JP2008146474A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エラー再発時に適切なエラー解析が可能でかつ簡単に故障箇所を特定することができるようにする。
【解決手段】 ログ収集部35は、エラーフラグ記憶部33にエラーが発生していない旨を示すエラーフラグ「0」が記憶されている場合には、第1ログ対象記憶部37aに記憶されている第1のログ対象に該当する履歴情報を収集し、一方、エラーフラグ記憶部33に既にエラーが発生した旨を示すエラーフラグ「1」が記憶されている場合には、第2ログ対象記憶部37bに記憶されている第2のログ対象に該当するログを収集する。エラーフラグ切替部32は、 ログ収集部35により第1のログ対象に該当するログが収集されているときに、エラー検知部によりエラーが検知された場合には、エラーフラグ記憶部33に記憶されている該当するエラーのエラーフラグを「0」から「1」に切り替える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ログを収集する機能を有する情報処理装置に関する。
従来から、情報処理装置は、エラー発生時まで、予め定められた範囲内の情報が記述されたログを収集している。そして、この従来の情報処理装置にエラーが発生した場合には、保守員は、この情報処理装置が収集したログを参照してエラーの内容を解析し、保守対応時における故障箇所の特定するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−033325号公報
しかしながら、上述した従来の情報処理装置では、上述したように、エラー発生時までの予め定められた範囲内の情報が記述されたログを収集しているのみであるので、このログを参照してエラー内容を解析しても、故障箇所として大まかな箇所しか特定できず、エラーが再発した場合に適切に対処することができなかった。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、一旦エラーが発生した後に収集するログを、エラー発生前に収集したログより詳細なログを収集し、この詳細なログを参照してエラー解析を行うことにより、エラー再発時に故障箇所を的確に特定することが可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、予め決められたエラーを検知するエラー検知部と、前記エラー検知部により前記エラーが検知されていないことを示す第1の状態情報、及び、該エラーが既に検知された状態であることを示す第2の状態情報のいずれかを記憶する状態情報記憶部と、第1の履歴収集項目を記憶する第1収集項目記憶部と、
前記第1収集項目記憶部に記憶されている第1の履歴収集項目よりも詳細な第2の履歴収集項目を記憶する第2収集項目記憶部と、前記状態情報記憶部に前記第1の状態情報が記憶されている場合には、前記第1収集項目記憶部に記憶されている第1の履歴収集項目に該当する履歴情報を収集し、一方、該状態情報記憶部に前記第2の状態情報が記憶されている場合には、前記第2収集項目記憶部に記憶されている第2の履歴収集項目に該当する履歴情報を収集する履歴情報収集部と、前記履歴情報収集部により収集された前記履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、前記履歴情報収集部により前記第1の履歴収集項目に該当する履歴情報が収集されているときに前記エラー検知部が前記エラーを検知した場合には、前記状態情報記憶部に記憶されている第1の状態情報を第2の状態情報に切り替える状態情報切替部とを備える。
この構成によれば、履歴情報収集部により、状態情報記憶部に第2の状態情報が記憶されている場合には、第2収集項目記憶部に記憶されている第2の履歴収集項目に該当する履歴情報が収集されるので、この第2の履歴収集項目に該当する履歴情報を参照してエラー解析を解析することにより、エラー再発時に故障箇所を的確に特定することができる。
以上、本発明によれば、一旦エラーが発生した後に収集するログを、エラー発生前に収集したログより詳細なログを収集し、保守員がこの詳細なログを参照してエラー解析を行うことにより、エラー再発時に故障箇所を的確に特定することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係る実施例1の情報処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この情報処理装置は、電子写真方式のLEDプリンタであって、システムコントローラ1と、画像形成部2と、エラーログ監視部3と、操作部4と、表示部5と、通信部6と、電源部7とを備える。
システムコントローラ1は、CPU(図示せず)、ROM(図示せず)、RAM(図示せず)を有し、CPUがROMに記憶されている制御プログラムに従い、画像形成部2、エラーログ監視部3、操作部4、表示部5、通信部6及び電源部7を制御する。また、システムコントローラ1は、画像形成部2から入力された情報が、RAMに記憶されている画像形成部2において発生したエラーを特定するためのエラー特定情報に記述されているエラー条件に適合した場合には、画像形成部2においてエラーが発生したことを検知する。
ここで、上記エラー特定情報は、エラーを識別するエラーコード、エラーコードにより示されたエラー内容、及び、エラーが発生する場合のエラー条件が記述されている。例えば、エラー特定情報として、エラーコードが「Error 300」で、エラー内容が「定着器温度エラー」で、かつ、エラー条件が「後述する定着器に有する定着ローラの表面温度が135℃未満であり、又は、150℃以上」が記述されたものがある。
また、システムコントローラ1は、上記エラー特定情報に基づき、画像形成部2にエラーが発生したことを検知すると、エラー発生を検知するに際して参照したエラー特定情報に記述されているエラーコード及びエラー内容が記述されたエラー情報を生成し、この生成したエラー情報をエラーログ監視部3に出力する。上述した例におけシステムコントローラ1が生成するエラー情報は、エラーコードとして「Error 300」が、エラー内容として「定着器温度エラー」が記述されている。
また、システムコントローラ1は、ROMに記憶されている第1ログ対象データに記述されているエラーコードに対応するエラー解除情報を読み出し、エラーコード及びエラーの内容を示すエラー情報及びエラー解除方法が記述された表示データを生成し、この生成した表示データを液晶パネルの表示部5に表示させる。
ROMは、CPUが実行する制御プログラムを記憶するとともに、上記エラー解除情報を記憶する。RAMは、画像形成部2において発生したエラー特定情報を記憶する。
画像形成部2は、符号♯Y、♯M、♯C、及び♯Kに示されたプロセス部21と、定着部22とを有する。ここで、符号♯Y、♯M、♯C、及び♯Kのそれぞれは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)を示している。符号♯Y、♯M、♯C、及び♯Kに示されたプロセス部21は、図2に示すように、感光ドラム216をマイナス帯電させる帯電部211、露光部212、現像部213、転写部214、クリーニング部215、及び、画像を担持するための感光ドラム216を有している。
帯電部211は、図3に示すように、感光ドラム216をマイナス電圧に帯電させる帯電ローラ211aを有している。露光部212は、マイナス電圧に帯電させた感光ドラム216に静電潜像を書き込むLEDアレイヘッド212aを有している。現像部213は、現像剤であるマイナスに帯電したトナーをクーロン力により感光ドラム216に付着させて可視像であるトナー像を感光ドラム216に形成(現像)する現像ローラ213a、及び現像ローラ213aと圧接しトナーを供給する供給ローラ213bを有している。
転写部214は、例えば、1500V〜3000Vのトナーの電位と逆であるプラスの電圧を印加し、プラスの電界のクーロン力により感光ドラム216に現像されたトナー像を記録媒体に転写する転写ローラ214aを有する。クリーニング部215は、感光ドラム216に付着したトナーを除去するクリーニングローラ215aを有する。
図1に示す定着部22は、図4に示すように、定着器221と、定着器制御監視部222とを有する。定着器221は、ヒートローラ221a、サーミスタ221b、熱源となるハロゲンランプ221c、及びバックアップローラ221dを有している。ヒートローラ221aは、ハロゲンランプ221cを内在し、その形状が筒状からなり、記録媒体に転写されたトナー像を形成するトナーを加熱して溶かし、かつ、加圧してトナー像を記録媒体に定着させる。サーミスタ221bは、ヒートローラ221aの表面温度を検出する。バックアップローラ221dは、ヒートローラ221aと圧接しており、トナー像が転写された記録媒体をヒートローラ221aとで加圧する。
定着器制御監視部222は、サーミスタ温度検知部222a、ハロゲン制御部222b、ハロゲン電源供給部222c、及び、故障検知部222dを有する。サーミスタ温度検知部222aは、サーミスタ221bが計測したヒートローラ221aの表面温度を検知し、この表面温度をシステムコントローラ1に出力する。ハロゲン制御部222bは、ハロゲンランプ221cの点灯制御を行う。ハロゲン電源供給部222cは、ハロゲンランプ221cに電力を供給する。故障検知部222dは、サーミスタ221bの抵抗値チェックやハロゲンランプ221cの断線チェックなどの定着器221に対する故障を検知し、検知した故障の内容をシステムコントローラ1に出力する。
図1に示すエラーログ監視部3は、図5に示すように、エラー検知部31と、エラーフラグ切替部32と、エラーフラグ記憶部33と、エラー情報記憶部34と、ログ収集部35と、ログ記憶部36と、ログ対象記憶部37とを備える。
エラー検知部31は、エラーコード及びエラーコードにより示されたエラー内容が記述されたエラー情報がシステムコントローラ1から入力されると、画像形成部2においてエラーが発生したことを検知し、エラー情報をエラー情報記憶部34に記憶させる。ここで、上記エラー情報に記述されているエラーには、例えば、サーミスタ温度検知部222aから入力されたヒートローラ221aの表面温度が予め決められた範囲外にあることを示す定着器温度エラー、露光部212に有するLEDアレイヘッド212aが予め決められた露光量に達していないことを示すLED露光エラーなどがある。
また、エラー検知部31は、上記エラー情報がシステムコントローラ1から入力されると、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータ(後述する)の内、エラー情報に記述されているエラーコードを有するエラーフラグデータに記述されている後述するエラーフラグについて、「0」から「1」に切り替えさせる指示を出力する。エラーフラグが「0」の場合には、当該エラーコードにより示されたエラーが未発生であることを表しており、エラーフラグが「1」の場合には、当該エラーコードにより示されたエラーが現時点までに既に発生したことを表している。
エラーフラグ切替部32は、エラー検知部31から入力された上記指示に従い、指示に有するエラーコードを有するエラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータに記述されているエラーフラグを「0」から「1」に切り替える。
エラーフラグ記憶部33は、図6に示すように、エラーを識別するエラーコードと、このエラーコードに示されたエラーの内容と、現時点におけるエラーの発生状態を示す「0」または「1」からなるエラーフラグとが対にして記述されたエラーフラグデータを記憶する。
図5に示すエラー情報記憶部34は、エラー検知部31から入力された、エラーコード及びエラーコードにより示されたエラー内容が記述されたエラー情報を記憶する。
ログ収集部35は、ログ対象設定部35a及び記憶部35bを有する。ログ対象設定部35aは、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータに記述されているエラーフラグが「0」の場合には、エラーフラグが「0」に対応するエラーコードを有する第1ログ対象記憶部37aに予め記憶されている第1のログ対象を読み出し、この第1ログ対象を記憶部35bに記憶する。ここで、第1のログ対象は、エラーが発生したときまでに収集されるログが対象となる。
また、ログ対象設定部35aは、エラーフラグが「1」が記述されたエラーフラグデータがエラーフラグ記憶部33に記憶されている場合には、エラーフラグが「1」に対応するエラーコードを有する第2ログ対象記憶部37bに予め記憶されている第2のログ対象を読み出し、この第2ログ対象を記憶部35bに記憶する。ここで、第2のログ対象は、エラーが一旦発生したのちに収集されるログが対象になる。
また、ログ対象設定部35aは、記憶部35bに記憶させた第1のログ対象、または、第2のログ対象に該当するログを収集する。
記憶部35bは、揮発性メモリからなり、ログ対象設定部35aが収集するログを指定する第1のログ対象、または、第2のログ対象を記憶する。
ログ記憶部36は、不揮発性メモリからなり、ログ収集部35が収集したログを記憶する。
ログ対象記憶部37は、第1ログ対象記憶部37a及び第2ログ対象記憶部37bを有している。第1ログ対象記憶部37aは、図7(a)に示すように、エラーコード、エラー内容、及び、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータに記述されているエラーフラグが「0」のときの第1のログ対象が記述された第1ログ対象データを記憶する。例えば、図7(a)中の符号Aに示しめされている第1ログ対象データは、エラーコードが「Error 300」であり、エラー内容が「定着器温度エラー」であり、かつ、第1のログ対象が「温度検知ログ」が記述されている。
第2ログ対象記憶部37bは、図7(b)に示すように、エラーコード、エラー内容、及び、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータに記述されているエラーフラグが「1」の状態におけるログの対象を示す第2ログ対象とが記述された第2ログ対象データを記憶する。例えば、図7(b)中の符号Bに示されている第2ログ対象データは、エラーコードが「Error 300」であり、エラー内容が「定着器温度エラー」であり、かつ、第2のログ対象が「温度検知ログ」、「点灯制御ログ」、「電圧ログ」、及び「故障検知ログ」が記述されている。
図1に示す操作部4は、例えばテンキー、操作キー等を有し、ユーザが所望する印刷を得るための情報がこれらのキーから入力される操作パネル(図示せず)を有する。表示部5は、実施例1の情報処理装置の稼動状況やユーザから入力された操作情報を表示する液晶パネル(図示せず)を有する。
通信部6は、パーソナルコンピュータ等の上位装置から接続ケーブルを介して例えば印刷JOBデータを受信するとともに、必要に応じて印刷状況を上位装置に送信する通信I/F(図示せず)を有する。電源部7は、実施例1の情報処理装置が必要となる電力を供給する。
次に、本発明の実施例1に係る情報処理装置の動作を説明する。
図8は、本発明の実施例1に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザにより電源部7の電源がONにされると(ステップS1)、システムコントローラ1は、エラーログ監視部3に有するエラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがあるか否かを判定させる指示をログ収集部35に有するログ対象設定部35aに出力する。
ログ対象設定部35aは、上記指示がシステムコントローラ1から入力されると、エラーログ監視部3に有するエラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがあるか否かを判定する(ステップS2)。ログ対象設定部35aは、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがないと判定した場合には(ステップS2;NO)、ログ対象記憶部37の第1ログ対象記憶部37aに記憶されている第1ログ対象データに記述されている第1のログ対象を読み出し(ステップS3)、この第1のログ対象を記憶部35bに記憶させる。例えば、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータが図9(a)に示される場合には、第1のログ対象として図7(a)に示すヒートローラ221aの表面温度の履歴を示す「温度検知ログ」、LEDアレイヘッド212aの点灯状態の履歴を示す「点灯制御ログ」等が記憶部35bから読み出され、記憶部35bに記憶される。
その後、ログ対象設定部35aは、記憶部35bに記憶されている第1のログ対象に該当する「温度検知ログ」、「点灯制御ログ」等を、システムコントローラ1を介して収集する。
その後、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されたか否かで、画像形成部2にエラーが発生したか否かを判定する(ステップS5)。エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されていないと判定した場合、すなわち、画像形成部2にエラーが発生していないものと判定した場合には(ステップS5;NO)、その旨をシステムコントローラ1に出力する。
その後、システムコントローラ1は、電源がOFFであるか否かを判定し(ステップS6)、電源がOFFであると判定した場合には(ステップS6;YES)、処理を終了させる。一方、システムコントローラ1は、電源がONであると判定した場合には(ステップS6;NO)、ステップS4に処理を移行し、上述したと同様な処理を続行する。
ステップS5において、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されたと判定した場合、すなわち、画像形成部2にエラーが発生しているものと判定した場合には(ステップS5;YES)、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータの内、エラー情報に記述されているエラーコードを有するエラーフラグデータに記述されているエラーフラグについて、「0」から「1」に切り替えるための指示をエラーフラグ切替部32に出力する。
エラーフラグ切替部32は、エラー検知部31からの上記指示に従い、上記エラーコードが記述されているエラーフラグデータ中のエラーフラグを「0」から「1」に書き換える(ステップS7)。上述した例では、エラーコードが「Error 300」が記述されたエラーフラグデータの場合には、このエラーフラグデータ中のエラーフラグが、図9(b)に示すように、「0」から「1」に書き換えられる。
その後、エラー検知部31は、エラーフラグ切替部32からエラーフラグ記憶部33に記憶されている、該当するエラーコードが記述されているエラーフラグデータ中のエラーフラグを「0」から「1」に書き換えた旨が入力されると、その旨をシステムコントローラ1に出力する。
これにより、システムコントローラ1は、印刷が行われているのであればその処理を停止する。
その後、エラー検知部31は、エラー情報をエラー情報記憶部34に書き込むとともに、ログ収集部35の記憶部35bにおいて収集したエラー発生直前までの第1のログ対象に該当するログのうち、エラー情報記憶部34に書き込んだエラーコードが記述されたログをログ記憶部36に書き込む要求をログ収集部35のログ対象設定部35aに出力する。上記例では、定着器温度エラーを示すエラーコード「Error 300」がエラー情報記憶部34に書き込まれる。
ログ対象設定部35aは、エラー検知部31からの上記要求に従い、エラー情報記憶部34に書き込んだエラーコードが記述されたログをログ記憶部36に書き込む(ステップS8)。上述した例えば、第1のログ対象として「温度検知ログ」がログ記憶部36に記憶される。
その後、ログ収集部35のログ対象設定部35aは、上記エラーコードが記述されたログをログ記憶部36に記憶したのち、ログ記憶部36に記憶した内容をシステムコントローラ1に出力する。上述した例では、エラーコードが「Error 300」で、エラー内容が「定着器温度エラー」で、かつ、第1のログ対象の「温度検知ログ」が記述された第1ログ対象データがシステムコントローラ1に出力される。
システムコントローラ1は、ログ対象設定部35aから上記第1ログ対象データが入力されると、ROMに記憶されている第1ログ対象データに記述されているエラーコードに対応するエラー解除情報を読み出し、エラーコード及びエラーの内容を示すエラー情報及びエラー解除方法が記述された表示データを生成し、この生成した表示データを液晶パネルの表示部5に表示させる(ステップS9)。上述した例では、エラー情報として エラーコードが「Error 300」及びエラーの内容が「定着器温度エラー」であり、エラー解除方法として1)ハロゲンランプ221cに接続するケーブルの断線検査、2)サーミスタの設置状態やサーミスタに接続するケーブルの断線検査、3)定着器221の交換等を示す表示データが表示部5に表示される。ここで、上記表示データが第1ログ対象データに基づき生成されるので、エラー解除情報は、温度が異常としか判らず、一般的な対処方法が示されている。
その後、システムコントローラ1は、保守員が液晶パネルの表示部5に表示されているエラー解除情報を参照してエラーの解除を行う。このとき、エラーの解除に電源のOFFが必要か否かを判定する(ステップS10)。システムコントローラ1は、電源のOFFが必要であると判定した場合には(ステップS10;YES)、電源をOFFにして(ステップS11)、エラーの解除を行う(ステップS12)。一方、システムコントローラ1は、電源のOFFが必要でないと判定した場合には(ステップS10;NO)、電源をOFFにすることなくエラーの解除を行い(ステップS13)、ステップS14に処理を移行する。
ステップS2において、ログ収集部35のログ対象設定部35aは、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグ「1」が記述されているエラーフラグデータであると判定した場合には(ステップS2;YES)、エラーフラグが「1」のエラーフラグデータに記述されているエラーコードをエラーフラグ記憶部33から読み出す。その後、ログ対象設定部35aは、ログ対象記憶部37中に有する第2ログ対象記憶部37bから先に読み出したエラーコードが記述された第2ログ対象データを読み出し、この第2ログ対象データを記憶部35bに記憶する(ステップS14)。上述した例では、ログ対象設定部35aにより読み出されたエラーコードが「Error 300」の場合には、記憶部35bに記憶される第2ログ対象データは、エラーコードが「Error 300」であり、エラー内容が「定着器温度エラー」であり、第2のログ対象が「温度検知ログ」、「点灯制御ログ」、「電圧ログ」、及び「故障検知ログ」である。
ログ対象設定部35aは、記憶部35bに記憶されている第2ログ対象データに記述されているエラーコードで示された第2の対象ログを、システムコントローラ1を介して時系列的に収集する(ステップS15)。上述した例では、第2のログ対象としての「温度検知ログ」は、サーミスタ温度検知部222aが検知した温度のログであり、「点灯制御ログ」は、ハロゲン制御部222bが実行した点灯制御のログであり、「電圧ログ」は、ハロゲン電源供給部222cが供給した電源のログであり、「故障検知ログ」は、故障検知部222dが検知した例えば、ハロゲンランプの断線故障を示すログである。
その後、ログ対象設定部35aが第2のログ対象を収集しているときに、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラーが入力されたか否か、すなわち、エラーが発生したか否かを判定する(ステップS16)。エラー検知部31は、エラーが発生しなかったと判定した場合には(ステップS16;NO)、エラーが発生していないことを示す信号をシステムコントローラ1に出力する。
その後、システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしたか否かを判定する(ステップS17)。システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしていないと判定した場合には(ステップS17;NO)、ステップS15に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行する。一方、システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしたと判定した場合には(ステップS17;YES)、処理を終了する。
ステップS16において、エラー検知部31は、エラーが発生したと判定した場合には(ステップS16;YES)、ステップS8に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行させる。
実施例1によれば、ログ収集部35のログ対象設定部35aにより、エラーフラグ記憶部33にエラーフラグが「1」であるエラーフラグデータが記憶されている場合には、第2ログ対象記憶部37bに記憶されている第2のログ対象に該当するログが収集されるので、この第2のログ対象に該当するログを参照し、エラーが再発した場合に適切なエラー解析が可能でかつ簡単に故障箇所を特定することができる。
図10は、本発明に係る実施例2の情報処理装置に有するエラーログ監視部の構成を示すブロック図である。本発明に係る実施例2の情報処理装置は、実施例1の情報処理装置に有するエラーログ監視部以外は、実施例1の情報処理装置と同一な構成を有する。実施例2の情報処理装置に有するエラーログ監視部3は、図10に示すように、エラー検知部31と、エラーフラグ切替部32と、エラーフラグ記憶部33と、エラー情報記憶部34と、ログ収集部35と、ログ記憶部36と、ログ対象記憶部37と、タイマ38とを備えている。ここで、エラーフラグ切替部32、エラーフラグ記憶部33、エラー情報記憶部34、ログ収集部35、ログ記憶部36、及び、ログ対象記憶部37は、実施例1のものと同一であるのでその説明を省略する。
エラー検知部31は、実施例1のものと同一な処理を実行するとともに、更に、次のような処理を実行する。すなわち、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されたと判定した場合、すなわち、画像形成部2にエラーが発生しているものと判定した場合には、タイマ38に時間を計時させる信号を出力する。
タイマ38は、エラー検知部31から時間を計時させる信号が入力されると、いつまでも不要に詳細なログを収集することを回避するための妥当な時間として、例えば1ヶ月という予め決められた時間を計時し、この時間を計時するとその旨をエラー検知部31に出力する。
次に、本発明の実施例2に係る情報処理装置の動作を説明する。
図11は、本発明の実施例2に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。まず、ユーザにより電源部7の電源がONにされると(ステップS21)、システムコントローラ1は、エラーログ監視部3に有するエラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがあるか否かを判定させる指示をログ収集部35に有するログ対象設定部35aに出力する。
ログ対象設定部35aは、上記指示がシステムコントローラ1から入力されると、エラーログ監視部3に有するエラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがあるか否かを判定する(ステップS22)。ログ対象設定部35aは、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグが「1」であるエラーフラグデータがないと判定した場合には(ステップS22;NO)、ログ対象記憶部37の第1ログ対象記憶部37aに記憶されている第1ログ対象データに記述されている第1のログ対象を読み出し(ステップS23)、この第1のログ対象を記憶部35bに記憶させる。例えば、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータが図12(a)に示す場合には、第1のログ対象として図7(a)に示すヒートローラ221aの表面温度の履歴を示す「温度検知ログ」、LEDアレイヘッド212aの点灯状態の履歴を示す「点灯制御ログ」等が記憶部35bに記憶される。
その後、ログ対象設定部35aは、記憶部35bに記憶されている第1のログ対象に該当するログを、システムコントローラ1を介して収集する(ステップS24)。上述した例では、「温度検知ログ」、「点灯制御ログ」等が収集される。
その後、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されたか否かで、画像形成部2にエラーが発生したか否かを判定する(ステップS25)。エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されていないと判定した場合、すなわち、画像形成部2にエラーが発生していないものと判定した場合には(ステップ2S5;NO)、その旨をシステムコントローラ1に出力する。
その後、システムコントローラ1は、電源がOFFであるか否かを判定し(ステップS26)、電源がOFFであると判定した場合には(ステップS26;YES)、処理を終了させる。一方、システムコントローラ1は、電源がONであると判定した場合には(ステップS26;NO)、ステップS24に処理を移行し、上述したと同様な処理を続行する。
ステップS25において、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラー情報が入力されたと判定した場合、すなわち、画像形成部2にエラーが発生しているものと判定した場合には(ステップS25;YES)、タイマ38に時間を計時させる信号を出力する。次に、エラー検知部31は、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータの内、エラー情報に記述されているエラーコードを有するエラーフラグデータに記述されているエラーフラグについて、「0」から「1」に切り替えるための指示をエラーフラグ切替部32に出力する。
エラーフラグ切替部32は、エラー検知部31からの上記指示に従い、上記エラーコードが記述されているエラーフラグデータ中のエラーフラグを「0」から「1」に書き換える(ステップS27)。上述した例では、エラーコードが「Error 301」が記述されたエラーフラグデータの場合には、このエラーフラグデータ中のエラーフラグが、図12(b)に示すように、「0」から「1」に書き換えられる。
その後、エラー検知部31は、エラーフラグ切替部32からエラーフラグ記憶部33に記憶されている、該当するエラーコードが記述されているエラーフラグデータ中のエラーフラグを「0」から「1」に書き換えた旨が入力されると、その旨をシステムコントローラ1に出力する。
これにより、システムコントローラ1は、印刷が行われているのであればその処理を停止する。
その後、エラー検知部31は、エラー情報をエラー情報記憶部34に書き込むとともに、ログ収集部35の記憶部35bにおいて収集したエラー発生直前までの第1のログ対象に該当するログのうち、エラー情報記憶部34に書き込んだエラーコードが記述されたログをログ記憶部36に書き込む要求をログ収集部35のログ対象設定部35aに出力する。上記例では、LED露光エラーを示すエラーコード「Error 301」がエラー情報記憶部34に書き込まれる。
ログ対象設定部35aは、エラー検知部31からの上記要求に従い、エラー情報記憶部34に書き込んだエラーコードが記述されたログをログ記憶部36に書き込む(ステップS28)。上述した例えば、第1のログ対象として「点灯制御ログ」がログ記憶部36に記憶される。
その後、ログ収集部35のログ対象設定部35aは、上記エラーコードが記述されたログをログ記憶部36に記憶したのち、ログ記憶部36に記憶した内容をシステムコントローラ1に出力する。上述した例では、エラーコードが「Error 301」で、エラー内容が「LED露光エラー」で、かつ、第1のログ対象「点灯制御ログ」が記述された第1ログ対象データがシステムコントローラ1に出力される。
システムコントローラ1は、ログ対象設定部35aから上記第1ログ対象データが入力されると、ROMに記憶されている第1ログ対象データに記述されているエラーコードに対応するエラー解除情報を読み出し、エラーコード及びエラーの内容を示すエラー情報及びエラー解除方法が記述された表示データを生成し、この生成した表示データを液晶パネルの表示部5に表示させる(ステップS29)。ここで、上記表示データが第1ログ対象データに基づき生成されるので、エラー解除情報は、露光状態が異常としか判らず、一般的な対処方法が示されている。
その後、システムコントローラ1は、保守員が液晶パネルの表示部5に表示されているエラー解除情報を参照してエラーの解除を行う。このとき、エラーの解除に電源のOFFが必要か否かを判定する(ステップS30)。システムコントローラ1は、電源のOFFが必要であると判定した場合には(ステップS30;YES)、電源をOFFにして(ステップS31)、エラーの解除を行う(ステップS32)。一方、システムコントローラ1は、電源のOFFが必要でないと判定した場合には(ステップS30;NO)、電源をOFFにすることなくエラーの解除を行い(ステップS33)、ステップS34に処理を移行する。
ステップS22において、ログ対象設定部35aのログ対象設定部35aは、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータのうち、エラーフラグ「1」が記述されているエラーフラグデータであると判定した場合には(ステップS22;YES)、エラーフラグが「1」のエラーフラグデータに記述されているエラーコードをエラーフラグ記憶部33から読み出す。その後、ログ対象設定部35aは、ログ対象記憶部37中に有する第2ログ対象記憶部37bから先に読み出したエラーコードが記述された第2ログ対象データを読み出し、この第2ログ対象データを記憶部35bに記憶する(ステップS34)。上述した例では、ログ対象設定部35aにより読み出されたエラーコードが「Error 301」の場合には、記憶部35bに記憶される第2ログ対象データは、エラーコードが「Error 301」であり、エラー内容が「LED露光エラー」であり、第2のログ対象が「点灯制御ログ」、「画像データ信号ログ」、「電圧ログ」、及び「故障検知ログ」である。
ログ対象設定部35aは、記憶部35bに記憶されている第2ログ対象データに記述されているエラーコードで示された第2の対象ログを、システムコントローラ1を介して時系列的に収集する(ステップS35)。上述した例では、第2のログ対象としての「点灯制御ログ」は、LEDアレイヘッド212aの点灯状態を検知するセンサ(図示せず)が検知した露光量を示すログであり、「画像データ信号ログ」は、上位装置から入力された画像データ信号に対するログであり、「故障検知ログ」は、故障検知部222dが検知した例えば、LEDアレイ基盤の導通不良を示すログである。
その後、ログ対象設定部35aが第2のログ対象を収集しているときに、エラー検知部31は、システムコントローラ1からエラーが入力されたか否か、すなわち、エラーが発生したか否かを判定する(ステップS36)。エラー検知部31は、エラーが発生しなかったと判定した場合には(ステップS36;NO)、エラーが発生していないことを示す信号をシステムコントローラ1に出力する。
その後、エラー検知部31は、予め決められた期間である1ヶ月を計時した旨の信号がタイマ38から入力されたか否かを判定する(ステップS37)。エラー検知部31は、予め決められた期間である1ヶ月を計時した旨の信号がタイマ38から入力されたと判定した場合には(ステップS37;YES)、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグが「1」と記述されているエラーフラグデータにおけるこのエラーフラグを「0」に切り替えるための指示をエラーフラグ切替部32に出力する。
エラーフラグ切替部32は、エラー検知部31からの上記指示に従い、上記エラーコードが記述されているエラーフラグデータ中のエラーフラグを「1」から「0」に書き換え(ステップS39)、ステップS22に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行させる。
ステップS37において、エラー検知部31は、予め決められた期間である1ヶ月を計時した旨の信号がタイマ38から入力されていないと判定した場合には(ステップS37;NO)、その旨をシステムコントローラに出力する。
その後、システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしたか否かを判定する(ステップS38)。システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしていないと判定した場合には(ステップS38;NO)、ステップS35に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行する。一方、システムコントローラ1は、電源部7が電源をOFFにしたと判定した場合には(ステップS38;YES)、処理を終了する。
ステップS36において、エラー検知部31は、エラーが発生したと判定した場合には(ステップS36;YES)、ステップS28に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行させる。
実施例2によれば、実施例1の効果を有するとともに、タイマ38が、エラー検知部31にエラー情報が入力されたのち、予め決められた時間として1月間時間を計時したのち、エラーフラグ切替部32により、エラーフラグ記憶部33に記憶されている、エラーフラグが「1」のエラーフラグデータのこのエラーフラグ「1」が「0」に切り替えさせられるので、エラーフラグデータに記述されているエラーフラグが「1」に該当するエラーが再発しない場合に、いつまでも不要な第2のログ対象に該当するログの収集することを防止することができる。すなわち、ログ収集によるこの実施例2の情報処理装置の動作の負荷を軽減することができる。
図13は、本発明に係る実施例3の情報処理装置に有するエラーログ監視部の構成を示すブロック図である。本発明に係る実施例3の情報処理装置は、実施例1の情報処理装置に有するシステムコントローラ、及びエラーログ監視部3以外は、実施例1の情報処理装置と同一な構成を有する。実施例3の情報処理装置に有するシステムコントローラ1は、実施例1のものと同一な処理を実行する以外に、電源部7が電源を「ON」になった旨を示す信号が入力される毎に、エラーログ監視部3に有する電源投入回数記憶部39に記憶されている電源投入回数に1を加算させる。ここで、電源が「ON」になるごとに電源投入回数に1を加算させるのは、エラーが再発せずに電源投入回数が予め決められた回数に達すると、いつまでも不要な第2のログ対象に該当するログの収集を停止させるためである。
実施例3の情報処理装置に有するエラーログ監視部3は、図13に示すように、エラー検知部31と、エラーフラグ切替部32と、エラーフラグ記憶部33と、エラー情報記憶部34と、ログ収集部35と、ログ記憶部36と、ログ対象記憶部37と、電源投入回数記憶部39とを備えている。ここで、エラーフラグ切替部32、エラーフラグ記憶部33、エラー情報記憶部34、ログ収集部35、ログ記憶部36、及び、ログ対象記憶部37は、実施例1のものと同一であるのでその説明を省略する。
エラー検知部31は、実施例1のものと同一な処理を実行するとともに、更に電源投入回数記憶部39に記憶されている電源投入回数が、エラーが再発せずに予め決められた回数、例えば30回になったと判定した場合には、エラーフラグ記憶部33に記憶されているエラーフラグデータに記述されているエラーフラグ「1」を「0」に切り替える指示をエラーフラグ切替部32に出力する。こうすることにより、ログ対象設定部35aは、いつまでも不要な第2のログ対象に該当するログの収集を停止する。
電源投入回数記憶部39は、システムコントローラ1から、記憶する電源投入回数に1を加算させる要求を受けるたびに、電源投入回数に1を加算する。また、電源投入回数が予め決められた回数、例えば30回になった時点で電源投入回数がクリアされる。
実施例3によれば、実施例1の効果を有するとともに、エラー検知部31によりエラーが再発せずに電源投入回数が予め決められた、例えば30回になったと判定された場合には、エラーフラグ切替部32がエラーフラグ記憶部33に記憶されている、エラーフラグが「1」のエラーフラグデータのこのエラーフラグ「1」を「0」に切り替えるので、エラーフラグデータに記述されているエラーフラグが「1」に該当するエラーが再発しない場合に、いつまでも不要な第2のログ対象に該当するログの収集することを防止することができる。すなわち、ログ収集によるこの実施例3の情報処理装置の動作の負荷を軽減することができる。
上述した本発明に係る実施例1、2、3の情報処理装置は、電子写真方式のLEDプリンタのものであったが、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等の情報処理装置に対しても同様な効果を得ることができる。
本発明に係る実施例1の情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図1中のプロセス部の構成を示すブロック図である。 図1中のプロセス部の概略構成を示すブロック図である。 図1中の定着部の構成を示すブロック図である。 図1中のエラーログ監視部の構成を示すブロック図である。 図5中のエラーフラグ記憶部の内容を説明する説明図である。 (a)図5中の第1ログ対象記憶部の内容を説明する説明図であり、(b)図5中の第2ログ対象記憶部の内容を説明する説明図である。 本発明に係る実施例1の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 エラーフラグ記憶部中のエラーフラグの推移を示す図である。 本発明に係る実施例2の情報処理装置に有するエラーログ監視部の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2の情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 エラーフラグ記憶部中のエラーフラグの推移を示す図である。 本発明に係る実施例3の情報処理装置に有するエラーログ監視部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 システムコントローラ
2 画像形成部
21 プロセス部
211 帯電部
211a 帯電ローラ
212 露光部
212a LEDアレイヘッド
213 現像部
213a 現像ローラ
213b 供給ローラ
214 転写部
214a 転写ローラ
215 クリーニング部
215a クリーニングローラ
216 感光ドラム
22 定着部
221 定着器
221a ヒートローラ
221b サーミスタ
221c ハロゲンランプ
221d バックアップローラ
222 定着器制御監視部
222a サーミスタ温度検知部
222b ハロゲン制御部
222c ハロゲン電源供給部
222d 故障検知部
3 エラーログ監視部
31 エラー検知部
32 エラーフラグ切替部
33 エラーフラグ記憶部
34 エラー情報記憶部
35 ログ収集部
35a ログ対象設定部
35b 記憶部
36 ログ記憶部
37 ログ対象記憶部
37a 第1ログ対象記憶部
37b 第2ログ対象記憶部
38 タイマ
39 電源投入回数記憶部
4 操作部
5 表示部
6 通信部
7 電源部

Claims (5)

  1. 予め決められたエラーを検知するエラー検知部と、
    前記エラー検知部により前記エラーが検知されていないことを示す第1の状態情報、及び、該エラーが既に検知された状態であることを示す第2の状態情報のいずれかを記憶する状態情報記憶部と、
    第1の履歴収集項目を記憶する第1収集項目記憶部と、
    前記第1収集項目記憶部に記憶されている第1の履歴収集項目よりも詳細な第2の履歴収集項目を記憶する第2収集項目記憶部と、
    前記状態情報記憶部に前記第1の状態情報が記憶されている場合には、前記第1収集項目記憶部に記憶されている第1の履歴収集項目に該当する履歴情報を収集し、一方、該状態情報記憶部に前記第2の状態情報が記憶されている場合には、前記第2収集項目記憶部に記憶されている第2の履歴収集項目に該当する履歴情報を収集する履歴情報収集部と、
    前記履歴情報収集部により収集された前記履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    前記履歴情報収集部により前記第1の履歴収集項目に該当する履歴情報が収集されているときに前記エラー検知部が前記エラーを検知した場合には、前記状態情報記憶部に記憶されている第1の状態情報を第2の状態情報に切り替える状態情報切替部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記履歴情報収集部により前記第1の履歴収集項目に該当する履歴情報が収集されている途中に、前記エラー検知部が前記エラーを検知した場合には、検知したエラーを特定するエラー特定情報を記憶するエラー特定情報記憶部、
    を更に備え、
    前記状態情報切替部は、
    前記状態情報記憶部に記憶されている、前記エラー特定情報記憶部に記憶されている前記エラー特定情報により特定されたエラーにおける第1の状態情報を第2の状態情報に切り替えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の履歴収集項目は、エラー特定情報記憶部により記憶されている前記エラー特定情報と対応つけられて前記第2収集項目記憶部に記憶されていることを特徴とする請求
    項2記載の情報処理装置。
  4. 前記エラー検知部により予め決められたエラーが検知されると、予め決められた時間を計時する計時部、
    を更に備え、
    前記状態情報切替部は、
    前記計時部により前記予め決められた時間が計時された場合には、前記状態情報記憶部に記憶されている、前記エラー検知部により検知された予め決められたエラーの第2の状態情報を第1の状態情報に切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記エラー検知部により予め決められたエラーが検知されたのちの電源投入回数を記憶する電源投入回数記憶部、
    を更に備え、
    前記エラー検知部は、
    前記電源投入回数記憶部に記憶されている前記電源投入回数が予め決められた回数以上であるか否かを判定し、
    前記状態情報切替部は、
    前記エラー検知部により前記電源投入回数が予め決められた回数以上であると判定された場合には、前記状態情報記憶部に記憶されている、前記エラー検知部により検知された予め決められたエラーの第2の状態情報を第1の状態情報に切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
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