JP2008142900A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008142900A
JP2008142900A JP2006329010A JP2006329010A JP2008142900A JP 2008142900 A JP2008142900 A JP 2008142900A JP 2006329010 A JP2006329010 A JP 2006329010A JP 2006329010 A JP2006329010 A JP 2006329010A JP 2008142900 A JP2008142900 A JP 2008142900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print job
authentication
information
print
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006329010A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Nishiyama
由高 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2006329010A priority Critical patent/JP2008142900A/ja
Publication of JP2008142900A publication Critical patent/JP2008142900A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】効果的に秘密情報が見られることを防止し、更に利便性の向上を実現できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】印刷ジョブ管理部は、認証印刷を行うと判定した場合には、認証印刷が可能であり待機状態である旨の印刷通知情報を通知し、ユーザが印刷通知情報を確認して画像形成装置のある場所まで移動しパスワードが入力されると、認証情報入力部によりこの入力されたパスワードがパスワードと一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には印刷を開始する処理を行う。パスワードが入力されない、または、入力されたパスワードとパスワードとが一致すると判定しない場合には、タイマが所定の時間が計測した場合に認証印刷ジョブを削除する処理を行う。そして、印刷ジョブを削除した旨を通知する削除通知情報を作成し情報処理装置に送信する。
【選択図】図6

Description

本発明は、認証情報が付加された印刷ジョブを情報処理装置から受信して印刷を行う画像形成装置に関する。
従来より、通信により情報の送受信が可能なローカルネットワーク等のネットワーク上にパーソナルコンピュータ等の複数の情報処理装置と、プリンタ等の画像形成装置とが接続された画像形成システムがある。このような画像形成システムでは、情報処理装置において画像形成用のアプリケーション等を用いて作成した画像情報に基づいて印刷ジョブを生成し、画像形成装置においてこの印刷ジョブの印刷処理を行う。ところで、この印刷ジョブが他人に見られたくない秘密情報等に関する印刷処理を行うものである場合、ユーザがかかる印刷ジョブに基づく印刷媒体を画像形成装置の設置位置まで取りに行くまでの間、他のユーザによってこの印刷媒体を見られてしまう可能性があるという問題があった。この問題に対して、印刷ジョブに対して印刷の際にパスワードの入力を行ってから印刷を行う旨を指定する情報を付加して画像形成装置に送信し、ユーザが画像形成装置の場所まで行って、画像形成装置の操作手段からパスワードを入力した後、ユーザがいる前で印刷を行うようにしている。また、例えば従来の画像形成装置では、ホストコンピュータから入力された画像のコードデータに付加されたパスワードを認識するパスワード認識手段と、外部からパスワードの入力を行うパスワード入力手段とを備えている。そして、パスワード入力手段によりパスワードが入力された時に、このパスワードと同じパスワードが付加された画像のコードデータを検索し、その画像のコードデータの印字を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−244315号公報(第1−4頁、第1図)
しかしながら、上述のような従来の画像形成装置では、同時に複数人数のユーザからパスワードが付加された画像のコードデータが送信された場合には、これらのユーザが画像形成装置周辺に集中して集まることになり、各ユーザがパスワード入力手段によりパスワードを入力し、画像のコードデータの印字を行っている最中に他のユーザにその画像や印字された秘密情報が見られて秘密が漏れることがあった。また、ユーザがパスワードを入力するために画像形成装置の設置場所まで行った際、既に他のユーザのコードデータの印刷処理が行われている場合、画像形成装置の前で長時間待たされてしまうという問題もあった。
また、このような画像形成装置の場合には、一旦パスワードが付加された画像のコードデータを送信した後、印字を取りやめる場合にはユーザが画像形成装置の場所まで行きパスワードを入力して認証を行った上で印字を取りやめる作業を行わなければならず作業に手間が掛かり、効率が良くないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、効果的に秘密情報が見られることを防止し、更に利便性の向上を実現した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、認証情報が付加された印刷ジョブを情報処理装置から受信して印刷を行う画像形成装置において、前記印刷ジョブの印刷処理を行うことが可能となった時点で、前記情報処理装置に印刷を行うことが可能な旨を通知する印刷通知情報を送信する印刷通知送信手段と、認証情報を入力する操作手段と、前記操作手段に入力された前記認証情報が前記印刷ジョブに付加された認証情報と一致するか否かを判定する認証判定手段と、前記認証判定手段が前記操作手段により入力された認証情報が前記印刷ジョブに付加された認証情報と一致すると判定した場合に、前記印刷ジョブの印刷処理を行う認証印刷手段とを備えることを特徴とする。
このような発明によれば、認証情報が付加された印刷ジョブの印刷処理を行うことが可能となった時点で、印刷通知送信手段が情報処理装置に印刷を行うことが可能となった旨を通知する印刷通知情報を送信し、認証判定手段が操作手段により入力された認証情報と印刷ジョブに付加された認証情報との一致を判定し、操作手段により入力された認証情報と印刷ジョブに付加された認証情報とが一致すると判定された場合に印刷手段が印刷ジョブの印刷処理を行うことができる。これにより、ユーザは、印刷を行うことが可能となった通知を受けてから画像形成装置の設置場所に行き、認証情報を入力することができる。そして認証情報が入力された画像形成装置は、認証情報の入力を行って即時に印刷を行うことができるので、他のユーザに秘密情報が記載された印刷媒体を見られることを防止することができる。さらには、印刷通知情報の送信により、画像形成装置の前で長時間待たされることがなくなる。
上述の画像形成装置において、前記印刷通知送信手段が印刷通知情報を送信した時点から時間の計測を行う計時手段と、前記認証判定手段がユーザが入力した認証情報が前記認証印刷指定情報に含まれる認証情報と一致すると判定する前に、前記計時手段が所定の時間を計測したことに応じて、前記認証印刷指定情報を含む印刷ジョブを削除する印刷削除手段と、を備えても良い。
以上のように本発明の画像形成装置は、効果的に秘密情報が見られることを防止し、更に利便性の向上を実現できるという効果を有する。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を実施するための最良の形態の第1の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置20およびその周辺のシステムの構成を示す説明図である。このシステムは、文字や画像等を印刷するための印刷ジョブを生成する単数または複数の情報処理装置10と、印刷ジョブに基づいて文字や画像等を印刷用紙等の印刷媒体に形成し印刷するプリンタ等の画像形成装置20と、情報処理装置10および画像形成装置20が相互に情報やデータの送受信が可能に接続されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク30とを備えている。
ここで、印刷ジョブとは、情報処理装置によりスキャナ等を用いて画像を取り込みまたは編集を行った画像データや、アプリケーションを用いて文書の作成をした文書データから生成されて画像形成装置20側に送信されるひとまとまりのデータであって、画像形成装置20に送信された後印刷用紙等の印刷媒体上にこれらの画像データや文書データに基づいた画像等を形成するために処理されるデータである。
そして、ユーザが他人に見られると困る機密等が存在する秘密情報を含む印刷ジョブの印刷を行う際に、この印刷ジョブを認証するためのパスワード等を画像形成装置20に入力し、このパスワードに基づいてユーザの認証が行われ、このパスワードが有効であると判定された上で行われる印刷を認証印刷と称する。この認証印刷において、画像形成装置20に入力される印刷ジョブを認証するためのパスワード等を認証情報と称する。この認証印刷に対して、認証情報の入力を行わない印刷を通常印刷と称する。
図2は、情報処理装置10の構成を示す説明図である。情報処理装置10は、印刷ジョブをネットワーク30を介して画像形成装置20に送信する機能を有する印刷ジョブ送信部11と、ネットワーク30を介して画像形成装置20から送信された後述する削除通知情報や保留通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示する機能を有する認証印刷通知受信部12とを備えている。
図3は、情報処理装置10が、図示しないCPUが記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより生成した印刷ジョブのうち、ユーザが認証情報の入力を行い、認証がされた上で印刷ジョブに基づいた印刷が行われる印刷、即ち認証印刷に用いられる認証印刷ジョブ40のデータ構成を示す説明図である。認証印刷ジョブ40は、認証印刷での印刷を指定するための認証印刷指定情報41と、画像データや文書データに基づいた画像等を形成するために画像形成装置20により描画処理される印刷データ42とから構成されている。認証印刷指定情報41は、認証印刷を行う旨を示す認証印刷識別子43と、上述の認証情報に該当するパスワード44と、ネットワーク30上のこの認証印刷ジョブ40を生成した情報処理装置10のアドレスを示す情報処理装置ネットワークアドレス45とを含んでいる。なお、通常印刷に用いられる印刷ジョブの場合には、印刷ジョブには印刷データ42が含まれているのみであり認証印刷指定情報41は含まれていない。
図4は、画像形成装置20の構成を示す説明図である。画像形成装置20は、各種の制御プログラムを実行することにより各種の処理を行うCPU21と、CPU21が実行する各種の制御プログラムを格納しているROM22と、CPU21が各種の処理を行っている際にデータや情報を格納する作業用メモリとして用いられるRAM23と、上述の認証印刷の際にユーザがパスワード等の認証情報を入力するために用いる操作手段である操作パネル25と、CPU21から送信された印刷を行うための制御コマンドやラスタデータを受信し後述する印刷ユニット28に伝える印刷ユニットインタフェース26と、情報処理装置10が送信した印刷ジョブをネットワーク30を介して受信するネットワークインタフェース27と、印刷ユニットインタフェース26から送られた制御コマンドに従って動作しこれと同期して送られるラスタデータに基づいて印刷媒体上に画像を形成し印刷を行う印刷ユニット28と、所定のタイミングで時間の計測を行う計時手段であるタイマ29とを備えている。
図5は、画像形成装置20のCPU21がROM22に格納された各種の制御プログラムを実行することにより実現される各種の機能を有する制御プログラム50の構成を示す説明図である。この制御プログラム50は、ネットワークインタフェース27を介して印刷ジョブを受信する機能を有する印刷ジョブ受信部52と、印刷ジョブ受信部52が受信した印刷ジョブを解析して認証印刷指定情報41が含まれているか否かの判定とこの認証印刷指定情報41の抽出処理を行う認証印刷ジョブ判定部53と、ユーザが操作パネル25を操作して入力したパスワードの読み込み処理を行う認証情報入力部54と、認証印刷ジョブ40についての処理において作成した後述する削除通知情報や保留通知情報を情報処理装置10に送信する認証印刷通知送信部55と、印刷データ42に対して処理を行い印刷ユニット28が印刷を行うことが可能なラスタデータを作成する印刷ジョブ処理部56と、印刷ジョブ処理部56が作成したラスタデータや印刷を行うために作成した制御コマンドを印刷ユニットインタフェース26を介して印刷ユニット28に送信し印刷ユニット28を制御して印刷を行う印刷ユニット制御部57とを備えている。
続いて、本実施の形態における画像形成装置20の動作について図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、画像形成装置20の印刷ジョブ管理部51は、現時点で処理を行っている印刷ジョブが存在する場合に待機状態とする処理を行う(S601)。印刷ジョブ管理部51により印刷ジョブ処理部56または印刷ユニット制御部57が現時点で処理を行っている印刷ジョブが存在するか否かを判定し処理を行っている印刷ジョブが存在する場合にはその処理が終了するまで待機状態とする。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52が印刷ジョブを受信するまで待機状態とする処理を行う(S602)。そして、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52により情報処理装置10が生成し送信してきた印刷ジョブをネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子を割り付け、印刷ジョブと印刷ジョブ識別子とを関連付けてRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52はこの割り付けた印刷ジョブ識別子を次に印刷の処理を行う印刷ジョブを指定する印刷ジョブ識別子として印刷ジョブ管理部51に送信する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52から印刷ジョブ識別子を受信すると、認証印刷を行うか否かを判定する処理を行う(S603)。認証印刷ジョブ判定部53によりこの受信した印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内を検索する。この印刷ジョブ識別子を検出すると、これに関連付けられている印刷ジョブを読み出す。そして、この読み出した印刷ジョブを解析してこれが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷を行うと判定し認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し印刷ジョブ識別子と関連付けてRAM23に格納する。認証印刷指定情報41を含んでいない場合には認証印刷を行わないと判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷を行うと判定した場合には(S603のYES)、認証印刷が可能であり待機状態である旨を通知する処理を行う(S604)。認証印刷通知送信部55により認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41内から情報処理装置ネットワークアドレス45を読み出す。認証印刷が可能でありパスワードの入力を待つ待機状態である旨を通知する印刷通知情報を作成する。そして、ネットワークインタフェース27、ネットワーク30を介して、読み出した情報処理装置ネットワークアドレス45で示す送信先に印刷通知情報を送信する処理を行う。また、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷を行わないと判定した場合には(S603のNO)、S608以降の処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、タイマ29により時間の計測を開始する処理を行い(S605)、ユーザからパスワードの入力がされたか否かを判定する処理を行う(S606)。認証印刷通知送信部55により印刷通知情報を送信した時点でタイマ29を作動させ時間の計測を開始させる。そして、認証情報入力部54によりユーザが操作パネル25を用いてパスワードの入力がされ、入力されたパスワードを認識したか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証情報入力部54によりパスワードが入力され認識した場合には(S606のYES)、ユーザの認証処理を行う(S607)。情報処理装置10において認証印刷通知受信部12により印刷通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示されて、ユーザがこの印刷通知情報を確認し、画像形成装置20のある場所まで移動し操作パネル25を操作してパスワードが入力されると、認証情報入力部54によりこの入力されたパスワードを読み出し、更に、先に認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41内に含まれているパスワード45と一致するか否かを判定する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、この入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定した場合には(S607のYES)、印刷を開始する処理を行う(S608)。認証情報入力部54によりこの入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定した場合には、認証印刷を行うことが可能であると判断し、印刷ジョブ処理部56によりパスワード45が含まれる認証印刷指定情報41に関連付けられた印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内を検索する。この印刷ジョブ識別子を検出すると、これに関連付けられている認証印刷ジョブ40内から印刷データ42を読み出す。そして、この印刷データ42に基づいて印刷ユニット28が画像や文書等を印刷することが可能な描画形式のラスタデータを作成し、印刷ユニット制御部57により印刷を指示する制御コマンドを作成し、この制御コマンドを印刷ユニットインタフェース26を介して印刷ユニット28に送信する。更にこの送信処理と同期してラスタデータを印刷ユニット28に送信する。印刷ユニット28は、印刷ユニット制御部57から送信された制御コマンドに従ってラスタデータに基づいて印刷媒体上に画像や文書等を形成する動作を行う印刷をする。
また、S606において認証情報入力部54によりパスワードが入力されたと認識しない場合(S606のNO)またはS607において入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定しない場合(S607のNO)には、印刷ジョブ管理部51は、所定の時間を計測し経過したか否かを判定する(S609)。タイマ29が計測している時間を参照し、例えば3分または5分等の所定の時間が計測されたか否かを判定する。所定の時間が計測されていない場合には(S609のNO)、S606以降の処理を繰り返し再度実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、所定の時間が計測された場合には(S609のYES)、認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う(S610)。印刷ジョブ処理部56により先に認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41に関連付けられた印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内を検索する。この印刷ジョブ識別子を検出すると、これに関連付けられている認証印刷ジョブ40およびその印刷ジョブ識別子を削除する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブを削除した旨を通知する処理を行う(S611)。認証印刷通知送信部55により認証印刷ジョブ40の認証印刷を行わず削除した旨を通知する削除通知情報を作成し、先にS604において印刷通知情報を送信した情報処理装置ネットワークアドレス45に基づいて、ネットワークインタフェース27、ネットワーク30を介して情報処理装置10に送信する。情報処理装置10は、認証印刷通知受信部12により削除通知情報を受信すると図示しないディスプレイ等の表示部に表示する。
このように、画像形成装置20は、認証印刷を行う場合には、認証印刷通知送信部55により情報処理装置10に認証印刷が可能でありパスワードの入力を待つ待機状態である旨を通知する印刷通知情報を送信する。そして、ユーザにより操作パネル25を操作してパスワードが入力されると、このパスワードとパスワード45と一致するか否かを判定し、一致する場合には印刷を行う。パスワードが一致せず、または、パスワードが入力されないままタイマ29が所定の時間を計測した場合には、認証印刷ジョブ40を削除し情報処理装置10に削除通知情報を送信する。
このため、複数のユーザが同時に認証印刷ジョブ40を画像形成装置20に送信することがあっても、各ユーザは印刷通知情報を確認して認証印刷が可能となったときに即時に画像形成装置20の場所に行ってパスワードを入力して印刷を行うことができ、複数のユーザが画像形成装置20周辺に集まって印刷の最中に他のユーザに秘密情報を含む画像や文書等が形成された印刷媒体を見られて秘密が漏れることを効果的に防止できる。また、画像形成装置の前で長時間待たされるということもなくなる。また、タイマ29が所定の時間を計測して自動的に認証印刷ジョブ40を削除するので、画像形成装置20のRAM23に認証印刷ジョブ40が長時間に渡って残されることになって、画像形成装置20を操作する他のユーザに印刷データ42の画像や文書等に含まれる秘密情報を見られてしまい秘密が漏れることを防止でき、ユーザは一旦認証印刷ジョブ40を送信した後印刷を取りやめたい場合でも削除作業を行う必要が無く利便性の向上を実現できる。更に、ユーザは、画像形成装置20の場所まで行くことなく情報処理装置10によって削除通知情報を確認して認証印刷ジョブ40が削除されて秘密が漏れる恐れが無いことを知ることができ、利便性の向上を実現できる。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明を実施するための最良の形態の第2の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図7は、第2の実施の形態における情報処理装置10が生成する認証印刷ジョブ46を示す説明図である。認証印刷ジョブ46は、第1の実施の形態における認証印刷ジョブ40に含まれている認証印刷指定情報41が、更に、認証印刷においてパスワードの入力を待つ待機状態となるまでの処理時間の上限値を示す印刷待機到達時間48を含んでいる。
図8は、印刷ジョブ受信部52が印刷ジョブを受信した際に、印刷ジョブに関する情報を各印刷ジョブ毎に格納する受信印刷ジョブリスト60の構成を示す説明図である。RAM23内に格納された受信印刷ジョブリスト60には、各印刷ジョブのそれぞれの印刷ジョブに関する情報を個別に格納する印刷ジョブリスト要素61が各印刷ジョブ毎に格納されており、印刷ジョブリスト要素61は、印刷ジョブ識別子62と、画像形成装置20が印刷ジョブを受信した時刻を示す受信時刻63と、認証印刷ジョブ40に含まれている認証印刷指定情報64とを含んでいる。
続いて、本実施の形態における画像形成装置20の動作について詳細に説明する。本実施の形態における画像形成装置20の動作は第1の実施の形態における動作と同様であり、この動作と並行して、印刷ジョブ受信部52がネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して印刷ジョブを受信した際に行う処理が第1の実施の形態と異なるため、この処理について図9に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、画像形成装置20の印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52によりネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して情報処理装置10が生成し送信してきた印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子62を割り付けRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52は、図示しない時計機構により印刷ジョブを受信した時刻を示す受信時刻63を取得する。次に、この印刷ジョブを解析して、これが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し、この認証印刷指定情報41と印刷ジョブ識別子62と受信時刻63とを関連付けて印刷ジョブリスト要素61としてRAM23内の受信印刷ジョブリスト60に格納する。そして、印刷ジョブ管理部51は、受信印刷ジョブリスト60内に印刷ジョブリスト要素61が格納されているか否かを判定する(S901)。印刷ジョブ受信部52によりRAM23内の受信印刷ジョブリスト60を検索し、印刷ジョブリスト要素61が格納されているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素61が格納されている場合には(S901のYES)、読み出し位置Pを設定する処理を行う(S902)。印刷ジョブ受信部52により受信印刷ジョブリスト60内の先頭位置にある印刷ジョブリスト要素61に、読み出し処理を実行する際の開始位置を指定する読出位置Pを設定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素61に対応する印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であるか否かを判定する処理を行う(S903)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素61を解析し、この印刷ジョブリスト要素61に認証印刷指定情報41が含まれているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素61に認証印刷指定情報41が含まれている場合には(S903のYES)、印刷可能となる待機状態までの経過時間の上限が経過したか否かを判定する処理を行う(S904)。印刷ジョブ受信部52により認証印刷指定情報41が含まれている場合には、これに関連付けられた印刷ジョブ識別子62が割り当てられた印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であると判定し、更に、これに関連付けられた受信時刻63を参照して、この受信時刻63で示す時刻から現時点までの経過時間を算出する。この算出した経過時間と認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる印刷待機到達時間48とを比較する処理を行う。経過時間が印刷待機到達時間48を超えた場合には経過時間の上限が経過したと判定し、超えていない場合には経過時間の上限が経過していないと判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、経過時間の上限が経過したと判定した場合には(S904のYES)、認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う(S907)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素61およびこれに含まれる印刷ジョブ識別子62が割り付けられた認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷ジョブ40を削除した旨を通知する処理を行う(S908)。印刷ジョブ受信部52により印刷可能となる待機状態までの経過時間の上限が経過した旨を通知する削除通知情報を作成し、この削除通知情報を、S907において認証印刷ジョブ40を削除する際に取得した、認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる情報処理装置ネットワークアドレス45が示す送信先に送信する処理を行う。情報処理装置10が認証印刷通知受信部12により削除通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示すると、ユーザはこの削除通知情報を見て削除されたことを確認する。そして、S905以降の処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素61に認証印刷指定情報41が含まれていない場合(S903のNO)、経過時間の上限が経過していない場合(S904のNO)、または、S908において削除通知情報を送信すると読出位置Pが最終位置にあるか否かを判定する処理を行う(S905)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている位置が受信印刷ジョブリスト60内の最も後側の最終位置にある印刷ジョブリスト要素61であるか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが受信印刷ジョブリスト60内の最終位置に設定されていない場合(S905のNO)、読出位置Pを次の位置に設定する処理を行う(S909)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている位置を受信印刷ジョブリスト60内の例えば受信時刻が後側の次の処理順番の位置にある印刷ジョブリスト要素61に移動させその位置に設定する。そして、S903以降の処理を繰り返し再度実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが受信印刷ジョブリスト60内の最終位置に設定されている場合(S905のYES)、新たな印刷ジョブを受信したか否かを判定する処理を行う(S906)。印刷ジョブ受信部52によりネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して情報処理装置10から送信されてきた新たな印刷ジョブを受信したか否かを判定する処理を行う。新たな印刷ジョブを受信しない場合には(S906のNO)、新たな印刷ジョブを受信するまで繰り返しこの処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、新たな印刷ジョブを受信した場合には(S906のYES)、受信印刷ジョブリスト60に印刷ジョブリスト要素61を追加する処理を行う(S910)。印刷ジョブ受信部52により新たな印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子62を割り付けRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52は、図示しない時計機構により印刷ジョブを受信した時刻を示す受信時刻63を取得し、この印刷ジョブを解析して、これが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し、この認証印刷指定情報41と印刷ジョブ識別子62と受信時刻63とを関連付けて印刷ジョブリスト要素61としてRAM23内の受信印刷ジョブリスト60に追加し格納する。そして、S901以降の処理を繰り返し再度実行する。
このように、画像形成装置20は、受信した印刷ジョブが認証印刷ジョブ40である場合には、認証印刷ジョブ40に割り当てられた印刷ジョブ識別子62に関連付けられた受信時刻63で示す時刻から経過時間を算出し印刷待機到達時間48と比較する処理を行う。経過時間が印刷待機到達時間48を超えた場合には経過時間の上限が経過したと判定し、認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う。
このため、ユーザが任意に設定した印刷待機到達時間48の時間内に印刷を希望し、この時間を経過した後印刷を取りやめたい際には、経過時間が印刷待機到達時間48を超えた後、自動的に認証印刷ジョブ40を削除するので、ユーザが削除作業を行う必要が無く利便性の向上を図ることができる。また、ユーザは、画像形成装置20の場所まで行くことなく情報処理装置10によって削除通知情報を確認して認証印刷ジョブ40が削除されて秘密が漏れる惧れが無いことを知ることができ、利便性の向上を実現できる。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明を実施するための最良の形態の第3の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図10は、第3の実施の形態における画像形成装置20のRAM23に格納されている受信印刷ジョブリスト65を示す説明図である。受信印刷ジョブリスト65は、第2の実施の形態における受信印刷ジョブリスト60内に格納されている印刷ジョブリスト要素61が、更に、印刷ジョブ識別子62が割り当てられた認証印刷ジョブ40を削除せず保留するか否かを示す保留フラグ66を含んでいる。その他の情報処理装置10、画像形成装置20、ネットワーク30等の構成は第2の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
続いて、本実施の形態における画像形成装置20の動作について詳細に説明する。まず、印刷ジョブ受信部52がネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して印刷ジョブを受信した際に行う処理について図11に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、画像形成装置20の印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52によりネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して情報処理装置10が生成し送信してきた印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子62を割り付けRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52は、図示しない時計機構により印刷ジョブを受信した時刻を示す受信時刻63を取得する。次に、この印刷ジョブを解析して、これが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し更に保留フラグ66を作成して、この認証印刷指定情報41と印刷ジョブ識別子62と受信時刻63と保留フラグ66とを関連付けて印刷ジョブリスト要素67としてRAM23内の受信印刷ジョブリスト65に格納する。そして、印刷ジョブ管理部51は、受信印刷ジョブリスト65内に印刷ジョブリスト要素67が格納されているか否かを判定する(S1101)。印刷ジョブ受信部52によりRAM23内の受信印刷ジョブリスト65を検索し、印刷ジョブリスト要素67が格納されているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素67が格納されている場合には(S1101のYES)、読み出し位置Pを設定する処理を行う(S1102)。印刷ジョブ受信部52により受信印刷ジョブリスト65内の先頭位置にある印刷ジョブリスト要素67に、読み出し処理を実行する際の開始位置を指定する読出位置Pを設定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67に対応する印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であるか否かを判定する処理を行う(S1103)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67を解析し、この印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報41が含まれているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報41が含まれている場合には(S1103のYES)、保留フラグ66がONであるか否かを判定する処理を行う(S1104)。印刷ジョブ受信部52により認証印刷指定情報41が含まれている場合には、これに関連付けられた印刷ジョブ識別子62が割り当てられた印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であると判定し、更に、これに関連付けられた保留フラグ66を参照してONとなっているか否かを判定する。後述するS1210で保留フラグ66がONに設定されて保留フラグ66がONである場合には認証印刷ジョブ40の削除を行わず保留すると判定し、OFFである場合には認証印刷ジョブ40の削除を行うと判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、保留フラグ66がOFFである場合には(S1104のNO)、印刷可能となる待機状態までの経過時間の上限が経過したか否かを判定する処理を行う(S1105)。印刷ジョブ受信部52により認証印刷指定情報41が含まれている場合には、これに関連付けられた印刷ジョブ識別子62が割り当てられた印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であると判定し、更に、これに関連付けられた受信時刻63を参照して、この受信時刻63で示す時刻から現時点までの経過時間を算出する。この算出した経過時間と認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる印刷待機到達時間48とを比較する処理を行う。経過時間が印刷待機到達時間48を超えた場合には経過時間の上限が経過したと判定し、超えていない場合には経過時間の上限が経過していないと判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、経過時間の上限が経過したと判定した場合には(S1105のYES)、認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う(S1108)。この認証印刷ジョブ40に対する印刷の処理が行われる前に経過時間の上限が経過したと判定し、印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67およびこれに含まれる印刷ジョブ識別子62が割り付けられた認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷ジョブ40を削除した旨を通知する処理を行う(S1109)。印刷ジョブ受信部52により印刷可能となる待機状態までの経過時間の上限が経過した旨を通知する削除通知情報を作成し、この削除通知情報を、S1108において認証印刷ジョブ40を削除する際に取得した、認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる情報処理装置ネットワークアドレス45が示す送信先に送信する処理を行う。情報処理装置10が認証印刷通知受信部12により削除通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示すると、ユーザはこの削除通知情報を見て削除されたことを確認する。そして、S1106以降の処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、保留フラグ66がONである場合(S1104のYES)、印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報41が含まれていない場合(S1103のNO)、経過時間の上限が経過していない場合(S1105のNO)、または、S1109において削除通知情報を送信すると読出位置Pが最終位置にあるか否かを判定する処理を行う(S1106)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている位置が受信印刷ジョブリスト65内の最も後側の最終位置にある印刷ジョブリスト要素67であるか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが受信印刷ジョブリスト65内の最終位置に設定されていない場合(S1106のNO)、読出位置Pを次の位置に設定する処理を行う(S1110)。印刷ジョブ受信部52により読出位置Pが設定されている位置を受信印刷ジョブリスト65内の例えば受信時刻が後側の次の処理順番の位置にある印刷ジョブリスト要素67に移動させその位置に設定する。そして、S1103以降の処理を繰り返し再度実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが受信印刷ジョブリスト65内の最終位置に設定されている場合(S1106のYES)、新たな印刷ジョブを受信したか否かを判定する処理を行う(S1107)。印刷ジョブ受信部52によりネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して情報処理装置10から送信されてきた新たな印刷ジョブを受信したか否かを判定する処理を行う。新たな印刷ジョブを受信しない場合には(S1107のNO)、新たな印刷ジョブを受信するまで繰り返しこの処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、新たな印刷ジョブを受信した場合には(S1107のYES)、受信印刷ジョブリスト65に印刷ジョブリスト要素67を追加する処理を行う(S1111)。印刷ジョブ受信部52により新たな印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子62を割り付けRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52は、図示しない時計機構により印刷ジョブを受信した時刻を示す受信時刻63を取得し、この印刷ジョブを解析して、これが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し、この認証印刷指定情報41と印刷ジョブ識別子62と受信時刻63とを関連付けて印刷ジョブリスト要素67としてRAM23内の受信印刷ジョブリスト65に追加し格納する。そして、S1101以降の処理を繰り返し再度実行する。
続いて、画像形成装置20の印刷での動作について図12に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。画像形成装置20の印刷ジョブ管理部51は、現時点で処理を行っている印刷ジョブが存在する場合に待機状態とする処理を行う(S1201)。印刷ジョブ管理部51により印刷ジョブ処理部56または印刷ユニット制御部57が現時点で処理を行っている印刷ジョブが存在するか否かを判定し処理を行っている印刷ジョブが存在する場合にはその処理が終了するまで待機状態とする。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52が印刷ジョブを受信するまで待機状態とする処理を行う(S1202)。そして、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52により情報処理装置10が生成し送信してきた印刷ジョブをネットワーク30、ネットワークインタフェース27を介して受信すると、この印刷ジョブを一意に指定して特定できる個別の印刷ジョブ識別子を割り付け、印刷ジョブと印刷ジョブ識別子とを関連付けてRAM23に格納する。そして、印刷ジョブ受信部52はこの割り付けた印刷ジョブ識別子を次に印刷の処理を行う印刷ジョブを指定する印刷ジョブ識別子として印刷ジョブ管理部51に送信する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブ受信部52から印刷ジョブ識別子を受信すると、認証印刷を行うか否かを判定する処理を行う(S1203)。認証印刷ジョブ判定部53によりこの受信した印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内を検索する。この印刷ジョブ識別子を検出すると、これに関連付けられている印刷ジョブを読み出す。そして、この読み出した印刷ジョブを解析してこれが認証印刷ジョブ40であり認証印刷指定情報41を含んでいるか否かを判定する。認証印刷指定情報41を含んでいる場合には認証印刷を行うと判定し認証印刷指定情報41を認証印刷ジョブ40内から抽出し印刷ジョブ識別子と関連付けてRAM23に格納する。認証印刷指定情報41を含んでいない場合には認証印刷を行わないと判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷を行うと判定した場合には(S1203のYES)、認証印刷が可能であり待機状態である旨を通知する処理を行う(S1204)。認証印刷通知送信部55により認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41内から情報処理装置ネットワークアドレス45を読み出す。認証印刷が可能でありパスワードの入力を待つ待機状態である旨を通知する印刷通知情報を作成する。そして、ネットワークインタフェース27、ネットワーク30を介して、読み出した情報処理装置ネットワークアドレス45で示す送信先に印刷通知情報を送信する処理を行う。また、印刷ジョブ管理部51は、認証印刷を行わないと判定した場合には(S1203のNO)、S1208以降の処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、タイマ29により時間の計測を開始する処理を行い(S1205)、ユーザからパスワードの入力がされたか否かを判定する処理を行う(S1206)。認証印刷通知送信部55により印刷通知情報を送信した時点でタイマ29を作動させ時間の計測を開始させる。そして、認証情報入力部54によりユーザが操作パネル25を用いてパスワードの入力がされ、入力されたパスワードを認識したか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証情報入力部54によりパスワードが入力され認識した場合には(S1206のYES)、ユーザの認証処理を行う(S1207)。情報処理装置10において認証印刷通知受信部12により印刷通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示されて、ユーザがこの印刷通知情報を確認し、画像形成装置20のある場所まで移動し操作パネル25を操作してパスワードが入力されると、認証情報入力部54によりこの入力されたパスワードを読み出し、更に、先に認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41内に含まれているパスワード45と一致するか否かを判定する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、この入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定した場合には(S1207のYES)、印刷を開始する処理を行う(S1208)。認証情報入力部54によりこの入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定した場合には、認証印刷を行うことが可能であると判断し、印刷ジョブ処理部56によりパスワード45が含まれる認証印刷指定情報41に関連付けられた印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内を検索する。この印刷ジョブ識別子を検出すると、これに関連付けられている認証印刷ジョブ40内から印刷データ42を読み出す。そして、この印刷データ42に基づいて印刷ユニット28が画像や文書等を印刷することが可能な描画形式のラスタデータを作成し、印刷ユニット制御部57により印刷を指示する制御コマンドを作成し、この制御コマンドを印刷ユニットインタフェース26を介して印刷ユニット28に送信する。更にこの送信処理と同期してラスタデータを印刷ユニット28に送信する。印刷ユニット28は、印刷ユニット制御部57から送信された制御コマンドに従ってラスタデータに基づいて印刷媒体上に画像や文書等を形成する動作を行う印刷をする。
また、S1206において認証情報入力部54によりパスワードが入力されたと認識しない場合(S1206のNO)またはS1207において入力されたパスワードとパスワード45とが一致すると判定しない場合(S1207のNO)には、印刷ジョブ管理部51は、所定の時間を計測し経過したか否かを判定する(S1209)。タイマ29が計測している時間を参照し、例えば3分または5分等の所定の時間が計測されたか否かを判定する。所定の時間が計測されていない場合には(S1209のNO)、S1206以降の処理を繰り返し再度実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、所定の時間が計測された場合には(S1209のYES)、保留フラグ66をONとする処理を行う(S1210)。印刷ジョブ処理部56により先に認証印刷ジョブ判定部53が抽出した認証印刷指定情報41に関連付けられた印刷ジョブ識別子に基づいてRAM23内の受信印刷ジョブリスト65を検索する。受信印刷ジョブリスト65内の印刷ジョブ識別子62を検出すると、これを含む印刷ジョブリスト要素67内の保留フラグ66を読み出す。そして、この保留フラグ66をONとして認証印刷ジョブ40を削除せず、保留してこの認証印刷ジョブ40を印刷可能な待機状態を解除するように設定し印刷ジョブリスト要素67内に格納する。他の印刷ジョブに対する処理を開始する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、保留フラグ66をONとした旨を通知する処理を行う(S1211)。認証印刷通知送信部55により保留フラグ66をONとし認証印刷ジョブ40の削除が行われない旨を通知する保留通知情報を作成し、先にS1204において印刷通知情報を送信した情報処理装置ネットワークアドレス45に基づいて、ネットワークインタフェース27、ネットワーク30を介して情報処理装置10に送信する。情報処理装置10は、認証印刷通知受信部12により保留通知情報を受信すると図示しないディスプレイ等の表示部に表示する。
続いて、上述のS1201またはS1202において画像形成装置20が、現時点で処理を行っている印刷ジョブが存在する場合や新たな印刷ジョブを受信するまで待機状態としている際に、例えば数msecまたは100msec等の定期的に実行する処理について図13に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。まず、画像形成装置20の印刷ジョブ管理部51は、ユーザによりパスワードから入力されたか否かを判定する処理を行う(S1301)。認証情報入力部54によりユーザが操作パネル25を用いてパスワードの入力がされ、入力されたパスワードを認識したか否かを判定する。パスワードが入力されず認識されない場合には(S1301のNO)、入力されるまで繰り返しこの処理を実行する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、認証情報入力部54によりパスワードが入力され認識した場合には(S1301のYES)、読出位置Pを受信印刷ジョブリスト65内の先頭位置に設定する処理を行う(S1302)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている位置をRAM23に格納されている受信印刷ジョブリスト65内の先頭位置にある印刷ジョブリスト要素67に移動させその位置に設定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67に対応する印刷ジョブが認証印刷ジョブ40であるか否かを判定する処理を行う(S1303)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67を解析し、この印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報64が含まれているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報41が含まれている場合には(S1303のYES)、ユーザの認証処理を行う(S1304)。情報処理装置10において認証印刷通知受信部12により印刷通知情報を受信し図示しないディスプレイ等の表示部に表示されて、ユーザがこの印刷通知情報を確認し、画像形成装置20のある場所まで移動し操作パネル25を操作してパスワードが入力されると、認証情報入力部54によりこの入力されたパスワードを読み出し、更に、読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67内の認証印刷指定情報64に含まれているパスワード44と一致するか否かを判定する処理を行う。
次に、印刷ジョブ管理部51は、この入力されたパスワードとパスワード44とが一致すると判定した場合には(S1304のYES)、保留フラグ66がONであるか否かを判定する処理を行う(S1305)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67内の保留フラグ66を参照してONとなっているか否かを判定する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、保留フラグ66がONである場合には(S1305のNO)、保留フラグ66をOFFとしその印刷ジョブリスト要素67を受信印刷ジョブリスト65内の最後の箇所に配置設定する処理を行う(S1306)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67内の保留フラグ66を読み出す。そして、この保留フラグ66をOFFとして認証印刷ジョブ40を保留せず削除するように設定し印刷ジョブリスト要素67内に格納する。また、読出位置Pが設定されている印刷ジョブリスト要素67を受信印刷ジョブリスト65内の例えば受信時刻63が最も遅い時刻を示している印刷ジョブリスト要素67の後側等の最後の箇所に移動させその箇所に設定する。既に、最後の箇所に設定されている場合には、この配置設定は行わない。
次に、印刷ジョブ管理部51は、印刷ジョブリスト要素67に認証印刷指定情報41が含まれていない場合(S1303のNO)、入力されたパスワードとパスワード44とが一致すると判定しない場合(S1304のNO)、保留フラグ66がOFFである場合には(S1305のNO)、読出位置Pが最終位置にあるか否かを判定する処理を行う(S1307)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている位置が受信印刷ジョブリスト65内の最も後側の最終位置にある印刷ジョブリスト要素67であるか否かを判定する。読出位置Pが受信印刷ジョブリスト65内の最終位置に設定されている場合には(S1307のYES)、処理を終了する。
次に、印刷ジョブ管理部51は、読出位置Pが受信印刷ジョブリスト65内の最終位置に設定されていない場合(S1307のNO)、読出位置Pを次の位置に設定する処理を行う(S1308)。認証情報入力部54により読出位置Pが設定されている位置を受信印刷ジョブリスト65内の例えば受信時刻が後側の次の処理順番の位置にある印刷ジョブリスト要素67に移動させその位置に設定する。そして、S1303以降の処理を繰り返し再度実行する。
このように、画像形成装置20は、パスワードが入力されない場合、または、入力されたパスワードとパスワード44とが一致すると判定しない場合にタイマ29により所定の時間が計測された際には、保留フラグ66をONとする処理を行う。このONとされた保留フラグ66に対しては経過時間が印刷待機到達時間48を超えても認証印刷ジョブ40の削除を行わずに読出位置Pが受信印刷ジョブリスト65内の最終位置に設定されていない場合に読出位置Pを次の位置に設定する処理を行っていく。保留フラグ66がOFFである場合には経過時間が印刷待機到達時間48を超えた場合に認証印刷ジョブ40を削除する処理を行う。
このため、ユーザが任意に設定した印刷待機到達時間48の時間内に印刷を希望し、この時間を経過した後印刷を取りやめたい際には、経過時間が印刷待機到達時間48を超えた後、自動的に認証印刷ジョブ40を削除するので、ユーザが削除作業を行う必要が無く利便性の向上を図ることができる。また、ユーザは、画像形成装置20の場所まで行くことなく情報処理装置10によって削除通知情報を確認して認証印刷ジョブ40が削除されて秘密が漏れる惧れが無いことを知ることができ、利便性の向上を実現できる。
(他の実施の形態)
上述の実施の形態において、印刷通知情報、削除通知情報、保留通知情報を、認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる情報処理装置ネットワークアドレス45が示す送信先の情報処理装置10、即ち認証印刷ジョブ40を送信した送信元の情報処理装置10に送信していたが、これに限られず、認証印刷ジョブ40の印刷を許可された他の情報処理装置10のアドレスを示す情報処理装置ネットワークアドレス45を認証印刷指定情報41に含めておきこの他の情報処理装置10に対して送信するようにすることも可能である。このような構成により、これらの情報処理装置10の利用者の間で予め同一のパスワードを共有するように設定しておけば、この他の情報処理装置10を利用するユーザが代わりに削除通知情報、保留通知情報を確認し、印刷通知情報を見てパスワードの入力および印刷を行うことができる。
上述の実施の形態において、認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる情報処理装置ネットワークアドレス45を複数設定しておき、印刷通知情報、削除通知情報、保留通知情報の通知先を変えても良い。例えば、認証印刷ジョブ40を送信したユーザの情報処理装置10のアドレスを第1の情報処理装置ネットワークアドレスとして設定し、実際に印刷を行うユーザの情報処理装置10のアドレスを第2の情報処理装置ネットワークアドレス45として設定し、第1の情報処理装置ネットワークアドレス45を有する情報処理装置10に削除通知情報、保留通知情報を送信し、第2の情報処理装置ネットワークアドレス45を有する情報処理装置10に印刷通知情報を送信する構成としても良い。
上述の実施の形態において、認証印刷ジョブ40内の認証印刷指定情報41に含まれる情報処理装置ネットワークアドレス45をメールアドレスに置き換え、認証印刷ジョブ40を送信したユーザにメールによって印刷通知情報、削除通知情報、保留通知情報を送信するようにしても良い。
上述の実施の形態において、認証印刷ジョブ40を削除した後に認証印刷通知送信部55により削除した旨を通知する削除通知情報を情報処理装置10に送信していたが、削除する前に例えば3分または5分等の一定時間経過後に認証印刷ジョブ40を削除する旨を予告する削除予告情報を情報処理装置10に送信するようにしても良い。このようにすることにより、認証印刷ジョブ40を画像形成装置20に送信したユーザがパスワードの入力および印刷をする作業を忘れることがあっても、この削除予告情報を見て即座に画像形成装置20がある場所に行ってパスワードの入力および印刷をする作業を行うことが可能である。
また、上述の実施の形態において、認証情報入力部54によりパスワードが入力されたと認識した場合に入力されたパスワードと認証印刷指定情報41に含まれているパスワード45とが一致するか否かを判定し認証を行っていたが、画像形成装置20がユーザの指の指紋を採取する指紋採取手段を備え、パスワードの代わりにユーザの指紋を採取し指紋データを用いてこの指紋データを予め認証印刷指定情報41に含めて設定しておき、認証を行い採取した指紋データとあらかじめ設定した指紋データとが一致する場合に印刷を行うようにしても良い。
上述の第3の実施の形態において、S1104で保留フラグ66がONであり認証印刷ジョブ40の削除を行わず保留すると判定した場合には、S1211における処理と同様に認証印刷通知送信部55により情報処理装置10に対して保留フラグ66をONとし認証印刷ジョブ40の削除が行われない旨を通知する保留通知情報を作成し、ネットワークインタフェース27、ネットワーク30を介して情報処理装置10に送信しても良い。
画像を印刷するための印刷ジョブを生成する情報処理装置に対して情報の送受信が可能なネットワークを介して接続され、認証情報の入力に応じて行う印刷を指定する認証印刷指定情報を含む印刷ジョブに基づいて印刷を行う画像形成装置において利用することが可能である。
第1の実施の形態における画像形成装置を含むシステム全体の構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像形成装置を含むシステムの情報処理装置の構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像形成装置を含むシステムに用いる認証印刷ジョブの構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像形成装置の構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像形成装置のCPUが実行する制御プログラムの構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における画像形成装置を含むシステムに用いる認証印刷ジョブの構成を示す説明図である。 第2の実施の形態における画像形成装置のRAMに格納されている受信印刷ジョブリストの構成を示す説明図である。 第2の実施の形態における画像形成装置の印刷ジョブ受信部が印刷ジョブを受信した際に行う処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像形成装置のRAMに格納されている受信印刷ジョブリストの構成を示す説明図である。 第3の実施の形態における画像形成装置の印刷ジョブ受信部が印刷ジョブを受信した際に行う処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における画像形成装置の処理を行っている印刷ジョブが存在する場合や新たな印刷ジョブを受信するまで待機状態としている際に実行する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
11 印刷ジョブ送信部
12 認証印刷通知受信部
20 画像形成装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
25 操作パネル
26 印刷ユニットインタフェース
27 ネットワークインタフェース
28 印刷ユニット
29 タイマ
30 ネットワーク
40 認証印刷ジョブ
41 認証印刷指定情報
42 印刷データ
43 認証印刷識別子
44 パスワード
45 情報処理装置
48 印刷待機到達時間
50 制御プログラム
51 印刷ジョブ管理部
52 印刷ジョブ受信部
53 認証印刷ジョブ判定部
54 認証情報入力部
55 認証印刷通知送信部
56 印刷ジョブ処理部
57 印刷ユニット制御部

Claims (8)

  1. 認証情報が付加された印刷ジョブを情報処理装置から受信して印刷を行う画像形成装置において、
    前記印刷ジョブの印刷処理を行うことが可能となった時点で、前記情報処理装置に印刷を行うことが可能な旨を通知する印刷通知情報を送信する印刷通知送信手段と、
    認証情報を入力する操作手段と、
    前記操作手段に入力された前記認証情報が前記印刷ジョブに付加された認証情報と一致するか否かを判定する認証判定手段と、
    前記認証判定手段が前記操作手段により入力された認証情報が前記印刷ジョブに付加された認証情報と一致すると判定した場合に、前記印刷ジョブの印刷処理を行う認証印刷手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記印刷通知送信手段が前記印刷通知情報を送信した時点から時間の計測を行う計時手段と、
    前記計時手段が所定の時間を計測する前に、前記操作手により入力された認証情報と前記印刷ジョブに付加された前記認証情報との一致が確認されない場合、又は前記操作手段により前記認証情報が入力されない場合に前記印刷ジョブを削除する削除手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記印刷ジョブを削除したことに応じて、印刷ジョブを削除した旨を通知する削除通知情報を前記情報処理装置に送信する削除通知送信手段を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記印刷ジョブには印刷可能な待機状態となるまでの上限時間に関する情報が付加されており、
    前記印刷ジョブを前記情報処理装置から受信した時点から時間の計測を行う計時手段と、
    前記印刷ジョブの印刷処理を行うことが可能となる前に、前記計時手段が計測した時間が前記上限時間を超えた場合に、前記印刷ジョブを削除する削除手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記印刷通知送信手段が前記印刷通知情報を送信した時点から時間の計測を行う計時手段と、
    前記計時手段が所定の時間を計測する前に前記操作手段により入力された認証情報と前記印刷ジョブに付加された前記認証情報との一致が確認されない場合、又は前記操作手段により前記認証情報が入力されない場合に前記印刷ジョブの削除処理を保留する保留手段と、
    前記印刷ジョブの削除処理が保留されていることを示す保留通知情報を前記情報処理装置に送信する保留通知送信手段とを備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかの項記載の画像形成装置において、
    前記印刷ジョブには前記情報処理装置の通知先を示すアドレス情報が付加されており、
    前記印刷通知送信手段は、前記アドレス情報に基づいて前記情報処理装置に前記印刷通知情報を送信すること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3記載の画像形成装置において、
    前記印刷ジョブには前記情報処理装置の通知先を示すアドレス情報が付加されており、
    前記削除通知送信手段は、前記アドレス情報に基づいて前記情報処理装置に前記削除通知情報を送信すること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記印刷ジョブには前記情報処理装置の通知先を示すアドレス情報が付加されており、
    前記保留通知送信手段は、前記アドレス情報に基づいて前記情報処理装置に前記保留通知情報を送信すること
    を特徴とする画像形成装置。
JP2006329010A 2006-12-06 2006-12-06 画像形成装置 Pending JP2008142900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006329010A JP2008142900A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006329010A JP2008142900A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008142900A true JP2008142900A (ja) 2008-06-26

Family

ID=39603615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006329010A Pending JP2008142900A (ja) 2006-12-06 2006-12-06 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008142900A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208075A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体
JP2011140200A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Canon Inc 画像形成装置、その画像形成装置の制御方法、プログラム、並びに、その画像形成装置を用いるシステム
JP2012025134A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208075A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体
JP2011140200A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Canon Inc 画像形成装置、その画像形成装置の制御方法、プログラム、並びに、その画像形成装置を用いるシステム
JP2012025134A (ja) * 2010-07-28 2012-02-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130335768A1 (en) Printing control method, apparatus and storage medium therefor, and printing system
EP2546734A2 (en) Printing apparatus, method for controlling printing apparatus, and storage medium
EP2597855B1 (en) Data communication apparatus, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
US20080231890A1 (en) Image processing system and image processing apparatus
JP6216235B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法とプログラム
JP6366425B2 (ja) ジョブ処理装置及びその制御方法、ジョブ処理システム
JP6312446B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2010244449A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP4628310B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御システム、印刷制御方法、およびプログラム
JP2005244489A (ja) 複合機
JP6864760B2 (ja) 印刷装置とその制御方法、及びプログラム
JP2006031368A (ja) 認証システム、画像形成装置、および認証方法
JP2014107695A (ja) ジョブ処理装置、ジョブ処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム
JP2005119095A (ja) 画像処理装置、印刷装置、プログラムおよび記録媒体
JP2017069943A (ja) 画像処理装置及び複合装置
JP2008142900A (ja) 画像形成装置
JP2019098711A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
US20090002747A1 (en) Image forming apparatus, image forming method and recording medium storing printing control program
JP6188466B2 (ja) 画像処理装置及びその認証方法、並びにプログラム
JP2005123826A (ja) 画像処理装置、印刷装置、プログラムおよび記録媒体
JP6752648B2 (ja) 印刷装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6958293B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御装置の制御方法およびプログラム
US8411297B2 (en) Image forming apparatus and image forming system involving sharing member information and a check image being associated with each other
JP4895025B2 (ja) プリンタ及びプリンタの制御方法
JP2021005797A (ja) 画像形成装置及びその制御方法