照)。
また、前記横辺部L2の上流側の底面は、縦辺部L1から横辺部L2へとメダルが勢いよく降下する高速流下領域であり、横辺部L2の下流側の底面は、メダルの流下速度が比較的安定した流下速度の領域となる。よって、下開閉板P2を開操作させてメダルを排除させる場合に、横辺部L2の上流側ではメダルの高速流下に伴いメダル詰りを発生させる要素が生じる。このようなことを考慮して横辺部L2の上流側の底面は常に定位置に存在する基板28側に形成しておくのが適している。従って、メダル通路35の底面は、横辺部L2の底面を上流側と下流側とに分け、上流側底板45を基板28側に有し、下流側底板46を下開閉板P2側に有して、メダルを落下させて排除する場合にメダル詰りがないようにしている。
そして、下開閉板P2を閉じると、該下開閉板P2と対向する基板28との対向面間に、メダルMを立姿で転動させる縦長の通路空間としてのメダル通路35が形成される。さらに、この縦長の通路空間は上下に凹状の上ガイド部43と下ガイド部44とが形成される。
これに対し、下開閉板P2を開けると、上ガイド部43と下ガイド部44が同時に開放される。これにより、下ガイド部44を形成していた凹状部分の対向面間が離れてメダルを転動させていた底面が開放され、メダルMは自重によりメダル通路35から下方に落下して排除される。
さらに、上ガイド部43は、横辺部L2の上流側から下流側にかけて長く設けられた基板28の逆L形ガイド部41と、この逆L形ガイド部41の開放面側に対向して下開閉板P2側に設けられる平面的な上縁部ガイド板47(図6参照)とにより凹状の上ガイド部43が構成される。この上ガイド部43によってメダルMの上縁部を搬送方向にガイドする。また、メダル通路35の上部側は横排除口39の方向に傾斜しているため、ここを通過するメダルが上縁部ガイド板47に少し寄りかかって通過することになる。
これに対し、下ガイド部44は、上流側底板45(図5参照)と下流側底板46(図6参照)との両底板45,46を凹状の底面とし、両側を基板28と下開閉板P2との互いの内面を対向させたときにメダルMの下縁部をガイドする凹状の下ガイド部44が形成される。この下ガイド部44によってメダルMの下縁部を通路方向にガイドする。
このようにメダル通路35は、メダルを落下させて下方より排除する場合に、上ガイド部43と下ガイド部44とが同時に開放されるため、排除メダルは瞬時に自由状態となり、そのまま落下して下排除口40から排除されることになる。このほか、メダル通路35の内面は複数条のリブ35aを流下方向に平行させて形成してメダルMとの接触抵抗を少なくし、メダルを円滑に流下させる。
上述の基板28の裏側には、図4に示すように、横長のレバー状に設けられたメダル排出部材としてのブロッカ48が備えられている。このブロッカ48は基端部のブロッカ軸48bが基板下部の軸受部49に回動自由に軸支され、この軸支部を回動支点に先端部がメダルの流下を規制するメダルブロック部48aとして、メダル通路35の下流側に開口されたブロック開口部50から該メダル通路35に出没自由に臨ませている。また、このブロッカ48は基端部に設けられたブロッカスプリング51によって先端部のメダルブロック部48aを常時メダル通路35側に付勢している。このため、メダルブロック部48aをメダル通路35に突出させた場合は、該メダルブロック部48aがメダル通路35を閉鎖してメダルMの通過を規制することができる。
さらに、ブロッカ48には開閉ガイド突起52(図5参照)を一体に付設している。この開閉ガイド突起52は、ブロッカ48の下部に垂設されて一体化し、前記メダルブロック部48aと一体に動いて、前記メダル通路35の下流側底面より下方の基板28の下部に開口されている下窓53から下開閉板P2側に向けて出没自由に臨ませている。そして、下開閉板P2が開操作されたとき、該開閉ガイド突起52がブロッカスプリング51に付勢されて基板28側から下開閉板P2側に突出して下開閉板P2の開状態を補助的に確保するようにしている。
前記ブロッカ48は後述するソレノイド54の駆動力を受けて回動し、このブロッカ48の回動時に、前記メダルブロック部48aと開閉ガイド突起52が同期して出没動作する。よって、このブロッカ48の動きはソレノイド54を駆動して開操作される前記下開閉板P2の開動作に連動して突出する。
さらに、ブロッカ48はメダルブロック部48aを素早く突出させてメダルを確実に通過規制するために該メダルブロック部48aと回動の中心であるブロッカ軸48bとの距離を極力長く設定する。対して、メダルを通過規制してから下開閉板P2を開放させてメダルを確実に排除するために開閉ガイド突起52とブロッカ軸48bとの距離は極力短く設定する。これらはソレノイド54の吸引力、ブロッカスプリング51の付勢力等を鑑みて設定する。
また、上述の基板28の裏側にはソレノイド54と、ソレノイド54のON、OFFに連動して下開閉板P2側に進退する可動板55を設け、この可動板55の遊端部55aを下開閉板P2の上端部56に対向させ、ソレノイド54のON時に可動板55の遊端部55aで下開閉板P2の上端部56を押して下開閉板P2を回動させる。これにより、下開閉板P2は、図11に示すように、支軸33を回動支点に該下開閉板P2の下側が基板28側に押圧付勢され、基板28と下開閉板P2との対向面間にメダルを1枚通過させるメダル通路35が形成される。
この結果、ソレノイド54のONに伴い下開閉板P2が回動し、基板28の平面ガイド部42を閉じた状態になる。このとき、下開閉板P2と基板28の互いの下部が平面対接して基板28側から突出していた開閉ガイド突起52を押し戻し、メダルブロック部48aと開閉ガイド突起52とを基板28の裏面側へと退避させたメダル受付許可状態となる。従って、受付許可されたメダルMは該メダル通路35を通過してメダル払出装置21へと搬送される。メダルMの上縁部が上縁部ガイド板47に掛からない小径のメダル類は下開閉板P2の横排除口39から排出されて、外部の返却口27へと返却される。なお、可動板55の基端部には可動板復帰バネ55bが接続されている。
ソレノイド54のOFF時には、図12に示すように、ソレノイド54の吸引解除により可動板55を介して押圧していた下開閉板P2への押圧力が解除されるため、下開閉板P2は自重により支軸33を回動支点に該下開閉板P2の下側が基板28より離れる方向に片開き式に回動し、基板28と下開閉板P2との対向面間が開放されて、メダル通路35の下方に下排除口40が大きく開口される。
また、ソレノイド54のOFFに連動して開放される下開閉板P2の開放に伴い、メダルブロック部48aはブロック開口部50よりメダル通路35の下流側に突出し、該メダルブロック部48aによってメダル通路35はメダルの流下を規制したメダル受付拒否状態となる。また、このとき、メダルブロック部48aと一体に進退する開閉ガイド突起52もブロッカスプリング51の付勢力によって下開閉板P2側に突出し、下開閉板P2を押し、これにより下排除口40を確実に開口して排除空間を確保している。
ところで、上開閉板P1は開閉機能を持たせているため、下方に連結されている下開閉板P2も上開閉板P1の基板28を回動支点とする開閉に連動して開閉操作される。従って、上開閉板P1を開操作させれば、両開閉板P1,P2は一体的に開操作されるためメダル通路35を形成している基板28との対向面間を大きく開放することができる。よって、基板28と両開閉板P1,P2との対向面間でメダル詰りが発生した場合は、上開閉板P1を開操作して、この間に詰ったメダルを自重により落下させることができるのでメダル詰りを瞬時に解消することができる。さらに、この上開閉板P1と対応する基板28の裏側には支軸57を介して返却用操作片58を基板28に回動自由に軸支されており、返却ボタン17の押下操作により返却用操作片58が回動されて基板28の上窓59より上開閉板P1を押して開操作する。一方、下開閉板P2は制御部11cがメダルを排除する必要があると判断した場合のみソレノイド54を駆動して該下開閉板P2を開操作する。また、この下開閉板P2の開操作により下方が開放されるので上流側底板45や下流側底板46に塵埃等が溜まらず、汚れが付き難い構造になる。よって、メダル通路35は適正な通路状態を維持する。
前記メダル通路35の横辺部L2は、該横辺部L2の上下に形成される上ガイド部43と下ガイド部44との上下に平行する平行間隔により適正メダルの上下縁部をガイドして転動させながら通過させる。そして、下開閉板P2の上ガイド部43と下ガイド部44との上下間に、横辺部L2に沿う大きな略長方形状の横排除口39を開口している。この横排除口39を介して不適な小径メダルを通路外に排除する外径寸法による選別を実施し、適正な大きさのメダルのみを通過させて計数するように構成している。この場合、横排除口39の上下の開口間隔が適正メダルと小径メダルを区別するメダル判別部となっている。
従って、出口37からはスロットマシン専用に設けられた円板形状を有する適正な大きさのメダルMのみが受入れられる。この出口37の直前の基板28の通路壁には、メダル通路35の横辺部L2を通過するメダルMを検知して計数する第1センサS1と第2センサS2とを、この通路方向に順に取付けている。
前記両センサS1,S2は投受光してメダルMの通過を検知する光学式検知センサで構成することができ、メダルMがメダル通路35を転動して下流側に移動し、このメダルMが両センサS1,S2の光軸をこの順に遮ることで、メダルMの通過を検知する。具体的には、メダルの進行方向を検知すると共に、センサ出力時間、位相差、出力順位などを検知し、さらにメダルの真偽判定と通過したメダル枚数を計数するため、適正なメダルの直径長さより短くなる間隔に2つのセンサS1,S2を配置している。これら2つの両センサS1,S2はユニット化されたメダル計数センサ部Sによって基板28の裏面側に配置されている。
ところで、このメダルセレクタ25ではメダル通路35に導かれたメダルMを効率よく処理することを目的として、内部にメダル通路35だけでなくメダル滞留防止機構61を組込んで、メダルの滞留防止、飲込み防止、不正防止、メダル詰り防止などのメダルを効率よく処理する機能を持たせている。このメダルの滞留防止に際しては、メダル通路35に導かれたメダルMを内部に取込むか、あるいは返却するかを選択する場合、制御部からの返却指令によって単にメダル通路35を閉鎖するように構成すると、その後に投入されたメダルMが該メダル通路35に滞留することになる。そこで、メダル通路35を閉鎖すると同時に排除通路を形成することによって滞留メダルの発生を防止するメダル滞留防止機構61を構築するものである。
次に、メダル滞留防止機構61の構成について説明する。このメダル滞留防止機構61は、メダル排除通路62と、フラッパ63と、フラッパ押圧レバー64と、フラッパ位置検知センサS3とを備えて構成される。
前記メダル排除通路62は、図5に示すように、メダル返却専用通路として設けられ、前記メダル通路35の縦方向の途中に該メダル通路35から分岐して隣設されている。また、メダル排除通路62は入口と出口を上下方向に有する縦通路として上開閉板P1の外面側に形成されている。この場合、前記メダル排除通路62を縦方向に設けることで、排除されるメダルの排除方向とメダルの自重が働く方向とが略同じになり、メダルの自重によって直ちに排除させることができる。
具体的には、メダル排除通路62として上開閉板P1の外面側に、メダルを1枚通過させる通路幅を有する凹形通路を有し、その凹形通路の外面側を長方板の通路カバー65で覆っている。これにより、メダル排除通路62は断面四角形状の通路に形成される。
また、通路カバー65は例えば透明の樹脂材を用いて凹形通路を覆うことにより、開閉板29の外面より該メダル排除通路62内を視認できるようにし、取付けに際しては周囲に形成した各係止突片66を上開閉板P1側に切欠き形成した各係止凹部67に係止させて取付ける。また、一部には弾性係止部66aを有し、該弾性係止部66aが対応する係止凹部67aに弾性的に係止させて通路カバー65の着脱を容易にしている。さらに、メダル排除通路62の上開閉板P1の凹部中間位置には、上開閉板P1の外面側からメダル通路35内を視認できるようにした楕円形の開口窓68を開口している。そして、互いに隣設するメダル排除通路62とメダル通路35との一方を有効に他方を無効に設定するための手段として後述するフラッパ63を用いて切換え操作する。
上述のフラッパ63は、図7〜図9に示すように、前記メダル通路35とメダル排除通路62とが隣設する双方の入口部分に配設され、両側の軸部69a,69bと、振分けガイド板70と、回動ストッパ片71と、バネ取付部72と、センサ片73と、受圧軸部74とから構成される。そして、このフラッパ63によって、メダル通路35とメダル排除通路62との何れか一方を開口すると同時に、他方を閉鎖させて両通路35,62を切換える機能を持たせている。
このフラッパ63の構成は横長の平板状を有し、その一端に突出する軸部69a(図7の右側)を上開閉板P1の一端面に形成した軸支部75aに軸支させ、他端に突出する軸部69b(図8の左側)を上開閉板P1の中央部に形成した軸支部75bに軸支させて、前記上開閉板P1及び下開閉板P2と同じ回動方向に回動自由に設けている。これらの軸部69a,69b間に通路幅に対応する平板状の振分けガイド板70が備えられる。
この振分けガイド板70のメダル通路側にはメダルの流下方向に沿う複数条のリブ35aを形成して、前記メダル通路35の通路面と同様にメダルMとの接触抵抗を少なくしている。そして、この振分けガイド板70は両軸部69a,69bを回動支点に両通路35,62の入口の中間位置に介在し、垂直状態より若干回動させたとき、隣設するメダル通路35とメダル排除通路62との両通路35,62の一方の開口面を開口する。この場合、一方の開口面を開口したとき、他方の開口面を該フラッパ63の振分けガイド板70が閉鎖する対応位置に配置される。
さらに、振分けガイド板70の上部には櫛歯状に突出する開閉位置決め用の回動ストッパ片71を突設しており、これらの回動ストッパ片71が一側に回動したとき、上開閉板P1側の内面29aに当接して回動規制され、他側に回動したとき、基板28側の内面28aに当接して回動位置が規制される。例えば、図7ではフラッパ63の回動ストッパ片71が基板28側に回動してメダル通路35を閉じ、メダル排除通路62を開口した回動状態を示す。対して、図8ではフラッパ63の回動ストッパ片71が上開閉板P1に当接する方向に回動してメダル通路35を開口し、メダル排除通路62を閉じた回動状態を示す。
さらに、図9に示すように、フラッパ63の回動中心となる軸部69a,69b間を結ぶ水平な軸方向より下側の基板対向面側にはバネ取付部72を備えており、このバネ取付部72にコイル状のフラッパスプリング76の基端部を取付けている。そして、該フラッパスプリング76の先端部を基板28の対応面28bに対応させている。従って、このフラッパスプリング76は基板28とフラッパ63との間に圧縮された状態に介在され、下開閉板P2を開口させた場合に、このフラッパスプリング76の付勢作用が働いてフラッパ63を補助的に基板28側からフラッパ63側に付勢させて確実にフラッパ63を回動させ、該フラッパ63によってメダル通路35を閉じ、メダル排除通路62を開口させる。これに対し、ソレノイド54からの駆動力(後述)が伝達されている状態では、このフラッパスプリング76の付勢力に抗してフラッパ63を他側に回動させてメダル通路35を開口し、メダル排除通路62を閉じている。
また、前記フラッパスプリング76と隣接する位置にはセンサ片73を突設しており、該フラッパ63の開閉動作に連動してセンサ片73も一体に回動する。このため、センサ片73と対向する基板28側に配設したフラッパ位置検知センサS3によってセンサ片73の回動位置を検知することができ、フラッパ位置検知センサS3から出力されたセンサ信号により、フラッパ63の開閉状態を検知することができる。
例えば、図11(C)にも示すように、フラッパ63のセンサ片73がフラッパ位置検知センサS3のスリット間に介入していない状態では、フラッパ63がメダル通路35を開口し、メダル排除通路62を閉じた状態であると検知できる。対して、図12(C)にも示すように、フラッパ63のセンサ片73がフラッパ位置検知センサS3のスリット間に介入した状態では、フラッパ63がメダル通路35を閉じ、メダル排除通路62を開口した状態であると検知できる。このほか、フラッパ位置検知センサS3はフラッパ63の回動位置の検知だけでなく、下開閉板P2の回動に伴う開閉を共通して検知できるのでフラッパ63と下開閉板P2との双方を効率よく検知でき、それゆえセンサの部品点数を削減できる。
さらに、フラッパ63の他端部には軸方向に補強部74aを介して延設させてなる受圧軸部74を突設している。この受圧軸部74は回動中心となる軸部69a,69b間より上部に位置して後述するフラッパ押圧レバー64の押圧力を受けることに基づいてフラッパ63は一方(メダル通路35を開方向)に回動し、この押圧力と、押圧解除とによってフラッパ63は回動方向が切換えられる。
上述のフラッパ押圧レバー64は、下開閉板P2の上部に、前記フラッパ63の軸支方向と同方向の軸支部77を設け、この水平方向の軸支部77に軸支されたレバー軸78上に該フラッパ押圧レバー64が回動自由に軸支されている。さらに、レバースプリング79によって該フラッパ押圧レバー64を開閉板29側に付勢させて起立状態に付勢支持している。そして、この起立したフラッパ押圧レバー64の回動方向に上述の受圧軸部74が対向して配設されている。よって、このフラッパ押圧レバー64はフラッパ63と同じ回動方向に回動して受圧軸部74を容易に押圧できるようにしている。
このフラッパ押圧レバー64の駆動に際しては、前記ソレノイド54の励磁(ON)に基づいて回動する可動板55の遊端部55aが下開閉板P2の上端部56を押圧して下開閉板P2を回動させたとき、この下開閉板P2の上部に配設されているフラッパ押圧レバー64が一体に回動し、該フラッパ押圧レバー64が受圧軸部74を押してフラッパ63を開閉板29側に回動させる。対して、ソレノイド54の励磁解除(OFF)に基づいてフラッパ63はフラッパ押圧レバー64からの押圧力が解除され、フラッパ押圧レバー64は元の位置に戻る。そして、フラッパ63はフラッパスプリング76の付勢力によって反対側(基板28側)に回動する。
なお、レバースプリング79の付勢圧はフラッパスプリング76の付勢圧より十分に強く設定している。さらに、例え、先にフラッパ63の回動ストッパ片71が上開閉板P1側の内面29aに当接して、後から下開閉板P2が回動して底板46が基板28に当接しても、上開閉板P1側の内面29aに当接してからの押圧力をレバースプリング79で回避(吸収)できるようにしている。
逆に、下開閉板P2が回動して底板46が基板に当接して、後からフラッパ63の回動ストッパ片71が上開閉板P1側の内面29aに当接しても、下開閉板P2が回動して底板46が基板28に当接してからの押圧力をレバースプリング79で回避(吸収)できるようにしている。
これにより、駆動力が加わっていない自由状態のときにフラッパ63はフラッパスプリング76の付勢圧を受けて回動し、メダル排除通路62を開位置に維持させる。また、1つのソレノイド54を共通の駆動源として回動される下開閉板P2とフラッパ63は、その回動方向を同じ回動方向に設定している。これにより、ソレノイド54のON・OFFに下開閉板P2とフラッパ63の開閉動作を容易に連動させることができる。
このように構成されたメダルセレクタ25の組立てに際しては、まず、各部品が組み付けられた上開閉板P1と下開閉板P2とを上下に対応させ、上開閉板P1の軸受部32に下開閉板P2の支軸33を挿通させることで上開閉板P1に下開閉板P2が吊支状態に取付けられる。続いて、各部品が組み付けられた基板28の上隅部に小さく開口されている連結孔60に、上開閉板P1の軸支部に設けられているコイルバネ34の中央部に突出形成されている引っ掛け部34aを差込んで基板28の裏面側に引っ掛けることにより、この引っ掛け部34aの付勢作用により基板28と上開閉板P1とが引寄せられた状態に接合される。
次に、メダルセレクタ25の処理動作を、図10〜図13を参照して説明する。図10はメダルセレクタの断面位置を示す背面図、図11(A)はメダル受付許可状態でのソレノイド54ONに連動するフラッパ押圧レバー64と受圧軸部74との対応状態を示し、図11(B)はメダル受付許可状態でのソレノイド54ONに連動するフラッパ63の位置を示し、図11(C)はメダル受付許可状態でのメダル通路35の閉状態とセンサ片73を未検知の状態(フラッパ位置検知センサS3が透光状態)とを示している。
スロットマシン11がメダルMの受付けを許可している制御状態の場合、つまりメダル受付許可状態の場合、該スロットマシン11の制御部11cはソレノイド54に電源を供給指令し続けてソレノイド54の励磁状態(ON)を維持させている(図11(A)参照)。このとき、下開閉板P2はソレノイド54の励磁作用に連動して閉方向に回動しており、下開閉板P2を基板28側に平面的に押し付けてメダル通路35を形成している(図11(C)参照)。
一方、メダル滞留防止機構61側は下開閉板P2の回動に連動して、フラッパ押圧レバー64も一体に回動し、同回動方向に対応する受圧軸部74を押してフラッパ63を回動させている(図11(B)の矢印方向)。このときのフラッパ63の振分けガイド板70がメダル通路35を開口し、メダル排除通路62を閉鎖した状態となり、適正なメダルを取込み許可する。
前記メダル通路35を形成している状態で遊技者が投入口18にメダルを投入すると、この投入されたメダルMは真下に対応するメダルセレクタ25へと導かれ、フラッパ63によって仕切られたメダル通路35側にガイドされて流下する。このメダル通路35内では横辺部L2を転動して流下する立姿のメダルMは、その上下がそれぞれ凹状にガイドする上ガイド部43と下ガイド部44により該メダルMの上下の外周縁部分がガイドされ、メダルMの外径寸法を満たしているか否かの違いにより適正メダルか否かを選別し、適正メダルと選別されたメダルMは受入れられ、メダル通路35の下流側に設けられたセンサS1,S2に1枚ずつ検知されて通過枚数が計数される。計数されたメダルMはメダル搬送通路25aを通過してメダルホッパ21aへと搬送される。これに対し、小径メダルは受入拒否されて横辺部L2の流下途中で横倒しされ、その横方向に開口している横排除口39へと自然に傾倒されて排除される。そして、この横排除口39から排除されたメダルはメダル返却通路26を介してスロットマシン11の下皿19へと返却される。
図12(A)はメダル受付拒否状態でのソレノイド54OFFに連動するフラッパ押圧レバー64と受圧軸部74との対応状態を示し、図12(B)はメダル受付拒否状態でのソレノイド54OFFに連動するフラッパ63の位置を示し、図12(C)はメダル受付拒否状態でのメダル排除通路62の開状態とセンサ片73を検知した状態(フラッパ位置検知センサS3を遮光状態)とを示している。
一方、スロットマシン11の制御部11cがメダルMの受付けを拒否しているメダル受付拒否状態の場合、その条件は例えばメダルの最大貯留許可枚数(例えば50枚のクレジット)を越えて投入された場合や、スタートレバー15が押下されて1ゲームが終了するまでの時間帯に入った場合である。
このようなメダル受付拒否状態の場合、制御部11cはソレノイド54に電源を供給せず、非励磁状態(OFF)にする。このため、下開閉板P2はソレノイド54の励磁作用を受けず、自重により開方向に回動すると共に、ブロッカ48の開閉ガイド突起52が下開閉板P2の下部を押して該下開閉板P2は基板28と離れる方向に回動し、メダル通路35が開放されて該メダル通路35の下方に下排除口40が形成される。また、ブロッカ48のメダルブロック部48aも回動してメダル通路35に突出し、ここに導かれたメダルMの通過を規制して余剰メダル等のメダルMを確実に下排除口40より排除動作させる。
一方、メダル滞留防止機構61側は下開閉板P2の回動に伴い、フラッパ押圧レバー64も元の位置(すなわち、フラッパ63の回動ストッパ片71が上開閉板P1側の内面29aに当接する位置)に回動復帰し、フラッパ63の受圧軸部74から離れることになる。これにより、フラッパ63はソレノイド54を駆動源とする押圧力から解放される。一方、フラッパ63はフラッパスプリング76の付勢力を受けて回動し、メダル通路35を閉鎖し、メダル排除通路62を開口する。従って、メダル通路35からメダル排除通路62へと通路が切換えられる。また、フラッパ63が回動することで、フラッパ63と一体のセンサ片73がフラッパ位置検知センサS3のスリット間に介入してフラッパ位置検知センサS3を遮光状態(センサ片73を検知状態)にする。
以上の動作によって、投入されたメダルMはメダル排除通路62を通り、メダル返却通路26から返却される。
前記フラッパ63の切換えタイミングに際しては、スロットマシン11の制御部11cが、メダル通路35を閉鎖する指令(ソレノイド54の励磁をOFFにする)に対し、フラッパ63が動作する機械的なタイムラグや制御上の遅れ等により、フラッパ63の切換えが遅れる可能性がある。例え、フラッパ63の切換えが遅れ、メダル通路35を閉鎖するのが遅れても、メダルMはメダル通路35を流下するが、下方の下排除口40より排除されることになる。
よって、メダル受付拒否状態では、誤って投入されたメダルMがあっても、メダル通路35に滞留させることなく確実に排除できる。このため、メダル飲込みのおそれも解消される。さらに、フラッパ63の駆動源と、下開閉板P2の駆動源とを同一のソレノイド54を共用させて構築しているため、低コストで省スペース化を図ったメダルセレクタ25を実現できる。さらに、ソレノイド54が1つのため、スロットマシン11の制御も容易になる。
また、小径メダルのようにメダル受付許可状態で排除されたメダルMと、メダル受付拒否状態で誤って投入されたメダルMの排除ルートが異なるため、スロットマシン11におけるメダル受付後のメダル取扱処理を、次のように変えることができる。例えば、小径メダルのようにメダル受付許可状態で排除されたメダルMの場合は回収し、メダル受付拒否状態で投入されたメダルMの場合は返却することができる。
次に、このようなメダルセレクタ25を備えたスロットマシン11のセキュリティについて説明する。
このメダルセレクタ25では、メダル受付拒否状態になると、フラッパ63によりメダル通路35が遮蔽されるため、投入口18からの不正器具の挿入を防止できる。また、メダル受付許可状態の場合に不正器具が挿入された場合でも、メダル受付拒否状態に変化した際に、フラッパ63が正規の位置まで回動しきれず、このフラッパ63の動きを検知しているフラッパ位置検知センサS3は遮光信号が得られないままとなる。従って、ソレノイド54をOFFした一定時間(フラッパ63の動作遅れを考慮した時間、例えば30ms)後に、フラッパ位置検知センサS3が透光状態のままであった場合にはエラーとする制御を追加することで、不正器具の挿入を検出できる。
さらに、メダル受付拒否状態の場合にフラッパ63を外部から不正行為により回動させてメダル通路35が開放された場合にも、フラッパ位置検知センサS3が透光状態に変化するため異常として検出できる。つまり、メダルの滞留がなくなることで、メダルのないメダル通路35への不正器具の挿入を的確に検知できる。また、このメダル通路35に対して返却口27から不正器具が挿入されるようなことがあっても異常発生として不正行為を検知できる。
さらに、メダル滞留防止機構61ではメダル排除通路62及びフラッパ63を備えており、前述したような動作をするためメダル受付拒否状態の場合に投入されたメダルMを確実に排除できる。このため、メダル受付拒否状態では、メダル計数センサ部SがメダルMを検出することはない。従って、メダル受付拒否状態で、メダル計数センサ部Sに変化があった場合に、異常と判断することができる。従って、メダルセレクタ25及びスロットマシン11は、より高いレベルのセキュリティを実現できる。
次に、メダルセレクタ25でのメダル詰りの検出について説明する。
図13(A)はメダル詰り発生状態でのフラッパ押圧レバー64と受圧軸部74との対応状態を示し、図13(B)はメダル詰り発生状態でのメダルMとフラッパ63の位置を示し、図13(C)はメダル詰り発生状態でのセンサ片73を検知したままの状態を示している。
メダル受付拒否状態からメダル受付許可状態に切り替わる直前にメダルMが投入されると、そのメダルMの投入タイミングや下開閉板P2及びフラッパ63の開閉タイミングによっては、上開閉板P1とフラッパ63との間にメダルMが挟まれて詰まる可能性がある。
前記フラッパ63の部分でメダル詰りが発生した場合は(図13(B)参照)、フラッパ63が正規の位置(すなわち、フラッパ63の回動ストッパ片71が上開閉板P1側の内面29aに当接する位置)まで回動しきれず、フラッパ位置検知センサS3が透光状態に変化しない。従って、ソレノイド54をONした後に、フラッパ位置検知センサS3が遮光状態のままであった場合にエラーとする制御を追加することで、メダル詰りを検出できる。
また、以下のような制御を追加することで、メダル詰りの自動解除ができる。まず、制御部11cはソレノイド54をONした後に、フラッパ位置検知センサS3が遮光状態のままであった場合、ソレノイド54のON/OFFを数回繰り返す。その後に、フラッパ位置検知センサS3が遮光状態のままである場合にのみ制御部11cはエラーと判断する。
前記のようなメダル詰りであれば、ソレノイド54をOFFすることによってメダルMは落下するためメダル詰りは解除される。再度、ソレノイド54をONしたときには、フラッパ63は正規の位置まで回動し、フラッパ位置検知センサS3は透光状態に変化する。対して、異物が挿入されていた場合や、故障による場合には、ソレノイド54のON/OFFを数回繰り返した後も、フラッパ位置検知センサS3が遮光状態のままであるので制御部11cは異物の挿入や故障の発生であると判断できる。このように、メダルの詰りを自動解除できるとともに、メダル詰りと異物の挿入、故障等とに分けて検出できることにより、係員の手を煩わすことが少なくなる。
上述のように、メダル受付拒否状態で投入されたメダルMをメダル通路内に滞留させることなく確実に返却可能とし、さらに不正器具の挿入による不正を防止することができる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の投入メダル選別装置は、実施例のメダルセレクタ25に対応し、
以下同様に、
メダル投入口は、投入口18に対応し、
通路切換手段は、フラッパ63とフラッパ押圧レバー64とに対応し、
下方排除手段は、ソレノイド54と可動板55と下開閉板P2とに対応し、
駆動手段は、ソレノイド54に対応し、
回動部材は、可動板55に対応し、
検知手段は、フラッパ位置検知センサS3及びセンサ片73に対応し、
遊技機は、スロットマシン11に対応するも、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。例えば、下開閉板P2やフラッパ63及びフラッパ押圧レバー64を可動させる動作を、回転運動に限らず、直線運動に構成してもよい。
スロットマシンを示す外観斜視図。 スロットマシンの前面扉を開けた内部構造を示す斜視図。 メダルセレクタの表面側の外観斜視図。 メダルセレクタの裏面側の外観斜視図。 メダルセレクタの表面側から開閉板を分解した要部分解斜視図。 メダルセレクタを裏面側から見た基板と開閉板との対向状態を示す斜視図。 開閉板の内面を右寄り側から見た斜視図。 開閉板の内面を左寄り側から見た斜視図。 開閉板の要部分解斜視図。 メダルセレクタの裏面側から見た正面図。 (A)はメダル受付許可状態における図10のA−A線矢視断面図、(B)はメダル受付許可状態における図10のB−B線矢視断面図、(C)はメダル受付許可状態における図10のC−C線矢視断面図。 (A)はメダル受付拒否状態における図10のA−A線矢視断面図、(B)はメダル受付拒否状態における図10のB−B線矢視断面図、(C)はメダル受付拒否状態における図10のC−C線矢視断面図。 (A)はメダル詰り発生時における図10のA−A線矢視断面図、(B)はメダル詰り発生時における図10のB−B線矢視断面図、(C)はメダル詰り発生時における図10のC−C線矢視断面図。
符号の説明
11…スロットマシン
18…投入口
25…メダルセレクタ
28…基板
29…開閉板
P1…上開閉板
P2…下開閉板
35…メダル通路
39…横排除口
40…下排除口
54…ソレノイド
61…メダル滞留防止機構
62…メダル排除通路
63…フラッパ
64…フラッパ押圧レバー
S3…フラッパ位置検知センサ

Claims (7)

  1. 立姿で対向する基板と開閉板との対向面間に、メダルを自重により縦方向から横方向へと転動させて通過させるL形状のメダル通路と、前記開閉板を回動させて前記基板と開閉板との対向面間を開閉させる駆動手段とを有し、前記駆動手段の駆動に基づいて、前記メダル通路を通過する適正なメダルを受入れ、不適正なメダルを通過途中で排除する投入メダル選別装置であって、
    前記メダル通路の途中に該メダル通路から分岐してメダル排除用に隣設されるメダル排除通路と、
    前記駆動手段の駆動とその駆動停止とに連動させて、前記メダル通路とメダル排除通路との何れか一方を開口し、他方を閉鎖する通路切換手段と、
    を備えた投入メダル選別装置。
  2. 立姿で対向する基板と開閉板との対向面間に、メダルを自重により縦方向から横方向へと転動させて通過させるL形状のメダル通路と、前記開閉板を回動させて前記基板と開閉板との対向面間を開閉させる駆動手段とを有し、前記駆動手段の駆動に基づいて、前記メダル通路を通過する適正なメダルを受入れ、不適正なメダルを通過途中で排除する投入メダル選別装置であって、
    前記基板に回動自由に軸支され、該軸支部を回動支点に下部側が片開き式に開閉されて上側に配置される上開閉板と、
    前記上開閉板に回動自由に軸支され、該軸支部を回動支点に下部側が片開き式に開閉されて下側に配置される下開閉板と、
    前記下開閉板に開口され、前記メダル通路を通過する小径のメダル類をメダル通路方向と直交する横方向より排除させる横排除口と、
    前記駆動手段の駆動とその駆動停止との一方に連動させて、前記下開閉板を開操作させたとき、前記基板と下開閉板との下部対向面間を開放させてメダルを下方より排除する下方排除手段と、
    前記メダル通路の途中に該メダル通路から分岐してメダル排除用に隣設されるメダル排除通路と、
    前記駆動手段の駆動とその駆動停止とに連動させて、前記メダル通路とメダル排除通路との何れか一方を開口し、他方を閉鎖する通路切換手段と、
    を備えた投入メダル選別装置。
  3. 前記メダル排除通路は、前記メダル通路の縦方向の通路より分岐させてなる
    請求項1または2に記載の投入メダル選別装置。
  4. 前記通路切換手段は、前記メダル通路とメダル排除通路との何れか一方を開口すると同時に、他方を閉鎖させる単一のフラッパで構成した
    請求項1、2または3に記載の投入メダル選別装置。
  5. 前記駆動手段は、ソレノイドの駆動に基づいて回動する回動部材を介して前記下開閉板を回動させ、この下開閉板の回動に連動して前記フラッパを回動させる
    請求項4に記載の投入メダル選別装置。
  6. 前記下開閉板の開閉と前記フラッパの開閉との両開閉動作を単一のセンサで検知する検知手段を備えた
    請求項4または5に記載の投入メダル選別装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1つに記載の投入メダル選別装置を搭載してなる遊技機。
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