JP2008147300A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高容量のMIMキャパシタを有する半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 半導体装置内部に、第一のキャパシタ電極103と、第一のキャパシタ電極103表面に形成された薄膜かつ膜質の良好な絶縁性の窒素含有銅シリサイド膜104aを有するキャパシタ絶縁膜104と、キャパシタ絶縁膜104上に形成された第二のキャパシタ電極108により構成されるMIMキャパシタを備えることにより、半導体装置のMIMキャパシタの容量を向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特にMIM(metal insulator metal)キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関する。
近年、LSI(Large Scale Integrated Circuit)の高性能化要求に伴い、そのアプリケーションの一つである多層配線を用いたMIMキャパシタの分野でも高い容量が求められている。
ここで、MIMキャパシタの容量特性は、キャパシタ電極の面積とキャパシタ絶縁膜の膜厚、膜質等によって決定される。そのため、高容量化のためには、キャパシタ電極の面積の拡張、またはキャパシタ絶縁膜の薄膜化、膜質の改善が必要になる。
しかしながら、LSIデザインの微細化も同時に求められているため、キャパシタ電極の面積の拡張には限度があり、現状では非常に困難といえる。
このため、キャパシタ絶縁膜の薄膜化、膜質の改善が求められているが、従来のキャパシタ絶縁膜は、スパッタリング法又はCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成されていたため(例えば、特許文献1参照。)、キャパシタ絶縁膜の薄膜化と膜質の改善を一定程度以上に同時に満足することは困難であり、半導体装置を十分に高容量化することができない恐れがある。
特開2002−319625号(図1)
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、高容量のMIMキャパシタを有する半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の半導体装置は、第一のキャパシタ電極と、前記第一のキャパシタ電極表面に形成された窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜と、キャパシタ絶縁膜上に形成された第二のキャパシタ電極を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に形成された第一の絶縁層に第一の溝を形成する工程と、前記第一の溝内部に、表面に銅を含有する第一のキャパシタ電極を形成する工程と、前記第一の絶縁層上及び前記第一のキャパシタ電極上に第二の絶縁層を形成する工程と、前記第二の絶縁層に第二の溝を形成して、前記第一のキャパシタ電極を露出する工程と、露出した前記第一のキャパシタ電極表面に、シリコンを含むガスを暴露し、窒素を含むガスによりプラズマ処理を施して、自己整合的に窒素含有銅シリサイド膜を形成し、前記第一のキャパシタ電極表面に前記窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に第二のキャパシタ電極を形成する工程を備えることを特徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置の製造方法は、半導体基板上方に形成された第一の絶縁層に第一の溝及び第一の配線形成用の溝を形成する工程と、前記第一の溝内部に表面に銅を含有する第一のキャパシタ電極を、前記第一の配線形成用の溝内部に第一の配線を形成する工程と、前記第一の絶縁層上、前記第一のキャパシタ電極上及び前記第一の配線上に第二の絶縁層を形成する工程と、前記第二の絶縁層に第二の溝を形成し、前記第一のキャパシタ電極を露出する工程と、露出した前記第一のキャパシタ電極表面に、シリコンを含むガスを暴露し、窒素を含むガスによりプラズマ処理を施して、自己整合的に窒素含有銅シリサイド膜を形成し、前記第一のキャパシタ電極表面に前記窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記第二の絶縁層に第二の配線形成用又は導体パッド形成用の溝を形成し、前記第一の配線を露出する工程と、前記キャパシタ絶縁膜上に第二のキャパシタ電極を、前記第二の配線形成用の溝内部に第二の配線又は前記導体パッド形成用の溝内部に導体パッドを形成する工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高容量のMIMキャパシタを有する半導体装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置およびその製造方法について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を説明する。図1は、本実施例に係る半導体装置を示す断面図である。
図1に示すように、本実施例に係る半導体装置は多層配線構造であり、素子等(図示を省略)が形成された単結晶シリコン等の半導体基板100上に、シリコン酸化膜等を構成材料とする層間絶縁層101が積層されている。積層される層間絶縁層101内には、銅あるいは銅合金等を構成材料とする配線102、つまり配線層及びプラグが所定の設計位置に形成されており、それぞれが電気的に接続されて3次元の配線回路を構成している。
本実施例に係る半導体装置では、最上層の層間絶縁層101a(第一の絶縁層101a)に、配線回路の最上層部に位置する配線層102a(第一の配線102a)が形成され、さらに第一の配線102aと同一材料、つまり銅あるいは銅合金等を構成材料としたMIMキャパシタの下部電極(第一のキャパシタ電極103)が形成されている。また本実施例では、図示は省略するが、第一のキャパシタ電極103は、配線回路を構成する下層配線層とプラグを介して電気的に接続されて、配線回路の一部を構成している。
なお、本実施例の第一のキャパシタ電極103は、例えば矩形平面形状、多角形平面形状、円形平面形状等であり、後に説明する本実施例に係る半導体装置の製造方法における研磨工程時に、一定の平坦性を確保できるよう、研磨面である第一のキャパシタ電極103表面を含む第一の絶縁層101a表面全体に対して所望の被覆率を有している。
第一のキャパシタ電極103の表面には、第一のキャパシタ電極103表面の金属成分をシリサイド化して窒化処理を施した絶縁性の窒素含有金属シリサイド膜が形成されている。本実施例に係る半導体装置では、この窒素含有金属シリサイド膜は窒素含有銅シリサイド膜104aであり、第一のキャパシタ電極103の表面を、シランガスに暴露し、さらに窒素を含む反応性ガス、例えばアンモニアガスを用いたプラズマ処理により形成された絶縁膜である。この窒素含有銅シリサイド膜104aは、MIMキャパシタの電極間に挟持されるキャパシタ絶縁膜104として機能する。
第一の絶縁層101a上、第一の配線102a上及び第一のキャパシタ電極103上には、配線材料等の金属成分の拡散を防止するため、キャップ膜(第二の絶縁層105)が形成されている。ここで第二の絶縁層105には、例えば、シリコン炭化膜、シリコン窒化膜等が使用される。
第一の配線102a上及び窒素含有銅シリサイド膜104aが形成された部分以外の第一のキャパシタ電極103上、さらにそれら近傍の第二の絶縁層105上には、金属成分拡散防止用に形成されたタンタル、タンタルナイトライド、チタンナイトライド等のバリア膜106を介して、アルミニウム等を構成材料とする導体パッド107が形成されている。導体パッド107は、第一の配線102a等を通して下部の配線回路と電気的に接続されている一方、その表面には、半導体装置内部とその外部との電気的信号の伝達を行うためのボンディングワイヤ(図示を省略)が接続されている。
第一のキャパシタ電極103表面に形成された窒素含有銅シリサイド膜104a上、さらにその近傍の第二の絶縁層105上には、バリア膜106を介して、導体パッド107と同様のアルミニウム等を構成材料とする第二のキャパシタ電極108が形成されている。この第二のキャパシタ電極108は、コンタクト(図示を省略)等を通じて第一のキャパシタ電極103と電位差が与えられることにより、第一のキャパシタ電極103及びキャパシタ絶縁膜104とともにキャパシタを構成する。
第二の絶縁層105上、導体パッド107上及び第二のキャパシタ電極108上には、外部応力等から配線回路等を保護するためのパッシベーション膜109が形成されている。パッシベーション膜109には、例えば、シリコン酸化膜、シリコンナイトライド、ポリイミド樹脂等が構成材料として使用されている。
次に、図2を参照して、本実施例に係る半導体装置の製造方法を説明する。図2は本実施例に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、図2(a)に示すように、単結晶シリコン等の半導体基板100上に、CVD法等を用いてシリコン酸化膜等の層間絶縁層101を形成する。さらに、フォトリソグラフィにより、層間絶縁層101上に形成したレジスト膜に配線形成用のパターンを形成した後、RIE(Reactive Ion Etching)により、レジスト膜をマスクにして層間絶縁層101をエッチング除去し、層間絶縁層101に配線形成用の溝を形成する。続いて、スパッタリング法等により、層間絶縁層101上及び配線形成用の溝内部に、例えばタンタル等のバリア膜(図示を省略)及び銅等の導電材料を順に形成し、さらに配線形成用の溝外部の導電材料及びバリア膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)により順に研磨除去することにより、層間絶縁層内部に配線102を形成する。
次に、図2(b)に示すように、層間絶縁層101上にさらに層間絶縁層101を積層した後、上層の層間絶縁層101に、上述と同様の方法により、下層の層間絶縁層101に形成された下層配線102と電気的に接続されるように上層配線102を形成する。さらに同様の工程により、所定の多層配線構造が形成されるように層間絶縁層101の積層と配線102形成を繰り返して、半導体基板100上に層間絶縁層101及び配線回路を積層形成する。なお、層間絶縁層101のエッチング除去時にその下層に位置する層間絶縁層101がオーバーエッチングされないように、層間絶縁層101間に層間絶縁層101に対してエッチング選択比を有するシリコン炭化膜等のエッチングストッパー(図示を省略)を形成する。
本実施例では、最上層となる層間絶縁層101a(第一の絶縁層101a)を形成した後、第一の絶縁層101aに、フォトリソグラフィ及びRIEにより、最上層配線となる第一の配線102aを形成するための溝(第一の配線形成用の溝110)を形成すると同時に、キャパシタの下部電極となる第一のキャパシタ電極103を形成するための溝(第一の溝111)を形成する。
次に、図2(c)に示すように、第一の絶縁層101a上、第一の配線102a形成用の溝110内部及び第一の溝111内部に、スパッタリング法等により銅又は銅合金等の導電材料を埋め込み形成し、さらに第一の配線形成用の溝110外部及び第一の溝111外部の導電材料をCMPにより研磨除去することにより、第一の配線形成用の溝110内部に第一の配線102a、第一の溝111内部に第一のキャパシタ電極103を形成する。
このとき本実施例では、CMP研磨により第一の絶縁層101aを露出させた後、研磨面全体に対する第一のキャパシタ電極103の被覆率が一定の範囲内となるよう、第一の溝111のサイズを適切に設計している。このため、研磨面の特定の部分、特に第一のキャパシタ電極103表面近傍における研磨レートの偏りを低減することができ、研磨面全体で研磨レートをほぼ均一に保ち、研磨面の平坦性を確保することができる。
また本実施例では、図示を省略するが、第一のキャパシタ電極103は、コンタクト等を介して、層間絶縁層101内部に形成されている配線102と電気的に接続され、配線回路の一部を構成する。
続いて、第一の絶縁層101a上、第一の配線102a上及び第一のキャパシタ電極103上に、CVD法により、第一のキャパシタ電極103及び第一の配線102a材料の金属成分の拡散を防止するためのキャップ膜105(第二の絶縁層105)を形成する。第二の絶縁層105は、例えばシリコン炭化膜、シリコン窒化膜等を構成材料とする。
次に、図2(d)に示すように、第二の絶縁層105に、フォトリソグラフィ及びRIEにより、キャパシタの上部電極を形成するための第二の溝112を形成し、レジスト膜を灰化処理して、第一のキャパシタ電極103の一部を露出させる。
さらに、半導体装置を200℃から400℃程度の一定の高温雰囲気に保った100sccmから200sccmの低圧チャンバー内に保持し、露出した第一のキャパシタ電極103の銅を含有した表面部にシランガスを暴露して銅シリサイド膜を形成する。さらに、一定の低圧状態を維持したまま、アンモニアガスを供給し、高周波電界を加えることによりアンモニアプラズマ処理を施し、第一のキャパシタ電極103表面の銅シリサイド膜を窒化させることで自己整合的に絶縁性の窒素含有銅シリサイド膜104aを形成する。ここで、窒素含有銅シリサイド膜104aは、膜厚約4nm程度に形成され、キャパシタ絶縁膜104として機能する。
従来の半導体装置のMIMキャパシタにおけるキャパシタ絶縁膜は、例えばシリコン窒化膜を主要構成材料としたものであり、スパッタリング法又はCVD法により成膜されていた。しかしながら、スパッタリング法によりキャパシタ絶縁膜を形成する場合には絶縁膜の薄膜化が困難であり、一方CVD法によりキャパシタ絶縁膜を形成する場合には、絶縁膜に微量の不純物等が混入する場合があるため良好な膜質が得られない恐れがあった。従って、従来の半導体装置では、MIMキャパシタの高容量化を図ることが容易ではなかった。
これに対し、本実施例に係る半導体装置のキャパシタ絶縁膜104である窒素含有銅シリサイド膜104aは、数nm程度に薄膜化することができ、かつ含有不純物の少ない良好な膜質であるため、MIMキャパシタの容量を高めることが可能である。
また一般的に、スパッタリング法又はCVD法によりキャパシタ絶縁膜を形成する場合には、キャパシタの下部電極上を含む全面にキャパシタ絶縁膜を一度形成した後、フォトリソグラフィ及びRIEにより、キャパシタの下部電極上以外のキャパシタ絶縁膜をエッチング除去する必要があることが多い。
これに対し、本実施例に係るキャパシタ絶縁膜104の製造方法では、キャパシタの下部電極である第一のキャパシタ電極103表面にのみ自己整合的にキャパシタ絶縁膜104を形成することができるため、フォトリソグラフィ及びRIEを省略することができ、製造方法を簡易化することができる。
次に、図2(e)に示すように、第二の絶縁層105及び第二の溝112にレジスト膜を形成し、フォトリソグラフィ及びRIEにより、第二の絶縁層105に導体パッド形成用の溝113を形成して、導体パッド形成用の溝113下方に第一の配線102a及び第一のキャパシタ電極103の一部を露出する。
次いで、図2(f)に示すように、第二の溝112及び導体パッド形成用の溝113内部及び第二の絶縁層105上に、銅等の拡散防止用のタンタル等のバリア膜106をスパッタリング法等により形成する。
続いて、第二の溝112及び導体パッド形成用の溝113内部及び第二の絶縁層105上に、バリア膜106を介してアルミニウム等を材料とする導電材料をスパッタリング法等により埋め込み形成する。
さらに、RIEにより、第二の絶縁層105上のアルミニウム等を材料とする導電材料の一部及びその下部のバリア膜106を順にエッチング除去して、第二の溝112内部及びその近傍の第二の絶縁層105上にキャパシタの上部電極となる第二のキャパシタ電極108を、導体パッド形成用の溝113内部及びその近傍の第二の絶縁層105上に導体パッド107を、バリア膜106を介してそれぞれ形成する。次いで、第二の絶縁層105上、導体パッド107上及び第二のキャパシタ電極108上に、CVD法等によりシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、ポリイミド樹脂等のパッシベーション膜109を形成する。導体パッド107に、さらに信号入出力用の導電性ワイヤ(図示を省略)がパッシベーション膜109に設けた開口部(図示を省略)を通じてボンディング接続される。
ここで、第二のキャパシタ電極108は、第一のキャパシタ電極103表面の窒素含有銅シリサイド膜104aを構成材料とするキャパシタ絶縁膜104上に形成されており、第一のキャパシタ電極103及びキャパシタ絶縁膜104とともに半導体装置のMIMキャパシタを構成する。また導体パッド107は、第一の配線102a及び第一のキャパシタ電極103上に形成されており、配線回路と電気的に接続される。
なお本実施例では、第一のキャパシタ電極103上にも導体パッド107を形成しているが、第一のキャパシタ電極103上に導体パッド107を必ずしも形成しなくてよい。導体パッド107とは別のコンタクト等を介して、第一のキャパシタ電極103に所定の電位を与えるようにしてもよい。
以上の工程により製造される本実施例に係る半導体装置によれば、従来の半導体装置に比較して、MIMキャパシタのキャパシタ絶縁膜104の膜厚が薄膜化され、かつ膜質が改善されるため、容量を向上することができる。
また、本実施例に係る半導体装置の製造方法によれば、キャパシタ絶縁膜104を薄膜化し、その膜質を改善できるだけでなく、キャパシタ絶縁膜104をキャパシタの下部電極103表面に自己整合的に形成することができるため、従来の半導体装置の製造方法におけるキャパシタ絶縁膜の加工工程を一部省略することができ、製造方法を簡易化することができる。
なお、本実施例に係る半導体装置は、図3に示すように、第一のキャパシタ電極103と第二のキャパシタ電極108の間に、キャパシタ絶縁膜104として、窒素含有銅シリサイド膜104aだけでなく、CVD法により、例えばシリコン窒化膜、シリコン炭化窒素膜等を構成材料とする高誘電体膜114を更に形成し、高誘電体膜114上に第二のキャパシタ電極108を形成してもよい。
このように窒素含有銅シリサイド膜104a上に高誘電体膜114を形成することで、キャパシタ絶縁膜104の比誘電率を向上することができる。また、キャパシタ絶縁膜をCVD法のみにより形成した従来のキャパシタに比較して、キャパシタ絶縁膜の一部において膜質が向上されているため、キャパシタ容量を増加することができる。
本発明の実施例2に係る半導体装置の構成について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係る半導体装置を示す断面図である。本実施例は、MIMキャパシタが層間絶縁層内に形成されていることを特徴とし、それ以外の構成については実施例1とほぼ同様である。従って以下、本実施例の説明において、上述の実施例1に係る半導体装置の構成及びその製造方法と同様の部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例に係る半導体装置は、図4に示すように、半導体基板100上に層間絶縁層201がエッチングストッパー115を介して積層されている多層配線構造である。層間絶縁層201内に形成される配線202は、プラグあるいは配線層であり、それぞれが所定位置に形成され、かつ電気的に接続されて配線回路を構成している。
また、プラグ202a(第一の配線202a)が形成された所定の層間絶縁層201a(第一の絶縁層201a)内には、MIMキャパシタの下部電極となる第一のキャパシタ電極203が形成されている。第一のキャパシタ電極203は、第一の配線202aと同様の導電材料、例えば銅又は銅合金等の導電材料により構成されており、また配線層等に電気的に接続されることにより配線回路の一部を構成している。
第一のキャパシタ電極203表面には、実施例1に係る半導体装置と同様のキャパシタ絶縁膜204、つまり電極表面をシリサイド化してアンモニアプラズマで処理した絶縁性の窒素含有銅シリサイド膜104aが形成されている。
第一の絶縁層201a上にはエッチングストッパー115を介して、上層の層間絶縁層201(第二の絶縁層201b)が積層されており、第二の絶縁層201b内にはプラグである第一の配線202aと電気的に接続される上層配線層として第二の配線202bが形成されている。さらに、第二の絶縁層201b内には第一のキャパシタ電極203表面のキャパシタ絶縁膜204上にキャパシタの上部電極となる第二のキャパシタ電極208が形成されている。
なお、図示を省略するが、第一、第二の配線202a、202b及び第一、第二のキャパシタ電極203、208と第一、第二の絶縁層201a、201bの界面には、金属拡散を防止するためのバリア膜(図示を省略)が形成されている。
第二の絶縁層201b上、第二のキャパシタ電極208上及び第二の配線202b上には、エッチングストッパー115を介してさらに層間絶縁層201が形成されている。また、第二のキャパシタ電極208上及び第二の配線202b上の層間絶縁層201内には、第二のキャパシタ電極208及び第二の配線202bと接するように上層配線202となるプラグがそれぞれ形成されており、第二のキャパシタ電極208及び第二の配線202bが配線回路の一部として構成されている。ここで第一、第二のキャパシタ電極203、208は、配線回路の一部としても機能しているが、キャパシタを構成するため、一定の電位差が与えられる。
次に、図5を参照して、本実施例に係る半導体装置の製造方法を説明する。図5は本実施例に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、図5(a)に示すように、半導体基板100上に配線(図示を省略)を形成した層間絶縁層201を積層した後、所定の層間絶縁層201(第一の絶縁層201a)に、フォトリソグラフィ及びRIEにより、プラグである第一の配線202aを形成するための溝(第一の配線形成用の溝210)及びキャパシタの下部電極(第一のキャパシタ電極203)を形成するための第一の溝211を形成する。
次に、図5(b)に示したように、第一の溝211、第一の配線形成用の溝210及び第一の絶縁層201a上に、スパッタリング法を用いて、銅又は銅合金等の導電材料を形成し、さらに第一の溝211外部及び第一の配線形成用の溝210外部の導電材料をCMPにより研磨除去して、第一の溝211内部に第一のキャパシタ電極203を、第一の配線形成用の溝210内部に第一の配線202aを形成する。
ここで、第一のキャパシタ電極203は、例えば第一の配線202aであるプラグと類似する形状・サイズに設計されており、第一のキャパシタ電極203の被覆率を所望の範囲としているため、CMP工程における第一のキャパシタ電極203近傍の研磨面領域の研磨レートは、他の研磨面領域の研磨レートとほぼ同等となる。このため、研磨面全体の平坦性を一定程度確保することが可能である。
次に、図5(c)に示すように、第一の絶縁層201a上に、CVD法等により、エッチングストッパー115及び第一の絶縁層201aの上層層間絶縁層201となる第二の絶縁層201bを順次形成する。
さらに、フォトリソグラフィ及びRIEにより、第二の絶縁層201b及びエッチングストッパー115を順次除去して、キャパシタの上部電極となる第二のキャパシタ電極208を形成するための第二の溝212を形成し、第一のキャパシタ電極203を露出する。
続いて、半導体装置を高温の低圧チャンバー内に保持し、露出した第一のキャパシタ電極203の表面に、シランガスを暴露し、さらにアンモニアプラズマ処理を施して、キャパシタ絶縁膜204となる窒素含有銅シリサイド膜104aを自己整合的に形成する。
次に、図5(d)に示すように、フォトリソグラフィ及びRIEにより、第二の絶縁層201bに、第一の配線202aに電気的に接続される第二の配線202bを形成するための溝(第二の配線形成用の溝213)を形成し、第一の配線202aを露出する。
次に、図5(e)に示すように、スパッタリング法等により、銅又は銅合金等の導電材料を、第二の溝212、第二の配線形成用の溝213及び第二の絶縁層201b上に形成し、CMPにより、第二の溝212外部かつ第二の配線形成用の溝213外部の導電材料を研磨除去して、第二の溝212内部に第二のキャパシタ電極208、第二の配線形成用の溝213内部に第二の配線202bをそれぞれ形成する。
次に、図5(f)に示すように、第二の絶縁層201b上に、エッチングストッパー115を介してさらに層間絶縁層201を形成し、層間絶縁層201内に第二の配線202b及び第二のキャパシタ電極208に接続されるプラグとなる上層配線202を形成する。
以上の工程により製造される本実施例に係る半導体装置によれば、実施例1に係る半導体装置と異なりMIMキャパシタが層間絶縁層201内部に形成されているが、実施例1に係る半導体装置と同様、従来の半導体装置に比較して、MIMキャパシタのキャパシタ絶縁膜204の膜厚が薄膜化され、かつ膜質が良好であるため、MIMキャパシタの容量を向上することができる。
また、本実施例に係る半導体装置の製造方法によれば、キャパシタ絶縁膜204をキャパシタの下部電極203表面に自己整合的に形成することができるため、従来の半導体装置の製造方法よりも製造方法を簡易にすることができる。
なお本実施例に係る半導体装置は、上述した構成に限定されるものではなく、他の構成を有する半導体装置であってもよい。以下、図6を参照して、本実施例に係る半導体装置の他の構成の例を説明する。図6は、本実施例に係る半導体装置の他の構成を示す断面図である。
図6(a)に示す半導体装置では、キャパシタの下部電極(第一のキャパシタ電極203)が形成されている第一の絶縁層201aには、第一の配線302aとして配線層が形成されており、キャパシタの上部電極(第二のキャパシタ電極208)が形成されている第二の絶縁層201bには、第二の配線302bとしてプラグが形成されている。
このような構成を有する半導体装置でも、上述した半導体装置と同様、第一、第二のキャパシタ電極203、208間に形成されたキャパシタ絶縁膜204が、キャパシタの下部電極203表面をシリサイド化し、さらにアンモニアプラズマ処理を施して自己整合的に形成された薄膜かつ膜質の良好な窒素含有銅シリサイド膜104aであるため、従来の半導体装置に比較して、MIMキャパシタの容量を増加することができる。
また図6(b)に示す半導体装置は、図6(a)に示した半導体装置の変形例であり、キャパシタの下部電極(第一のキャパシタ電極203)表面全体上に、上述した窒素含有銅シリサイド膜104aを介しつつ、キャパシタ電極の上部電極(第二のキャパシタ電極208)が形成されている。
このような構成の半導体装置によれば、キャパシタ上部電極208のキャパシタ絶縁膜204との接触面積を増加させることができるため、より効果的に容量を増加することができる。
図6(c)に示す半導体装置も、図6(a)に示した半導体装置の変形例であるが、キャパシタの下部電極(第一のキャパシタ電極203)表面に凹部203aが形成されており、第一のキャパシタ電極の凹部203aの表面に上述した窒素含有銅シリサイド膜104aがキャパシタ絶縁膜204として形成され、さらに第一のキャパシタ電極の凹部203aのキャパシタ絶縁膜204上にキャパシタ電極の上部電極(第二のキャパシタ電極208)が形成されている。
このような構成の半導体装置によれば、キャパシタ電極203、208とキャパシタ絶縁膜204との接触面積を増加させることができるため、MIMキャパシタの高容量化に有利である。
このキャパシタの下部電極203表面に凹部203aを有する半導体装置の製造方法は、図5に示した半導体装置の製造方法とほぼ同様であるが、図5(c)に示す製造工程において、RIEにより、キャパシタの上部電極を形成するための第二の溝212を形成してキャパシタの下部電極である第一のキャパシタ電極203を露出したあと、さらにRIEにより露出した第一のキャパシタ電極203上部をエッチング除去して凹部203aを形成する工程が追加される。また、この凹部203a形成工程においては、フォトリソグラフィ及びRIEにより、第一のキャパシタ電極203の露出部の一部分の上部をエッチング除去して、露出した第一のキャパシタ電極203表面の一部分のみに凹部203aを形成してもよい。
なお、本発明は、上述した実施例又は実施例の変形例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々、変更して実施できることができる。例えば、実施例1に示した半導体装置のキャパシタの下部電極103表面に、実施例2に示した半導体装置のような凹部203aを形成して、キャパシタ電極とキャパシタ絶縁膜の接触面積を増加し、MIMキャパシタの容量をさらに増加してもよい。
本発明の実施例1に係る半導体装置の構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の他の構成を示す断面図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の構成を示す断面図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す工程断面図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の他の構成を示す断面図。
符号の説明
100 半導体基板
101、201 層間絶縁層
101a、201a 第一の絶縁層
102、202、302 配線
102a、202a、302a 第一の配線
102b、202b、302b 第二の配線
103、203 第一のキャパシタ電極
104、204 キャパシタ絶縁膜
104a、204a 窒素含有銅シリサイド膜
105、201b 第二の絶縁層
106 バリア膜
107 導体パッド
108、208 第二のキャパシタ電極
109 パッシベーション膜
110、210 第一の配線形成用の溝
111、211 第一の溝
112、212 第二の溝
113 導体パッド形成用の溝
114 高誘電体膜
115 エッチングストッパー
203a 第一のキャパシタ電極の凹部
213 第二の配線形成用の溝

Claims (5)

  1. 第一のキャパシタ電極と、
    前記第一のキャパシタ電極表面に形成された窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜と、
    前記キャパシタ絶縁膜上に形成された第二のキャパシタ電極と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第二のキャパシタ電極は、前記キャパシタ絶縁膜の前記窒素含有銅シリサイド膜上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第一のキャパシタ電極はその表面に凹部を有し、前記キャパシタ絶縁膜は前記第一のキャパシタ電極の前記凹部を含む表面に形成され、前記第二のキャパシタ電極は少なくとも前記第一のキャパシタ電極の前記凹部表面に形成された前記キャパシタ絶縁膜上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 半導体基板上方に形成された第一の絶縁層に第一の溝を形成する工程と、
    前記第一の溝内部に、表面に銅を含有する第一のキャパシタ電極を形成する工程と、
    前記第一の絶縁層上及び前記第一のキャパシタ電極上に第二の絶縁層を形成する工程と、
    前記第二の絶縁層に第二の溝を形成して、前記第一のキャパシタ電極を露出する工程と、
    露出した前記第一のキャパシタ電極表面に、シリコンを含むガスを暴露し、窒素を含むガスによりプラズマ処理を施して、自己整合的に窒素含有銅シリサイド膜を形成し、前記第一のキャパシタ電極表面に前記窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
    前記キャパシタ絶縁膜上に第二のキャパシタ電極を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 半導体基板上方に形成された第一の絶縁層に第一の溝及び第一の配線形成用の溝を形成する工程と、
    前記第一の溝内部に表面に銅を含有する第一のキャパシタ電極を、前記第一の配線形成用の溝内部に第一の配線を形成する工程と、
    前記第一の絶縁層上、前記第一のキャパシタ電極上及び前記第一の配線上に第二の絶縁層を形成する工程と、
    前記第二の絶縁層に第二の溝を形成し、前記第一のキャパシタ電極を露出する工程と、
    露出した前記第一のキャパシタ電極表面に、シリコンを含むガスを暴露し、窒素を含むガスによりプラズマ処理を施して、自己整合的に窒素含有銅シリサイド膜を形成し、前記第一のキャパシタ電極表面に前記窒素含有銅シリサイド膜を含むキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
    前記第二の絶縁層に第二の配線形成用又は導体パッド形成用の溝を形成し、前記第一の配線を露出する工程と、
    前記キャパシタ絶縁膜上に第二のキャパシタ電極を、前記第二の配線形成用の溝内部に第二の配線又は前記導体パッド形成用の溝内部に導体パッドを形成する工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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