JP2008143951A - 低光沢性熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低光沢性を有する熱可塑性樹脂組成物の提供
【解決手段】 ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物であって、該ポリプロピレン樹脂の230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上であり;該ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、該フッ素樹脂を0.5重量部以上の含有する、組成物。
【選択図】なし
【解決手段】 ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物であって、該ポリプロピレン樹脂の230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上であり;該ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、該フッ素樹脂を0.5重量部以上の含有する、組成物。
【選択図】なし
Description
本発明は、ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物、及びその用途に関する。
一般にポリオレフィン系樹脂は、加工性、耐薬品性、耐候性、電気特性などに優れ、中でもポリプロピレン又はポリプロピレン樹脂組成物は加工性が良好で、成形品にした場合にその表面が滑らかで光沢のある外観を呈することから、家電製品、OA機器、自動車部品など各分野で幅広く使用されている。
しかし一方で、高級感を与える外観、つまりは表面光沢を少なくするものが好まれる傾向にある。そのために、成形品の表面にシボ加工を施したり、タルクやシリカなどの無機フィラーを添加したり、ポリエチレンなどを添加したりして、外観の光沢を低下させることが試みられている(特許文献1〜3)。
特公昭49−44582号公報
特開平10−7851号公報
特公平6−13625号公報
しかし一方で、高級感を与える外観、つまりは表面光沢を少なくするものが好まれる傾向にある。そのために、成形品の表面にシボ加工を施したり、タルクやシリカなどの無機フィラーを添加したり、ポリエチレンなどを添加したりして、外観の光沢を低下させることが試みられている(特許文献1〜3)。
しかしながら、例えば、光沢を低下させるために成形品表面にシボをつける場合、先ずはシボマークを有する金型を作成する必要があり、高価な金型制作費がかかり、かつ、金型製作時間も大幅にかかる。また、成形品の表面にシボをつけたのみでは十分な光沢低下が得られない問題がある。
また、タルクやシリカなどの無機フィラーの添加によって成形品外観の光沢低下は実現されるが、添加量が比較的多く、剛性の向上につながるという点で問題があり、かつ昨今の軽量化の流れに対応できない。
また、ポリエチレンの添加によっても光沢低下は可能であるが、ポリプロピレンとポリエチレンは相溶性に劣るため添加量によっては物性低下の問題が生じ、また耐熱性が低下する問題もある。
また、酸化鉄系など隠蔽性の高い無機フィラー顔料を用いることで低添加量でも光沢低下は実現されるが、色相に明らかな赤みがかかるという問題がある。
また、タルクやシリカなどの無機フィラーの添加によって成形品外観の光沢低下は実現されるが、添加量が比較的多く、剛性の向上につながるという点で問題があり、かつ昨今の軽量化の流れに対応できない。
また、ポリエチレンの添加によっても光沢低下は可能であるが、ポリプロピレンとポリエチレンは相溶性に劣るため添加量によっては物性低下の問題が生じ、また耐熱性が低下する問題もある。
また、酸化鉄系など隠蔽性の高い無機フィラー顔料を用いることで低添加量でも光沢低下は実現されるが、色相に明らかな赤みがかかるという問題がある。
そこで本発明は、このような事情のもと、従来の低光沢化技術が有する欠点を克服した、低光沢性を有する熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の低光沢性を有する熱可塑性樹脂組成物を開発すべく、鋭意研究を重ねた結果、特定のメルトフローレートを有するポリプロピレン樹脂と、フッ素樹脂とを特定の割合で含有する組成物によって、その目的を達成することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、
ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
該ポリプロピレン樹脂の230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上であり;
該ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、該フッ素樹脂を0.5重量部以上含有する、組成物に関する。
ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
該ポリプロピレン樹脂の230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上であり;
該ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、該フッ素樹脂を0.5重量部以上含有する、組成物に関する。
本発明によれば、少量の添加剤によって、無機フィラーを大量に加えたり、異材料を混合させたりせずとも樹脂組成物の低光沢化を実現できる。この組成物は、高級感が求められる樹脂外装部材などに利用できる。
本発明で使用されるポリプロピレン樹脂は、ホモポリプロピレンと呼ばれるプロピレンの単独重合体であってもよいし、ブロックポリプロピレン又はランダムポリプロピレンと呼ばれるプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体であってもよく、あるいは、これらの混合物であってもよい。
上記の共重合体における他のα−オレフィンとしては、炭素数2〜8のもの、例えば、エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが挙げられるが、これらに限定されない。好ましくはエチレンである。また、該共重合体中における、これら他のα−オレフィン単位の含量は、特に制限されないが、通常40重量%以下、好ましくは30重量%以下、より好ましくは20重量%以下である。
本発明において、エチレン−プロピレン共重合体、特にエチレン−プロピレンブロック共重合体、とりわけ20重量%以下のエチレン単位を含有するエチレン−プロピレンブロック共重合体が好適である。
また、本発明では、ポリプロピレン樹脂は上記のプロピレン重合体以外のゴムなどの重合体を含んだ混合物であってもよく、この場合、通常、プロピレン重合体は約80重量%以上の割合で当該混合物中に含まれている。上記プロピレン重合体以外の重合体として、エチレンプロピレンゴムなどが例示される。
上記の共重合体における他のα−オレフィンとしては、炭素数2〜8のもの、例えば、エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが挙げられるが、これらに限定されない。好ましくはエチレンである。また、該共重合体中における、これら他のα−オレフィン単位の含量は、特に制限されないが、通常40重量%以下、好ましくは30重量%以下、より好ましくは20重量%以下である。
本発明において、エチレン−プロピレン共重合体、特にエチレン−プロピレンブロック共重合体、とりわけ20重量%以下のエチレン単位を含有するエチレン−プロピレンブロック共重合体が好適である。
また、本発明では、ポリプロピレン樹脂は上記のプロピレン重合体以外のゴムなどの重合体を含んだ混合物であってもよく、この場合、通常、プロピレン重合体は約80重量%以上の割合で当該混合物中に含まれている。上記プロピレン重合体以外の重合体として、エチレンプロピレンゴムなどが例示される。
本発明で使用されるポリプロピレン系樹脂は、230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上のものである。メルトフローレートはJIS K 7210の方法で測定した。
このメルトフローレートは35g/10min以上であればよく、それを調整する手段は特に制限されず、慣用の方法で調整することができる。もっとも、汎用的な点から、有機過酸化物などを用いてポリプロピレン樹脂の粘度を調整するのが好ましい。
上記の有機過酸化物として、ケトンパーオキサイド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシエステル、及びパーオキシジカーボネートなどが挙げられるが、半減期温度などの特性を考慮して用いれば、特に制限されるものではない。また、この有機過酸化物は液状であっても粉状であってもマスターバッチ化されていてもよい。
このメルトフローレートは35g/10min以上であればよく、それを調整する手段は特に制限されず、慣用の方法で調整することができる。もっとも、汎用的な点から、有機過酸化物などを用いてポリプロピレン樹脂の粘度を調整するのが好ましい。
上記の有機過酸化物として、ケトンパーオキサイド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシエステル、及びパーオキシジカーボネートなどが挙げられるが、半減期温度などの特性を考慮して用いれば、特に制限されるものではない。また、この有機過酸化物は液状であっても粉状であってもマスターバッチ化されていてもよい。
本発明で使用されるフッ素樹脂には、例えば、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、ビニルフルオライド、ビニリデンフルオライド、ヘキサフルオロプロピレンなどのフッ素含有モノマーの単独又は共重合体が挙げられる。前記フッ素含有モノマーと、エチレン、プロピレン、アクリレート(アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ドデシルメチル、メタクリル酸メチルなど)などの重合性モノマーを共重合させてもよい。本発明の組成物の外観に現れる斑点などが抑えられる点で、アクリレートを共重合させたフッ素樹脂、すなわちアクリル変性されたフッ素樹脂が好適に使用される。本発明では、テトラフルオロエチレン重合体、特にアクリレートを共重合させたテトラフルオロエチレン共重合体、すなわちアクリル変性ポリテトラフルオロエチレンが好適に使用される。このアクリル変性ポリテトラフルオロエチレンは、特開平11-29679号公報に記載されているように、粒子径0.05〜1.0μmのポリテトラフルオロエチレンの分散液とポリマー粒子(ポリスチレン、ポリドデシルメタクリレートなど)の分散液とを混合した分散液中で、エチレン性不飽和結合を有する単量体、例えば、上記のエチレン、プロピレン、アクリレートなどを乳化重合させた後、凝固又はスプレードライにより粉体化されたポリテトラフルオロエチレン混合物が挙げられる。このポリテトラフルオロエチレン混合物として、三菱レイヨン株式会社より「メタブレンA−3000」「メタブレンA−3800」(商品名)として市販されているものが知られている。
本発明のフッ素樹脂は、任意の成分、例えば、メタクリル酸メチル及びアクリル酸ブチル共重合体などを含有することができる。このアクリル酸ブチル共重合体として、エチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体などが例示される。
本発明では、フッ素樹脂は0.5重量部以上配合される。0.5重量部未満だと得られる組成物の60°グロスは僅かに低下するだけである。フッ素樹脂をポリプロピレン樹脂100重量部に対し0.6重量部以上配合すると、光沢の低下が大きくなるので好ましい。上限は特に制限されないが、フッ素樹脂をポリプロピレン樹脂100重量部に対し5重量部以下、特に2重量部以下添加しても、良好な低光沢が得られ、添加量が減らせるので、好ましい。
本発明における低光沢化の現象は、特に限定されるものではないが、2成分系の場合、一般に粘度が低いか又は構成成分比が大きい場合にマトリックス相となり、粘度が高いか又は構成成分比が小さい場合にドメイン相となることから、ポリプロピレン樹脂マトリックス相に超高分子量のフッ素樹脂が点在する海島構造が形成されて、そのために表面付近に微細な凹凸が生じ、これが光を乱反射することによって、低光沢化することが一つ考えられる。もっとも、本発明はこの低光沢化のメカニズムによって制限されるものではない。
本発明の樹脂組成物は、JIS Z 8741に規定される測定方法に於ける60°グロスがフッ素樹脂未添加のポリプロピレン樹脂に対して20%以上低下するのが好ましい。
本発明では、必要に応じ、本発明の目的を損なわない範囲で、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、着色顔料などを樹脂組成物に添加することができる。前記酸化防止剤としてはフェノール系又はリン系のものが一般的である。例えば、フェノール系酸化防止剤として、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレイト、2,2′−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、n−オクタデシル−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、テトラキス[メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミド)、トリエチレングリコール−ビス[3−(3′−t−ブチル−5′−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸)カルシウムとPEワックスとの混合物(重量比1:1)などが挙げられる。リン系酸化防止剤としては、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4′−ビフェニレンジホスファイト、トリスノニルフェニルホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイトなどが挙げられる。
本発明の樹脂組成物を、例えば、公知の射出成形法で成形することにより、家電製品、自動車部品、例えば、自動車用内外装部材などの射出成形品を得ることができる。自動車用内外装部材としては、マッドガード、スパッツ、インストルメントパネル、ドアトリム、コンソールボックスなどが例示される。
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、これにより本発明が限定されるものではない。なお、評価方法は下記による。
材料は日本製鋼所社製 TEX44αIIを用いて混練した。
60°グロスの測定は、造粒によって得られたペレットを、鏡面金型を備えたファナック社製100t射出成形機を用いて、5cm×5cm、厚さ2mmのテストピースを射出成形によって作製して、JIS Z 8741によって評価した。比較例1に対する低光沢性の評価は60°グロスが50以上を×、40以上50未満を○、40以下を◎として表1に示した。
メルトフローレートは、東洋精機社製を用い、JIS K 7210に従い230℃、2.16kg荷重にて測定した。
材料は日本製鋼所社製 TEX44αIIを用いて混練した。
60°グロスの測定は、造粒によって得られたペレットを、鏡面金型を備えたファナック社製100t射出成形機を用いて、5cm×5cm、厚さ2mmのテストピースを射出成形によって作製して、JIS Z 8741によって評価した。比較例1に対する低光沢性の評価は60°グロスが50以上を×、40以上50未満を○、40以下を◎として表1に示した。
メルトフローレートは、東洋精機社製を用い、JIS K 7210に従い230℃、2.16kg荷重にて測定した。
(基準)
メルトフローレートが14g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP1;J−750HP;プライムポリマー社製)100重量部に、高濃縮カーボンマスターバッチ(PEX999018;東京インキ社製)3重量部及びフェノール系酸化防止剤:テトラキス[メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(イルガノックス1010;チバガイギー社製)0.1重量部を180℃で溶融混練させ、試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ68.7を示し、この60°グロス値に対する低光沢性を判断した。
メルトフローレートが14g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP1;J−750HP;プライムポリマー社製)100重量部に、高濃縮カーボンマスターバッチ(PEX999018;東京インキ社製)3重量部及びフェノール系酸化防止剤:テトラキス[メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン(イルガノックス1010;チバガイギー社製)0.1重量部を180℃で溶融混練させ、試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ68.7を示し、この60°グロス値に対する低光沢性を判断した。
(実施例1)
PP1 100重量部に、高濃縮カーボンマスターバッチ(PEX999018)3重量部とメタブレンA−3800(アクリル変性ポリテトラフロロエチレン;三菱レイヨン社製)1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、有機過酸化物:2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(パーヘキサ25B;日本油脂社製〕を0.1重量部添加し10秒混練し、フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010)を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ36.7を示し、良好な低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ75g/10minであった。
PP1 100重量部に、高濃縮カーボンマスターバッチ(PEX999018)3重量部とメタブレンA−3800(アクリル変性ポリテトラフロロエチレン;三菱レイヨン社製)1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、有機過酸化物:2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン(パーヘキサ25B;日本油脂社製〕を0.1重量部添加し10秒混練し、フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010)を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ36.7を示し、良好な低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ75g/10minであった。
(実施例2)
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を0.6重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ45.9と低光沢を示した。
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を0.6重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ45.9と低光沢を示した。
(実施例3)
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を2重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ45.2と低光沢を示した。
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を2重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ45.2と低光沢を示した。
(実施例4)
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.05重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ42.6と低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ48.3g/10minであった。
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.05重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ42.6と低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ48.3g/10minであった。
(実施例5)
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.2重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ30.5と良好な低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ、高流動のため詳細データが取得できなかったが、少なくとも70g以上/10minであった。
PP1 100重量部に、実施例1と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一の有機過酸化物を0.2重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一のフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ30.5と良好な低光沢を示した。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得て、メルトフローレートを測定したところ、高流動のため詳細データが取得できなかったが、少なくとも70g以上/10minであった。
(実施例6)
メルトフローレートが40g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP3;J−3054HP;プライムポリマー社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ46.0を示し低光沢を示した。
メルトフローレートが40g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP3;J−3054HP;プライムポリマー社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ46.0を示し低光沢を示した。
(実施例7)
メルトフローレートが47g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP4;BC05GS;日本ポリプロ社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ38.0を示し良好な低光沢を示した。
メルトフローレートが47g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP4;BC05GS;日本ポリプロ社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ38.0を示し良好な低光沢を示した。
(実施例8)
PP1 100重量部を180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.05重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ調製PP2を得た。
得られた調製PP2のメルトフローレートは48g/10minであった。
この100重量部の調製PP2に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ46.0を示し低光沢を示した。
PP1 100重量部を180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.05重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ調製PP2を得た。
得られた調製PP2のメルトフローレートは48g/10minであった。
この100重量部の調製PP2に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ46.0を示し低光沢を示した。
(実施例9)
PP1 100重量部を180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ調製PP3を得た。
得られた調製PP3のメルトフローレートは75g/10minであった。
この100重量部の調製PP3に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ38.5を示し良好な低光沢を示した。
PP1 100重量部を180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ調製PP3を得た。
得られた調製PP3のメルトフローレートは75g/10minであった。
この100重量部の調製PP3に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ38.5を示し良好な低光沢を示した。
(実施例10)
メタブレンA−3800をポリテトラフロロエチレンに代替した以外は実施例1と同様な方法にて試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ43.8を示し低光沢を示したが、混練後の試料にやや白濁斑点がみられた。
メタブレンA−3800をポリテトラフロロエチレンに代替した以外は実施例1と同様な方法にて試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ43.8を示し低光沢を示したが、混練後の試料にやや白濁斑点がみられた。
(比較例1)
PP1 100重量部に、基準と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部と基準と同一のフェノール系酸化防止剤0.1重量部と、フィラーとしてタルク(富士タルク社製)を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ66.5を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
PP1 100重量部に、基準と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部と基準と同一のフェノール系酸化防止剤0.1重量部と、フィラーとしてタルク(富士タルク社製)を1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ66.5を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
(比較例2)
PP1 100重量部と、基準と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、基準と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
得られた試料の60°グロスを測定したところ75.1となり高光沢性を示した。
PP1 100重量部と、基準と同一の高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とを180℃で溶融させた後、温度を220℃に上げ、実施例1と同一な有機過酸化物を0.1重量部添加し10秒混練し、基準と同一なフェノール系酸化防止剤を0.1重量部添加し混練させ試料を得た。
得られた試料の60°グロスを測定したところ75.1となり高光沢性を示した。
(比較例3)
メタブレンA−3800の添加量を1重量部から0.3重量部とした以外は実施例1と同様な方法にて試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ55.7を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
メタブレンA−3800の添加量を1重量部から0.3重量部とした以外は実施例1と同様な方法にて試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ55.7を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
(比較例4)
有機過酸化物の添加量を0.05重量部から0.01重量部とした以外は実施例4と同様な方法にて試料を得た。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得てメルトフローレートを測定したところ20g/10minであった。
この試料の60°グロスを測定したところ52.7を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
有機過酸化物の添加量を0.05重量部から0.01重量部とした以外は実施例4と同様な方法にて試料を得た。
尚、上記方法にて、高濃縮カーボンマスターバッチとメタブレンA−3800を添加せずに同様な方法にて試料を得てメルトフローレートを測定したところ20g/10minであった。
この試料の60°グロスを測定したところ52.7を示し、大きなグロス低下にはつながらなかった。
(比較例5)
PP1 100重量部と高濃縮カーボンマスターバッチ3重量部とフェノール系酸化防止剤0.1重量部とメタブレンA−3800 1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ57.8を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
PP1 100重量部と高濃縮カーボンマスターバッチ3重量部とフェノール系酸化防止剤0.1重量部とメタブレンA−3800 1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ57.8を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
(比較例6)
メルトフローレートが30g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP2;BC03L;日本ポリプロ社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチ3重量部とメタブレンA−3800 1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤0.1重量部とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ52.0を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
メルトフローレートが30g/10minのホモポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムとを含む混合物(PP2;BC03L;日本ポリプロ社製)100重量部に、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチ3重量部とメタブレンA−3800 1重量部と実施例1と同一なフェノール系酸化防止剤0.1重量部とを180℃で溶融混練させ試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ52.0を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
(比較例7)
有機過酸化物の添加量を0.05重量部から0.02重量部とした以外は実施例8と同様な方法にて調製PP1を得た。
得られた調製PP1のメルトフローレートは26g/10minであった。
この100重量部の調製PP1に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800 1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ53.0を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
有機過酸化物の添加量を0.05重量部から0.02重量部とした以外は実施例8と同様な方法にて調製PP1を得た。
得られた調製PP1のメルトフローレートは26g/10minであった。
この100重量部の調製PP1に対して、実施例1と同一な高濃縮カーボンマスターバッチを3重量部とメタブレンA−3800 1重量部とを180℃で溶融混練し試料を得た。
この試料の60°グロスを測定したところ53.0を示し、低光沢化はしているものの大きな効果は得られなかった。
本発明の組成物は、低光沢材料としてあらゆる産業分野、特に家電、自動車の部材などに好適に用いることができる。
Claims (7)
- ポリプロピレン樹脂とフッ素樹脂とを含有する樹脂組成物であって、
該ポリプロピレン樹脂の230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが35g/10min以上であり;
該ポリプロピレン樹脂100重量部に対して、該フッ素樹脂を0.5重量部以上含有する、組成物。 - ポリプロピレン樹脂が、ホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレン、及びランダムポリプロピレンからなる群より選ばれた一種又は二種以上の混合物である、請求項1記載の樹脂組成物。
- フッ素樹脂がアクリル変性されたフッ素樹脂である、請求項1又は2記載の樹脂組成物。
- 有機過酸化物によって230℃、2.16kg荷重におけるメルトフローレートを35g/10min以上にしたポリプロピレン樹脂を用いることを特徴とする、請求項1〜3項のいずれか1項記載の樹脂組成物。
- JIS Z 8741で規定される方法で測定された60°グロスが、フッ素樹脂未添加時と比較して、20%以上低下することを特徴とする、請求項1〜4項のいずれか1項記載の樹脂組成物。
- 請求項1〜5項のいずれか1項記載の樹脂組成物を含んだ、射出成形品。
- 請求項1〜5項のいずれか1項記載の樹脂組成物を含んだ、自動車用内外装部材。
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---|---|---|---|
JP2006329732A JP2008143951A (ja) | 2006-12-06 | 2006-12-06 | 低光沢性熱可塑性樹脂組成物 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004511604A (ja) * | 2000-10-11 | 2004-04-15 | スノコ, インコーポレイテッド(アール アンド エム) | メルトフローレートが高くかつ成形性に優れるポリプロピレン材および製造方法 |
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-
2006
- 2006-12-06 JP JP2006329732A patent/JP2008143951A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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