JP2008148594A - 精巣に発現する糖鎖関連酵素調節因子o−16 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の組成物は、配列番号2に示されるアミノ酸配列または該アミノ酸配列において1若しくは複数個のアミノ酸が置換し若しくは欠失し、若しくは該アミノ酸配列に1若しくは複数個のアミノ酸が挿入され若しくは付加されたアミノ酸配列を有する、精巣に特異的に発現し、糖鎖関連酵素に会合するタンパク質を含む、糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物である。
【選択図】なし
Description
含む各種障害・疾患が引き起こされることが知られている[Akama,T.O.ら、(2002):非特許文献18、Honke,K.ら(2002):非特許文献19]。
Ju,T.Z.およびCummings,R.D.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,99:16613−16618(2002) White,T.,et al.,J.Biol.Chem.,270,24156−24165(1995) Bennett,E.P.,et al.,J.Biol.Chem.,271,17006−17012(1996) Bennett,E.P.,et al.,J.Biol.Chem.,273,30472−30481(1998) Bennett,E.P.,et al.,J.Biochem.,274,25362−25370(1999) Bennett,E.P.,et al.,FEBS Lett.,460,226−230(1999) White,K.E.,et al.,Gene,246,347−356(2000) Toba,S.,et al.,Biochim.Biophys.Acta.,1493,264−268(2000) Cheng,L.,et al.,FEBS Lett.,531,115−121 (2002) Schwientek,T.J.,et al.,J.Biol.Chem.,277,22623−22638(2002) Guo,J.M.,et al.,FEBS Lett.,524,211−218(2002) Zhang,Y.,et al.,J.Biol.Chem.,278,573−584(2003) Wang,H.,et al.,Biochem.Biophys.Res.Commun.,300,738−744(2003) Cheng,L.,et al.,FEBS Lett.,566,17−24(2004) Young,W.W.et al.,Glycobiology Advance Access (published on March 19,2003),Oxford University Press Young,W.W.et al.,Glycobiology,13,549−557(2003) Lin,Y.,et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,90:10071−10075(1993) Akama,T.O.,et al.,Science,295:124−127(2002) Honke,K.,et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,99:4227−4232(2002)
下記実施例において詳述する方法によりクローニングされた、本発明の糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物に使用されるタンパク質をコードする核酸は、配列表の配列番号1に示される塩基配列を有する。該核酸がコードする推定アミノ酸配列を配列番号2に記載する。なお、当該核酸のヌクレオチド配列および推定されるアミノ酸配列はすでに公知となっている(Young,W.W.,et al.,Glycobiology,13:549−557(2003))。
本発明の糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物に使用される核酸は、一本鎖および二本鎖型両方のDNA、およびそのRNA相補体も含む。DNAには、例えば、天然由来のDNA、組換えDNA、化学合成したDNA、PCRによって増幅されたDNA、およびそれらの組み合わせが含まれる。本発明の核酸としては、DNAが好ましい。本明細書において、ある特定の塩基配列について記載する場合、特に言及しない限り、その相補鎖も含む。
5×SSC、0.1% SDSの洗浄条件の使用が含まれる。ホルムアミドを含まない場合、適当なハイブリダイゼーション温度は前記より10℃〜20℃高くなる。好ましくは中程度にストリンジェントな条件は、約50℃、2×SSCのハイブリダイゼーション条件を含む。高ストリンジェントな条件もまた、例えばDNAの長さに基づき、当業者によって、容易に決定することが可能である。一般に、こうした条件は、中程度にストリンジェントな条件よりも高い温度および/または低い塩濃度でのハイブリダイゼーション(例えば、約65℃、0.2×SSCのハイブリダイゼーション)および/または洗浄を含み、例えば上記のようなハイブリダイゼーション条件、およびおよそ68℃、0.2×SSC、0.1% SDSの洗浄を伴うと定義される。ハイブリダイゼーションおよび洗浄の緩衝液では、SSC(1×SSCは、0.15M NaClおよび15mM クエン酸ナトリウムである)にSSPE(1×SSPEは、0.15M NaCl、10mM NaH2PO4、および1.25mM EDTA、pH7.4である)を代用することが可能であり、洗浄はハイブリダイゼーションが完了した後で15分間行う。当業者に知られていて、以下にさらに記載したように、ハイブリダイゼーション反応と二本鎖の安定性を支配する基本原理を適用することによって望ましい度合いのストリンジェンシーを達成するためには、洗浄温度と洗浄塩濃度を必要に応じて調整することが可能であると理解すべきである(例えば、Sambrookら、2001を参照されたい)。核酸を未知配列の標的核酸へハイブリダイズさせる場合、ハイブリッドの長さはハイブリダイズする核酸のそれであると仮定される。既知配列の核酸をハイブリダイズさせる場合、ハイブリッドの長さは核酸の配列を並列し、最適な配列相補性をもつ単数または複数の領域を同定することによって決定可能である。50塩基対未満の長さであることが予測されるハイブリッドのハイブリダイゼーション温度は、ハイブリッドの融解温度(Tm)より5−10℃低くなければならず、Tmは、以下の等式により決定される。長さ18塩基対未満のハイブリッドに関して、Tm(℃)=2(A+T塩基数)+4(G+C塩基数)。18塩基対を超える長さのハイブリッドに関しては、Tm(℃)=81.5+16.6(log10[Na+])+0.41(G+C%)−(600/N)であり、ここで、Nはハイブリッド中の塩基数であり、そして[Na+]は、ハイブリダイゼーション緩衝液中のナトリウムイオン濃度である(1×SSCの[Na+]=0.165M)。好ましくは、こうしたハイブリダイズする核酸は各々、少なくとも15ヌクレオチド(または、より好ましくは、少なくとも18ヌクレオチド、または少なくとも20ヌクレオチド、または少なくとも25ヌクレオチド、または少なくとも30ヌクレオチド、または少なくとも40ヌクレオチド、または最も好ましくは少なくとも50ヌクレオチド)、またはそれがハイブリダイズする本発明の核酸の長さの少なくとも25%(より好ましくは少なくとも50%、または少なくとも60%、または少なくとも70%、そして最も好ましくは少なくとも80%)である長さを有し、それがハイブリダイズする本発明の核酸と少なくとも60%(より好ましくは少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも97.5%、または少なくとも99%、そして最も好ましくは少なくとも99.5%)の配列同一性を有し、ここで配列同一性は、上記により詳しく記載されるように、重複部分と同一性を最大化する一方、配列ギャップを最小化するように並列された、ハイブリダイズする核酸の配列を比較することによって決定される。
応(SDA)[Walker G.T.,et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,89,392−396(1992); Walker G.T.,et al.,Nuc.Acids.Res.,20,1691−1696(1992)]、自己保持配列複製(3SR)[Guatelli J.C.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,87,1874−1878(1990)]およびQβレプリカーゼシステム[リザイルディら、BioTechnology 6,p.1197−1202(1988)]等の恒温反応を含む。また、欧州特許第0525882号に記載されている標的核酸と変異配列の競合増幅による核酸配列に基づく増幅(Nucleic Acid Sequence Based Amplification:NASABA)反応等も利用可能である。好ましくはPCR法である。
の内部リピートからなるセグメント(ClaverieおよびStates(Computers and Chemistry,1993)のXNUプログラムにより決定される)をマスクするためのフィルターを含むこと、および(B)データベース配列に対する適合を報告するための統計学的有意性の閾値、またはE−スコア(KarlinおよびAltschul(1990)の統計学的モデルにしたがって、単に偶然により見出される適合の期待確率;ある適合に起因する統計学的有意差がE−スコア閾値より大きい場合、この適合は報告されない);好ましいE−スコア閾値の数値は0.5であるか、または好ましさが増える順に、0.25、0.1、0.05、0.01、0.001、0.0001、1e−5、1e−10、1e−15、1e−20、1e−25、1e−30、1e−40、1e−50、1e−75、または1e−100である。
本明細書において、本発明の糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物に使用することができるタンパク質を「本タンパク質」と称することがある。
本発明において使用されるタンパク質は、精巣特異的に発現し、糖鎖関連酵素の活性を調節する効果を有することが明らかにされた。具体的には、後述する実施例5および実施例6に記載したように、本発明のタンパク質は、糖鎖関連酵素、例えば、GalNAc−T3、GalNAc−T1などに結合し、これらの活性を抑制することが示された。また、本発明のタンパク質は、実施例7に記載したように、精巣特異的に発現していることが示された。これらの事実は、O−16タンパク質は、精子形成細胞において、受精に必要とされる糖タンパク質等の発現を制御していることを示唆している。
本発明により、本発明の組成物に使用されるタンパク質に免疫反応性である抗体が提供される。抗体は、ポリクローナル抗体であってもよく、モノクローナル抗体であってもよい。こうした抗体は、(非特異的結合と対照的に)抗体の抗原結合部位を介して、該タンパク質に特異的に結合し得る。具体的には、配列番号2のアミノ酸配列を有するタンパク質、またはその断片、変異体若しくは融合タンパク質などを、それぞれに免疫反応性である抗体を産生するための免疫原として使用することが可能である。
New Dimension in Biological Analyses,Plenum Press,New York,1980;Burdonら編「生化学実験法10 モノクローナル抗体」東京化学同人、1989を参照されたい。
vitro法で使用するかまたはin vivoで投与して、抗体を生成した実体によって仲介される生物活性を阻害し得る。従って、本発明によれば、本発明のタンパク質と糖鎖関連酵素との間の直接または間接的な相互作用に起因して引き起こされるかまたは悪化する障害を治療するための抗体も提供され得る。こうした療法は、糖鎖関連酵素を介した生物学的活性を阻害するのに有効な量の遮断抗体を哺乳動物にin vivo投与することを含むであろう。一般に、こうした療法の使用にはモノクローナル抗体が好ましく、1つの態様として抗原結合抗体断片が使用される。
実施例1 遺伝子データベースの検索とO−16の塩基配列決定
既存のUDP−N−アセチルガラクトサミン転移酵素(GalNAc−T11)遺伝子(GenBank Accetion No.AK025287)(配列番号3)と類似遺伝子の高い相同性を有するアミノ酸配列領域を用いて、BLASTPおよびBLASTNのプログラムにより遺伝子データベース(NCBI)から類似遺伝子を検索した。その結果、EST配列GenBank Accetion No.BC022021(配列番号4)が見出された。このBC022021において、ヌクレオチド229−1560に新規遺伝子のオープン・リーディング・フレーム(ORF)が見出された。次に、後述の実施例2において、上記EST配列に基づいて作成したプライマー(配列番号5−7)を用いて長さ1332塩基の遺伝子をクローニングし、塩基配列を決定した(配列番号1)。
実施例2 O−16遺伝子を組み込んだ発現ベクターの作成
O−16遺伝子の発現系を作成するため、O−16遺伝子の全長、あるいはN末端より36アミノ酸をコードする核酸配列を欠く配列をヒト精巣cDNAよりRT−PCRにより増幅してDNA断片を精製後、Gateway PCR cloning system(Invitrogen)によって、pDONRTM201(Invitrogen)
に組み込んだ。その後、シグナルペプチド(SP)を付加したSP−FLAG−O−16の発現は、発現ベクター(pFLAG−CMV3,Sigma)にN末端より36アミノ酸をコードする核酸配列を欠くヒトO−16遺伝子の配列を組み込んだものを用いた。シグナルペプチドとMycタグを付加したO−16(以下、「SP−Myc−O−16」という)を発現させるためにpMyc−CMV3(後述)を使用した。
上記の実施例1で得られたEST塩基配列(BC022021)に基づいて作成したプライマーF1(配列番号5: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCATGAGAAATGCCATAATTCAAGGTT−3’)(配列番号5の塩基配列のうちヌクレオチド32−56が、配列番号1の塩基配列のヌクレオチド1−25に対応する)、またはプライマーF2(配列番号6: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCAAGAAAAGCCAGGAGCCTCTGTCAGC−3’)(配列番号6の塩基配列のうちヌクレオチド32−57が、配列番号1の塩基配列のヌクレオチド109−134に対応する)、およびプライマーR(配列番号7: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCTCACAGGCTGTTCACAGATGCC−3’)(配列番号7の塩基配列のうちヌクレオチド31−52が、配列番号1の塩基配列のヌクレオチド1311−1332に対応する)、並びにDNAポリメラーゼとしてExpand High Fidelity PCR system(Roche Cat.No.1146 173)を用いて、94℃15秒、68℃3分を30サイクルの反応条件でPCRを行った。プライマーF1およびプライマーRの組合せでPCRを行った場合は、O−16遺伝子の全長を含むDNA断片が増幅され、プライマーF2およびプライマーRの組合せでPCRを行った場合は、N末端の36アミノ酸をコードする核酸配列を欠くO−16遺伝子を含むDNA断片が増幅される。
発現ベクターpFLAG−CMV3(Sigma)のプレプロトリプシンのシグナル配列とFLAGエピトープの下流に、N末より36アミノ酸をコードする核酸配列を欠くヒトO−16遺伝子配列を組み込み、シグナル配列およびFLAGエピトープとO−16のアミノ酸配列がin frameになるような発現ベクターを構築した。また、pFLAG−CMV3を改変し、シグナル配列の下流のFLAGエピトープをMycエピトープに置換した発現ベクター(pMycCMV3)を作製し、上記と同様に、N末より36アミノ酸をコードする核酸配列を欠くヒトO−16遺伝子配列を組み込んで、Mycエピトープタグを有するO−16タンパク質を発現する発現ベクターを構築した。
実施例3 糖鎖関連酵素の酵素ドメインをコードするDNAを組み込んだ発現ベクターの作成
(1)クローニングベクターへの組み込み
N−アセチルガラクトサミン転移酵素であるGalNAc−T1、−T2、−T3、−
T4、−T6、−T10、−T12、−T14、および−T15、糖転移酵素であるβ3−GalNAc−T2、糖転移酵素であるβ4GalT1、精子特異的ヒアルロニダーゼ、ならびに、コンドロイチン硫酸合成酵素であるCSS1およびCSS3の各遺伝子について、各糖鎖関連酵素の細胞内ドメインをコードするDNAを、それぞれ以下に示すプライマーを用いてヒトcDNAよりRT−PCRで増幅し、アガロースゲル電気泳動および切り出し精製の後、Gateway cloning systemを用いてpDONRTM201に、あるいは、pCR II Topo(Invitrogen)に組み換えた。
1.GalNAc−T1(GenBank accession No.NM 020474)
5’プライマー(配列番号12: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCAGAGGACTTCCTGCTGGAGATGTT−3’)
3’プライマー(配列番号13: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTAGAATATTTCTGGCAGGGTGACGTT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸40位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
2.GalNAc−T2(GenBank accession No.NM 004481)
5’プライマー(配列番号14: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCAAAAAGAAAGACCTTCATCACAGC−3’)
3’プライマー(配列番号15: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTACTGCTGCAGGTTGAGCGTGAACTT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸52位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
3.GalNAc−T3(GenBank accession No.NM 004482)
5’プライマー(配列番号16: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCTCAAGGATGGAAAGGAACATG−3’)
3’プライマー(配列番号17: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTAATCATTTTGGCTAAGTATCCATTT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸51位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
4.GalNAc−T4(GenBank accession No.NM 003774)
5’プライマー(配列番号18: 5’− GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCTTTCATGCCTCCGCAGGAGCCGGC−3’)
3’プライマー(配列番号19: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTATTTCTCAAAACTCCAAATTTGATT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸33位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
5.GalNAc−T6(GenBank accession No.NM 007210)
5’プライマー(配列番号20: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCGTCCTGGACCTCATGCTGGAGGCC−3’)
3’プライマー(配列番号21: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTAGACAAAGAGCCACAACTGATGGGG−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸53位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
6.GalNAc−T10(GenBank accession No.NM 198321)
5’プライマー(配列番号22: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCCAGCCCGACGGCACCCCTGGGGGA−3’)
3’プライマー(配列番号23: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCTCAGTTCCTATTGAATTTTTCCAA−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸35位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
7.GalNAc−T12(GenBank accession No.NM 024642)
5’プライマー(配列番号24: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCCGGCGCGAGCCGGTCATGCCGCGGC−3’)
3’プライマー(配列番号25: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCTCATAACATGCGCTCTTTGAAGAACCA−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸60位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
8.GalNAc−T14(GenBank accession No.NM 024572)
5’プライマー(配列番号26: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCGTGCAGACCCCTAAGCCTTCGGACGCTG−3’)
3’プライマー(配列番号27: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTAAGAGCTCACCATGTCCCAGTGCTG−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸39位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
9.GalNAc−T15(GenBank accession No.AB078149)
5’プライマー(配列番号28: 5’−GGGGACAAGTTTGTACAAAAAAGCAGGCTTCGCCAGGTACCGCCTGGACTTTGGGG−3’)
3’プライマー(配列番号29: 5’−GGGGACCACTTTGTACAAGAAAGCTGGGTCCTCATCGTTCATCCACAGCATTGATCT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸55位以降の部分をコードするDNA断片が得られる)
10.β3−GalNAc−T2(GenBank accession No.BC029564)
5’プライマー(配列番号30: 5’−CCCAAGCTTGGGCCTGCAGATCAGTTGGCCTTATTTC−3’)
3’プライマー(配列番号31: 5’−AACGCGGATCCGCGCTGTTATCTTGCTTGACATCGACAAGGA−3’)
11.精子特異的ヒアルロニダーゼ(GenBank accession No.NM
003117)
5’プライマー(配列番号32: 5’−GAAGATCTCCTCCTGTTATTCCAAATGT−3’)
3’プライマー(配列番号33: 5’−ATGCGGCCGCTACAAACTCGCTACAGAAGAAATGA−3’)
12.コンドロイチン硫酸合成転移酵素CSS1(GenBank accession
No.NM 014918)
5’プライマー(配列番号34: 5’−AAGGAAAAAAGCGGCCGCGGGCTGCCGGTCCGGGCAG−3’)
3’プライマー(配列番号35: 5’−GCTCTAGACATTAGGCTGTCCTCACTGA−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸47位〜802位の部分をコードするDNA断片が得られる)
13.コンドロイチン硫酸合成酵素CSS3(GenBank accession No.NM 175856)
5’プライマー(配列番号36: 5’−CCCAAGCTTGCCGAGGGGGAGCCCGA−3’)
3’プライマー(配列番号37: 5’−GCTCTAGACTGTCAGGAGAGAGTTCGATT−3’)
(このプライマー対により、アミノ酸130位〜883位の部分をコードするDNA断片が得られる)
また、N−アセチルガラクトサミン転移酵素であるGalNAc−T7(GenBank accession No.NM 017423)の酵素ドメイン;Core1合成酵素であるCore1−Gal−T1(C1)(GenBank accession No.NM 020156)の酵素ドメインとしてアミノ酸32位以降の部分;Core1−Gal−T1特異的シャペロンであるCosmc(C2)(GenBank accession No.NM 00101155)の酵素ドメインとしてアミノ酸37位以降の部分;および、Core2合成酵素であるCore2−GlcNAc−T1(GenBank accession No.NM 001490)の酵素ドメイン;についても同様に、Gateway cloning systemを用いてpDONRTM201に、あるいは、pCR II Topo(Invitrogen)に組み換えた。
(2)発現ベクターへの組み込み
また、発現ベクター、pCLN−IF−attR、はpCLNCX(RetroMaxTM System,IMGENEX)のCMVプロモーター下流にヒト免疫グロブリンkappa軽鎖のシグナルペプチド、FLAGのエピトープ、および、Gateway Destination ベクター(Invitrogen)のattR1サイトからattR2サイトまでを組み込んでおり、Gateway Vector Convers
ion system(Invitrogen)を用いてpDONR201などのエントリーベクターにクローニングした遺伝子がコードするタンパク質をシグナルペプチドおよびFLAGエピトープと結合した形で発現することができる。
実施例4 O−16遺伝子と糖鎖関連酵素遺伝子のHEK−293細胞へのコトランスフェクション
HEK−293細胞は、ATCC(寄託番号:CRL−1573)から購入した。細胞は、10%胎児仔牛血清および20μM ゲンタマイシンを含むDMEM培地で培養した。実施例2において作成したO−16を組み込んだ発現ベクター、および実施例3において作成した糖鎖関連酵素遺伝子を組み込んだいずれか1つの発現ベクターをLipofectamine2000(Invitrogen)と混合後、培養液に加えることによって細胞にトランスフェクトした。
実施例5 ウェスタンブロッティングによる発現タンパク質の解析
各発現ベクターを組み込んだHEK−293細胞におけるタンパク質の発現を各タンパク質に付加したMycタグまたはFLAGタグに対する抗体を用いて検出した。
各遺伝子導入された各HEK−293細胞の培養液を回収し、PBSで1回洗浄した。回収した培養液を「培養上清」の試料として保存した。その後、可溶化バッファー(1%
NP−40、50mM Tris−HCl、pH 8.0、140mM NaCl、10mM NaF、2mM ポリリン酸ナトリウム、20mM イオドアセトアミド、0.2U/ml アプロニチン、1μg/ml ペプスタチンA、1mM PMSF、および0.4mM オルトバナジン酸ナトリウム)を各培養ディッシュ(直径10cm)に氷上で0.5mlずつ添加した。氷上で、スクラッペンで可溶化した細胞をかき集め、1.5mlの遠心用チューブに回収した。さらに、氷上で15分放置した後、遠心分離した(15,000rpm×10分、4℃)。遠心後、上清を別のチューブに移した。この上清を「溶解産物(lysate)」の試料として保存した。
上記で保存した培養上清と溶解産物の各200μlに対して、(i)抗FLAG抗体結合ビーズ(M1−ビーズ、SIGMA)、または(ii)抗Myc抗体(9E10、BAbCO)およびプロテインA結合ビーズ(Amersham)をそれぞれ30μl添加し、4℃で3−4時間、回転させながら撹拌させた。遠心分離(10,000rpm×2分)によって各ビーズを沈降させ、ビーズを洗浄液(1% NP−40、50mM Tris−HCl、pH 8.0、および140mM NaCl)で4回洗浄した。さらに、Lameli(sample)バッファー(2% SDS、10%グリセロール、60mM
Tris(pH6.8),0.001%ブロモフェノールブルー、100mM DTT)を添加し、5分間煮沸後、各試料をSDS−PAGEに用いた。
免疫沈降後の試料中のタンパク質をSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動によって分離した。電気泳動による分離条件は以下の通りである。
・電気泳動装置:ミニプロティアン3セル(BioRad)
・ゲル:9% アクリルアミドゲル
・電圧:120V
・泳動時間:約2時間
・分子量マーカー:RPN800(Amersham)
分離したタンパク質をニトロセルロース膜に転写した(ミニトランスブロットセル転写装置(BioRad、条件:70Vで2時間、または20Vで一晩)。イムノブロットは、HRP標識したマウス抗FLAGモノクロナル抗体、または抗Myc マウスIg抗体(9E10、BAbCo)および抗マウスIg抗体(Amersham)を用いて行った。その後、分離したタンパク質をケミルミネッセンス試薬(ECL、Amersham)を用いて検出した。ウェスタンブロットの結果を図1−3に示す。
(a)O−16タンパク質の発現
HEK−293細胞におけるO−16タンパク質の発現のウエスタンブロットの結果を図1に示す。図1のパネルAとパネルBに示される各レーンの説明と検出されたバンドの結果については、それぞれ表1Aと表1Bにまとめた。以下、ウェスタンブロットの結果は、表に基づいて説明する。
O−16と糖鎖関連酵素とをHEK−293細胞に発現させる系において、各タンパク質の発現をウエスタンブロットで解析した(図1および2)。図1および2に示されるレーンの説明と検出されたバンドの結果については、図1については上記の表1に、図2については表2にまとめた。以下、ウェスタンブロットの結果は、これら表に基づいて説明する。
re2−GlcNAc−T1(Core2:レーン15)についても弱いバンドが観察され、これらもO−16と会合することが示唆された。なお、図3のパネルBは抗Myc抗体を用いた対照試験であり、観察されたバンドはいずれも共発現系におけて発現したO−16を示す。
実施例6 発現タンパク質の精製と活性
(1)タンパク質の精製
HEK293細胞に発現ベクターをlipofectamine2000(Invitrogen)などを用いてトランスフェクションしてタグ付きタンパク質を発現させ、タグに対する抗体とビーズを用いた免疫沈降と洗浄によりタンパク質を精製した。免疫沈降した試料の一部をLameli(sample)バッファーを加えて煮沸後SDS−PAGEで展開、メンブレンに転写して抗FLAG抗体を用いたウエスタンブロッティングにより解析して免疫沈降試料に含まれるFLAG−T3の量を調べ、FLAG−T3の密度が同じになるようにビーズを加えて調整した。
O−16および糖鎖関連酵素によるUDP−N−アセチル−D−ガラクトサミン:ポリペプチドN−アセチルガラクトサミン転移酵素としての活性測定には、受容体基質としてFITC標識したMuc5AC(FITC−GTTPSPVPTTSTTA(配列番号39))と、供与体基質(donor substrate)としてUDP−GalNAcを使用した。
O−16によるGalNAc−T3の糖転移酵素活性の抑制
HEK−293細胞にFLAG−GalNAc−T3を単独で発現させた場合、およびMyc−O−16との共発現させた場合のそれぞれの酵素活性を測定した。
「S」は基質のMuc5ACのピークであり、「P」は酵素によって基質にGalNAc残基が付加した産物を示す。
実施例7 リアルタイムPCRを用いたヒト組織におけるO−16転写物の定量解析
O−16転写物の定量解析には、TaqMan(登録商標) Universal PCR Master MixおよびABI PRISM 7700 Sequence Detection System (アプライドバイオシステム社)を用い、定量リアルタイムPCRを行った。種々のヒト組織のMarathon Ready(登録商標)cDNAはクロンテックより購入した。ヒト組織cDNAとしては、気管、脳全体、肝臓、骨格筋、子宮、腎臓、心臓、胎児脳、小脳、唾液腺、脊髄、胎児肝臓、胎盤、精巣、前立腺、乳腺、膵臓、副腎、甲状腺、小腸、骨髄、脾臓、胸腺、に由来するものを用いた。
実施例7 精巣におけるO−16転写物のin situ発現解析
O−16転写物の、精巣におけるin situ発現解析を行った。
AプローブをDIG RNA labeling Mix(ロシュ)で調製した。
結果を図6に示す。O−16転写物は、アンチセンスRNAプローブ(Anti−S)によって検出され、精巣において青く発色した。また、発色の局在から、O−16転写物は精子細胞において強く発現していることが明らかとなった。なお、ネガティブコントロールであるセンスRNAプローブ(Sense)で処理した場合は、発色は見られなかった。
Claims (13)
- 配列番号2に示されるアミノ酸配列、または該アミノ酸配列において1若しくは複数個のアミノ酸が置換し若しくは欠失し、若しくは該アミノ酸配列に1若しくは複数個のアミノ酸が挿入され若しくは付加されたアミノ酸配列を有する、精巣に特異的に発現し、糖鎖関連酵素に会合するタンパク質を含む、糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物。
- 前記タンパク質が配列番号2に示されるアミノ酸配列と少なくとも70%の同一性を有する、請求項1に記載の組成物。
- 前記タンパク質が配列番号2に示されるアミノ酸配列と少なくとも90%の同一性を有する、請求項1に記載の組成物。
- 前記タンパク質が、細胞外へ分泌されないタンパク質であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記糖鎖関連酵素が糖転移酵素、糖鎖分解酵素、または糖鎖合成酵素である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記糖転移酵素が、ガラクトース転移酵素、グルコース転移酵素、N−アセチルガラクトサミン転移酵素(GalNAc転移酵素)、N−アセチルグルコサミン転移酵素(GlcNAc転移酵素)、フコース転移酵素、シアル酸転移酵素、グルクロン酸転移酵素、マンノース転移酵素、キシロース転移酵素、β−1,4−ガラクトース転移酵素、またはCore1 β−1,3−ガラクトース転移酵素である、請求項5に記載の組成物。
- 前記糖鎖分解酵素が、糖鎖加水分解酵素、エステラーゼ、またはヒアルロニダーゼである、請求項5に記載の組成物。
- 前記糖鎖合成酵素がコンドロイチン硫酸合成酵素、ヘパリン/ヘパラン硫酸合成酵素、または、ヒアルロン産合成酵素である、請求項5に記載の組成物。
- 配列番号2に示されるアミノ酸配列、または該アミノ酸配列において1若しくは複数個のアミノ酸が置換し若しくは欠失し、若しくは該アミノ酸配列に1若しくは複数個のアミノ酸が挿入され若しくは付加されたアミノ酸配列を有する、精巣に特異的に発現し、糖鎖関連酵素に会合するタンパク質、をコードする核酸を含む、糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物。
- 配列番号1に示される塩基配列を有する核酸;または
配列番号1に示される塩基配列を有する核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸であって、精巣に特異的に発現し、糖鎖関連酵素に会合するタンパク質をコードする前記核酸;を含む、糖鎖関連酵素の活性を調節するための組成物。 - 精子形成および/または受精を調節するための、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
- 精子形成異常および/または受精困難による不妊症の治療または予防のための、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物を使用して、試料中の糖鎖関連酵素を検出する方法。
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