JP2008143641A - 振動式コンベア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送方向に延びる樋状のトラフ11に振動を与えて、トラフ11上に載置された搬送材を搬送する振動式コンベア10であって、トラフ10は、前記搬送方向に直交する断面が円弧状に形成されるとともに、前記搬送材に対して滑り易さを有する材料によって構成され、トラフ11の径方向の肉厚tが3mm以上とされていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
このような振動式コンベアに備えられたトラフとしては、主に鋼材などで構成されて底面が平板状に形成されたものが広く提供されている(特許文献1参照)。
さらに、トラフに強固に付着した上白糖を除去するために、トラフの清掃を頻繁に行う必要があり、振動式コンベアのメンテナンス作業に多くの時間と労力を要するといった問題や、振動式コンベアの稼働率が低下するといった問題があった。
このように、せっかく搬送材の付着を防止してトラフの清掃などのメンテナンス作業を軽減したにもかかわらず、点検作業や張り替え作業などが必要となり、かえってメンテナンス作業に多くの労力と時間とを費やすことになり、振動式コンベアの稼働率が低下してしまうといった問題があった。
請求項1に係る発明は、搬送方向に延びる樋状のトラフに振動を与えて、前記トラフ上に載置された搬送材を搬送する振動式コンベアであって、前記トラフは、前記搬送方向に直交する断面が円弧状に形成されるとともに、前記搬送材に対して滑り易さを有する材料によって構成され、前記トラフの径方向の肉厚が3mm以上とされていることを特徴としている。
また、トラフが、搬送材に対して滑り易さを有する材料によって構成されているので、トラフ上に載置された搬送材がトラフに強固に付着することが防止される。
さらに、トラフの径方向の肉厚が3mm以上とされているので、搬送材が投入されてトラフに強く衝突しても、搬送材に対して滑り易さを有する材料が容易に摩滅することがない。
滑り摩擦係数の小さな材料の具体例として、ポリテトラフルオロエチレン系樹脂、ポリウレタン樹脂などの合成樹脂や、ステンレスなどの金属及び、アルミナ、ジルコニア、ムライトなどのセラミックスなどが挙げられる。これらの材料の中から、搬送材の性質や温度などを考慮して選択することが好ましい。
この構成の振動式コンベアでは、トラフが半円形に形成されているので、搬送材とトラフとの接触面積が最も小さくなる。
振動式コンベア10は、図3及び図4に示すように、搬送方向Xに向けて延びる樋状をなすトラフ11と、トラフ11の外周面に配置されたカバー12と、カバー12及びトラフ11を支持するベース13と、トラフ11に対して振動を付与する振動付与手段14とを有している。
このトラフ11の搬送方向Xに直交する断面は、図1に示すように半円形をなしており、トラフ11の径方向の肉厚tは3mm以上に設定され、本実施形態では20mmとされている。
また、トラフ11の搬送方向X前方側には、下方に向けて垂直に延びる排出部16が設けられている。
また、トラフ11の上縁部の上方には、図2及び図3に示すように、投入口15の側壁面をなすスカート部18が、搬送方向Xに対して垂直で上方に向けて延びるように立設されている。
ロータリーバイブレータ24を起動することにより、ロータリーバイブレータ24の内部に収容されたウエイトが回転軸O中心に回転される。このウエイトの回転による遠心力によって回転軸Oと直交する方向Pに向けた振動が発生する。この振動が、ロータリーバイブレータ24が取り付けられているベース13に直接伝達され、トラフ11が振動することになる。
このように振動が付与されたトラフ11内には、例えば上白糖が投入ポッパー(図示せず)から投入口15に向けて落下され、トラフ11の底面に上白糖が載置される。この上白糖はトラフ11の振動によって搬送方向Xに向けて搬送され、排出部16から振動式コンベア10の外部へと排出されるのである。
したがって、上白糖がトラフ11に強固に付着することが防止され、振動によって上白糖を効率良く搬送することができる。
さらに、上白糖との接触によってトラフ11が劣化することがないとともに、上白糖がトラフ11との接触によって変質するおそれがない。よって、搬送材である上白糖を安定して搬送することができる。
例えば、本実施形態では、上白糖を搬送する振動式コンベア10として説明したが、他の搬送材を搬送するものであってもよい。
11 トラフ
14 振動付与手段
Claims (2)
- 搬送方向に延びる樋状のトラフに振動を与えて、前記トラフ上に載置された搬送材を搬送する振動式コンベアであって、
前記トラフは、前記搬送方向に直交する断面が円弧状に形成されるとともに、前記搬送材に対して滑り易さを有する材料によって構成され、
前記トラフの径方向の肉厚が3mm以上とされていることを特徴とする振動式コンベア。 - 前記トラフは、前記搬送方向に直交する断面が半円形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動式コンベア。
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JP2006331837A JP2008143641A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | 振動式コンベア |
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JP2006331837A JP2008143641A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | 振動式コンベア |
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2006
- 2006-12-08 JP JP2006331837A patent/JP2008143641A/ja active Pending
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