JP2008144384A - コンクリートの締固め位置表示装置及び締固め位置表示方法 - Google Patents
コンクリートの締固め位置表示装置及び締固め位置表示方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 締固めを行うべき位置に設置された複数の発光装置51と、コンクリートの打設進行に応じて発光装置51の発光制御を行う発光制御手段13と、作業員により操作され、締固めが終了した際に発光している発光装置51の発光を停止させる発光停止スイッチ52とを備える。発光制御手段13は、発光停止スイッチ52により発光装置51の発光停止指示がなされた場合に、次に発光させるべき発光装置51を順次発光させる。また、設定された最低締固め時間が経過する以前に発光停止スイッチ52が操作された場合に、発光装置51を消灯させずに警告を行う。
【選択図】 図4
Description
すなわち、本発明のコンクリートの締固め位置表示装置は、締固めを行うべき位置に設置された複数の発光装置を有する発光手段と、コンクリートの打設進行に応じて発光手段の発光制御を行う発光制御手段と、作業員により操作され、締固めが終了した際に発光している発光装置の発光を停止させる発光停止手段と、を備えている。そして、発光制御手段は、発光停止手段により発光装置の発光停止指示がなされた場合に、次に発光させるべき発光装置を順次発光させることを特徴とするものである。
このような構成からなるコンクリートの締固め位置表示装置では、一般的な締固め間隔以下の間隔(例えば5cm〜10cm間隔)で発光装置を設けておく。そして、締固めを行うべき位置に対応した発光装置のみを選択して発光させることにより、配筋状態等に応じて適切な位置に発光装置を配置することができる。
図1〜図4は、本発明の第1の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置に関するもので、図1は締固め位置表示装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は発光手段の一例を示す説明図、図3は発光手段の他の例を示す説明図、図4は締固め位置表示装置の使用方法を示す説明図である。また、図5は、本発明の第1の実施形態に係る締固め位置表示方法の手順を示すフローチャートである。
発光手段は、複数の発光装置11を備えており、各発光装置11は、例えば、ランプやLED等により構成される(図2〜図4参照)。発光装置51の発光色や照度に制限はないが、日中の屋外で作業員が確実に視認可能となるような発光色及び照度であることが好ましい。発光手段の形態としては、種々のものが考えられるが、例えば以下に説明する形態とすることができる。
発光制御手段13は、コンクリートの打設進行に応じて発光装置11の発光制御を行うための手段であり、発光停止手段12(発光停止スイッチ52)により発光装置11の発光停止指示がなされた場合に、次に発光させるべき発光装置11を順次発光させるような制御を行う。この発光制御手段13は、例えば、CPU、ROM、RAM等の機能を有するマイクロコンピュータ等からなる制御装置により構成され、ROMに記憶されたアプリケーションプログラムに従ってCPU等が動作することにより、発光制御手段13としての機能が発揮されるようになっている。
発光停止手段12は、作業員が操作して、締固めが終了した際に発光している発光装置11の発光を停止させるための手段である。この発光停止手段12は、例えば、各発光装置51にそれぞれ併設された発光停止スイッチ52により構成することができる。なお、各発光装置51に対してそれぞれ発光停止スイッチ52を設けるのではなく、作業員が容易に操作できる位置であれば、電源ケーブル等の適宜箇所に発光停止スイッチ52を設けてもよい。
次に、図4及び図5を参照して、第1の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置の具体的な使用方法について説明する。以下、上述した第1の例に係る発光手段を用いた場合について説明するが、上述した第2の例及び第3の例に係る発光手段を用いた場合にもほぼ同様の方法で使用することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
タイマ手段21は、締固めに最低限必要な最低締固め時間を設定するための手段であり、周知のタイマ回路により構成することができる。このタイマ手段21は、コンクリート構造物の形状や打設するコンクリートの性状等の施工条件に応じて、最低締固め時間を変更して設定できることが好ましい。一般的な最低締固め時間としては、5〜15秒が設定される。なお、発光制御手段13の機能としてタイマ手段21を構成してもよい。
締固め時間警告手段22は、タイマ手段21に設定された最低締固め時間が経過する以前に発光停止手段12が操作されると、発光装置11を消灯させずに警告を行うための手段であり、例えば警報音発生器や警告灯により構成される。警報音発生器や警告灯は、電源ケーブルに接続されており、作業員が警告灯を容易に視認したり、警報音を容易に聴き取ることできるようになっている。なお、締固め時間警告手段22は、警報音発生器及び警告灯の双方により構成してもよいし、いずれか一方のみにより構成してもよい。
次に、図7を参照して、第2の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置の具体的な使用方法について説明する。図7は、本発明の第2の実施形態に係る締固め位置表示方法の手順を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。なお、第1の実施形態と同様の機能を有する構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
締固め装置位置検知手段31は、締固め位置を表示している発光装置11と締固め装置との距離を検知するための手段である。この締固め装置位置検知手段31としては、種々のものが考えられるが、例えば以下に説明する形態とすることができる。
締固め位置警告手段32は、締固め装置位置検知手段31により、締固め位置を表示している発光装置と締固め装置との距離が許容範囲を超えたことが検知された場合に警告を行うための手段である。
次に、図9を参照して、第3の実施形態に係るコンクリートの締固め位置表示装置の具体的な使用方法について説明する。図9は、本発明の第3の実施形態に係る締固め位置表示方法の手順を示すフローチャートである。
11 発光手段
12 発光停止手段
13 発光制御手段
14 電源
21 タイマ手段
22 締固め時間警告手段
31 締固め装置位置検知手段
32 締固め位置警告手段
51 発光装置
52 発光停止スイッチ
53 支持ケーブル
54 支持部材
55 型枠
56 鉄筋
Claims (8)
- コンクリート打設時に締固め位置を表示するための締固め位置表示装置であって、
締固めを行うべき位置に設置された複数の発光装置を有する発光手段と、
コンクリートの打設進行に応じて前記発光手段の発光制御を行う発光制御手段と、
作業員により操作され、締固めが終了した際に発光している前記発光装置の発光を停止させる発光停止手段と、
を備え、
前記発光制御手段は、前記発光停止手段により前記発光装置の発光停止指示がなされた場合に、次に発光させるべき発光装置を順次発光させることを特徴とするコンクリートの締固め位置表示装置。 - 締固めに最低限必要な最低締固め時間を設定するタイマ手段と、
前記タイマ手段に設定された最低締固め時間が経過する以前に前記発光停止手段が操作されると、前記発光装置を消灯させずに警告を行う締固め時間警告手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの締固め位置表示装置。 - 前記発光手段は、所定間隔で複数の発光装置を並列して配設することにより構成され、
コンクリート打設場所に設置された型枠や鉄筋等に対して前記発光手段を取り付けることにより、締固め位置に前記各発光装置を配置することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリートの締固め位置表示装置。 - 前記発光手段は、所定間隔で複数の発光装置を並列して配設することにより構成され、
コンクリート打設場所に設置された型枠や鉄筋等に対して前記発光手段を取り付けるとともに、複数の発光装置の中から、締固め位置に合致する発光装置のみを選択して発光させることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリートの締固め位置表示装置。 - 締固め位置を表示している前記発光装置と締固め装置との距離を検知する締固め装置位置検知手段と、
前記締固め装置位置検知手段により、締固め位置を表示している前記発光装置と前記締固め装置との距離が許容範囲を超えたことが検知された場合に警告を行う締固め位置警告手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコンクリートの締固め位置表示装置。 - コンクリート打設時に締固め位置を表示するための締固め位置表示方法であって、
コンクリートの打設場所における配筋状態や形状等の打設環境に応じて適切な締固め位置を決定する工程と、
決定した締固め位置にそれぞれ発光装置を取り付ける工程と、
コンクリートの打設進行に従って前記発光装置を順次点灯させる工程と、
締固めが終了した際に前記発光装置の発光停止を指示する工程と、
前記発光装置の発光停止指示がなされると、次に発光させるべき発光装置を順次発光させる工程と、
を含むことを特徴とするコンクリートの締固め位置表示方法。 - 締固めに最低限必要な最低締固め時間を設定する工程と、
前記最低締固め時間が経過する以前に前記発光装置の発光停止が指示されると、前記発光装置を消灯させずに警告を行う工程と、
を含むことを特徴とする請求項6に記載のコンクリートの締固め位置表示方法。 - 発光装置が配置された位置から所定距離を超えて締固め装置を作動させた場合に警告を行う工程を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載のコンクリートの締固め位置表示方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-12-07 JP JP2006330068A patent/JP5014758B2/ja active Active
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