JP2007188577A - 光ピックアップおよび当該光ピックアップを備えた光情報記憶装置 - Google Patents

光ピックアップおよび当該光ピックアップを備えた光情報記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる波長を有する複数の光ビームに適応し、小型化が容易な光ピックアップを提供する。
【解決手段】本発明の光ピックアップは、相互に波長の異なる第1、第2、および第3の光ビームを含む複数の光ビームを放射する少なくとも1つのレーザチップ1と、レーザチップ1から放射された光ビームを光情報記憶媒体に集光するレンズ8と、光情報記憶媒体によって反射された光ビームの少なくとも一部を受け、電気信号に変換する光検出器群3と、レーザチップ1から光情報記憶媒体までの往路と光情報記憶媒体から光検出器群3までの復路との間の共通部分に配置される波長板6とを備えている。波長板6は、第1および第2の光ビームに対して往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換する。波長板6は、第3の光ビームに対しては、直線偏光で往復透過させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長の異なる複数種類の光ビームで光ディスクにアクセスする光ピックアップ当該光ピックアップを備えた光情報記憶装置に関する。
光ディスク等の光情報記憶媒体を用いる光情報記録分野においては、CD、DVD、BDのように記録密度、記録容量、基材厚などの仕様が異なる複数の規格に従って多様な光情報記憶媒体が使用されている。光ディスクにデータを記録し、あるいは光ディスクからデータを再生するためのインターフェースとして、光ディスク装置では「光ピックアップ」が用いられるが、この光ピックアップには、光ディスクを照射するためのレーザ光を放射する光源、レーザ光を光ディスク上に集束させるための対物レンズ、対物レンズの位置を調整するアクチュエータ、光ディスクから反射された光を検出する光検出器などが搭載されている。
近年、上述したように多様な光ディスクが普及してきたため、1台の光ディスク装置で多様な光情報記録媒に対応することが求められている。1台で規格の異なる光ディスクに対応するには、1つの光ピックアップ内に波長の異なる複数の光源および各光源に応じた光学系を搭載し、光ディスクの種類に応じて適切な波長の光源を選択的に使用することになる。CD、DVD、およびBDに対応した光ピックアップの一例が特許文献1に開示されている。
特開2004−295983号公報
従来の光ピックアップは、各々の波長について別々に光源および光学系を備えていたため、部品点数が多く、構成が複雑であるという問題があった。光ピックアップの構成が複雑であると、生産性が低く、価格の低減も難しい。特に波長の異なる光に対する光学系が、CDおよびDVDの2種類の光ディスクに対応するのみならず、更にBDなどの次世代光ディスク用にも対応することが必要になると、光ピックアップの構成は益々複雑化する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の異なる波長を有する光ビームに適応する多機能の光学素子を採用することにより、小型化の容易な光ピックアップを提供することを目的とする。
本発明の光ピックアップは、相互に波長の異なる第1、第2、および第3の光ビームを含む複数の光ビームを放射する少なくとも1つの光源と、前記光源から放射された前記光ビームを光情報記憶媒体に集光する集光手段と、前記光情報記憶媒体によって反射された前記光ビームの少なくとも一部を受け、電気信号に変換する光検出器と、前記光源から前記光情報記憶媒体までの往路と前記光情報記憶媒体から前記光検出器までの復路との間の共通部分に配置される波長板とを備え、前記波長板は、前記第1および第2の光ビームに対して前記往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、前記復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換し、前記第3の光ビームに対しては、直線偏光で往復透過させる。
好ましい実施形態において、前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N3λ3(N3は整数)で表される。
好ましい実施形態において、前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、M+λ3/2(Mは整数)で表される。
好ましい実施形態において、前記波長板と一体的に支持される偏光性ホログラム素子を備え、前記偏光性ホログラム素子は、前記第1および第2の光ビームを往路では回折せずに復路で回折し、前記第3の光ビームの一部を偏光状態によらず回折する。
好ましい実施形態において、前記波長板は、光学軸の方位が面内で異なる複数の領域が交互に配列された構成を有しており、前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションが(N3±λ3/4)/2(N3は整数)で表される。
好ましい実施形態において、前記第1から第3の光ビームのうちの少なくとも2つの光ビームを放射する単一の光源装置と、前記光源装置から放射された光ビームのうち前記光情報記憶媒体で反射された部分を受け、電気信号に変化する光検出器とが一体化されたユニットを備える。
好ましい実施形態において、前記第1、第2、および第3の光ビームは、それぞれ、BD、DVD、およびCDの照射に用いられる。
本発明の光情報記憶装置は、光情報記憶媒体に光学的にアクセスするための光ピックアップと、前記光ピックアップとの間で電気信号を送受信する信号処理部とを備える光ディスク装置であって、前記光ピックアップは、相互に波長の異なる第1、第2、および第3の光ビームを含む複数の光ビームを放射する少なくとも1つの光源と、前記光源から放射された前記光ビームを光情報記憶媒体に集光する集光手段と、前記光情報記憶媒体によって反射された前記光ビームの少なくとも一部を受け、電気信号に変換する光検出器と、前記光源から前記光情報記憶媒体までの往路と前記光情報記憶媒体から前記光検出器までの復路との間の共通部分に配置される波長板とを備え、前記波長板は、前記第1および第2の光ビームに対して前記往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、前記復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換し、前記第3の光ビームに対しては、直線偏光で往復透過させる。
本発明の光ピックアップによれば、異なる波長を有する複数の光ビームが共通に通過する位置に特殊な波長板が配置される。この波長板は、第1および第2の光ビームに対しては往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換する。また、第3の光ビームに対しては、直線偏光のまま、往復透過させることができる。本発明の光ピックアップは、このような波長板を備えているため、偏光性ホログラムと組み合わせることにより、波長が異なる3種類の光ビームに対して、光情報記憶媒体からの反射光を適切に分岐して光検出器群に導くことができる。このため、上記3種類の光ビームについて光検出器群と光源とを一体化することが可能になる。
また本発明によれば、第3の光ビームでCDの再生を行う場合、CDのように基材が厚く、複屈折性の強い光ディスクに対しても、光検出器群に入射する光の量が偏光状態に依存しにくくなるため、検出光量の変動が抑制され、安定した記録再生が可能となる。一方、第1および第2の光ビームでBDおよびDVDの記録再生を行うと、これらの光ディスクは基材が薄く、複屈折は小さく、その記録再生に必要な光源の高出力化が困難であるが、光量損失を抑制することができる効果が得られる。
(実施形態1)
図1から図6を参照しながら、本発明による光ピックアップの第1の実施形態を説明する。まず図1を参照する。図1は、本実施形態の光ピックアップの全体構成を示す図面である。
図1に示される光ピックアップでは、波長の異なる3つの光ビーム(波長λ1、波長λ2、および波長λ3:λ1<λ2<λ3)を放射するレーザチップ1が基板2の上にマウントされている。基板2には、これら3波長の光ビームに共用される光検出器群3が形成されている。本実施形態における波長λ1、波長λ2、および波長λ3は、それぞれ、405nm、650nm、および780nmであり、波長λ1、λ2、およびλ3の光ビームは、それぞれ、BD、DVD、およびCDのデータ記録再生に用いられる。
本実施形態では、後述する「レーザ−光検出器ユニット」に近接してホログラム17が設けられている。図2を参照しながら、このホログラム17の構成と機能を説明する。図2(a)は、ホログラム17の断面構成を示す図であり、図2(b)は、各波長光に対する屈折率および0次透過率を示す表である。
ホログラム17は、表面に凹凸パターンが形成された透光性部材であり、ガラスや等方性のプラスチックに微細な凹凸溝を形成することによって作製され得る。ホログラム17は、波長λ1および波長λ2の光に対しては、凹部と凸部との間で生ずる位相差が波長の整数倍になるように設計されている。このため、波長λ1および波長λ2の光は回折されずにホログラム17を透過する。一方、波長λ3の光の一部は、ホログラム17で回折して1次回折光を形成するが、波長λ3の光の大部分は0次光としてホログラム17を透過する。
波長λ1、λ2、およびλ3の透過率を、それぞれ、T1、T2、およびT3で表すと、以下の関係式(1)から(6)が成立する。
1=cos2(π(n1−1)・d/λ1)≒1 式(1)
2=cos2(π(n2−1)・d/λ2)≒1 式(2)
3=cos2(π(n3−1)・d/λ3)≠1 式(3)
(n1−1)・d=M1・λ1 (M1は整数) 式(4)
(n2−1)・d=M2・λ2 (M2は整数) 式(5)
(n3−1)・d≠M3・λ3 (M3は整数) 式(6)
ここで、n1、n2、およびn3は、波長λ1、λ2、およびλ3の光に対するホログラム17の屈折率である。
図2(b)の表に示すように、波長λ1、λ2、およびλ3の0次透過率(T1、T2、およびT3)は、それぞれ、100%、98%、および75%である。
このような機能を実現するため、本実施形態のホログラム17は、図2(b)の表に示すように波長に応じて屈折率が異なる材料から形成されている。具体的には、波長分散を有し、3種類の波長(405nm、660nm、780nm)に対して、図2(b)の表に示す屈折率(n1=1.81、n2=1.68、n3=1.65)を有する材料を用いてホログラム17を形成している。この場合、波長405nm、660nmの光に対しては往復路とも回折せず、波長780nmの光に対しては往復路ともに一部が回折し、大半が0次光となる。
なお、このホログラム17は偏光性を有しないため、CDのデータ記録再生に用いられる波長780nmの光ビームの回折光量は、その偏光状態にかかわらず一定である。
再び図1を参照する。
レーザチップ1は、波長λ1、λ2、λ3の光ビームを放射する光源である。各光ビームは、それぞれ、異なる半導体積層構造を有する半導体レーザから放射されるが、本実施形態では、個々の半導体レーザが1チップ化されており、単一の光源として機能する。このため、レーザチップ1は、僅かに異なる位置から各レーザ光を放射するが、単一の3波長レーザ光源として取り扱うことができる。
レーザチップ1から放射された波長λ1、λ2、λ3の光ビームは、いずれも、倍率変換素子4により、光情報記憶媒体の種類に応じて選択される適当な光束径を有する略平行光に変換される。倍率変換素子4は、複数のレンズ(不図示)と、各レンズ間の相対距離を変化させることのできる可動機構(不図示)とを備えている。
倍率変換素子4を透過した光ビームは、立ち上げミラー11で反射された後、液晶素子16を透過する。波長λ1の光ビームの球面収差は、この液晶素子16により補正される。波長λ1の光ビームが用いられるBDでは、光情報記憶媒体の光入射面から情報記録層までの距離(深さ)に応じて光ビームの球面収差状態を最適化する必要がある。このため、積層された複数の情報記録層を備えるBDでは、情報記録層の深さに応じて球面収差の補正量をダイナミックに調節する必要がある。一方、DVDやCDでは、このような球面収差補正は必要ないため、波長λ2および波長λ3の光ビームは、この液晶素子16による補正を受けることなく、そのまま透過することになる。
液晶素子16を透過した光ビームは、偏光素子7を透過する。偏光素子7は、図3(a)および(b)に示すように、偏光性のホログラム5、波長板6、および波長板6の表面に形成された波長選択膜15を備えている。図3(a)および(b)は、偏光素子7の断面構造および作用を模式的に示す図面であり、図4(a)は、波長選択膜15の平面図である。
偏光性ホログラム5は偏光依存性を有しており、入射光の偏光方向によって0次透過率が大きく変化する。具体的には、図3(a)に示されるように、図3の紙面に平行な方向に偏光した波長λ1および波長λ2の光が本実施形態の偏光性ホログラム5に入射すると、ほぼ完全に偏光性ホログラム5を透過する。しかし、図3の紙面に垂直な方向に偏光した波長λ1および波長λ2の光が偏光性ホログラム5に入射すると、ほぼ完全に回折し、0次透過率は著しく低い。
波長λ1の光に対する波長板6のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、波長λ2の光に対するレタデーションはN2±λ2/4(N2は整数)で表される。したがって、波長板6は、波長λ1および波長λ2の光に対して1/4波長板として機能する。
図3(a)に示す例では、図3の紙面に平行な方向に偏光した光が偏光性ホログラム5に下方から入射する。偏光性ホログラム5を透過した光は、波長板6で円偏光に変換された後、光ディスクを照射することになる。
図1は、3種類の光ディスク(BD、DVD、CD)の主要部をまとめて記載している。具体的には、BDの情報記録層14、DVDの情報記録層9、CDの情報記録層10が図1には示されている。光ディスクの光入射面から情報記録層9、10、14までの距離は光ディスクの種類に応じて異なっている。いずれの光ディスクも、厚さは約1.2mmであるが、簡単のため、光入射面から情報記録層までの部分以外の部分は図示していない。
往路における波長λ1の光および波長λ2の光は、いずれも、偏光性ホログラム5で回折せずに効率よく偏光素子7を透過し、円偏光に変換される。偏光素子7から出る円偏光の開口径は、図4(a)に示す波長選択膜15により、最適な開口数NAに対応する直径(NA1、NA2)を有しするように制限される。波長選択膜15の開口部を透過した光は、対物レンズ8に入射し、光ディスクの情報記録層9または14上に集光される。波長選択膜15は、波長によって異なる直径を有する円形領域に入射した光は透過させるが、その円形領域の外側に入射した光は遮断する機能を有している。この波長選択膜15における透過領域(開口部)の直径は、波長に応じて異なっている。
光ディスクで反射された波長λ1またはλ2の光は、再び対物レンズ8を経て偏光素子7に入射する。円偏光の向きは、光ディスクで反射されるときに反転するため、「4分の1波長板」として機能する波長板6に入射した円偏光は、図3の紙面に垂直な方向に偏光した光に直線偏光に変換される。この直線偏光は、偏光性ホログラム5によって回折光に分岐される。
回折光は、図1に示すミラー11で反射された後、倍率変換素子4を経て、偏光依存性のないホログラム17に入射する。この光は、ホログラム17では回折されずにホログラム17を透過し、光検出器群3に入射する。光検出器群3は、受光量に応じて電気信号を生成し、この電気信号に基づいてフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号、およびRF信号が生成される。本実施形態では、波長の異なる3つの光ビームについて、光源と光検出器とが一体化され、1つの「レーザ−光検出器ユニット」を構成しているため、光ピックアップを大幅に小型化することが可能である。
次に、図3(b)を参照して、波長λ3(CDの記録再生波長である780nm)の光に対する偏光素子7の作用を説明する。図3(b)は、波長λ3の光に対する作用を示している。
図3(b)に示す例でも、図3の紙面に平行な方向に偏光した光が偏光性ホログラム5に下方から入射する。偏光性ホログラム5は、その偏光依存性により、図3の紙面に平行な方向に偏光した光は完全に透過し、これと直交する直線偏光の光はほぼ完全に回折する。波長板6のλ3の光に対するレタデーションはN3λ3(N3は整数)で表され、「1波長板」として機能する。このため、偏光性ホログラム5で回折せずに効率よく偏光素子7を透過した光は、波長板6を通っても、そのままの直線偏光である。偏光素子7から出る直線偏光の開口径は、図4(a)に示す波長選択膜15により、最適な開口数(NA3)を示す大きさに制限された後、対物レンズ8に入射し、CDの情報記録層10上に集光される。
光ディスクで反射された後も偏光方向は回転せず、同一方向に偏光した光として反射される。反射光は再び対物レンズ8を経て、偏光素子7を通過する。反射光は、「1波長板」として機能する波長板6を透過した後、最初の直線偏光と同一の方向に偏光した光のままでホログラム5に入射する。このため、反射光(波長λ3)は、ホログラム5では回折分岐されない。
ホログラム5を透過した反射光は、図1のミラー11で反射され、倍率変換素子4を経てホログラム17に入射する。この光はホログラム17で回折分岐された後、光検出器群3に入射する。光検出器群3は、受光量に応じて電気信号を生成し、この電気信号に基づいてフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号などの制御信号、およびRF信号(再生信号)が生成される。
対物レンズ8は、波長が異なる3種類の光ビームの各々について、最適な集光性能が発揮させるように設計されている。3種類の光ビームは、それぞれ異なる構造を有する光ディスクに照射される。光ディスクの種類に応じて、ディスク表面から情報記録層までの深さが異なるため、この差を考慮して最適な集光性能を発揮するように対物レンズ8は設計される。偏光素子7は、対物レンズ8とともに支持部材12に取り付けられており、アクチュエータ13によって対物レンズ8とともに一体的に駆動される。
CDのように基材厚(光入射面から情報記録層までの距離)が大きくなると、光ディスクの基材が有する複屈折が光ビームの偏光特性に強い影響を及ぼすことになる。ディスク基材における屈折率楕円体の軸は、基材成形時の樹脂材料の流れの方向に従う傾向がある。このため、光ディスクにおける屈折率楕円体の軸は、ディスク半径方向またはトラック方向に向くことになる。したがって、この軸に平行な方向に偏光した直線偏光は、ディスク基材による影響を受けにくい。本実施形態における光ディスクからの反射光は、その基材に複屈折があっても、図3(b)に示すように、往路における光ビームの偏光方向と同じ方向に偏光した直線偏光である。このため、CDを光ビームで照射したとき、偏光性ホログラム5による回折ロスは生じない。また、信号光を形成するためのホログラム17は、無偏光性である。このため、CDの基材に複屈折があっても、信号光量が変動することのない安定した再生性能が実現する。
一方、BDやDVDの場合は、偏光性ホログラム5による往路完全透過及び復路完全回折の作用により、高い光利用効率を実現できる。BDやDVD用に用いられる波長が比較的短い半導体レーザ素子では、高出力化が困難であり、また、ディスクの反射率が低いが、偏光性ホログラム5による光利用効率が高い。なお、CDに比べて、BDやDVDのように基材厚が小さいと、基材が有する複屈折も小さいため、光ディスクの反射に際して偏光状態がほとんど変化しない。このため、図3(a)に示すように、円偏光を光ディスクに入射させるようにしても、反射に際して偏りの大きな楕円偏光に変換されず、信号光量の低下を抑制することができる。
図4(b)は、本実施形態で使用する波長板のレタデーション値(設計例1、2)を示している。設計例1では、波長板の常光及び異常光に対する屈折率差Δnが波長分散を持たない場合である。すなわち、Δn(λ1)=Δn(λ2)=Δn(λ3)が成立する。この場合、各々の波長に比例してレタデーションの大きさが決まる。したがって、波長λ1の光に対するレタデーションはN1±λ1/4(N1は整数)、波長λ2の光に対するレタデーションはN2±λ2/4(N2は整数)、波長λ3の光に対するレタデーションはN3λ3(N3は整数)で表される。図4(b)の設計例1は、上記の各レタデーションを示す最も薄い波長板に関する値である。
波長分散を有する材料から波長板を形成することにより、波長板6を更に薄くすることができる。設計例2は、この場合のレタデーションを示しており、波長分散により、Δn(λ1):Δn(λ2):Δn(λ3)=1.15:1.1:1の関係を満足する材料を選択している。このように積極的に屈折率の波長分散を利用すれば波長板6の厚みを低減でき、より薄い波長板6を実現できる、その結果、素子の厚み及び重量を低減することが可能になる。
本実施形態では、波長λ3の光に対するレタデーションをN3λ3(N3は整数)で表される値に設定しているが、このレタデーションをM+λ3/2(Mは整数)で示される値に設定してもよい。この場合、波長λ3の光が波長板6を通過するとき(往路)、入射時の偏光方向に対して90°回転した方向に偏光した直線偏光に変換される。この光は、光ディスクで反された後、波長板6を通過するとき(復路)、その偏光方向が更に90°回転する。こうして、最初に波長板6に入射したときの偏光方向と同じ方向に偏光した直線偏光に復帰するため、偏光性ホログラム6で回折されることなく、光検出器群3に導かれる。
この場合も、光ディスクに入射する光の偏光方向は、ディスク半径方向またはトラック方向に平行なため、ディスク基材の複屈折による偏光変換作用を受けにくい。このため、偏光性ホログラムで回折する光量は小さく、信号の変動は小さい。
図1に示す光ピックアップは、図5に示す光ディスク装置に用いられる。図5の光ディスク装置は、本実施形態の光ピックアップ100と、光ディスク200を回転させるディスクモータ300と、光ピックアップ100との間で信号の送受信を行う信号処理部400とを備えている。
信号処理部400は、光ピックアップ100の出力から生成されるトラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信号に基づいて光ピックアップ100内のアクチュエータ13(図1)を駆動し、レンズ8の位置を調整するための制御信号を光ピックアップ100に送出する。光ピックアップ100が光ディスク200から光学的に読み出すデータは、信号処理部400の公知の機能によって復号され、再生される。光ディスク200にユーザデータを書き込むときは、信号処理部400から光ピックアップ100に記録データが送られ、この記録データに基づいて変調された光ビームを光ピックアップ100から光ディスク200に照射する。こうして、光ディスク100が有する情報記録層の光学的性質が変調され、光学的に再生可能な状態でデータの記録が行われる。本実施形態では、光ピックアップ100の構成が新しいが、光ディスク装置における光ピックアップ以外の部分は如何なる構成を有していてもよい。
(実施形態2)
次に、図6を参照しながら本発明による光ディスク装置の第2の実施形態を説明する。図6は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示す断面図である。図1に示す実施形態1の光ディスク装置の構成要素と同一の構成要素に対しては同一の参照符合を与え、その説明は省略する。
前述のように、実施形態1の光ディスク装置は、波長の異なる3つの光ビーム(波長λ1、波長λ2、および波長λ3:λ1<λ2<λ3)を放射するレーザチップ1を備えているが、本実施形態では、CD用とDVD/BD用とで別々のレーザチップを用いている。すなわち、本実施形態の光ディスク装置は、第1のレーザチップ21と光検出器22とを有するDVD/BD用の光源−検出器ユニットと、第2のレーザチップ37と光検出器群38とを有するCD用の光源−検出器ユニットとを備えている。CD用の光源−検出器ユニットには、実施形態1におけるホログラム17の代わりにホログラム39が設けられている。このホログラム39は、CD用の光ビーム(波長:λ3)のみが透過するため、ホログラム17に比べて作製が容易である。
本実施形態では、ビームスプリッタ23により、第1のレーザチップ37から放射された光ビーム(波長λ3)と、第2のレーザチップ21から放射された光ビーム(波長λ1、λ2)とを結合・分岐する。より具体的には、ビームスプリッタ23によって第2のレーザチップ21から放射された光ビーム(波長λ1、λ2)は反射されるが、第1のレーザチップ37から放射された光ビーム(波長λ3)は、ビームスプリッタ23を透過することができる。
本実施形態によれば、実施形態1の光ディスク装置に比べて部品点数が2つ程度増加するが、各ユニットの構成は簡単になる。また、実施形態1の光ディスク装置では、ホログラム17が波長分散性のある材料から形成され、波長変動に敏感であるため、レーザチップ1の温度変化などよってDVD/BD用の光ビームの波長が変動した場合、ホログラム17の透過時に回折し、回折ロスや迷光を生じさせる可能性があるが、本実施形態では、そのような問題を回避することができる。
(実施形態3)
次に、図7を参照しながら本発明による光ディスク装置の第3の実施形態を説明する。図7は、本実施形態の光ディスク装置の構成を示す断面図である。本実施形態では、実施形態1の光ディスク装置の構成要素と同一の構成要素に対しては同一の参照符合を与え、その説明は省略する。
本実施形態の光ディスク装置が実施形態1の光ディスク装置から異なる点は、偏光素子7に代えて偏光素子47を用いている点にある。偏光素子47は、図8(a)に示す波長板(分布型波長板)46と、偏光性ホログラム45とを有している。この偏光性ホログラム45は、復路で波長λ3の光を回折し、これによって信号光の形成を可能にするため、ホログラム17が不要になる。
波長板46では、図8(a)に示すように、複屈性性を有する2種類の領域D5、D6がチェック模様を形成するように二次元的に交互に配列されている。領域D5および領域D6の光学軸(Optic axis)は、いずれも波長板46の表面に平行であるが、領域D5の光学軸方位は、領域D6の光学軸方位から僅かに回転している。すなわち、領域D5における光学軸方位は、図8(a)に示す入射偏光方向に対して45度+αの角度を形成しているのに対して、領域D6の光学軸方位は45度−αの角度を形成している。
このような構成を有する波長板46を用いると、波長板46を通過する光ビームの光束断面内で光の位相および強度にばらつきが発生するため、光ディスクで反射された光の偏光状態が光ディスクの基材が有する複屈折性によって変動しても、確実に信号を生成することが可能になる。
波長λ1、波長λ2の光に対する動作は、実施形態1および実施形態2の光ディスク装置について説明した通りである。波長板46の波長λ2の光に対するレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)、波長λ2の光に対するレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表される大きさを有している。
波長λ1、λ2の光は、往路では偏光素子7をほぼ完全に透過する。ただし、波長板46の領域D5を通過する部分と領域D6を通過する部分との間で偏光状態が僅かに異なる略円偏光に変換される。光ディスクで反射された後の復路では、波長λ1、波長λ2の光は、ほぼ往路と直交する直線偏光に変換され、偏光性ホログラム45で回折されることになる。回折された光は光検出器群3に入射し、信号光が生成される。波長λ1、波長λ2の光は、波長板46の領域毎にやや異なる偏光状態の略直線偏光に変換されるため、一部の光は回折されずに偏光性ホログラム45をそのまま透過することになる。
一方、波長板46の波長λ3の光に対するレタデーションは、(2N4−1)λ3/8(N4は整数)で表される大きさを有しているため、波長λ3の光が波長板46を往復通過するときには(2N4−1)λ3/4(N4は整数)の位相差が発生する。これは、1/4波長板を通過するときに発生する位相差と等価である。このため、波長λ3の光は、偏光性ホログラム45を往復通過することにより、略円偏光に変換される。ただし、波長板46の領域毎にやや異なる偏光状態の略円偏光に変換されることになる。復路において偏波長板46から光ホログラム45に入射した円偏光(波長λ3)のうち、約半分の光(往路の直線偏光と直交する方向の成分)が偏光性ホログラム45によって回折される。この回折光により、CD用の信号光が形成されることになる。
CDのディスク基材は複屈折性が強い場合があり、そのようなCDで反射された光(波長λ3)は、光ディスクの半径方向またはトラック方向に偏光した光ではないためディスク基材の複屈折により様々な偏光状態に変換される。しかし、本実施形態では、波長板46の領域を面内で光学軸方位が異なる複数の領域に分割しているため、一方の光学軸方位を有する領域では回折が生じない偏光に変換させたとしても、他方の光学軸方位を有する領域では回折が生じることになる。その結果、光ディスクがどのような複屈折性を有していても、光検出器に入射する光の量がゼロになることはなく、確実に信号を形成することができる。
また、本実施形態では、CDのディスク基材が複屈折性を全く有していない場合、復路で波長板46を通過する光(波長λ3)は円偏光に近いため、仮にディスク基材が複屈折性を有していることに起因して偏光状態に変化が発生したときでも、光検出器の光量変化は小さく抑えることができる。図8(b)は、本実施形態における波長板46のレタデーションの設計例を示す表である。
本実施形態の光ディスク装置によれば、異なる波長を有する3種類の光ビームが全て同じホログラムで回折され、それによって信号を形成することが可能になるため、さらに部品点数が減少し、構造が簡素化される。しかも、BDやDVDに対しては、往復とも高い効率を実現でき、また、CDのディスク基材に複屈折性がある場合でも偏光性ホログラム45による回折光量の変動を少なくすることができる。
本実施形態で用いる波長板46の構成は、図8(a)に示すものに限定されない。光学軸の方位が異なる3種類以上の領域に分割されていても良いし、また、光学軸の方位も上記のものに限定されない。
本発明による光ピックアップは、1台の装置で異なる複数種類の光情報記憶媒体へのデータの記録、あるいは、そのような光情報記憶媒体からのデータの再生を行うことのできる光情報記憶装置に好適に用いられ、特に小型・低コスト化が求められている光ディスク装置(プレーヤ、レコーダ、データ記憶装置など)に好適に用いられる。
本発明の実施形態1における光ピックアップの構成を示す断面図である。 (a)は、実施形態1におけるホログラムの断面図であり、(b)は、そのホログラムの設計パラメータを示す表である。 (a)および(b)は、実施形態1における偏光性ホログラムの構造および作用を示す断面図である。 (a)は、図3に示す偏光性ホログラムにおける波長選択膜15の平面構成を示すレイアウト図であり、(b)は、波長板のレタデーションの設計例を示す表である。 本発明による光ディスク装置の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態2における光ピックアップの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態3における光ピックアップの構成を示す断面図である。 (a)は、実施形態3における波長板の平面図であり、(b)は、波長板のレタデーションの設計例を示す表である。
符号の説明
1・・・レーザチップ(3波長レーザ光源)
3・・・光検出器群(3波長共用光検出器)
4・・・倍率変換素子
16・・・液晶素子
5、45・・・偏光性ホログラム
6、46・・・波長板
7、47・・・偏光素子
8・・・対物レンズ
17・・ホログラム素子

Claims (8)

  1. 相互に波長の異なる第1、第2、および第3の光ビームを含む複数の光ビームを放射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から放射された前記光ビームを光情報記憶媒体に集光する集光手段と、
    前記光情報記憶媒体によって反射された前記光ビームの少なくとも一部を受け、電気信号に変換する光検出器と、
    前記光源から前記光情報記憶媒体までの往路と前記光情報記憶媒体から前記光検出器までの復路との間の共通部分に配置される波長板と、
    を備え、
    前記波長板は、前記第1および第2の光ビームに対して前記往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、前記復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換し、前記第3の光ビームに対しては、直線偏光で往復透過させる、光ピックアップ。
  2. 前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、
    前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、
    前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、
    前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N3λ3(N3は整数)で表される、請求項1に記載の光ピックアップ。
  3. 前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、
    前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、
    前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、
    前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、M+λ3/2(Mは整数)で表される、請求項1に記載の光ピックアップ。
  4. 前記波長板と一体的に支持される偏光性ホログラム素子を備え、
    前記偏光性ホログラム素子は、前記第1および第2の光ビームを往路では回折せずに復路で回折し、前記第3の光ビームの一部を偏光状態によらず回折する、請求項1から3のいずれかに記載の波長光ピックアップ。
  5. 前記波長板は、光学軸の方位が面内で異なる複数の領域が交互に配列された構成を有しており、
    前記第1、第2、および第3の光ビームの波長を、それぞれ、λ1、λ2、およびλ3とするとき(λ1<λ2<λ3)、
    前記第1の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N1±λ1/4(N1は整数)で表され、
    前記第2の光ビームに対する前記波長板のレタデーションは、N2±λ2/4(N2は整数)で表され、
    前記第3の光ビームに対する前記波長板のレタデーションが(N3±λ3/4)/2(N3は整数)で表される、請求項1に記載の光ピックアップ。
  6. 前記第1から第3の光ビームのうちの少なくとも2つの光ビームを放射する単一の光源装置と、前記光源装置から放射された光ビームのうち前記光情報記憶媒体で反射された部分を受け、電気信号に変化する光検出器とが一体化されたユニットを備える、請求項1から5のいずれかに記載の波長光ピックアップ。
  7. 前記第1、第2、および第3の光ビームは、それぞれ、BD、DVD、およびCDの照射に用いられる、請求項1から6のいずれかに記載の光ピックアップ。
  8. 光情報記憶媒体に光学的にアクセスするための光ピックアップと、前記光ピックアップとの間で電気信号を送受信する信号処理部とを備える光ディスク装置であって、
    前記光ピックアップは、
    相互に波長の異なる第1、第2、および第3の光ビームを含む複数の光ビームを放射する少なくとも1つの光源と、
    前記光源から放射された前記光ビームを光情報記憶媒体に集光する集光手段と、
    前記光情報記憶媒体によって反射された前記光ビームの少なくとも一部を受け、電気信号に変換する光検出器と、
    前記光源から前記光情報記憶媒体までの往路と前記光情報記憶媒体から前記光検出器までの復路との間の共通部分に配置される波長板と、
    を備え、
    前記波長板は、前記第1および第2の光ビームに対して前記往路で直線偏光を円偏光に変換するとともに、前記復路では円偏光を前記往路における直線偏光の偏光方向に直交する方向に偏光した直線偏光に変換し、前記第3の光ビームに対しては、直線偏光で往復透過させる、光情報記憶装置。
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