JP2008143321A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハイブリッド車両において、内燃機関が無負荷アイドル運転であることが必要となる診断を確実に実行する。
【解決手段】本発明のハイブリッド車両の制御装置は、電動機4と内燃機関1とを駆動源とするハイブリッド車両の制御装置において、車両の運転条件に応じて内燃機関1及び電動機4の駆動状態を設定する駆動状態設定手段10と、駆動状態設定手段10の設定した駆動状態に応じて内燃機関1を制御する内燃機関制御手段11とを備え、内燃機関制御手段11は、内燃機関1が無負荷アイドル運転状態を必要とする診断の実施を要求する診断要求信号が外部診断装置15から入力された場合には、機関無負荷要求信号を駆動状態設定手段10に対して発信し、かつ車両は診断実施可能な状態にあると判定した場合にのみ内燃機関1を無負荷アイドル運転となるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に、内燃機関と電動機とを駆動源とするハイブリッド車両に搭載する内燃機関の制御装置に関する。
車両からの排気ガスの排出量を低減することを目的として、内燃機関と電動機とを駆動源とするいわゆるハイブリッド車両が知られている。ハイブリッド車両においては、運転状況に応じて内燃機関と電動機とを切替えて使用している。例えば、高負荷運転時のように高出力が要求される場合には内燃機関を駆動源とし、低負荷運転時のように高出力を必要としない場合には内燃機関を停止して電動機を駆動源として走行する。
ところで、内燃機関を駆動源として走行する場合には、排気、燃費、出力等の性能が高い良好な運転状態とするための運転制御が行われており、このような運転制御を維持するためには内燃機関を診断する必要がある。
診断の方法としては、診断のために内燃機関を運転し、所望の項目についての診断を行うものが知られている。
しかしながら、ハイブリッド車両では前述したように内燃機関が常に運転されているわけではないので、診断中にハイブリッド車両特有の内燃機関停止条件が成立して、診断が完了する前に内燃機関が停止してしまうおそれがある。
上記のような問題を解決する技術として、診断が完了するまでは内燃機関の停止を禁止する制御装置が特許文献1に記載されている。これによれば、診断が完了するまでは内燃機関は停止しないので、確実に診断を行うことができる。
特許2982746号
ところで、上記の診断には、内燃機関が回転してさえいればよいものと、無負荷アイドル運転が必要となるものとがある。
内燃機関が回転してさえいればよい診断であれば、例えば診断中にバッテリ充電量が低下した場合には、発電量を増加させるために内燃機関の負荷を増加させることができる。一方、無負荷アイドル運転が必要となる診断の場合には、内燃機関の負荷を増加させると適切な診断をすることが不可能となり、負荷を増加させなければバッテリ充電量不足を招くおそれがある。
ここで特許文献1に記載の技術について見ると、診断実施中には診断に適した運転状態を維持するよう制御することとしているので、無負荷アイドル運転でなければ実施できない診断を実行する場合には、上述したバッテリ充電量不足を招くおそれがある。
そこで、本発明では、ハイブリッド車において外部診断装置から無負荷アイドル運転状態を必要とする診断の実施を要求された場合に、診断中に無負荷アイドル運転状態を維持し、かつ、例えばバッテリ充電量不足のように無負荷アイドル運転による弊害の発生を防止することを目的とする。
本発明のハイブリッド車両の制御装置は、バッテリの電力により駆動する電動機と内燃機関とを駆動源とするハイブリッド車両の制御装置において、前記ハイブリッド車両の運転条件に応じて前記内燃機関及び前記電動機の駆動状態を設定する駆動状態設定手段と、前記駆動状態設定手段の設定した駆動状態に応じて前記内燃機関を制御する内燃機関制御手段と、を備え、前記内燃機関制御手段は、前記内燃機関が無負荷アイドル運転状態であることを必要とする診断の実施を要求する診断要求信号が外部診断装置から入力された場合には、前記内燃機関の駆動状態を無負荷アイドル運転状態に設定するよう要求する機関無負荷要求信号を前記駆動状態設定手段に対して発信し、かつ前記車両が前記診断を実施可能な状態にある場合にのみ、前記内燃機関を無負荷アイドル運転状態にする制御を実行する。
本発明によれば、外部診断装置からの診断要求に応じて無負荷アイドル運転状態に制御することができるので、ハイブリッド車両においても、無負荷アイドル運転状態を必要とする診断を行うことができる。さらに、診断の実施が可能な状態の場合にのみ無負荷アイドル運転状態を実行するので、無負荷アイドル運転による弊害の発生を防止することができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態を適用するハイブリッド車両のシステム構成の概略図である。
1は内燃機関、2は発電機、3はバッテリ、4は電動機、5は駆動輪、6は差動装置、7は動力分割装置、8はインバータ、9a及び9bは減速機である。
10は駆動状態設定手段として図示しないアクセル開度センサ、バッテリ残量センサ等といった運転状態を検出するセンサの検出値を読み込み、これらの検出値に基づいて内燃機関1と電動機4の切替え制御や内燃機関11及び電動機4のそれぞれについての発生出力の決定等、車両全体についての制御を行ったり、発電要求判定手段として後述するバッテリ3の充電量に応じて発電の必要性の有無を判定するハイブリッドコントロールユニット(以下、HCMという)である。11はHCM10からの信号に基づいて内燃機関の制御を行う内燃機関制御手段としてのエンジンコントローラ(以下、ECMという)である。12は発電機2の制御を行う発電機コントローラ、13はインバータ8の制御やバッテリ残量検出手段としてバッテリ3の充電量の検出を行うバッテリコントローラ、14は電動機4の制御を行う電動機コントローラである。
内燃機関1の出力は動力分割装置7に入力され、発電機2の駆動用と駆動輪5の駆動用とに分割される。発電機2が駆動されることによって発電した電力は、インバータ8を介してバッテリ3に充電される。インバータ8は運転状態に応じてバッテリ4の電力を電動機4に供給する。電動機4で発生した駆動力は減速機9a、9bを介して駆動輪5の駆動に用いられる。なお、バッテリ3に充電された電力は、電動機4の駆動の他に、車両に装備される電装部品の駆動にも用いられる。
動力分割装置7での動力の分割やインバータ8での充電・放電切替えは、HCM10にて運転状態やバッテリ3の充電量(以下、バッテリSOCという)に基づいて設定される。そして、HCM1で設定した状態になるようECM11、発電機コントローラ12、バッテリコントローラ13、電動機コントローラ14はそれぞれ内燃機関1、発電機2、インバータ8、電動機4を制御する。
例えば、バッテリSOCに余裕があるときは電動機4を駆動させて内燃機関1の出力を低下させるアシスト走行を行うように制御し、燃費性能の向上を図る。また、バッテリSOCが少ない場合には、内燃機関1の出力を増大させ、車両要求出力に対して余剰の出力で発電機2を駆動し、バッテリ3の充電を行う(これを発電運転という)。
図2は本実施形態の制御装置の電気的構成を表したものである。15は診断手段としての外部診断装置(以下、単に診断装置という)である。
診断装置15は、例えば点検時や部品交換後の調整時等にECM11に接続して、内燃機関を制御するための装置についての診断(アクティブテスト)を行うものである。なお、アクティブテストには、車両検査、作動点検、制御値の学習等も含むものとし、作業者は、診断装置15を操作することによって実行しようとするアクティブテストを選択する。
車両運転中はHCM10とECM11との間で通信が行われており、これにより車両の走行状況や運転状態の変化等に対応した適切な制御が行われる。また、診断装置15はECM11に対して、アクティブテストに必要な運転状態となるようアクティブテスト開始要求信号を発信する。
アクティブテスト開始要求信号を受けたECM11は、アクティブテスト実行可能な場合は後述する図3の制御ルーチンを実行し、アクティブテスト実行不可能な場合には診断装置15に実行不可能な旨の信号を返信する。アクティブテストの実行が不可能な場合としては、例えば冷却水温が通常運転時の水温に比べて低い場合や、診断しようとするアクチュエータ等が断線している場合等がある。そこで、アクティブテスト実行不可能な場合にECM11が診断装置15に返信する信号は、どのような要因でアクティブテストが実行不可能であるかが判るような信号とする。これにより作業者は、例えば水温を上昇させるために一旦内燃機関1を始動したり、断線しているアクチュエータを特定する等といった対処を速やかに行うことが可能となる。
次に、診断装置15を接続して無負荷アイドル運転を必要とするアクティブテストを行う場合にHCM10及びECM11が実行する制御について、図3を参照して説明する。図3はHCM10及びECM11が実行する制御ルーチン、及びHCM10とECM11との間で行われる通信について表した図である。
ステップS100〜S109はECM11が実行する制御ルーチン、ステップS200〜S208はHCM10が実行する制御ルーチン、図中の破線がHCM10とECM11との間の通信を表す。以下、各ステップにしたがって説明する。
ステップS100では、診断装置15からの診断要求信号の有無を確認し、内燃機関1のシステム機能が稼働した状態で、かつ診断要求が有る場合には内燃機関1の暖機要求フラグを1にしてステップS101に進む。このとき、暖機要求をHCM10に発信し、HCM10はこれを受信したら内燃機関1を始動して暖機運転用の制御を開始する。
ステップS101では、診断装置15で選択されたアクティブテストが、無負荷アイドル運転を必要とするのか否かの判定を行う。無負荷アイドル運転が必要な場合にはステップS102に進み、無負荷アイドル運転が不要な場合、すなわち内燃機関1が回転してさえいればよい場合には、後述するステップS105に進む。
ステップS102では、アクティブテスト要求フラグACTREQを初期化する。HCM10はアクティブテスト要求ACTREQが初期化されたことを受信したら、S201でHCM10のメモリ内のアクティブテスト要求フラグACTREQを0にする。
ステップS103では、以下の要件が成立したらアクティブテスト要求フラグACTREQをセットする(ACTREQ=1とする)。このための要件は、第1に自動変速機(図示せず)がパーキングレンジになっていること、第2に暖機要求フラグが1になってから所定時間内に内燃機関1が始動していること、である。
アクティブテスト要求フラグACTREQがセットされたら、ステップS104に進み、許可判定を行う。判定の内容は、第1に自動変速機がパーキングレンジになっているか否か、第2にアクティブテスト要求フラグACTREQがセットされてから所定時間内にHCM10からアクティブテストを許可する旨の信号(ACTPRMIT=1)を受信したか否か、である。なお、アクティブテスト要求フラグACTREQがセットされたことは、機関無負荷要求信号としてHCM10に発信される。
ここで、HCM10がACTPRMIT=1を発信するまでの制御ルーチンについて説明する。
HCM10はステップS103でアクティブテスト要求フラグACTREQがセットされたことを受信したら、ステップS202で、第1にバッテリ充電量(以下、バッテリSOCという)が所定値(判定閾値)以上であるか、第2にバッテリ電圧が所定値以上であるか、についての判定を行う。
バッテリSOCの判定に用いる所定値は、通常走行時に発電要求を発信するか否かの判定に用いる閾値よりも低い値を設定する。ここでは、後述するステップS206におけるタイムアウト処理まで無負荷アイドル運転を続けることができる程度のバッテリSOCを設定する。
電圧についても同様に、通常運転時に発電要求を発信するか否かの判定に用いる閾値よりも低い値を設定する。
ステップS202で判定結果がnoとなった場合はステップS205に進み、発電量を増加させる分だけ負荷を増大させた運転(発電運転)を行う。
判定結果がyesの場合にはステップS203に進み、ハイブリッドシステムがフェールセーフモード中でないか、についての判定を行う。フェールセーフモードとは、何れかの装置の作動が不良となった場合に、本来の性能は得られないながらも走行することを可能とするための運転モードである。なお、ハイブリッドシステムのフェールセーフモードか否かの判定を行うのは、フェールセーフモード中は通常運転とは異なる制御が行われているため、アクティブテストに適さないためである。
ステップS203でフェールセーフモードであると判定した場合にはステップS202に戻り、フェールセーフモードでないと判定した場合にはステップS204に進む。
ステップS204では、エンジンパワー指令をゼロかつアイドル状態、すなわちアイドル無負荷状態となるようにECM11に指令し、内燃機関1をアイドル無負荷状態にしてステップS206に進む。
ステップS206ではアクティブテストを許可するか否かの判定を行う。判定項目は以下のとおりである。
第1の項目としてアクティブテスト要求があるか否か、第2の項目として内燃機関1が運転中であるか否か、第3の項目として自動変速機がパーキングレンジであるか、の判定を行う。これらはECM11からの信号に基づいて判定する。
第4の項目としてバッテリSOCが所定値以上であるか、第5の項目としてバッテリ電圧が所定値以上であるか、第6の項目としてハイブリッドシステムがフェールセーフモードになっていないかの判定を行う。
バッテリSOCの判定に用いる所定値としては、通常走行時に発電要求を発信するか否かの判定に用いる閾値よりも低い値を設定する。これは、通常走行時よりも発電用の制御への切替えが行われにくくすることによって、無負荷アイドル運転を実行可能な領域を拡げ、アクティブテストを実施する機会を増やすためである。例えば、通常運転時に用いる閾値が50%程度であるならば、ここでは40%程度の値を設定する。バッテリ電圧についての判定に用いる所定値は、上記のバッテリSOCの閾値を後述するタイムアウト処理までの間維持することが可能な電圧を実験等により求めて設定する。
第7の項目として、ECM11がアクティブテスト許可を発信してから所定時間経過していないかの判定を行う。所定時間経過していればアクティブテストを停止する(タイムアウト処理)。これは、無負荷アイドル運転が長時間継続しないようにするためである。すなわち、長時間の無負荷アイドル運転によりバッテリSOCが低下して、電力不足によりハイブリッドシステムがダウンすることを防止するためである。所定時間としては、例えば200sec程度を設定する。
第8の項目としては要求量がゼロkwであるか否か、第9の項目としてはHCM10からECM11へのエンジンパワー指令がゼロkwであるか否か、の判定を行う。
上記のすべての判定項目について肯定的な結果であれば、アクティブテストを許可する旨の信号(ACTPRMIT=1)をECM11に発信する。何れか1つでも否定的な結果であった場合には、許可する旨の信号を発信しない。
ステップS104で前述した第1、第2の条件を満たした場合には、ステップS105に進みアクティブテストを開始し、所定時間を経過しても前記条件を満たさない場合には本制御ルーチンを終了する。すなわち、アクティブテストを実行不可能な場合には直ちにを本制御ルーチンを終了する。これは、実行不可能となった原因を調査して、早期にアクティブテストを再実施することを可能にするためである。
ステップS106では、アクティブテストの終了処理のトリガー信号を読み込む。終了処理のトリガー信号が発信されるのは、診断装置15の操作者がアクティブテストの停止を選択した場合、ステップS104でACTPRMIT=1とならずに本ルーチンを終了した場合、制御値の学習が完了した場合、自動変速機が操作されてパーキングレンジから他のレンジへ切換わった場合、の4つの場合である。
ステップS107では、ステップS106で読み込んだトリガー信号についての判定を行い、自動変速機がパーキングレンジ以外のレンジに切換わった場合にはステップS108に進み、それ以外の理由で終了した場合にはそのまま本制御ルーチンを終了する。
ステップS108ではアクティブテスト要求フラグACTREQをクリアし、ステップS109では暖機要求フラグをクリアし、本ルーチンを終了する。アクティブテスト要求フラグACTREQ、暖機要求フラグのクリアについては、それぞれステップS207、S208でHCM10に読み込まれる。なお、無負荷アイドル運転が不要なアクティブテストの場合にはステップS108の処理は不要である。
以上により本実施形態では、以下に記載するような効果を得ることができる。
バッテリ3の電力により駆動する電動機4と内燃機関1とを駆動源とするハイブリッド車両の制御装置において、ハイブリッド車両の運転条件に応じて内燃機関1及び電動機4の駆動状態を設定するHCM10と、HCM10の設定した駆動状態に応じて内燃機関1を制御するECM11と、内燃機関1の制御装置の自己診断を行う診断装置15と、を備え、診断装置15は、内燃機関1の運転状態が無負荷かつアイドル回転数であることが必要となる自己診断を実行する場合には、ECM11に対して診断要求信号を発信し、ECM11は、診断要求信号を受信した場合にはHCM10に対して内燃機関1を無負荷かつアイドル回転数の駆動状態にするアクティブテスト要求信号を発信するので、ECM11側の判断で内燃機関1を強制的に無負荷かつアイドル回転数とするようHCM10へ指示することができ、アクティブテストの機会を増やすことができる。
HCM10は、アクティブテスト要求信号ACTREQを受信した場合には、ハイブリッド車両の運転状態が所定の要件を満たしていることを条件に内燃機関1の駆動状態を無負荷かつアイドル回転数に設定し、かつ、アクティブテスト要求信号に応じて内燃機関1の駆動状態を無負荷かつアイドル回転数に設定してから所定時間が経過したらタイムアウト処理を行うので、発電機2、インバータ8、電動機4等のシステムが電力不足によりダウンすることを防止できる。
バッテリ3の充電量を検出するバッテリコントローラ13と、この検出値が判定用の閾値より小さい場合には内燃機関1による発電が必要であると判定するHCM10とを備え、HCM10がアクティブテスト要求信号ACTREQを受信した場合には、HCM10は通常運転時よりも小さな判定用閾値を用いて内燃機関1による発電の必要性を判定するので、通常運転時の制御と比較して発電用の制御を実行する機会が低減されて、無負荷かつアイドル回転数での運転を長く維持することができるので、アクティブテスト実行の機会を増やすことができる。
ECM11は、アクティブテスト要求信号ACTREQを発信してから所定時間経過しても無負荷かつアイドル回転数の駆動状態に設定されない場合には、タイムアウト処理を行うので、アクティブテスト実行のための条件が不成立の場合には、即座に原因調査や再試行等の対応をとることができる。
ECM11は、診断装置15からのアクティブテスト開始要求信号に基づいて、内燃機関1が回転してさえいればよい診断又は無負荷アイドル運転状態であることを必要とする診断のいずれであるかを判断し、診断に必要な運転状態に制御するので、診断内容に応じた適切な運転状態に制御することができる。
ECM11は、診断装置15からのアクティブテスト開始要求信号があった際に、診断実施に必要な条件が満たされず診断実行不可能な場合には、何れの条件が満たされないかを明示する機能を有するので、作業者は満たされていない条件を直ちに認識し、速やかに対処することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本実施形態のシステムの概略図である。 HCMとECMとの間の通信について説明するための図である。 アクティブテスト要求があったときにHCM及びECMが実行する制御ルーチンを表すフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 発電機
3 バッテリ
4 電動機
5 駆動輪
7 動力分割装置
8 インバータ
9a 減速機
9b 減速機
10 ハイブリッドコントロールユニット(HCM)
11 内燃機関コントローラ(ECM)
12 発電機コントローラ
13 バッテリコントローラ
14 電動機コントローラ
15 診断装置

Claims (6)

  1. バッテリの電力により駆動する電動機と内燃機関とを駆動源とするハイブリッド車両の制御装置において、
    前記ハイブリッド車両の運転条件に応じて前記内燃機関及び前記電動機の駆動状態を設定する駆動状態設定手段と、
    前記駆動状態設定手段の設定した駆動状態に応じて前記内燃機関を制御する内燃機関制御手段と、
    を備え、
    前記内燃機関制御手段は、前記内燃機関が無負荷アイドル運転状態であることを必要とする診断の実施を要求する診断要求信号が外部診断装置から入力された場合には、前記内燃機関の駆動状態を無負荷アイドル運転状態に設定するよう要求する機関無負荷要求信号を前記駆動状態設定手段に対して発信し、かつ前記車両が前記診断を実施可能な状態にある場合にのみ、前記内燃機関を無負荷アイドル運転状態にする制御を実行することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記駆動状態設定手段は、前記機関無負荷要求信号を受信した場合には前記ハイブリッド車両の運転状態が所定の要件を満たしていることを条件に前記内燃機関の駆動状態を無負荷アイドル運転状態に設定する無負荷運転制御を実行し、かつ、前記無負荷運転制御を開始してから所定時間が経過したら前記診断が終了していなくても前記無負荷運転制御を終了することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記バッテリの充電量を検出するバッテリ残量検出手段と、
    前記バッテリ残量検出手段の検出値が判定用の閾値より小さい場合には前記内燃機関による発電が必要であると判定する発電要求判定手段と、
    を備え、
    前記駆動状態設定手段が前記機関無負荷要求信号を受信した場合には、前記発電要求判定手段は通常運転時よりも小さな判定用閾値を用いて前記内燃機関による発電の必要性を判定することを特徴とする請求項1または2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 前記内燃機関制御手段は、前記機関無負荷要求信号を発信してから所定時間経過しても前記無負荷運転制御が開始されない場合には、前記診断を実行せずに前記診断要求に応じた処理を終了することを特徴とする請求項2または3に記載のハイブリッド車両の制御装置。
  5. 前記内燃機関制御手段は、前記外部診断装置からの診断要求信号に基づいて、前記内燃機関が回転してさえいればよい診断又は無負荷アイドル運転状態であることを必要とする診断のいずれであるかを判断してから、診断に必要な運転状態に制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のハイブリッド車両の制御装置。
  6. 前記内燃機関制御手段は、前記外部診断装置からの診断要求があった際に、前記診断を実施するための条件が満たされないため前記診断が実施不可能である場合には、何れの条件が満たされないかを明示する機能を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のハイブリッド車両の制御装置。
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