JP2008143661A - エレベータのかご内換気装置 - Google Patents

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【課題】停電事故を伴う閉じ込め事故が発生した場合に、かご室内の乗客に対して不快感や健康上の支障を与える虞を低減すること。
【解決手段】通常運転時には空調機8が運転されており、また、ソレノイド12は非励磁のため換気経路切換弁15,16は第1のダクト9及び第2のダクト10を中間部で遮断していない。したがって、換気経路は、点線矢印で示すような循環経路である。停電時には、空調機8の運転が停止され、また、ソレノイド12の励磁により換気経路切換弁15,16が駆動されると共に、排気用換気ファン11が運転される。したがって、換気経路は、点線矢印で示すように、最短経路で外気導入口14からかご室1内に到達し、更に排気用換気ファン11により外部へ排出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、空調機を備えたエレベータのかご内換気装置に関するものである。
ドアが閉じられた状態のエレベータの乗りかご内部は、ドア付近に僅かな隙間があるものの、ほぼ外部と遮断された密室状態となる。したがって、もしこのような密室内に乗客が長時間閉じ込められた場合、乗客は不快感を覚えるばかりか健康に支障をきたす虞もある。このような事態を防止するために、例えば特許文献1に係るエレベータかごでは、閉じ込め事故発生時に送風機の運転を開始し、かご室内に新鮮な外気を導入することを可能にしている。
図6は、この特許文献1の構成を示す概略図である。乗りかご101内部の上部には天井部材102が配設されており、この天井部材102と内壁部との間には吸気口103及び排気口104が形成されている。吸気口103から上方へ吸い込まれた循環空気A1は冷暖房装置105で熱交換された後、排気口104を通ってかご室内に還流されるようになっている。
そして、閉じ込め事故が発生すると送風機106の運転が開始され、この送風機106により外部から取り込まれた導入外気A2が、冷暖房装置105から吐出された循環空気A1と合流して、排気口104からかご室内へ送り込まれる。したがって、かご室内の空気はこの導入外気A2によって新鮮な状態に保たれる。
特開平4−41384号公報
しかし、特許文献1に係る図6の従来構成は、冷暖房装置105の運転が継続されている状態で送風機106の運転を開始するようになっている。つまり、特許文献1では、停電発生の伴う閉じ込め事故を想定していない。
周知のように、閉じ込め事故の多くは地震発生に伴って発生するものであり、地震発生の際には平常時に比べて停電の発生する確率が高くなる。また、地震とは無関係の停電によって閉じ込め事故が発生することもある。上記の特許文献1の従来構成では、このような停電を伴う閉じ込め事故に対しては有効に対処することができず、かご室内の乗客に対して不快感を与えるばかりか健康上の支障を与える虞もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、停電を伴う閉じ込め事故が発生した場合に、かご室内の乗客に対して不快感や健康上の支障を与える虞を低減することが可能なエレベータのかご内換気装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、かご室外に配設され、かご室内の吸気口及び排気口にそれぞれダクトを介して連通された空調機と、かご室外に配設された非常用電源としてのバッテリーと、ダクトの中間部に取り付けられ、停電時にバッテリーからの給電により運転される排気用換気ファンと、ダクトの中間部に取り付けられ、排気用換気ファンの運転により外気をかご室内に導入するための外気導入口と、ダクトの内部に配設され、通常運転時には吸気口及び排気口を空調機に対して連通させると共に、排気用換気ファン及び外気導入口に対して遮断することにより空調機を経由する通常運転時用換気経路を形成し、一方、停電時には吸気口及び排気口を空調機に対して遮断すると共に、排気用換気ファン及び外気導入口に対して連通させることにより排気用換気ファン及び外気導入口を経由する停電時用換気経路を形成するように、換気経路の切換動作を行う換気経路切換弁と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、換気経路切換弁は、停電時にバッテリーからの給電により励磁されるソレノイドの電磁力を受けて、通常運転時用換気経路から停電時用換気経路への切換動作を行うものである、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、外気導入口に、停電時にバッテリーからの給電により運転される外気導入用換気ファンを取り付けた、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、排気用換気ファンは、かご室内での手動操作により回転方向の切換が可能なものである、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、バッテリーは、通常運転時に、空調機に電力を供給する電力変換器により蓄電されるものである、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、換気経路切換弁は、停電時にかご室内での手動操作により、通常運転時用換気経路から停電時用換気経路への切換動作を行うものである、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、排気用換気ファンは複数段階の速度制御が可能なものである、ことを特徴とする。
本発明によれば、停電発生時には、停電時用換気経路が形成された状態で、バッテリーを電源とする排気用換気ファンが運転され、外気導入口から外気が導入されるので、かご室内の乗客に対して不快感や健康上の支障を与える虞を低減することが可能になる。
図1は、本発明の実施形態に係るエレベータのかご内換気装置の要部構成を示す正面図であり、図2は図1におけるII-II矢視図である。
図1に示すように、かご室1の周囲には側部フレーム2及び上部フレーム3が配設されており、かご室1はこれらのフレーム部材により支持されている。そして、上部フレーム3の上面側にはロープ4の一端側が取り付けられており、このロープ4が巻上機(図示せず)に巻き上げられることにより、かご室1が昇降路内を昇降動するようになっている。
かご室1内の上部には、照明装置が収納された天井部5が配設され、この天井部5とかご室1の内壁部との間に吸気口6及び排気口7が形成されている。また、上部フレーム3の下面側には空調機8が取り付けられている。そして、空調機8と吸気口6及び排気口7との間は、それぞれ第1のダクト9及び第2のダクト10を介して連通されている。
第1のダクト9の中間部には排気用換気ファン11が取り付けられ、この排気用換気ファン11に隣接してソレノイド12が配設されている。このソレノイド12は、後述する換気経路切換弁を駆動するものである。また、ソレノイド12の付近には非常用電源としてのバッテリー13が配設され、バッテリー13からソレノイド12及び排気用換気ファン11に対して電源供給できるようになっている。そして、ソレノイド12に隣接する第2のダクト10の中間部には外気導入口14が取り付けられており、この外気導入口14から導入された外気は第2のダクト10を通って排気口7からかご室内に送り込まれるようになっている。
図3は、通常運転時における換気経路切換弁及び換気経路についての説明図であり、(a)は図1のIII-III矢視図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)はダクトの一部を破砕断面として示した換気経路の平面図である。なお、(c)においてはバッテリー13及び外気導入口14等の図示は省略してある。
図3(a),(b)に示すように、第1のダクト9には換気経路切換弁15が配設され、第2のダクト10には換気経路切換弁16が配設されている。これら換気経路切換弁15,16は略L字形状となっており、その上端部がソレノイド12のアクチュエータ12aに固着されている。
そして、図3(a),(b)に示した換気経路切換弁15,16は、アクチュエータ12aにより第1のダクト9及び第2のダクト10の上方へ引き上げられた状態となっている。したがって、第1のダクト9及び第2のダクト10の内部を空気は自由に通過することができるが、排気用換気ファン11に至る経路、及び外気導入口14からの経路は換気経路切換弁15,16の各水平部によって遮断された状態になっている。
それ故、図3(c)に点線矢印で示すように、吸気口6から吸い込まれた空気は第1のダクト9を通って空調機8に送り込まれて熱交換され、また空調機8から吹き出された空気は第2のダクト10を通って排気口7からかご室内に送り込まれるようになっている。つまり、通常運転時における換気経路は、換気経路切換弁15,16が取り付けられていない場合と同じになっている。
図4は、停電時における換気経路切換弁及び換気経路についての説明図であり、(a)は図1のIII-III矢視図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)は換気経路の平面図である。
図4(a),(b)に示した換気経路切換弁15,16は、アクチュエータ12aにより第1のダクト9及び第2のダクト10の底面側へ押し下げられた状態となっている。この状態では、換気経路切換弁15の垂直部が吸気口6を空調機8に対して遮断すると共に、この吸気口6を排気用換気ファン11に対して連通させ、また、換気経路切換弁16の垂直部が排気口7を空調機8に対して遮断すると共に、この排気口7を外気導入口14に対して連通させた状態となっている。
したがって、図4(c)に点線矢印で示すように、吸気口6から吸い込まれた空気は第1のダクト9を通って排気用換気ファン11から外部に排出されるようになっている。そして、かご室内の空気は、排気用換気ファン11により排出され薄くなるため、外気導入口14から外気が自然に導入され、第2のダクト10を通って排気口7からかご室1内に送り込まれるようになっている。
図5は、上記のように構成される本発明の実施形態の模式図であり、(a)は通常運転時の説明図、(b)は停電時の説明図である。この図に基づき、本発明の実施形態の動作につき説明する。
なお、停電検出回路17は、通常、エレベータ制御装置が収納される制御盤内に設けられるが、その他の場所に設けるようにしてもよい。この停電検出回路17は、エレベータの電源電圧が所定レベル以下に低下した時点で停電検出信号を出力し、バッテリー13と排気用換気ファン11及びソレノイド12との間に介挿されているスイッチSWをオンするようになっている。また、図5においては、排気用換気ファン11及びソレノイド12がバッテリー13に対してそれぞれ並列接続されているが、排気用換気ファン11とソレノイド12とを直列接続するようにしてもよい。
まず、図5(a)において、停電状態でないときは停電検出回路17が停電検出信号を出力していないのでスイッチSWはオフとなっており、バッテリー13は排気用換気ファン11及びソレノイド12に対して非給電状態となっている。したがって、通常運転時においては、排気用換気ファン11は運転されず、ソレノイド12は非励磁状態である。そして、ソレノイド12が非励磁状態であるため、換気経路切換弁15,16はそれぞれ第1のダクト9及び第2のダクト10を開放状態に維持すると共に、排気用換気ファン11及び外気導入口14を遮断状態としている。
また、空調機8は稼働しているので、かご室1内の空気は吸気口6から第1のダクト9を通って空調機8に送り込まれ、空調機8で熱交換されて吹き出された空気は第2のダクト10を通って排気口7からかご室内に送り込まれる。つまり、通常運転時における換気経路は、図5(a)の点線矢印で示すように循環される経路となる。
なお、通常運転時には空調機8に図示を省略している電力変換器から電力が供給されているが、バッテリー13もこの電力変換器からの電力供給により、常に一定レベル以上のバッテリー電圧が維持されて蓄電されている。
次に、図5(b)において、上記のようにエレベータの通常運転が行われている間に停電が発生すると、エレベータの運転は停止され、空調機8の運転も停止される。そして、停電検出回路17は直ちに停電検出信号を出力し、スイッチSWをオンにする。これにより、バッテリー13は排気用換気ファン11及びソレノイド12に対して給電状態となる。したがって、停電時においては、排気用換気ファン11は運転され、ソレノイド12は励磁状態である。そして、ソレノイド12が励磁状態であるため、換気経路切換弁15,16はそれぞれ第1のダクト9及び第2のダクト10を途中で遮断し、吸気口6及び排気口7をそれぞれ排気用換気ファン11及び外気導入口14に対して連通状態とする。
排気用換気ファン11の運転により、かご室1内の澱んだ空気は外部に排出され、また、これによってかご室1内に空気の流れが生じるので、外気導入口14から外気が自然に導入され、第2のダクト10を通って排気口7からかご室1内に送り込まれる。つまり、停電時における換気経路は、図5(b)の点線矢印で示すように、外気導入口14からの外気が最短経路でかご室1内に到達し、更にかご室1内の空気が最短経路で排気用換気ファン11により外部に排出されるような経路となる。
なお、停電復旧時には停電検出回路17から停電検出信号が出力されなくなるので、スイッチSWはオフとなる。したがって、換気経路切換弁15,16の位置は再び図5(a)に示す位置に復帰し、排気用換気ファン11の運転は停止される。そして、バッテリー13は、既述した電力変換器からの電力供給により、再びバッテリー電圧が一定レベル以上になるまで蓄電される。
以上のように、本発明の実施形態によれば、停電発生時には、停電時用換気経路が形成された状態で、バッテリー13を電源とする排気用換気ファン11が運転され、外気導入口14から外気が導入されるので、かご室1内の乗客に対して不快感や健康上の支障を与える虞を低減することが可能になる。
また、図1及び図2の図示からも明らかなように、本発明の実施形態の構成は、第1のダクト9及び第2のダクト10の中間部に排気用換気ファン11、ソレノイド12、バッテリー13、外気導入口14、及び換気経路切換弁15,16を取り付けることにより実現可能である。したがって、この実施形態に係るエレベータのかご内換気装置は、新規なエレベータ設備に対してはもちろんのこと、既設のエレベータ設備に対しても容易に適用することが可能である。
本発明の実施形態の構成は、概ね上述したとおりのものであるが、本発明にあっては下記の形態も広く包含するものである。
(1)上記実施形態では、かご室1内の空気が排気用換気ファン11により外部へ排出されることにより、外気が外気導入口14からかご室1内に自然に送り込まれるようになっているが、排気用換気ファン11と同様に停電時にバッテリー13から給電を受けることにより運転される「外気導入用換気ファン」を外気導入口14に取り付け、外気を強制的にかご室1内に送り込む構成を採用することも可能である。但し、その場合はバッテリー13については容量が充分に大きなものを用いることが好ましい。
(2)上記実施形態における排気用換気ファン11としては、回転方向が一定方向のみであるものを使用することを想定しているが、乗客の手動操作によって回転方向の切換が可能なものを使用するようにしてもよい。これによれば、排気用換気ファン11を「外気導入用換気ファン」としても機能させることができる。
(3)上記実施形態では、停電検出回路17からの停電検出信号によりスイッチSWがオンとなり、更にソレノイド12が励磁されたときの電磁力により換気経路切換弁15,16が切換動作を行うようになっている。しかし、地震などの災害発生時にはスイッチSWの接点故障や引っ掛かり発生等により換気経路切換弁15,16が円滑に動作しない場合も考えられる。そこで、天井部5付近で乗客の手の届く範囲に手動操作機構を設け、乗客が手動操作によって強制的に換気経路切換弁15,16を切り換えることが可能な構成を採用しても良い。
(4)上記実施形態における排気用換気ファン11としては、定速運転のみが可能なものを使用することを想定しているが、乗客の手動操作によって複数段階の速度制御が可能なものを使用するようにしてもよい。これによれば、かご室1内の乗客の要求に応じた適切な回転数で排気用換気ファン11を運転することができる。
本発明の実施形態に係るエレベータのかご内換気装置の要部構成を示す正面図。 図1におけるII-II矢視図。 本発明の実施形態の通常運転時における換気経路切換弁及び換気経路についての説明図であり、(a)は図1のIII-III矢視図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)はダクトの一部を破砕断面として示した換気経路の平面図。 本発明の実施形態の停電時における換気経路切換弁及び換気経路についての説明図であり、(a)は図1のIII-III矢視図、(b)は(a)のb−b矢視図、(c)は換気経路の平面図。 本発明の実施形態の動作を説明するための模式図であり、(a)は通常運転時の説明図、(b)は停電時の説明図。 従来装置の構成を示す概略図。
符号の説明
1:かご室
2:側部フレーム
3:上部フレーム
4:ロープ
5:天井部
6吸気口
7:排気口
8:空調機
9:第1のダクト
10:第2のダクト
11:排気用換気ファン
12:ソレノイド
12a:アクチュエータ
13:バッテリー
14:外気導入口
15,16:換気経路切換弁
17:停電検出回路
SW:スイッチ

Claims (7)

  1. かご室外に配設され、かご室内の吸気口及び排気口にそれぞれダクトを介して連通された空調機と、
    前記かご室外に配設された非常用電源としてのバッテリーと、
    前記ダクトの中間部に取り付けられ、停電時に前記バッテリーからの給電により運転される排気用換気ファンと、
    前記ダクトの中間部に取り付けられ、前記排気用換気ファンの運転により外気をかご室内に導入するための外気導入口と、
    前記ダクトの内部に配設され、通常運転時には前記吸気口及び排気口を前記空調機に対して連通させると共に、前記排気用換気ファン及び外気導入口に対して遮断することにより前記空調機を経由する通常運転時用換気経路を形成し、一方、停電時には前記吸気口及び排気口を前記空調機に対して遮断すると共に、前記排気用換気ファン及び外気導入口に対して連通させることにより前記排気用換気ファン及び外気導入口を経由する停電時用換気経路を形成するように、換気経路の切換動作を行う換気経路切換弁と、
    を備えたことを特徴とするエレベータのかご内換気装置。
  2. 前記換気経路切換弁は、停電時に前記バッテリーからの給電により励磁されるソレノイドの電磁力を受けて、前記通常運転時用換気経路から前記停電時用換気経路への切換動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  3. 前記外気導入口に、停電時に前記バッテリーからの給電により運転される外気導入用換気ファンを取り付けた、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  4. 前記排気用換気ファンは、かご室内での手動操作により回転方向の切換が可能なものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  5. 前記バッテリーは、通常運転時に、前記空調機に電力を供給する電力変換器により蓄電されるものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  6. 前記換気経路切換弁は、停電時にかご室内での手動操作により、前記通常運転時用換気経路から前記停電時用換気経路への切換動作を行うものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気装置。
  7. 前記排気用換気ファンは複数段階の速度制御が可能なものである、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご内換気制御装置。
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