JP2008141802A - マルチフェーズdc−dcコンバータ - Google Patents

マルチフェーズdc−dcコンバータ Download PDF

Info

Publication number
JP2008141802A
JP2008141802A JP2006322824A JP2006322824A JP2008141802A JP 2008141802 A JP2008141802 A JP 2008141802A JP 2006322824 A JP2006322824 A JP 2006322824A JP 2006322824 A JP2006322824 A JP 2006322824A JP 2008141802 A JP2008141802 A JP 2008141802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
converter
circuit
output
phase
circuits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006322824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4229177B2 (ja
Inventor
Naoto Endo
直人 遠藤
Hitoshi Shima
仁志 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP2006322824A priority Critical patent/JP4229177B2/ja
Priority to US11/998,139 priority patent/US7696734B2/en
Priority to CN2007101960060A priority patent/CN101227141B/zh
Publication of JP2008141802A publication Critical patent/JP2008141802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229177B2 publication Critical patent/JP4229177B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • H02M3/158Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
    • H02M3/1584Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load with a plurality of power processing stages connected in parallel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】マルチフェーズ方式のDC−DCコンバータにおいて、各コンバータ回路がどのような制御方式のものであっても、各コンバータの出力調整とマルチフェーズ方式の駆動制御とを容易に両立可能とする。
【解決手段】複数のコンバータ回路(11〜14)をそれぞれ出力位相が異なるように並列接続し、これら複数のコンバータ回路を駆動するとともに、各出力を足し合わせて一つの出力とするマルチフェーズコンバータ(100)である。そして、前記複数のコンバータ回路の各駆動タイミングを生成するタイミング生成回路(21)と、前記複数のコンバータ回路の各出力電流の検出を行う電流検出回路と、前記タイミング生成回路(21)のタイミング信号に同期させて前記複数のコンバータ回路の何れかを駆動する制御回路(23,24)とを備え、前記制御回路は前記電流検出回路の出力に基づき次に駆動するコンバータ回路を選択する構成とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、マルチフェーズDC−DCコンバータに関し、特にPFM制御のDC−DCコンバータ回路を利用したマルチフェーズDC−DCコンバータに利用して有用な技術に関する。
以前より、複数のDC−DCコンバータ回路を並列に設け、各DC−DCコンバータ回路を出力位相がずれるように駆動するとともに、各出力を足し合わせて1つの出力とするマルチフェーズ方式のDC−DCコンバータがある。このようなマルチフェーズDC−DCコンバータによれば全体として低リプルで大きな出力を得ることが出来る。
特許文献1には、PWM制御のDC−DCコンバータ回路を並列に設けたマルチフェーズ方式のDC−DCコンバータが開示されている。また、特許文献2や3には、マルチフェーズ方式の制御ではないが複数のDC−DCコンバータ回路を並列に設けた電源回路について開示されている。
特開2003−284333号公報 特開平11−127573号公報 特開平8−84465号公報
マルチフェーズ方式では、各DC−DCコンバータ回路を出力位相が互いにずれるように駆動するため、PWM(パルス幅変調)制御のDC−DCコンバータ回路には容易に適用できるが、PFM(パルス周波数変調)制御のDC−DCコンバータ回路に適用するには困難性がある。
すなわち、図12(a)に示すように、PWM制御では、DC−DCコンバータ回路の出力を変動させるのに、駆動パルスの周期を変化させずに、駆動パルスのパルス幅を変化させることで対応できる。従って、複数のDC−DCコンバータ回路をそれぞれ所定の位相角ずつずらしながら決まった駆動タイミングで駆動させる場合でも、複数のDC−DCコンバータ回路について個々に出力調整を行うことが出来る。
しかしながら、図12(b)のPFM制御では、出力を変動させるのに駆動パルスの周波数を変化させる必要があることから、複数のDC−DCコンバータ回路に対して個々に出力調整を行う場合に、複数のDC−DCコンバータ回路をそれぞれ所定の位相角ずつずらしながら決まった駆動タイミングで駆動させると云ったマルチフェーズ方式の動作と両立させることが出来ない。
PFM制御のDC−DCコンバータ回路でも、複数のDC−DCコンバータ回路を全て同一の回路素子を用いて同一の回路構成とし、同一の周波数で駆動させた場合に各コンバータから均等な出力が得られるように構成すれば良いが、実際の回路ではこのような理想的な動作は得られない。すなわち、実際の回路では、各回路素子に特性バラツキがあるため、各コンバータを同一の駆動周波数で同一の駆動を行わせたのでは、各コンバータごとに出力電圧の差が生じてくる。さらにマルチフェーズ方式では、各コンバータの出力間が直結させているため、出力電圧の僅かな差は、出力電流の大きな差となって表われる。
例えば、図13に示すように、4つのDC−DCコンバータ回路の出力を加算して100Aの電流出力を行うような場合、各DC−DCコンバータ回路ごとに個別の出力調整を行わないと、回路素子の僅かな特性ばらつきが10A〜40Aなどと大きな出力バラツキとして表われてしまう。さらに、1つのDC−DCコンバータ回路においては出力が過大となり1つのDC−DCコンバータ回路においては電流が逆流すると云った状態も発生し得る。
この発明の目的は、マルチフェーズ方式のDC−DCコンバータにおいて、各DC−DCコンバータ回路がどのような制御方式のものであっても、各コンバータの出力調整とマルチフェーズ方式の駆動制御とを容易に両立可能とすることにある。
本発明は、上記目的を達成するため、複数のDC−DCコンバータ回路(11〜14)を並列に接続し、これら複数のDC−DCコンバータ回路をそれぞれ出力位相が異なるように駆動するとともに、各出力を足し合わせて一つの出力とするマルチフェーズDC−DCコンバータ(100)であって、前記複数のDC−DCコンバータ回路の各駆動タイミングを生成するタイミング生成回路(21)と、該タイミング生成回路から出力されるタイミング信号に同期させて前記複数のDC−DCコンバータ回路の何れかを選択的に順次駆動する制御回路(23,24)と、前記複数のDC−DCコンバータ回路の出力電流をそれぞれ検出する電流検出回路(31a〜31c)とを備え、前記制御回路は、前記電流検出回路の出力に基づいて次に駆動するDC−DCコンバータ回路を選択する構成とした。
具体的には、前記制御回路は、前記電流検出回路の出力に基づいて、前記複数のDC−DCコンバータ回路間の出力電流の差が小さくなるように、次に駆動するDC−DCコンバータ回路を選択するように構成すると良い。
さらに具体的には、前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち出力電流が一番小さいと判断されたDC−DCコンバータ回路を次のタイミング信号に同期させて駆動するようにすると良い。
このような手段によれば、各DC−DCコンバータ回路の制御方式がPWMであってもPFMであっても、その制御方式に拘わらずに複数のDC−DCコンバータ回路の出力が均等になるように出力調整を行った上で、マルチフェーズ方式の駆動制御を行うことが出来る。各DC−DCコンバータ回路は、タイミング生成回路のタイミング信号に同期して駆動されるので、複数のDC−DCコンバータ回路の出力位相はそれぞれ決まった位相角ずつずれ、リプル低減などのマルチフェーズ方式の利点が損なわれることがない。
また具体的には、前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち、過去n回分(nはDC−DCコンバータ回路の個数より小さい自然数)のタイミング信号で駆動したDC−DCコンバータ回路を除いて、出力電流が一番小さいと判断されたDC−DCコンバータ回路を、次に駆動するDC−DCコンバータ回路として選択するようにしても良い。
このような構成によれば、電流検出に遅延が生じるような場合でも、問題なく各DC−DCコンバータ回路の出力調整が可能となる。すなわち、電流検出にタイミング信号の1回分や2回分の遅延があると、出力電流が低いと検出されてA相のDC−DCコンバータ回路が1回駆動され、その出力が上昇した後であっても、この出力上昇分が検出されるまでに遅延が生じるため、2度3度と連続して1つのDC−DCコンバータ回路が駆動されることになりかねない。そして、その分、各DC−DCコンバータ回路間の出力が平均化されないことになる。このような場合に、上記の構成を適用することで、電流検出の遅延による影響を排除することが出来る。
さらに好ましくは、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち、過去m回分(mはDC−DCコンバータ回路の個数以上の整数)のタイミング信号で駆動されていないDC−DCコンバータ回路があった場合に、このDC−DCコンバータ回路を、次に駆動するDC−DCコンバータ回路として選択するようにしても良い。
このような構成によれば、複数のDC−DCコンバータ回路について出力電流の検出を並行して行うのではなく、例えば、駆動されたDC−DCコンバータ回路についてのみ出力電流の検出を行う構成であっても、問題なく各DC−DCコンバータ回路の出力調整が可能となる。
すなわち、電流検出の方法には種々のバリエーションがありえるが、例えば、ハイサイドのスイッチング素子のオン抵抗を利用して出力電流の検出を行うには、該スイッチング素子のオン期間にしか電流検出が出来ない。また、共振スイッチを用いたスイッチンクコンバータで共振回路の動作に基づいて電流検出を行うには、共振スイッチをオンさせないと電流検出が出来ない。従って、このような電流検出方法を適用した場合、DC−DCコンバータ回路の電流検出は当該DC−DCコンバータ回路をスイッチング駆動させないと行えず、1つのDC−DCコンバータ回路でスイッチング駆動されない期間が長く続くと、このDC−DCコンバータ回路の電流検出値の情報は古いものしか残らなくなる。そのため、常に出力電流の検出値が低いものを優先して駆動させるようにすると、一度、1つのDC−DCコンバータ回路で検出電流が大きいと判断され、その後、全体の出力が低くされた場合などに、1つのDC−DCコンバータ回路の電流検出が更新されずに、この状態が続いてしまうといった事態が発生してしまう。
しかしながら、このような場合に、上記の構成を適用することで、電流検出が絶えず更新されないと云った不都合を回避して、各DC−DCコンバータ回路間の出力を均等に制御することが出来る。
また、このような制御方式を適用することで、前記電流検出回路として、駆動されたDC−DCコンバータ回路について駆動動作の開始から所定位相時における出力電流の検出を行う構成を適用することも可能となる。
このような電流検出回路とすることで、複数のDC−DCコンバータ回路についてそれぞれ個別に電流検出回路を設けずに、共通の電流検出回路で各DC−DCコンバータ回路の出力電流の検出が可能となる。従って、回路面積の削減およびコストの低減を図ることが出来る。また、採用できる電流検出方式の自由度が増すことから、例えば、電流検出に係る損失の低い電流検出回路や、温度に依存せず正確な検出ができる電流検出回路など、種々の有利な電流検出回路を採用することも出来る。
なお、前記制御回路は、1つのタイミング信号に対応させて1つのDC−DCコンバータ回路を駆動する構成とするのが通常である。しかし、並列に設けるDC−DCコンバータ回路の数が多い場合に、1つのタイミング信号で2個や3個のDC−DCコンバータ回路を同時に駆動するような回路であっても、本発明は同様に適用することが出来る。
また、本発明のマルチフェーズDC−DCコンバータは、前記複数のDC−DCコンバータ回路として、PFM制御で駆動されるスイッチングコンバータを適用する場合に効果的である。特に、共振スイッチを用いた電圧共振形或いは電流共振形のスイッチングコンバータを適用する場合に効果的である。また、このような制御方式では、タイミング生成回路は、出力電圧に基づいてタイミング信号の出力周波数を変化させる構成となる。
共振形のスイッチングコンバータは、スイッチングロスやスイッチングノイズが少ないという有利な効果を有するため、このような回路にさらにマルチフェーズ方式の効果を合わせもったDC−DCコンバータを提供することが出来る。
なお、この項目の説明において、実施形態との対応関係を示す符号を括弧書きで記したが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明に従うと、各DC−DCコンバータ回路の制御方式がPWMであれPFMであれ、複数のDC−DCコンバータ回路の出力調整を個別に行いつつ、複数のDC−DCコンバータ回路でマルチフェーズ方式の出力動作を実現できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施の形態のマルチフェーズDC−DCコンバータを示す構成図を、図2には、このマルチフェーズDC−DCコンバータの制御系構成の概略を表わした説明図を示す。
この実施形態のマルチフェーズDC−DCコンバータ100は、複数のDC−DCコンバータ回路11〜14を並列に設け、各DC−DCコンバータ回路11〜14を出力位相をずらしながら駆動するとともに、各出力を足し合わせて1つの出力とするものである。これら複数のDC−DCコンバータ回路11〜14を上からA相〜D相と記す。
マルチフェーズDC−DCコンバータ100は、これらA相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14と、これらの駆動制御を行う制御ブロック20と、図1では省略するが、各DC−DCコンバータ回路11〜14の出力電流を検出する電流検出回路(31a〜31c:図3)と、合算された出力の出力電圧を検出する電圧検出回路等を備えている。
A相のDC−DCコンバータ回路11は、電流共振スイッチを用いた降圧形のスイッチングコンバータであり、A相〜D相で共通にされた入力コンデンサCinと、入力電圧Vinを内部に入力するスイッチング素子SWH1と、該スイッチング素子SWH1に流れる電流を正弦波状に振動させる共振インダクタLr1および共振コンデンサCr1と、入力電圧Vinを受けて電力を蓄えるリアクトルLo1と、スイッチング素子SWH1がオフのときにリアクトルLo1に電流を供給する同期整流スイッチSWL1と、出力端子間に接続されたA相〜D相で共通の出力コンデンサCo等を備えている。
スイッチング素子SWH1や同期整流スイッチSWL1は、例えばMOSFETなどから構成することが出来るが、バイポーラトランジスタなど、その他のトランジスタを用いても良い。
B相〜D相のDC−DCコンバータ回路12〜14は、A相のDC−DCコンバータ回路11と同一の回路素子を用いた同一の回路構成である。
制御ブロック20は、DC−DCコンバータ回路11〜14の各駆動タイミングを生成するVCO(電圧制御発振回路)21と、合算された出力の電圧検出信号を受けて参照電圧と比較するエラーアンプ22と、A相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14の出力電流の比較を行う電流比較回路23と、電流比較に基づいて選択されたDC−DCコンバータ回路が駆動されるようにVCO21のクロック信号(タイミング信号)を分配するクロック分配回路24と、分配された先のDC−DCコンバータ回路をクロック信号に同期させてスイッチング駆動させるゲートドライバ25等を備えている。
電流共振形のスイッチングコンバータにおいては、スイッチング素子SWH1〜SWH4のオン期間がLC共振回路(Lr1〜Lr4,Cr1〜Cr4)の共振動作の一周期や半周期にほぼ固定されるため、出力制御は基本的にPFM制御となる。回路全体のスイッチング周波数の制御は、エラーアンプ22とVCO21とにより行われ、合算された出力の出力電圧が低下してきたらVCO21の発振周波数が大きくされ、逆に出力電圧が高くなってきたらVCO21の発振周波数が小さくされる。それにより、出力電圧が一定に維持される。
電流比較回路23とクロック分配回路24は、A相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14の出力電流を均等にするために、所定のアルゴリズムに従ってクロック信号の供給先を振り分ける。クロック信号の供給先はA相〜D相のうち何れか1相のDC−DCコンバータ回路であり、1つのクロックごとに振り分けが行われる。また、電流比較回路23には、A相〜D相の出力電流量をそれぞれ表わす検出信号が入力されるが、これらの検出信号は各DC−DCコンバータ回路11〜14のリアルタイムの出力電流量をそれぞれ示すものであっても良いし、また、特定タイミングにおける出力電流量を示すものであっても対応することが出来る。
このようなクロックの振り分けによって、回路素子の特性バラツキに依存して出力が低下しがちなDC−DCコンバータ回路には多めにクロック信号が供給され、出力が高くなりがちなDC−DCコンバータ回路には少なめのクロック信号が供給されて、各DC−DCコンバータ回路11〜14の出力電流の均衡が図られる。
図3には、電流検出方式のバリエーションを表わした説明図を示す。
電流検出回路には、種々の構成を適用することが出来る。
例えば、図3(a)に示すように、電流経路に検出抵抗Rを接続し、この抵抗間の電圧から出力電流を検出する構成を適用することが出来る。このような電流検出回路31aによれば、検出抵抗Rで損失が発生するという欠点があるが、各DC−DCコンバータ回路11〜14の出力電流を常時リアルタイムで検出できるという利点がある。
また、図3(b)に示すように、同期整流スイッチSWLのオン抵抗を利用して、同期整流スイッチSWLがオンされている期間にこの間の電圧から出力電流を検出する回路31bとすることも出来る。このような電流検出回路31bによれば、同期整流スイッチSWLのオン抵抗が非常に小さいことや該スイッチSWLの温度特性が比較的大きいことから高精度の電流検出が難しいという欠点や、スイッチング素子SWHのオン期間中など所定期間の電流検出が断たれるという欠点があるが、回路素子や導通損失を増加させずに電流検出できるという利点がある。
また、電流共振形のスイッチングコンバータでは、図3(c)に示すように、スイッチングタイミングから共振回路の共振動作が開始されるまでの遅延時間に基づいて出力電流を検出する構成を適用することも出来る。電流共振形のスイッチングコンバータでは、上記の遅延時間が出力電流量に依存するという性質を有しているため、スイッチング素子SWHのオンタイミングと、共振コンデンサCrのコンデンサ電圧が閾値電圧を超えるタイミングの検出を行って、これらの期間から出力電流を検出することが出来る。
このような電流検出回路31cによれば、DC−DCコンバータ回路がスイッチング駆動されたタイミングでしか電流検出ができないという欠点があるが、その分、1つの電流検出回路31cでA相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14の電流検出を共通に行うことが出来るという利点がある。その他、温度依存性の少ない正確な検出が出来るという利点もある。
次に、上記構成のマルチフェーズDC−DCコンバータ100の動作について説明する。
図4〜図6には、VCO21から出力されるクロック信号と、A相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14にクロック分配回路24から振り分けられる同期信号とを表わした波形図を示す。
マルチフェーズDC−DCコンバータ100は、標準的な状態では、図4に示すように、VCO21により生成されたクロック信号がA相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14に1クロックずつ順に分配され、A相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14ではこの分配された同期信号に基づいてハイサイド側のスイッチング素子SWH1〜SWH4やローサイド側の同期整流スイッチSWL1〜SWL4がオン・オフ駆動されて動作する。
一方、各相間の出力電流の差異が発生してくると、図5に示すように、その差を小さくするためクロック分配回路24は、A相〜D相の順ではなく、出力が小さいDC−DCコンバータ回路に多めに同期信号が分配され、出力が大きいDC−DCコンバータ回路には同期信号が少なめに分配されるように、クロック信号の振り分けが変化される。この振り分けのアルゴリズムについては後述する。
なお、実際の回路では、図5のように頻繁にクロック信号の振り分けに変化があるわけではなく、図6に示すように長い期間に分散されて行われる。
図7には、クロック信号の振り分けによる各相の出力電流の変化を表わした波形図を、図8には、クロック信号の振り分けにより達成される各相の出力状態を表わした説明図を示す。
例えば、図7(a)に示すように、クロック分配回路24が、4番目と8番目のクロック信号をA相の同期信号に、6番目のクロック信号をC相の同期信号に変化させたとする。
このような振り分けがなされた場合、図7(b)に示すように、A相のDC−DCコンバータ回路11ではスイッチング駆動される回数が増えるため、標準的な振り分けの場合(点線で示す)と比較して、リアクトルLo1に流れる出力電流の平均値は増加する。
また、図7(c)に示すように、C相のDC−DCコンバータ回路13ではスイッチング駆動される回数は減るため、標準的な振り分けの場合(点線で示す)と比較して、リアクトルLo3に流れる出力電流の平均値は減少する。
そして、このようなクロック信号の振り分けが、各相間の出力電流の差を小さくするように行われることで、図8に示すように、各相の出力電流はほぼ均等になるように制御される。
図9には、クロック信号の振り分けに変化があった場合における各相の出力とこれらを合算した出力とを表わした波形図を示す。
上記のようにクロック信号の振り分けが順番通りに行われなくても、図9に示すように、VCO21から出力される1つのクロック信号に対応して1つのDC−DCコンバータ回路がスイッチング駆動されるので、通常のマルチフェーズ方式の回路と同様に、合算された出力はリプルが平均化されて小さくされている。
次に、クロック分配回路24によるクロック信号の分配方法について説明する。クロック分配回路24は、電圧コンパレータなどのアナログ回路や論理回路の組み合わせによりハードウェア処理によって下記のアルゴリズムを実現する。
図10は、クロック分配回路24によるクロック信号の分配手順の第1例を示すフローチャートである。
第1例の分配アルゴリズムは、VCO21からクロック信号が供給されるごとに(ステップS1)、そのタイミングで全相のDC−DCコンバータ回路11〜14からリアルタイムの出力電流情報を取得し(ステップS2)、これらを比較して、出力電流が最も少なくなっている相のDC−DCコンバータ回路にクロック信号を出力する(ステップS3)ようにしたものである。
DC−DCコンバータ回路11〜14のリアクトルLo1〜Lo4の電流は、図9に示したように、クロック信号が供給されてハイサイドのスイッチング素子SWH1〜SWH4がオンされた期間に電流値を上昇させ、ハイサイドのスイッチング素子SWH1〜SWH4がオフされた期間で電流値を徐々に下降していく。
そのため、上記のような分配方法によれば、大部分の期間においてはA相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14に順番にクロック信号が分配される一方、クロック周期より非常に長い周期でこの順番がずらされて、出力電流が低めになるDC−DCコンバータ回路にはクロック信号の順番が早めにずらされたり、出力電流が高めのDC−DCコンバータ回路にはクロック信号の順番が遅くずらされたりして、各相間の出力電流の差異が小さくなるように制御される。
なお、この分配方法は、図3(a)の電流検出回路31aのように、電流検出を何れのタイミングでも行え、また、電流検出や電流比較にかかる遅延時間がクロック信号の周期と比較して短くなる電流検出回路を用いた場合に適用可能となるものである。
図11には、クロック分配回路24によるクロック信号の分配手順の第2例のフローチャートを示す。
第2例の分配アルゴリズムは、VCO21からクロック信号が供給されるごとにクロック信号の分配先を判断してクロック信号を出力する点は、第1例の分配アルゴリズムと同様であるが、第2例ではその分配先の判断の仕方が異なる。
この第2例では、先ず、直前n回(例えば2回)の期間にクロック信号を分配した相(A相〜D相)を、次の分配先から除外する(ステップS12)。さらに、m回(例えば4回)連続でクロック信号を分配していない相がないか確認し(ステップS13)、該当する相があればこの相に優先的にクロック信号を供給する(ステップS14)。
他方、m回連続でクロック信号を分配していない相がなければ、直前n回の期間にクロック信号を分配した相は除外したまま、出力電流の検出値が一番低い相にクロック信号を分配する(ステップS15)。
ここで、ステップS12のn回の値は、出力位相を異ならせて駆動されるDC−DCコンバータ回路11〜14の個数よりも小さい範囲で適宜設定すれば良い。
また、ステップS13のm回の値は、出力位相を異ならせて駆動されるDC−DCコンバータ回路11〜14の個数以上となる範囲で適宜設定すればよい。
このような分配方法によれば、クロック信号の分配先が適宜分散されつつ、A相〜D相のDC−DCコンバータ回路11〜14の出力調整がなされて、各相間の出力差が縮小されるように制御される。
また、上記のn値やm値を適宜設定することで、図5に示したように、クロック信号の分配順序が様々に並び替えられた場合でも、クロック信号が全く分配されない最長期間t1や、隣接するクロック信号の最短期間t2に制限を付加して、各相の出力が急激に変化したりせず、緩やかな変化で出力の均衡が維持されるようにすることが出来る。
なお、この分配方法では、電流検出回路として図3(a)〜(c)に示したような様々なものを適用することが出来る。すなわち、各相の電流検出はリアルタイムに行えなくてもよく、さらに、電流検出までクロック信号の1周期程度遅延するような回路でも適用可能である。クロック信号の分配先として直前n回の期間にスイッチング駆動した相を除外していることで、電流検出の遅延があっても、この検出遅延の影響を排除して正しい出力比較を行うことが出来る。すなわち、スイッチング駆動して出力が上昇しているのに出力が低いときの検出信号がクロック分配先の判断材料に使用されてしまうといった不都合が回避される。
また、図3(c)に示したように、スイッチング駆動されないと電流検出が出来ないような電流検出回路であっても問題なく適用可能である。すなわち、上記m値の設定によりクロック信号が全く分配されない期間が制限されているので、例えばA相で出力が高いときに電流検出が行われ、その後、全体の出力が低下するなどして、他の相の検出電流が先に検出したA相の検出電流値を上回ることが生じないというような状態が続いた場合でも、最低でもmクロックの期間で再度全ての相でスイッチング駆動が行われるので、1つの相だけクロック信号が全く分配されなくなるといった不都合が回避される。
以上のように、この実施の形態のマルチフェーズDC−DCコンバータ100によれば、PFM制御により駆動される電流共振形DC−DCコンバータ回路11〜14を適用してマルチフェーズ方式の駆動を行い、更に、各DC−DCコンバータ回路11〜14間で出力電流が均等になるような調整も行うことが出来るという効果がある。
また、共振形DC−DCコンバータ回路でマルチフェーズ方式の駆動制御が行えることから、スイッチングロスやスイッチングノイズが小さくなるという共振形の利点と、低リプルで大きな出力を安定的に得られるというマルチフェーズ方式の利点との両方が享受できるという効果が得られる。また、これらにより電源装置の高効率化を図ることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、DC−DCコンバータ回路として電流共振形のコンバータ回路を適用した例を示したが、電圧共振形のコンバータ回路を適用しても良い。また、共振形に限られずPFM型のコンバータ回路全般を適用することが出来る。さらに、PFM制御のコンバータ回路だけでなく、PWM制御のDC−DCコンバータ回路を適用することも出来る。従って、例えば出力に応じてPWM制御とPFM制御とを切り替えて動作させるようなDC−DCコンバータ回路であっても、本発明のマルチフェーズ方式のコンバータ回路に適用することが出来る。
また、上記実施形態では、DC−DCコンバータ回路として、非絶縁型で降圧形のスイッチングコンバータを適用しているが、絶縁型としたり昇圧形や昇降圧形のスイッチングコンバータを適用することも出来る。また、入力段に整流回路を設けることで、AC/DCコンバータとすることも出来る。
その他、並列接続するDC−DCコンバータ回路の数(相数)や、DC−DCコンバータ回路や電流検出回路の具体的な回路構成、並びに、クロック信号を分配するアルゴリズムなど、上記の実施形態で具体的に示した細部等は発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態のマルチフェーズDC−DCコンバータを示す構成図である。 図1のマルチフェーズDC−DCコンバータの制御系構成の概略を表わした説明図を示す。 電流検出方式のバリエーションを示した説明図である。 VCOから供給されるクロック信号とクロック分配回路により振り分けられる同期信号とを表わすもので、各相の出力差異が小さいときの波形図である。 図4のクロック信号と同期信号とを表わすもので各相の出力差異に基づいて同期信号の分配が変化している状態の波形図である。 図4のクロック信号と同期信号とを表わすもので実際の場合に近い状態の波形図である。 クロック信号の振り分けによる各相の出力電流の変化を表わした波形図である。 クロック信号の振り分けにより達成される各相の出力状態を表わした説明図である。 クロック信号の振り分けに変化があった場合における各相の出力とこれらを合算した出力とを表わした波形図である。 クロック分配回路によるクロック信号の分配手順の第1例を示すフローチャートである。 クロック分配回路によるクロック信号の分配手順の第2例を示すフローチャートである。 マルチフェーズ方式とPFM制御の両立の困難性を説明する波形図である。 マルチフェーズ方式の回路で各相の出力調整を行わない場合の出力例を示す説明図である。
符号の説明
11〜14 A相〜D相のDC−DCコンバータ回路
20 制御ブロック
21 VCO
22 エラーアンプ
23 電流比較回路
24 クロック分配回路
25 ゲートドライバ
31a〜31c 電流検出回路
100 マルチフェーズDC−DCコンバータ
SWH1〜SWH4 スイッチング素子
SWL1〜SWL4 同期整流スイッチ
Lo1〜Lo4 リアクトル
Lr1〜Lr4 共振インダクタ
Cr1〜Cr4 共振コンデンサ
Cin 入力コンデンサ
Co 出力コンデンサ

Claims (10)

  1. 複数のDC−DCコンバータ回路を並列に接続し、これら複数のDC−DCコンバータ回路をそれぞれ出力位相が異なるように駆動するとともに、各出力を足し合わせて一つの出力とするマルチフェーズDC−DCコンバータであって、
    前記複数のDC−DCコンバータ回路の各駆動タイミングを生成するタイミング生成回路と、
    該タイミング生成回路から出力されるタイミング信号に同期させて前記複数のDC−DCコンバータ回路の何れかを選択的に順次駆動する制御回路と、
    前記複数のDC−DCコンバータ回路の出力電流をそれぞれ検出する電流検出回路とを備え、
    前記制御回路は、前記電流検出回路の出力に基づいて次に駆動するDC−DCコンバータ回路を選択することを特徴とするマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  2. 前記制御回路は、一つの前記タイミング信号に対応させて前記複数のDC−DCコンバータ回路の一つを駆動することを特徴とする請求項1記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  3. 前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路間の出力電流の差が小さくなるように、次に駆動するDC−DCコンバータ回路を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  4. 前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち出力電流が一番小さいと判断されたDC−DCコンバータ回路を、次に駆動するDC−DCコンバータ回路として選択することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  5. 前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち、過去n回分(nはDC−DCコンバータ回路の個数より小さい自然数)のタイミング信号で駆動したDC−DCコンバータ回路を除いて、出力電流が一番小さいと判断されたDC−DCコンバータ回路を、次に駆動するDC−DCコンバータ回路として選択することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  6. 前記制御回路は、前記複数のDC−DCコンバータ回路のうち、過去m回分(mはDC−DCコンバータ回路の個数以上の整数)のタイミング信号で駆動されていないDC−DCコンバータ回路があった場合に、このDC−DCコンバータ回路を、次に駆動するDC−DCコンバータ回路として選択することを特徴とする請求項4又は5に記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  7. 前記電流検出回路は、駆動されたDC−DCコンバータ回路について駆動動作の開始から所定位相時における出力電流の検出を行う構成であることを特徴とする請求項6記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  8. 前記複数のDC−DCコンバータ回路は、PFM制御で駆動されるスイッチングコンバータであることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  9. 前記複数のDC−DCコンバータ回路は、共振スイッチを用いた電圧共振形或いは電流共振形のスイッチングコンバータであることを特徴とする請求項8記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
  10. 前記タイミング生成回路は、出力電圧に基づいて前記タイミング信号の出力周波数を変化させる構成であることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のマルチフェーズDC−DCコンバータ。
JP2006322824A 2006-11-30 2006-11-30 マルチフェーズdc−dcコンバータ Expired - Fee Related JP4229177B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322824A JP4229177B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マルチフェーズdc−dcコンバータ
US11/998,139 US7696734B2 (en) 2006-11-30 2007-11-28 Multiphase DC-DC converter
CN2007101960060A CN101227141B (zh) 2006-11-30 2007-11-28 多相dc-dc变换器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006322824A JP4229177B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マルチフェーズdc−dcコンバータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008141802A true JP2008141802A (ja) 2008-06-19
JP4229177B2 JP4229177B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=39474944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006322824A Expired - Fee Related JP4229177B2 (ja) 2006-11-30 2006-11-30 マルチフェーズdc−dcコンバータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7696734B2 (ja)
JP (1) JP4229177B2 (ja)
CN (1) CN101227141B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130552A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd ソフトスイッチング降圧チョッパおよび電力供給システム
JP2013046470A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Toshiba Corp Dc−dc変換器および情報処理装置
JP2014158403A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Toyota Motor Corp 電源装置及び制御方法
JP2015142396A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 富士通株式会社 電源回路および情報処理装置
JP2015201907A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2016167905A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 新電元工業株式会社 電源装置

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010140228A1 (ja) * 2009-06-03 2010-12-09 トヨタ自動車株式会社 コンバータ制御装置
US8330439B2 (en) * 2009-06-23 2012-12-11 Intersil Americas Inc. System and method for PFM/PWM mode transition within a multi-phase buck converter
KR20120082450A (ko) 2009-10-12 2012-07-23 사이클로스 세미컨덕터, 인크. 종래의 모드에서 공진 클록 네트워크를 동작시키기 위한 아키텍처
US9236802B2 (en) * 2010-04-09 2016-01-12 Infineon Technologies Americas Corp. Turbo circuit for providing voltage regulation and related method
CN101841249A (zh) * 2010-04-14 2010-09-22 联动光科(北京)集成电路技术有限公司 智能型多级变功开关电源装置
JP5659575B2 (ja) 2010-06-22 2015-01-28 株式会社リコー マルチフェーズ型コンバータ
US9018930B2 (en) 2010-12-23 2015-04-28 Stmicroelectronics S.R.L. Current generator for temperature compensation
US8896280B2 (en) * 2011-07-29 2014-11-25 Infineon Technologies Austria Ag Switching regulator with increased light load efficiency
TWI429182B (zh) * 2011-08-12 2014-03-01 Upi Semiconductor Corp 多相直流對直流電源轉換器
WO2013024172A1 (fr) * 2011-08-17 2013-02-21 Belenos Clean Power Holding Ag Convertisseur dc/dc pour systeme hybride
US8981743B2 (en) 2011-09-05 2015-03-17 Stmicroelectronics S.R.L. Constant-on-time multi-phase switching voltage regulator and related method of generating a regulated voltage
ITMI20111594A1 (it) 2011-09-05 2013-03-06 St Microelectronics Srl Regolatore di tensione a commutazione
JP2013074635A (ja) * 2011-09-26 2013-04-22 Toshiba Corp Dc−dcコンバータ
US9780665B2 (en) * 2012-03-15 2017-10-03 GM Global Technology Operations LLC Methods and systems for controlling a boost converter
JP2013209017A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toyota Industries Corp 電源回路
TWI483531B (zh) * 2012-03-30 2015-05-01 Upi Semiconductor Corp 電源轉換器及其操作方法
TWI458217B (zh) * 2012-05-07 2014-10-21 Anpec Electronics Corp 電流平衡電路及其多相位直流至直流轉換器與電流平衡方法
DE102012106261A1 (de) * 2012-07-12 2014-01-16 Hella Kgaa Hueck & Co. Gleichspannungswandler-Schaltungsanordnung
JP5790709B2 (ja) * 2013-05-21 2015-10-07 トヨタ自動車株式会社 電力変換装置及び電力変換方法
US9621045B2 (en) 2013-06-26 2017-04-11 Infineon Technologies Austria Ag Multiphase regulator with self-test
EP3063861A4 (en) * 2014-01-14 2016-12-28 Mediatek Inc POWER SUPPLY CIRCUITS AND CONTROL METHOD THEREFOR
US10396771B2 (en) 2014-01-14 2019-08-27 Mediatek Inc. Voltage supply circuits and controlling methods therefor
KR101637650B1 (ko) * 2014-05-20 2016-07-20 엘지이노텍 주식회사 직류-직류 변환기
US9419509B2 (en) 2014-08-11 2016-08-16 Texas Instruments Incorporated Shared bootstrap capacitor for multiple phase buck converter circuit and methods
JP6337732B2 (ja) * 2014-10-09 2018-06-06 富士通株式会社 電源回路
US9509217B2 (en) * 2015-04-20 2016-11-29 Altera Corporation Asymmetric power flow controller for a power converter and method of operating the same
JP6459901B2 (ja) * 2015-10-28 2019-01-30 株式会社オートネットワーク技術研究所 多相コンバータ
CN105529929B (zh) * 2016-01-26 2018-04-06 成都芯源系统有限公司 多相变换器及用于多相变换器的自动相位调整电路和方法
CN109477010B (zh) 2016-07-05 2021-07-23 戈登可再生能源有限公司 用于将废弃塑料转化成燃料的系统和工艺
CN109661766B (zh) * 2016-09-05 2020-03-31 株式会社村田制作所 电源系统
CN106712478B (zh) * 2017-02-10 2019-09-20 深圳芯智汇科技有限公司 多相dcdc转换器及其控制相退出的方法
US10193462B1 (en) * 2017-10-11 2019-01-29 Infineon Technologies Ag Power converter using bi-directional active rectifying bridge
US11329564B2 (en) * 2019-06-14 2022-05-10 Samsung Sdi Co., Ltd. Control system for a battery system
EP3751715B1 (en) * 2019-06-14 2022-07-20 Samsung SDI Co., Ltd. Control system for a battery system
CN113162411A (zh) * 2021-04-20 2021-07-23 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 控制电路,控制方法以及电压调节器

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477132A (en) 1992-01-10 1995-12-19 Space Systems/Loral, Inc. Multi-sectioned power converter having current-sharing controller
JPH11127573A (ja) 1997-10-23 1999-05-11 Mitsubishi Electric Corp Dc/dcコンバータの並列運転装置
US6278263B1 (en) * 1999-09-01 2001-08-21 Intersil Corporation Multi-phase converter with balanced currents
JP4052948B2 (ja) 2002-01-15 2008-02-27 ローム株式会社 マルチフェーズ型dc/dcコンバータ
US7026798B2 (en) * 2003-10-27 2006-04-11 Intersil Americas Inc. Multi-channel driver interface circuit for increasing phase count in a multi-phase DC-DC converter
US6995548B2 (en) * 2003-10-29 2006-02-07 Intersil Americas Inc. Asymmetrical multiphase DC-to-DC power converter
US7084613B2 (en) * 2003-11-25 2006-08-01 Intersil Americas Inc. Multiphase DC-DC converter with reduced ripple
US7301400B1 (en) * 2004-06-02 2007-11-27 Rf Micro Devices, Inc. Multi-phase switching power supply for mobile telephone applications
JP4347230B2 (ja) * 2005-01-19 2009-10-21 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 マルチフェーズdc−dcコンバータ
US7479772B2 (en) * 2005-02-25 2009-01-20 The Regents Of The University Of Colorado Active current sharing multiphase DC-DC converter

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130552A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd ソフトスイッチング降圧チョッパおよび電力供給システム
JP2013046470A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Toshiba Corp Dc−dc変換器および情報処理装置
US9065338B2 (en) 2011-08-23 2015-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Multi-phase DC-DC converter supplying power to load with plural power stages and information processing device including the same
JP2014158403A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Toyota Motor Corp 電源装置及び制御方法
US9727125B2 (en) 2013-02-18 2017-08-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Power supply system with a plurality of power supply circuits and control method of the same
JP2015142396A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 富士通株式会社 電源回路および情報処理装置
JP2015201907A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 三菱電機株式会社 電力変換装置
JP2016167905A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 新電元工業株式会社 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101227141B (zh) 2011-01-12
US20080129259A1 (en) 2008-06-05
CN101227141A (zh) 2008-07-23
US7696734B2 (en) 2010-04-13
JP4229177B2 (ja) 2009-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4229177B2 (ja) マルチフェーズdc−dcコンバータ
US7109695B2 (en) Adaptive digital voltage regulator with same-cycle feedback
US7852053B2 (en) Power supply and controller circuits
US9369044B2 (en) Multi-phase power circuit
US7342383B1 (en) Apparatus and method for smooth DCM-to-CCM transition in a multi-phase DC-DC converter
JP5377634B2 (ja) 負荷駆動システムの制御装置
US7817446B2 (en) Switching power supply circuit
US10008918B2 (en) Phase-shifting optimization for asymmetric inductors in multi-phase DC-DC converters
JP2010119285A (ja) インターリーブ制御電源装置、該電源装置の制御回路および制御方法
JP2005168106A (ja) 電源装置
JP2006042600A (ja) デューティサイクル推定装置
EP1524570B1 (en) Adaptive control loop
US8866451B2 (en) Power supply apparatus
CN108123597B (zh) 操作半谐振电压转换器的方法
CN108574423B (zh) 开关系统
TWI784673B (zh) 多相切換模式的電源
US10530252B2 (en) Pulse-frequency control circuit, microcomputer, DC-to-DC converter, and pulse-frequency control method
JP5152741B2 (ja) パルス幅変調波出力回路
JP5598247B2 (ja) 電源装置
US9742284B2 (en) Multiphase power circuit
US7081740B2 (en) Digital duty cycle regulator for DC/DC converters
JP7189286B2 (ja) インターリーブ電力コンバータにおける電流を平衡化するための補間制御
JP2012182874A (ja) モータ制御装置
JP6772053B2 (ja) 電源装置、及び電源装置の制御方法
JP7445541B2 (ja) 半導体装置及び降圧型マルチフェーズdc/dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees