JP2008141579A - デジタルテレビジョンチューナ装置およびデジタルテレビジョン受像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高コストにならずに、視聴中または録画中であっても、放送しているチャネル以外の他チャネルの情報を取得できるデジタルテレビジョンチューナ装置を提供する。
【解決手段】チューナユニット11の内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備えている。TS抽出部17は、TS抽出部17は、地上デジタル放送におけるTSパケットからEPGデータのみを抜き取る。TS制御部14は、選局部2が選局したチャネルのTSデータにTS抽出部17が抽出したEPGデータ(選局部15が選局したチャネルの番組表データ)を挿入して、MPEGデータとして出力する。多重分離部19は、EPGデータを含むMPEGデータを、映像データ、音声データおよびEPGデータ等のそれぞれ毎の結合データを作成する。
【選択図】図1
【解決手段】チューナユニット11の内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備えている。TS抽出部17は、TS抽出部17は、地上デジタル放送におけるTSパケットからEPGデータのみを抜き取る。TS制御部14は、選局部2が選局したチャネルのTSデータにTS抽出部17が抽出したEPGデータ(選局部15が選局したチャネルの番組表データ)を挿入して、MPEGデータとして出力する。多重分離部19は、EPGデータを含むMPEGデータを、映像データ、音声データおよびEPGデータ等のそれぞれ毎の結合データを作成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタルテレビジョン放送を受信するデジタルテレビジョンチューナ装置およびデジタルテレビジョン受像装置に関する。
地上デジタル放送でも、BSデジタル放送の場合と同様に、番組選択の補助として電子番組ガイド(Electronic Program Guide。以下、EPGという。)が用いられる。しかし、BSデジタル放送の場合とは異なり、各放送局は、自局(自チャネル)の番組データしか送信しない。そこで、他チャネルの番組データを受信してEPGを作成したり複数チャネルの番組データを受信して複数チャネルのEPGを作成するデジタル放送受信システムが考案されている(特許文献1参照。)。
しかし、特許文献1に記載されているような一般的なデジタル放送受信システムでは、他チャネルの情報を含むEPGを作成する場合、複数の受信チャネルにおけるすべてのデータを処理しなければならない。したがって、他チャネルの情報を含むEPGを作成する場合でも、一般的なデジタル放送受信システムでは、映像データや音声データ等のデータも処理しなければならない。
以下、一般的な地上デジタル放送受信システムについて説明する。図7は、一般的な地上デジタル放送受信システムの一例を示すシステム構成図である。地上デジタル放送受信システムは、アンテナ1と、チューナユニット11Aと、MPEGデコード部12と、コントロール部8と、表示部9と、スピーカ10とを備えている。なお、図7では1つのチューナユニットを備えたシステムが示されているが、地上デジタル放送受信システムとして、図9に示すように、複数のチューナユニットを備えているシステムもある。
チューナユニット11Aは、選局部2と、復調部3と、TS(Transport Stream)制御部4とを含む。選局部2は、アンテナ1で受信された信号に対して受信チャネルを設定(選局)し、その受信チャネルに対応した周波数の放送(信号)を抜き取って復調部3に出力する。なお、選局部2は、抽出した信号を増幅する機能を備えている。
復調部3は、選局部2から受け取った信号を変換する。具体的には、復調部3は、選局したチャネルのアナログ信号をデジタル信号に変換し、TSデータとしてTS制御部4に出力する。
TS制御部4は、復調部3から受け取ったTSデータから映像や音声等に係るデータを抽出してMPEGデコード部12に出力する。また、TS制御部4は、復調部3から受け取ったデジタル信号のエラー訂正を実行する機能を備えている。以下、TS制御部4からMPEGデコード部12に入力されるTSデータをMPEGデータともいう。
MPEGデコード部12は、多重分離部5と、デコード部6と、画像重畳部7とを含む。多重分離部5は、TS制御部4から受け取ったMPEGデータから、映像データ、音声データ、EPGデータ等を種類分けする。
デコード部6は、圧縮されている映像データや音声データ等を復号して所望のデータを得る。すなわち、デコード部6は、映像データをLCD等の表示部9に表示させるデータに変換する。また、デコード部6は、圧縮されている音声データを復号してスピーカへ出力させるデータを得る。画像重畳部7は、デコード部6が出力したデータに、コントロール部8から出力されたデータを重畳した後、表示部9に出力する。
次に、図7に示された地上デジタル放送受信システムの動作を説明する。図8は、図7に示された地上デジタル放送受信システムの動作を示すフローチャートである。まず、使用者は、視聴したいチャネルのチャネル番号を入力手段(図示せず)から入力する。すなわち、受信チャネルを設定する(ステップS801)。使用者の設定はコントロール部8に伝達される。コントロール部8は、使用者の設定を選局部2に通知する。選局部2は、設定された受信チャネルに対応した周波数を設定する(ステップS802)。
復調部3は、受信した信号を復調してデジタル信号に変換し、映像データ等のTSパケットを含むTSデータをTS制御部4に出力する(ステップS803)。TSデータには、映像データ、音声データ、EPGデータ等のPID(Packet ID )で識別されるTSパケットが含まれている。TS制御部4は、入力したTSデータから映像データ、音声データ、EPGデータ等を抽出し、MPEGデータとして多重分離部5に出力する(ステップS804)。
多重分離部5は、TS制御部4から受け取ったMPEGデータから、映像データ、音声データ、EPGデータ等を種類毎に結合する(ステップS805)。つまり、多重分離部5は、映像データ、音声データ、EPGデータ等のそれぞれ毎の結合データを作成する。
デコード部6は、多重分離部5が結合した各データをデコードし(ステップS806)、画像重畳部7に出力する(ステップS807)。
以上のように、一般的な地上デジタル放送受信システムには、図7に示されているように選局機能部および復調機能部が1つしかないため、1つの放送チャネルのデータしか受信できない。一般的な地上デジタル放送では、EPGには、放送しているチャネルの情報のみしか含まれていない。したがって、一般的な地上デジタル放送受信システムでは裏番組(他チャネル)のEPGデータを取得することができず、視聴中、または録画中には裏番組の情報を更新することができない。
特別放送の挿入や野球放送の延長等により、録画予約している番組の放送開始時間に変更があった場合、録画したい番組を予定通りに録画できないことがある。一般的な地上デジタル放送受信システムでは、受信中のチャネルにはそのチャネルの情報しか存在しないため、使用者は、そのチャネルの視聴中には、裏番組の情報を認識できない。その結果、使用者は、裏番組の番組変更に気付かず、所望の裏番組を録画できなくなる可能性がある。地上デジタルチューナを2個搭載する(例えば、図9に示すような地上デジタル放送受信システム)ことにより、上記の問題を回避することも可能であるが、その場合には、コストアップになる。つまり、地上デジタル放送受信システムが2つのチューナユニットを持つ場合、2画面(番組)同時録画や地上デジタル放送を視聴しながら裏番組を録画する等高機能・高付加価値の製品に適用されている場合が多い。そのため、コストが高くなる。なお、図9に示すシステムにおけるチューナユニット11Bにおいて、選局部2B、復調部3BおよびTS制御部4Bの構成は、それぞれ、選局部2、復調部3およびTS制御部4の構成と同じである。また、アンテナ1Bの構成は、アンテナ1の構成と同じである。
また、2番組録画する場合には同じ問題が発生する。上記のように、2画面(番組)同時録画可能な地上デジタル放送受信システムは高機能・高付加価値の製品になっているので、それに対するユーザの期待は高い。所望の裏番組を録画できないのでは、ユーザの期待に応えられないことになり、製品価値が低下することになる。
そこで、本発明は、高コストにならずに、視聴中または録画中であっても、放送しているチャネル以外の他チャネルの情報を取得できるデジタルテレビジョンチューナ装置およびデジタルテレビジョン受像装置を提供することを目的とする。
本発明によるデジタルテレビジョンチューナ装置は、アンテナの受信信号を分岐する分岐手段と、前記分岐手段の一方の出力信号から映像データを含むストリームを生成するストリーム生成手段と、前記分岐手段の他方の出力信号から番組情報データのみを抽出する番組情報データ抽出手段と、前記ストリームに、番組情報データ抽出手段が抽出した番組情報データを挿入して合成ストリームとして出力するデータ結合手段とを備えたことを特徴とする。
デジタルテレビジョンチューナ装置は、データ結合手段が出力した合成ストリームから、番組情報データにもとづく番組情報と映像データにもとづく映像とを重畳した信号を作成する重畳手段を備えていてもよい。
デジタルテレビジョンチューナ装置は、MPEG復号を行うMPEGデコード部を備え、ストリームは、映像データとしての映像パケットを含む地上デジタル放送におけるトランスポートストリームであり、番組情報データはEPGパケットであって、重畳手段は、前記MPEGデコード部に設けられているように構成されていてもよい。
デジタルテレビジョンチューナ装置は、アンテナの受信信号から映像データを含む地上デジタル放送におけるトランスポートストリームを生成する第2のストリーム生成手段(例えば、復調部3BおよびTS制御部4Bで実現される。)を備え、前記第2のストリーム生成手段が生成したトランスポートストリームは、MPEGデコード部に入力されるように構成されていてもよい。
デジタルテレビジョンチューナ装置は、番組情報データの抽出対象となるチャネルを選択する選択手段(例えば、利用者が操作可能な入力手段およびコントロール部8で実現される。)を備えていてもよい。
本発明によるデジタルテレビジョン受像装置は、上記のデジタルテレビジョンチューナ装置と、重畳手段が作成した信号にもとづいて映像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明による好ましい態様のデジタル放送受信システムは、チューナユニットの内部に、アンテナ分配部(例えば、図1におけるアンテナ分配部13)と、電子番組ガイド(EPG)を取得するための目的だけに簡略化された構成を有する選局部(例えば、図1における選局部15)、復調部(例えば、図1における復調部16)、および、電子番組ガイド等のデータ放送のTSパッケットを抜き取る機能を有したデータTS抽出部(例えば、図1におけるTS抽出部17)と、TS抽出部が抜き出したデータを1つのTSデータとして出力するTS制御部(例えば、図1におけるTS制御部14)と、TS抽出部が抜き出したデータを基に裏番組(他チャネル)の電子番組ガイド等のデータを結合する多重分離部(例えば、図1における多重分離部19)とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、チューナユニットを2つ使用しなくても地上デジタル放送を視聴中、または録画中に裏番組(他チャネル)のデータ(例えば電子番組データ)を取得することができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、地上デジタル放送受信システム(デジタルテレビジョンチューナ装置を含むデジタルテレビジョン受像装置)の第1の実施の形態を示すシステム構成図である。図1に示されているように、本実施の形態の地上デジタル放送受信システムは、図7に示すような一般的な地上デジタル放送受信システムの構成要素を備え、さらに、チューナユニット11の内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備えている。なお、本実施の形態の地上デジタル放送受信システムのTS制御部14および多重分離部19は、図7に示す一般的な地上デジタル放送受信システムのTS制御部4および多重分離部5とは異なる処理を実行する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、地上デジタル放送受信システム(デジタルテレビジョンチューナ装置を含むデジタルテレビジョン受像装置)の第1の実施の形態を示すシステム構成図である。図1に示されているように、本実施の形態の地上デジタル放送受信システムは、図7に示すような一般的な地上デジタル放送受信システムの構成要素を備え、さらに、チューナユニット11の内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備えている。なお、本実施の形態の地上デジタル放送受信システムのTS制御部14および多重分離部19は、図7に示す一般的な地上デジタル放送受信システムのTS制御部4および多重分離部5とは異なる処理を実行する。
TS抽出部17は、上述したように、EPGデータのみを取得する構成に簡略化されている。すなわち、TS抽出部17は、データ放送(地上デジタル放送)におけるTSパケットからEPGデータのみを抜き取る。
TS制御部14は、TS抽出部17が抜き出したデータをTSパケットとして出力する。具体的には、TS制御部14は、選局部2が選局したチャネルのTSデータにTS抽出部17が抽出したEPGデータ(すなわち、選局部15が選局したチャネルの番組表データ)を挿入して、MPEGデータとして出力する。
多重分離部19は、EPGデータを含むMPEGデータを、映像データ、音声データおよびEPGデータ等のそれぞれ毎の結合データを作成する。
なお、多重分離部19は、放送局ID(サービスID)とMPEGのTS−MPEGデータのPIDとにもとづいてTSパケットの種類を判別する。以下、放送局IDとMPEGのTS−MPEGデータのPIDとを単にPIDという。また、本実施の形態では、ストリーム生成手段は、復調部3とTS制御部4とで実現され、番組情報データ抽出手段は、復調部16とTS抽出部17とで実現されている。データ結合手段は、TS制御部4で実現されている。
次に、本発明による地上デジタル放送受信システムの動作を説明する。図2は、地上デジタル放送受信システムの動作を示すフローチャートである。まず、アンテナ分配部13は、アンテナ1が受信した信号を分岐させる(ステップS101)。
使用者は、視聴したいチャネルのチャネル番号(受信チャネルAとする。)を入力手段(図示せず)から入力する。すなわち、受信チャネルAを設定する(ステップS102)。使用者の設定はコントロール部8に伝達される。コントロール部8は、使用者の設定を選局部2に通知する。選局部2は、受信チャネルAに対応した周波数を設定する(ステップS103)。
復調部3は、受信した信号を復調してデジタル信号に変換し、映像データ等のTSパケットを含むTSデータをTS制御部4に出力する(ステップS104)。TSデータには、映像データ、音声データ、EPGデータ等のPIDで識別されるTSパケットが含まれている。TS制御部4は、入力したTSデータからTSパケットを抽出し、MPEGデータとして多重分離部5に出力する(ステップS105)。
使用者は、番組表作成対象のチャネルのチャネル番号(受信チャネルBとする。)を入力手段から入力する。すなわち、受信チャネルBを設定する(ステップS106)。使用者の設定はコントロール部8に伝達される。コントロール部8は、使用者の設定を選局部15に通知する。選局部15は、受信チャネルBに対応した周波数を設定する(ステップS107)。また、コントロール部8は、TS抽出部17に対して、受信すべきTSパケット(この例では、EPGデータ)がいずれであるのかの設定を行う(ステップS108)。
復調部16は、受信した信号を復調してデジタル信号に変換し(ステップS109)、TS抽出部17に出力する。TS抽出部17には、映像データ、音声データ、EPGデータ等の受信チャネルBのTSパケットが入力されるが(ステップS110)、TS抽出部17は、映像データ、音声データ、EPGデータ等の中から、設定された番組表データ(EPGデータ)のPIDに対応するTSパケットのみを抽出する(ステップS111)。そして、TS抽出部17は、抽出したTSパケットをTS制御部14に出力する。
TS制御部14は、受信チャネルAにおけるTSデータ(映像データ、音声データ、EPGデータ等)に、TS抽出部17が抽出した受信チャネルBにおけるTSパケット(EPGデータ)を挿入することによってTSデータの合成を行う(ステップS112)。そして、TS制御部14は、合成したTSデータをMPEGデータ(合成ストリームに相当)として多重分離部19に出力する。その際、TS制御部14は、デジタル信号のエラー訂正を実行する。
以下、図3および図4の説明図を参照してより具体的に説明する。図3は、チューナユニット18で実行される処理を説明するための説明図である。なお、図3(a)は、選局部2および復調部3側のTSパケット(すなわち、受信チャネルAにおけるTSパケット)を示し、図3(b)は、選局部15および復調部16側のTSパケット(すなわち、受信チャネルBにおけるTSパケット)を示している。また、図3(c)は、TS制御部14が多重分離部19に出力するTSデータ(MPEGデータ)を示している。
図3(b)に示すように、TS抽出部17は、受信チャネルBにおけるTSデータの中から、番組表データ(EPGデータ)のPIDに対応したTSパケットを抽出する(ステップS111)。TS制御部14は、TS抽出部17が抽出したTSパケットを受信チャネルAにおけるTSパケットに挿入する(ステップS112)。そして、TS制御部14は、図3(c)に示されているように、受信チャネルAおよび受信チャネルBにおけるTSパケットを合成したTSデータを多重分離部19に出力する。
多重分離部19は、TS制御部14から受け取ったTSデータ(MPEGデータ)を分離して(ステップS113)、映像データ、音声データ、EPGデータ等の種類毎に結合する(ステップS114)。
図4は、多重分離部19の動作をより具体的に説明するための説明図である。図4に示されているように、多重分離部19は、入力されたTSパケットから、受信チャネルAにおける映像データ、音声データおよび番組表データと、受信チャネルBにおける番組表データ(EPGデータ)とをそれぞれ分離して種類毎に結合する(ステップS113,S114)。その際、多重分離部19は、PIDにもとづいてそれぞれのデータを判別する。そして、結合した各データをデコード部6に出力する。
デコード部6は、多重分離部19が結合した各データをデコードし(ステップS115)、画像データとEPGデータとを画像重畳部7に出力し、音声データをスピーカ10に出力する(ステップS116)。画像重畳部7は、入力された画像データとEPGデータとを重畳し、表示部9に表示させる。なお、画像重畳部7は、コントロール部8からの指示に従って、放送する映像データとEPGデータとを重畳する。
以上のように、本発明による地上デジタル放送受信システムは、チューナユニットを2つ使用しなくても、放送しているチャネル以外の他チャネルの情報を含んだEPGを作成することができる。よって、作成したEPGにもとづいて、予約した番組の時間変更情報を取得し録画スタートする時間を変更することができる。
例えば、地上デジタル放送の録画を予定している番組の放送時間に変更があった場合、地上デジタル放送を視聴中、または録画中であっても、裏番組(他チャネル)のEPGデータを取得することができる。したがって、予約している番組の録画時間をEPGデータにもとづいて変更することができ、番組の放送時間の急な変更にも対応できる。
実施の形態2.
次に、第2の実施の形態を図面を参照して説明する。図5は、地上デジタル放送受信システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。図5に示されているように、本発明による地上デジタル放送受信システムは、図9に示された2つのチューナユニットを備えた地上デジタル放送受信システムの構成要素を備え、さらに、チューナユニット内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備える。なお、図5に示すチューナユニット18の構成および動作は、図1に示されたチューナユニット18の構成および動作と同じである。
次に、第2の実施の形態を図面を参照して説明する。図5は、地上デジタル放送受信システムの第2の実施の形態を示すシステム構成図である。図5に示されているように、本発明による地上デジタル放送受信システムは、図9に示された2つのチューナユニットを備えた地上デジタル放送受信システムの構成要素を備え、さらに、チューナユニット内部にアンテナ分配部13と、選局部15、復調部16およびEPGデータを取得するための目的だけに簡略化された構成を有するTS抽出部17とを備える。なお、図5に示すチューナユニット18の構成および動作は、図1に示されたチューナユニット18の構成および動作と同じである。
次に、本実施の形態における地上デジタル放送受信システムの動作を説明する。図6は、本実施の形態における地上デジタル放送受信システムの動作を示すフローチャートである。図6におけるステップS201〜S212の処理は、図2におけるステップS101〜S112の処理と同じである。
多重分離部19は、TS制御部4BおよびTS制御部14から受け取ったTSデータ(MPEGデータ)を分離して、各データ(映像データ、音声データおよび番組表データ)を種類ごとにそれぞれ結合する(ステップS214)。そして、多重分離部19は、結合した各データをデコード部6に出力する。なお、多重分離部19は、PIDにもとづいてそれぞれのデータを判別する。また、多重分離部19は、映像データおよび音声データをチャネル毎に結合する。
デコード部6は、多重分離部19が結合した各データをデコードし(ステップS215)、一方のチャネルの画像データとEPGデータとを画像重畳部7に出力し、音声データをスピーカ10に出力する(ステップS216)。また、他のチャネルの画像データとEPGデータとを、例えば録画のために外部に出力する。画像重畳部7は、入力された画像データとEPGデータとを重畳し、表示部9に表示させる。なお、画像重畳部7は、コントロール部8からの指示に従って、放送する映像データとEPGデータとを重畳する。
本実施の形態の地上デジタル放送受信システムは、1つのチューナユニット(例えばチューナユニット18)で地上デジタル放送を視聴中、または録画中に裏番組(他チャネル)のデータ(例えば電子番組データ)を取得でき、別のチューナユニット(例えばチューナユニット11B)で別のチャネルの放送を録画または視聴できる。
本発明を、地上波デジタル放送等のデジタルテレビジョンチューナ装置およびデジタルテレビジョン受像装置に適用できる。
1 アンテナ
2、15 選局部
3、16 復調部
4、14 TS制御部
5、19 多重分離部
6 デコード部
7 画像重畳部
8 コントロール部
9 表示部
10 スピーカ
11、18 チューナユニット
12 MPEGデコード部
13 アンテナ分配部
17 TS抽出部
2、15 選局部
3、16 復調部
4、14 TS制御部
5、19 多重分離部
6 デコード部
7 画像重畳部
8 コントロール部
9 表示部
10 スピーカ
11、18 チューナユニット
12 MPEGデコード部
13 アンテナ分配部
17 TS抽出部
Claims (6)
- デジタルテレビジョン放送を受信するデジタルテレビジョンチューナ装置において、
アンテナの受信信号を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段の一方の出力信号から映像データを含むストリームを生成するストリーム生成手段と、
前記分岐手段の他方の出力信号から番組情報データのみを抽出する番組情報データ抽出手段と、
前記ストリームに、番組情報データ抽出手段が抽出した番組情報データを挿入して合成ストリームとして出力するデータ結合手段とを備えた
ことを特徴とするデジタルテレビジョンチューナ装置。 - データ結合手段が出力した合成ストリームから、番組情報データにもとづく番組情報と映像データにもとづく映像とを重畳した信号を作成する重畳手段を備えた
請求項1記載のデジタルテレビジョンチューナ装置。 - MPEG復号を行うMPEGデコード部を備え、
ストリームは、映像データとしての映像パケットを含む地上デジタル放送におけるトランスポートストリームであり、番組情報データはEPGパケットであって、
重畳手段は、前記MPEGデコード部に設けられている
請求項2記載のデジタルテレビジョンチューナ装置。 - アンテナの受信信号から映像データを含む地上デジタル放送におけるトランスポートストリームを生成する第2のストリーム生成手段を備え、
前記第2のストリーム生成手段が生成したトランスポートストリームは、MPEGデコード部に入力される
請求項3記載のデジタルテレビジョンチューナ装置。 - 番組情報データの抽出対象となるチャネルを選択する選択手段を備えた
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のデジタルテレビジョンチューナ装置。 - 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のデジタルテレビジョンチューナ装置と、重畳手段が作成した信号にもとづいて映像を表示する表示部とを備えた
デジタルテレビジョン受像装置。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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