JP2008143121A - カートリッジ載置機構およびこれを備えたテープ印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でテープカートリッジの載置安定性を確保するカートリッジ載置機構およびこれを備えたテープ印刷装置を提供することである。
【解決手段】カートリッジ載置機構は、テープカートリッジ5が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部7を構成してテープカートリッジ5を載置するカートリッジ載置機構であって、テープカートリッジ5を装着する方向に有する面部(底板71の上面71a)に突起部76を備え、突起部76の端面部76aでテープカートリッジ5を載置する。また、テープ印刷装置1は、このカートリッジ載置機構を備える。
【選択図】図4
【解決手段】カートリッジ載置機構は、テープカートリッジ5が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部7を構成してテープカートリッジ5を載置するカートリッジ載置機構であって、テープカートリッジ5を装着する方向に有する面部(底板71の上面71a)に突起部76を備え、突起部76の端面部76aでテープカートリッジ5を載置する。また、テープ印刷装置1は、このカートリッジ載置機構を備える。
【選択図】図4
Description
本発明は、テープカートリッジを載置するカートリッジ載置機構およびこれを備えたテープ印刷装置に関するものである。
従来、この種のテープ印刷装置では、装着したテープカートリッジから印刷テープを繰り出し、繰り出した印刷テープに印刷を行なうようになっている。このため、テープ印刷装置には、テープカートリッジを装着するためのカートリッジ装着部が形成され、カートリッジ装着部には、印刷ヘッドや検出スイッチが配設されている。
また、図7に示すように、カートリッジ装着部100にテープカートリッジ103を装着する場合、テープカートリッジ103を、カートリッジ装着部100を構成する装着部ケース101の底面101aに当接するまで挿入して載置する。その際、装着部ケース101に一体に立設して形成されたばね性を有する左右一対の保持爪102がテープカートリッジ103の凹部104の斜面104aに係合する。これにより、テープカートリッジ103が、がたついたり浮き上がることなく、テープカートリッジ103の検出が確実に行なわれると共に、印刷テープが安定して繰り出され、印刷テープに安定した印刷が行なわれる。
しかし、装着部ケース101はプラスチック材料を用いた射出成形などにより形成されており、成形条件の設定は難しく、成形条件が適正でない場合には底面101aに変形(ヒケ)などが発生してしまい、テープカートリッジの載置の安定性が損なわれるものとなっていた。そして、カートリッジ装着部100にテープカートリッジ103を装着する際、変形などにより平面精度が確保されていない底面101aに、テープカートリッジ103を載置して装着すると、印刷テープの繰り出しが不安定になり、印刷テープへの印刷が傾いたり、印刷テープのカット角度が傾いてしまうといった不具合が発生してしまっていた。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成でテープカートリッジの載置安定性を確保するカートリッジ載置機構およびこれを備えたテープ印刷装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明のカートリッジ載置機構は、テープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部を構成してテープカートリッジを載置するカートリッジ載置機構であって、テープカートリッジを装着する方向に有する面部に突起部を備え、突起部の端面部でテープカートリッジを載置することを特徴とする。
このようなカートリッジ載置機構によれば、テープカートリッジを装着する方向に有する面部に突起部を備えて、突起部の端面部でテープカートリッジを載置することで、従来のように面部全体でテープカートリッジを載置することが不必要となる。また、突起部の端面部の面精度を確保することは、従来のように面部全体の面精度を確保することに比べて容易である。従って、突起部という簡易な構成でテープカートリッジの載置安定性を確保することが可能となる。
また、上述したカートリッジ載置機構において、カートリッジ装着部は、突起部を3つ備えることが好ましい。
このようなカートリッジ載置機構によれば、3つの突起部でテープカートリッジを載置することができるため、載置安定性を更に確保することができる。
また、上述したカートリッジ載置機構において、突起部が備わる面部の対向面側に第2突起部が備えられ、第2突起部は、テープカートリッジを駆動する駆動機構部の基準面と当接することが好ましい。
このようなカートリッジ載置機構によれば、突起部が備わる面部の対向面側に第2突起部を備え、テープカートリッジを駆動する駆動機構部の基準面と当接することにより、テープカートリッジの装着方向に対して、テープカートリッジと駆動機構部との位置精度が確保し易くなり、テープカートリッジの載置安定性に加えて、駆動機構部によるテープカートリッジの駆動の安定性を確保することができる。
上述した目的を達成するために、本発明のテープ印刷装置は、上述したいずれかのカートリッジ載置機構を備えたことを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、カートリッジ載置機構によりテープカートリッジの載置安定性を確保でき、印刷テープを安定して繰り出すことができ、印刷テープへの印刷が傾いたり、印刷テープのカット角度が傾いてしまうといった不具合の発生を防止することができるテープ印刷装置を実現できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の全体斜視図である。図2は、上蓋を開放したテープ印刷装置の全体斜視図である。図3は、開閉蓋を開放したテープ印刷装置の全体斜視図である。図4は、カートリッジ装着部およびテープカートリッジの斜視図である。図1〜図4を参照して、テープ印刷装置1の構成および動作を説明する。
図1〜図3に示すように、テープ印刷装置1は、外装を上下2分割構造の装置ケース3で構成した装置本体2と、装置本体2に着脱自在に装着された複数種のテープカートリッジ5とから構成されている。そして、印刷対象物となる印刷テープ4は、テープカートリッジ5に収容されている。装置本体2の左後部上面には窓付きの開閉蓋6が配設され、開閉蓋6の内部に形成したカートリッジ装着部7に、上記のテープカートリッジ5が着脱自在に装着されている。また、開閉蓋6の右隣りには、開閉蓋6を開放操作する操作ボタン8が配設されている。
装置本体2の右後部上面には、印刷テープ4の隅部をトリミングする成形切断機構(図示省略)が内蔵されており、装置ケース3における成形切断機構の部分には、印刷テープ(ラベル)4を成形切断機構に送り込むためのテープ挿入ガイド9と、これに連なるスリット状のテープ挿入口10が形成されている。更に、装置本体2の右側面後部には、電源用コネクタ11と、パーソナルコンピュータなどと接続するための接続用コネクタ12とが設けられている。
装置本体2の左側面後部には、印刷が完了した印刷テープ4をテープ印刷装置1外部に繰り出すためのテープ排出口(図示省略)が形成されている。そして、このテープ排出口と上記のカートリッジ装着部7との間には、印刷テープ4をフルカットするカッタと、ハーフカットするスライドカッタとが備わる切断部(図示省略)が内蔵されている。一方、装置本体2の左前部には、電源スイッチ13およびパーソナルコンピュータなどと接続するための接続スイッチ14が設けられている。
装置本体2の前部には、表示部15が形成されており、表示部15の表面には、電源ランプなどの各種の表示ランプ16が配設されている。また、表示部15の後方には、キーボード17が配設されると共に、このキーボード17の上側にはキーボード17を覆う大型の上蓋18が配設されている。上蓋18は、上記の開閉蓋6をにげた右半部に内蔵したヒンジ機構19(詳細は、図示省略)を中心に上側に開閉され、キーボード17を開放すると共に、上蓋18の内側に組み込まれた液晶ディスプレイ20を斜め上向きに開放する。すなわち、上蓋18を後方斜め姿勢に開放すると、前方に液晶ディスプレイ20が位置し、また、手前にキーボード17が位置し、テープ印刷装置1への入力操作が行なえる状態となる。
装置本体2は、キーボード17を主体としたベース部分に、液晶ディスプレイ20を組み込んだ上蓋18を構成するドーム部分が載る形態にデザインされている。なお、上蓋18を閉塞した場合、上記の表示部15と上蓋18との間には、細長い溝部21が構成される形態となっている。この溝部21は、上蓋18を開放する場合に指を差し込む部分となると共に、図示しない装置本体2の裏面側の凹部と協働して手提げ用のグリップを構成している。
図4に示すように、カートリッジ装着部7は、テープカートリッジ5と略相補的な形状に形成されている。そして、テープカートリッジ5を装着する方向に有する底板71上には、印刷テープ4に印刷する印刷ヘッド60を収容したヘッドカバー73およびテープカートリッジ5の装着を案内するガイド突起74が立設されている。また、底板71に開口部を設けて、テープカートリッジ5のプラテンローラ58(後述する)に係合するプラテン駆動軸91や、リボン巻取りリール56(後述する)に係合するリボン巻取り駆動軸89などが底板71の下方から延出している。また、底板71に開口部を設けてテープカートリッジ5の装着や、テープカートリッジ5に搭載した印刷テープ4の種別を検出する検出スイッチ75が、上向きに臨んでいる。
そして、底板71の上面71aには、本発明の特徴となる突起部76が分散配置されて3つ形成されている。そして、突起部76の端面部76aにテープカートリッジ5を載置する。また、カートリッジ装着部7の左右両側には、装着したテープカートリッジ5を装着方向に直交する方向(横方向)から挟持付勢する一対の挟持付勢機構23a,23bが、配設されている。
一方、テープカートリッジ5の筐体50は、上ケース51および下ケース52により、全体をカバーリングした形態で構成されている。また、テープカートリッジ5は、印刷テープ4をロール状に巻回したテープリール53と、インクリボン54をロール状に巻回したリボン繰出しリール55と、繰り出したインクリボン54を巻き取るリボン巻取りリール56とを備えている。また、テープカートリッジ5は、後述する印刷ヘッド60を収容したヘッドカバー73が挿通する貫通開口57が形成されている。この貫通開口57に臨むように回転自在のプラテンローラ58が配設されている。なお、プラテンローラ58の外周には、プラテンゴム59が設けられている。
テープカートリッジ5をガイド突起74に案内させてカートリッジ装着部7に装着すると、プラテン駆動軸91にプラテンローラ58が係合すると共に、リボン巻取り駆動軸89にリボン巻取りリール56が係合し、印刷テープ4およびインクリボン54の送りが可能となる。また、テープカートリッジ5は、底板71に形成した突起部76に載置され、挟持付勢機構23a,23bで装着方向に直交する方向(横方向)から挟持付勢されてカートリッジ装着部7に安定して装着される。
印刷テープ4の先端は、貫通開口57の近傍に形成されたテープ繰出し口(図示省略)からテープカートリッジ5の外部に引き出されている。テープカートリッジ5をカートリッジ装着部7に装着すると、印刷テープ4の引き出された先端は、テープ送り経路(図示省略)に位置して、フルカットするカッタ、および、ハーフカットするスライドカッタが備わる切断部(図示省略)に臨む構成となっている。そして、テープカートリッジ5から送り出された印刷テープ4は、テープ送り経路上をテープ排出口に導かれる。一方、インクリボン54は、貫通開口57の位置で印刷テープ4と相互に重なり合った後、貫通開口57を周回して、リボン巻取りリール56に巻き取られる構成となっている。
図5は、駆動機構部の概略構成を示す斜視図である。図5を参照して、駆動機構部80の構成および動作を概略説明する。
駆動機構部80は、ステッピングモータ82の回転をプラテンローラ58などに伝達する機構部であり、カートリッジ装着部7の下部に配設されている。また、駆動機構部80は、ベースボード81を基準(ベースボード81の上面81aを基準面としている)に、後述する各種ギヤなどが組み込まれている。なお、通常は、カートリッジ装着部7を構成するケース(底板71など)に仕切られているため、開閉蓋6を開いただけでは、駆動機構部80を直接視認することはできない。図5は、このケースを外した状態を示し、また、駆動機構部80の要部を示したものである。
駆動機構部80において、ステッピングモータ82の回転をプラテン駆動軸91などに伝達する伝達機構について説明する。図5に示すように、ステッピングモータ82の回転軸82Aには、第1のギヤ83が取り付けられており、更に、クラッチアーム82Bが回転軸82Aに所定の摩擦を持って嵌合されている。このクラッチアーム82Bは、第2のギヤ84、第3のギヤ85と共に、ワンウェイクラッチを構成している。即ち、ステッピングモータ82が図示矢印C方向に回転すると、回転軸82Aとクラッチアーム82Bとの摩擦により、クラッチアーム82Bは、第2のギヤ84と共に矢印C方向に回転し、第3のギヤ85に係合する。この結果、ステッピングモータ82の回転は、第3のギヤ85まで伝達される。
第3のギヤ85の回転は、更にギヤダウンを繰り返しつつ、第4のギヤ86を介して、第5のギヤ87および第6のギヤ88に伝達される。第6のギヤ88は、その回転軸がリボン巻取り駆動軸89に結合されており、ステッピングモータ82の回転によりインクリボン54を巻き取ってゆく。
第5のギヤ87の回転は、更に第7のギヤ90に伝達され、プラテン駆動軸91を回転する。プラテン駆動軸91の下部には、プラテンローラ58の内周面の凹凸と嵌合してこれを駆動するリム91Aが設けられている。従って、ステッピングモータ82が回転し、ワンウェイクラッチによりその回転が第3のギヤ85に伝達されると、最終的には、プラテン駆動軸91とリボン巻取り駆動軸89とが回転する。そして、プラテンローラ58の外周に設けられたプラテンゴム59と印刷ヘッド60のヘッド本体65との間に挟持された印刷テープ4を、印刷に合わせて搬送すると共に、この印刷テープ4の搬送に同期してインクリボン54を巻き取ってゆく。
プラテン駆動軸91とリボン巻取り駆動軸89をステッピングモータ82により所定の回転速度で回転駆動すると、印刷テープ4およびインクリボン54をテープリール53およびリボン繰出しリール55から所定量ずつ引き出して互いに重合状態とし、プラテンゴム59と印刷ヘッド60との間を通過させる。この時、印刷ヘッド60のヘッド本体65に通電してドット単位で発熱量を制御することにより、インクリボン54のインクを印刷テープ4に熱転写し、印刷テープ4へ印刷を行なう。印刷した後、テープカートリッジ5からは印刷が完了した印刷テープ4のみが排出され、印刷に使用されたインクリボン54はリボン巻取りリール56に巻取り回収される。なお、印刷ヘッド60の詳細な構成および動作の説明は省略する。
図6は、カートリッジ装着部にテープカートリッジを装着した状態を示す概略断面図である。図6を参照して、カートリッジ装着部7における突起部76,78に関して説明する。
図6に示すように、カートリッジ装着部7を構成する底板71の上面71a(テープカートリッジ5を装着する方向の面)には、上述した3つの突起部76が形成されている。そして、その突起部76の端面部76aに、テープカートリッジ5を載置する。また、底板71の下部(カートリッジ装着部7の下部)には、上述した駆動機構部80が配設されている。なお、底板71の突起部76が備わる面部(上面71a)の対向面側(下面71b)には、第2突起部としての突起部78が3つ分散配置されて形成されている。この突起部78は、突起部78の端面部78aにおいて、駆動機構部80のベースボード81の上面81aに当接する形態となっている。
なお、底板71の成形時には、底板71の上面71aと突起部76の端面部76aとの距離を寸法管理して成形を行なっている。併せて、突起部76の端面部76aと突起部78の端面部78aとの距離も寸法管理して成形を行なっている。なお、各々の寸法精度を管理することは、端面部76a,78aの面精度の管理も含まれることになる。
このように寸法管理された突起部76の端面部76aにテープカートリッジ5(詳細には、下ケース52の外面)を載置し、同じく寸法管理された突起部78の端面部78aにベースボード81の上面81aを当接させる。それにより、テープカートリッジ5の装着方向において、ベースボード81を基準に配設されたリボン巻取り駆動軸89は、リボン巻取りリール56に正常に係合することになる。また、プラテン駆動軸91は、プラテンローラ58に正常に係合する。また、印刷ヘッド60も正常にヘッドカバー73内に収容される。
上述した、実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態のカートリッジ載置機構によれば、テープカートリッジ5を装着する方向に有する面部となるカートリッジ装着部7の底板71の上面71aに突起部76を備えて、突起部76の端面部76aでテープカートリッジ5を載置している。この機構により、従来のように面部全体(例えば、底板71の上面71a)でテープカートリッジ5を載置することが不必要となる。そして、突起部76の端面部76aの面精度を確保することは、面部全体の面精度を確保することに比べて容易である。従って、突起部76という簡易な構成でテープカートリッジ5の載置安定性を確保することが可能となる。
(1)本実施形態のカートリッジ載置機構によれば、テープカートリッジ5を装着する方向に有する面部となるカートリッジ装着部7の底板71の上面71aに突起部76を備えて、突起部76の端面部76aでテープカートリッジ5を載置している。この機構により、従来のように面部全体(例えば、底板71の上面71a)でテープカートリッジ5を載置することが不必要となる。そして、突起部76の端面部76aの面精度を確保することは、面部全体の面精度を確保することに比べて容易である。従って、突起部76という簡易な構成でテープカートリッジ5の載置安定性を確保することが可能となる。
(2)また、突起部76を3つ備えることで、テープカートリッジ5を載置しているため、テープカートリッジ5の載置安定性を更に確保することができる。
(3)また、底板71の突起部76が備わる面部(上面71a)の対向面側(下面71b)には、第2突起部としての突起部78が、3つ分散配置されて形成されている。そして、この突起部78は、突起部78の端面部78aにおいて、テープカートリッジ5を駆動する駆動機構部80の基準面となるベースボード81の上面81aに当接する形態となっている。従って、テープカートリッジ5の装着方向に対して、テープカートリッジ5と駆動機構部80との位置精度が確保し易くなり、テープカートリッジ5の載置安定性に加えて、駆動機構部80によるテープカートリッジ5の駆動の安定性を確保することができる。
(4)また、本実施形態のカートリッジ載置機構をテープ印刷装置1に備えたことにより、テープカートリッジ5の載置安定性を確保でき、印刷テープ4を安定して繰り出すことができ、印刷テープ4への印刷が傾いたり、印刷テープ4のカット角度が傾いてしまうといった不具合の発生を防止することができるテープ印刷装置1を実現できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態では、突起部76と突起部78とは、底板71の相対する部位に設置はしていないが、相対する部位に設置することでも良い。このように設置することにより、寸法管理が更にし易くなる。
(変形例2)前記実施形態では、3つの突起部76を備えて、テープカートリッジ5を載置しているが、1つ又は2つの突起部76と他に設置する載置部とでテープカートリッジ5を載置しても良い。
(変形例3)前記実施形態では、3つの突起部78を備えて、駆動機構部80のベースボード81に当接させているが、1つ又は2つの突起部78と他に設置する当接部とでベースボード81に当接させても良い。
なお、本発明を実施するための最良の形態を、上記記載で開示しているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して図示し、かつ、説明しているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、上述した実施形態に対し、詳細な構成部材の形状・材質・数量などにおいて、当業者が様々な変形(変更ならびに改良)を加えることができるものである。従って、詳細な構成部材の形状・材質・数量などにおいて、当業者が様々な変形を加えることにより実施する場合も本発明に含まれるものである。
1…テープ印刷装置、2…装置本体、4…印刷テープ、5…テープカートリッジ、7…カートリッジ装着部、71…底板、76…突起部、76a…端面部、78…突起部、78a…端面部、80…駆動機構部、81…ベースボード。
Claims (4)
- テープカートリッジが着脱自在に装着されるカートリッジ装着部を構成し、前記テープカートリッジを載置するカートリッジ載置機構であって、
前記テープカートリッジを装着する方向に有する面部に突起部を備え、前記突起部の端面部で前記テープカートリッジを載置することを特徴とするカートリッジ載置機構。 - 請求項1に記載のカートリッジ載置機構であって、
前記カートリッジ装着部は、前記突起部を3つ備えることを特徴とするカートリッジ載置機構。 - 請求項1または請求項2に記載のカートリッジ載置機構であって、
前記突起部が備わる前記面部の対向面側に第2突起部が備えられ、当該第2突起部は、前記テープカートリッジを駆動する駆動機構部の基準面と当接することを特徴とするカートリッジ載置機構。 - 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカートリッジ載置機構を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
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Cited By (2)
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WO2015146798A1 (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-01 | セイコーエプソン株式会社 | テープカートリッジ |
-
2006
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