JP2008143461A - トーイングヒッチメンバ - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤサイドメンバに対する取付構造の簡略化を図ったトーイングヒッチメンバを得ることが目的である。
【解決手段】被牽引車両からトーイングヒッチ10のフック部14に入力があった場合、クロスチューブ16の撓みによってサイドプレート18A、18Bに曲げモーメントが作用するが、この際、サイドプレート18A、18Bの屈曲部22が変形することによって曲げモーメントがリヤサイドメンバ28A、28Bに対して作用することを抑制できる。したがって、リヤサイドメンバ28A、28Bに対するトーイングヒッチメンバ10の取付構造を簡略化、軽量化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被牽引車両を車両に連結するためのトーイングヒッチメンバに関する。
従来から、ボート積載車やキャンピングカー等の被牽引車を連結して牽引するためにトーイングヒッチメンバが車両の後部に設けられている。この場合、トーイングヒッチメンバは、車幅方向に延在するフレーム部と、その両端から車両前方に延在するアーム部と、フレーム部の車幅方向中央から車両後方に突出形成されたフック部とを備え、アーム部がリヤサイドメンバの後端部とヒッチリインフォースメントを介して結合されている(特許文献1)。
特開2002−362440号公報
したがって、被牽引車両からの入力はトーイングヒッチメンバからリヤサイドメンバの後端部に作用することになる。この際、リヤサイドメンバに対するトーイングヒッチメンバの取付部に応力が集中するため、この取付部を補強するために構造が複雑化し、車体重量を増加させるという不都合があった。
本発明は、取付部分の構造を複雑化させることなく、被牽引車両からの入力に対応することができるトーイングヒッチメンバを得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るトーイングヒッチメンバは、被牽引車両を牽引するために車体後部の両サイドに配置されるリヤサイドメンバの後端に設けられるトーイングヒッチメンバであって、被牽引車両と連結するためのフック部と、前記フック部が長手方向中央に設けられ、車両の後端側に車幅方向が長手方向とされて配設されるフレーム部と、フレーム部の長手方向両端部から車両前方側に延在すると共に、車幅方向に変形可能な屈曲部を備え、前記屈曲部よりも車両前方側にリヤサイドメンバに対する取付部を設けた一対のサイドプレートと、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の本発明のトーイングヒッチメンバによれば、被牽引車両からフック部を介して牽引車両側に伝達される入力は、フレーム部を介してリヤサイドメンバに取り付けられた一対のサイドプレートに達する。サイドプレートは、リヤサイドメンバに取り付けられる取付部よりも車両後方(フレーム部側)に屈曲部があるため、フック部、フレーム部を介して伝達された入力を屈曲部の変形によって吸収することができる。したがって、サイドメンバの取付部からリヤサイドメンバに作用する被牽引車両からの入力を低減させることができる。
以上説明したように、本発明に係るトーイングヒッチメンバを用いることによって、リヤサイドメンバに対するトーイングヒッチメンバの取付構造を簡略化することができる。
本発明に係るトーイングヒッチメンバについて、図1〜図3を参照して説明する。図1はリヤサイドメンバに取り付けられたトーイングヒッチメンバの斜視図であり、図2は図1の分解斜視図であり、図3は本実施形態に係るトーイングヒッチメンバの作用説明図である。なお、図中の矢印INは車幅方向内側を、矢印UPは車両上方を、矢印FRは車両前方をそれぞれ表す。
トーイングヒッチメンバ10は、図1および図2に示すように、被牽引車両を係止するヒッチボール12が先端に設けられたフック部14と、フック部14が長手方向略中央部に設けられたフレーム部であるクロスチューブ16と、クロスチューブ16の両端部に接合されると共にクロスチューブ16の長手方向と略直交する方向(略車両前後方向)に延在する一対のサイドプレート18A、18Bとを基本的に備える。
フック部14は、クロスチューブ16から直交する車両後方にL字型に延びたアーム部20と、アーム部20の先端に設けられたヒッチボール12とを備える。
クロスチューブ16は、円筒体であり、サイドプレート18A、18Bの後述するリヤサイドメンバに対する取付部と反対側の端部近傍に接合され、サイドプレート18Aとサイドプレート18Bを接続している。
サイドプレート18A、18Bには、それぞれの長手(車両前後)方向の略中央部に車幅方向内側へ屈曲された屈曲部22が設けられており、左右対称に配置されている。したがって、トーイングヒッチメンバ10におけるサイドプレート同士の車幅方向間隔は、屈曲部22よりもクロスチューブ側(車両後方)よりも反対側(車両前方)が狭く構成されている。
また、サイドプレート18A、18Bの車両前方の端部近傍には、リヤサイドメンバに対する取付部としてのネジ孔24、24が設けられている。
このように構成されたトーイングヒッチメンバ10は、サイドプレート18A、18Bの取付部の位置において、取付部材26A、26Bを介して骨格部材であるリヤサイドメンバ28A、28Bに取り付けられている。具体的には、以下の通りである。取付部材26A、26Bは、断面がクランク形状であり、段差を有して平行な2枚のプレート30、32にそれぞれネジ孔34、36が設けられている。この取付部材26A、26Bを相互に反対向きとしてプレート30、30でサイドプレート18Aを挟み、取付部材26Aのネジ孔34、サイドプレート18Aのネジ孔24、取付部材26Bのネジ孔34にボルト38を螺入し、ナット40で締結し、取付部材26Aをサイドプレート18Aに取り付ける。続いて、取付部材26A、26Bのプレート32、32の間にリヤサイドメンバ28Aの後端部近傍を進入させ、各取付部材26A、26Bのネジ孔36、36からリヤサイドメンバ28Aに設けられたネジ孔42、42にボルト44を挿入することによって、リヤサイドメンバ28Aにサイドプレート18Aを取り付けたものである。サイドプレート18Bも同様にしてリヤサイドメンバ28Bに取り付けられている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
このように構成されたトーイングヒッチメンバ10によって車両が被牽引車両を牽引した場合、トーイングヒッチメンバ10に被牽引車両からの入力が伝達される。例えば、車両が制動をかけた場合には、図3の模式図に示すように、被牽引車両から車両前方への入力Fが伝達される。この場合、フック部14から伝達された入力Fによりクロスチューブ16は、フック部14の取付位置を中心にして車両前方に撓む(図3、二点鎖線→実線参照)。この結果、サイドプレート18A、18Bに対しては、リヤサイドメンバ28A、28Bに対する取付部を中心にして曲げモーメントMが作用することになる。ところが、本実施形態に係るトーイングヒッチメンバ10では、サイドプレート18A、18Bの取付部(ネジ孔24、24)よりも後方(クロスチューブ16側)に屈曲部22を設けているため、屈曲部22の変形によって、サイドプレート18A、18Bの車両後方側が撓んだクロスチューブ16に倣って内側に変位する(図3、二点鎖線→実線参照)ため、上記曲げモーメントMの影響がサイドプレート18A、18Bの取付部に及ぶことが防止される。したがって、リヤサイドメンバ28A、28Bに対する取付部に作用する曲げモーメントMの影響から保護するために、取付構造に補強を施す必要がなくなる。すなわち、取付構造の簡略化および軽量化を図ることができる。
また、このように屈曲部22が変形可能であるため、サイドプレート18A、18Bの車幅方向間隔を調整することができる。したがって、構造(リヤサイドメンバ28A、28Bの車幅方向間隔)の異なる車種に同一のトーイングヒッチメンバ10を適用することができる。なお、リヤサイドメンバ28A、28B自体の車幅方向幅が異なる場合には、取付部材26A、26Bのプレート32、32の間にワッシャ等を挟むことによって調整することができる。
なお、本実施形態では、取付部材26A、26Bによってサイドプレート18A、18Bをリヤサイドメンバ28A、28Bに取り付けたが、これに限定されるものではない。
本実施形態に係るトーイングヒッチメンバの取付状態を示す斜視図である。 本実施形態に係るトーイングヒッチメンバを含む分解斜視図である。 本実施形態に係るトーイングヒッチメンバの作用を説明する模式図である。
符号の説明
10 トーイングヒッチメンバ
14 フック部
16 クロスチューブ(フレーム部)
18A、18B サイドプレート

Claims (1)

  1. 被牽引車両を牽引するために車体後部の両サイドに配置されるリヤサイドメンバの後端に設けられるトーイングヒッチメンバであって、
    被牽引車両と連結するためのフック部と、
    前記フック部が長手方向中央に設けられ、車両の後端側に車幅方向が長手方向とされて配設されるフレーム部と、
    フレーム部の長手方向両端部から車両前方側に延在すると共に、車幅方向に変形可能な屈曲部を備え、前記屈曲部よりも車両前方側にリヤサイドメンバに対する取付部を設けた一対のサイドプレートと、
    を備えることを特徴とするトーイングヒッチメンバ。
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