JP2008147906A - アンテナとこれを用いた高周波受信装置 - Google Patents

アンテナとこれを用いた高周波受信装置 Download PDF

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Akihiro Ozaki
晃弘 尾崎
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Abstract

【課題】本発明は、アンテナとして外観を損ねることなく、車外に対する指向性を強くして受信感度を向上させることを目的とする。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、窓11とこの窓11に配置された第1のアンテナ素子12と、窓11の外側に配置されたアンテナ保持部13に設けられた第2のアンテナ素子14とを有し、第1のアンテナ素子12の長さL1は第2のアンテナ素子14の長さL2よりも長くしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の移動体に搭載されるアンテナとこれを用いた高周波受信装置に関するものである。
自動車等に設置する移動体アンテナとして、自動車のサイドバイザー内にアンテナエレメントを内蔵したバイザー内蔵アンテナが提案されている。
図3は従来のアンテナを表している。この図3において、従来のアンテナ1は、自動車の窓2と、この窓2の外側に配置されたバイザーに内蔵されたアンテナ保持部3と、このアンテナ保持部3に設けられたアンテナ素子4から構成されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1や特許文献2が知られている。
特開平11−78708号公報 特開2006−165921号公報
しかしながら、自動車内部では車外から入射したテレビ放送波は、自動車の金属フレーム等で多重反射し、遅延波が発生した。このため、従来のアンテナでは本来のテレビ放送波に加えて、この不要な遅延波も受信してしまい、受信エラーの増大に繋がっていた。
この改善方法として特許文献2のアダプティブアレーが提案されているが、アダプティブアレーは複雑なシステム構成となった。そのため簡便な構成で車外に対して指向性が強くなるアンテナが望まれていた。
本発明はこのような事情を鑑み、アンテナとして外観を損ねることなく、車外に対する指向性を強くして受信感度を向上させるアンテナを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、窓と、この窓に配置された第1のアンテナ素子と、前記窓の外側に配置されたアンテナ保持部に設けられた第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子は前記第2のアンテナ素子よりも長くして設ける。
これにより、所期の目的を達成することができる。
以上のように、窓と、この窓に配置された第1のアンテナ素子と、前記窓の外側に配置されたアンテナ保持部に設けられた第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子は前記第2のアンテナ素子よりも長くして設ける。
窓の外側に配置されたアンテナ保持部に設けられた第2のアンテナ素子は、窓に配置された第1のアンテナ素子よりも長い。このため、第1のアンテナ素子を放射器とした場合、第2のアンテナ素子は導波器として動作する。また、第2のアンテナ素子を放射器とした場合、第1のアンテナ素子は反射器として動作する。
このようにいずれの場合においても、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子で構成されるアンテナの指向性を、車外方向へ強くできる。従ってテレビ放送信号等に対する受信感度を向上させることが可能となる。
(実施の形態1)
以下、本発明における実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるアンテナである。
図1において、アンテナ10は、窓11と、この窓11に配置された第1のアンテナ素子12と、前記窓11の外側に配置されたアンテナ保持部13とこのアンテナ保持部13に設けられた第2のアンテナ素子14とを有する。ここでアンテナ保持部13は窓11のいずれかの部位と接続されているものとする。
このアンテナ10を構成する第1のアンテナ素子12の長さL1は前記第2のアンテナ素子14の長さL2より長い。また、第1のアンテナ素子12と、第2のアンテナ素子14は窓11の面に対して、対向して平行に配置されている。
また図2は、このアンテナ10を用いた高周波受信装置21のブロック図である。図2において、この高周波受信装置21は、アンテナ10と、このアンテナ10を構成する第2のアンテナ素子14の給電部15に接続された無線回路22とから構成されている。なお第1のアンテナ素子12に給電部15a(図示せず)を設け、この給電部15aを無線回路22に接続してもよい。
次にこのアンテナの動作と作用について図1、図2を用いて説明する。
第1のアンテナ素子12の長さL1は、第2のアンテナ素子14の長さL2よりも長く設定している。例えば、第1のアンテナ素子12に給電し、これを放射器とした場合、第2のアンテナ素子14は導波器として動作する。また例えば第2のアンテナ素子14に給電し、これを放射器とした場合、第1のアンテナ素子12は反射器として動作する。
また、アンテナ保持部13が窓11の外側に配置され、かつ窓11の面に対し、第1のアンテナ素子12と第2のアンテナ素子14が対向して平行に配置されている。そのため第1のアンテナ素子12と第2のアンテナ素子14で構成される一組のアンテナの指向性は窓の外側、つまり車外方向へ強くなる。このため、例えばテレビ放送信号に対する受信感度をより向上させることが可能となる。
なお、第1のアンテナ素子12と第2のアンテナ素子14とは地面に対して水平に配置されていることが望ましい。これはテレビ放送等で送信されている電波は水平偏波が多く、送信局から遠方では水平方向への指向性が強いためである。このようにして、水平方向への指向性が強まるため、受信感度を向上させることが可能となる。
さらに、第1のアンテナ素子12と、第2のアンテナ素子14を一組のアンテナ部23とする。この一組のアンテナ部23を窓11に、互いに水平面に対する角度が異なるように複数組配置する。この構成により、複数の偏波に対応することが可能となり、より受信感度を向上させることが可能となる。
さらになお一組としたアンテナ部23は、複数の窓11にそれぞれ配置されていてもよい。これにより、自動車などの移動体の場合、車外方向であれば、あらゆる方向へ指向性を強くすることができる。従って、移動体が送信局に対していかなる向きであっても受信感度を向上させることが可能となる。
なお、給電部15を有するアンテナ素子はダイポール型としてもよい。この場合には、グランドの影響を無くすことができ、窓の外側方向へ指向性を向ける設計が容易となる。
さらに、アンテナ保持部13は誘電体としてもよい。この誘電体により、波長が短縮できるので、より小型サイズとしたアンテナとできる。
また第1のアンテナ素子12はフィルム上に形成してもよい。このような構成により、窓に貼り付けることが可能になるため設置が容易となり、かつ視認性を妨げることがない。
またアンテナ保持部13は、自動車の窓の上面に装着されるバイザーであってもよい。このようにすることで、バイザーの機能を備えつつ、さらに外観を損ねることなく、受信感度の向上が可能となる。
本発明にかかるアンテナは、良好な受信感度を有し、自動車等の移動体に搭載される高周波受信装置等として有用である。
本発明の一実施の形態におけるアンテナの構成図 同、アンテナを用いた高周波受信装置のブロック図 従来のアンテナの構成図
符号の説明
10 アンテナ
11 窓
12 第1のアンテナ素子
13 アンテナ保持部
14 第2のアンテナ素子

Claims (11)

  1. 窓に配置された第1のアンテナ素子と、前記窓の外側に配置されたアンテナ保持部に設けられた第2のアンテナ素子とを有し、前記第1のアンテナ素子は前記第2のアンテナ素子よりも長くしたアンテナ。
  2. 第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子は、窓の面に対して対向させるとともに、前記第1、第2のアンテナ素子は互いに平行に配置されている請求項1に記載のアンテナ。
  3. 第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子は、いずれか一方に給電部を有し、他方を無給電素子とした請求項1に記載のアンテナ。
  4. 給電部を有するアンテナ素子はダイポール型とした請求項3に記載のアンテナ。
  5. 第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子は、いずれも地面に対して水平に配置されている請求項1に記載のアンテナ。
  6. 第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子からなる一組のアンテナ部が窓に複数組配置され、少なくとも一組以上のアンテナ部は互いに水平面に対する角度が異なって配置されている請求項1に記載のアンテナ。
  7. 一組のアンテナ部は、複数の窓にそれぞれ配置されている請求項5に記載のアンテナ。
  8. アンテナ保持部の材料を誘電体とした請求項1に記載のアンテナ。
  9. 第1、第2のアンテナ素子の少なくとも1つ以上は、フィルムとして形成されている請求項1に記載のアンテナ。
  10. アンテナ保持部は、自動車の窓に装着されたバイザーとした請求項1に記載のアンテナ。
  11. 請求項1に記載のアンテナが接続された高周波受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011145695A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 ヤマハ株式会社 無線端末設置装置

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