JP4270833B2 - デジタル放送受信装置およびその受信方法 - Google Patents
デジタル放送受信装置およびその受信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4270833B2 JP4270833B2 JP2002282183A JP2002282183A JP4270833B2 JP 4270833 B2 JP4270833 B2 JP 4270833B2 JP 2002282183 A JP2002282183 A JP 2002282183A JP 2002282183 A JP2002282183 A JP 2002282183A JP 4270833 B2 JP4270833 B2 JP 4270833B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- digital broadcast
- attached information
- unit
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、衛星デジタル放送と地上デジタル放送等の複数方式のデジタル放送の番組を視聴可能であると共に、そのデジタル放送信号に多重化されている付属情報を取得するデジタル放送受信機に関し、特に、付属情報のうちでEPG(Electric Program Guide:電子番組ガイド)情報を効率的に取得できるデジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル放送受信装置には、電源オフ後、電源オンしたときに電子番組ガイド(付属情報の一種)をすぐに得られるように、電源をオフするときに電子番組ガイド情報を不揮発性メモリに記憶させ、次に電源をオンするときに不揮発性メモリから電子番組ガイド情報を読み出すものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、従来のデジタル放送受信装置には、マルチ画面表示中の各番組内容を容易に把握して効率良く所望の番組を選択するために、各チャンネルを巡回的に選局する第2チューナを設け、その第2チューナで選局されたチャンネルに対応するジャンル情報を電子番組ガイド情報から抽出し、マルチ画面にジャンル情報を付加表示するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
また、従来のデジタル放送受信装置には、ユーザに対して有益な情報を提供し、ユーザが所望する番組を容易に視聴できるように、多重化された複数の番組から選択された番組の映像を表示手段に表示する際に、選択番組のデータに文字データが含まれる場合にはその文字列データも表示させ、切替制御手段により、表示手段に表示された選択番組を、その文字列データに含まれる所定の文字列に対応した現在放送中の番組に切り替えるものもある(例えば、特許文献3参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−142163号公報(第1ページ:要約、第4頁、図2〜3)
【特許文献2】
特開2002−135679号公報(第1ページ:要約、第3〜4頁、図3〜5)
【特許文献3】
特開2002−135667号公報(第1ページ:要約、第5〜7頁、図1〜5)
【0006】
従来のデジタル放送受信装置では、以上のようにデジタル放送に多重化されている電子番組ガイド情報を抽出し、不揮発性メモリへの記憶、マルチ画面への表示、表示された文字列データに対応した番組への切替等を実施していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のデジタル放送受信装置の構成及び動作は、衛星デジタル放送と地上波デジタル放送等の複数方式のデジタル放送がある場合であっても、そのうちの1方式のみを受信する場合の構成及び動作であり、例えば、複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択して復号(および視聴)する場合には、他の方式のトランスポート・ストリーム(以下、TSと記載)信号を復号できなかった。従って、1方式のデジタル放送が選択されている場合には、他の方式の付属情報(電子番組ガイド情報)を検出することはできなかった。
【0008】
そのため、従来の複数方式が受信可能な従来のデジタル放送受信装置では、選択するチャンネルを、例えば、衛星デジタル放送のチャンネルから地上波デジタル放送のチャンネルにする場合のように、方式も切り替えながらチャンネルを切り替える場合、切り替えられた方式のデジタル放送では、切り替え後に新規に電子番組ガイド情報を抽出してから番組の選択等を実施することになり、方式切替後の番組の検索やチャンネル切替等に多くの時間が必要になるという問題を有していた。
【0009】
本発明は、上述した如き従来の問題を解決するためになされたものであって、1方式のデジタル放送が選択されている場合であっても、他の方式の付属情報(電子番組ガイド情報)を検出することができるデジタル放送受信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明に係るデジタル放送受信装置は、
複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択し、該方式のデジタル放送に多重化されている複数チャンネルの映像信号のパケット、音声信号のパケットおよび付属情報のパケットを含むトランスポート・ストリームを復号可能なデジタル放送受信装置であって、
各デジタル放送方式の受信経路毎に個別に形成され、チューナ部、復調部、デ・スクランブラ部、および、デ・マルチプレクサ部からなるフロント側受信回路と、
前記各フロント側受信回路に対応して設けられ、前記各フロント側受信回路からのトランスポート・ストリームが入力されて、各々のトランスポート・ストリームを蓄積するバッファメモリを備える選択制御部と、
前記付属情報のパケットを復号する付属情報復号部と、
復号された付属情報の内容を格納する記憶部と、
映像信号のパケットを復号する映像信号復号部と、
音声信号のパケットを復号する音声信号復号部と
を有し、
前記選択制御部が、
前記選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの映像信号を検出して前記映像信号復号部に出力し、
前記選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの音声信号を検出して前記音声信号復号部に出力し、
前記選択されたデジタル放送方式の付属情報のパケットと、選択されていないデジタル放送方式の付属情報のパケットも前記付属情報復号部に出力し、
前記付属情報復号部は、復号した付属情報を前記記憶部に格納し、
前記付属情報復号部は、少なくとも前記選択されていないデジタル放送方式の復号した付属情報を前記記憶部に格納する
ことを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るデジタル放送受信装置の受信方法は、
複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択し、該方式のデジタル放送に多重化されている複数チャンネルの映像信号のパケット、音声信号のパケットおよび付属情報のパケットを含むトランスポート・ストリームを復号可能なデジタル放送受信装置の受信方法であって、
前記デジタル放送受信装置が、
各デジタル放送方式の受信経路毎に個別に形成され、チューナ部、復調部、デ・スクランブラ部、および、デ・マルチプレクサ部からなるフロント側受信回路と、
前記各フロント側受信回路に対応して設けられ、前記各フロント側受信回路からのトランスポート・ストリームが入力されて、各々のトランスポート・ストリームを蓄積するバッファメモリを備え、上記入力された各々のトランスポート・ストリームの中から前記付属情報のパケットを検出し、該検出結果に基づいて各パケットの出力先を切り替える選択制御部と、
前記付属情報のパケットを復号する付属情報復号部と、
復号された付属情報の内容を格納する記憶部と
を有し、
前記選択制御部により検出された付属情報のパケットを前記付属情報復号部に出力し、
前記付属情報復号部により復号した付属情報を前記記憶部に格納する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるデジタル放送受信装置を示すブロック図である。
【0013】
図1のデジタル放送受信装置は、例えば、衛星デジタル放送(例えば、放送衛星(BS)デジタル放送、通信衛星(CS)デジタル放送等)と地上波デジタル放送等のような複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択し、その方式のデジタル放送に多重化されている複数チャンネルの映像信号および音声信号に加えて付属情報のパケットを復号可能なデジタル放送受信装置である。映像信号、音声信号および付属情報のパケットが多重化された信号は、トランスポート・ストリーム(TS)である。また、映像信号のパケットおよび音声信号のパケットは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)2規格に準拠したビデオ・トランスポート・パケット、オーディオ・トランスポート・パケットであり、付属情報のパケットは、例えば、PSI(Program Specific Information)等のサービス情報のパケットである。電子番組ガイド情報(EPG)は、PSIの1種として伝送され、EPGにはイベント・インフォメーション・テーブル(EIT)といったテーブル形式の情報を有し、その中には、番組名、番組ジャンル情報、番組開始時間、番組継承予定等の情報を含んでいる。
【0014】
図2は、電子番組ガイド情報の一例を示す図である。この例の場合には、チャンネル101〜103の10:00〜12:00までの各時刻毎の番組(ジャンル:タイトル)がテーブル形式で示されている。
【0015】
例えば、チャンネル101はドラマ専用チャンネルであり、ドラマAの次にはドラマB、ドラマC(A、B、Cはタイトル)と続けて放送する。チャンネル102は多様な内容を放送するチャンネルであり、スポーツの中で野球D(Dは、例えば、プロチームXとプロチームYのリーグ戦)を放送した後には、ニュースE(Eはタイトル)を放送し、その後には、例えば英会話講座等の教養番組F(Fはタイトル)を放送している。チャンネル103は娯楽系のチャンネルであり、スポーツの中でサッカーG(Gは、例えば、プロチームPとプロチームQのカップ戦)を放送した後に、映画H(Hはタイトル)を放送する。
【0016】
衛星デジタル放送のフロント側受信回路2は、衛星アンテナ1で受信されダウンコンバートされた衛星デジタル放送の受信信号(中間周波数:IF信号)から目的の周波数信号を周波数変換等で得るチューナ部3、同調した周波数信号を復調する復調部4、復調信号の秘話化を解除するデ・スクランブラ部5、および、秘話化を解除された復調信号の多重化を解除して個別のチャンネル毎のパケットを抽出するデ・マルチプレクサ部6からなる。
【0017】
一方、地上波デジタル放送のフロント側受信回路12は、地上波アンテナ11で受信された地上波デジタル放送の受信信号(VHFあるいはUHF帯域の信号)から目的の周波数信号を周波数変換等で得るチューナ部13、同調した周波数信号を復調する復調部14、復調信号の秘話化を解除するデ・スクランブラ部15、および、秘話化を解除された復調信号の多重化を解除して個別のチャンネル毎のパケットを抽出するデ・マルチプレクサ部16からなる。
【0018】
フロント側受信回路2、12の中で、例えば、復調部4は、8PSK、QPSKやBPSKなどのデジタル変調方式により変調された信号の復調処理を行い、MPEG2のTSを出力する。また、符号化されている入力信号に対して、例えば、TMCC処理、誤り訂正処理やデインタリーブの処理等を行う。一方、復調部14は、OFDM方式によりデジタル変調された放送信号の復調処理を行い、MPEG2のTSを出力する。また、符号化されている受信信号に対して、誤り訂正処理、デインタリーブ、エネルギー拡散などの処理を行う。
【0019】
デ・スクランブラ5、15は、例えば、ブロック暗号方式のMulti2により暗号化処理されたTSの復号処理を行う。ICカードなどに記憶された個別情報とデジタル放送から伝送される各情報を用いてスクランブルを復号処理しTSを出力する。
【0020】
デ・マルチプレクサ6、16は、MPEG2のTSの中から必要なパケットをフィルタリングにより取り出す。MPEG2−Systems規格に基づき処理されたパケットから必要なパケットを多重分離して出力する。
【0021】
本実施の形態では、デジタル放送受信装置内の衛星デジタル放送のフロント側受信回路2と、地上波デジタル放送のフロント側受信回路12が、異なるデジタル放送方式の受信経路毎に個別に設けられている。
【0022】
選択制御部21は、各フロント側受信回路2、12からのTSが入力され、そのパケットのヘッダ情報(パケットID等)および視聴者(使用者)の選択内容に基づいて、映像信号、音声信号、付属情報のパケットを検出し、その検出結果に基づいて各パケットの出力先を切り替えている。その際に、選択制御部21は、複数のデジタル放送方式毎に個別のフロント側受信回路2、12から入力されるTSからパケットを検出して出力先を振り分けるため、そのTSを非同期のままで検出および出力先の切替を実施する。各パケットの検出は、例えば、選択制御部21内のバッファメモリの内容を受信装置制御部71で判断したり、あるいは、フロント側受信回路2、12で予め検出された内容を用いても良い。
【0023】
例えば、パケットが映像信号の場合、選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの映像信号を後述する映像信号復号部に出力する。パケットが音声信号の場合、選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの音声信号を後述する音声信号復号部31に出力する。パケットが付属情報の場合、選択されたデジタル放送方式の付属情報に加え、選択されていないデジタル放送方式の付属情報も後述する付属情報復号部51に出力する。
【0024】
音声信号復号部31は、選択制御部21から出力された音声信号のパケットに対し、例えば、AACやAC−3等の方式で符号化されたオーディオストリームの復号処理を行い音声制御部32に出力する。
【0025】
音声制御部32は、音声信号復号部31から出力されるデジタル音声信号に対し、例えば、復号されたデジタル方式の音声信号をアナログ方式の音声信号に変換するDA変換や増幅処理等を行ってスピーカ等の音声出力装置に出力する。
【0026】
映像信号復号部41は、選択制御部21から出力された映像信号のパケットを復号して出力する。例えば、MPEG2−Videoで符号化されたビデオストリームの復号処理を行い、デジタル映像信号を出力する。
【0027】
映像制御部42は、例えば、映像信号復号部41から出力される復号されたデジタル方式の映像信号をアナログ方式の映像信号にDA変換したり、電子番組表のような文字情報のグラフィック画面の合成等の処理を実施し、ディスプレイに表示できるようにして出力する。
【0028】
付属情報復号部51は、選択制御部21から出力された付属情報のパケット(符号化されている)を復号して出力する。本実施の形態では、付属情報の中でも特にEPGのパケットを復号して出力する。例えば、MPEG2−Systems規格で規定さているPAT、PMTやEITなどのテーブルからEPGデータを取得し、電子番組表のグラフィック画面を作成し出力する。
【0029】
また、少なくとも選択されていないデジタル放送方式における復号された付属情報の内容は不揮発性の記憶部61に格納される。例えば、衛星デジタル放送のあるチャンネルの番組が選択されている場合、少なくとも地上波デジタル放送の付属情報が記憶部61に格納され、逆に、地上波デジタル放送のあるチャンネルの番組が選択されている場合、少なくとも衛星デジタル放送の付属情報が記憶部61に格納される。もちろん、その際に選択されているデジタル放送についての付属情報を記憶部61に格納しても良い。
【0030】
記憶部61は、NVRAM、RAM、およびROMなどシステムに必要なメモリである。後述する受信装置制御部71や付属情報復号部51により必要に応じてデータの書き込みや読み出しが実施される。メモリの選択基準としては、電源がオンしている間に全ての処理を終える場合には、DRAM等の不揮発性の記憶素子に格納しても良いが、例えば、一旦電源をオフした後に再起動するときにも、電源をオフする前の付属情報を利用できるようにする場合には、NVRAM(例えば、フラッシュメモリ)等の不揮発性の記憶素子に格納する。
【0031】
受信装置制御部71は、例えば、マイクロプロセッサ等により構成され、各方式のデジタル放送を受信して出力するために上記各部を統合制御するものである。例えば、チューナ部3、13に対する受信チャンネルの設定や、選択制御部21の選択と切り換え、映像制御部42によるグラフィック画像合成と表示など、視聴者の要求等に基づいて記憶部61の制御や各部の設定を行う。
【0032】
受信装置制御部71と上記各部間の制御信号は内部バス81により伝送される。また、例えば、付属情報復号部51で復号された付属情報のデータ等も、内部バス81により記憶部61に伝送される。
【0033】
ところで、国内の地上波デジタル放送の方式では、付属情報を取得するためには、その方式中の複数チャンネルから受信するチャンネルを選択する必要がある。つまり、地上波デジタル放送の場合、一括して全チャンネルの付属情報を取得することはできず、個別にチャンネルを選択してからでなければ、付属情報は取得できない。
【0034】
従って、本実施の形態の選択制御部21は、地上波デジタル放送を受信する場合、映像信号復号部41に出力するパケットおよび音声信号復号部31に出力するパケットについては、選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルのものを維持して選択するが、付属情報復号部51に出力するパケットは、受信チャンネルを選択する必要がある地上波デジタル放送方式のフロント側受信回路12におけるデ・マルチプレクサ部16で分離される全受信チャンネルを順次選択することにより、各チャンネルの付属情報を取得する。
【0035】
なお、本実施の形態で検出され格納される付属情報としては、例えば、上記したように電子番組ガイド情報(EPG)である。従って、本実施の形態の選択制御部21は、付属情報のうちから少なくとも電子番組ガイド情報のパケットを選択して出力し、付属情報復号部51は、付属情報のうちから少なくとも電子番組ガイド情報のパケットを復号して記憶部61に格納する。
【0036】
図3は、図1の選択制御部21の内部の一例を示すブロック図である。
衛星デジタル放送方式のフロント側受信回路2から出力されるTSは、選択制御部のTS入力1の端子からバッファメモリ22に入力される。また、地上波デジタル放送方式のフロント側受信回路12から出力されるTSは、選択制御部のTS入力2の端子からバッファメモリ23に入力される。
【0037】
切替部24では、受信装置制御部71からの制御入力により、各パケット毎に選択して出力先を選択する。音声信号のパケットと映像信号のパケットは、選択制御部21のTS出力1の端子から音声信号復号部31あるいは映像信号復号部41に出力される。電子番組ガイド情報等の付属情報は、例えば、その付属情報が即時に復号する必要がある種類の場合には、選択制御部21のTS出力2の端子から付属情報(EPG)復号部51に出力される。
【0038】
付属情報の中でも電子番組ガイド情報等(EPG)は、即時に復号しなければならない必要性はあまりないが、例えば、有料放送の課金情報等は即時に復号する必要のある種類の付属情報である。
【0039】
付属情報が電子番組ガイド情報等のように即時に復号する必要のない種類である場合、選択制御部21は、受信装置制御部71からの制御入力により、その復号前の付属情報のパケットを選択制御部21の記憶部出力の端子から一旦不揮発性の記憶部61等に格納する。そして、選択制御部21は、同種のパケットが所定量以上蓄積されたら、受信装置制御部71からの指示により、再度記憶部61等から読み出して、記憶部出力の端子から入力したパケットを切替部24で切り替えてTS出力2の端子から付属情報(EPG)復号部51に出力する。
【0040】
このように、復号に即時性が必要ない付属情報については、一旦記憶部61等に蓄積して所定量まで蓄積することで、非同期で処理される選択制御部21における各データの紛失等の不都合を減少させることができ、また、所定量の同種のパケットを連続して出力させることができるので、後段回路となる付属情報(EPG)復号部51の処理効率を向上させることができる。
【0041】
ここで、本実施の形態と従来のデジタル放送受信装置の構成との違いを説明する。
従来のデジタル放送受信装置の場合でも、例えば、図1において衛星デジタル放送の復調部4までと、地上波デジタル放送の復調部14までは、各放送方式毎に独立した受信回路である。しかし、各復調部4、14の出力はセレクタ部で選択されて、各放送方式で共通のデ・スクランブラ部5およびデ・マルチプレクサ部6に入力され、セレクタ部で選択されたパケットのみが各復号部31、41、および、51に入力される。
【0042】
つまり、従来のデジタル放送受信装置の場合は、セレクタ部で2つ放送のTS入力のうちから視聴者が選択した一方のTSを選択し、衛星デジタル放送の受信TSと地上波デジタル放送の受信TSを切換えて、各放送方式で共通のデ・スクランブラ5以降の回路に出力する。
【0043】
言い換えれば、従来のデジタル放送受信装置の場合、デ・スクランブラ部5およびデ・マルチプレクサ部6が共通であり、セレクタ部で衛星デジタル放送のパケットのみが選択されるため、例えば、衛星デジタル放送のチャンネル(番組)を選択(受信)している場合には、地上波デジタル放送のパケットはセレクタ部以降の回路には入力されない。従って、従来のデジタル放送受信装置の場合には、付属情報復号部51では、衛星デジタル放送の付属情報は復号できるが、地上波デジタル放送の付属情報は入力しないので復号は不可能である。
【0044】
それに対して、図1に示した本実施の形態のデジタル放送受信装置では、例えば、視聴者が衛星デジタル放送を視聴している時に、地上波デジタル放送の放送中の各局の電子番組ガイド情報を復号して格納することができる。しかも、その格納(取得)は、視聴者が衛星デジタル放送を視聴するための処理のバックグラウンド処理で自動的に行うことができる。
【0045】
次に図1のデジタル放送受信装置の動作について説明する。
図4は、視聴者の選択が衛星デジタル放送の番組である場合の図1のデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートであり、図5は、視聴者の選択が地上波デジタル放送の番組である場合の図1のデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
【0046】
まず、視聴者による選択内容が衛星デジタル放送の番組であるか否かの判断が実施され(S1)、衛星デジタル放送の番組である場合(S1:YES)には、フロント側受信回路2では衛星デジタル放送のチャンネルを選局し(S2)、選択制御部21では、入力する衛星デジタル放送のパケットが付属情報(EPG)か否かを判断し(S3)、付属情報の場合(S3:YES)には、そのパケットを選択して付属情報復号部51で復号して記憶部61に格納して取得する(S4)。
【0047】
入力する衛星デジタル放送のパケットが付属情報でない場合(S3:NO)には、そのパケットは視聴者により選択されたチャンネルの音声信号か映像信号である。音声信号のパケットについては、音声信号復号部31に出力して復号し、音声制御部32から音声出力としてスピーカ等に送出する。映像信号のパケットについては、映像信号復号部41に出力して復号し、映像制御部42から映像出力としてディスプレイ装置等に送出する。
【0048】
ステップS4で衛星デジタル放送の付属情報を取得した後、選択制御部21と受信装置制御部71は、フロント側受信回路12を制御して地上波デジタル放送のチャンネルを個別に順次選局していく(S5)。まず、1つ目のチャンネルが選局されると、選択制御部21で付属情報のパケットを選択して付属情報復号部51で復号して記憶部61に格納して取得する(S6)。次いで、全ての地上波デジタル放送のチャンネルの付属情報を取得終了したか否かの判断を行い(S7)、全てのチャンネル(地上波)の付属情報を取得終了した場合(S7:YES)には処理を終了するが、全てのチャンネル(地上波)の付属情報を取得終了していない場合(S7:NO)には、再びステップS5に戻り、次のチャンネルを選局して、ステップS6、S7の処理を全てのチャンネル(地上波)に対して実施するまで繰り返す。
【0049】
視聴者の選択が衛星デジタル放送の番組である場合には、このようにして視聴者が希望する番組を視聴するバックグラウンド処理で自動的に地上波デジタル放送の付属情報(EPG)を取得することができる。
【0050】
一方、視聴者による選択内容が地上波デジタル放送の番組である場合(S1:NO)には、図5のステップS11に進んで、フロント側受信回路12で地上波デジタル放送のチャンネルを選局し(S11)、選択制御部21では、入力する地上波デジタル放送のパケットが付属情報(EPG)か否かを判断し(S12)、付属情報の場合(S12:YES)には、そのパケットを選択して付属情報復号部51で復号して記憶部61に格納して取得する(S13)。
【0051】
入力する地上波デジタル放送のパケットが付属情報でない場合(S12:NO)には、そのパケットは視聴者により選択されたチャンネルの音声信号か映像信号である。従って、その場合には、上記した衛星デジタル放送の場合と同様に、音声信号のパケットについては、音声信号復号部31に出力して復号し、音声制御部32から音声出力としてスピーカ等に送出する。映像信号のパケットについては、映像信号復号部41に出力して復号し、映像制御部42から映像出力としてディスプレイ装置等に送出する。
【0052】
ステップS13で地上波デジタル放送の付属情報を取得した後、選択制御部21と受信装置制御部71は、フロント側受信回路2を制御して衛星デジタル放送の任意のチャンネルを選局し、選択制御部21で付属情報のパケットを選択して付属情報復号部51で復号して記憶部61に格納して取得する(S14)。衛星デジタル放送の場合には、地上波デジタル放送の場合のようにチャンネルを個別に順次選局する必要はない。
【0053】
次いで、BSとCS等のように異なる方式の衛星デジタル放送についても対応できるように、全ての衛星デジタル放送の付属情報を取得終了したか否かの判断を行い(S16)、全ての衛星デジタル放送の付属情報を取得終了した場合(S16:YES)には処理を終了するが、全ての衛星デジタル放送の付属情報を取得終了していない場合(S16:NO)には、再びステップS14に戻り、次の方式の衛星デジタル放送を受信して、ステップS14、S15の処理を全ての方式の衛星デジタル放送に対して実施するまで繰り返す。
【0054】
視聴者の選択が地上波デジタル放送の番組である場合には、このようにして視聴者が希望する番組を視聴するバックグラウンド処理で自動的に衛星デジタル放送の付属情報(EPG)を取得することができる。なお、図1の場合の地上波デジタル放送の付属情報は、選択されているチャンネルに対応するもののみとなるが、例えば、フロント側受信回路12を2重にすることで選択されていないチャンネルの付属情報をバックグラウンド処理で取得することも可能である。
【0055】
本実施の形態では、バックグラウンド処理で自動的に取得された付属情報(EPG)は、不揮発性の記憶部61に格納されるため、一旦電源をオフしてから再度電源が投入(オン)された場合でも、EPGを素早く読み出すことが可能である。
【0056】
このように本実施の形態では、衛星デジタル放送と地上波デジタル放送等のように複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択して受信できるデジタル放送受信装置で、視聴者が1つの方式のデジタル放送中の1つのチャンネルを選択した場合に、他の方式の付属情報(EPG)をバックグラウンド処理で自動的に取得して記憶部に格納しておくので、デジタル放送の方式も切り替えながらチャンネルを切り替える場合でも、切り替え後に新規に付属情報を抽出してから番組の選択等を実施する必要が無く、方式切替後の番組の検索やチャンネル切替等の時間を減少させることができる。
【0057】
また、本実施の形態では、バックグラウンド処理で自動的に取得した他の方式の付属情報(EPG)を、不揮発性の記憶部に格納しておくので、前回の視聴では選択しなかったデジタル放送の方式のチャンネルを視聴する場合であっても、そのチャンネルを選択する時に、新規に付属情報を抽出してから番組の選択等を実施する必要が無く、方式切替後の番組の検索やチャンネル切替等の時間を減少させることができる。
【0058】
特に、衛星デジタル放送のチャンネルを視聴するために選択した場合には、バックグラウンド処理で地上波デジタル放送の各チャンネルを巡回して各チャンネル毎に選局しないと得られない付属情報(EPG)を得て記憶部に格納するので、その後に地上波デジタル放送のチャンネルを視聴する場合には、全てのチャンネル毎の付属情報を素早く利用することができる。
【0059】
ところで、上記説明では、この発明における複数のデジタル放送が、衛星デジタル放送と地上波デジタル放送の場合について説明したが、例えば、何れか一方がケーブルテレビ等の有線放送のデジタル放送を受信する場合でも適用できることは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択して受信できるデジタル放送受信装置で、視聴者がデジタル放送の方式も切り替えながらチャンネルを切り替える場合でも、切り替え後に新規に付属情報(EPG)を抽出してから番組の選択等を実施する必要が無い。このため、方式切替後の番組の検索やチャンネル切替等の時間を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるデジタル放送受信装置を示すブロック図である。
【図2】 電子番組ガイド情報の一例を示す図である。
【図3】 図1の選択制御部の内部の一例を示すブロック図である。
【図4】 視聴者の選択が衛星デジタル放送の番組である場合のデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】 視聴者の選択が地上波デジタル放送の番組である場合のデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 衛星アンテナ、 2、12 フロント側受信回路、 3、13 チューナ部、 4、14 復調部、 5、15 デ・スクランブラ部、 6、16 デ・マルチプレクサ部、 11 地上波アンテナ、 21 選択制御部、 31 音声信号復号部、 32 音声制御部、 41 映像信号復号部、 42 映像制御部、 51 付属情報(EPG)復号部、 61 (不揮発性)記憶部、 71 受信装置制御部、 81 内部バス。
Claims (7)
- 複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択し、該方式のデジタル放送に多重化されている複数チャンネルの映像信号のパケット、音声信号のパケットおよび付属情報のパケットを含むトランスポート・ストリームを復号可能なデジタル放送受信装置であって、
各デジタル放送方式の受信経路毎に個別に形成され、チューナ部、復調部、デ・スクランブラ部、および、デ・マルチプレクサ部からなるフロント側受信回路と、
前記各フロント側受信回路に対応して設けられ、前記各フロント側受信回路からのトランスポート・ストリームが入力されて、各々のトランスポート・ストリームを蓄積するバッファメモリを備える選択制御部と、
前記付属情報のパケットを復号する付属情報復号部と、
復号された付属情報の内容を格納する記憶部と、
映像信号のパケットを復号する映像信号復号部と、
音声信号のパケットを復号する音声信号復号部と
を有し、
前記選択制御部が、
前記選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの映像信号を検出して前記映像信号復号部に出力し、
前記選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルの音声信号を検出して前記音声信号復号部に出力し、
前記選択されたデジタル放送方式の付属情報のパケットと、選択されていないデジタル放送方式の付属情報のパケットも前記付属情報復号部に出力し、
前記付属情報復号部は、復号した付属情報を前記記憶部に格納し、
前記付属情報復号部は、少なくとも前記選択されていないデジタル放送方式の復号した付属情報を前記記憶部に格納する
ことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 前記選択制御部は、
各方式毎に前記フロント側受信回路から入力されるトランスポート・ストリームを、非同期方式で検出および出力先の切替を実施する
ことを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記デジタル放送方式が、付属情報を取得するためには、複数チャンネルから受信するチャンネルを選択する必要がある場合、
前記選択制御部は、
前記映像信号復号部に出力するパケットおよび前記音声信号復号部に出力するパケットは、前記選択されたデジタル放送方式且つ選択されたチャンネルのものであり、
前記付属情報復号部に出力するパケットは、前記受信チャンネルを選択する必要があるデジタル放送方式のフロント側受信回路におけるデ・マルチプレクサ部で、分離される全受信チャンネルを順次選択することにより、各チャンネルの付属情報を取得する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル放送受信装置。 - 前記付属情報が即時に復号する必要のない種類である場合、
前記選択制御部は、
復号前の前記付属情報のパケットを一旦前記記憶部に格納し、所定量以上蓄積されたら再度読み出して前記付属情報復号部に出力する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のデジタル放送受信装置。 - 前記選択制御部は、
前記付属情報のうちから少なくとも電子番組ガイド情報のパケットを選択して出力し、
前記付属情報復号部は、前記付属情報のうちから少なくとも電子番組ガイド情報のパケットを復号して前記記憶部に格納する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のデジタル放送受信装置。 - 前記付属情報の内容が格納される記憶部は、不揮発性の記憶回路である
ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のデジタル放送受信装置。 - 複数方式のデジタル放送から任意の1方式のデジタル放送を選択し、該方式のデジタル放送に多重化されている複数チャンネルの映像信号のパケット、音声信号のパケットおよび付属情報のパケットを含むトランスポート・ストリームを復号可能なデジタル放送受信装置の受信方法であって、
前記デジタル放送受信装置が、
各デジタル放送方式の受信経路毎に個別に形成され、チューナ部、復調部、デ・スクランブラ部、および、デ・マルチプレクサ部からなるフロント側受信回路と、
前記各フロント側受信回路に対応して設けられ、前記各フロント側受信回路からのトランスポート・ストリームが入力されて、各々のトランスポート・ストリームを蓄積するバッファメモリを備え、上記入力された各々のトランスポート・ストリームの中から前記付属情報のパケットを検出し、該検出結果に基づいて各パケットの出力先を切り替える選択制御部と、
前記付属情報のパケットを復号する付属情報復号部と、
復号された付属情報の内容を格納する記憶部と
を有し、
前記選択制御部により検出された付属情報のパケットを前記付属情報復号部に出力し、
前記付属情報復号部により復号した付属情報を前記記憶部に格納する
ことを特徴とするデジタル放送受信装置の受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002282183A JP4270833B2 (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | デジタル放送受信装置およびその受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002282183A JP4270833B2 (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | デジタル放送受信装置およびその受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004120452A JP2004120452A (ja) | 2004-04-15 |
JP4270833B2 true JP4270833B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=32276396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002282183A Expired - Lifetime JP4270833B2 (ja) | 2002-09-27 | 2002-09-27 | デジタル放送受信装置およびその受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4270833B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4586484B2 (ja) * | 2004-10-07 | 2010-11-24 | ソニー株式会社 | 受信装置および受信方法 |
-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002282183A patent/JP4270833B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004120452A (ja) | 2004-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8848112B2 (en) | Fast channel switching method and apparatus for digital broadcast receiver | |
EP1879382B1 (en) | Multi-screen display apparatus and method for digital broadcast receiver | |
US8225349B2 (en) | Apparatus for receiving digital multimedia broadcasting channels | |
KR100657185B1 (ko) | 디지털 방송 수신기와 그의 선택 방법, 및 데이터 전송 방법 | |
JP5263155B2 (ja) | 放送受信装置および再生処理方法 | |
JP3837906B2 (ja) | デジタル放送受信端末装置 | |
JPH08289264A (ja) | 電子番組ガイド伝送装置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法 | |
JP2001197392A (ja) | 番組選択装置及び方法 | |
JP3646887B2 (ja) | 電子番組ガイド伝送装置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法 | |
JP4270833B2 (ja) | デジタル放送受信装置およびその受信方法 | |
JP2004112504A (ja) | デジタル放送システムとその受信端末装置 | |
JP4341644B2 (ja) | 表示制御装置および方法 | |
JP2004328366A (ja) | デジタル放送受信機および受信チャネル変更方法 | |
JP4795587B2 (ja) | 受信装置、及び受信方法 | |
JP4345848B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP3662295B2 (ja) | 電子番組ガイド伝送装置および方法並びに電子番組ガイド受信装置および方法 | |
KR20060082326A (ko) | 디지털 방송수신기에서의 자동 채널 설정방법 | |
JP3489263B2 (ja) | 電子番組ガイド表示制御装置および方法並びにリモートコマンダ | |
JP2004274672A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP2008294870A (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP2008098970A (ja) | デジタル放送受信システム | |
JP2003319274A (ja) | デジタル放送受信機及び選局方法 | |
JP2009005132A (ja) | 情報処理装置および録画予約処理方法、ならびに情報処理システム | |
JP3922582B2 (ja) | 表示制御装置および方法 | |
JP3951304B2 (ja) | 表示制御装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090224 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090224 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4270833 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |