JP2008145876A - 液晶モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】少しの変更を加えるだけで、ニュートンリングの発生を防止できるようにした液晶モジュールを提供する。
【解決手段】光反射シート2と、側端面に光源8を配設した導光板3と、光拡散シート4と、プリズムシート5と、液晶パネル6を積み重ねて方形枠状のフレーム1内に収容し、方形枠状の金属製のベゼル7をフレームに外嵌合させた液晶モジュールにおいて、プリズムシート5の位置決め突片5aを延長して、フレーム1に形成した凹部1bから外部に引き出し、フレーム1とベゼル7の間に挟み込んで、プリズムシート5をベゼル7に導通させた構成とする。プリズムシート5から静電気をベゼル7を通じて除去することにより、静電気によるプリズムシート5の撓みをなくし、プリズムシート5と液晶パネル6が接触しないようにしてニュートンリングの発生を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は液晶モジュールに関し、特に、点灯時に波紋状のニュートンリングが発生しないように改良した液晶モジュールに関する。
従来より、光反射シートと、側端面に光源を配設した導光板と、光拡散シートと、プリズムシートと、液晶パネルを積み重ねて方形枠状のフレーム内に収容し、方形枠状の金属製のベゼルをフレームに外嵌合させた液晶モジュールが知られている。
このような液晶モジュールでは、薄型のプリズムシートが使用されるため、静電気によってプリズムシートに撓みが生じ、プリズムシートが液晶パネルと接触して、ニュートンリングが発生するという問題があった。
一方、フィルタ基台と、銀スパッタフィルムと、外光反射防止用のARフィルムと、ニュートンリング防止用のANフィルムと、銀スパッタフィルムをアースに接続するアース電極とによって、PDP(プラズマディスプレイパネル)の前面に配設する光学フィルタを構成した光学フィルタ装置が知られている(特許文献1)
また、偏光板と液晶セルとの間に静電気防止材からなるスペーサを配置して、ニュートンリングの発生を防止するようにした液晶表示装置も知られている(特許文献2)
更に、導電性機能を有した薄膜シートを貼付するか、導電性機能を有した導電性塗料を塗布し、グランドに接地するリードを備えた平面型表示パネルも知られている(特許文献3)。
特許第3674146号公報 実開昭61−2625号公報 実開平1−105966号公報
しかしながら、特許文献1の光学フィルタ装置は、表面に微細な凹凸を形成したANフィルムを使用し、光学フィルタをPDPに接触させて配設したときに、このANフィルムの凹凸によって光学フィルタがPDP表面に密着しないようにして、ニュートンリングの発生を防止するものであるから、この技術を採用して従来の液晶モジュールにおけるニュートンリングの発生を防止する場合には、別途、ANフィルムを液晶パネルとプリズムシートの間に挟み込むことが必要になり、その分だけ部品点数や組立工数が増してコスト高になるという問題がある。
また、特許文献2の液晶表示装置も、静電気防止材からなるスペーサを使用するものであるから、この技術を採用して従来の液晶モジュールにおけるニュートンリングの発生を防止する場合には、別途、静電気防止材からなるスペーサを液晶パネルとプリズムシートの間に挟み込むことが必要になり、やはり部品点数や組立工数が増してコスト高になるという問題がある。
尚、特許文献3の平面型表示パネルは、その外形表面をグランドに接地して電気的ノイズを拡散させないものであるから、このような技術を従来の液晶モジュールに採用しても、ニュートンリングの発生を防止することはできない。
本発明は上記事情の下になされたもので、その解決しようとする課題は、部品点数や組立工数を増加させることなく、少しの変更を加えるだけで、ニュートンリングの発生を防止できるようにした液晶モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る液晶モジュールは、光反射シートと、側端面に光源を配設した導光板と、光拡散シートと、プリズムシートと、液晶パネルを積み重ねて方形枠状のフレーム内に収容し、方形枠状の金属製のベゼルをフレームに外嵌合させた液晶モジュールにおいて、上記プリズムシートを上記ベゼルに導通させたことを特徴とするものである。
本発明の液晶モジュールにおいては、上記フレームを越えて上記プリズムシートの一部を外部へ引き出し、上記フレームと上記ベゼルの間に挟み込むことが好ましい。
そして、本発明の更に具体化された好ましい液晶モジュールは、光反射シートと、側端面に光源を配設した導光板と、光拡散シートと、プリズムシートと、液晶パネルを積み重ねて方形枠状のフレーム内に収容し、方形枠状の金属製のベゼルをフレームに外嵌合させた液晶モジュールにおいて、上記プリズムシートの位置決め突片の少なくとも一つを延長すると共に、上記フレームに突片引出用の凹部を形成し、延長した上記位置決め突片を上記凹部から上記フレームの外部へ引き出して、上記フレームと上記ベゼルの間に挟み込んだことを特徴とするものである。
本発明に係る液晶モジュールのように、プリズムシートを金属製のベゼルに導通させてあると、プリズムシートが帯電してもベゼルを通じて静電気が除去され、プリズムシートに静電気がたまらないため、静電気によるプリズムシートの撓みは生じなくなる。そのため、プリズムシートと液晶パネルが接触することはないので、ニュートンリングの発生を防止することができる。
その場合、フレームを越えてプリズムシートの一部を外部へ引き出し、フレームとベゼルの間に挟み込むと、プリズムシートの一部がベゼルの内面に確実に接触してプリズムシートとベゼルの導通が確保され、接触不良が防止される。またプリズムシートの一部をフレームとベゼルの間に挟み込んで直接導通させると、プリズムシートとベゼルを導通させるための部品やその取付作業が不要となるので、製造コストの増大を抑えることができる。
また、本発明の更に具体的な好ましい液晶モジュールのように、プリズムシートの位置決め突片の少なくとも一つを延長すると共に、フレームに突片引出用の凹部を形成し、延長した位置決め突片を凹部からフレームの外部へ引き出すと、延長した位置決め突片を水平に引き出すことができ、ベゼルをフレームに外嵌合させるときに、引き出した位置決め突片を折り曲げながらフレームとベゼルの間に確実に挟み込むことができるので、組立作業性が向上する。しかも、位置決め突片の延長やフレームの凹部の形成は、僅かな変更であるから、製造コストの増大を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る液晶モジュールの分解斜視図、図2はベゼルをフレームに外嵌合させる前の液晶パネルを省略した同液晶モジュールの平面図、図3は同液晶モジュールの要部断面図、図4はベゼルをフレームに外嵌合させる前の同液晶モジュールの要部分解断面図である。
図1に分解して示す液晶モジュールは、方形枠状の合成樹脂製のフレーム1の内側に、光反射率の高い光反射シート2と、透明性に優れた合成樹脂製の導光板3と、光拡散シート4と、2枚のプリズムシート5,5と、液晶パネル6を積み重ねて収容すると共に、その上から方形枠状の金属製のベゼル7を外嵌合させ、フレーム1に形成されたそれぞれの係合爪1aをベゼル7に形成されたそれぞれの被係合口7aに係合して、分離しないように一体に組立てたものである。
導光板3の一端沿いには、光源として複数(2つ)のLED8が配置され、反射テープ9で取付固定されている。そして、LED8と反射テープ9の上にLED用のフレキシブルプリント配線板10が設けられ、このフレキシブルプリント配線板10にLED8が導電性接着剤等で接続固定されている。このLED用のフレキシブルプリント配線板10と、液晶パネル6に接続されたメインのフレキシブルプリント配線板12は、フレーム1にベゼル7を外嵌合させたときにそのLED配置側の一辺に形成される2つの引出口から外部へ引き出されている。
そして、プリズムシート5と液晶パネル6が接触しないように、プリズムシート5と液晶パネル6との間にスペーサー11a,11bが介装されており、更に液晶パネル6とベゼル7との間にはマスキングテープ13が介装されている。また、液晶パネル6とメインのフレキシブルプリント配線板12との接続部分は、絶縁テープ14で覆われている。
この液晶モジュールの大きい特徴は、図1,図2に示すように、プリズムシート5の四隅に形成された4つの位置決め突片5a,5b,5c,5dのうち、2つの位置決め突片5a,5bを延長すると共に、これらの突片引出用の凹部1b,1cをフレーム1に形成して、図2,図4に示すように、延長された位置決め突片5a,5bを該凹部1b,1cからフレーム1の外部へ水平に引き出し、図3に示すように、ベゼル7をフレーム1に外嵌合させるときに、引き出した位置決め突片5a,5bを折り曲げながらフレーム1とベゼル7の間に挟み込んで、位置決め突片5a,5bをベゼル7の内面に確実に接触させ、プリズムシート5を金属製のベゼル7に導通させたところにある。
このように、プリズムシート5を金属製のベゼル7に導通させると、プリズムシート5が帯電してもベゼル7を通じて静電気が除去され、プリズムシート5に静電気がたまらないため、従来のように静電気によってプリズムシート5に撓みを生じることはなくなる。従って、スペーサー11a,11bで液晶パネル6との間に空隙が確保されているプリズムシート5は、撓みにより液晶パネル6に接触することがないので、ニュートンリングの発生を防止することができる。
また、プリズムシート5の延長された位置決め突片5a,5bをフレーム1とベゼル7の間に挟み込むと、位置決め突片5a,5bがベゼルの内面に確実に接触するため、接触不良等を生じる恐れはなく、しかも、ベゼル7をフレーム1に外嵌合させるときに同時に位置決め突片5a,5bをフレーム1とベゼル7の間に挟み込むことができるので、組立作業性も良好である。
尚、この実施形態の液晶モジュールでは、2つの位置決め突片5a,5bを延長してフレーム1とベゼル7の間に挟み込んでいるが、1つの位置決め突片のみを延長して挟み込んでもよいし、全ての位置決め突片を延長して挟み込んでもよく、場合によっては、位置決め突片以外の突出部分を形成してフレーム1とベゼル7の間に挟み込んでもよい。また、この実施形態の液晶モジュールでは、2枚のプリズムシート5,5の位置決め突片5a,5bを延長してフレーム1とベゼル7の間に挟み込んでいるが、少なくとも上側のプリズムシート5の位置決め突片を延長して挟み込めば、下側のプリズムシート5の位置決め突片は延長して挟み込まなくてもよい。
以上のような液晶モジュールは、LED8から導光板3に入射した光が直接、或いは裏面の光反射シート2で反射されて導光板3の表面(出射面)から出射され、光拡散シート4を通って拡散されながら、更にプリズムシート5,5で指向性が高められて、液晶パネル6を背面から照明するため、液晶パネル6の表示を鮮明に視認することができ、特に、この液晶モジュールはニュートンリングが生じないので、表示面が綺麗である。しかも、この液晶モジュールは、従来のニュートンリング防止用のANフィルムや、静電気防止材からなるスペーサなどの部品を使用せず、プリズムシート5の位置決め突片5a,5bを延長し、フレーム1に凹部1bを形成するといった僅かな変更を加えるだけで、ニュートンリングを防止するものであるため、製造コストの増加が殆どなく、製造上有利である。
本発明の一実施形態に係る液晶モジュールの分解斜視図である。 ベゼルをフレームに外嵌合させる前の液晶パネルを省略した同液晶モジュールの平面図である。 同液晶モジュールの要部断面図である。 ベゼルをフレームに外嵌合させる前の同液晶モジュールの要部分解断面図である。
符号の説明
1 フレーム
2 光反射シート
3 導光板
4 光拡散シート
5 プリズムシート
5a,5b,5c,5d 位置決め突片
6 液晶パネル
7 ベゼル
8 光源(LED)

Claims (3)

  1. 光反射シートと、側端面に光源を配設した導光板と、光拡散シートと、プリズムシートと、液晶パネルを積み重ねて方形枠状のフレーム内に収容し、方形枠状の金属製のベゼルをフレームに外嵌合させた液晶モジュールにおいて、
    上記プリズムシートの位置決め突片の少なくとも一つを延長すると共に、上記フレームに突片引出用の凹部を形成し、延長した上記位置決め突片を上記凹部から上記フレームの外部へ引き出して、上記フレームと上記ベゼルの間に挟み込んだことを特徴とする液晶モジュール。
  2. 光反射シートと、側端面に光源を配設した導光板と、光拡散シートと、プリズムシートと、液晶パネルを積み重ねて方形枠状のフレーム内に収容し、方形枠状の金属製のベゼルをフレームに外嵌合させた液晶モジュールにおいて、
    上記プリズムシートを上記ベゼルに導通させたことを特徴とする液晶モジュール。
  3. 上記フレームを越えて上記プリズムシートの一部を外部へ引き出し、上記フレームと上記ベゼルの間に挟み込んだことを特徴とする請求項2に記載の液晶モジュール。
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