JP2008146783A - 光ピックアップ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回折効率を損なうことなく、共通の対物レンズにて、基板厚の異なるそれぞれの光ディスクに円滑にレーザ光を収束できる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】レーザ光の焦点距離を調整する手段として、Bragg回折型液晶素子を用いる。P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加された場合には、Bragg回折構造と液晶の間に屈折率差が生じない。この場合、レーザ光は、平行光のまま、対物レンズ108に入射し、BD記録面上に収束される。P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加されない場合には、Bragg回折構造と液晶の間に屈折率差が生じる。この場合、レーザ光は、Bragg回折構造による作用を受け、対物レンズ108によって、HD記録面上に収束される。
【選択図】図4
【解決手段】レーザ光の焦点距離を調整する手段として、Bragg回折型液晶素子を用いる。P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加された場合には、Bragg回折構造と液晶の間に屈折率差が生じない。この場合、レーザ光は、平行光のまま、対物レンズ108に入射し、BD記録面上に収束される。P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加されない場合には、Bragg回折構造と液晶の間に屈折率差が生じる。この場合、レーザ光は、Bragg回折構造による作用を受け、対物レンズ108によって、HD記録面上に収束される。
【選択図】図4
Description
本発明は、光ピックアップ装置に関し、特に、基板厚の異なる数種の光ディスクに対応可能な光ピックアップ装置に用いて好適なものである。
近年、青色レーザ光を用いた高容量光ディスクの開発が進められている。現在、この種の光ディスクとして、ブルーレイディスク(以下、「BD」という)とHDDVD(High Definition Digital Versatile Disc:以下、「HD」という)が商品化されている。これら2つの光ディスクは、規格上、基板厚等の物理フォーマットが相違している。このため、これらに対応可能な互換型の光ピックアップ装置では、物理フォーマットが相違するそれぞれのディスク上に適正にレーザ光を収束させるための手段が必要となる。
BDとHD上にレーザ光を収束させる場合、共通の対物レンズを用いる方法がとられ得る。この方法によれば、対物レンズが一つで済むため、部品点数の低減とコストの削減を図ることができる。しかし、この場合には、BDとHDの基板厚の相違に応じて、対象ディスク毎に、対物レンズに対するレーザ光の入射状態を調整する必要がある。たとえば、対物レンズがBD用に設計されている場合、HD対応時には、BD対応時に比べ、開口数(NA)が小さく、且つ、拡散した状態で、レーザ光を対物レンズに入射させる必要がある。また、同時に、BDとHDの基板厚差に応じて生じる収差を補正するために、レーザ光の波面状態を調整する必要もある。
この調整方法として、たとえば、特許文献1に示す方法を用いることができる。この方法では、液晶レンズ素子にリング状の凹凸部(ブレーズ面)が配され、この凹凸部(ブレーズ面)によってレーザ光を回折させることにより、対物レンズに対するレーザ光の入射状態が調整される。このとき、液晶レンズ素子に印加する電圧をON/OFF制御することにより、レーザ光に対する凹凸部(ブレーズ面)の作用がON/OFFされる。これにより、液晶レンズ素子を通過した後のレーザ光の状態が印加電圧のON/OFFに応じて相違することとなる。その結果、対物レンズに対するレーザ光の入射状態がディスク毎に適正化される。
特開2006−85801号公報
しかしながら、この従来技術を用いる場合には、以下の問題が生じる。すなわち、この方法では、リング状のブレーズ面によってレーザ光の状態が調整されるため、HD対応時に、BDとの基板厚差に応じた焦点距離を得ようとすると、ブレーズ面外周部における輪体の間隔をかなり狭める必要がある。このため、この外周部における回折効率が低下し、その結果、光ピックアップ装置の光学特性が低下するとの問題が生じる。
本発明は、このような問題を解消するものであり、回折効率を損なうことなく、基板厚の異なるそれぞれの光ディスクに円滑にレーザ光を収束できる光ピックアップ装置を提供することを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、以下の特徴を有する。
請求項1の発明は、基板厚の異なる第1および第2の光ディスクに対応可能な光ピックアップ装置において、所定波長のレーザ光を出射するレーザ光源と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を前記第1および第2の光ディスク上に収束させる対物レンズと、前記レーザ光源と前記対物レンズの間に配され、電圧の印加および非印加に応じて前記対物レンズに対する前記レーザ光の入射状態を変化させるBragg回折型液晶素子とを備え、前記Bragg回折型液晶素子には、電圧の印加および非印加に応じて、前記第1および第2の光ディスクの基板厚差に応じた焦点距離の変化が得られるようなBragg回折構造が定着されていることを特徴とする。
この発明によれば、焦点距離の変化を得るための手段としてBragg回折型液晶素子が用いられるため、レーザ光が入射する全領域において安定した回折効率を得ることができる。
なお、Bragg回折構造は、たとえば、レーザ光を干渉させたときに生じる干渉縞をポリマー分散液晶内に定着させることにより生成される。このとき、ポリマー分散液晶内には、この干渉縞の明暗に応じた屈折率の分布(屈折率格子)が生じる。この屈折率格子は、体積格子(体積ホログラム)とも呼ばれ、その格子間隔がポリマー分散液晶の厚みに比べて十分小さい場合に、Bragg回折が生じる。このBragg回折では、回折角が一意に決まる。また、屈折率格子は、上記の如く干渉縞が定着したものであるから、その格子間隔は、干渉縞の間隔に応じて一定となる。このように、Bragg回折構造(屈折率格子)では、その格子間隔が一定であるため、レーザ光の全入射領域において、回折効率は均一となる。
よって、請求項1の発明によれば、安定した回折効率を得ることができ、その結果、光ピックアップ装置の光学特性を安定させることができる。なお、Bragg回折構造では、100%近い回折効率が得られる。よって、Bragg回折型液晶素子を用いる場合には、上記特許文献1の場合に比べ、高パワーのレーザ光を光ディスクに導くことができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の光ピックアップ装置において、前記Bragg回折構造は、前記第1および第2の光ディスクの基板厚差に応じて生じる収差をも同時に抑制するパターンとなっていることを特徴とする。
この発明によれば、焦点距離の調整作用とともに、収差抑制作用がBragg回折構造によってレーザ光に付与されるため、記録面上におけるレーザ光の収束状態を良好なものとすることができる。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の光ピックアップ装置において、前記Bragg回折型液晶素子には、レーザ光入射領域の外周部に、前記対物レンズに対する前記レーザ光の入射瞳を絞るためのBragg回折構造が定着されていることを特徴とする。
この発明によれば、レーザ光入射領域の外周部に定着されたBragg回折構造によって対物レンズに対するレーザ光の入射瞳が絞られるため、対物レンズの開口数を、第1および第2の光ディスクに対応する開口数とすることができる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れか一項に記載の光ピックアップ装置において、前記レーザ光源と前記Bragg回折型液晶素子の間に配された偏光ビームスプリッタと、前記対物レンズと前記Bragg回折型液晶素子の間に配された1/4波長板をさらに備え、前記Bragg回折型液晶素子は、前記偏光ビームスプリッタから前記対物レンズに向かう前記レーザ光に回折作用を付与する第1のBragg回折型液晶素子と、前記対物レンズから前記偏光ビームスプリッタに向かう前記レーザ光に前記第1のBragg回折型液晶素子と同様の回折作用を付与する第2のBragg回折型液晶素子を備えることを特徴とする。
この発明によれば、光路分割手段として偏光ビームスプリッタが用いられるため、高パワーのレーザ光を光ディスクに照射することができる。また、第2のBragg回折型液晶素子によって、光ディスク入射時に導入される回折作用と同様の回折作用が光ディスクからの反射光に付与されるため、第2のBragg回折型液晶素子を通過した後の第1の光ディスクからの反射光と第2の光ディスクからの反射光の焦点距離を一致させることができる。よって、これら2つの反射光を共通の光検出器にて受光することができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の光ピックアップ装置において、前記1/4波長板はフィルムによって構成され、このフィルムが前記Bragg回折型液晶素子のビーム通過面に貼り付けられていることを特徴とする。
この発明によれば、1/4波長板とBragg回折型液晶素子が一体化されているため、部品点数を削減できるとともに、これらの素子を光学系に配置する際の作業を簡易化できる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の光ピックアップ装置において、前記対物レンズと前記Bragg回折型液晶素子は、共通のホルダーに装着されていることを特徴とする。
この発明によれば、対物レンズとBragg回折型液晶素子が共通のホルダーに装着されているため、対物レンズがサーボ動作により変位することによる対物レンズとBragg回折型液晶素子の間の光軸ずれを抑制することができる。
以上の如く本発明によれば、回折効率を損なうことなく、基板厚の異なるそれぞれの光ディスクに円滑にレーザ光を収束できる光ピックアップ装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。なお、本実施の形態は、基板厚0.6mmのHDと基板厚0.1mmのBDに対応可能な互換型光ピックアップ装置に本発明を適用したものである。
図1に、実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系を示す。なお、同図には、便宜上、光ディスク装置側の構成(信号演算回路201、再生回路202、サーボ回路203、コントローラ204)が併せて示されている。
図示の如く、光ピックアップ装置の光学系は、半導体レーザ101と、コリメータレンズ102と、偏光ビームスプリッタ103と、ミラー104と、液晶回折素子105と、1/4波長板106と、ホルダー107と、対物レンズ108と、対物レンズアクチュエータ109と、集光レンズ110と、光検出器111を備えている。
半導体レーザ101は、青色波長(400nm程度)のレーザ光を出射する。コリメータレンズ102は、半導体レーザ101から出射されたレーザ光を平行光に変換する。偏光ビームスプリッタ103は、コリメータレンズ102側から入射されるレーザ光を略全透過するとともに、ミラー104側から入射されるレーザ光を略全反射する。ミラー104は、偏光ビームスプリッタ103を透過したレーザ光を対物レンズ108側に反射する。
液晶回折素子105は、サーボ回路203から印加される電圧に応じてレーザ光の拡散状態と波面状態を変化させる。なお、液晶回折素子105の構成および動作については追って詳述する。
1/4波長板106は、液晶回折素子105側から入射されるレーザ光を円偏光に変換するとともに、ディスクからの反射光を、ディスクへ入射される際の偏光方向に直交する直線偏光に変換する。これにより、ディスクによって反射されたレーザ光は偏光ビームスプリッタ103によって略全反射される。
ホルダー107は、対物レンズ108と液晶回折素子105と1/4波長板106を保持する。対物レンズアクチュエータ109は、サーボ回路203からのサーボ信号に応じて、ホルダー107をフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動する。これにより、対物レンズ108と液晶回折素子105と1/4波長板106は、フォーカス方向およびトラッキング方向に一体的に駆動される。
対物レンズ108は、青色波長のレーザ光を、基板厚0.1mmのBDに対して適正に収束できるよう設計されている。なお、本実施の形態では、レーザ光は、無限共役系にて対物レンズ108に入射するよう光学系が構成されているが、有限共役系にてレーザ光が対物レンズ108に入射するよう光学系の構成を変更することもできる。
集光レンズ110は、ディスクによって反射されたレーザ光を光検出器111上に収束させる。ここで、集光レンズ110はディスクからの反射光に非点収差を導入する。光検出器111は、受光したレーザ光の強度分布から再生RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を導出するためのセンサーパターンを有している。各センサーからの信号は、信号演算回路201に出力される。
信号演算回路201は、光検出器111の各センサーから出力された信号を演算処理して、再生RF信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成し、これら信号を対応する回路に出力する。再生回路202は、信号演算回路201から受信した再生RF信号を復調して再生データを生成する。サーボ回路203は、信号演算回路201から受信したトラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号に基づいてトラッキングサーボ信号およびフォーカスサーボ信号を生成し、これらを対物レンズアクチュエータ109に出力する。また、コントローラ204からの制御信号に応じて、液晶回折素子105に駆動電圧を印加する。コントローラ204は、再生対象ディスクがBD/HDの何れであるかに応じて制御信号をサーボ回路203に出力する。
図2は、液晶回折素子105の構成を示す図である。
まず、同図(a)を参照して、液晶回折素子105の構成要素であるBragg回折型液晶素子(ESBG)について説明する。なお、同図(a)はBragg回折型液晶素子(ESBG)の側断面図である。
Bragg回折型液晶素子は、ポリマー分散液晶301を、2つのカバーガラス303とスペーサ304内に封入して形成される。ここで、2つのカバーガラス303の内面にはそれぞれITO膜(透明電極)302が形成されている。
ポリマー分散液晶301には、所定のパターンにてポリマーが分散された、体積ホログラム(Bragg回折構造)が形成されている。ここで、ポリマーの分散パターンは、たとえば、2つのカバーガラス303とスペーサ304内に、液晶、モノマー、架橋モノマー、重合開始材を含むプリポリマーを封入し、このプリポリマー内で2つの光を干渉させることにより定着される。プリポリマー内で2つの光を干渉させると、プリポリマー内に明暗の干渉縞が生じる。この干渉縞のうち“明”の領域に、プリポリマー中の光重合性の高いモノマーが引き寄せられてポリマー化し、これにより、プリポリマー中に、干渉縞に応じたポリマーの分散パターンが定着する。これにより、ポリマー分散液晶301内に、Bragg回折構造(体積ホログラム)が形成される。
なお、定着処理の際に露光する光は、Bragg回折構造によって回折させたい波長の光が用いられる。すなわち、本実施の形態では、波長400nm程度の青色波長の光が露光用の光として用いられる。
ここで、ポリマー分散液晶301内に形成されるBragg回折構造(体積ホログラム)のパターンは、HD記録面上にレーザ光を適正に収束させ得るパターンとなっている。すなわち、Bragg回折構造(体積ホログラム)のパターンは、BDとHDの基板厚差に応じた焦点距離の変化が得られ、且つ、この基板厚差によってHD記録面上において生じる収差を同時に抑制できるパターンとなっている。なお、Bragg回折構造(体積ホログラム)の生成方法は、追って、図3を参照して説明する。
なお、ポリマー分散液晶301内に定着されたポリマーの屈折率npと、液晶の屈折率nLCは、ITO膜302を介してポリマー分散液晶301に電圧が印加されていない状態において、nLC≠np(nLc>np)となるよう調整されている。ここで、液晶は、ポリマー分散液晶301に電圧が印加されるに応じてその屈折率がポリマーの屈折率に接近するよう配向されている。液晶分子の屈折率nLCは、ポリマー分散液晶301に電圧Vdが印加されたとき、ポリマーの屈折率npに一致するようになる。
したがって、ポリマー分散液晶301に電圧が印加されていない状態では、ポリマーと液晶の間に屈折率の差(nLC≠np)が生じるため、ポリマー分散液晶301中に、ポリマーによるBragg回折構造(体積ホログラム)が生じる。このため、ポリマー分散液晶301に入射したレーザ光は、Bragg回折構造によって回折作用を受ける。
他方、ポリマー分散液晶301に電圧Vdが印加された状態では、ポリマーと液晶の屈折率が一致する(nLC=np)ため、ポリマー分散液晶301中にポリマーによるBragg回折縞(体積ホログラム構造)は生じない。このため、ポリマー分散液晶301に入射したレーザ光は、Bragg回折構造による回折を受けることなく、ポリマー分散液晶301を透過する。
なお、Bragg回折構造(体積ホログラム)は偏光依存性が高いため、図2(a)の構成において、レーザ光の偏光方向が、Bragg回折構造(体積ホログラム)にて適正に回折作用が発現される偏光方向(以下、「基準偏光方向」という)に対して大きくずれると、レーザ光に対して、Bragg回折構造による回折作用を適正に付与できなくなる。これに対し、図1に示す光学系では、1/4波長板106による作用により、ディスクから反射されて液晶回折素子105に入射するレーザ光(以下、「反射レーザ光」という)の偏光方向と、ミラー104側から液晶回折素子105に入射するレーザ光(以下、「入射レーザ光」という)の偏光方向が90度相違するため、このうち何れか一方のレーザ光の偏光方向をBragg回折構造の基準偏光方向に一致させると、他方のレーザ光には、上述の回折作用が付与されなくなる。
そこで、本実施の形態では、図2(b)に示すように、入射レーザ光用のBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a)と、反射レーザ光用のBragg回折型液晶素子(S偏光用回折素子105b)を準備し、これらを、接着剤により接着して、液晶回折素子105が構成されている。
ここで、P偏光用回折素子105aは、Bragg回折構造の基準偏光方向が、入射レーザ光(P偏光)の偏光方向に整合するよう調整されている。また、S偏光用回折素子105bは、Bragg回折構造の基準偏光方向が、1/4波長板106によって偏光方向が90度回転した反射レーザ光(S偏光)の偏光方向に整合するよう調整されている。なお、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bからそれぞれレーザ光に付与される回折作用は同一となっている。
なお、本実施の形態では、図2(b)に示すように、P偏光用回折素子105aのレーザ光通過面に、1/4波長板106の機能を発揮するQWP(Quarter Wave Plate)フィルムが接着されている。
次に、図3を参照して、Bragg回折構造(体積ホログラム)の生成方法を説明する。
上記の如く、Bragg回折構造(体積ホログラム)をポリマー分散液晶301(図2参照)に定着させるには、2つのカバーガラス303とスペーサ304内に封入されたプリポリマー(液晶、モノマー、架橋モノマー、重合開始材を含む)内で2つの光を干渉させる必要がある。ここで、干渉させるべき2つの光は、図3(a)および(b)に示すレーザ光Aとレーザ光Bである。レーザ光Aは、BD用に設計された対物レンズ108によってBDの記録面上に適正に集光されるレーザ光である。また、レーザ光Bは、この対物レンズ108によってHDの記録面上に適正に集光されるレーザ光である。
本実施の形態では、レーザ光Aは、対物レンズ108に無限共役系にて入射する平行光(平面波)である。また、レーザ光Bは、対物レンズ108に有限共役系にて入射し、且つ、対物レンズ108によってHD記録面上に収束させたときに生じる収差を抑制するような波面状態(収差)を有する光である。
ここで、レーザ光Aは、図3(a)に示す如く、レーザ光源401から出射されたレーザ光をコリメータレンズ402にて平行光に変換することにより生成することができる。また、レーザ光Bは、同図(b)に示す如く、レーザ光源401から出射されたレーザ光をコリメータレンズ402にて平行光に変換した後、この平行光を、波面変換素子403を通すことによって生成することができる。ここで、波面変換素子403は、レーザ光に対して、対物レンズ108によってHD記録面上に適正に収束されるに必要な波面状態を与える機能を有している。
Bragg回折構造(体積ホログラム)の生成時には、これら2つのレーザ光を、未定着のBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)に同時に入射し、2つのカバーガラス303とスペーサ304内に封入されたプリポリマー(液晶、モノマー、架橋モノマー、重合開始材を含む)内で、これら2つの光を干渉させる。これにより、BD用に設計された対物レンズ108によって、レーザ光を、HD記録面上に適正に収束させ得る回折構造(体積ホログラム)がBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)に定着される。
図3(c)は、ポリマーの定着処理時に用いる光学系の構成例を示す図である。この光学系では、レーザ光源411から青色波長(400nm程度)のレーザ光が出射される。このレーザ光は、コリメータレンズ412にて平行光に変換された後、ハーフミラー413によって2つの光に分離される。このうち、ハーフミラー413によって反射されたレーザ光は、ミラー414を経由して、凹レンズ415と凸レンズ416からなるビームエキスパンダに入射され、平行光のままビーム径が拡張される。これにより、上述のレーザ光Aが生成される。このようにして生成されたレーザ光Aは、ミラー417を経由してハーフミラー418に入射される。そして、ハーフミラー418によって反射されたレーザ光Aが、未定着のBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)に入射される。
他方、ハーフミラー413を透過したレーザ光は、波面変換素子419によって波面状態が調整される。ここで、波面変換素子419は、同図(b)の波面変換素子403と略同様の機能を有している。ただし、厳密には、波面変換素子419を通過した後、ハーフミラー418を通過する際に、レーザ光に球面収差が生じるため、波面変換素子419は、波面変換素子403の機能とともに、さらにこの球面収差を抑制する機能を有している。この波面変換素子419をレーザ光が通過することにより、上述のレーザ光Bが生成される。このレーザ光Bは、ハーフミラー418に入射される。そして、ハーフミラー418を透過したレーザ光Bが、未定着のBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)に入射される。
このようにして、レーザ光Aとレーザ光Bが同時に入射されることにより、未定着のBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)内に、これら2つのレーザ光による干渉縞が生じる。これにより、BD用に設計された対物レンズ108によって、レーザ光を、HD記録面上に適正に収束させ得る回折構造(体積ホログラム)がBragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)に定着される。
なお、Bragg回折型液晶素子(P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105b)における回折構造(体積ホログラム)の定着領域は、これら回折素子が図1の光学系にセットされた際にレーザ光が入射する全領域のうち、外周部の一定領域を除く中央の領域とされる。ここで、この中央領域は、HD対応時の対物レンズ108の開口数に対応するものとなっている。つまり、この中央領域の回折構造(体積ホログラム)によって回折されたレーザ光は、HD対応時に適正とされる波面状態と入射瞳をもって対物レンズ108に入射する。中央領域より外側に入射したレーザ光は、回折構造(体積ホログラム)による回折作用を受けずに、平行光のまま、P偏光用回折素子105a、S偏光用回折素子105bを通過する。このレーザ光は、中央領域を通過したレーザ光と同様、対物レンズ108によって収束されるが、回折構造(体積ホログラム)による回折作用を受けていないため、HD記録面上において大きな収差を持つこととなる。
図4は、液晶回折素子105の作用を示す図である。
P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加された場合には、上記の如く、Bragg回折構造(体積ホログラム)と液晶の間に屈折率差が生じないため、レーザ光は、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bから回折作用を受けず、平行光のまま、対物レンズ108に入射する。この場合、レーザ光は、同図に点線で示すように、BD記録面上に収束される。また、BD記録面からの反射光は、BD記録面へ入射する際の光路をそのまま逆行する。
他方、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに電圧Vdが印加されない場合には、上記の如く、Bragg回折構造(体積ホログラム)と液晶の間に屈折率差が生じるため、レーザ光は、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bから回折作用を受ける。この場合、ディスクへ向かうレーザ光(P偏光)は、偏光方向の関係から、S偏光用回折素子105bからは回折作用を受けず、P偏光用回折素子105aのみから回折作用を受ける。このとき、入射レーザ光の外周部Eが通過する領域には、上記の如くBragg回折構造(体積ホログラム)が配されていないため、この領域を通過するレーザ光は、回折作用を受けずに平行光のまま対物レンズ108に入射される。外周部Eを除く中央領域を通過するレーザ光は、Bragg回折構造(体積ホログラム)による回折作用を受け、HD対応時に適正な波面状態にて対物レンズ108に入射する。
中央領域を通過したレーザ光は、図中、実線で示すように、HD記録面上に収束される。このとき、外周部Eを通過したレーザ光は、平行光のまま対物レンズ108に入射するため、HD記録面上に収束せずに、HD記録面よりも対物レンズ108に接近する位置に収束する。
このように、P偏光用回折素子105aに電圧Vdが印加されない場合には、光軸上に2つの焦点位置が生じる。この場合、対物レンズ108は、Bragg回折構造(体積ホログラム)を通過した中央部のレーザ光の焦点位置がHD記録面上に引き込まれるようサーボが掛けられる。
ここで、HD記録面への引き込みは、たとえば、フォーカスエラー信号上のS字カーブを参照して行われる。すなわち、フォーカスサーチ時に対物レンズ108を光軸方向に移動させると、上記2つの焦点位置がそれぞれHD記録面に位置するタイミングにおいてS字カーブがフォーカスエラー信号上に現れる。このうち、外周部Eを通過したレーザ光の焦点位置に対応するS字カーブは、レーザ光外周部の強度分布が小さいため、それほど大きな振幅とはならない。また、このレーザ光は、Bragg回折構造(体積ホログラム)による収差抑制作用を受けていないため、このレーザ光に基づくS字カーブは、顕著に乱れた波形となる。
これに対し、Bragg回折構造(体積ホログラム)を通過したレーザ光の焦点位置に対応するS字カーブは、レーザ光内周部の強度分布が大きいため、外周部Eを通過したレーザ光の焦点位置に対応するS字カーブに比べて数段大きな振幅となる。また、このレーザ光は、Bragg回折構造(体積ホログラム)による収差抑制作用を受けているため、それに基づくS字カーブは、整った波形となる。したがって、フォーカスエラー信号上に生じるS字カーブのうち、振幅が最大のS字カーブにフォーカス引き込みを行うようにすれば、レーザ光内周部の焦点位置をHD記録面に引き込むことができる。
このように、レーザ光内周部の焦点位置をHD記録面に引き込むと、外周部Eを通過したレーザ光は、オフフォーカス状態となり、また、大きな収差を持つため、HD記録面上において顕著にぼやけた状態となる。よって、この光がHD記録面に照射され、また、その反射光が光検出器111に入射されたとしても、対物レンズ108のサーボ動作や再生動作に大きな影響を与えない。すなわち、この光は、実質的にカットされたと等価であって、Bragg回折構造(体積ホログラム)を通過したレーザ光のみが有効となる。
このようにしてHD記録面に収束された中央領域のレーザ光は、HD記録面によって反射された後、ディスク入射時の光路を逆行し、対物レンズ108と1/4波長板106を通過する。この場合、この反射光は、1/4波長板106によってS偏光とされているため、P偏光用回折素子105aによる回折作用を受けることなく、収束光のまま、P偏光用回折素子105aを通過する。その後、この反射光は、S偏光用回折素子105bに入射される。ここでは、ディスクへの入射時と異なりS偏光の状態にあるため、反射光は、S偏光用回折素子105bよる回折作用を受ける。上記の如く、この回折作用は、P偏光用回折素子105aによる回折作用と同様であるため、反射光は、S偏光用回折素子105bを通過することにより平行光となる。
以上のとおり、BD記録面からの反射光とHD記録面からの反射光は、共に、S偏光用回折素子105bを通過した後は平行光の状態にある。よって、これら2つの反射光は、集光レンズ110によって、光検出器111の同一受光面上に集光される。
以上、本実施の形態によれば、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bに印加する電圧をON/OFF制御することにより、HDとBDに円滑にレーザ光を収束させる。また、共通の光検出器111によって、HDとBDからの反射光を円滑に受光することができる。
また、本実施の形態によれば、Bragg回折構造(体積ホログラム)によりレーザ光を回折させるようにしたため、回折効率を、Bragg回折構造に対するレーザ光の全入射領域において均一なものとすることができ、光ピックアップ装置の光学特性を安定させることができる。加えて、Bragg回折構造では、100%近い回折効率が得られるため、高パワーのレーザ光を光ディスクに導くことができる。
また、本実施の形態によれば、偏光ビームスプリッタ103と1/4波長板106を組み合わせることによって、HDとBDからの反射光の光路を光検出器111に向かう方向に分岐させるようにしたため、レーザ光の利用効率を高めることができる。
なお、本実施の形態によれば、円偏光の状態でレーザ光をHDとBDに照射することができるため、記録面上において生じるレーザ光の収差を抑制できるとの効果も奏される。
なお、本発明は、上記に限定されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記以外に、種々の形態が採られ得る。
たとえば、上記実施の形態では、レーザ光の通過領域のうち中央領域にのみBragg回折構造を配し、それより外側の領域(図4の外周部E)にはBragg回折構造を配さないようにしたが、これに代えて、図5に示す如く、HD対応時に不要な外周部のレーザ光を除去するためのBragg回折構造(開口制限用パターン)、たとえば、レーザ光を外周方向に拡散させる回折構造を、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bの外周部Eに配するようにしても良い。この場合、この回折構造は、図3を参照して説明したと同様、平行光と拡散光を外周部Eに照射し、外周部Eにおける液晶層内で2つの光を干渉させることにより生成できる。このとき照射する拡散光は、外周部Eを除去できる程度に拡散した状態とする必要がある。なお、図5では、P偏光用回折素子105aとS偏光用回折素子105bの両方に、外周部除去用のBragg回折構造を配するようにしたが、P偏光用回折素子105aのみに、外周部除去用のBragg回折構造を配するようにしても良い。
また、上記実施の形態では、光路分岐手段として偏光ビームスプリッタ103を用いたが、図6に示す如く、ハーフミラー等の無偏光ビームスプリッタ120を用いて光路を分岐するようにしても良い。この場合、1/4波長板は光学系から除かれる。また、1/4波長板によって入射レーザ光と反射レーザ光の偏光方向が90度回転することがないため、上記実施の形態のように、P偏光用とS偏光用の2つの回折素子も必要とならず、一つの回折素子121にて対応できる。すなわち、この場合には、図7に示すように、回折素子121に電圧が印加されていない状態では、入射レーザ光と反射レーザ光は、共に、回折素子121から回折作用を受ける。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
101 半導体レーザ
103 偏光ビームスプリッタ
105 液晶回折素子
105a P偏光用回折素子
105b S偏光用回折素子
106 1/4波長板
107 ホルダー
108 対物レンズ
103 偏光ビームスプリッタ
105 液晶回折素子
105a P偏光用回折素子
105b S偏光用回折素子
106 1/4波長板
107 ホルダー
108 対物レンズ
Claims (6)
- 基板厚の異なる第1および第2の光ディスクに対応可能な光ピックアップ装置において、
所定波長のレーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源から出射されたレーザ光を前記第1および第2の光ディスク上に収束させる対物レンズと、
前記レーザ光源と前記対物レンズの間に配され、電圧の印加および非印加に応じて前記対物レンズに対する前記レーザ光の入射状態を変化させるBragg回折型液晶素子とを備え、
前記Bragg回折型液晶素子には、電圧の印加および非印加に応じて、前記第1および第2の光ディスクの基板厚差に応じた焦点距離の変化が得られるようなBragg回折構造が定着されている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1に記載の光ピックアップ装置において、
前記Bragg回折構造は、前記第1および第2の光ディスクの基板厚差に応じて生じる収差をも同時に抑制するパターンとなっている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1または2に記載の光ピックアップ装置において、
前記Bragg回折型液晶素子には、レーザ光入射領域の外周部に、前記対物レンズに対する前記レーザ光の入射瞳を絞るためのBragg回折構造が定着されている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項1ないし3の何れか一項に記載の光ピックアップ装置において、
前記レーザ光源と前記Bragg回折型液晶素子の間に配された偏光ビームスプリッタと、前記対物レンズと前記Bragg回折型液晶素子の間に配された1/4波長板をさらに備え、
前記Bragg回折型液晶素子は、
前記偏光ビームスプリッタから前記対物レンズに向かう前記レーザ光に回折作用を付与する第1のBragg回折型液晶素子と、
前記対物レンズから前記偏光ビームスプリッタに向かう前記レーザ光に前記第1のBragg回折型液晶素子と同様の回折作用を付与する第2のBragg回折型液晶素子を備える、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項4に記載の光ピックアップ装置において、
前記1/4波長板はフィルムによって構成され、このフィルムが前記Bragg回折型液晶素子のビーム通過面に貼り付けられている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。 - 請求項5に記載の光ピックアップ装置において、
前記対物レンズと前記Bragg回折型液晶素子は、共通のホルダーに装着されている、
ことを特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006335234A JP2008146783A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | 光ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006335234A JP2008146783A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | 光ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008146783A true JP2008146783A (ja) | 2008-06-26 |
Family
ID=39606761
Family Applications (1)
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JP2006335234A Withdrawn JP2008146783A (ja) | 2006-12-13 | 2006-12-13 | 光ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008146783A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010032680A1 (ja) * | 2008-09-17 | 2010-03-25 | コニカミノルタオプト株式会社 | 光ピックアップ装置 |
CN112099285A (zh) * | 2020-11-03 | 2020-12-18 | 南昌虚拟现实研究院股份有限公司 | 液晶透镜装置和虚拟现实变焦方法 |
-
2006
- 2006-12-13 JP JP2006335234A patent/JP2008146783A/ja not_active Withdrawn
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