JP2008143543A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 一端が開口している容器部材と、前記容器部材の開口を開閉自在に閉止する蓋部材と、を有する生化学容器であって、
   前記容器部材の開口を閉止する位置と開放する位置とに前記蓋部材を揺動自在に支持しているヒンジ機構と、
   前記容器部材と前記蓋部材との一方の外側面に一端が連結されているとともに他方の外側面に他端が対向していて弾発的に湾曲する開放補助部材と、
   前記開放補助部材に外側から作用する方向の応力を開放方向で前記蓋部材に作用する応力に変換する方向変換機構と、
   を有する生化学容器。
2. 一端が開口している容器部材と、前記容器部材の開口を開閉自在に閉止する蓋部材と、を有する生化学容器であって、
   前記容器部材の開口を閉止する位置と開放する位置とに前記蓋部材を揺動自在に支持しているヒンジ機構と、
   前記容器部材と前記蓋部材との一方の外側面に一端が連結されているとともに他方の外側面に他端が対向していて弾発的に湾曲する開放補助部材と、
   前記開放補助部材の少なくとも一部の内側への変位を前記蓋部材の少なくとも一部の開放方向への変位に変換する方向変換機構と、
   を有する生化学容器。
3. 前記開放補助部材は、前記蓋部材の外側面に一端が連結されているとともに閉止状態で前記容器部材の外側面に他端が対向する形状に形成されており、
   前記方向変換機構は、
   前記容器部材の外側面において前記開放補助部材の前記他端と対向する位置に形成されている斜面を有し、
   前記斜面は、前記蓋部材の開放方向に向かうにつれて前記開放補助部材の前記他端から遠ざかるように傾斜している請求項１または２に記載の生化学容器。
4. 前記開放補助部材は、前記蓋部材の外側面に一端が連結されているとともに閉止状態で前記容器部材の外側面に他端が対向する形状に形成されており、
   前記方向変換機構は、
   前記容器部材の外側面において前記開放補助部材の前記他端と対向する位置に形成されている凸部と、
   前記開放補助部材の前記他端における前記凸部側の面に形成されている斜面と、
   を有し、
   前記斜面は、前記蓋部材の開放方向に向かうにつれて前記凸部に近づくように傾斜している請求項１または２に記載の生化学容器。
5. 前記開放補助部材は、前記容器部材の外側面に一端が連結されているとともに閉止状態の前記蓋部材の外側面に他端が対向する形状に形成されており、
   前記方向変換機構は、
   前記蓋部材の外側面において前記開放補助部材の前記他端と対向する位置に形成されている斜面を有し、
   前記斜面は、前記蓋部材の開放方向に向かうにつれて前記開放補助部材の前記他端に近づくように傾斜している請求項１または２に記載の生化学容器。
6. 前記開放補助部材は、前記容器部材の外側面に一端が連結されているとともに閉止状態の前記蓋部材の外側面に他端が対向し、
   前記方向変換機構は、
   前記蓋部材の外側面において前記開放補助部材の前記他端と対向する位置に形成されている凸部と、
   前記開放補助部材の前記他端における前記凸部側の面に形成されている斜面と、
   を有し、
   前記斜面は、前記蓋部材の開放方向に向かうにつれて前記凸部から遠ざかるように傾斜している請求項１または２に記載の生化学容器。
7. 前記ヒンジ機構は、前記蓋部材を開放する方向に弾発的に付勢している請求項１ないし６の何れか一項に記載の生化学容器。
8. 前記ヒンジ機構は、開放された前記蓋部材を前記容器部材の開口から略直角に揺動した位置に弾発的に保持する請求項７に記載の生化学容器。
9. 前記容器部材は、一端が開口している容器本体と、前記容器本体の一端の外側面に装着されている枠状部材と、を有し、
   前記ヒンジ機構は、前記枠状部材に連結されており、
   前記開放補助部材は、前記枠状部材と前記蓋部材との一方の外側面に一端が連結されているとともに他方の外側面に他端が対向している請求項１ないし８の何れか一項に記載の生化学容器。
10. 前記蓋部材は、前記容器本体の開口に係脱自在に係合する請求項９に記載の生化学容器。
11. 請求項９または１０に記載の生化学容器の前記容器本体に装着される蓋ユニットであって、
    前記蓋部材と、
    前記容器本体の一端の外側面に装着される枠状部材と、
    前記枠状部材に連結されていて前記蓋部材を揺動自在に支持しているヒンジ機構と、
    前記枠状部材と前記蓋部材との一方の外側面に一端が連結されているとともに他方の外側面に他端が対向していて弾発的に湾曲する開放補助部材と、
    前記開放補助部材に外側から作用する方向の応力を開放方向で前記蓋部材に作用する応力に変換する方向変換機構と、
    を有する蓋ユニット。
12. 請求項９または１０に記載の生化学容器の前記容器本体に装着される蓋ユニットであって、
    前記蓋部材と、
    前記容器本体の一端の外側面に装着される枠状部材と、
    前記枠状部材に連結されていて前記蓋部材を揺動自在に支持しているヒンジ機構と、
    前記枠状部材と前記蓋部材との一方の外側面に一端が連結されているとともに他方の外側面に他端が対向していて弾発的に湾曲する開放補助部材と、
    前記開放補助部材の少なくとも一部の内側への変位を前記蓋部材の少なくとも一部の開放方向への変位に変換する方向変換機構と、
    を有する蓋ユニット。